JPH05254617A - 移動棚設備 - Google Patents

移動棚設備

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Publication number
JPH05254617A
JPH05254617A JP5853792A JP5853792A JPH05254617A JP H05254617 A JPH05254617 A JP H05254617A JP 5853792 A JP5853792 A JP 5853792A JP 5853792 A JP5853792 A JP 5853792A JP H05254617 A JPH05254617 A JP H05254617A
Authority
JP
Japan
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frame
shelf
lower frame
wheel
bracket
Prior art date
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Pending
Application number
JP5853792A
Other languages
English (en)
Inventor
Gokichi Hatouchi
悟吉 波戸内
Kanji Abu
寛二 阿武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Publication of JPH05254617A publication Critical patent/JPH05254617A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 三分割した中間下部フレームを連結する連結
材の加工,取付を容易にする。 【構成】 移動棚の中間下部フレーム6を前後一対の外
フレーム部12と中間フレーム部13とに三分割し、中間フ
レーム部13と各外フレーム部12とにわたって連結ブラケ
ット14を嵌入し、連結ブラケット14の一端部をボルト15
を介して中間フレーム部13に固定し、他端部を連結ピン
17を介して各外フレーム部12に上下方向に相対回動自在
に連結した。移動経路上に凹凸がある場合、外フレーム
部12と中間フレーム部13とが連結ピン17を中心に相対回
動し、各フレーム部12,13 に対する落差を吸収する。こ
れにより各フレーム部12,13 を相対的に上下動可能にす
る必要は無いため、外フレーム部12に設けた連結ピン用
孔19を長孔に加工する必要は無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば倉庫内や工場
内に設置され、複数条のレールに車輪を介して支持案内
される複数台の移動棚を有する移動棚設備に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動棚設備としては、例
えば実開平3−51706号公報に見られるものがあ
る。すなわち、従来の移動棚は、移動方向に対して両側
に位置する側下部フレームと中間に位置する中間下部フ
レームとを有し、これら各下部フレームを下面開放のチ
ャンネル状に形成し、上記各下部フレームに設けた走行
車輪を介して複数条のレールに支持案内されている。上
記側下部フレームと中間下部フレーム間にわたって移動
棚が支持されている。
【0003】上記中間下部フレームは前後で二分割され
ており、両分割フレームの隣接部に上下方向の長孔を形
成するとともに、これら長孔を通る左右方向のピンとリ
ンクとを介して両分割フレーム部間を相対移動自在に連
結している。これにより、図18に示すように、レール10
0 側に凹凸がある場合であっても、両方の分割フレーム
103 が相対的に回動しかつ上下動も可能になるため、一
方の分割フレーム103と他方の分割フレーム103 との落
差Lを長孔で吸収することができる。また、図19に示す
ように、左右方向109 (ピン101 の軸心方向)の剛性を
充分に取るために、全てのピン101 を左右方向に遊びの
無い段付きにしてナット102 により締め付けるととも
に、分割フレーム103 の下端間を継ぎ材104 で連結して
分割フレーム103 が左右方向109 に収縮することを防止
していた。
【0004】また、上記実開平3−51706号公報の
移動棚設備では、駆動用車輪(つば無し車輪)の車軸上
にスプロケットを取付け、モータの軸上にもスプロケッ
トを取付け、両スプロケット間に無端伝動体(リンクチ
ェーンなど)を巻張していた。
【0005】また、上記各分割フレームにはそれぞれ車
輪を二個づつ配設し、棚は前方と後方とに二分割されて
おり、前方の棚は前方の分割フレーム上に独立して立設
され、後方の棚は後方の分割フレーム上に独立して立設
される。
【0006】また、図20に示すように、車輪105 の取付
けは、側下部フレーム106 および中間下部フレーム107
の両側板108 に丸孔111 をあけ、これら丸孔111 に車軸
112を通し、この車軸112 にベアリング113 を組み込ん
だ車輪105 を挿通していた。そして、車軸112 の一端部
に抜け止め溝114 を形成し、各下部フレーム106,107に
取付けられた抜止板115 の一端を上記抜け止め溝114 に
嵌入している。これにより、車軸112 が丸孔111 から抜
け落ちることを防止していた。
【0007】また、図21に示すように、駆動用車輪116
の取付けは、分割フレーム103 の両外側面にベアリング
ユニット117 を取付けるとともに、分割フレーム103 内
に補強板118 を設け、上記ベアリングユニット117 ,分
割フレーム103 ,補強板118に駆動軸121 を通し、この
駆動軸121 に駆動用車輪116 を挿通していた。
【0008】さらに、図22に示すように、側下部フレー
