JPH07222080A - 電源スイッチ回路 - Google Patents

電源スイッチ回路

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Publication number
JPH07222080A
JPH07222080A JP6013684A JP1368494A JPH07222080A JP H07222080 A JPH07222080 A JP H07222080A JP 6013684 A JP6013684 A JP 6013684A JP 1368494 A JP1368494 A JP 1368494A JP H07222080 A JPH07222080 A JP H07222080A
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JP
Japan
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power supply
switch
turned
power
supply circuit
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Application number
JP6013684A
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English (en)
Inventor
Katsuto Minazu
勝登 水津
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メインスイッチが投入されかつサブスイッチ
がオンされた状態で、短時間の停電があった場合に停電
復帰後サブスイッチがオンし、長時間の停電があった場
合に停電復帰後サブスイッチがオンしないように動作さ
せること。 【構成】 マイクロコンピュータ9への検出信号は、メ
インスイッチ2に連動した検出スイッチ11を介して供
給される電荷と第2の電源回路5から供給される電荷
を、コンデンサ15に充電することによって作成され、
かつ第2の電源回路5がオフしたときにはコンデンサ1
5の充電電圧は所定時間経過後に放電されてしまうの
で、第2の電源回路5がオンの状態で、短時間の停電が
あった場合には、コンデンサ15に充電されている電荷
に基づいて、停電復帰後サブスイッチ4がオンし、長時
間の停電があった場合には、コンデンサ15に充電され
ていた電荷が放電されているので、停電復帰後サブスイ
ッチ4がオンしないように動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電源スイッチ回路に係
り、特にテレビジョン受像機に好適な電源スイッチ回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機には、受像機内の各
回路に電力を供給するためのスイッチ(以下、サブスイ
ッチという)と、商用交流電源からの電力をテレビジョ
ン受像機全体に供給するためのメインスイッチを有して
いるものが多い。このようなテレビジョン受像機では、
メインスイッチが投入されていればリモコン等の操作に
より、サブスイッチが制御可能となり、受像機内の回路
の電源をオン、オフできるようになっている。
【0003】このような従来の技術としては、本件出願
人の提案に係る特願平4−68639号がある。この従
来技術について、図3を参照して説明する。
【0004】図3は従来の電源スイッチ回路を示すブロ
ック図である。本回路は、メインスイッチ2をオフにす
ると一切の電力の供給が停止されるオールオフタイプの
構成となっている。
【0005】ACプラグ1には図示しない商用交流電源
が供給されている。このACプラグ1の一方の電源ライ
ン側には、メインスイッチ2を介して第1の電源回路3
の一方の入力端子が接続されていると共に、サブスイッ
チ4を介して第2の電源回路5の一方の電源ラインに接
続されている。
