JP3507710B2 - 電気機器における電源回路 - Google Patents

電気機器における電源回路

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JP3507710B2 JP25869798A JP25869798A JP3507710B2 JP 3507710 B2 JP3507710 B2 JP 3507710B2 JP 25869798 A JP25869798 A JP 25869798A JP 25869798 A JP25869798 A JP 25869798A JP 3507710 B2 JP3507710 B2 JP 3507710B2
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電源スイッチと
待機用スイッチを有する、テレビジョン受像機等の電気
機器における電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は、従来のテレビジョン受像機に
おける電源回路のブロック図を示している。
【0003】図11において、ACプラグ1は商用交流
電源(AC)に接続し、ACプラグ1の一方のラインは
第1の整流回路2の一方の入力端に接続し、他方のライ
ンはリレー7のスイッチ7-1 を介して第1の整流回路2
の他方の入力端に接続する。第1の整流回路2からは商
用交流を整流平滑した整流電圧が出力される。整流電圧
はスイッチング式電源回路などの安定化電源回路で構成
されるメイン電源回路3で安定化直流電圧とされてテレ
ビジョン(TV)受像機の信号及び偏向処理回路4に供
給される。信号及び偏向処理回路4からの映像信号及び
偏向信号は受像管(CRT)5に供給される。
【0004】一方、商用交流電源を待機トランス6の1
次巻線6-1 に供給し、その2次巻線6-2 の出力を第2の
整流回路9に供給し、その整流出力を待機電源回路10
に供給している。そして、待機電源回路10の出力Vcc
を制御手段であるマイコン8の電源入力端に供給する。
第2の整流回路9は商用交流電源から得られる交流を整
流平滑した整流電圧を出力し、待機電源回路10は整流
電圧を安定化すると共にマイコン用電源に変換して出力
する。
【0005】さらに、前記第2の整流回路9の出力端は
連動スイッチ11の一方のスイッチ11-1を介してリレー
7の巻線7-2 の一端に接続し、巻線7-2 の他端はマイコ
ン8のオン・オフ端子12に接続されている。連動スイ
ッチ11は手動による主電源スイッチで、同極性で連動
する2つのスイッチ11-1,11-2を備えている。つまり、
一方のスイッチ11-1のオン,オフに連動してもう一方の
スイッチ11-2もオン,オフするようになっている。そし
て、待機電源回路10の出力Vccを連動スイッチ11内
のスイッチ11-2を介してマイコン8の動作(オン)指示
端子に接続している。
【0006】以上の構成において、ACプラグ1に商用
交流電源が供給されかつ連動スイッチ11がオフしてい
る状態即ち待機状態から、連動スイッチ11をオンすれ
ば、連動スイッチ11の内のスイッチ11-2がオンするこ
とによって、電圧Vccがマイコン8にオン信号として入
り、これによってマイコン8の端子12が機器内の基準
電位点に接続され、同時にスイッチ11-1のオンによって
第2の整流回路9からスイッチ11-1,巻線7-2 を通しか
つ前記端子12を通して基準電位点にドライブ電流が流
れ、その結果リレー7のスイッチ7-1 がオンしてTV受
像機は動作状態となる。逆に、この動作状態から連動ス
イッチ11をオフすれば、マイコン8の動作指示端子に
は電圧Vccが供給されなくかつリレー7の巻線7-2 用へ
の電源供給がオフするので、リレースイッチ7-1 がオフ
して、TV受像機は再び待機状態となる。
【0007】図11の受像機に対して、リモコン送信機
17による操作を可能とした場合は、マイコン8に受光
回路81が設けられる。リモコン操作による場合は、連
動スイッチ11をオンしてTV受像機を動作状態とした
ままで、リモコン送信機17から動作停止(オフ)信号
を送信すれば、マイコン8はこれを受信しデコードし
て、オン・オフ端子12の接続(オン)状態をオフに
し、リレー7の巻線7-2 にはドライブ電流が流れなくな
るので、スイッチ7-1 がオフしてTV受像機は待機状態
となる。つまり、スイッチ11をオンにしたままの状態
で、リモコン操作により待機状態とすることができる。
このリモコン操作に基づく待機状態から、リモコン操作
で動作状態に復帰したい場合には、リモコン送信機17
から動作指示(オン)信号を送信すれば、オン・オフ端
子12をオン状態に復帰してリレー7がオンし、TV受
像機は動作状態となる。また、前記リモコン操作に基づ
く待機状態から、手動操作で動作状態に復帰したい場合
には、手動で連動スイッチ11をオフし再びオンすれ
ば、マイコン8には待機電源回路10から電圧Vccの動
作指示(オン)信号が入り、端子12をオン状態に復帰
してリレー7がオンし、TV受像機は動作状態となる。
【0008】以上のように、ACプラグ1に商用電源が
供給されていれば、TV受像機が動作状態または待機状
態の何れでスイッチ11がオフされても、手動のスイッ
チ11をオンすることにより動作状態とすることができ
る。
【0009】しかしながら、図11の構成では、スイッ
チ11がオフ状態にあってもマイコン8を働かせておく
必要があるため、TV受像機が商用電源につながれてい
る限り電力を消費する欠点がある。
【0010】図12はテレビジョン受像機における他の
従来例を示すブロック図である。ACプラグ1を商用交
流電源(AC)に接続し、主電源スイッチである両切り
スイッチ13を介して整流回路2に接続し、その整流出
力を安定化電源回路で構成される電源回路3に供給し、
電源回路3からは各種の電源電圧を発生する。電源回路
3からの安定化された出力(例えば115V)をTV受
像機の信号及び偏向処理回路4に供給する。信号及び偏
向処理回路4からの映像信号及び偏向信号は受像管(C
RT)5に供給される。電源回路3の他の安定化された
出力(例えば5V)をマイコン用電源としてマイコン8
へ供給する。マイコン8には受光回路81が設けられて
いて、マイコン8はリモコン送信機17からの赤外線等
の信号を受信してデコードできる。リモコン送信機17
からの動作指示(オン)或いは動作停止(オフ)信号に
てマイコン8のオン・オフ端子12からはオン或いはオ
フ信号が出力され、信号及び偏向処理回路4を動作状態
(オン)又は待機状態(オフ)にする制御端子に供給さ
れるようになっている。
【0011】以上の図12の構成において、ACプラグ
1に商用交流電源を接続し、両切りスイッチ13を投入
すると、整流回路2で整流され、その整流出力が電源回
路3で安定化されて出力され、一方の安定化出力は第1
の電源として信号及び偏向処理回路4の電源端子に供給
され、もう一方の安定化出力Vccは第2の電源として制
御手段であるマイコン8の電源端子に供給される。この
ときは、マイコン8は供給された電源によって各種動作
を行える状態にあるが、信号及び偏向処理回路4はその
制御端子にマイコン8のオン・オフ端子12からオン信
号が供給されていれば回路動作が行われて動作状態とさ
れ、オン・オフ端子12からオフ信号が供給されていれ
ば回路動作停止の待機状態とされる。リモコン送信機1
7から動作指示(オン)信号を送信すると、マイコン8
