JPH05259455A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05259455A
JPH05259455A JP5006151A JP615193A JPH05259455A JP H05259455 A JPH05259455 A JP H05259455A JP 5006151 A JP5006151 A JP 5006151A JP 615193 A JP615193 A JP 615193A JP H05259455 A JPH05259455 A JP H05259455A
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drain
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semiconductor device
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Stephen J Battersby
ジョン バタースビィ スティーブン
Louis Praamsma
プラムスマ ルイス
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
Koninklijke Philips Electronics NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パラサイト容量を著しく増やすことなく、半
導体デバイスのリーク電流を減少させる。 【構成】 活性領域内にソース及びドレイン領域の配列
と、導電チャネル領域とを設け、この導電チャネル領域
の上方の絶縁ゲート構造体に、各ドレイン領域を取り囲
むように形成された第1の絶縁ゲート部分と、第1の絶
縁ゲート部分とソース領域との間に形成された第2の絶
縁ゲート部分とを設ける。第1及び第2の絶縁ゲート部
分の端部(11a,12a) を、活性領域を取り囲む絶縁領域の
上まで延在させて第1及び第2の絶縁ゲート導電体(13,
14) と接続する。各ドレイン領域と関連して追加のソー
ス領域(50)を設けて追加の導電チャネル領域を形成す
る。第2の絶縁ゲート部分を、追加のソース領域とドレ
イン領域との間に絶縁ゲート領域(12b) を形成するよう
に相互接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、絶縁ゲート電界効果デ
バイスを有する半導体装置に関するものであり、さらに
詳しくはMOS四極素子のような二重ゲート型の絶縁ゲ
ート電界効果デバイスを有する半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】このようなデバイスは、例えばラジオ受
信機又はテレビ受像機の高周波前置増幅器に使用するの
に特に適している。この前置増幅器では、受信機又は受
像機のアンテナで受信した信号を絶縁ゲート電界デバイ
スの一方の絶縁ゲートに供給し、また他方の絶縁ゲート
は電圧源に接続する。またこの電圧源を調整して、増幅
された信号が入力信号の振幅に関係なく実質的に一定の
振幅を持つように、絶縁ゲート電界効果デバイスの利得
を制御することができる。
【0003】高い相互コンダクタンスが要求される絶縁
ゲート電界効果デバイスを得るためには、導電チャネル
を通過する電荷キャリアの進行方向に対して直交する横
方向におけるデバイスの導電チャネルを広くする必要が
ある。便宜的に、この「横」方向をチャネル幅と呼び、
電荷キャリアの進行方向と平行な方向をチャネル長と呼
ぶ。高い相互コンダクタンスで、かつ、低いゲート−ソ
ース容量を得るには、広いチャネル幅に加えて短いチャ
ネル長が要求される。
【0004】ヨーロッパ特許公開公報EP−A−760
06では、このような絶縁ゲート電界効果デバイスの一
例を示しており、この絶縁ゲート電界効果デバイスはド
レイン領域とそれを取り囲むソース領域を具えており、
これらの間には導電チャネルを形成している。この導電
チャネルは、導電チャネル上に堆積した2つの絶縁ゲー
トが曲がりくねった通路に従うような形状に形成されて
いる。つまり第1の絶縁ゲートはドレイン領域を囲むよ
うに、第2の絶縁ゲートはこの第1の絶縁ゲートを囲む
ようにして形成されている。ヨーロッパ特許公開公報E
P−A−76006に示すように、内側の絶縁ゲートと
その接点パッドとの間の接続部分の付近において外側の
絶縁ゲートは切断されている。外側の絶縁ゲートの両端
は広がっており、単一の接点パッドに接続されている。
この配置では接点パッドは、活性領域から十分に離れた
位置において、活性領域を囲む絶縁領域の上に配置する
