JP2000092743A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2000092743A
JP2000092743A JP10260523A JP26052398A JP2000092743A JP 2000092743 A JP2000092743 A JP 2000092743A JP 10260523 A JP10260523 A JP 10260523A JP 26052398 A JP26052398 A JP 26052398A JP 2000092743 A JP2000092743 A JP 2000092743A
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power supply
switch
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main
standby
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JP10260523A
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English (en)
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Yoshiji Ohira
芳史 大平
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主電源スイッチと待機電源スイッチを有する機
器(例えばTV受像機等)において、受像機等の機器が
無操作、無信号等を長時間持続した場合に主電源スイッ
チを自動的にオフできるようにすること。 【解決手段】主電源スイッチと待機用スイッチを有する
電気機器において、主電源スイッチは、ソレノイド(電
磁石)付きとされ、受像機内の制御用マイコン9は受像
機の動作状態において無操作、無信号等が所定期間(長
時間)継続したことを検出し、その検出結果に基づきソ
レノイド(電磁石)付きの主電源スイッチ14のソレノ
イドをドライブし、主電源スイッチ14-1をオフさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主電源スイッチと
待機用スイッチを有する、テレビジョン受像機等の電気
機器における電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のテレビジョン受像機にお
ける電源回路のブロック図を示している。
【0003】図3において、ACプラグ1より供給され
る商用交流電源(AC100V)はフィルタ2を通り、全
波整流回路3と平滑コンデンサ4により整流平滑された
直流電圧になり、メイン電源回路6に供給される。メイ
ン電源回路6は、スイッチ式電源回路などの安定化電源
回路で構成され、安定化された所定の電源電圧とされた
後、テレビ受信用回路7に供給される。テレビ受信用回
路7は、受像機の主要回路部であり、映像処理回路及び
偏向系回路などを含んでおり、映像処理された映像信号
及び偏向処理された偏向信号が受像管(CRT)8に供
給される。
【0004】また、リモコン送信機12による電源オン
オフ機能を持たせるために待機用電源回路10を別に持
ち、制御用のマイコンコンピュータ(以下マイコン)9
の電源端子91に待機用の電源Vccを供給している。マ
イコン9は、リモコン送信機12や操作スイッチ13に
よる電源オンオフ制御等を行うために、オン/オフ(ON
/OFF)端子92からリレードライブ用トランジスタ11
にハイレベル又はローレベルの信号を送り、待機用スイ
ッチであるACリレー5の巻線5-2 に平滑コンデンサ1
03からドライブ電流を供給したり遮断したりすること
によってリレー5のスイッチ5-1 をオンオフすることが
可能である。このリレー5のオンオフによってメイン電
源回路6への電源供給をオンオフしている。
【0005】以上のような構成において、ACプラグ1
を商用交流電源に接続すると、商用交流電源からフィル
タ2を通し待機トランス101を介して、全波整流回路
102,平滑コンデンサ103及び安定化電源回路10
4で構成される待機電源回路10から、待機動作が必要
な負荷回路であるマイコン9の電源端子91にマイコン
用の安定化直流電圧Vccが供給される。このときは、待
機用スイッチであるリレー5のスイッチ5-1 はオフして
おり、全波整流回路3以降の回路4,6〜8には電源が
投入されていない待機状態にある。その後、リモコン送
信機12の電源ボタンを押すと、電源オンを示す赤外線
コード信号が受光回路93に入力し、マイコン9はその
