JPH05268812A - 乗用型田植機 - Google Patents

乗用型田植機

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JPH05268812A
JPH05268812A JP4100449A JP10044992A JPH05268812A JP H05268812 A JPH05268812 A JP H05268812A JP 4100449 A JP4100449 A JP 4100449A JP 10044992 A JP10044992 A JP 10044992A JP H05268812 A JPH05268812 A JP H05268812A
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lever
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rice transplanter
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Isao Ishida
石田  伊佐男
Toshio Tamai
玉井  利男
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Hisashi Kamiya
神谷  寿
Takahide Shiozaki
塩崎  孝秀
Michinori Seike
清家  理伯
Masaru Nomura
野村  勝
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗用車体2の左右両側に設けたステップ66
を作業者が歩行するときに、不用意に主変速レバー25
に接触しても、変速位置が変わらないようにした乗用型
田植機1を提供する。 【構成】 ステアリングハンドル13の側方に、前後方
向に移動して複数段の変速シフトを行う主変速レバー2
5を有する乗用車体2の後部に、苗植付部4を装着した
乗用型田植機1であって、上記主変速レバー25は、複
数段のシフト操作が可能なシフトガイド部29がステア
リングハンドル13の外側に位置して設けられ、このシ
フトガイド部29に沿って変速シフトしたとき、ステア
リングハンドル13側にバネ28により付勢されてガイ
ドプレート31の係止溝31a〜31cに係合し、他の
シフト位置への移動が規制されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステアリングハンドル
の側方に、前後方向に移動して複数段の変速シフトを行
う主変速レバーを有する乗用車体の後部に、苗植付部を
装着した乗用型田植機に関し、特に乗用車体のステップ
を作業者が移動するときに主変速レバーに接触しても、
変速位置が変わらないようにした乗用型田植機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ステアリングハンドルの側方に、
前後方向に移動して複数段の変速シフトを行う主変速レ
バーを有する乗用車体の後部に、苗植付部を装着した乗
用型田植機が知られている。そして、乗用車体の前部か
ら操縦座席近傍までの左右両側にステップを設け、この
ステップ上を作業者が歩行して、圃場に入ることなく苗
や肥料の補給作業を行うようにした乗用型田植機が周知
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような乗用型田
植機においては、乗用車体のステップ上を作業者が歩行
するときに不用意に主変速レバーに接触してこれを移動
させ、例えばニュートラル位置から路上走行速位置にシ
フトしてしまい、乗用車体を発進させるときに急発進す
るような危険性があった。本発明は、上記の問題点を解
決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、ステアリングハンドルの側方に、前後方
向に移動して複数段の変速シフトを行う主変速レバーを
有する乗用車体の後部に、苗植付部を装着した乗用型田
植機において、上記主変速レバーは、複数段のシフト操
作が可能なシフトガイド部がステアリングハンドルの外
側に位置して設けられ、このシフトガイド部に沿って変
速シフトしたとき、ステアリングハンドル側に付勢され
て他のシフト位置への移動が規制されるように構成した
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記の構成によって本発明の乗用型田植機は、
主変速レバーが、シフトガイド部に沿って変速シフトし
たとき、ステアリングハンドル側に付勢されて他のシフ
ト位置への移動が規制されているので、作業者が乗用車
体のステップ上を歩行するときに不用意に主変速レバー