ことができるので、パラサイト(寄生)容量を減少させ
ることができる。
【0005】ヨーロッパ特許公開公報EP−A−760
06に記載されているデバイスの絶縁ゲートの導電層は
アルミニウムで形成されている。アルミニウムは導電率
が高く、したがって大きなチャネル幅を有し、しかもチ
ャネル長の短い導電チャネル領域を形成するために必要
な長くて幅の狭いアルミニウムの小片を設けてもデバイ
スの周波数応答が不当に悪影響を受けることはない。一
般に導電チャネル領域の幅は長さの750倍から100
0倍が好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】絶縁ゲートをマスクと
して使用してソース及びドレイン領域を自己整合的に形
成するプロセス技術を用いるのが好ましい。その理由
は、チャネル長をより短くすることができるとともにゲ
ートとソース/ドレインとの重ね合わせが少なくなり、
したがってパラサイト容量が減少するからである。しか
しながら、絶縁ゲートのゲート導電層をアルミニウムで
形成すると、ソース領域及びドレイン領域を形成するの
に用いられる高温での工程に耐えることができないの
で、アルミニウムは自己整合的なプロセス技術に用いる
のに適さない。
【0007】このような高温の工程に耐えることができ
る絶縁ゲートの導電層を形成するのに適する材料として
は、ドープされた多結晶シリコン及びチタンシリサイド
やコバルトシリサイドのような耐火性の金属シリサイド
を挙げることができる。自己整合プロセス技術に用いる
ことができるこれらの材料はアルミニウムより抵抗が高
く、単にアルミニウムで形成されたゲートをこれらの材
料で形成されたゲートに置き換えただけではデバイスの
ゲート抵抗が高くなり、入力信号の著しく大きな減衰が
生じるか、又はこれに対応して高周波で高い雑音が生
じ、その結果デバイスの周波数応答が著しく制限される
ようになる。したがってもし自己整合プロセス技術を用
いるならば、ゲートを交互に対称に配置しなければなら
ない。「aUHF MOS Tetrode with polysilicon gate 」
(F.M.K lassen et.al.,Solid State Electronics )の
1980年の23巻p23 〜30では、MOS 四極素子について記載
されており、櫛歯状に形成した絶縁ゲートを交叉指型に
配置したものである。すなわち、個々の絶縁ゲートを指
状(櫛の歯状)に分割し、これらを活性領域から離れた
位置において、高導電性の絶縁ゲート導電体によって結
合しており、このゲート導電体は、例えばアルミニウム
又はアルミニウム合金から形成されている。個々の絶縁
ゲートのゲート幅の全体が、高導電性の絶縁ゲート導電
体により並列に接続された一連の絶縁ゲート指状部分に
分割されており、その結果全体としてゲート抵抗を減少
させている。
【0008】この絶縁ゲート構造体では、それぞれの絶
縁ゲートの指状部分を、活性領域を越えて、活性領域を
囲む絶縁領域の上まで延在させて絶縁ゲート導電体の1
つに接続でき、かつ、絶縁ゲート構造体の縁部を良好に
規定することができる。望ましい低い出力容量を得るた
めには、半導体本体には少なくとも主表面に隣接して、
一般に0.7 ×1015〜1 ×1015atom・ cm-2の非常に低い濃
度でドープされた半導体領域を形成しなければならな
い。ゲート酸化膜のような熱酸化膜は、一般に約5nmの
厚さのシリコン−シリコン酸化膜の界面に1cm2 につき
1 ×1011〜2 ×10 11個の正電荷を有し、したがってこの
ような低濃度にドープされた半導体領域は反転されて、
50nmより厚い絶縁材料の下側に109 〜1011個/cm2の低濃
度の電子を有する導電チャネルが形成されることが予想
される。したがって活性領域を取り囲む絶縁領域上まで
延在している絶縁ゲートの端部ではリーク電流が生じる
という問題がある。この問題は、アルミニウムゲート技
術に比べて、例えば20個の絶縁ゲート部分を有するデバ
イスに対して自己整合プロセス技術を行う場合非常に重
要である。
【0009】絶縁ゲートの端部でのリーク電流を減少さ
せるためには特別の手段を講ずる必要がある。このリー
ク電流を減少させる方法の1つとしては、膜厚が2 〜3
μmの低濃度にドープされた半導体領域を、絶縁ゲート
領域の端部が、活性領域を取り巻く絶縁領域の上まで延
在する手前に設けるものである。位置整合には公差があ
るので、各絶縁ゲート領域の端部において電流は流れな
いが、パラサイト容量の問題が生じる部分が約6μmあ
り、複数絶縁ゲート部分を並列に接続した自己整合デバ
イスでは、ゲート容量が約20%増加してしまう。