コード信号をデコードして、オン/オフ端子92からハ
イレベルの信号を出力する。或いは、受像機本体に配置
された操作スイッチ13の電源ボタンを押すことによっ
て、オン/オフ端子92からハイレベルの信号を出力す
る。これによってトランジスタ11がオンして待機用電
源回路10からリレー5の巻線5-2 を通してトランジス
タ11のコレクタ・エミッタを通して基準電位点へドラ
イブ電流が流れ、リレー5のスイッチ5-1 がオンする。
つまり、待機用スイッチ5がオンして、全波整流回路3
以降の回路4,6〜8には電源が投入され、TV受像機
が動作状態となる。
【0006】上記のようなTV受像機を例にとると、A
Cプラグ1を商用交流電源(AC)に接続すれば、待機
用電源回路10に電源が投入され、TV受像機の制御手
段であるマイコン9に電源Vccが供給されて待機状態と
なる。待機用スイッチ5は、受像機の主要回路部(例え
ば信号処理回路や偏向回路系)7のメイン電源をオンオ
フするもので、待機状態において、待機用スイッチ5を
オンにすれば、主要回路部7を動作させて動作状態とす
ることができ、通常の視聴が可能となるし、待機用スイ
ッチ5をオフにすれば、受像機の主要回路部7の動作を
停止し、最小限必要な回路(マイコン9やリモコン受光
回路93等)のみを動作させてリモコン送信機12や操
作スイッチ13からの入力を待つようになる(これを一
般に待機状態といっている)。この待機状態では、主要
回路部7及びメイン電源回路6を動作させないようにす
るので消費電力を低減することができる。しかしなが
ら、待機状態では、制御手段であるマイコン9等に電源
電圧を供給する必要上、多少ではあるが電力消費が伴う
という問題があった。
【0007】さらに省電力を目的として、受像機が動作
状態でテレビジョン信号が無信号状態等になったとき、
受像機の主要回路部の動作を停止して待機状態にする考
えもあるが、依然として待機用電源回路は動作したまま
であり、さらなる省電力はできなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来の待
機機能を有した電源回路では、常に待機電源が動作して
おりその負荷であるマイコンなどでは常に電力消費を伴
うものであり、例えば放送時間が終了するなどして無信
号となったような、ユーザーが必要としない特定の動作
状態の場合においても電力消費するという問題があっ
た。
【0009】そこで、本発明は上記の問題に鑑み、ユー
ザーにとって必要ないと思われる特定の動作状態の場合
に、電気機器自身が待機電源を含めた全ての電源を自動
的にオフにする機能を持つことができ、特定の動作状態
での電力消費をほとんど無くすことができる電源回路を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
る電源回路は、商用電源より入力される電力をオンオフ
するためのソレノイド(電磁石)付きの主電源スイッチ
と、前記主電源スイッチの後段に設けられ、メイン電源
回路への電源供給をオンオフするための待機用スイッチ
と、前記主電源スイッチの後段に設けられ、待機時に電
気機器内の少なくとも制御手段に必要な電源を供給する
ための待機用電源回路と、前記主電源スイッチ及び前記
待機用スイッチの後段に設けられ、商用電源に基づき電
気機器内の主要回路部に必要な電源を供給するためのメ
イン電源回路と、電気機器の動作時において、電気機器
が所定期間、特定の動作状態を継続したことを検出する
検出手段と、前記待機用電源回路からの電源に基づいて
動作する制御手段であって、操作手段のキー操作に基づ
いて前記待機用スイッチをオンオフ制御することが可能
であると共に、前記検出手段の検出結果または操作手段
のキー操作に基づいて前記ソレノイド(電磁石)付きの
主電源スイッチのソレノイドを駆動して主電源スイッチ
をオフさせることが可能な制御手段とを具備したもので
ある。
【0011】請求項1の発明によれば、テレビジョン受
像機等の電気機器内のマイコン等の制御手段において、
機器電源が入っている必要のない特定の状況が所定期間
継続したとき、ソレノイド付き主電源スイッチにて主電
源スイッチを自動的にオフすることができる。これによ
り、機械的に主電源スイッチが切れるので、それ以降の
回路には全く電源供給されなくなる。よって電力を消費
しない状況を作ることが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明による電源回路は、商
用電源より入力される電力をオンオフするためのソレノ
イド(電磁石)付きの主電源スイッチと、前記主電源ス
イッチの後段に設けられ、メイン電源回路への電源供給
をオンオフするための待機用スイッチと、前記主電源ス