に接触したとしても、主変速レバーは移動することがな
く、従って変速シフト位置が変わることがない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。図6及び図7において、乗用型
田植機1は、4輪駆動形式の乗用車体2の後部に昇降リ
ンク3を介して苗植付部4を昇降可能に装着している。
また、乗用車体2と苗植付部4との間の乗用車体2の後
部位置には、施肥装置5が配設されている。この施肥装
置5には、肥料ホッパ6の下側に、肥料ホッパ6から繰
り出される肥料を施肥管7に向け送り出す送風管8が連
通し、この施肥管7にモータ9により駆動されるブロア
10が接続されている。そして、乗用車体2から苗植付
部4及び施肥装置5に動力が伝達されて、苗植付部4で
は所定の間隔で複数条の苗が圃場に植え付けられ、この
植え付けられた苗の条間に、施肥装置5により繰り出さ
れた肥料が施肥管7から施肥されるようになっている。
【0007】乗用車体2の運転座席11の下側にはエン
ジン12が搭載され、運転座席11の前側の車体前部に
設けたステアリングハンドル13及びハンドルポスト1
4の下側には、図8及び図9にも示すトランスミッショ
ン15が設けられている。エンジン12とトランスミッ
ション15との間には中間伝動部16が設けられてい
る。エンジンの出力プーリ12aと中間伝動部の入力プ
ーリ16aとの間に第1のベルト伝動系17が設けら
れ、中間伝動部の第1の出力プーリ16bとトランスミ
ッションの入力プーリ15a(共に割りプーリ)との間
にはベルト式無段変速装置18が設けられ、両プーリ1
6b,15aの移動プーリ間を連結ロッド18aで相対
移動するよう連繋し、第2のベルト伝動系18bを配設
して無段変速するようにしている。また、上記第1のベ
ルト伝動系17にはベルトテンションローラ19が、ト
ランスミッションの入力プーリ15a内側には主クラッ
チ20がそれぞれ設けられている。
【0008】エンジン12に近接してオルタネータ21
が設けられ、エンジンの第2の出力プーリ12bとオル
タネータの入力プーリ21aとの間に第3のベルト伝動
系22が設けられている。そして、オルタネータ21で
発電された交流電気が上記モータ9に供給されてブロワ
10を駆動するようにしている。また、中間伝動部16
の回転軸に油圧ポンプ23が直結され、中間伝動部16
から伝動されて駆動するようになっている。
【0009】図1ないし図5に示すように、上記ハンド
ルポスト14のパネル24の左右両側には、ステアリン
グハンドル13の下部側方において前後方向に移動して
複数段の変速シフトを行う主変速レバー25と、無段階
状に高低に変速する副変速レバー26とが設けられてい
る。主変速レバー25は、基端部が変速軸27に対して
ピン27aにより左右回動可能に支持され、また、バネ
28により常時はステアリングハンドル13側に付勢さ
れており、シフトガイド29に沿って、前後方向に移動
して路上走行速25a、ニュートラルN、植付走行速2
5b、PTO、後進Rの5段にシフトすることができ
る。このうちの路上走行速25a、ニュートラルN、植
付走行速25bの3段については、主変速レバー25か
らステアリングハンドル13側に突設した係合ピン30
が、ガイドプレート31に形成した係止溝31a、31
b、31cに選択的に係合して前後方向の移動が規制さ
れている。
【0010】上記副変速レバー26は、シフトガイド3
2に沿ってクランク状に移動して、中間位置から高速側
26aと低速側26bに切り換えるようになっており、
副変速レバー26の下端部は回動軸33、連繋アーム3
4を介して上記無段変速用の連結ロッド18aに連繋さ
れている。また、上記主変速レバー25に隣接してデフ
ロックレバー35が設けられ、このデフロックレバー3
5はデフロックガイド部材36に形成された鍵型のガイ
ド溝37に沿って前後に移動し、デフロック位置37a
とデフロック解除位置37bとに切り換えられるように
なっている。デフロックレバー35の基部は、デフロッ
クガイド部材36に軸支されたデフロック切換え軸38
に、バネ39を介して主変速レバー25側(デフロック
解除位置37b側)に付勢されるように支持されてい
る。
【0011】デフロック切換え軸38にはデフロックワ
イヤアーム40が連結され、このデフロックワイヤアー
ム40にデフロックワイヤ41が連結されている。ま
た、デフロックワイヤアーム40の先端部には、鍵型に
屈曲した連動受け部40aが形成され、ここに、上記変
速軸27に固定された連動アーム27bが連繋されてい
る。変速軸27には主変速ロッド27cが連結されてい
る。そして、主変速レバー25を、植付走行速25bか
ら路上走行速25aに切り換えたとき、連動アーム27
b、連動受け部40aを介してデフロックワイヤアーム
40が回動し、デフロックレバー35を回動させてバネ