【0010】本発明は、以上の問題点を解決するもので
あり、パラサイト容量が著しく増加することなしにリー
ク電流を減少させることができる絶縁ゲート電界効果デ
バイスを有する半導体装置を提供することを目的とする
ものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、絶縁ゲート電
界効果デバイスを有する半導体装置において、 絶縁領
域によって画成された活性領域を1つの主表面に隣接し
て形成した半導体本体を具え、前記活性領域には、複数
のソース領域と、互いに隣接するソース領域を分離する
ドレイン領域と、各ソース領域及びドレイン領域間に画
成された複数の導電チャネル領域と、これら導電チャネ
ル領域を覆って各ソース及びドレイン領域間を選択的に
接続する複数の絶縁ゲート構造体とを設け、これら絶縁
ゲート構造体の各々が、上記ドレイン領域に隣接した第
1の絶縁ゲート部分と、この第1の絶縁ゲート部分と、
隣接するソース領域との間に設けられた第2の絶縁ゲー
ト部分とを具え、これら第1の絶縁ゲート部分及び第2
の絶縁ゲート部分が、前記活性領域を越えて前記絶縁領
域の上まで延在して第1及び第2の絶縁ゲート部分を当
該活性領域の外側にある第1及び第2の絶縁ゲート導電
体にそれぞれ接続する複数の端部を有し、前記第1の絶
縁ゲート部分を、各活性領域内で相互に接続して各ドレ
イン領域を取り囲むようにし、各ドレイン領域に関連し
て、活性領域内に形成した追加のソース領域を設け、こ
の追加のソース領域を前記導電チャネル領域の幅方向と
平行な方向においてドレイン領域から離間させてドレイ
ン領域と追加のソース領域との間に追加の導電チャネル
領域を形成するようにし、前記第2の絶縁ゲート部分
を、追加のソース領域の各々と、それと関連するドレイ
ン領域との間に絶縁ゲート領域が形成されるように接続
したことを特徴とするものである。
【0012】本発明の半導体装置によれば、内側にある
第1の絶縁ゲートは個々のドレイン領域を取り囲み、一
方外側にある第2の絶縁ゲートの一端は、絶縁ゲート領
域のドレイン領域と追加のドレイン領域との間に延在し
ている領域によって封鎖されている。外側にある絶縁ゲ
ートの一方の端部を封鎖することにより、この端部から
のリーク電流が減少し、したがって活性領域と、それを
取り囲む絶縁領域との間のリーク電流をできるだけ少な
くするために、低濃度にドープされた半導体領域を設け
る必要がなくなる。したがってデバイスのパラサイト容
量が減少する。さらに追加のソース領域とドレイン領域
との間に追加の絶縁ゲート領域を設けることにより、ゲ
ート幅の総和は増加し、したがって総容量の一部として
のパラサイト容量はさらに減少する。
【0013】本発明の好適な実施例においては、前記第
1の絶縁ゲート部分相互に接続して各ドレイン領域を取
り囲む環状の絶縁ゲート領域を形成し、この環状の絶縁
ゲート領域を、前記活性領域を越えて前記絶縁領域の上
まで延在させて前記第1の絶縁ゲート導体に接続するよ
うに構成する。このように閉じたループを形成するよう
に第1の絶縁ゲート部分同士を接続することにより、リ
ーク電流通路を減少させるようリングを規定する表面電
位を形成することができる。
【0014】一般に、絶縁ゲート電界効果デバイスは活
性領域内に形成したソース領域とドレイン領域とを交互
に配列した構成となっており、通常8個のドレイン領域
と9個のソース領域とを形成するようにしている。
【0015】さらに、活性領域は、比較的低濃度にドー
プされているある導電型の半導体領域を通常含んでお
り、この半導体領域内にこの導電型とは反対の導電型の
ソース領域及びドレイン領域を形成している。
【0016】又、それぞれのドレイン領域を取り囲むソ
ース領域及び追加のソース領域を連続的なソース領域に
して形成してもよく、これによりアクセス抵抗を低くす
ることができる。
【0017】互いに隣接する第1の絶縁ゲート部分と第
2の絶縁ゲート部分とを離間させ、これらの間に比較的
高濃度にドープされている半導体領域を主表面に隣接し
て形成し、それぞれのソース領域とドレイン領域との間
に連続的な導電チャネルを形成するようにしてもよい。
【0018】本発明では、リーク電流及びパラサイト容
量が明らかに不利に増加することなしに自己整合プロセ
ス技術を行うことができる。絶縁ゲートの導電ゲート層
は、例えばチタンシリサイド又はコバルトシリサイドの
ような金属シリサイドを以て形成することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、図面はそれぞれ線図的に示されてお
り、寸法の比率は必ずしも実際のものと一致していな
い。特に層や領域の厚さの寸法は大きめに描いてある