イッチの後段に設けられ、待機時に電気機器内の少なく
とも制御手段に必要な電源を供給するための待機用電源
回路と、前記主電源スイッチ及び前記待機用スイッチの
後段に設けられ、商用電源に基づき電気機器内の主要回
路部に必要な電源を供給するためのメイン電源回路と、
電気機器の動作時において、電気機器が所定期間、特定
の動作状態を継続したことを検出する検出手段と、前記
待機用電源回路からの電源に基づいて動作する制御手段
であって、操作手段のキー操作に基づいて前記待機用ス
イッチをオンオフ制御することが可能であると共に、前
記検出手段の検出結果または操作手段のキー操作に基づ
いて前記ソレノイド(電磁石)付きの主電源スイッチの
ソレノイドを駆動して主電源スイッチをオフさせること
が可能な制御手段と、前記制御手段に設けられて、前記
検出手段の検出結果に基づいたソレノイド付きの主電源
スイッチの自動オフ動作を設定・解除可能にする手段と
を具備したものである。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の作用効果に加えて、主電源スイッチを自動的にオフす
る回路動作を、ユーザーが設定したり解除したりするこ
とが可能となる。これは、主電源スイッチの自動オフを
「する」「しない」を、ユーザー操作によって制御手段
内の記憶手段に記憶させておくことにより実現される。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電源回路において、前記検出手段は前記操作手段か
らの操作信号の有無を検出する手段で構成され、前記制
御手段は前記検出手段から所定時間、操作信号無しを示
す信号を入力したとき、前記主電源スイッチをオフさせ
ることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1又は2記
載の電源回路において、前記検出手段は前記主要回路部
における特定信号の有無を検出する手段で構成され、前
記制御手段は前記検出手段から所定時間、特定信号無し
を示す信号を入力したとき、前記主電源スイッチをオフ
させることを特徴とする。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1又は2記
載の電源回路において、前記電気機器がテレビジョン受
像機である場合に、前記検出手段は前記主要回路部にお
けるテレビジョン信号の有無を検出する手段で構成さ
れ、前記制御手段は前記検出手段から所定時間、テレビ
ジョン信号無しを示す信号を入力したとき、前記主電源
スイッチをオフさせることを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1又は2記
載の電源回路において、前記電気機器がテレビジョン受
像機であり、テレビジョン信号と外部信号とのいずれか
の入力を選択するモード選択手段を備えている場合に、
前記検出手段は、前記モード選択手段が外部入力モード
の状態のときに、前記主要回路部における外部信号の有
無を検出する手段で構成され、前記制御手段は前記検出
手段から所定時間、外部信号無しを示す信号を入力した
とき、前記主電源スイッチをオフさせることを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態の電源
回路を示すものである。ここではテレビジョン受像機の
電源回路のブロック図を示している。図3と同一部分に
は同一符号を付してある。図2は図1におけるソレノイ
ド付き主電源スイッチの構成例を示している。
【0019】図1において、ACプラグ1は商用交流電
源(AC)に接続し、ACプラグ1の一方のラインはフ
ィルタ2を介して全波整流回路3の一方の入力端に接続
し、他方のラインはフィルタ2を介してソレノイド(電
磁石)付き主電源スイッチ14のスイッチ14-1及びリレ
ー5のスイッチ5-1 を介して全波整流回路3の他方の入
力端に接続する。全波整流回路3及び平滑コンデンサ4
からなる整流回路からは商用交流を整流平滑した整流電
圧が出力される。整流電圧はスイッチング式電源回路な
どの安定化電源回路で構成されるメイン電源回路6で安
定化直流電圧とされて主要回路部であるテレビ受信用回
路7に供給される。テレビ受信用回路7からの映像信号
及び偏向信号は受像管(CRT)8に供給される。
【0020】一方、商用交流電源を主電源スイッチ14
を介して待機トランス101,全波整流回路102,平
滑コンデンサ103,及び安定化電源回路104で構成
される待機用電源回路10に供給している。待機用電源
回路10は商用交流電源から得られる交流を整流平滑し
かつその整流電圧を安定化すると共にマイコン用電源V
ccに変換して出力する。そして、待機用電源回路10の
