JPH05267604A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05267604A
JPH05267604A JP4113790A JP11379092A JPH05267604A JP H05267604 A JPH05267604 A JP H05267604A JP 4113790 A JP4113790 A JP 4113790A JP 11379092 A JP11379092 A JP 11379092A JP H05267604 A JPH05267604 A JP H05267604A
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JP
Japan
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region
film
impurity
conductivity type
photoresist
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JP4113790A
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English (en)
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Kazutoshi Ishii
和敏 石井
Yutaka Saito
豊 斉藤
Yoshikazu Kojima
芳和 小島
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Seiko Instruments Inc
Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/70Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components formed in or on a common substrate or of parts thereof; Manufacture of integrated circuit devices or of parts thereof
    • H01L21/77Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate
    • H01L21/78Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices
    • H01L21/82Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components
    • H01L21/822Manufacture or treatment of devices consisting of a plurality of solid state components or integrated circuits formed in, or on, a common substrate with subsequent division of the substrate into plural individual devices to produce devices, e.g. integrated circuits, each consisting of a plurality of components the substrate being a semiconductor, using silicon technology
    • H01L21/8232Field-effect technology
    • H01L21/8234MIS technology, i.e. integration processes of field effect transistors of the conductor-insulator-semiconductor type
    • H01L21/8238Complementary field-effect transistors, e.g. CMOS

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 半導体基板表面に導電膜あるいは絶縁膜10
0を形成し、導電膜あるいは絶縁膜100をフォトレジ
スト101で覆った後、フォトレジスト101をパター
ニングし所定の領域の導電膜あるいは絶縁膜100をエ
ッチング除去し、続けてエッチングした領域に第1の不
純物を導入する。次にフォトレジスト101を取り除い
た後フォトレジスト103を全面に覆った後パターニン
グし、第1の不純物注入領域以外の箇所の導電膜あるい
は絶縁膜100をエッチング除去した後、エッチングし
た領域に第2の不純物を導入する。 【効果】 (1)フォトリソ工程の減少により、製造工
程のコストダウンに寄与する。(2)フォトレジストを
ゲート電極上または窒化膜に残してイオン注入すること
により、微細化、高集積化が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、特にCMO
S型半導体集積回路装置の不純物領域の形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図17(a)〜(c)および図18
(a)、(b)に従来の第1のCMOS型半導体集積回
路装置のソースおよびドレイン不純物領域を形成する製
造工程順の断面図を示す。第1導電型半導体基板201
および該半導体基板と反対導電型を有する第2導電型不
純物領域202の表面部にゲート絶縁膜を下部に有する
ゲート電極膜203を形成する[図17(a)]。しか
る後第1導電型不純物を導入すべき領域のゲート電極2
04と第2導電型不純物を導入すべき領域のゲート電極
205をフォトレジスト206にて同時にパターニング
する。その後ゲート電極部以外をエッチングにて除去す
る[図17(b)]。しかる後第1導電型不純物を導入
すべき領域をフォトレジスト207にてパターニングす
る。しかる後第1導電型不純物をゲート電極204に自
己整合的に導入しソース、ドレイン領域209を形成す
る[図17(c)]。同様に第2導電型不純物を導入し
ソース、ドレイン領域210を形成する[図18
(a)]。このようにして導入された不純物がCMOS
を形成する2種類の導電型トランジスタのソースおよび