【0006】ACプラグ1の他方の電源ライン側には、
第1の電源回路3の他方の入力端子が接続されていると
共に、第2の電源回路5の他方の入力端子に接続されて
いる。上記第2の電源回路5では、一方の出力端子は図
示しないテレビジョン信号処理回路に接続され他方の出
力端子は基準電位点(グランド)に接続されている。
【0007】第1の電源回路3にて形成される出力電圧
は3つあり、夫々出力端子から取り出される。第1の出
力電圧は、一方では駆動電圧Ssとしてマイクロコンピ
ュータ9に供給され、また、他方では、ダイオード13
のアノード側に供給されている。このダイオード13の
カソード側は、第1の蓄電手段としてのコンデンサ14
の一端側に接続されていると共に、後述する検出スイッ
チ11の一端に接続されている。上記コンデンサ14の
他端は基準電位点に接続されている。
【0008】第2の出力電圧はリセット信号Srとして
マイクロコンピュータ9に供給される。第3の出力電圧
はサブスイッチ4のリレー巻線4cの一端側に供給され
ている。
【0009】リレー巻線4cの他端はトランジスタ7の
コレクタ・エミッタ路を介して基準電位点に接続されて
おり、また、リレー巻線4Cの両端はサージ吸収用のダ
イオード6を介して接続されている。トランジスタ7の
ベースは抵抗R1を介してマイクロコンピュータ9の出
力端子に接続されており、該マイクロコンピュータ9か
らのリレー制御信号Sdが抵抗R1を介してトランジス
タ7のベースに供給される。
【0010】検出スイッチ11としては、メインスイッ
チ2がオンとなる時に連動して瞬時オン後にオフとなる
アンロックタイプのスイッチが用いられている。
【0011】検出スイッチ11の他端は、第2の蓄電手
段としてのコンデンサ15の一端側に接続されると共
に、マイクロコンピュータ9の、検出信号Skを入力す
るSk端子に接続され、且つ抵抗R3,トランジスタ1
6のコレクタ・エミッタ路を介して基準電位点に接続さ
れている。トランジスタ16のベースは抵抗R4を介し
てマイクロコンピュータ9の、放電信号Scを出力する
Sc端子に接続されている。
【0012】マイクロコンピュータ9には、ユーザーが
リモコン等でテレビジョン受像機の電源入切やチャンネ
ル操作等を行うための操作回路8と、ラストチャンネル
ポジションや第2の電源回路5への電源供給を制御する
リレー巻線4cの制御用の制御信号Sdの情報を記憶す
る不揮発性メモリを備えた記憶回路10が接続されてい
る。
【0013】記憶装置10には、サブスイッチ4の現在
の制御信号Sdの情報が記憶されている。この制御信号
Sdのデータはメインスイッチ2が一担切断された後に
再度、投入された場合、マイクロコンピュータ9によっ
て記憶装置10から読み出され、前回の最終の時点にお
けるサブスイッチ4のオン、オフ状態を再現できるよう
になっている。即ち、前回のサブスイッチ4がオンであ
ればマイクロコンピュータ9が制御信号Sdとしてオン
信号を出力し、オフであればマイクロコンピュータ9が
制御信号Sdとしてオフ信号を出力する動作を行う。
【0014】まず、記憶装置10に格納されている制御
信号Sdのデータがオン状態で格納されており、メイン
スイッチ2を投入した場合の動作について考える。
【0015】メインスイッチ2を投入すると、第1の電
源回路3がオンされ、駆動電圧Ssとリセット信号Sr
がマイクロコンピュータ9に供給される。駆動電圧Ss
によってマイクロコンピュータ9はオンとなり、リセッ
ト信号Srによって初期設定される。また、前述の駆動
電圧Ssはマイクロコンピュータ9だけではなくダイオ
ード13,コンデンサ14にも供給される。この結果、
駆動電圧Ssによってコンデンサ14が充電される。
【0016】メインスイッチ2が投入されたときに検出
スイッチ11が連動して瞬間オンになり、コンデンサ1
4に蓄電されていた電荷は検出スイッチ11の接点を通
り、検出信号Skとなってコンデンサ15に供給され充
電される。該コンデンサ15に対する充電が行われるこ
とによって検出信号Skが形成され、該検出信号Sk