39の付勢力によりデフロック解除位置37bに移動さ
せ、ガイド溝37により移動を規制するようにしてい
る。
【0012】図8及び図9に示すように、上記トランス
ミッション15内には、入力軸42からギヤ伝動されて
上記主変速レバー25、変速軸27、主変速ロッド27
cを介して主変速シフタ43により切換え操作される主
変速部44が設けられ、この主変速部44で変速された
動力は、前輪用デファレンシャル装置45を介して前輪
伝動軸46,46に、また、後輪用デファレンシャル装
置47を介して後輪伝動軸48,48にそれぞれ伝達さ
れ、さらに、植付部変速シフタ49により2段に変速さ
れる植付部変速部50を介してトランスミッション15
から後方に突出される植付部伝動軸51に伝達するよう
にしている。前輪用デファレンシャル装置45及び後輪
用デファレンシャル装置47には、それぞれ前輪デフロ
ックシフタ52及び後輪デフロックシフタ53が設けら
れ、後輪デフロックシフタ53はデフロックワイヤ41
を介してデフロックレバー35に接続されている。
【0013】また後輪伝動軸48,48には、それぞれ
多板クラッチからなるサイドクラッチ54,54及びブ
レーキ55,55が設けられ、これらサイドクラッチ5
4,54及びブレーキ55,55は、サイドクラッチ・
ブレーキシフタ56,56により作動されるサイドクラ
ッチ・ブレーキ作動筒56a,56aによって操作され
るようになっている。サイドクラッチ・ブレーキシフタ
56,56は、サイドクラッチ・ブレーキロッド57,
57を介して左右のサイドクラッチ・ブレーキペダル5
8,58(図3参照)に連結されている。
【0014】そして、常時(サイドクラッチ・ブレーキ
ペダル58,58を踏み込んでいない状態)はサイドク
ラッチ54,54が「入り」で、ブレーキ55,55は
「オフ」であり、サイドクラッチ・ブレーキペダル58
を踏み込むと、サイドクラッチ54,54が「切り」
で、ブレーキ55,55は「オン」となるようになって
いる。後輪伝動軸48,48のトランスミッション15
から後方に突出した部分には、ユニバーサルジョイント
59,59を介してプロペラシャフト60,60が接続
されて後輪に動力伝達するようにしている。
【0015】上記サイドクラッチ・ブレーキペダル5
8,58の反対側には主クラッチペダル61が設けら
れ、この主クラッチペダル61には主クラッチロッド6
2を介して主クラッチ20のシフタ20aが連結されて
いる。また、主クラッチペダル61には、ペダルロック
プレート63が設けられ、このペダルロックプレート6
3はペダルロック受け部材64に係合,係合離脱可能
で、主クラッチペダル61を踏み込むとペダルロックプ
レート63がペダルロック受け部材64に係合してロッ
クされ、このロック状態で主クラッチペダル61を踏み
込むと、ペダルロックプレート63がペダルロック受け
部材64から離脱してロック解除されるようになってい
る。符号65はパワステユニットである。
【0016】上記ステアリングハンドル13及びハンド
ルポスト14の下方左右両側には、乗用車体2の前部か
ら運転座席11の左右両側にかけて、作業者が歩行でき
るステップ66が設けられている。そして作業者は、例
えば乗用車体2の前端部を畦畔に着けた状態で、畦畔側
から苗または肥料の補給作業を行うために、圃場に入る
ことなくステップ66上を歩行して、苗植付部4の苗載
せ台や予備苗載せ台に、または苗を補給出来るようにし
ている。このとき、作業者が不用意に主変速レバー25
または副変速レバー26に接触したとしても、主変速レ
バー25は、シフトガイド29内でバネ28によりステ
アリングハンドル13側に付勢されて、ガイドプレート
31の係止溝31a〜31cにより他のシフト位置への
移動が規制されているので、変速シフト位置が移動する
ことがなく、また、副変速レバー26では、容易に移動
せず、移動したとしても中間位置に戻るだけである。
【0017】上記パネル24のステアリングハンドル1
3下側には、アクセルレバー67が前後方向に移動する
ように設けられ、アクセルワイヤ67aを介してエンジ
ン12のスロットル制御部に接続させている。また、パ
ネル24には、主変速表示ランプ25c、副変速表示ラ
ンプ26c、デフロック表示ランプ35a、メインスイ
ッチ68、チョーク69、ホーンスイッチ70、ライト
スイッチ71、フェールメータ72、その他各種の表示
ランプ73、アワーメータ74等が設けられている。
【0018】このように構成された本発明の一実施例の
乗用型田植機1は、水田圃場に導入されて、乗用車体2
の走行と共に、昇降リンク3により苗植付部4を下降さ
せてフロートを田面に接した状態で苗植付部4を滑走さ
せ、乗用車体2から作業部伝動軸51を介して伝達され
る動力で苗植付部4及び施肥装置5を駆動させ、苗植付