はこれを受信して端子12からオン信号を出力し、信号
及び偏向処理回路4を動作状態とすることができる。待
機状態とするには、リモコン送信機17からの動作停止
(オフ)指示でマイコン8の端子12から信号及び偏向
処理回路4にオフ信号を供給し、例えば水平発振を停止
する。これにより、偏向回路や高圧回路の動作を停止す
ることにより、主要部回路での電力消費を抑えるように
なっている。なお、水平発振を停止する代わりに、信号
及び偏向処理回路4内への第1の電源の電圧(115
V)供給を停止させても良い。
【0012】図12の構成では、スイッチ13がオフ状
態であれば電力は消費しない。しかしながら、TV受像
機が待機状態でスイッチ13がオフされ、次に再びスイ
ッチ13がオンされても、TV受像機は動作状態とはな
らず待機状態のままであり、リモコン送信機17等によ
りオン操作しなければ動作状態にならず不便である。し
かし、図12の構成は、TV受像機が待機状態のとき停
電が発生し停電が復帰した時、TV受像機が動作状態に
ならないという利点を備えている。(つまり、反対に、
受像機が待機状態のとき停電し停電が復帰した時に待機
状態とならず受像機が動作してしまうと、特に視聴者が
留守のときに停電が発生し、それが復帰したとき誰もい
ないのに動作することになり、危険であると共に不経済
である。)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のテ
レビジョン受像機では、主電源スイッチがオフされてい
ても電力を消費する欠点があったり、または、主電源ス
イッチをオンしても場合によっては待機状態のままで、
リモコン送信機等でオン操作する必要があった。
【0014】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、待機
状態で主電源スイッチをオフした後、再び主電源スイッ
チをオンしたときには、リモコン操作をすることなく受
像機等の機器をオンにし、かつ停電が発生し復帰した時
に電気機器が動作してしまうことのないようにした電気
機器における電源回路を提供することを目的するもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
電源回路は、商用電源より入力される電力をオンオフ
するための主電源スイッチと、前記主電源スイッチの後
段に設けられ、メイン電源回路への電源供給をオン
フするための待機用スイッチと、前記主電源スイッチの
後段に設けられ、前記商用電源からの電圧に基づいて第
1の電源電圧を出力可能であり、前記主電源スイッチが
オフされたときに前記第1の電源電圧が時定数をもって
立ち下がる待機電源回路と、 制御手段を含み、前記待機
電源回路からの第1の電源電圧によって動作する待機用
回路と、 前記待機電源回路の出力端に接続され、前記主
電源スイッチのオン・オフに連動してオン・オフする第
2のスイッチを有し、前記主電源スイッチのオン・オフ
に伴って変化する第2の電圧を発生する手段とを具備
し、 前記待機用回路の制御手段は、前記主電源スイッチ
がオフされたとき、前記第1の電源電圧と前記第2の電
圧の変化状態を比較することで、前記主電源スイッチが
オフされたことを判別し、前記主電源スイッチが再度オ
ンされたとき前記判別結果に基づいて前記待機用スイッ
チをオンさせるようにしたことを特徴とする。
【0016】請求項1の発明においては、待機状態で主
電源スイッチがオフされ、次に主電源スイッチがオンさ
れたときの第1の電源電圧と第2の電圧の変化状態(立
ち下がり特性又は立下り特性)が異なることため、これ
を比較することで、主電源スイッチがオフしたことを判
別し、かつ次に主電源スイッチがオンされたきには待機
用スイッチをオンすることができる。また、待機状態に
おいて停電が発生し、その後停電が復帰した時は、第1
の電源電圧と第2の電圧の変化状態が同じであるため、
停電が復帰しても機器を動作状態とすることなく待機状
態に設定することができる。
【0017】請求項4記載の本発明の電源回路は、商用
電源より入力される電力をオン・オフするための主電源
スイッチと、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、前
記商用電源からの電圧に基づいて第1の電源電圧及び第
2の電源電圧を出力可能であり、前記主電源スイッチが
オフされたときに少なくとも前記第2の電源電圧が時定
数をもって立ち下がるようにした第1の電源回路と、
記第1の電源回路からの第1の電源電圧によって動作す
る主要回路部と、 前記第1の電源回路からの第2の電源
電圧によって動作し、前記主要回路部の動作を制御する
制御手段と、 前記第2の電源電圧の出力端に接続され、
前記主電源スイッチのオン・オフに連動してオン・オフ
する第2のスイッチを有し、前記主電源スイッチのオン
・オフに伴って変化する第3の電圧を発生する手段とを
具備し、 前記制御手段は、前記主電源スイッチがオフさ
れたとき、前記第2の電源電圧と前記第3の電圧の変化
状態を比較することで、前記主電源スイッチがオフされ
たことを判別し、前記主電源スイッチが再度オンされた
とき前記判別結果に基づいて前記主要回路をオンさせて
動作状態にするようにしたことを特徴とする電気機器に
おける電源回路である。
【0018】請求項4の発明においても同様に、待機状
態で主電源スイッチがオフされ、次に主電源スイッチが
オンされたときは、第2の電源電圧と第3の電圧の変化
状態(立ち下がり特性又は立下り特性)が異なるため、
これを比較することで主電源スイッチがオフしたことを
判別し、かつ次に主電源スイッチがオンされたきには主
要回路をオンすることができる。また、待機状態におい
て停電が発生し、その後停電が復帰した時は、第2の電
源電圧と第3の電圧の変化状態が同じであるため、停電
が復帰しても主要回路を動作状態とすることなく待機状
態に設定することができる。
【0019】請求項5記載の本発明の電源回路は、商用
電源より入力される電力をオン・オフするための第1の
スイッチと、前記第1のスイッチに連動してオン・オフ
する第2のスイッチ、及び前記第1,第2のスイッチを
駆動する駆動コイルを有する主電源スイッチと、 前記第
1のスイッチの後段に設けられ、メイン電源回路への電
源供給をオン・オフするための待機用スイッチと、 前記
第1のスイッチの後段に設けられ、前記商用電源からの
電圧に基づいて第1の電源電圧を出力可能であり、前記
主電源スイッチがオフされたときに前記第1の電源電圧
が時定数をもって立ち下がる待機電源回路と、 制御手段
及びリモコン受光回路を含み、前記待機電源回路からの
第1の電源電圧によって動作する待機用回路と、 キー操
作に基づいて前記待機用スイッチをオンオフ制御する第
1の信号、及び前記主電源スイッチをオフ制御する第2
の信号を前記リモコン受光部に送信可能な遠隔操作手段
と、 前記待機電源回路の出力端を前記第2のスイッチを
介して前記制御手段に接続し、前記第1のスイッチのオ
ン・オフに伴って変化する第2の電圧を前記制御手段に
供給する手段とを具備し、 前記制御手段は、前記主電源
スイッチの第1,第2のスイッチがオフされたとき、前
記第1の電源電圧と前記第2の電圧の変化状態を比較す
ることで、前記主電源スイッチがオフされたことを判別
し、前記主電源スイッチが再度オンされたとき前記判別
結果に基づいて前記待機用スイッチをオンさせるととも
に、前記主電源スイッチのオン時に前記遠隔操作手段か
らの第1の信号に基づいて前記待機用スイッチをオン・