ドレイン不純物領域209、210を形成する[図18
(b)]。
【0003】図19(a)〜(e)に従来のCMOS型
半導体集積回路装置の素子分離用不純物領域を形成する
製造工程順の断面図を示す。第1導電型半導体基板20
1および該半導体基板と反対導電型を有する第2導電型
不純物領域202の表面部にPAD酸化膜を下部に有す
る耐酸化剤としての窒化膜211を形成する[図19
(a)]。しかる後第1導電型素子形成領域212と第
2導電型素子形成領域213上にフォトレジスト214
を残すよう同時にパターニングする。その後素子形成領
域部以外をエッチングにて除去する[図19(b)]。
フォトレジスト214を除去したのち第1導電型不純物
を導入すべき領域をフォトレジスト215にてパターニ
ングする。しかる後第1導電型不純物を素子形成領域2
12に自己整合的に導入する[図19(c)]。同様に
第2導電型不純物を導入する[図19(d)]。このよ
うにして導入された不純物がCMOSを形成する2種類
の導電型トランジスタの素子分離用不純物領域216、
217を形成する[図19(e)]。
【0004】図20(a)、(b)および図21(a)
〜(c)に従来の第3のCMOS型半導体集積回路装置
のメタル配線とのコンタクト用不純物領域を形成する製
造工程順の断面図を示す。第1導電型半導体基板201
および該半導体基板と反対導電型を有する第2導電型不
純物領域202の表面部にソース、ドレイン領域を形成
する第1導電型不純物領域218および第2導電型不純
物領域219を下部に有する絶縁膜220を形成する
[図20(a)]。しかる後第1の層間絶縁膜221お
よび第2の層間絶縁膜222をフォトレジスト223に
て同時にパターニングする。その後第1、第2の層間絶
縁膜221、222以外をエッチングにて除去する[図
20(b)]。
【0005】フォトレジスト223を除去したのち、第
1導電型不純物を導入すべき領域をフォトレジスト22
4にてパターニングする。しかる後第1導電型不純物を
層間絶縁膜221に自己整合的に導入し不純物濃度の濃
い領域225を形成する[図21(a)]。同様に第2
導電型不純物を導入し不純物濃度の濃い領域226を形
成する[図21(b)]。このようにして導入された不
純物が、CMOSを形成する2種類の導電型トランジス
タの2種類の導電型の不純物領域225、226とメタ
ル配線とのコンタクト抵抗を低減する[図21
(c)]。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1の製造
方法においては、POLY−Si膜をパターニング、エ
ッチングしゲート電極を形成した後、第1の不純物領域
設定用領域を露出させてフォトレジストをパターニング
し第1の不純物を導入して第1の不純物領域を形成し、
次に第2の不純物領域設定用領域を露出させてフォトレ
ジストをパターニングし第2の不純物を導入して第2の
不純物領域を形成していた。また上記従来の第2の製造
方法においては、窒化膜をパターニング、エッチングし
素子形成用領域上に形成した後、第1の素子分離用不純
物領域設定用領域を露出させてフォトレジストをパター
ニングし第1の不純物を導入して第1の素子分離用不純
物領域を形成し、次に第2の素子分離用不純物領域設定
用領域を露出させてフォトレジストをパターニングし第
2の不純物を導入して第2の素子分離用不純物領域を形
成していた。また上記従来の第3の製造方法において
は、絶縁膜をパターニング、エッチングしソース、ドレ
インに対するコンタクトホールを形成した後、第1のコ
ンタクト抵抗低減用不純物領域設定用領域を露出させて
フォトレジストをパターニングし第1の不純物を導入し
て第1のコンタクト抵抗低減用不純物領域を形成し、次
に第2のコンタクト抵抗低減用不純物領域設定用領域を
露出させてフォトレジストをパターニングし第2の不純
物を導入して第2のコンタクト抵抗低減用不純物領域を
形成していた。
【0007】このため上記従来の製造方法においては3
回ものフォトレジストをパターニングする工程が必要で
あるという課題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するためCMOS型半導体集積回路装置のソース、ド
レイン不純物領域を形成する工程においては第1のフォ
トレジストを用いて第1の不純物領域設定用領域をパタ
ーニング、エッチングしてゲート電極、配線領域を形成
した後第1のフォトレジストを残したまま第1の不純物
を導入し、次に第2のフォトレジストを用いて第2の不
純物領域設定用領域をパターニング、エッチングしてゲ
ート電極、配線領域を形成した後第2のフォトレジスト
を残したまま第2の不純物を導入するという手段を取っ
た。
【0009】またCMOS型半導体集積回路装置の素子
分離用不純物領域を形成する工程においては第1の不純
物を導入する工程で第1の不純物領域設定用領域を第1
のフォトレジストを用いてパターニング、エッチングし
酸化マスク窒化膜を形成した後第1の不純物を導入し、
第2の不純物を導入する工程で第2の不純物領域設定用
領域を第2のフォトレジストを用いてパターニング、エ
ッチングし酸化マスク窒化膜を形成した後第2の不純物
を導入するという手段をとった。
【0010】さらにCMOS型半導体集積回路装置のコ
ンタクト抵抗低減用不純物領域を形成する工程において
は第1の不純物を導入する工程で第1の不純物領域設定
用領域を第1のフォトレジストを用いてパターニング、
エッチングしコンタクトホールを形成した後第1の不純
物を導入し、第2の不純物を導入する工程で第2の不純
物領域設定用領域を第2のフォトレジストを用いてパタ
ーニング、エッチングしコンタクトホールを形成した後
第2の不純物を導入するという手段を取った。
【0011】
【作用】上記手段を取ることでソースおよびドレイン不
純物領域形成工程においてフォトレジストをパターニン
グする工程を1工程減ずることが可能となり、また素子
分離用不純物領域形成工程においてもフォトレジストを
パターニングする工程を1工程減ずることが可能とな
り、さらにコンタクト抵抗低減用不純物領域形成工程に
おいてもフォトレジストをパターニングする工程を1工
程減ずることが可能となる。
【0012】また上記手段を取ることでソースおよびド
レイン不純物領域形成工程においてはイオン注入等で不
純物を導入する場合、ゲート電極に対して自己整合的に
導入するが、ゲート電極上にフォトレジストを残したま
まイオン注入できる。また上記手段を取ることで素子分
離用不純物領域形成工程(LOCOS工程)においては