部4ではロータリ式苗植付け体により所定の間隔で複数
条の苗が圃場に植え付けられ、この植え付けられた苗の
条間に、施肥装置5の施肥管7から繰り出された肥料が
施肥される。
【0019】乗用車体2では、変速操作時に、まず主ク
ラッチペダル61を踏み込んで主クラッチ20を切り、
主変速レバー25をシフトガイド29に沿って前後方向
に移動して路上走行速25a、ニュートラルN、植付走
行速25b、PTO、後進Rの何れかにシフトし、その
シフト位置が主変速表示ランプ25cに表示され、副変
速レバー26をシフトガイド32に沿ってクランク状に
無段階状に移動させて高低の変速シフトを行うと、その
シフト位置が副変速表示ランプ26cに表示される。そ
して、主クラッチペダル61の踏み込みを解除すると、
主クラッチ20が接続されて機体は走行する。機体走行
中でも副変速レバー26は自在に操作して変速できる。
【0020】上記のような苗の植付け及び施肥作業時
に、苗や肥料が少なくなって補給するときは、乗用車体
2の前端部を畦畔に接近させた状態で、作業者は圃場に
入ることなくステップ66上を歩行して、苗植付部4の
苗載せ台や図示しない予備苗載せ台に苗を補給し、ある
いは施肥装置5の肥料ホッパ6に肥料を補給する。この
苗や肥料の補給作業時に、作業者が不用意に主変速レバ
ー25または副変速レバー26に接触したとしても、主
変速レバー25は、シフトガイド29内でバネ28によ
りステアリングハンドル13側に付勢されて、ガイドプ
レート31の係止溝31a〜31cにより他のシフト位
置への移動が規制されているので、変速シフト位置が移
動することがない。また、副変速レバー26において
は、容易に移動することがなく、例え移動したとしても
中間位置に戻るだけである。
【0021】また、乗用型田植機1においては、圃場内
では機体の直進走行性を確保するために、デフロックレ
バー35をデフロック位置37aにシフトしておいて走
行するが、路上走行時には、デフロック状態であると、
機体の旋回半径が大きくなってカーブを曲がりきれな
い、といった問題点であるので、デフロックレバー35
をデフロック解除位置37bにしておく。デフロックレ
バー35によるデフロックのシフト状態は、デフロック
表示ランプ35aに表示されるが、これを見落として、
デフロック位置37aにシフトした状態で路上走行する
と、機体の旋回時に旋回半径が大きくなって危険であ
る。
【0022】そこで本発明では、主変速レバー25に隣
接してデフロックレバー35を設けおり、このデフロッ
クレバー35は、デフロックガイド部材36に形成され
た鍵型のガイド溝37に沿って前後に移動してデフロッ
ク位置37aとデフロック解除位置37bとに切り換え
られると共に、その基部を、デフロックガイド部材36
に軸支されたデフロック切換え軸38に、バネ39を介
して主変速レバー25側(デフロック解除位置37b
側)に付勢されるように支持している。
【0023】デフロック切換え軸38にはデフロックワ
イヤアーム40を連結し、このデフロックワイヤアーム
40にデフロックワイヤ41を連結している。また、デ
フロックワイヤアーム40の先端部には、鍵型に屈曲し
た連動受け部40aを形成し、ここに、変速軸27に固
定された連動アーム27bを連繋させ、変速軸27には
主変速ロッド27cを連結している。そして、主変速レ
バー25を、植付走行速25bから路上走行速25aに
切り換えたとき、連動アーム27b、連動受け部40a
を介してデフロックワイヤアーム40が回動し、デフロ
ックレバー35を回動させてバネ39の付勢力によりデ
フロック解除位置37bに移動させ、ガイド溝37によ
り移動を規制するので、主変速レバー25を路上走行速
25aにしたときには、デフロックレバー35は必ずデ
フロック解除位置37bに移動しており、上記の危険は
自動的に解消される。
【0024】乗用型田植機1の旋回時には、旋回する側
のサイドクラッチ・ブレーキペダル58を踏み込むと、
その側のサイドクラッチ54が「切り」で、ブレーキ5
5が「オン」となり、他方のサイドクラッチ54は「入
り」で、ブレーキ55が「オフ」なので、機体はきわめ
て小さい旋回半径で旋回することが出来る。また、圃場
内において機体を直進走行させるときに、両サイドクラ
ッチ・ブレーキペダル58,58を連結しておくと、機
体の直進走行性が確保されれるうえ、機体の走行を停止
するときは、サイドクラッチ・ブレーキペダル58,5
8を踏み込むだけでよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明の乗用型田植
機によれば、ステアリングハンドルの側方に、前後方向
に移動して複数段の変速シフトを行う主変速レバーを有
する乗用車体の後部に、苗植付部を装着し、上記主変速
レバーは、複数段のシフト操作が可能なシフトガイド部