オフ制御し、前記遠隔操作手段からの第2の信号に基づ
いて前記主電源スイッチの前記コイルに流れる電流を制
御して前記第1,第2のスイッチをオフ制御するように
したことを特徴とする。
【0020】請求項7記載の本発明の電源回路は、商用
電源より入力される電力をオン・オフするための第1の
スイッチと、前記第1のスイッチに連動してオン・オフ
する第2のスイッチ、及び前記第1,第2のスイッチを
駆動する駆動コイルを有する主電源スイッチと、 前記第
1のスイッチの後段に設けられ、前記商用電源からの電
圧に基づいて第1の電源電圧及び第2の電源電圧を出力
可能であり、前記主電源スイッチがオフされたときに少
なくとも前記第2の電源電圧が時定数をもって立ち下が
るようにした第1の電源回路と、 前記第1の電源回路か
らの第1の電源電圧によって動作する主要回路部と、
御手段及びリモコン受光回路を含み、前記第1の電源回
路からの第2の電源電圧によって動作する待機用回路
と、 キー操作に基づいて前記主要回路の動作をオンオフ
制御する第1の信号、及び前記主電源スイッチをオフ制
御する第2の信号を前記リモコン受光部に送信可能な遠
隔操作手段と、前記第1の電源回路における前記第2の
電源電圧の出力端を前記第2のスイッチを介して前記制
御手段に接続し、前記第2のスイッチのオン・オフに伴
って変化する第3の電圧を発生する手段とを具備し、
記制御手段は、前記主電源スイッチがオフされたとき、
前記第2の電源電圧と前記第3の電圧の変化状態を比較
することで、前記主電源スイッチがオフされたことを判
別し、前記主電源スイッチが再度オンされたとき前記判
別結果に基づいて前記主要回路をオンさせて動作状態に
するとともに、前記主電源スイッチのオン時に前記遠隔
操作手段からの第1の信号に基づいて前記主要回路部の
動作をオン・オフ制御し、前記遠隔操作手段からの第2
の信号に基づいて前記主電源スイッチの前記コイルに流
れる電流を制御して前記第1,第2のスイッチをオフ制
御するようにしたことを特徴とする。
【0021】請求項5及び7の発明においては、主電源
スイッチの第1と第2のスイッチを駆動コイルを用いた
連動スイッチで構成したので、遠隔操作手段の操作に基
づいて主電源スイッチをオフすることが可能となり、請
求項1,4の発明と同様な作用効果が得られると共に、
電気機器をオールオフする時の操作性を向上させること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の
電気機器における電源回路を示すものである。本実施の
形態及び以降の他の実施の形態においても、テレビジョ
ン受像機の電源回路を例として説明する。図11と同一
部分には同一符号を付してある。
【0023】図1において、ACプラグ1は商用交流電
源(AC)に接続し、ACプラグ1の一方のラインは第
1の整流回路2の一方の入力端に接続し、他方のライン
は連動スイッチ14のACスイッチ14-1及びリレー7の
スイッチ7-1 を介して第1の整流回路2の他方の入力端
に接続する。第1の整流回路2からは商用交流を整流平
滑した整流電圧が出力される。整流電圧はスイッチング
式電源回路などの安定化電源回路で構成されるメイン電
源回路3で安定化直流電圧とされてTV受像機の信号及
び偏向処理回路4に供給される。信号及び偏向処理回路
4からの映像信号及び偏向信号は受像管(CRT)5に
供給される。
【0024】連動スイッチ14は、主電源スイッチであ
るACスイッチ14-1と、これに同極性で連動した第2の
スイッチ14-2とを備えた手動スイッチである。
【0025】一方、商用交流電源をACスイッチ14-1を
介して待機トランス6の1次巻線6-1 に供給し、その2
次巻線6-2 の出力を第2の整流回路9に供給し、その整
流出力をスイッチング式電源回路などの安定化電源回路
で構成される待機電源回路10に供給している。待機電
源回路10の出力段には、直流電圧が充電される。平滑
用コンデンサC1 を含んでいる。そして、待機電源回路
10の安定化出力Vccを制御手段であるマイコン8Aの
電源入力端に供給する。第2の整流回路9は商用交流電
源から得られる交流を整流平滑した整流電圧を出力し、
待機電源回路10は整流電圧を安定化すると共にマイコ
ン用電源に変換して出力する。
【0026】そして、前記第2の整流回路10の出力端
はリレー7の巻線7-2 の一端に接続し、巻線7-2 の他端
はマイコン8Aのオン・オフ端子12に接続されてい
る。
【0027】さらに、待機電源回路10の出力Vccを、
連動スイッチ14の第2のスイッチ14-2を介してマイコ
ン8AのACスイッチオフ検出端子即ち主電源スイッチ
オフ検出端子15に供給する構成としてある。
【0028】制御手段であるマイコン8Aには、待機電
源回路10から電源Vccが供給される電源端子のほか、
TV受像機を動作状態或いは待機状態にするために待機
スイッチであるリレー7をオンオフするためのオン・オ
フ端子12が設けられ、さらにTV受像機が待機状態で
ACスイッチ14-1がオフされた時に第2のスイッチ14-2
がオフすることにより得られるACスイッチオフ検出信
号を検出するためのACスイッチオフ検出端子15が設
けられている。マイコン8A内には、電源端子に供給さ
れる電圧Vccと、ACスイッチオフ検出端子15に供給
される電圧Vswとを比較し、その比較結果(Vsw<Vcc
のときローレベル、Vsw=Vccのときハイレベル)を記
憶するための記憶手段(図示せず)が設けられている。
この記憶手段は、マイコン8Aの電源Vccがゼロレベル
即ちTV受像機がオールオフ状態になっても前記比較結
果(ACスイッチ14-1のオフ等の検出結果)を記憶保持
できるように不揮発性メモリで構成されている。
【0029】次に、図1の第1の実施の形態の動作を説
明する。連動スイッチ14を操作し主電源スイッチであ
るACスイッチ14-1をオンすると、同極性で連動した第
2スイッチ14-2も同時にオンする。これによって、商用
交流電源から待機トランス6を介して第2の整流回路9
に交流電圧が供給され、整流平滑され、さらにマイコン
用電源である待機電源回路10から、待機動作が必要な
負荷回路であるマイコン8Aの電源端子にマイコン用電
源電圧Vccが供給される。同時に、電源電圧Vccは前記
第2のスイッチ14-2を通してACスイッチオフ検出端子
15にも供給されることになる。この状態では、マイコ
ン8Aは、ACスイッチオフ検出端子15の信号レベル
Vswを前記記憶手段に記憶せず、記憶手段には以前のA
Cスイッチオフ時に検出した信号レベルVswが記憶され
ている。
【0030】マイコン8Aは、連動スイッチ14即ちA
Cスイッチ14-1が投入(オン)された後は、投入時に記
憶手段に記憶されている内容を参照してオン・オフ端子
12を制御する。電源投入時の記憶内容がローレベルで
あれば、オン・オフ端子12は動作状態(オン)とさ
れ、記憶内容がハイレベルであれば、オン・オフ端子1
2は待機状態(オフ)とされる。ここで動作状態(オ
ン)とは、端子12を機器本体の基準電位点(グラン
ド)に接続することである。これによって第2の整流回
路9の一方の出力ラインからリレー7の巻線7-2 を通し
てオン・オフ端子12へドライブ電流が流れ、リレー7
のスイッチ7-1 がオンする。つまり、待機用スイッチ7
がオンして、第1の整流回路2以降の回路3,4,5に
は電源が投入され、TV受像機が動作状態となる。端子
12が待機状態(オフ)のときは、待機用スイッチ7が