は、マイクロコンピュータ9のSk端子に供給される。
【0017】初期設定されたマイクロコンピュータ9は
上記検出信号Sk(この検出信号Skはメインスイッチ
2が投入されたことを示す検出信号である)を受信する
と、記憶装置10に格納されている前回の第2の電源回
路の状態がオンであることを読み出し制御信号Sdとし
てハイレベルの信号を出力し、抵抗R1を介してトラン
ジスタ7のベースに供給する。これによって、トランジ
スタ7がオンされる。
【0018】トランジスタ7がオンすると、第1の電源
回路3の出力端子からサブスイッチ4のリレー巻線4c
に電力が供給され、リレー巻線4cが励磁される。そし
て、接点4a,4bが接触し商用交流電源が第2の電源
回路5に供給され第2の電源回路5がオンされる。該第
2の電源回路5がオンされると、受像機内の各回路に所
定(図示せず)の電力が供給される。
【0019】マイクロコンピュータ9はコンデンサ15
より検出信号Skを受信すると、放電信号Scを、抵抗
R4を介してトランジスタ16のベースに供給しトラン
ジスタ16をオンさせる。トランジスタ16がオンした
ことによりコンデンサ15に蓄電されていた電荷を、抵
抗R3を介してトランジスタ16のコレクタ・エミッタ
路を通して基準電位点に放電させる。
【0020】なお、メインスイッチ2が投入された後、
メインスイッチ2に連動した検出スイッチ11は瞬時オ
ンした後オフ状態にあり、このときコンデンサ14には
負荷がない。そして、メインスイッチ2がオフされるま
で第1の電源回路3からの駆動電圧Ssに基づいてダイ
オード13を介してコンデンサ14に充電され、メイン
スイッチ2がオフされ、次回メインスイッチ2が投入さ
れるまでその電荷は保持される。
【0021】記憶装置10では、前述したようにリレー
巻線4cを制御する情報として現在の制御信号Sdを記
憶している。
【0022】次に、以下のような場合を考える。例え
ば、メインスイッチ2が投入されかつサブスイッチ4が
オンされたままの状態で停電があり、後に停電が復帰さ
れ、第1の電源回路3に再度、交流電源からの出力(以
下、単にACと称する)が供給される場合。
【0023】メインスイッチ2が投入されたままの状態
でACが第1の電源回路3に供給されると、前記の例と
同様に第1の電源回路3から駆動電圧Ssが供給される
一方、ダイオード13を介してコンデンサ14と検出ス
イッチ11の一端に駆動電圧Ssが供給される。また、
同時に第1の電源回路3からリセット信号Srがマイク
ロコンピュータ9に供給される。この結果、駆動電圧S
sによってマイクロコンピュータ9は起動されると共
に、リセット信号Srによって初期設定される。
【0024】検出スイッチ11はメインスイッチ2の投
入動作が行われていないのでオフのままであり、コンデ
ンサ14に蓄えられた電荷のコンデンサ15への移動は
行われない。従って、マイクロコンピュータ9は検出信
号Sk(この検出信号Skはメインスイッチ11が投入
されたことを示す検出信号ではない)を受信するとマイ
クロコンピュータ9は記憶装置10の制御信号データを
読み出すことはせずに(検出信号Skがないため)制御
信号Sdとしてローレベル信号を出力し抵抗R1を介し
てトランジスタ7のベースに供給して該トランジスタ7
をオフさせる。この時、サブスイッチ4のリレー巻線4
cが励磁されることなくメインスイッチ2からのACが
第2の電源回路5に供給されない。
【0025】この場合は、現在ユーザーがテレビジョン
受像機を受像していて停電があり停電が復帰した場合に
は必ず第2の電源回路5は動作しないこととなるため、
ユーザーは、その度にリモコン等を使用して制御信号S
dをハイレベルに設定し、リレー巻線4cを制御して第
2の電源回路5が動作するように制御しなければならず
大変不便である。
【0026】一方、マイクロコンピュータ9による制御
動作を次のように行うシステムとする場合もある。
【0027】即ち、メインスイッチ2が投入されたまま
の状態で停電があり、後に停電が復帰されたような場