出力Vccを制御手段であるマイコン9の電源端子91に
供給する。
【0021】前記待機用電源回路10における全波整流
回路102及び平滑コンデンサ103からなる整流回路
の出力端はリレー5の巻線5-2 の一端に接続し、巻線5-
2 の他端はリレードライブ用トランジスタ11のコレク
タ・エミッタを介して基準電位点に接続し、トランジス
タ11のベースは制御手段であるマイコン9のオン/オ
フ端子92に接続している。マイコン9には受光回路9
3が配設され、この受光回路93によって遠隔操作手段
であるリモコン送信機12から赤外線等による操作信号
をマイコン9に入力できるようにしている。或いは、受
像機本体に配設された操作手段である操作スイッチ13
によって操作信号をマイコン9に入力できるようにして
いる。
【0022】前記ソレノイド付き主電源スイッチ14内
の巻線14-2の一端を電源(前記全波整流回路102及び
平滑コンデンサ103からなる整流回路の出力端)に接
続し、巻線14-2の他端をソレノイドドライブ用トランジ
スタ15のコレクタ・エミッタ路を介して基準電位点に
接続し、トランジスタ15のベースは制御手段であるマ
イコン9の主オフ(主OFF)端子94に接続している。
【0023】前記テレビ受信用回路7は、メイン電源回
路6からの電源供給を受けて動作可能であり、アンテナ
(ANT)からのテレビジョン(TV)信号と外部入力
端子からの外部信号(例えばVTRからの信号)とのい
ずれかの入力を選択するモード選択スイッチ71と、モ
ード選択スイッチ71からの信号を映像信号処理(映像
信号の再生及び同期信号の分離など)する映像処理回路
72と、映像処理回路72からの同期信号を入力し水
平,垂直の偏向走査信号を作成する偏向系回路73とを
備えて構成されている。
【0024】映像処理回路72からの映像信号は受像管
(CRT)8のカソードに供給され、同期信号はテレビ
ジョン信号の有無を検出するための信号検出回路16に
供給される。信号検出回路16の検出結果は、マイコン
9の検出端子95に供給されるようになっている。ま
た、モード選択スイッチ71は、制御手段であるマイコ
ン9からの切替え信号に基づいて一方の入力信号に選択
的に切り替えられるようになっている。前記切替え信号
は、リモコン送信機12又は操作スイッチ13のモード
切替えキーの操作に基づいてマイコン9から出力され
る。
【0025】制御手段であるマイコン9は、その電源端
子91に待機用電源回路10から電源Vccが供給されて
動作可能とされるものであり、演算処理手段としてのC
PUと、プログラムメモリとしてのROMと、データメ
モリとしてのRAMと、信号検出回路16による外部入
力信号やテレビジョン信号の信号無し検出状態の継続時
間(即ち無信号時間)や、操作手段12又は13からの
操作無しの継続時間(即ち無操作時間)を計測するため
の計時回路96と、リモコン送信機12からのリモコン
信号を受信するための受光回路93とを少なくとも備
え、操作手段12又は13の電源ボタン(電源オンキ
ー)の操作に基づいてオン/オフ端子92にハイレベル
又はローレベルの信号を出力して、待機用スイッチであ
るリレー5をオンオフ制御することが可能であると共
に、本実施の形態においては、前記信号検出回路16の
検出結果に基づき特定信号即ち同期信号が所定期間(例
えば1〜2時間以上の長時間)検出されないとき、或い
は前記信号検出回路16の検出結果に基づきモード選択
スイッチ71が外部入力の状態で無信号(VTR再生終
了後など)が所定時間続いたとき、さらに操作手段12
又は13からの入力が所定時間何もないときに、主オフ
端子94にハイレベルの信号を出力して、トランジスタ
15をオンすることにより、ソレノイド付き主電源スイ
ッチ14のコイル14-2ヘドライブ電流を与えて主電源ス
イッチ14のスイッチ14-1をオフさせる制御を行うこと
が可能であり、また、操作手段12又は13に設けられ
た主オフキーの操作に基づき主オフ端子94にハイレベ
ルの信号を出力して、トランジスタ15をオンすること
により、ソレノイド付き主電源スイッチ14のコイル14
-2ヘドライブ電流を与えて主電源スイッチ14のスイッ
チ14-1をオフさせる制御を行うことが可能である。さら
に、マイコン9は、前記信号検出回路16の検出結果に
基づいたソレノイド付き主電源スイッチ14の自動オフ
動作を「する」か「しない」かを記憶させる不揮発性の
記憶手段を備えており、ユーザーの希望により自動オフ
動作を「する」か「しない」かを設定/解除できるよう
にしている。なお、ソレノイド付き主電源スイッチ14
は、その手動操作部14-3にて手動でオンオフすることが
可能である。
【0026】操作手段であるリモコン送信機12又は受
像機本体の操作スイッチ13には、TV視聴操作に必要