オフして、TV受像機は待機状態となる。
【0031】図2は、スイッチ14のオフ及びオン時
の、待機電源回路10からマイコン8Aへ供給される電
源Vccと、第2のスイッチ14-2を介しマイコン8Aへ加
えられる信号Vswとのタイミングチャートである。スイ
ッチ14がオン状態からオフした時には、ACスイッチ
14-1がオフすると同時に第2のスイッチ14-2がオフす
る。第2のスイッチ14-2のオフによって、信号Vswはロ
ーレベルとなるが、電源電圧Vccについては、スイッチ
14オフ後も図2(a) に示すように待機電源回路10の
含まれる平滑用コンデンサC1 の電荷が残っているため
に、電圧Vccは一定期間(図示ハッチングにて示す)電
源として必要な電圧を保つ。電源Vccは電源回路10に
含まれるコンデンサC1 によって或る時定数をもってゆ
っくり立ち下がることになる。図2(b) のように信号V
swがローレベルになり電源Vccが電圧を保っている間
に、マイコン8Aは検出端子15の信号レベルVswと電
源端子の電圧レベルVccの比較を行い、Vsw<Vccのと
きに、スイッチ14がオフされたこと(即ち信号Vswが
低下しローレベルとなったこと)を、マイコン内の不揮
発性の記憶手段に記憶する。これにより、マイコン8A
は、次にスイッチ14が押され電源Vccが立ち上がった
(Vccの立ち上がりはVswが立ち上がることによりマイ
コンで検出される)時、前記記憶手段の記憶内容(Vsw
がローレベル)に基づき前記オン・オフ端子12を動作
状態(オン)とし、待機用スイッチであるリレー7のス
イッチ7-1 をオンさせて受像機を必ず動作状態となるよ
うにする。
【0032】即ち、TV受像機が待機状態で主電源スイ
ッチであるACスイッチ14-1がオフされた時に、第2の
スイッチ14-2がオフすることによりマイコン8Aに信号
Vswを送り、ACスイッチ14-1がオフしたことを記憶さ
せ、次にACスイッチ14-1がオンされたときTV受像機
は必ず動作状態となることができる。
【0033】これは、TV受像機が動作状態でACスイ
ッチ14-1がオフされた時も同様に、次にACスイッチ14
-1がオンされたときTV受像機は記憶内容を参照して必
ず動作状態となることができる。
【0034】以上のようにしてTV受像機が待機状態及
び動作状態のいずれの状態においても、主電源スイッチ
をオフした後、再び主電源スイッチをオンしたときはT
V受像機を必ず動作状態とすることができる。従って、
主電源スイッチをオフした後、主電源スイッチをオン
し、さらにリモコン操作を行って動作状態とする必要が
ない。しかも、主電源スイッチをオフすることにより商
用電源を切断するため電力も消費しない。
【0035】さらに、図1の回路では、TV受像機が動
作状態或いは待機状態の時に、停電が発生し、その後停
電が復帰した場合には、TV受像機は必ず待機状態にな
るようになっている。
【0036】次に図3を参照しながら停電が発生した場
合について説明する。図1において、待機状態(スイッ
チ14がオンでリレー7のオフ時)に停電があった場
合、スイッチ14-1,14-2はオン状態のままであるが、停
電によりマイコン8Aヘの電源電圧VccはコンデンサC
1 の電荷が徐々に低下することで図3(a) のように低下
する。このときスイッチ14-2を介してマイコン8Aの端
子15に供給される電圧Vswも図3(b) のように図3
(a) の電圧Vccと同じ変化となるため、マイコン8Aが
VswとVccとの比較を行うと、Vsw=Vccのため、マイ
コン8Aは電圧Vswが電圧Vccと比して低下したこと
(ローレベルになったこと)を検出できず、マイコン8
A内の記憶手段にはVsw=ハイレベルを記憶する。従っ
て、停電が復帰する(停電復帰はVswが立ち上がること
によりマイコンで検出される)と、マイコン8Aは記憶
内容に基づきオン・オフ端子12を待機状態(オフ)と
するので、リレー7のスイッチ7-1 をオン動作させるこ
とはなく、TV受像機は停電復帰後、待機状態となる。
これは、前述したように、マイコン8AはVswがローレ
ベルでである記憶状態においてスイッチ14がオン(通
電)したとき(このオンはVswの立ち上がりで検出され
る)のみリレー7をオンさせることが可能なためであ
る。
【0037】図3の動作から、待機状態で、停電が発生
した場合、特に視聴者が留守のときに停電が発生し、そ
れが復帰したとき誰もいないのにTV受像機等の電気機
器が動作状態のまま長時間放置される虞れはなくなる。
【0038】なお、図3に示したタイミングチャート
は、TV受像機が動作状態或いは待機状態の時(スイッ
チ14のオン時)に、ACプラグ1を抜き、その後AC
プラグ1を再び商用交流電源に接続した場合も同様とな
る。
【0039】図4は本発明の第2の実施の形態の電気機
器における電源回路を示すブロック図である。図4は、
図1のマイコン8Aへの信号Vswの極性を反転した場合
の実施の形態を示している。これに伴い、マイコン8A
のオン・オフ端子の動作極性も反転している。回路構成
は図1とほぼ同様であるが、マイコン用電源回路である
待機電源回路10の出力端をスイッチ14内の第2のス
イッチ14-2および極性反転回路16を介してマイコン8
AのACスイッチオフ検出端子15ヘ接続した点で異な
る。前記極性反転回路16は、待機電源回路10の出力
端を抵抗R1 とトランジスタQ0 のコレクタ・エミッタ
路を直列に介して基準電位点に接続する一方、待機電源
回路10の出力端をスイッチ14の第2のスイッチ14-2
及び抵抗R2 を介してトランジスタQ0 のベースに接続
し、トランジスタQ0 のコレクタ出力を信号Vswとして
ACスイッチオフ検出端子15に供給する構成としてい
る。マイコン8A内での、電源端子の電圧Vccと、AC
スイッチオフ検出端子15の電圧Vswとの比較動作で
は、不揮発性の記憶手段(図示せず)には図1の場合と
同様にVsw<Vccのときローレベル、Vsw=Vccのとき
ハイレベルが記憶されるが、オン・オフ端子12につい
ては、図1の場合と動作極性が反対となり、記憶内容が
ローレベルで待機状態(オフ)、記憶内容がハイレベル
で動作状態(オン)となる。その他の構成は図1と同じ
である。
【0040】図5は、スイッチ14のオフ及びオン時
の、マイコン8Aの電源Vccと、スイッチ14-2及び極性
反転回路16を介しマイコン8AのACスイッチオフ検
出端子15へ加えられる信号Vswとのタイミングチャー
トである。図5(a) に電圧Vccの変化を、図5(b) に電
圧Vswの変化を示している。スイッチ14のオフ時に信
号Vswがハイレベルになり電源Vccが電圧を保っている
間に、マイコン8Aにスイッチ14がオフされたこと
(Vswがハイレベル)を記憶し、次にスイッチ14が押
された時マイコン8Aは前記記憶内容(Vswがハイレベ
ル)に基づきリレー7をオンさせてTV受像機を必ず動
作状態となるようにすることができる。
【0041】また、TV受像機の待機状態(リレー7の
オフ時)において停電が発生した時は、停電時に端子1
5にローレベルが検出・記憶されるので、その後停電が
復帰した場合は、ローレベルの記憶内容に従って、オン
・オフ端子12は待機状態にされ不在時の安全性及び経
済性が確保される。
【0042】この実施の形態でも、スイッチ14により
主電源スイッチ14-1をオフして商用電源を切断するため
電力も消費しない。
【0043】図6は本発明の第3の実施の形態の電気機
器における電源回路を示すブロック図である。ACプラ