合、マイクロコンピュータ9は検出信号Skがないが、
このとき制御信号Sdとしては検出信号Skによらず、
前記記憶装置10に記憶されている情報によって動作が
規定されるシステムとするものである。
【0028】例えば、上記記憶装置10の情報がオンで
あれば、制御信号Sdとしてハイレベル信号を出力し、
該ハイレベル信号を抵抗R1を介してトランジスタ7の
ベースに供給する。これによって、トランジスタ7がオ
ンする。また、上記情報がオフであれば、制御信号Sd
としてローレベル信号を出力し、該ローレベル信号を抵
抗R1を介してトランジスタ7のベースに供給する。こ
れによって、トランジスタ7がオフする。
【0029】このシステムの場合、第2の電源回路5を
動作させてテレビジョン受像機を作動させていてメイン
スイッチ2をオフして放置した後に(この場合は記憶装
置10に記憶されている上記情報はオンである)停電と
なり、その後、ユーザーがその停電状態において(気ず
かずに)メインスイッチ2を投入すると、この時は、A
Cプラグ1からACが供給されていないためにテレビジ
ョン受像機は動作せず、ユーザーはその不動作のままの
状態を放置しておくことが考えられる。
【0030】やがて停電が復帰したときは上記記憶装置
10に保持されている上記記憶情報はオンであるから、
この情報に基づいてハイレベルの制御信号がトランジス
タ7に供給され該トランジスタ7がオンとされる。この
結果、サブスイッチ4のリレー巻線4cが励磁され、メ
インスイッチ2からのACが第2の電源回路5に供給さ
れる事になり、テレビジョン受像機は受像できる状態に
なる。この場合には必ずしもユーザーがテレビジョン受
像機の近辺にいるとは限らず、したがってユーザーの知
らないままテレビジョン受像機が動作してしまうことと
なり好ましくない。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来技術
では、メインスイッチ2が投入されたままの状態で停電
があり、その後に停電が復帰した場合はメインスイッチ
2に接続されたサブスイッチ4がオフする動作となり不
便である。あるいは、停電が復帰した時にサブスイッチ
4がオンする動作となり、好ましくない状態が発生する
という問題点があった。
【0032】本発明は、このような電源スイッチ回路の
欠点を除去するために、メインスイッチが投入されかつ
サブスイッチがオンされた状態で、短時間の停電があっ
た場合に、停電復帰後サブスイッチ4がオンし、長時間
の停電があった場合に、停電復帰後サブスイッチ4がオ
ンしないように動作する電源スイッチ回路を提供するこ
とを目的としている。
【0033】
【課題を解決するための手段】本発明による電源スイッ
チ回路は、交流電源からの電力供給路上に配置され、電
力の供給をオン,オフするためのメインスイッチと、こ
のメインスイッチがオン状態のときに第1の直流電源電
圧を発生する第1の電源回路と、前記メインスイッチの
出力側の電力供給路上に配置され、制御信号によってオ
ン,オフ制御されるサブスイッチと、このサブスイッチ
がオン状態のときに第2の直流電源電圧を発生する第2
の電源回路と、電圧を保持するための第1の蓄電手段
と、この第1の蓄電手段からの電圧と前記第2の電源回
路からの電圧によって充電される第2の蓄電手段と、前
記第1の蓄電手段と前記第2の蓄電手段との間に配置さ
れ、前記メインスイッチの投入時に連動してオン動作
し、前記第1の蓄電手段に保持されている電圧を検出信
号として前記第2の蓄電手段に供給するための第3のス
イッチと、前記第2の電源回路から前記第2の蓄電手段
に対して電荷を供給する充電路手段と、前記第2の電源
回路がオフしたときには前記第2の蓄電手段に蓄積され
ている電荷を所定時間経過後に放電させる放電路手段
と、前記第1の電源回路からの第1の直流電源電圧によ
って動作し、前記第2の蓄電手段に供給された検出信号
に応答して前記サブスイッチをオンにするための前記制
御信号を発生する制御信号発生手段とを具備したことを