な各種のキー(電源ボタンを含む)のほかに、本実施の
形態においては、ソレノイド付き主電源スイッチ14を
リモコン操作によりオフするための主オフキーや、主電
源スイッチの自動オフの動作を設定/解除可能にする自
動オフ設定/解除キーが設けられている。
【0027】前述のように、主電源スイッチを自動的に
オフ可能とするため、本実施の形態では図2に示すよう
なソレノイド付き主電源スイッチ14を採用している。
【0028】ソレノイド付き主電源スイッチ14は、図
2に示すように、スイッチ14-1と、コイル14-2と、手動
操作部14-3を有し、手動操作部14-3を押すことでスイッ
チ14-1をオンオフすることができ、スイッチ14-1がオン
の状態(図示実線)でコイル14-2に電流を流すことでス
イッチ14-1をオフの状態(図示点線)にすることができ
る。コイル14-2はソレノイド(電磁石)の一部を構成
し、その電磁力を利用してスイッチ14-1を動かしオフさ
せる。スイッチ14-1がオフするに伴い、手動操作部14-3
もオフ位置に復帰する。
【0029】手動操作部14-3は、例えばプッシュ−プッ
シュ(Push−Push)式のものであり、一度押すとスイッ
チオン、もう一度押すとスイッチオフとなる。スイッチ
14-1がオフの状態でオンの状態に移行させるには、手動
操作部14-3を押し手動操作によりオンにする。なお、ソ
レノイド付きスイッチとしては、市販されている製品
(例えばアルプス電気製)がある。
【0030】コイル14-2の一端は電源(例えば整流回路
102,103の出力端)に接続され、他端はトランジ
スタQ1 のコレクタ・エミッタを通して基準電位点に接
続されており、このトランジスタQ1 のベースにマイコ
ン9からハイレベルの主電源スイッチオフ用電圧を供給
することにより、トランジスタQ1 をオンさせ、これに
よって電源からコイル14-2及びトランジスタQ1 を通し
て基準電位点側にコイル電流を流し、コイル14-2の電磁
力によりスイッチ14-1をオフするようにしている。
【0031】信号検出回路16による信号無しの検出に
基づき、或いは操作手段12又は13の無操作の検出に
基づき、又は操作手段12又は13の主オフキーの操作
に基づき、主電源スイッチ14-1をオフした後に、主電源
スイッチ14-1をオンに移行するには、前述のソレノイド
付き主電源スイッチ14の手動操作部14-3を押しスイッ
チオンにすればよい。
【0032】次に、図1の本実施の形態の動作及び効果
について説明する。ソレノイド付き主電源スイッチ14
の手動操作部14-3を押しスイッチ14-1をオンすることに
よって主電源スイッチを投入すると、商用交流電源から
待機用電源回路10に交流電圧が供給され、ここで整流
平滑され、さらに安定化されて、待機動作が必要な負荷
回路であるマイコン9の電源端子91にマイコン用電源
電圧Vccが供給される。このときは、まだ待機用スイッ
チであるリレー5のスイッチ5-1 はオフしており、全波
整流回路3以降の回路4,6〜8には電源が投入されて
いない待機状態となっている。
【0033】その後、操作手段12又は13の電源ボタ
ン(電源オンキー)を押すと、電源オンを示す信号がマ
イコン9に入力し、マイコン9はその信号をデコードし
て、オン/オフ端子92にハイレベルの信号を出力し、
トランジスタ11がオンして、待機用スイッチであるリ
レー5のスイッチ5-1 がオンする。これにより、整流回
路3以降の回路4,6〜8には電源が投入され、TV受
像機が動作状態となる。
【0034】以上のようにしてTV受像機を動作状態と
することができるが、この動作状態において、信号検出
回路16の検出結果に基づき同期信号が所定期間(例え
ば1〜2時間以上の長時間)検出されないとき、或いは
モード選択スイッチ71が外部入力の状態で無信号(V
TR再生信号終了後など)が所定時間続いたとき、さら
に操作手段12又は13からの入力が所定時間何も無い
ときに、制御手段であるマイコン9は主オフ端子94に
ハイレベルの信号を出力して、ソレノイドドライブ用ト
ランジスタ15をオンさせて、主電源スイッチ14のコ
イル14-2ヘドライブ電流を流し、主電源スイッチ14-1に
併設されているソレノイド(電磁石)を動作させること
によってソレノイド付き主電源スイッチ14のスイッチ
14-1をオフさせる制御を行う。このとき、手動操作部14
-3も同時にオフ位置に復帰することになる。これによ
り、 (1)長時間無操作の状態が続いた場合に、ソレノイド付
き主電源スイッチを動作させて機器への電源供給を停止
させることができる。
【0035】(2)機器が主目的とする回路動作(テレビジ
ョン受像機ならば放送を受信して音や絵を出すこと)を
