JP3000824B2 - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JP3000824B2
JP3000824B2 JP5163329A JP16332993A JP3000824B2 JP 3000824 B2 JP3000824 B2 JP 3000824B2 JP 5163329 A JP5163329 A JP 5163329A JP 16332993 A JP16332993 A JP 16332993A JP 3000824 B2 JP3000824 B2 JP 3000824B2
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voltage
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堅太郎 宮沢
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主電源にて常時充電され
ているバックアップ電源における電圧検出回路に係り、
特にメモリ等の回路に使用されるバックアップ電源の電
流を消費せずに電圧を検出する電圧検出回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電圧検出回路における特
にバックアップ電源電圧検出回路は図3に示すように、
電源を投入したとき、バックアップ電源への充電を遅ら
せ、その間にコンデンサの電圧を判定する電圧検出回路
が設けられている。従来のバックアップ電圧検出回路の
一例が、例えば、特開昭59−122122号公報に記
載されている。この公報に記載されたバックアップ電圧
検出回路は、図3に示すような抵抗24とコンデンサ2
3の時定数で遅延時間を作り出していたのでは、メイン
電源27のオフ時に、コンデンサ23の電荷を放電して
おかなければつぎにメイン電源27をオンしたときに遅
延が十分に行われないという不都合があった。この図3
において、21はバックアップ電源22によりバックア
ップされる回路、25はダイオード、26はスイッチで
ある。
【0003】このため、図4に示すように、バックアッ
プ電圧検出のための充電開始遅延時間をディジタル的に
得て集積回路化に適したバックアップ電圧検出回路で、
電源投入からバックアップ電源への充電開始までの時間
をクロックパルスを計数することにより得るものであ
る。この図4は集積回路28として構成されており、低
電位側電源回路をVSS1 ,VSS2 の2つに分けられ、電
源オフ時にはVSS2 をバックアップしている。
【0004】この図4において、電源スイッチ29をオ
ンするとシステムリセット信号回路30よりリセットパ
ルスを発生し、タイマ回路31、ラッチ回路36を特定
の状態に設定する。ここで、MOSスイッチ回路32は
タイマ回路31の出力で制御されてオフ状態であるの
で、電源保持用のコンデンサ33への充電は禁止されて
いる。また、基準電圧回路34の電圧はコンデンサ33
でバックアップされる回路37が論理情報を保持できる
最低の電圧に設定してあり、もし、コンデンサ33の電
圧つまりVSS2 の電圧と基準電圧回路34の電圧VREF
の関係がVSS2 >VRE F であればMOS入力コンパレー
タ35の出力は「H」レベルとなり、バックアップされ
る回路37の論理情報の保持は不良であることを判定す
る。この結果はラッチ回路36に記憶される。
【0005】つぎに、タイマ回路31が発振回路38の
発振パルスを計数し、一定の時間を検出すると、タイマ
回路31の出力は「H」レベルとなり、MOSスイッチ
回路32がオンしてコンデンサ33への充電を始める。
このため、VSS2 <VREF となりMOS入力コンパレー
タ35の出力は「L」レベルとなるが、ラッチ回路36
の出力は「H」レベルに保持されている。この図4にお
いて、39はダイオード、40はメイン電源、41〜4
5は外部端子である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバックアッ
プ電圧検出回路では、メイン電源投入時に、バックアッ
プ電源への充電開始までの遅延時間が必要で、その後に
電圧検出をしなければならないという問題があった。ま
た、従来のものはバックアップ電源の充電時間を遅らせ
るため、バックアップ電源への充電回路に抵抗またはス
イッチ回路が必要となり充電電圧の損失があるという問
題があった。
【0007】本発明はかかる問題を解決するためになさ
れたもので、バックアップ電源などからの電流を消費せ
ずに電圧が検出でき、これによりメイン電源を投入した
ときにバックアップされているメモリ等のデータ破壊の
有無も検出できる電圧検出回路を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電圧検出回路
は、主電源にて常時充電されているバックアップ電源の
電圧を検出する電圧検出回路において、主電源とバック
アップされる回路とを接続する配線に第1の電極が接続
されかつグランドに第2の電極が接続されたバックアッ
プ電源と、このバックアップ電源の第1の電極に一方の
電極が接続されたコンデンサと、このコンデンサの他方
の電極とグランドとの間に直列接続された可変抵抗器
と、所定のスレショルド電圧値を有し、上記可変抵抗器
の両端電圧が上記スレショルド電圧値以下となると第1
のレベルの電圧検出信号を出力し、上記可変抵抗器の両
端電圧が上記スレショルド電圧値を超えると第2のレベ
ルの電圧電圧検出信号を出力するCMOSインバータと
を備え、上記主電源が投入される直前の上記バックアッ
プ電源の電圧を上記可変抵抗器の両端の電圧によって知
るようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明においては、メイン電源が立ち上がった
ときに時定数で遅延時間を調整し、主電源が投入された
ときバックアップ電源を直ちに充電し、抵抗の両端の電
圧を検出することにより主電源が投入される直前のバッ
クアップ電源の電圧を知るようにする。
【0010】
【実施例】つぎに本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による電圧検出回路の一実施例を示す
ブロック図である。この図1において、1はメイン電