イオン注入等で不純物を導入する場合、素子形成領域
(酸化マスク窒化膜)に対して自己整合的に導入する
が、素子形成領域膜(酸化マスク窒化膜)上にフォトレ
ジストを残したままイオン注入できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を図面に基ずいて詳細に説明す
る。図1(a)〜(c)は本発明の第1の実施例の半導
体装置の不純物領域を形成するための製造方法の製造工
程順の断面図である。半導体基板1の表面上に、第1の
膜(導電膜、半導体膜あるいは絶縁膜)100を形成す
る[図1(a)]。この上にフォトレジスト101をパ
ターニングし所定の領域のフォトレジスト101を現像
にて除去した後、フォトレジストを除去した部分の第1
の膜100をエッチング除去する。続けてエッチング除
去した部分の半導体基板表面に第1の不純物を注入する
[図1(b)]。次にフォトレジスト101を取り除い
た後、フォトレジスト103を全面に覆った後パターニ
ングし第1の不純物を注入した領域とは別の所定の領域
上のフォトレジスト103を取り除く。フォトレジスト
103を除去した部分の第1の膜100をエッチング除
去し、続けてエッチング除去した部分の半導体基板表面
に第2の不純物を注入する[図1(c)]。
【0014】このようにすることで半導体基板表面に異
なる不純物領域を形成したい場合に、少ないマスク工程
ででき、またイオン注入する場合には、フォトレジスト
を第1の膜100上に残したまま行うので、第1の膜1
00のみをマスクとしてイオン注入する場合に比べより
よくマスクすることができる。図2(a)、(b)およ
び図3(a)、(b)は本発明の第2の実施例でCMO
S型半導体集積回路装置のソース、ドレインおよび配
線、抵抗用不純物領域とゲート電極およびPOLY−S
i配線膜を形成するための製造方法の製造工程順の断面
図である。
【0015】第1導電型半導体基板1および該半導体基
板と反対導電型を有する半導体基板表面に設けられた第
2導電型不純物領域2(ウエル)の表面上に設けられた
ゲート絶縁膜3を下部に有するPOLY−Si膜4を形
成する[図2(a)]。次に、第1導電型不純物領域
(ソース、ドレイン)5を形成するためのマスク領域上
にフォトレジスト6を形成する。このとき同時に第1導
電型不純物領域(ソース、ドレイン)5のゲート電極と
なる領域7および第1の配線領域8にもフォトレジスト
6を形成する。その後第1導電型不純物領域(ソース、
ドレイン)5となる領域上および不要の領域のPOLY
−Si膜4をエッチングにて除去する。しかる後第1導
電型不純物をゲート電極となる領域7に対して自己整合
的に導入し第1導電型不純物領域(ソース、ドレイン)
5を形成する[図2(b)]。
【0016】次に、フォトレジスト6を取り除いた後第
2導電型不純物領域(ソース、ドレイン)10を形成す
るためのマスク領域上にフォトレジスト11を形成す
る。このとき同時に第2導電型不純物領域(ソース、ド
レイン)10のゲート電極となる領域13および第2の
配線領域14にもフォトレジストを形成する。その後第
2導電型不純物領域(ソース、ドレイン)10となる領
域および所定の領域のPOLY−Si膜4をエッチング
にて除去する。しかる後第2導電型不純物をゲート電極
となる領域13に対して自己整合的に導入し第2導電型
不純物領域(ソース、ドレイン)10を形成する[図3
(a)]。
【0017】最後にフォトレジストを取り除くと、この
ようにしてエッチングされたPOLY−Si膜4がCM
OSを構成する2種類の導電型トランジスタのゲート電
極24、25およびPOLY−Si配線膜26、27と
なる。また、上記のように形成された不純物領域がCM
OSを構成する2種類の導電型トランジスタのソースお
よびドレイン不純物領域16、17および配線、抵抗等
の不純物領域18となる[図3(b)]。
【0018】つまり、本発明の第2の実施例はCMOS
を形成する2種類の導電型トランジスタのソース、ドレ
イン不純物領域およびゲート電極を少ないフォトレジス
トパターニング工程で形成することを可能としたもので
ある。また、ここでは図示しないが本発明の第2の実施
例について第1導電型不純物領域(ソース、ドレイン)
5のゲート電極となる領域7と第2導電型不純物領域
(ソース、ドレイン)10のゲート電極となる領域13
は異なるエッチング条件で形成できる。つまり、ゲート
電極24、25は同一マスク長で設計しても異なる最終
加工長で形成できるので今後の微細化に有効な手段であ
る。
【0019】また、ここでは図示しないが本発明の第2
の実施例はソース、ドレイン不純物領域16、17を3
度以上の不純物導入で形成する場合、斜め方向からのイ
オンインプラで形成する場合についても効果がある。ま
た、ここでは図示しないが本発明の第2の実施例はソー
ス、ドレイン不純物領域16、17を2種類の導電型の
不純物導入で形成する場合(DSA構造またはDMO
S)についても効果がある。
【0020】また、ここでは図示しないが本発明の第2
の実施例での不純物導入はイオンインプラ法、プリデポ
法、MLD法等のいずれの方法を用いてもよいが、イオ
ンインプラ法を用いると他の方法より発明の効果が顕著
である。また、ここでは図示しないが本発明の第2の実
施例において第2導電型不純物領域10および所定の領
域のPOLY−Si膜4をエッチングする際、POLY
−Si膜4の側壁に酸化物または化合物が生成されてい
ることがあるため等方性のエッチングガス(SF6 ,C
4 ,NF3 )を用いるとエッチング残査の発生を抑制
出来る。
【0021】さらにここでは図示しないが本発明の第2
の実施例において、半導体基板1を絶縁膜上に形成する
構成の基板(SOI基板、SIMOX基板)としても本
発明は効果がある。また、この方法は半導体基板1を半
導体薄膜基板とした場合(TFT構造)、半導体薄膜が
半導体基板とゲート電極とを兼ねる場合にも効果があ
る。
【0022】さらにまた、ここでは図示しないが本発明
の第2の実施例において、異なる多数の領域にそれぞれ
異なる不純物を自己整合的に導入する場合にも効果があ
る。またさらに、ここでは図示しないが本発明の第2の
実施例において、ゲート電極および配線層が多層形成さ
れている場合についても効果がある。特に、多層POL
Y−Si膜を同一マスクでエッチングする場合に効果が
ある。
【0023】図4(a)、(b)は本発明の第3の実施
例のCMOS型半導体集積回路装置のLDD不純物領域
を一方の導電型トランジスタに形成するための製造方法