特徴としている。
【0034】
【作用】本発明においては、制御信号発生手段への検出
信号は、特願平4−68639号公報と同様にメインス
イッチに連動した第3のスイッチ(検出スイッチ)を介
して供給される電荷と更に第2の電源回路から供給され
る電荷とを、第2の蓄電手段に充電することによって作
成され、かつ第2の電源回路がオフしたときには第2の
蓄電手段の充電電圧は所定時間経過後に放電されてしま
うので、第2の電源回路がオンの状態で、短時間の停電
があった場合には、第2の蓄電手段に充電されている電
荷に基づいて、停電復帰後サブスイッチがオンし、長時
間の停電があった場合には、第2の蓄電手段に充電され
ていた電荷が放電されているので、停電復帰後サブスイ
ッチがオンしないように動作する。
【0035】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1は本発明の一実施例の電源スイッチ回路を示すブロッ
ク図である。本回路は、メインスイッチ2をオフにする
と一切の電力の供給が停止されるオールオフタイプの構
成となっている。ACプラグ1には図示しない商用交流
電源が供給されている。このACプラグ1の一方の電源
ライン側には、メインスイッチ2を介して第1の電源回
路3の一方の入力端子が接続されていると共に、サブス
イッチ4を介して第2の電源回路5の一方の電源ライン
に接続されている。
【0036】ACプラグ1の他方の電源ライン側には、
第1の電源回路3の他方の入力端子が接続されていると
共に、第2の電源回路5の他方の入力端子に接続されて
いる。上記第2の電源回路5では、一方の出力端子は図
示しないテレビジョン信号処理回路に接続され他方の出
力端子は基準電位点(グランド)に接続されている。
【0037】第1の電源回路3にて形成される出力電圧
は3つあり、夫々出力端子から取り出される。第1の出
力電圧は、一方では駆動電圧Ssとしてマイクロコンピ
ュータ9に供給され、また、他方では、ダイオード13
のアノード側に供給されている。このダイオード13の
カソード側は、第1の蓄電手段としてのコンデンサ14
の一端側に接続されていると共に、後述する検出スイッ
チ11の一端に接続されている。上記コンデンサ14の
他端は基準電位点に接続されている。
【0038】第2の出力電圧はリセット信号Srとして
マイクロコンピュータ9に供給される。第3の出力電圧
はサブスイッチ4のリレー巻線4cの一端側に供給され
ている。
【0039】リレー巻線4cの他端はトランジスタ7の
コレクタ・エミッタ路を介して基準電位点に接続されて
おり、また、リレー巻線4Cの両端はダイオード6を介
して接続されている。トランジスタ7のベースは抵抗R
1を介してマイクロコンピュータ9の出力端子に接続さ
れており、該マイクロコンピュータ9からのリレー制御
信号Sdが抵抗R1を介してトランジスタ7のベースに
供給される。
【0040】検出スイッチ11としては、メインスイッ
チ2がオンとなる時に連動して瞬時オン後にオフとなる
アンロックタイプのスイッチが用いられている。
【0041】検出スイッチ11の他端は、第2の蓄電手
段としてのコンデンサ15の一端側に接続されると共
に、マイクロコンピュータ9の、検出信号Skを入力す
るSk端子に接続されている。なお、コンデンサ15の
他端側は基準電位点に接続されている。本実施例では、
従来例の放電用トランジスタ16及び抵抗R3 ,R4 を
削除してある。
【0042】マイクロコンピュータ9には、ユーザーが
リモコン等でテレビジョン受像機の電源入切やチャンネ
ル操作等を行うための操作回路8と、ラストチャンネル
ポジションや第2の電源回路5への電源供給を制御する
リレー巻線4cの制御用の制御信号Sdの情報を記憶す
る不揮発性メモリを備えた記憶回路10が接続されてい
る。
【0043】記憶装置10には、サブスイッチ4の現在
の制御信号Sdの情報が記憶されている。この制御信号
Sdのデータはメインスイッチ2が一担切断された後に
再度、投入された場合、マイクロコンピュータ9がこの