グ1を商用交流電源(AC)に接続し、ACプラグ1の
一方のラインを整流回路2の一方の入力端に接続し、A
Cプラグ1のもう一方のラインを連動スイッチ18内の
主電源スイッチであるACスイッチ18-1を介して整流回
路2のもう一方の入力端に接続し、その整流出力を安定
化電源回路で構成される電源回路3に供給し、電源回路
3からは各種の電源電圧を発生する。電源回路3内の出
力段には、直流電圧が充電される平滑用コンデンサC1
を含んでいる。電源回路3からの安定化された第1の電
源出力(例えば115V)をTV受像機の信号及び偏向
処理回路4に供給する。信号及び偏向処理回路4からの
映像信号及び偏向信号は受像管(CRT)5に供給され
る。電源回路3からの他の安定化された第2の電源出力
(例えば5V)をマイコン用電源としてマイコン8Aの
電源端子へ供給する一方、連動スイッチ18内の第2の
スイッチ18-2を介してマイコン8AのACスイッチオフ
検出端子15に供給する構成としている。マイコン8A
には受光回路81が設けられていて、マイコン8Aはリ
モコン送信機17からの赤外線等の信号を受信してデコ
ードできる。リモコン送信機17からの動作指示(オ
ン)或いは動作停止(オフ)信号にてマイコン8Aのオ
ン・オフ端子12からはオン或いはオフ信号が出力さ
れ、信号及び偏向処理回路4の制御端子に入力するよう
になっている。
【0044】以上の第3の実施の形態の構成において
も、スイッチ18のオフ及びオン時の、マイコン8Aの
電源端子に供給される電圧Vccと、ACスイッチオフ検
出端子15に供給される電圧Vswとのタイミング関係
は、図2と同様になる。従って、スイッチ18をオンす
ることによって受像機を待機状態(マイコン8Aには電
源Vccが供給され、信号及び偏向処理回路4の制御端子
には端子12からオン信号が供給されていない状態)と
し、スイッチ18をオフすると、電源回路3のコンデン
サC1 の電荷が残っている間にマイコン8AはVccとV
swを比較し、Vsw<Vccになると、マイコン内の不揮発
性の記憶手段にVswがローレベルであることを記憶す
る。その後、スイッチ18を再びオンする(このオンは
Vswが立ち上がることによりマイコンで検出される)
と、マイコン8Aは記憶内容(Vswがローレベル)に基
づきオン・オフ端子12からオン信号を出力して信号及
び偏向処理開路4を動作状態にする。
【0045】この第3の実施の形態の場合も、スイッチ
18がオンした状態で停電し、再び停電復帰した場合、
VccとVswの関係は図3と同様になり、停電時にマイコ
ン8Aに記憶されたVswハイレベルに基づき、停電復帰
した時にマイコン8Aは端子12をオフ状態とし、TV
受像機の回路4を待機状態とする。これにより、受像機
はユーザーが不在のときでも安全性及び経済性が確保さ
れることになる。
【0046】以上述べた第1〜第3の実施の形態によれ
ば、動作的には、主電源スイッチを含む連動スイッチが
事実上待機用スイッチの役目を兼用しているので、スイ
ッチオンの状態からスイッチオフしその後再びスイッチ
オンしたとき直ぐに動作状態になると共に主電源スイッ
チオフによって消費電力ゼロを実現でき、スイッチオン
状態で停電した後停電復帰したとき待機状態に自動的に
設定できる利点を有する。
【0047】次に、以上述べた第1〜第3の実施の形態
のそれぞれの形態について、連動スイッチ14又は18
をリモコン送信機の操作でオフする構成について説明す
る。
【0048】図7は本発明の第4の実施の形態の電気機
器における電源回路を示すブロック図である。本実施の
形態は、図1の第1の実施の形態における連動スイッチ
をリモコン送信機17でオフできる構成としたものであ
る。図1と同一部分には同一符号を付してある。図8は
図7におけるソレノイド付き連動スイッチの構成例を示
している。
【0049】図7において、ACプラグ1は商用交流電
源(AC)に接続し、ACプラグ1の一方のラインは第
1の整流回路2の一方の入力端に接続し、他方のライン
はソレノイド(電磁石)付き連動スイッチ14AのAC
スイッチ14-1及びリレー7のスイッチ7-1 を介して第1
の整流回路2の他方の入力端に接続する。第1の整流回
路2からは商用交流を整流平滑した整流電圧が出力され
る。整流電圧はスイッチング式電源回路などの安定化電
源回路で構成されるメイン電源回路3で安定化直流電圧
とされてTV受像機の信号及び偏向処理回路4に供給さ
れる。信号及び偏向処理回路4からの映像信号及び偏向
信号は受像管(CRT)5に供給される。
【0050】一方、商用交流電源をACスイッチ14-1を
介して待機トランス6の1次巻線6-1 に供給し、その2
次巻線6-2 の出力を第2の整流回路9に供給し、その整
流出力を待機電源回路10に供給している。待機電源回
路10の出力段は、平滑用コンデンサC1 を含んでい
る。そして、待機電源回路10の出力Vccを制御手段で
あるマイコン8Aの電源端子に供給する。第2の整流回
路10は商用交流電源から得られる交流を整流平滑した
整流電圧を出力し、待機電源回路10は整流電圧を安定
化すると共にマイコン用電源に変換して出力する。
【0051】そして、前記第2の整流回路10の出力端
はリレー7の巻線7-2 の一端に接続し、巻線7-2 の他端
はマイコン8Aのオン・オフ端子14に接続されてい
る。マイコン8Aには受光回路81が設けられ、この受
光回路81によって遠隔操作手段であるリモコン送信機
17からの赤外線等のリモートコントロール信号を受信
できるようにしている。
【0052】さらに、待機電源回路10の出力Vccを、
ソレノイド付き連動スイッチ14Aの第2のスイッチ14
-2を介してマイコン8AのACスイッチオフ検出端子1
5に供給する構成としてある。
【0053】ソレノイド付き連動スイッチ14A内の巻
線14-3の一端を電源(前記第2の整流回路9の出力また
は前記待機電源回路10の出力B1 、または前記メイン
電源回路3の電源B2 或いは信号及び偏向処理回路4内
にある電源(図示せず)に接続し、巻線14-3の他端をス
イッチ回路19を介してマイコン8Aのオールオフ端子
20に接続している。
【0054】制御手段であるマイコン8Aには、待機電
源回路10から電源Vccが供給される電源端子のほか、
TV受像機を動作状態或いは待機状態にするために待機
スイッチであるリレー7をオンオフするためのオン・オ
フ端子12が設けられ、さらにTV受像機が待機状態で
ACスイッチ14-1がオフされた時に第2のスイッチ14-2
がオフすることにより発生したACスイッチオフ検出信
号を検出するためのACスイッチオフ検出端子15が設
けられ、さらにリモコン送信機17に設けられたオール
オフキーの操作に基づきTV受像機の主電源をオフする
ためのオールオフ信号を出力するオールオフ端子20が
設けられている。マイコン8A内には、電源端子に供給
される電圧Vccと、ACスイッチオフ検出端子15に供
給される電圧Vswとを比較し、その比較結果(Vsw<V
ccのときローレベル、Vsw=Vccのときハイレベル)を
記憶するための記憶手段(図示せず)が設けられてい
る。この記憶手段は、マイコン8Aの電源Vccがゼロレ
ベル即ちTV受像機がオールオフ状態になっても前記比
較結果(ACスイッチ14-1のオフ等の検出結果)を記憶
保持できるように不揮発性メモリで構成されている。
【0055】なお、制御手段であるマイコン8Aは、待
機電源回路10から電源が供給されるものであるが、リ