の製造工程順の断面図である。本発明の第2の実施例
[図2(b)]において、第1導電型不純物領域5上の
POLY−Si膜4をエッチングし第1導電型不純物を
導入し第1導電型のうすい不純物領域(LDD)110
を形成した後フォトレジスト6を除去し、LDD構造の
形成あるいはチャネリングの防止、ゲート酸化膜端部の
欠陥発生の防止のために絶縁膜である熱酸化膜を約80
0℃の温度で、20nm程度の厚さに形成し、第1導電
型不純物を導入し濃い不純物領域を形成する[図4
(a)]。この後、第2導電型不純物領域10および所
定の領域のPOLY−Si膜4の膜上と側壁の熱酸化膜
あるいは絶縁膜19をウエットエッチング等の方法で取
り除き、第2導電型不純物領域10および所定の領域の
POLY−Si膜4をエッチングする。しかる後、第2
導電型不純物をゲート電極となる領域13に対して自己
整合的に導入する[図4(b)]。ここで、図示しない
が第1導電型不純物領域5上のPOLY−Si膜4をエ
ッチングした後にもPOLY−Si膜4上に絶縁膜を形
成し、不純物を導入する場合もある。
【0024】図5(a)は本発明の第2の実施例の図2
(b)のA部の、図5(b)は図3(a)のB部の拡大
図である。本発明の第2の実施例において、第1導電型
不純物領域5上および所定の領域のPOLY−Si膜4
のエッチング領域20と第2導電型不純物領域10およ
び所定の領域のPOLY−Si膜4のエッチング領域2
1は、重複するエッチング領域22が必要である。この
重複する領域22の幅は、エッチング残りを生じさせな
いため少なくともマスク合わせ精度以上必要となる。ま
た、第2導電型不純物領域10上および所定の領域のP
OLY−Si膜4をエッチングする際、重複するエッチ
ング領域22はPOLY−Si膜と下地酸化膜との選択
比にもよるが厚い酸化膜(素子分離用酸化膜)113上
に設定するのが望ましい。
【0025】つまり本発明の第4の実施例は、POLY
−Si膜4のエッチング領域に重複する領域22をマス
ク合わせ精度以上設定しエッチング残りの発生を防止し
たため本発明の第2の実施例の効果をより顕著にした。
図5(a)、(b)は本発明の第2の実施例の図2
(b)、(c)において用いられるマスクパターン図で
ある。
【0026】本発明の第2の実施例において、第1導電
型不純物領域(ソース、ドレイン)5とゲート電極とな
る領域7を形成するための第1のマスクパターンは、従
来第1の導電型不純物領域(ソース、ドレイン)5を形
成するために用いていたマスク寸法をマスク合わせ精度
分アンダーサイズしたマスク設計データと、同じく従来
ゲート電極となる領域7、13と配線領域8、14を作
るためのマスク設計データをたし合わせることにより容
易に設計することができる[図5(a)]。
【0027】次に、第2導電型不純物領域(ソース、ド
レイン)10とゲート電極となる領域13と第2の配線
領域14を形成するための第2のマスクパターンも又、
従来用いていた第1導電型不純物領域(ソース、ドレイ
ン)5を作るためのマスク設計データと、同じく従来に
おいて用いていたゲート電極となる領域7、13と配線
領域8、14を作るためのマスク設計データをたし合わ
せることにより容易に設計することができる。
【0028】つまり、図5(a)、(b)は従来の製造
方法で形成されていたCMOS型半導体集積回路装置を
本発明の第2の実施例の製造方法で容易に形成すること
を示したものであり、また従来の設計方法に簡単なソフ
ト処理を加えるだけで本発明の第2の実施例の製造方法
用CMOS型半導体集積回路装置のマスクを設計するこ
とを可能にしたものである。
【0029】さらに、本発明の第2の実施例において、
第1の配線層8および第2の配線層14との接続部の配
線層の幅23は、マスク合わせずれにより接続部の電気
抵抗が増大する可能性があるため本来特性上必要な幅よ
り少なくとも合わせ精度の2倍分太くする必要がある。
参考のため正確にマスクが合った場合と大幅にマスクが
ずれた場合の平面図を図示する[図7(a)、
(b)]。
【0030】図8(a)、(b)および図9(a)、
(b)は本発明の第4の実施例のCMOS型半導体集積
回路装置の素子分離、配線、抵抗用不純物領域および素
子形成領域を形成するための製造方法の製造工程順の断
面図である。第1導電型半導体基板1および該半導体基
板と反対導電型を有する第2導電型不純物領域2(ウエ
ル)の表面部にPAD酸化膜30を下部に有する窒化膜
31を形成する[図8(a)]。しかる後窒化膜31の
上にフォトレジスト33を形成させる。次にこのフォト
レジスト33をパターニングして、後で形成される第1
導電型素子分離用不純物領域32上と、配線、抵抗領域
35上のフォトレジストを取り除く。この後エッチング
により第1導電型素子分離用不純物領域32配線、抵抗
領域35上の窒化膜を除去する。しかる後残った窒化膜
およびフォトレジストをマスクとして第1導電型不純物
を導入し第1導電型素子分離用不純物領域32および配
線、抵抗用不純物領域35を形成する[図8(b)]。
【0031】次に、フォトレジスト33を除去した後、
フォトレジスト38を全面に形成する。このフォトレジ
スト38をパターニングして、後で形成される第2導電
型素子分離用不純物領域37上と、配線、抵抗領域40
上のフォトレジストを取り除く。その後エッチングによ
り、第2導電型素子分離用不純物領域37、配線、抵抗
領域40上の窒化膜を除去する。しかる後残った窒化膜
およびフォトレジストをマスクとして第2導電型不純物
を導入し第2導電型素子分離用不純物領域37および配
線、抵抗用不純物領域40を形成する[図9(a)]。
最後にフォトレジスト38を取り除く。
【0032】このようにして形成された不純物領域およ
び窒化膜がCMOSを形成する2種類の導電型のトラン
ジスタ間および各導電型のトランジスタ間の素子分離用
不純物領域42、43、配線、抵抗等の不純物領域44
および素子形成領域形成用窒化膜75を形成する[図9
(b)]。つまり本発明の第4の実施例は、CMOSを
形成する2種類の導電型トランジスタの素子分離用不純
物領域を少ないフォトレジストパターニング工程で形成
することを可能としたものである。
【0033】またここでは図示しないが本発明の第4の
実施例において、特にN型半導体基板を用いた場合、P
型不純物領域(Pウエル)の表面部の素子分離領域は熱
酸化(LOCOS酸化)膜との界面付近の不純物濃度が
低下する(偏析現象)。一方、P型半導体基板を用いた
場合、N型不純物領域(Nウエル)の表面部の素子分離