が、他の寸法は小さめに描いてある。さらに、同一又は
類似の部分は、図面を通じて同様の参照符号で示してあ
る。図1〜5に示す実施例においては、半導体デバイス
として絶縁ゲート電界効果デバイス1を具えている。こ
の絶縁ゲート電界効果デバイス1は、例えばラジオ又は
テレビ放送用の受信機の高周波前置増幅器における増幅
要素として使用するのに適した、MOS 四極素子のような
二重ゲート型の絶縁ゲート電界効果デバイスとするのが
好ましい。この半導体デバイスは半導体本体2を具える
(図3〜5参照)。半導体本体2は、主表面2aに隣接
し、絶縁領域すなわち膜厚の厚い絶縁層4によって区切
られた活性領域3を有する。
【0020】活性領域3は、複数のソース領域5を具え
ている。隣接するソース領域5は、中間に配置されたド
レイン領域6によって相互に分離され、それぞれのソー
ス領域5とドレイン領域6との間に導電チャネル領域7
をそれぞれ形成している。これらの導電チャネル領域7
の上方には、絶縁ゲート構造体10をそれぞれ配置す
る。これらの絶縁ゲート構造体10は、それぞれソース
領域5とドレイン領域6との間を選択的に導電接続する
作用を有するものである。
【0021】各導電チャネル領域7に対して設けた絶縁
ゲート構造体10は、それぞれドレイン領域6に隣接し
て配置した第1の絶縁ゲート部分11と、この絶縁ゲー
ト部分11と、隣接するソース領域5との間に配置した
第2の絶縁ゲート部分12とを有する。第1の絶縁ゲー
ト部分11と第2の絶縁ゲート部分12の端部11a,
12aを、活性領域3を越えて絶縁領域4の上まで延在
させて、これら第1の絶縁ゲート部分11及び第2の絶
縁ゲート部分12を、活性領域の外側において第1の絶
縁ゲート導電体13及び第2の絶縁ゲート導電体14に
それぞれ接続するように構成し、絶縁ゲート構造体10
の端部を正確に画成するようにする。
【0022】第1の絶縁ゲート部分11は、活性領域3
内でそれぞれのドレイン領域6を囲むように相互に接続
する。ドレイン領域6のそれぞれと関連して、活性領域
3内に追加のソース領域50を設ける。この追加のソー
ス領域50を、導電チャネル領域7のチャネル幅Wと平
行な方向に見てドレイン領域6から離間して配置し、ド
レイン領域6と追加のソース領域50との間に追加のチ
ャネル領域70を形成するようにする。第2の絶縁ゲー
ト部分12は、それぞれの追加のソース領域50と、そ
れと関連するドレイン領域6との間に絶縁ゲート領域1
2bを形成するように相互接続する。
【0023】このように構成することによって、それぞ
れのドレイン領域6は第1の絶縁ゲート部分11によっ
て構成される内側の第1の絶縁ゲート110によって取
り囲まれ、一方、第2の絶縁ゲート部分12によって構
成される外側の第2の絶縁ゲート120の一端は、ドレ
イン領域6と追加のソース領域50との間に延在する追
加の絶縁ゲート領域12bによって閉じられるようにな
る。このように外側の絶縁ゲート120の一端を閉じる
ことによりこの端からのリーク電流は除去されるように
なる。したがって、活性領域3を取り囲む絶縁領域4の
下側にある半導体領域を介して活性領域の種々の部分の
間を流れるリーク電流を減少するために、外側の絶縁ゲ
ート120の閉じられた一端に隣接して低濃度にドープ
された半導体領域を設ける必要がなくなる。したがって
デバイスのパラサイト容量は減少する。しかし、外側の
絶縁ゲート120の開いている端部でのリーク電流を減
少させるためにこの端部に隣接して低濃度にドープされ
た半導体領域16aを設けなければならない。追加のソ
ース領域50とドレイン領域6との間の追加の絶縁ゲー
ト領域12bは全体のゲート幅を増大するように作用す
るので、パラサイト容量の一部は更に減少することにな
る。
【0024】さらに図1〜5に示した実施例について詳
細に説明する。これらの図面は絶縁ゲート効果デバイス
の一部分を示すものであるが、交互に配列されたソース
領域5及びドレイン領域6を有しており、これらの間に
導電チャネル領域7を形成し、導電チャネル領域7の上
方には以下詳しく説明するように第1の絶縁ゲート11
0と第2の絶縁ゲート120とを具える絶縁ゲート構造
体10を設けている。絶縁ゲート110,120の間に
は、ソース領域5及びドレイン領域6と同じ導電型の接
続用アイランド(島)領域9(図3〜5)を設け、適当
な制御信号を絶縁ゲート110,120に印加したとき
にソース領域と、隣接するドレイン領域との間に連続的
な導電通路が形成されるように構成する。
【0025】絶縁ゲート110は多数の絶縁ゲート部分
11から、絶縁ゲート120は多数の絶縁ゲート部分1
2からそれぞれ形成されており、絶縁ゲート部分11及