モコン送信機17の電源ボタン(電源オンキー)の操作
に基づいて待機用スイッチであるリレー7をオンオフ制
御することが可能であると共に、リモコン送信機17に
設けられた前記オールオフキーの操作に基づきスイッチ
回路19を介してソレノイド付き連動スイッチ14Aの
コイル14-3ヘドライブ電流を与えてACスイッチ14-1及
び第2のスイッチ14-2をオフさせる制御を行うことが可
能である。
【0056】遠隔操作手段であるリモコン送信機17に
は、TV視聴操作に必要な各種のキー(電源ボタンを含
む)のほかに、本実施の形態においては、ソレノイド付
き連動スイッチ14Aをリモコン操作によりオフするた
めのオールオフキーが設けられている。
【0057】前述のように、主電源スイッチをリモコン
送信機でオフするため、本実施の形態では図8に示すよ
うなソレノイド付き連動スイッチ14Aを採用してい
る。
【0058】ソレノイド付き連動スイッチ14Aは、図
8に示すように、スイッチ14-1,14-2と、コイル14-3
と、手動操作部14-4を有し、手動操作部14-4を押すこと
でスイッチ14-1,14-2を連動してオンオフすることがで
き、スイッチ14-1,14-2がオンの状態(図示実線)でコ
イル14-3に電流を流すことでスイッチ14-1,14-2を連動
してオフの状態(図示二点鎖線)にすることができる。
コイル14-3はソレノイド(電磁石)の一部を構成し、そ
の電磁力を利用してスイッチ14-1,14-2を動かしオフさ
せる。スイッチ14-1,14-2がオフするに伴い、手動操作
部14-4もオフ位置に復帰する。
【0059】手動操作部14-4は、例えばプッシュ−プッ
シュ(Push−Push)式のものであり、一度押すとスイッ
チオン、もう一度押すとスイッチオフとなる。スイッチ
14-1,14-2がオフの状態でオンの状態に移行させるに
は、手動操作部14-4を押し手動操作によりオンにする。
なお、ソレノイド付きスイッチとしては、市販されてい
る製品(例えばアルプス電気製)がある。
【0060】コイル14-3の一端は電源(例えばB1 又は
B2 )に接続され、他端はトランジスタQ1 のコレクタ
・エミッタ路を通して基準電位点に接続されており、こ
のトランジスタQ1 のベースにマイコン8Aからハイレ
ベルのオールオフ用電圧を供給することにより、トラン
ジスタQ1 をオンさせ、これによって電源からコイル14
-3及びトランジスタQ1 を通して基準電位点側にコイル
電流を流し、コイル14-3の電磁力によりスイッチ14-1,
14-2を連動してオフするようにしている。
【0061】リモコン送信機17によって、主電源スイ
ッチ及び第2のスイッチ14-1,14-2をオフした状態で該
スイッチ14-1,14-2をオンに移行するには、前述のソレ
ノイド付き連動スイッチ14Aの手動操作部14-4を押し
スイッチオンにすればよい。
【0062】次に、図7の本実施の形態の動作を説明す
る。ソレノイド付き連動スイッチ14Aの手動操作部14
-4を押すことによって主電源スイッチ及び第2のスイッ
チ14-1,14-2を投入すると、商用交流電源から待機トラ
ンス6を介して第2の整流回路9に交流電圧が供給さ
れ、整流平滑され、さらにマイコン用電源である待機電
源回路10から、待機動作が必要な負荷回路であるマイ
コン8Aの電源入力端にマイコン用電源電圧Vccが供給
される。このときは、まだ待機用スイッチであるリレー
7のスイッチ7-1 はオフしており、第1の整流回路2以
降の回路3,4,5には電源が投入されていない待機状
態となっている。
【0063】その後、リモコン送信機17の電源ボタン
(電源オンキー)を押すと、電源オンを示す赤外線コー
ド信号が受光回路81に入力し、マイコン8Aはそのコ
ード信号をデコードして、オン・オフ端子12を待機状
態(オフ)から動作状態(オン)にする。ここで動作状
態(オン)とは、端子12を機器本体の基準電位点(グ
ランド)に接続することである。これによって第2の整
流回路9の一方の出力ラインからリレー7の巻線7-2 を
通してオン・オフ端子12へドライブ電流が流れ、リレ
ー7のスイッチ7-1 がオンする。つまり、待機用スイッ
チ7がオンして、第1の整流回路2以降の回路3,4,
5には電源が投入され、TV受像機が動作状態となる。
【0064】以上のようにしてTV受像機を待機状態及
び動作状態とすることができるが、待機状態及び動作状
態のいずれの状態においても、リモコン送信機17のオ
ールオフキーを押すと、該キーに応じた赤外線コード信
号が受光回路81に入力し、マイコン8Aはこれをデコ
ードして、オールオフ端子20にソレノイド付き連動ス
イッチ14Aをオフするためのハイレベルの信号電圧を
出力する。この信号電圧はスイッチ回路19のベースに
入力し、これによってトランジスタQ1 のコレクタ・エ
ミッタ間が導通(オン)し、ソレノイド付き連動スイッ
チ14Aのコイル14-3に電流が流れて、スイッチ14-1,
14-2をオフさせる。このとき、手動操作部14-4も同時に
オフ位置に復帰することになる。
【0065】連動スイッチ14Aがオン状態からオフし
た時には、ACスイッチ14-1がオフすると同時に第2の
スイッチ14-2がオフする。第2のスイッチ14-2のオフに
よって、信号Vswはローレベルとなるが、電源電圧Vcc
については、スイッチ14Aオフ後も図2(a) に示した
ように待機電源回路10の含まれる平滑用コンデンサC
1 の電荷が残っているために、電圧Vccは一定期間(図
示ハッチングにて示す)電源として必要な電圧を保つ。
電源Vccは電源回路10に含まれるコンデンサC1 によ
って或る時定数をもってゆっくり立ち下がることにな
る。図2(b) に示したように信号Vswがローレベルにな
り電源Vccが電圧を保っている間に、マイコン8Aは検
出端子15の信号レベルVswと電源端子の電圧レベルV
ccの比較を行い、Vsw<Vccのときに、スイッチ14A
がオフされたこと(即ち信号Vswが低下しローレベルと
なったこと)を、マイコン内の不揮発性の記憶手段に記
憶する。これにより、マイコン8Aは、次にスイッチ1
4Aが押され電源Vccが立ち上がった時、前記記憶手段
の記憶内容(Vswがローレベル)を参照しこれに基づき
前記オン・オフ端子12を動作状態(オン)とし、待機
用スイッチであるリレー7のスイッチ7-1 をオンさせて
受像機を必ず動作状態となるようにする。
【0066】即ち、TV受像機が待機状態で主電源スイ
ッチであるACスイッチ14-1がオフされた時に、第2の
スイッチ14-2がオフすることによりマイコン8Aの端子
15に信号Vswを送り、ACスイッチ14-1がオフしたこ
とを記憶させ、次にACスイッチ14-1がオンされたとき
TV受像機は必ず動作状態となることができる。
【0067】これは、TV受像機が動作状態でACスイ
ッチ14-1がオフされた時も同様に、次にACスイッチ14
-1がオンされたときTV受像機は必ず動作状態となるこ
とができる。
【0068】以上のようにしてTV受像機が待機状態及
び動作状態のいずれの状態においても、主電源スイッチ
をリモコン操作でオフして操作性を向上させることがで
きると共に、主電源スイッチをオフした後、再び主電源
スイッチをオンしたときはTV受像機を必ず動作状態と
することができる。しかも、主電源スイッチをオフする
ことにより商用電源を切断するため電力も消費しない。
【0069】さらに、図7の回路では、TV受像機が動
作状態或いは待機状態の時(連動スイッチ14Aがオン