領域は熱酸化(LOCOS酸化)膜との界面付近の不純
物濃度が増加する(偏析現象)。このため、N型半導体
基板を用いた場合は、2種類の導電型の素子分離用不純
物領域形成工程が必要となる。したがって、本発明の第
4の実施例の効果がより顕著となる。
【0034】また、ここでは図示しないが本発明の第4
の実施例での不純物導入はイオンインプラ法、プリデポ
法、MLD法等のいずれの方法を用いてもよいが、イオ
ンインプラ法を用いると他の方法より発明の効果が顕著
である。またここでは図示しないが本発明の第4の実施
例において、第2導電型素子分離用不純物領域37上の
および所定の領域の窒化膜31をエッチングする際、窒
化膜の側壁に酸化物または化合物が生成されていること
があるため等方性のエッチングガス(SF6 ,CF4
NF3 )を用いるとエッチング残査の発生を抑制出来る
ので他の方法より発明の効果が顕著である。
【0035】さらにここでは図示しないが本発明の第4
の実施例において、第1導電型半導体基板1を絶縁膜上
に形成する構成の基板(SOI基板、SIMOX基板)
としても効果がある。また、ここでは図示しないが本発
明の第4の実施例は第1導電型半導体基板1を半導体薄
膜基板とした場合(TFT構造)、半導体薄膜基板が半
導体基板とゲート電極とを兼ねる場合にも効果がある。
【0036】またさらに本発明の第4の実施例におい
て、異なる多数の領域にそれぞれ異なる不純物を自己整
合的に導入し素子分離用不純物領域を形成する場合にも
有効である。またさらに、ここでは図示しないが本発明
の第4の実施例において、素子分離領域形成用膜が多層
形成されている場合についても発明の効果が顕著であ
る。
【0037】図10(a)は本発明の第4の実施例の製
造方法の製造工程順の断面図である。図7(b)のC部
の図8(b)、(c)は図7(c)のD部の断面図であ
る。本発明の第4の実施例において、第1導電型素子分
離用不純物領域32および所定の領域の窒化膜31のエ
ッチング領域45と第2導電型素子分離用不純物領域3
7および所定の領域の窒化膜31のエッチング領域46
は、重複するエッチング領域47が必要である。この重
複する領域47の幅は、エッチング残りを生じさせない
ため少なくともマスク合わせ精度以上必要となる。
【0038】つまり本発明の第4の実施例において、2
回に分けて窒化膜4をエッチングする際に重複する領域
47をマスク合わせ精度以上設定しエッチング残りの発
生を防止するようにする。また、本発明の第4の実施例
において第2導電型素子分離用不純物領域37および所
定の領域上の窒化膜31をエッチングする際、重複する
エッチング領域47のPAD酸化膜30の膜厚は、窒化
膜31とPAD酸化膜30との膜厚比および選択比(エ
ッチングレートの比)を考慮して設定する。これは、P
AD酸化膜30の膜厚が薄すぎると窒化膜エッチング時
に半導体基板までエッチングされる恐れが生ずるからで
ある[図10(c)]。窒化膜とPAD酸化膜との選択
比が3:1の場合、窒化膜厚が150nmならPAD酸
化膜厚は少なくとも50nm以上に設定する必要があ
る。
【0039】図11(a)、(b)は本発明の第4の実
施例の半導体装置の素子分離、配線、抵抗用不純物領域
および素子形成領域を形成するための製造に用いられる
第1、第2のマスクパターン図である。図11(a)に
おいて、第1導電型素子分離用不純物領域32と、第1
導電型素子分離用不純物領域32に囲まれた素子形成領
域となる領域34と、配線、抵抗領域35等を形成する
ための第1のマスクパターンは、従来用いていた第1導
電型素子分離用不純物領域32、35を形成するための
マスク寸法をマスク精度分アンダーサイズしたマスク設
計データと、同じく従来用いていた素子形成領域となる
領域34、39と配線、抵抗領域40を形成するための
マスク設計データをたし合わせることにより容易に設計
することができる。
【0040】次に、図11(b)において第2導電型素
子分離用不純物領域37と第2導電型素子分離用不純物
領域37に囲まれた素子形成領域となる領域39と配
線、抵抗領域40を形成するための第2のマスクパター
ンは、従来用いていた第1導電型素子分離用不純物領域
32を形成するためのマスク設計データと、素子形成領
域となる領域34、39と配線、抵抗領域35を作るた
めのマスク設計データをたし合わせることで容易に設計
することができる。
【0041】つまり本発明の第4の実施例において、C
MOS型半導体集積回路装置の従来の製造方法用マスク
を本発明の第4の実施例のCMOS型半導体集積回路装
置の製造方法用マスクに置き換えるだけでCMOS型半
導体集積回路装置を容易に形成することを可能にしたも
のであり、また従来の設計方法に簡単なソフト処理を加
えるだけで本発明の第4の実施例の製造方法用CMOS
型半導体集積回路装置のマスクを設計することを可能に
したものである。
【0042】さらに、ここでは図示しないが本発明の第
4の実施例は、半導体基板に溝を掘る素子分離法(トレ
ンチ素子分離)についても発明の効果が顕著である。ま
た、ここでは図示しないが本発明の第4の実施例におい
て、第1導電型半導体基板1を絶縁膜上に形成する構成
の基板(SOI基板、SIMOX基板)としても効果が
ある。
【0043】図12は本発明の第5の実施例で第4の実
施例を高耐圧CMOS用型半導体集積回路装置の素子分
離、配線、抵抗用不純物領域および素子形成領域を形成
するための製造方法に用いた場合の製造工程の断面図の
一部である。本発明の第4の実施例において、第1導電
型素子分離用不純物領域32および第2導電型素子分離
用不純物領域33を図12においてはCMOS型半導体
集積回路装置のソース、ドレイン(LDD領域)82、
83および第1、第2導電型素子分離領域48、49用
に形成する。この場合、第1導電型素子分離用不純物領
域および第2導電型素子分離用不純物領域で形成される
LDDソース・ドレイン領域を熱酸化(LOCOS酸
化、膜厚60nm〜110nm)することにより高耐圧
用(5〜100V)CMOS型半導体集積回路装置のソ
ース、ドレイン(LDD領域)82、83が形成される
[図12]。また、該熱酸化(LOCOS酸化)は論理
回路用CMOS型半導体集積回路装置の素子分離領域形
成時の熱酸化(LOCOS酸化)と同時に行うため、高
耐圧用(5〜100V)CMOS型半導体集積回路装置
と論理回路用CMOS型半導体集積回路装置はマスク工
程を増やさずに同一半導体基板上に形成できる。
【0044】つまり本発明の第5の実施例は、第1導電