がステアリングハンドルの外側に位置して設けられ、こ
のシフトガイド部に沿って変速シフトしたとき、ステア
リングハンドル側に付勢されて他のシフト位置への移動
が規制されるので、作業者が乗用車体のステップ上を歩
行するときに不用意に主変速レバーに接触することがあ
っても、主変速レバーは他のシフト位置に移動すること
がない。従って、変速シフト位置が変わることがないの
で、乗用車体を発進させるとき急発進するような危険性
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部の平面図である。
【図2】同斜視図である。
【図3】同正面図である。
【図4】同側面図である。
【図5】同部分正面図である。
【図6】本発明を適用した乗用型田植機全体の側面図で
ある。
【図7】同平面図である。
【図8】トランスミッションの展開平断面図である。
【図9】同部分拡大平断面図である。
【符号の説明】
1 乗用型田植機 2 乗用車体 3 昇降リンク 4 苗植付部 5 施肥装置 6 肥料ホッパ 7 施肥管 8 送風管 9 モータ 10 ブロワ 11 運転座席 12 エンジン 12a 出力プーリ 12b 第2の
出力プーリ 13 ステアリングハンドル 14 ハンドルポスト 15 トランスミッション 15a 入力プーリ 16 中間伝動部 16a 入力プーリ 16b 出力
プーリ 17 第1のベルト伝動系 18 ベルト式無段変速装置 18a 連結ロッド 1
8b 第2のベルト伝動系 19 ベルトテンションローラ 20 主クラッチ 20a シフタ 21 オルタネータ 21a 入力プーリ 22 第3のベルト伝動系 23 油圧ポンプ 24 パネル 25 主変速レバー 25a 路上走行速 25b 植
付走行速 25c 主変速表示ランプ 26 副変速レバー 26a 高速側 26b 低速側
26c 副変速表示ランプ 27 変速軸 27a ピン 27b 連動アーム 2
7c 主変速ロッド 28,39 バネ 29,32 シフトガイド 30 係合ピン 31 ガイドプレート 31a〜31c 係止溝 33 回動軸 34 連繋アーム 35 デフロックレバー 35a デフロック表示ラン
プ 36 デフロックガイド部材 37 ガイド溝 37a デフロック位置 37b デ
フロック解除位置 38 デフロック切換え軸 40 デフロックワイヤアーム 40a 連動受け部 41 デフロックワイヤ 42 入力軸 43 主変速シフタ 44 主変速部 45 前輪用デファレンシャル装置 46 前輪伝動軸 47 後輪用デファレンシャル装置 48 後輪伝動軸 49 植付部変速シフタ 50 植付部変速部 51 植付部伝動軸 52 前輪デフロックシフタ 53 後輪デフロックシフタ 54 サイドクラッチ 55 ブレーキ 56 サイドクラッチ・ブレーキシフタ 57 サイドクラッチ・ブレーキロッド 58 サイドクラッチ・ブレーキペダル 60 プロペラシャフト 61 主クラッチペダル 62 主クラッチロッド 63 ペダルロックプレート 64 ペダルロック受け部材 65 パワステユニット 66 ステップ 67 アクセルレバー 67a アクセルワイヤ 68 メインスイッチ 69 チョーク 70 ホーンスイッチ 71 ライトスイッチ 72 フェールメータ 73 各種の表示ランプ 74 アワーメータ
フロントページの続き (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 塩崎 孝秀 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 清家 理伯 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 野村 勝 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 草本 英之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリングハンドルの側方に、前後方
    向に移動して複数段の変速シフトを行う主変速レバーを
    有する乗用車体の後部に、苗植付部を装着した乗用型田
    植機において、 上記主変速レバーは、複数段のシフト操作が可能なシフ
    トガイド部がステアリングハンドルの外側に位置して設
    けられ、このシフトガイド部に沿って変速シフトしたと
    き、ステアリングハンドル側に付勢されて他のシフト位
    置への移動が規制されるように構成したことを特徴とす
    る乗用型田植機。
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Cited By (7)

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