の時)に、停電が発生し、その後停電が復帰した場合に
は、TV受像機は必ず待機状態になり、ユーザー不在時
の安全性及び経済性を確保できる。
【0070】なお、連動スイッチ14Aのオフ後に再び
オンしたいときは、ユーザーが手動で手動操作部14-4を
押して連動スイッチ14Aをオンにする。
【0071】図9は本発明の第5の実施の形態の電気機
器における電源回路を示すブロック図である。本実施の
形態は、図4の第2の実施の形態における連動スイッチ
14をリモコン送信機17でオフできる構成としたもの
である。連動スイッチ14Aとしては、図8で示した構
成のスイッチを用いればよい。リモコン操作が可能にな
るに伴い、制御手段であるマイコン8Aは、遠隔操作手
段であるリモコン送信機17のキー操作に基づいて前記
ソレノイド(電磁石)付きの連動スイッチ14Aのソレ
ノイドヘドライブ電圧を与えて主電源スイッチ14-1及び
第2のスイッチ14-2をオフさせることが可能であるほか
に、リモコン送信機17のキー操作に基づいて待機用ス
イッチ7をオンオフ制御することが可能である。その他
の構成は、図4の実施の形態と同様である。
【0072】図10は本発明の第6の実施の形態の電気
機器における電源回路を示すブロック図である。本実施
の形態は、図6の第3の実施の形態における連動スイッ
チ18をリモコン送信機17でオフできる構成としたも
のである。連動スイッチ18Aとしては、図8で示した
構成のスイッチを用いればよい。リモコン操作が可能に
なるに伴い、制御手段であるマイコン8Aは、遠隔操作
手段であるリモコン送信機17のキー操作に基づいて前
記ソレノイド(電磁石)付きの連動スイッチ18Aのソ
レノイドヘドライブ電圧を与えて主電源スイッチ18-1及
び第2のスイッチ18-2をオフさせることが可能であるほ
かに、リモコン送信機17のキー操作に基づいて主要な
回路部4をオンオフ制御することが可能である。その他
の構成は、図6の実施の形態と同様である。
【0073】以上のように第4〜第6の実施の形態によ
れば、第1〜第3の実施の形態と同様な効果が得られる
と共に、商用電源をオンオフする連動スイッチ14A又
は18Aに、それをオフさせるためのソレノイドを付
け、リモコン送信機17からの信号に基づきソレノイド
ヘ電源を供給することにより、リモコン送信機17から
連動スイッチ14A又は18Aをオフすることができる
ので、いちいちTV受像機等の電気機器まで行って主電
源スイッチをオフする必要がないという効果を得ること
ができる。
【0074】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、商用
電源をオンオフするスイッチに、それと連動した同極性
のスイッチを付け、この同極性のスイッチによりマイコ
ンヘ信号を加えることにより、動作状態,待機状態のど
ちらでスイッチをオフしても、次にオンした時テレビジ
ョン受像機等の電気機器を必ず動作状態にすることがで
き、機器の操作性を向上できる。さらに、待機状態で停
電が発生し停電復帰した時に電気機器を待機状態にする
ことができ、留守時などにおける機器の安全性及び経済
性を向上させることができる。加えて、主電源オフによ
って消費電力をゼロとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電気機器における
電源回路を示すブロック図。
【図2】図1の動作を説明するための、VccとVswの関
係を示すタイミングチャート。
【図3】図1の動作を説明するための、VccとVswの関
係を示すタイミングチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態の電気機器における
電源回路を示すブロック図。
【図5】図4の動作を説明するための、VccとVswの関
係を示すタイミングチャート。
【図6】本発明の第3の実施の形態の電気機器における
電源回路を示すブロック図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の電気機器における
電源回路を示すブロック図。
【図8】図7のソレノイド付き連動スイッチの構成例を
示す図。
【図9】本発明の第4の実施の形態の電気機器における
電源回路を示すブロック図。
【図10】本発明の第5の実施の形態の電気機器におけ
る電源回路を示すブロック図。
【図11】従来の電気機器における電源回路を示すブロ
ック図。
【図12】他の従来例の電気機器における電源回路を示
すブロック図。
【符号の説明】
1…ACプラグ 3…メイン電源回路 7…リレー(待機用スイッチ) 8A…マイコン(制御手段) 10…待機電源回路 12…オン・オフ端子 14…連動スイッチ 14−1…ACスイッチ(主電源スイッチ) 14−2…第2のスイッチ(ACスイッチに同極性で連
動したスイッチ) 14A…ソレノイド付き連動スイッチ 15…ACスイッチオフ検出端子(主電源スイッチオフ
検出端子) 16…極性反転回路 17…リモコン送信機(遠隔操作手段) 18…連動スイッチ 18A…ソレノイド付き連動スイッチ 19…スイッチ回路 20…オールオフ端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−222080(JP,A) 特開 平4−42666(JP,A) 特開 平4−88769(JP,A) 特開 昭55−13558(JP,A) 特開 昭57−16533(JP,A) 実開 昭60−192545(JP,U) 実開 昭63−106282(JP,U) 実開 平2−66085(JP,U) 特公 昭59−8109(JP,B2) 登録実用新案3010775(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/63 H02J 9/06 502

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用電源より入力される電力をオン
    フするための主電源スイッチと、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、メイン電源回路
    への電源供給をオンオフするための待機用スイッチ
    と、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、前記商用電源か
    らの電圧に基づいて第1の電源電圧を出力可能であり、
    前記主電源スイッチがオフされたときに前記第1の電源
    電圧が時定数をもって立ち下がる待機電源回路と、制御手段を含み、前記待機電源回路からの第1の電源電
    圧によって動作する待機用回路と、 前記待機電源回路の出力端に接続され、前記主電源スイ
    ッチのオン・オフに連動してオン・オフする第2のスイ
    ッチを有し、前記主電源スイッチのオン・オフに伴って
    変化する第2の電圧を発生する手段とを具備し、 前記待機用回路の制御手段は、前記主電源スイッチがオ
    フされたとき、前記第1の電源電圧と前記第2の電圧の
    変化状態を比較することで、前記主電源スイッチがオフ
    されたことを判別し、前記主電源スイッチが再度オンさ
    れたとき前記判別結果に基づいて前記待機用スイッチを
    オンさせるように したことを特徴とする電気機器におけ
    る電源回路。
  2. 【請求項2】 前記待機用回路の制御手段は、前記主電
    源スイッチがオフされたとき、前記第1の電圧と前記第