行っていない場合(テレビジョン受像機ならば放送時間
が終了するなどして無信号になるなど)が一定時間続い
た場合に、ソレノイド付き主電源スイッチを動作させて
機器への電源供給を停止させることができる。
【0036】(3)テレビジョン受像機において、外部入
力モードで無信号となり一定時間経った場合に、ソレノ
イド付き主電源スイッチを動作させて機器への電源供給
を停止させることができる。
【0037】従って、ユーザーにとって必要のない機器
動作の状態においては電力を無駄使いすることが無くな
る、という効果を得ることができる。
【0038】また、本実施の形態では、操作手段12又
は13に設けられた主オフキーの操作に基づき主オフ端
子94にハイレベルの信号を出力して、トランジスタ1
5をオンし、ソレノイド付き主電源スイッチ14のコイ
ル14-2ヘドライブ電流を与えて主電源スイッチ14のス
イッチ14-1をオフさせる制御を行うことが可能である。
このとき、手動操作部14-3も同時にオフ位置に復帰する
ことになる。
【0039】さらに、本発明の実施の形態では、マイコ
ン9は、信号検出回路16の検出結果に基づいたソレノ
イド付き主電源スイッチ14の自動オフ動作を「する」
か「しない」かを、ユーザー操作によりマイコン9内に
記憶させて、自動オフ動作をユーザーの希望するように
設定/解除することが可能である。
【0040】なお、ソレノイド付き主電源スイッチ14
のオフ後に再びオンしたいときは、ユーザーが手動で手
動操作部14-3を押して主電源スイッチ14をオンにすれ
ばよい。
【0041】以上のように本実施の形態によれば、商用
電源をオンオフする主電源スイッチに、それをオフさせ
るためのソレノイドを付け、制御手段であるマイコン9
からの信号に基づきソレノイドヘ電源を供給可能とする
ことにより、受像機が無操作、無信号等を長時間持続し
た場合に、主電源スイッチを自動時にオフすることがで
きるものである。
【0042】尚、以上述べた実施の形態では、テレビジ
ョン受像機における電源回路について説明したが、本発
明はテレビジョン受像機の電源回路に限らず、主電源ス
イッチと待機用スイッチを備えた各種の電気機器の電源
回路に応用することが可能である。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ユー
ザーにとって必要ないと思われる特定の動作状態が所定
期間継続したとき、電気機器の主電源スイッチを自動的
にオフすることができるので、電力消費をほとんど無く
し省電力性(経済性)を高めることができると共に、安
全性を高めることができる。特に、家庭用電気機器に用
いて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の電源回路を示すブロッ
ク図。
【図2】図1におけるソレノイド付き主電源スイッチの
構成を示す図。
【図3】従来の電源回路を示すブロック図。
【符号の説明】
1…ACプラグ 5…リレー(待機用スイッチ) 6…メイン電源回路 7…テレビ受信用回路(主要回路部) 9…マイコン(制御手段) 10…待機用電源回路 12…リモコン送信機(操作手段) 13…操作スイッチ(操作手段) 14…ソレノイド付き主電源スイッチ 14−1…主電源スイッチ 14−2…コイル 14−3…手動操作部 16…信号検出回路 71…モード選択スイッチ(モード選択手段) 94…主オフ端子 95…検出端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月17日(1998.9.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】商用電源より入力される電力をオンオフす
    るためのソレノイド(電磁石)付きの主電源スイッチ
    と、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、メイン電源回路
    への電源供給をオンオフするための待機用スイッチと、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、待機時に電気機
    器内の少なくとも制御手段に必要な電源を供給するため
    の待機用電源回路と、 前記主電源スイッチ及び前記待機用スイッチの後段に設
    けられ、商用電源に基づき電気機器内の主要回路部に必
    要な電源を供給するためのメイン電源回路と、 電気機器の動作時において、電気機器が所定期間、特定
    の動作状態を継続したことを検出する検出手段と、 前記待機用電源回路からの電源に基づいて動作する制御
    手段であって、操作手段のキー操作に基づいて前記待機
    用スイッチをオンオフ制御することが可能であると共