型素子分離用不純物領域48および第2導電型素子分離
用不純物領域49をCMOS型半導体集積回路装置のソ
ース、ドレイン(LDD領域)用および論理回路用CM
OS型半導体集積回路装置の素子分離領域用に形成する
ため少なくとも異なる2種類の導電型の不純物領域が必
要となるので、本発明の第4の実施例の効果がより顕著
である。
【0045】図13(a)、(b)および図14
(a)、(b)は本発明の第6の実施例のCMOS型半
導体集積回路装置のメタル配線とのコンタクト用不純物
領域および層間絶縁膜を形成するための製造方法の製造
工程順の断面図である。第1導電型半導体基板1および
該半導体基板と反対導電型を有する第2導電型不純物領
域2(ウエル)の表面部に形成された第1導電型の不純
物領域50(ソース、ドレイン)を有する第1導電型ト
ランジスタおよび第2導電型の不純物領域51(ソー
ス、ドレイン)を有する第2導電型トランジスタ上に絶
縁膜52を形成する[図13(a)]。しかる後メタル
配線とのコンタクト用第1導電型不純物領域53を形成
するためのマスク領域をフォトレジスト54にて形成す
る。その後メタル配線とのコンタクト用第1導電型不純
物領域53および所定の領域の絶縁膜52をエッチング
にて除去する。この時残った絶縁膜は層間絶縁膜55と
なる。しかる後第1導電型不純物を導入し第1導電型不
純物領域53を形成する[図13(b)]。
【0046】次に、メタル配線とのコンタクト用第2導
電型不純物領域57を形成するためのマスク領域をフォ
トレジスト58にて形成する。その後メタル配線とのコ
ンタクト用第2導電型不純物領域57および所定の領域
の絶縁膜52をエッチングにて除去する。この時残った
絶縁膜は層間絶縁膜59となる。しかる後第2導電型不
純物を導入し第2導電型不純物領域57を形成する[図
14(a)]。
【0047】このようにして形成された不純物領域5
3、57がCMOSを形成する2種類の導電型トランジ
スタの2種類の導電型の不純物領域50、51とメタル
配線とのコンタクト抵抗を低減する[図14(b)]。
つまり本発明の第6の実施例は、CMOSを形成する2
種類の導電型トランジスタの2種類の導電型の不純物領
域50、51とメタル配線とのコンタクト抵抗を少ない
フォトレジストパターニング工程で低減することを可能
としたものである。
【0048】またここでは図示しないが本発明の第6の
実施例において、不純物導入はイオンインプラ法、プリ
デポ法、MLD法等のいずれの方法を用いてもよいがイ
オンインプラ法を用いると発明の効果がより顕著であ
る。またここでは図示しないが本発明の第6の実施例に
おいて、第1導電型半導体基板1を絶縁膜上に形成する
構成の基板(SOI基板、SIMOX基板)としても発
明の効果がある。
【0049】図15(a)、(b)および図16
(a)、(b)は本発明の第7の実施例のCMOS型半
導体集積回路装置のLDD不純物領域とゲート電極およ
びPOLY−Si配線膜を形成するための製造方法の製
造工程順の断面図である。第1導電型半導体基板1およ
び該半導体基板と反対導電型を有する第2導電型不純物
領域2(ウエル)の表面部に形成されたゲート絶縁膜3
上にPOLY−Si膜4を形成する[図15(a)]。
【0050】次に、第1導電型LDD不純物領域(ソー
ス、ドレイン)90を形成するためのマスク領域をフォ
トレジスト91にて形成する。このとき同時に第1導電
型LDD不純物領域(ソース、ドレイン)90のゲート
電極となる領域92および第1の配線領域93もフォト
レジストにてマスクする。その後第1導電型LDD不純
物領域(ソース、ドレイン)90となる領域および所定
の領域上のPOLY−Si膜4をエッチングにて除去す
る。しかる後第1導電型不純物をゲート電極となる領域
92に対して自己整合的に導入し第1導電型LDD不純
物領域(ソース、ドレイン)90を形成する[図15
(b)]。
【0051】次に、第2導電型LDD不純物領域(ソー
ス、ドレイン)95を形成するためのマスク領域をフォ
トレジスト94にて形成する。このとき同時に第2導電
型LDD不純物領域(ソース、ドレイン)95のゲート
電極となる領域96および第2の配線領域97もフォト
レジストにてマスクする。その後第2導電型LDD不純
物領域(ソース、ドレイン)95となる領域および不要
の領域のPOLY−Si膜4をエッチングにて除去す
る。しかる後第2導電型LDD不純物をゲート電極とな
る領域96に対して自己整合的に導入し第2導電型LD
D不純物領域(ソース、ドレイン)95を形成する[図
16(a)]。
【0052】フォトレジスト94を除去した後、熱酸化
あるいは堆積によりPOLY−Si膜4上および側壁に
酸化膜を形成し各導電型の不純物を必要な領域に導入し
てソース、ドレイン16、17を形成する。このように
してエッチングされたPOLY−Si膜4がCMOSを
構成する2種類の導電型トランジスタのゲート電極2
4、25およびPOLY−Si配線膜26、27とな
る。また、上記のように形成された不純物領域がCMO
Sを構成する2種類の導電型トランジスタのソースおよ
びドレインLDD不純物領域90、95および配線、抵
抗等の不純物領域90、95となる。
【0053】この後、熱酸化あるいは堆積によりPOL
Y−Si膜4上および側壁に酸化膜を形成し各導電型の
不純物を必要な領域に導入してソース、ドレイン16、
17を形成する[図16(b)]。つまり、本発明の第
17の実施例はCMOSを形成する2種類の導電型トラ
ンジスタのソース、ドレインLDD不純物領域およびゲ
ート電極を少ないフォトレジストパターニング工程で形
成することを可能としたものである。
【0054】図22(a)〜(c)は本発明の第8の実
施例でバイポーラ型フォトトランジスタ装置のエミッタ
および配線、抵抗用不純物領域および半導体基板表面反
転抑制用POLY−Si膜を形成するための製造方法の
製造工程の断面図である。第1導電型半導体基板1およ
び該半導体基板と反対導電型を有する半導体基板表面に
設けられた第2導電型不純物領域2の表面上に設けられ
た絶縁膜120を下部に有するPOLY−Si膜4を形
成する[図22(a)]。
【0055】次に、第1導電型不純物領域5を形成する
ためのマスク領域上にフォトレジスト114を形成す
る。このとき同時に半導体基板表面反転抑制用POLY
−Si膜115および第1の配線領域116上にもフォ
トレジスト114を形成する。その後第1導電型不純物
領域5となる領域および所定の領域のPOLY−Si膜
4をエッチングにて除去する。しかる後第1導電型不純