    2の電圧の立下り特性が異なる場合は前記主電源スイッ
    チがオフされたことを判別し、前記主電源スイッチが再
    度オンされたとき、前記第1の電圧と前記第2の電圧の
    立上がり特性が同じ場合に前記待機用スイッチをオンさ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電気機
    器における電源回路。
  3. 【請求項3】 前記第2の電圧を発生する手段は、前記
    第1の電源電圧が動作用電圧として供給され、前記第2
    のスイッチのオンオフによって変化する電圧が入力とし
    て供給され、この入力電圧の極性を反転して第2の電圧
    として出力する極性反転手段を有して成り、 前記待機用回路の制御手段は、前記主電源スイッチがオ
    フされたとき、前記第 1の電圧と第2の電圧の立下り特
    性が同じ場合は前記主電源スイッチがオフされたことを
    判別し、前記主電源スイッチが再度オンされたとき、前
    記第1の電圧と前記第2の電圧の立上がり特性が異なる
    場合に前記待機用スイッチをオンさせるようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載の 電気機器における電源回
    路。
  4. 【請求項4】 商用電源より入力される電力をオン・オ
    フするための主電源スイッチと、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、前記商用電源か
    らの電圧に基づいて第1の電源電圧及び第2の電源電圧
    を出力可能であり、前記主電源スイッチがオフされたと
    きに少なくとも前記第2の電源電圧が時定数をもって立
    ち下がるようにした第1の電源回路と、 前記第1の電源回路からの第1の電源電圧によって動作
    する主要回路部と、 前記第1の電源回路からの第2の電源電圧によって動作
    し、前記主要回路部の動作を制御する制御手段と、 前記第2の電源電圧の出力端に接続され、前記主電源ス
    イッチのオン・オフに連動してオン・オフする第2のス
    イッチを有し、前記主電源スイッチのオン・オフに伴っ
    て変化する第3の電圧を発生する手段とを具備し、 前記制御手段は、前記主電源スイッチがオフされたと
    き、前記第2の電源電圧と前記第3の電圧の変化状態を
    比較することで、前記主電源スイッチがオフされたこと
    を判別し、前記主電源スイッチが再度オンされたとき前
    記判別結果に基づいて前記主要回路をオンさせて動作状
    態にするようにしたことを特徴とする 電気機器における
    電源回路。
  5. 【請求項5】 商用電源より入力される電力をオン・オ
    フするための第1のスイッチと、前記第1のスイッチに
    連動してオン・オフする第2のスイッチ、及び前記第
    1,第2のスイッチを駆動する駆動コイルを有する主電
    源スイッチと、 前記第1のスイッチの後段に設けられ、メイン電源回路
    への電源供給をオン・オフするための待機用スイッチ
    と、 前記第1のスイッチの後段に設けられ、前記商用電源か
    らの電圧に基づいて第1の電源電圧を出力可能であり、
    前記主電源スイッチがオフされたときに前記第1の電源
    電圧が時定数をもって立ち下がる待機電源回路と、 制御手段及びリモコン受光回路を含み、前記待機電源回
    路からの第1の電源電圧によって動作する待機用回路
    と、 キー操作に基づいて前記待機用スイッチをオンオフ制御
    する第1の信号、及び前記主電源スイッチをオフ制御す
    る第2の信号を前記リモコン受光部に送信可能な遠隔操
    作手段と、 前記待機電源回路の出力端を前記第2のスイッチを介し
    て前記制御手段に接続し、前記第1のスイッチのオン・
    オフに伴って変化する第2の電圧を前記制御手段に供給
    する手段とを具備し、 前記制御手段は、前記主電源スイッチの第1,第2のス
    イッチがオフされたとき、前記第1の電源電圧と前記第
    2の電圧の変化状態を比較することで、前記主電源スイ
    ッチがオフされたことを判別し、前記主電源スイッチが
    再度オンされたとき前記判別結果に基づいて前記待機用
    スイッチをオンさせるとともに、前記主電源スイッチの
    オン時に前記遠隔操作手段からの第1の信号に基づいて
    前記待機用スイッチをオン・オフ制御し、前記遠隔操作
    手段からの第2の信号に基づいて前記主電源スイッチの
    前記コイルに流れる電流を制御して前記第1,第2のス
    イッチをオフ制御するようにしたことを特徴とする 電気
    機器における電源回路。
  6. 【請求項6】 前記主電源スイッチの前記第1,第2の
    スイッチは、前記駆動コイルを含むソレノイド付きの連
    動スイッチとして構成されたことを特徴とする請求項5
    記載の電気機器における電源回路。
  7. 【請求項7】 商用電源より入力される電力をオン・オ
    フするための第1のスイッチと、前記第1のスイッチに
    連動してオン・オフする第2のスイッチ、及び前記第
    1,第2のスイッチを駆動する駆動コイルを有する主電
    源スイッチと、 前記第1のスイッチの後段に設けられ、前記商用電源か
    らの電圧に基づいて第1の電源電圧及び第2の電源電圧
    を出力可能であり、前記主電源スイッチがオフされたと
    きに少なくとも前記第2の電源電圧が時定数をもって立
    ち下がるようにした第1の電源回路と、 前記第1の電源回路からの第1の電源電圧によって動作
    する主要回路部と、 制御手段及びリモコン受光回路を含み、前記第1の電源
    回路からの第2の電源電圧によって動作する待機用回路
    と、 キー操作に基づいて前記主要回路の動作をオンオフ制御
    する第1の信号、及び前記主電源スイッチをオフ制御す
    る第2の信号を前記リモコン受光部に送信可能な遠隔操
    作手段と、 前記第1の電源回路における前記第2の電源電圧の出力
    端を前記第2のスイッチを介して前記制御手段に接続
    し、前記第2のスイッチのオン・オフに伴って変化する
    第3の電圧を発生する手段とを具備し、 前記制御手段は、前記主電源スイッチがオフされたと
    き、前記第2の電源電圧と前記第3の電圧の変化状態を
    比較することで、前記主電源スイッチがオフされたこと
    を判別し、前記主電源スイッチが再度オンされたとき前
    記判別結果に基づいて前記主要回路をオンさせて動作状
    態にするとともに、前記主電源スイッチのオン時に前記
    遠隔操作手段からの第1の信号に基づいて前記主要回路
    部の動作をオン・オフ制御し、前記遠隔操作手段からの
    第2の信号に基づいて前記主電源スイッチの前記コイル
    に流れる電流を制御して前記第1,第2のスイッチをオ
    フ制御するようにしたことを特徴とする電気機器におけ
    る電源回路。
  8. 【請求項8】 前記主電源スイッチの前記第1,第2の
    スイッチは、前記駆動コイルを含むソレノイド付きの連
    動スイッチとして構成されたことを特徴とする請求項7
    記載の電気機器における電源回路。
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