再投入を検出することによって記憶装置10から読み出
され、前回の最終の時点におけるサブスイッチ4のオ
ン、オフ状態を再現できるようになっている。即ち、前
回のサブスイッチ4がオンであればマイクロコンピュー
タ9が制御信号Sdとしてオン信号を出力し、オフであ
ればマイクロコンピュータ9が制御信号Sdとしてオフ
信号を出力する動作を行う。
【0044】更に、以上の構成に加えて、前記第2の電
源回路5が動作(オン)中は第2の電源回路5から電荷
を前記コンデンサ15に供給する充電路手段と、前記コ
ンデンサ15に蓄電されている電荷を放電させる放電路
手段とが設けられている。前記充電路手段は、抵抗R5
とダイオード17で構成され、ダイオード17はそのア
ノードが第2の電源回路5側に接続され、カソードが前
記コンデンサ15の一端側に接続されている。なお、抵
抗R5 は電流制限用であり、第2の電源回路5内に等価
のものがあれば削除してもよい。また、前記放電路手段
は、一端が前記コンデンサ15の一端側に接続され他端
が基準電位点に接続された抵抗R6 で構成されている。
【0045】次に、動作を説明する。まず、記憶装置1
0に格納されている制御信号Sdのデータがオン状態で
格納されており、メインスイッチ2を投入した場合の動
作について考える。
【0046】メインスイッチ2を投入すると、第1の電
源回路3がオンされ、駆動電圧Ssとリセット信号Sr
がマイクロコンピュータ9に供給される。駆動電圧Ss
によってマイクロコンピュータ9はオンとなり、リセッ
ト信号Srによって初期設定される。また、前述の駆動
電圧Ssはマイクロコンピュータ9だけではなくダイオ
ード13,コンデンサ14にも供給される。この結果、
駆動電圧Ssによってコンデンサ14が充電される。
【0047】メインスイッチ2が投入されたときに検出
スイッチ11が連動して瞬間オンになり、コンデンサ1
4に蓄電されていた電荷は検出スイッチ11の接点を通
り、コンデンサ15に供給され充電される。該コンデン
サ15に対する充電が行われることによって検出信号S
kが形成され、該検出信号Skは、マイクロコンピュー
タ9のSk端子に供給される。
【0048】初期設定されたマイクロコンピュータ9は
上記検出信号Skを受信すると、記憶装置10に格納さ
れている前回の第2の電源回路の状態がオンであること
を読み出し制御信号Sdとしてハイレベルの信号を出力
し、抵抗R1を介してトランジスタ7のベースに供給す
る。これによって、トランジスタ7がオンされる。
【0049】トランジスタ7がオンすると、第1の電源
回路3の出力端子からサブスイッチ4のリレー巻線4c
に電力が供給され、リレー巻線4cが励磁される。そし
て、接点4a,4bが接触し商用交流電源が第2の電源
回路5に供給され第2の電源回路5がオンされる。該第
2の電源回路5がオンされると、受像機内の各回路(図
示せず)に所定の電力が供給される。
【0050】上記第2の電源回路5がオンしている場合
に、新たに追加された抵抗R6とダイオードを介してコ
ンデンサ15が充電される。しかし、上記第2の電源回
路5がオフしている場合には、コンデンサ15に充電さ
れることなくコンデンサ15の電荷は抵抗R6との時定
数をもって放電するように動作する。
【0051】なお、メインスイッチ2が投入された後、
メインスイッチ2に連動した検出スイッチ11は瞬時オ
ンした後オフ状態にあり、このときコンデンサ14には
負荷がない。そして、メインスイッチ2がオフされるま
で第1の電源回路3からの駆動電圧Ssに基づいてダイ
オード13を介してコンデンサ14に充電され、メイン
スイッチ2がオフされ、次回メインスイッチ2が投入さ
れるまでその電荷は保持される。
【0052】次に、以下のような場合を考える。例え
ば、メインスイッチ2が投入されたままの状態で停電が
あり、後に停電が復帰され、第1の電源回路3に再度、
交流電源からの出力(以下、単にACと称する。)が供
給される場合。
【0053】メインスイッチ2が投入されたままの状態