び絶縁ゲート部分12の端部11a及び端部12aはそ
れぞれ、活性領域3を越えてその回りに配置された絶縁
領域4の上まで延在している。この絶縁領域4は通常フ
ィールド酸化膜と呼ばれており、この酸化膜の上で複数
の絶縁ゲート部分11及び12を導電率の高い絶縁ゲー
ト導電体13及び14にそれぞれ並列接続している。図
1の平面図では、絶縁ゲート導電体13,14を実線
で、その下に堆積された領域は仮想線でそれぞれ表され
ており、ここでは絶縁ゲート部分11及び絶縁ゲート部
分12の端部11a及び端部12aとそれぞれの絶縁ゲ
ート導電体13,14との間の接続を示している。
【0026】図2に最も明瞭に示されているように、第
1の絶縁ゲート部分11は、それぞれのドレイン領域6
を取り囲む閉じた環状絶縁ゲート領域を形成するように
接続されており、またソース領域5及びドレイン領域6
と、活性領域の端部3aとの間に設けた低濃度にドープ
された半導体領域16a及び活性領域3を越えて絶縁領
域4の上まで延在する共通の端部11aが設けられてお
り、その先端には絶縁ゲート導電体13に接続するため
に接点領域11c(図1)が形成されている。この半導
体領域16aは、図2のIII−III線の矢印の方向に見た
断面図を示す図3に最も明瞭に示されている。すなわ
ち、この図3は絶縁ゲート部分12の方向に見た断面図
を示している。絶縁領域4の開口4a内には、ドレイン
領域6の、第1絶縁ゲート領域11の端部11aとは反
対側の端部において追加のソース領域50が形成されて
いる。第2の絶縁ゲート部分12は、ドレイン領域6の
両端で活性領域3を越えて絶縁領域の上まで延在する端
部12aを有している。ドレイン領域6のそれぞれと関
連した2個の第2の絶縁ゲート接合部分12は、ドレイ
ン領域6の、第1絶縁ゲート部分11の端部11aとは
反対側の端部において相互に接続されており、追加の導
電チャネル領域70のそれぞれの上側に位置する追加の
絶縁ゲート領域12bを構成するようにしている。第2
の絶縁ゲート部分12の一方の端部12a′を、追加の
絶縁ゲート領域12bを越えて絶縁領域4の上まで延在
させて第2の絶縁ゲート導電体14と接続するために接
点領域12cを形成する。絶縁ゲート部分12の他方の
端部12a″は、端部11a′とともに絶縁領域4上ま
で延在させる。このようにして絶縁ゲート構造体10の
端部は正確に規定されるようになる。
【0027】ソース領域5、ドレイン領域6及び絶縁ゲ
ート部分11,12の端部11a,12aの個数は、所
望のデバイス特性に依存して決めることができる。上述
したように、大きな電流搬送能力を得るためには、導電
チャネルのチャネル幅を非常に広くするとともにチャネ
ル長を非常に短くのが望ましいが(例えば導電チャネル
領域の幅を導電チャネル領域の長さの2500倍程度と
することもある)、ゲート抵抗は、デバイスの周波数応
答に有害な影響を与えない程度に高くないことが好まし
い。以下説明するように絶縁ゲート部分11,12の導
電領域を耐火性金属シリサイドのような材料で形成し、
自己整合プロセスを採用し、さらに活性領域3の幅(導
電チャネルの幅に対して平行方向の寸法)を60μm より
やや狭いものとする場合には、16個のドレイン領域6
及びそれと関連したソース領域5及び追加のソース領域
50と、16個の端部12a(但し共通の端部11aは
8個)とを配列することできる。追加の絶縁ゲート領域
12bにより外側の第2の絶縁ゲート120を囲むこと
によって、過度にパラサイト容量が増加することなくリ
ーク電流を抑制することができるとともにゲート幅を全
体として増加することができ、さらに個々の配置に応じ
てゲート幅を全体として20μm 程度増加することができ
る。以下説明するように、ドレイン領域6の、追加のソ
ース領域50とは反対側の端部では、絶縁ゲート部分1
1,12は、絶縁領域4上まで延在する前に低濃度にド
ープされている幅数μm (3-6 μm )の半導体領域21
上を延在している(図3〜5)。このことによってもリ
ーク電流は抑止されるか又は少なくとも減少する。
【0028】図1に示すように、ソース領域5と追加の
ソース領域50は、ソース電極51で相互に結合されて
いる。ソース電極51は櫛状構造であり、ドレイン領域
6を互いに結合する同様の櫛状構造のドレイン電極61
と交叉するように配置されている。
【0029】図1及び図2は、極端に模式的に示した図
であるが、実際には様々な領域又は層は図1及び図2の
ように角が鋭くなくむしろ丸くなっている。更に、図1
及び図2に示すようにソース領域5とドレイン領域6を
単に直線的に交互に配置するだけでなく、他の配置でも
よい。
【0030】図1〜5に示すデバイスの構造を、特に図