    に、前記検出手段の検出結果または操作手段のキー操作
    に基づいて前記ソレノイド(電磁石)付きの主電源スイ
    ッチのソレノイドを駆動して主電源スイッチをオフさせ
    ることが可能な制御手段とを具備したことを特徴とする
    電源回路。
  2. 【請求項2】商用電源より入力される電力をオンオフす
    るためのソレノイド(電磁石)付きの主電源スイッチ
    と、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、メイン電源回路
    への電源供給をオンオフするための待機用スイッチと、 前記主電源スイッチの後段に設けられ、待機時に電気機
    器内の少なくとも制御手段に必要な電源を供給するため
    の待機用電源回路と、 前記主電源スイッチ及び前記待機用スイッチの後段に設
    けられ、商用電源に基づき電気機器内の主要回路部に必
    要な電源を供給するためのメイン電源回路と、 電気機器の動作時において、電気機器が所定期間、特定
    の動作状態を継続したことを検出する検出手段と、 前記待機用電源回路からの電源に基づいて動作する制御
    手段であって、操作手段のキー操作に基づいて前記待機
    用スイッチをオンオフ制御することが可能であると共
    に、前記検出手段の検出結果または操作手段のキー操作
    に基づいて前記ソレノイド(電磁石)付きの主電源スイ
    ッチのソレノイドを駆動して主電源スイッチをオフさせ
    ることが可能な制御手段と、 前記制御手段に設けられて、前記検出手段の検出結果に
    基づいたソレノイド付きの主電源スイッチの自動オフ動
    作を設定・解除可能にする手段とを具備したことを特徴
    とする電源回路。
  3. 【請求項3】前記検出手段は前記操作手段からの操作信
    号の有無を検出する手段で構成され、 前記制御手段は前記検出手段から所定時間、操作信号無
    しを示す信号を入力したとき、前記主電源スイッチをオ
    フさせることを特徴とする請求項1又は2記載の電源回
    路。
  4. 【請求項4】前記検出手段は前記主要回路部における特
    定信号の有無を検出する手段で構成され、 前記制御手段は前記検出手段から所定時間、特定信号無
    しを示す信号を入力したとき、前記主電源スイッチをオ
    フさせることを特徴とする請求項1又は2記載の電源回
    路。
  5. 【請求項5】前記電気機器がテレビジョン受像機である
    場合に、 前記検出手段は前記主要回路部におけるテレビジョン信
    号の有無を検出する手段で構成され、 前記制御手段は前記検出手段から所定時間、テレビジョ
    ン信号無しを示す信号を入力したとき、前記主電源スイ
    ッチをオフさせることを特徴とする請求項1又は2記載
    の電源回路。
  6. 【請求項6】前記電気機器がテレビジョン受像機であ
    り、テレビジョン信号と外部信号とのいずれかの入力を
    選択するモード選択手段を備えている場合に、 前記検出手段は、前記モード選択手段が外部入力モード
    の状態のときに、前記主要回路部における外部信号の有
    無を検出する手段で構成され、 前記制御手段は前記検出手段から所定時間、外部信号無
    しを示す信号を入力したとき、前記主電源スイッチをオ
    フさせることを特徴とする請求項1又は2記載の電源回
    路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009205424A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Fujitsu Component Ltd 電源制御装置及び電源制御システム
JP2011003067A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Canon Inc 情報処理装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2013191200A (ja) * 2012-02-16 2013-09-26 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法
US8752122B2 (en) 2006-09-12 2014-06-10 Funai Electric Co., Ltd. Television receiving device and power supply control method

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