でACが第1の電源回路3に供給されると、前記の例と
同様に第1の電源回路3からマイクロコンピュータ9に
駆動電圧Ssが供給される一方、該駆動電圧Ssがダイ
オード13を介してコンデンサ14と検出スイッチ11
の一端に供給される。また、同時に第1の電源回路3か
らリセット信号Srがマイクロコンピュータ9に供給さ
れる。この結果、駆動電圧Ssによってマイクロコンピ
ュータ9は起動されると共に、リセット信号Srによっ
て初期設定される。
【0054】検出スイッチ11はメインスイッチ2の投
入動作が行われていないのでオフのままであり、コンデ
ンサ14に蓄えられた電荷のコンデンサ15への移動は
行なわれない。
【0055】本実施例では、第2の電源回路5とコンデ
ンサ15との間に抵抗R5 とダイオード17による充電
路手段が設けられているので、コンデンサ15の電荷状
態は停電以前の第2の電源回路5の動作如何(オン状態
かオフ状態か)による。第2の電源回路5が動作してい
る状態(オン状態)であればコンデンサ15に電荷が注
入されている状態であり、停電した時点からコンデンサ
15の充電電荷はコンデンサ15と抵抗R6による時定
数で電荷が放電される。
【0056】その後に停電が復帰した場合は、コンデン
サ15に残留している電荷の状態によって検出信号Sk
はハイレベルかローレベルかが決定される。このハイレ
ベル,ローレベルはマイクロコンピュータ9のしきい値
によって決定されるもので、しきい値より大きければハ
イレベル、小さければローレベルと判定されることは周
知の事である。したがって、コンデンサ15と抵抗R6
の時定数を適宜に設定することにより、停電時間が比較
的、短ければコンデンサ15に残留している電荷に基づ
き検出信号Skはハイレベルとなる。そして停電復帰時
にはサブスイッチ4をオン即ち第2の電源回路5をオン
するように動作し、停電時間が比較的長ければコンデン
サ15に残留している電荷が殆ど無くなり検出信号Sk
はローレベルとなり停電復帰時にはサブスイッチ4はオ
フのままとなる。
【0057】また、停電以前にサブスイッチ4がオフし
ていて第2の電源回路5が動作していない場合(オフ状
態)には、コンデンサ15は充電されていないので、停
電復帰した場合にはサブスイッチ4はオンせず第2の電
源回路5もオンしない。
【0058】図2は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。◎図2に示す実施例は、図3の従来例の構成
に加えて、第2の電源回路5からの電圧を抵抗R5 とダ
イオード17から成る充電路手段を介してコンデンサ1
5の一端に供給する構成とし、従来例の放電用トランジ
スタ16及び抵抗R3 をそのまま放電路手段として用い
る構成としてもよい。但し、マイクロコンピュータ9は
コンデンサ15より検出信号Skを受信した時点から所
定の時間を経過(遅延)した後に、放電信号Scを、抵
抗R4を介してトランジスタ16のベースに供給しトラ
ンジスタ16をオンさせ、コンデンサ15に蓄電されて
いた電荷を、抵抗R3を介してトランジスタ16のコレ
クタ・エミッタ路を通して基準電位点に放電させるよう
にする。なお、抵抗R5 は電流制限用であり、第2の電
源回路5内に等価のものがあれば削除してもよい。
【0059】このように、図1の実施例の構成に対し
て、放電用トランジスタ16及び抵抗R3 ,R4 を設
け、放電用抵抗R6 を削除する構成としても、図1の実
施例と同様の作用・効果を得ることができる。
【0060】尚、図1及び図2の実施例において、蓄電
手段を構成するコンデンサ14は必ずしもコンデンサで
ある必要はなく、1次電池或いは2次電池で構成するこ
とも可能である。その際には、コンデンサ14に代えて
電池を接続し、ダイオード13による充電路は削除する
構成とすればよい。
【0061】尚、図2の実施例では、コンデンサ15の
残りの電荷の放電用トランジスタ16の制御を、制御信
号発生手段を構成するマイクロコンピュータ9により行
っているが、その制御はマイクロコンピュータ9に限定