3〜5を参照して更に詳しく説明する。 半導体本体2
は、比較的高濃度にドープされた単結晶シリコン基板2
0によって形成されている。この単結晶シリコン基板2
0の上に、比較的低濃度にドープされた半導体領域21
をエピタキシャル成長させる。出力容量を所要の値とす
るために、比較的低濃度にドープされた半導体領域21
のドープ密度は低くする。例えば、半導体領域21をp
導電型とし、ドープ密度は約0.7 ×1015〜1 ×1015cm-3
とすることができる。
【0031】比較的高濃度にドープされたチャネルスト
ッパ領域15を、絶縁ゲート部分11,12の端部11
a,12″aに近接した絶縁領域4の下側に形成する。
絶縁領域4は、シリコン酸化膜のような絶縁材料の層を
堆積又は成長させた後にホトリソグラフの技術により形
成する。図示したように、比較的高濃度にドープされた
チャネルストッパ領域15は、絶縁領域4を僅かに越え
て活性領域3中に延在させて低濃度にドープされた半導
体領域16aによりソース領域5及びドレイン領域6か
ら離間させるようにする。
【0032】図示しないが、工程を簡略化するために、
チャネルストッパ領域15は活性領域3の端部3aの回
りを完全に取り囲んで広げるのが好ましい。このように
すると、チャネルストッパ領域15が、外側の絶縁ゲー
ト120の追加の絶縁ゲート12bから通じている端部
12′aに隣接する位置でソース領域5,50とpn接
合を形成することになるが、デバイスの作動中にはこの
pn接合間には電位差がないので何ら問題とならない。
このようにチャネルストッパ領域15が活性領域の端部
3aの回り全体に延在している場合には、絶縁領域4を
従来公知のLOCOS(local Oxidation of Silicon) 技術に
よって形成することができるが、図1〜5に示すように
チャネルストッパ領域と端部3aとの重なり部分を得る
ためにはディープドライブインを必要とする。
【0033】通常、所望のしきい値を得るために、しき
い値調整領域16が設けられている。イオン注入工程中
に絶縁領域4をマスクとして使用することによりしきい
値調整領域16は自動的に位置決めされる。このような
場合には、低濃度にドープされた半導体領域16aへの
イオン注入によってもしきい値を調整することができ
る。
【0034】絶縁ゲート構造体10は薄膜ゲート熱酸化
膜を含み、その上には耐火性金属シリサイドより成るゲ
ート導電領域が設けられている。本実施例では耐火性金
属シリサイドとしてチタンシリサイドを用いているが、
コバルトシリサイドのような他の適当なシリサイド又は
多結晶シリコン層を用いてもよい。本実施例では、最初
に多結晶シリコン層を堆積し、その上にチタン層を形成
し、全体を加熱してシリサイド化を行って金属シリサイ
ドを形成する。加熱処理は、一般に例えばアルゴンのよ
うな不活性ガス雰囲気中で行われるが、他の従来公知の
シリサイド化工程を用いても良い。最後に導電ゲート層
をパターニングする。このときゲート酸化膜をパターニ
ングしてゲート絶縁領域10aを形成することもでき
る。絶縁ゲート構造体10をパターニングすることによ
り、上述した第1の絶縁ゲート部分11及び第2の絶縁
ゲート部分12が形成される。第1の絶縁ゲート部分1
1及び第2の絶縁ゲート部分12の端部11a,12a
を絶縁領域4の上まで延在させて、後に形成される絶縁
ゲート導電体13,14と接続するための接点領域11
c,12cを形成する。
【0035】比較的高濃度にドープされたソース領域
5、 追加のソース領域50、及びドレイン領域6に対す
る副接点領域5a,6a,50a(図3〜5参照)は絶
縁ゲート構造体10の形成より以前に形成することがで
きるが、ソース領域5、追加のソース領域50及びドレ
イン領域6に対するの主接点領域5b,50b,6b,
6cは、絶縁ゲート構造体10及び絶縁領域(フィール
ド酸化膜)4をマスクとして用いて島接続領域9と同時
に形成するようにして、これらの主接点領域5b,50
b,6bを絶縁ゲート構造体10に対して自動的に位置
決めしてゲート領域とソース領域又はドレイン領域との
重なり部分を少なくし、したがってパラサイト抵抗及び
ゲート−ソース又はゲート−ドレイン間のパラサイト容
量を減少するようにする。
【0036】上述したように、ソース領域5、追加のソ
ース領域50、ドレイン領域6及び島領域9の形成中、
第1の絶縁ゲート部分11の端部11aと隣接する活性
領域3の一部分を感光性のレジスト(図示せず)のよう
な一般的なマスクを用いてマスクし、絶縁ゲート領域1
6aの、絶縁ゲート部分の端部11a及び12a″が絶
縁領域4の上まで延在する手前において延在する領域2
1aの位置において絶縁ゲート領域16aが残り、追加