物を半導体基板表面反転抑制用POLY−Si膜115
に対して自己整合的に導入し第1導電型不純物領域5を
形成する[図22(b)]。
【0056】次に、フォトレジスト114を取り除いた
後第2導電型不純物領域(エミッタ)117を形成する
ためのマスク領域上にフォトレジスト118を形成す
る。このとき同時に半導体基板表面反転抑制用POLY
−Si膜115および第2の配線領域119上にもフォ
トレジスト118を形成する。その後第2導電型不純物
領域(エミッタ)となる領域117および所定の領域の
POLY−Si膜4をエッチングにて除去する。しかる
後第2導電型不純物を半導体基板表面反転抑制用POL
Y−Si膜115に対して自己整合的に導入し第2導電
型不純物領域(エミッタ)117を形成する[図22
(c)]。最後にフォトレジストを取り除く。
【0057】このようにして形成されたPOLY−Si
膜4がバイポーラ型フォトトランジスタ装置を構成する
2種類の導電型の不純物領域5、117および半導体基
板表面反転抑制用POLY−Si膜115および配線膜
116、119となる。つまり、本発明の第8の実施例
はバイポーラ型フォトトランジスタ装置を形成する2種
類の導電型の不純物領域および半導体基板表面反転抑制
用POLY−Si膜を少ないフォトレジストパターニン
グ工程で形成することを可能としたものである。
【0058】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明を用い
ることで以下の効果が期待できる。 (1)本発明の第2の実施例のようにCMOS型半導体
集積回路装置のソース、ドレイン不純物領域を形成する
工程においては第1の不純物を導入する工程で第1の不
純物領域設定用領域(ゲート電極)を形成した後第1の
不純物を導入し、第2の不純物を導入する工程で第2の
不純物領域設定用領域(ゲート電極)を形成した後第2
の不純物を導入するという手段を取ったので、ソースお
よびドレイン不純物領域形成工程において従来の方法か
らフォトレジストをパターニングする工程を1工程減ず
ることが可能となるので製造のコストダウンに有効とな
る。
【0059】(2)本発明の第4の実施例のようにCM
OS型半導体集積回路装置の素子分離用不純物領域を形
成する工程においては第1の不純物を導入する工程で第
1の不純物領域設定用領域(酸化マスク窒化膜)を形成
した後第1の不純物を導入し、第2の不純物を導入する
工程で第2の不純物領域設定用領域(酸化マスク窒化
膜)を形成した後第2の不純物を導入するという手段を
取ったので、素子分利用不純物領域形成工程において従
来の方法からフォトレジストをパターニングする工程を
1工程減ずることが可能となるので製造のコストダウン
に有効となる。
【0060】(3)本発明の第6の実施例のようにCM
OS型半導体集積回路装置のコンタクト抵抗低減用不純
物領域を形成する工程においては第1の不純物を導入す
る工程で第1の不純物領域設定用領域(層間絶縁膜)を
形成した後第1の不純物を導入し、第2の不純物を導入
する工程で第2の不純物領域設定用領域(層間絶縁膜)
を形成した後第2の不純物を導入するという手段を取っ
たので、コンタクト抵抗低減用不純物領域形成工程にお
いて従来の方法からフォトレジストをパターニングする
工程を1工程減ずることが可能となるので製造のコスト
ダウンに有効となる。
【0061】(4)本発明の第7の実施例のようにCM
OS型半導体集積回路装置のLDD不純物領域を形成す
る工程においては第1の不純物を導入する工程で第1の
不純物領域設定用領域(ゲート電極)を形成した後第1
の不純物を導入し、第2の不純物を導入する工程で第2
の不純物領域設定用領域(ゲート電極)を形成した後第
2の不純物を導入するという手段を取ったので、LDD
不純物領域形成工程において従来の方法からフォトレジ
ストをパターニングする工程を1工程減ずることが可能
となるので製造のコストダウンに有効となる。
【0062】(5)本発明の第2の実施例のようにソー
スおよびドレイン不純物領域形成工程においてはイオン
注入等で不純物を導入する場合、ゲート電極に自己整合
的に導入するが、ゲート電極上にフォトレジストを残し
たままイオン注入できるので注入時の加速エネルギー選
択の自由度が広がる。イオン注入の際、不純物がゲート
電極を突き抜けてチャネル領域へ入ってしまう心配が減
ずるからである。したがって、ソースおよびドレイン不
純物領域の濃度プロファイルの設定の自由度が広がりゲ
ート電極の微細化や信頼性の向上が期待でき半導体集積
回路装置の集積化への寄与が期待できる。
【0063】(6)(5)と同様の理由で、一方ではゲ
ート電極の膜厚の選択の自由度が広がり、やはりゲート
電極の微細化や平坦化の向上が期待でき半導体集積回路
装置の集積化への寄与が期待できる。 (7)本発明の第4の実施例のように素子分離用不純物
領域形成工程(LOCOS工程)においてはイオン注入
等で不純物を導入する場合、素子形成領域(酸化マスク
窒化膜)に自己整合的に導入するが、素子形成領域膜
(酸化マスク窒化膜)上にフォトレジストを残したまま
イオン注入できるので注入時の加速エネルギー選択の自
由度が広がる。イオン注入の際、不純物が素子形成領域
膜(酸化マスク窒化膜)を突き抜けて素子形成領域へ入
ってしまう心配が減ずるからである。したがって素子形
成領域膜(酸化マスク窒化膜)の膜厚の選択に自由度が
広がり、素子分離領域のバーズビーク長の縮小化による
狭チャネル効果の抑制も期待でき半導体集積回路装置の
集積化への寄与が期待できる。
【0064】(8)(7)と同様の理由で、一方では素
子分離用不純物領域の濃度プロファイルの設定の自由度
が広がり、やはり素子分離領域の微細化および平坦化が
期待でき半導体集積回路装置の集積化への寄与が期待で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)は本発明の第1の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図2】(a)、(b)は本発明の第2の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図3】(a)、(b)は本発明の第2の実施例の製造
工程順断面図である。
【図4】(a)、(b)は本発明の第3の実施例の製造
工程順の断面図の一部である。
【図5】(a)、(b)は本発明の第2の実施例の製造
工程順断面図の一部拡大図である。
【図6】(a)、(b)は本発明の第2の実施例におい