源、2はこのメイン電源1に直列接続されたダイオー
ド、3はこのダイオード2のカソード側と接地間に接続
されたバックアップ電源、4はこのバックアップ電源3
によりバックアップされる回路である。
【0011】5および6はバックアップ電源3の両極間
に直列接続されたコンデンサおよび抵抗器(可変抵抗
器)、7はスレショルド電圧の特性で電圧を判定するC
MOSインバータで、このCMOSインバータ7により
主電源が投入される直前のバックアップ電源の電圧を抵
抗器の両端の電圧にて知ることができるように構成さ
れている。8はCMOSインバータ7の出力を入力とす
る検出信号受信回路、9は本発明による電圧検出回路で
ある。
【0012】図2は図1における各部分の動作波形およ
びタイムチャートである。この図2において図1と同一
符号のものは相当部分を示し、(イ)は2.5Vのイン
バータのスレショルド電圧を示し、(ロ)は2Vのバッ
クアップ可能な電圧、(ハ)は2.5Vのインバータの
スレショルド電圧、(ニ)は2Vのバックアップ可能な
電圧を示す。
【0013】つぎに図1に示す実施例の動作を図2を参
照して説明する。図2はメイン電源1が停電などの原因
で電圧が供給できなくなり、バックアップ電源に切り替
わったときの状態で、(a)は供給されている電圧がバ
ックアップ可能な電圧2V以下に低下した場合であり、
(b)は供給されている電圧が2V以上ある場合であ
る。
【0014】まず、図2(a)の状態を説明する。バッ
クアップ電源3の電圧が1.5Vまで低下したときにメ
イン電源1の電圧5Vが投入されるとコンデンサ5は充
電を開始し、また、CMOSインバータ7が動作しC点
のパルスは「H」レベル状態になる。このとき、バック
アップされる回路4には即座に5Vが供給される。そし
て、コンデンサ5はメイン電源1が投入された時のバッ
クアップ電源電圧値1.5Vをメイン電源1の電圧5V
から引いた値、すなわち、3.5Vまで充電される。そ
の後、徐々に放電する。このときの状態がA点の波形で
ある。さらに、A点の電圧を可変抵抗器6により分圧さ
れた値がB点の波形となる。このB点の波形がCMOS
インバータ7のスレショルド電圧2.5V(イ)を越え
たときCMOSインバータ7が動作してC点のパルスが
「L」レベルになり、放電によりスレショルド電圧値よ
り低下したとき再び「H」レベルとなる。このC点のパ
ルスが電圧検出信号となる。
【0015】つぎに、図2(b)を説明する。メイン電
源1の電源投入時のバックアップ電源電圧が2.2Vあ
り、コンデンサ5にはメイン電源電圧5Vから2.2V
を引いた値まで充電し、その後、放電する。これがA点
の波形となり、B点は可変抵抗器6により分圧されB点
の波形が得られる。このときB点の波形はCMOSイン
バータ7のスレショルド電圧に達しないためC点のパル
スは「H」レベルの状態を保持する。以上の動作により
バックアップ電源電圧の検出を行っている。また、この
図1に示す回路は、メイン電源投入時以外、抵抗器(可
変抵抗器)6に電流が流れないため、バックアップ電源
使用時にバックアップ電源の電流を消費することはな
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メイン電
源が立ち上がったときに時定数で遅延時間を調整し、主
電源が投入されたときバックアップ電源を直ちに充電
し、抵抗の両端の電圧を検出することにより主電源が投
入される直前のバックアップ電源の電圧を知るようにし
たので、バックアップ電源などからの電流を消費せずに
電圧が検出でき、これによりメイン電源を投入したとき
にバックアップされているメモリ等のデータ破壊の有無
も検出できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電圧検出回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図2における各部分の動作波形およびタイムチ
ャートである。
【図3】従来のバックアップ電圧検出回路の一例を示す
ブロック図である。
【図4】従来の例を集積回路で構成したブロック図であ
る。
【符号の説明】
3 バックアップ電源 4 バックアップされる回路 5 コンデンサ 6 可変抵抗器(抵抗器) 7 CMOSインバータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主電源にて常時充電されているバックア
    ップ電源の電圧を検出する電圧検出回路において、主電源とバックアップされる回路とを接続する配線に第
    1の電極が接続されかつグランドに第2の電極が接続さ
    れたバックアップ電源と、 このバックアップ電源の第1の電極に一方の電極が接続
    されたコンデンサと、 このコンデンサの他方の電極とグランドとの間に直列接
    続された 可変抵抗器と所定のスレショルド電圧値を有
    し、前記可変抵抗器両端電圧が前記スレショルド電圧
    値以下となると第1のレベルの電圧検出信号を出力し、
    前記可変抵抗器の両端電圧が前記スレショルド電圧値を
    超えると第2のレベルの電圧検出信号を出力するCMO
    Sインバータとを備え、前記主電源が投入される直前の前記バックアップ電源の
    電圧を前記可変抵抗器の両端の電圧によって知るように
    した ことを特徴とする電圧検出回路。
JP5163329A 1993-06-08 1993-06-08 電圧検出回路 Expired - Lifetime JP3000824B2 (ja)

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JPH06351176A JPH06351176A (ja) 1994-12-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5838432Y2 (ja) * 1980-02-25 1983-08-31 タケダ理研工業株式会社 メモリ用電源装置
JPH03148718A (ja) * 1989-11-06 1991-06-25 Hitachi Ltd バツクアツプ用バツテリ電圧異常検出方法

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