の絶縁ゲート12bとは反対側の端部12″aからのリ
ーク電流を減少させることができる。勿論、その代わり
にソース領域5、追加のソース領域50、ドレイン領域
6の主接点領域5b,50b,6b及び島接続領域9を
形成するための自己整合イオン注入を行った後に、適当
なマスクを使用して高濃度にドープされたソース領域
5、追加のソース領域50及びドレイン領域6の副接点
領域5a,50a,6aを形成することもできる。
【0037】次に、絶縁領域23(図1)を堆積し、パ
ターニングしてコンタクト孔を形成して、ソース領域、
ドレイン領域及び絶縁ゲート部分11,12に対する接
点を形成するための金属化処理を行う。この金属化処理
は、アルミニウム又はアルミニウム合金のような高導電
率の導電材料を堆積し、従来公知の技術を用いてパター
ニングして形成する。図1に示すように、第1の絶縁ゲ
ート導電体13及び第2の絶縁ゲート導電体14はそれ
ぞれ端部11a,12′aと電気的に接続し、互いに指
型に交叉するソース電極51及びドレイン電極61はソ
ース領域5、追加のソース領域50の副接点領域5a,
50a及びドレイン領域6の副接点領域6aにそれぞれ
接続する。
【0038】図6に、図1〜5に示したデバイスの変形
例を示す。図6に示す実施例ではフィールド酸化膜の周
縁が前例とは相違し、さらに追加のソース領域50は、
絶縁ゲート構造体10を形成する以前に形成されている
高濃度にドープされた副接点領域5a,50aを介して
ソース領域5に接続して連続的な櫛状のソース領域を形
成するようにしている。その結果、導電チャネル領域に
到る通路の抵抗であるアクセス抵抗は、特に絶縁ゲート
構造体10の角部で低くなる。
【0039】図1〜6に示した実施例においては、追加
のソース領域50とは反対側の第2の絶縁ゲート部分1
2の端部12″aが相互に接続されていないが、ゲート
導電材料を異なるレベルで形成することができるような
製造方法を用いるか又は第1の絶縁ゲート110と第2
の絶縁ゲート120とを交差させる(例えばゲート金属
化処理と同じ金属化処理によって橋絡部を形成する)こ
とができるような製造方法を用いる場合には、第1の絶
縁ゲート接合部分11により形成されている閉合部分を
更に取り囲む部分を形成するように第2の絶縁ゲート部
分12を互いに接続することができる。また半導体領域
の導電型は上述したところと相違させることもできる。
さらに上述したデバイスは、ノーマリーオフ型(エンハ
ンスメント型)の絶縁ゲート電界効果デバイスである
が、ノーマリーオン型(ディプレッション型)の絶縁ゲ
ート電界効果デバイスとすることもできる。また、本発
明ではシリコン以外の半導体材料を用いてもよい。
【0040】本発明は上述した実施例にのみ限定される
ものではなく、幾多の変更や変形を加えることができ
る。例えば、上述した各構成要素と等価の構成要素や、
半導体分野で従来公知の構成要素を用いることができ、
さらに上述した実施例の構成要素の構成の一部を交換し
たり、構成要素を加えることもできる。特許請求の範囲
は構成要素の組み合わせとして記載されているが、本発
明で解決すべき技術的な問題の一部又は全部を解決する
しないにかかわらず、本明細書に開示された新規な構成
又は構成要素の組合せも本発明の範囲に含まれるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体デバイスの一実施例の一部を線
図的に示す平面図である。
【図2】図1の半導体デバイスの最上層の金属層及びそ
の下に堆積した絶縁層を省いて線図的に示す平面図であ
る。
【図3】図2におけるIII−III方向の断面図である。
【図4】図2におけるIV−IV方向の断面図である。
【図5】図2におけるV−V方向の断面図である。
【図6】本発明の半導体デバイスの変形例の最上層の金
属層及びその下に堆積した絶縁層を省いて一部分を線図
的に示す平面図である。
【符号の簡単な説明】
1 FETデバイス 2 半導体本体 2a 主要面 3 活性領域 3a,11a,12a,12′a,12″a 端部 4,23 絶縁領域 4a 開口 5,50 ソース領域 5a,6a,50a 副接点領域 5b,6b,6c,50b 主接点領域 6 ドレイン領域 7 チャネル領域 9 島領域 10 絶縁ゲート構造体 10a ゲート絶縁領域 11,12 絶縁ゲート部分 11c,12c 接点領域 10b,12b,110,120 絶縁ゲート 13,14 絶縁ゲート導電物 15 チャネルストッパ領域 16 しきい値調整領域 16a,21 半導体領域 20 多結晶シリコン基板 21a 領域 51 ソース電極 61 ドレイン電極