て用いられるマスクパターン図である。
【図7】(a)、(b)は本発明の第2の実施例の製造
工程における配線層接続部の平面図である。
【図8】(a)、(b)は本発明の第2の実施例の製造
工程順断面図である。
【図9】(a)、(b)は本発明の第4の実施例の製造
工程順断面図である。
【図10】(a)、(c)は本発明の第4の実施例の製
造工程順断面図の一部拡大図である。
【図11】(a)、(b)は本発明の第4の実施例の製
造工程に用いられるマスクパターン図の一部である。
【図12】本発明の第5の実施例の製造工程の断面図の
一部である。
【図13】(a)、(b)は本発明の第6の実施例の製
造工程順の断面図である。
【図14】(a)、(b)は本発明の第6の実施例の製
造工程順の断面図である。
【図15】(a)、(b)は本発明の第7の実施例の製
造工程順の断面図である。
【図16】(a)、(b)は本発明の第7の実施例の製
造工程順の断面図である。
【図17】(a)〜(c)は従来の第1の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図18】(a)、(b)は従来の第1の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図19】(a)〜(e)は従来の第2の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図20】(a)、(b)は従来の第3の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図21】(a)〜(c)は従来の第3の実施例の製造
工程順の断面図である。
【図22】(a)〜(c)は本発明の第8の実施例の製
造工程順の断面図である。
【符号の説明】
1 第1導電型半導体基板 2 第2導電型不純物領域(ウエル) 3 ゲート絶縁膜 4 POLY−Si膜 5 第1導電型不純物領域(ソース、ドレイン) 6 フォトレジスト 7 ゲート電極となる領域 8 第1の配線領域 10 第2導電型不純物領域(ソース、ドレイン) 11 フォトレジスト 13 ゲート電極となる領域 14 第2の配線領域 16 ソース不純物領域 17 ドレイン不純物領域 19 熱酸化膜あるいは絶縁膜 20 POLY−Si膜のエッチング領域 21 POLY−Si膜のエッチング領域 22 重複するエッチング領域 23 接続部の配線層の幅 24 ゲート電極 25 ゲート電極 26 POLY−Si配線層 27 POLY−Si配線層 30 PAD酸化膜 31 窒化膜 32 第1導電型素子分離用不純物領域 33 フォトレジスト 34 素子形成領域となる領域 35 配線、抵抗領域 37 第2導電型素子分離用不純物領域 38 フォトレジスト 39 素子形成領域となる領域 40 配線、抵抗領域 42 素子分離用不純物領域 43 素子分離用不純物領域 44 配線、抵抗等の不純物領域 45 窒化膜のエッチング領域 46 窒化膜のエッチング領域 47 重複するエッチング領域 48 第1導電型素子分離用不純物領域 49 第2導電型素子分離用不純物領域 50 第1導電型の不純物領域(ソース、ドレインおよ
び配線、抵抗) 51 第2導電型の不純物領域(ソース、ドレインおよ
び配線、抵抗) 52 絶縁膜 53 メタル配線とのコンタクト用第1導電型不純物領
域 54 フォトレジスト 55 層間絶縁膜となる領域 57 メタル配線とのコンタクト用第2導電型不純物領
域 58 フォトレジスト 59 層間絶縁膜となる領域 61 不純物領域 62 不純物領域 90 第1導電型LDD不純物領域(ソース、ドレイ
ン) 91 フォトレジスト 92 ゲート電極となる領域 93 第1の配線領域 94 フォトレジスト 95 第2導電型LDD不純物領域(ソース、ドレイ
ン) 96 ゲート電極となる領域 97 第2の配線領域 100 第1の膜 101 第1の領域 102 第1の不純物領域 103 第2の領域 104 第2の不純物領域 110 第1導電型不純物領域(LDD) 111 第1導電型LDD不純物領域(ソース、ドレイ
ン) 112 フォトレジスト 113 厚い酸化膜(素子分離用酸化膜) 114 フォトレジスト 115 半導体基板表面反転抑制用POLY−Si膜 116 第1の配線領域 117 第2導電型不純物領域(エミッタ) 118 フォトレジスト 119 第2の配線領域 120 絶縁膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】(a)〜(c)は本発明の第4の実施例の製
造工程順断面図の一部拡大図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板表面上に第1の膜を形成する
    工程と、前記第1の膜上に第1の所定の領域を除いて第
    2の膜を形成する工程と、前記第1の所定の領域にある
    前記第1の膜を取り除く工程と、前記第1の所定領域下
    の半導体基板表面部分に第1の不純物を導入し第1の不
    純物領域を形成する工程と、前記第2の膜を取り除く工
    程と、前記第1の不純物領域を覆い、かつ、第2の所定
    領域を除くように前記第1の膜上に第3の膜を形成する
    工程と、前記第2の所定領域にある前記第1の膜を取り
    除く工程と、前記第2の所定領域下の前記半導体基板表
    面部分に第2の不純物を導入し第2の不純物領域を形成
    する工程とから少なくともなる半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の膜は導電性物質からなり、前
    記第1の不純物領域は第1導電型のトランジスタのソー
    ス、ドレインであり、前記第2の不純物領域は第2導電
    型のトランジスタのソース、ドレインである請求項1記
    載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の膜は耐酸化膜であり、前記第
    1、第2の不純物領域上にさらに素子分離酸化膜が形成
    される請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の膜はトランジスタ上に形成さ
    れた層間絶縁膜であり、前記第1、第2の不純物領域は
    導電材とのコンタクト抵抗低減用の高濃度不純物領域で
    ある請求項1記載の半導体装置の製造方法。
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