されない。例えば、マイクロコンピュータ9が検出信号
Skを受信してから、所定の遅延時間をもって放電用ト
ランジスタ16をオンさせる放電用制御手段を別に設け
てもよい。
【0062】尚、図1及び図2の実施例では、マイクロ
コンピュータ9に対する検出信号Skの入力インピーダ
ンスを無限大と想定し、コンデンサ15からの検出信号
Skをマイクロコンピュータ9へ直接導入する構成とな
っているが、マイクロコンピュータ9の入力インピーダ
ンスが低い場合には、コンデンサ15とマイクロコンピ
ュータ9との間にインピーダンス変換手段を配設し、コ
ンデンサ15からの検出信号Skをこのインピーダンス
変換手段を通してマイクロコンピュータ9に供給する構
成とすればよい。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、メイ
ンスイッチが投入されかつサブスイッチがオンされた状
態で、短時間の停電があった場合に、停電復帰後サブス
イッチがオンして受像機回路がオンし、長時間の停電が
あった場合には、停電復帰後サブスイッチがオンせず従
って受像機回路がオンしないように動作させることが可
能となり、ユーザーにとって使い勝手の良い電源スイッ
チ回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電源スイッチ回路を示すブ
ロック図。
【図2】本発明の他の実施例を示すブロック図。
【図3】従来の電源スイッチ回路を示すブロック図。
【符号の説明】
2…メインスイッチ 3…第1の電源回路 4…サブスイッチ 5…第2の電源回路 9…マイクロコンピュータ(制御信号発生手段) 11…検出スイッチ(第3のスイッチ) 14…コンデンサ(第1の蓄電手段) 15…コンデンサ(第2の蓄電手段) 16…放電用トランジスタ 17…ダイオード R3 ,R6 …放電用抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源からの電力供給路上に配置され、
    電力の供給をオン,オフするためのメインスイッチと、 このメインスイッチがオン状態のときに第1の直流電源
    電圧を発生する第1の電源回路と、 前記メインスイッチの出力側の電力供給路上に配置さ
    れ、制御信号によってオン,オフ制御されるサブスイッ
    チと、 このサブスイッチがオン状態のときに第2の直流電源電
    圧を発生する第2の電源回路と、 電圧を保持するための第1の蓄電手段と、 この第1の蓄電手段からの電圧と前記第2の電源回路か
    らの電圧によって充電される第2の蓄電手段と、 前記第1の蓄電手段と前記第2の蓄電手段との間に配置
    され、前記メインスイッチの投入時に連動してオン動作
    し、前記第1の蓄電手段に保持されている電圧を検出信
    号として前記第2の蓄電手段に供給するための第3のス
    イッチと、 前記第2の電源回路から前記第2の蓄電手段に対して電
    荷を供給する充電路手段と、 前記第2の電源回路がオフしたときには前記第2の蓄電
    手段に蓄積されている電荷を所定時間経過後に放電させ
    る放電路手段と、 前記第1の電源回路からの第1の直流電源電圧によって
    動作し、前記第2の蓄電手段に供給された検出信号に応
    答して前記サブスイッチをオンにするための前記制御信
    号を発生する制御信号発生手段とを具備したことを特徴
    とする電源スイッチ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電源スイッチ回路におい
    て、 前記充電路手段は、アノードが前記第2の電源回路に接
    続し、カソードが前記第2の蓄電手段の一端に接続した
    ダイオードで構成され、前記放電路手段は、一端が前記
    第2の蓄電手段に接続し他端が基準電位点に接続した抵
    抗で構成されることを特徴とする。
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