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁ゲート電界効果デバイスを有する半
    導体装置において、 絶縁領域によって画成された活性領域を1つの主表面に
    隣接して形成した半導体本体を具え、 前記活性領域には、複数のソース領域と、互いに隣接す
    るソース領域を分離するドレイン領域と、各ソース領域
    及びドレイン領域間に画成された複数の導電チャネル領
    域と、これら導電チャネル領域を覆って各ソース及びド
    レイン領域間を選択的に接続する複数の絶縁ゲート構造
    体とを設け、 これら絶縁ゲート構造体の各々が、上記ドレイン領域に
    隣接した第1の絶縁ゲート部分と、この第1の絶縁ゲー
    ト部分と、隣接するソース領域との間に設けられた第2
    の絶縁ゲート部分とを具え、 これら第1の絶縁ゲート部分及び第2の絶縁ゲート部分
    が、前記活性領域を越えて前記絶縁領域の上まで延在し
    て第1及び第2の絶縁ゲート部分を当該活性領域の外側
    にある第1及び第2の絶縁ゲート導電体にそれぞれ接続
    する複数の端部を有し、 前記第1の絶縁ゲート部分を、各活性領域内で相互に接
    続して各ドレイン領域を取り囲むようにし、 各ドレイン領域に関連して、活性領域内に形成した追加
    のソース領域を設け、この追加のソース領域を前記導電
    チャネル領域の幅方向と平行な方向においてドレイン領
    域から離間させてドレイン領域と追加のソース領域との
    間に追加の導電チャネル領域を形成するようにし、 前記第2の絶縁ゲート部分を、追加のソース領域の各々
    と、それと関連するドレイン領域との間に絶縁ゲート領
    域が形成されるように接続したことを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の絶縁ゲート部分相互に接続し
    て各ドレイン領域を取り囲む環状の絶縁ゲート領域を形
    成し、この環状の絶縁ゲート領域を、前記活性領域を越
    えて前記絶縁領域の上まで延在させて前記第1の絶縁ゲ
    ート導体に接続するように構成したことを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 上記絶縁ゲート効果デバイスが、活性領
    域内に形成されているソース領域及びドレイン領域を交
    互に配列したものを含む請求項1又は2記載の半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 上記活性領域が、比較的に低濃度にドー
    プされているある導電型の半導体領域を含み、この半導
    体領域内に上記導電型とは反対の導電型のソース領域及
    びドレイン領域を形成したことを特徴とする請求項1,
    2又は3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 それぞれのドレイン領域を取り囲むソー
    ス領域及び追加のソース領域を連続的なソース領域を形
    成するように構成したことを特徴とする請求項1,2,
    3又は4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 互いに隣接する第1の絶縁ゲート部分と
    第2の絶縁ゲート部分とを分離し、これらの間に比較的
    に高濃度にドープされている領域を主表面に隣接して形
    成してソース領域とドレイン領域との間に連続的な導電
    チャネルを形成するように構成したことを特徴とする請
    求項1,2,3,4又は5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 上記絶縁ゲート構造体が金属シリサイド
    を含む導電ゲート層を有することを特徴とする請求項
    1,2,3,4,5又は6記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 上記金属シリサイドがチタン及びコバル
    トからなる群から選ばれたことを特徴とする請求項7記
    載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 上記ソース領域及びドレイン領域が、上
    記絶縁ゲート構造体に対して自己整合的に形成されてい
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7
    又は8記載の半導体装置。
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