ム106 と中間下部フレーム107 間および両中間下部フレ
ーム107 間には、剛性を増すための斜め材122 が設けら
れていた。すなわち、各側下部フレーム106 および中間
下部フレーム107 の前後端部には、左右外方に突出する
斜め材取付板123 がボルトを介して設けられ、斜め材12
2 の端部はボルトを介してそれぞれ斜め材取付板123 に
連結されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式によると、二分割フレーム間の連結において
は、ピンの取付孔を長孔に形成しなければならないた
め、加工に手間がかかるという問題があった。また、図
19に示すように、全てのピン101 を段付きに加工してナ
ット102 で締め付けなければならないため、ピン101 の
加工および取り付けに手間がかかるという問題があっ
た。さらに、継ぎ材104 を要するため、部品点数が増え
るという問題があった。
【0010】また、駆動用車輪側とモータ側とのスプロ
ケットに無端伝動体(リンクチェーンなど)を巻張して
いるため、無端伝動体に伸びが発生して弛み、頻繁にメ
ンテナンスを行わなければならないといった問題が生じ
た。
【0011】また、前方の棚と後方の棚とのどちらかに
大荷重がかかるなどして、各棚に荷重のアンバランスが
生じた場合でも、駆動用車輪に棚からの荷重が加わって
常に駆動用車輪がレール上に押し付けられるように、各
分割フレームの一方の車輪を駆動用車輪にする必要があ
った。このため、モータおよび無端伝動体などが二組必
要となり、コストが高価になるといった問題が生じた。
【0012】また、図20に示すように、車輪105 の組み
付けは、車輪105 を各下部フレーム106,107 内に位置さ
せた後、車軸112 を各下部フレーム106,107 から車輪10
5 に挿通させなければならない。このように、各下部フ
レーム106,107 に対して車輪105 の組み付け作業を行わ
ねばならないため、作業性が悪いといった問題があっ
た。
【0013】また、図21に示すように、駆動用車輪116
のベアリングユニット117 は分割フレーム103 の両外側
面に取付けられるため、両ベアリングユニット117 間の
距離が遠くなる。したがって、駆動用車輪116 を介して
駆動軸121 に加わる荷重により、駆動軸121 に作用する
応力が増大した。このため、駆動軸121 のサイズを大き
くしなければならないといった問題があった。
【0014】さらに、図22に示すように、斜め材122 の
取付けには斜め材取付板123 を要するため、斜め材取付
板123 の取付けに手間がかかるとともに部品点数が増え
るといった問題が生じた。
【0015】本発明は上記問題を解決するもので、分割
フレーム間の連結材の加工および取付けを容易にし、駆
動装置のメンテナンスを不要にし、一組の駆動装置で駆
動用車輪を駆動させ、車輪の組み付けを容易にし、駆動
軸に作用する応力を小さくし、斜め材取付板を不要にす
ることができる移動棚設備を提供することを目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に本第1発明における移動棚設備は、移動方向に対して
両側に位置する側下部フレームと中間に位置する中間下
部フレームとを有し、これら下部フレームに設けた走行
車輪を介して複数条のレールに支持案内される棚を有す
る移動棚設備であって、上記中間下部フレームを下面開
放のチャンネル形状に形成するとともに前後一対の外フ
レーム部と中間フレーム部とに三分割し、上記中間フレ
ーム部の前後両端と各外フレーム部の前後一端とにわた
って、連結ブラケットをそれぞれに嵌入し、これら連結
ブラケットの幅を外フレーム部および中間フレーム部の
内側面間寸法に嵌合するように設定し、上記連結ブラケ
ットの一端部を固定具を介して一方のフレーム部側に固
定し、かつこれら連結ブラケットの他端部を連結ピンを
介して他方のフレーム部側に上下方向に相対回動自在に
連結したものである。
【0017】本第2発明における移動棚設備は、移動方
向に対して両側に位置する側下部フレームと中間に位置
する中間下部フレームとを有し、これら下部フレームに
設けた走行車輪を介して複数条のレールに支持案内され
る棚を有する移動棚設備であって、上記中間下部フレー
ムを前後一対の外フレーム部と中間フレーム部とに三分
割し、この中間フレーム部の前後一端部に走行車輪を設
けるとともに他端部に駆動車輪を設け、この駆動車輪の
駆動軸の一端部に、減速機を介して電動機を連結したも
のである。
【0018】本第3発明における移動棚設備は、両側下
部フレームおよび中間下部フレーム上に前棚部と後棚部
とを設け、前棚部を上記中間下部フレームの一方の外フ
レーム部と中間フレーム部の一端部とによって支持し、
後棚部を上記中間下部フレームの他方の外フレーム部と
中間フレーム部の他端部とによって支持したものであ
る。
【0019】本第4発明における移動棚設備は、移動方
向に対して両側に位置する側下部フレームと中間に位置
する中間下部フレームとを有し、上記各下部フレームに
設けた走行車輪を介して複数条のレールに支持案内され
る棚を有する移動棚設備であって、各下部フレームに着
脱自在な車輪ブラケットを設け、これら車輪ブラケット
に車軸を介して回動自在な走行車輪を取付け、上記車輪
ブラケットを鋳物で一体成形したものである。
【0020】本第5発明における移動棚設備は、下面開
放のチャンネル形状をした中間下部フレーム内に着脱自
在な駆動車輪ブラケットを設け、この駆動車輪ブラケッ
トに軸受け用ハウジング部を形成し、これらハウジング
部内に軸受けをそれぞれ嵌入し、両軸受け間に駆動軸を
介して回動自在な駆動車輪を設け、この駆動車輪を回転
駆動させる電動機を設け、上記駆動車輪ブラケットと軸
受け用ハウジング部とを鋳物で一体成形したものであ
る。
【0021】本第6発明における移動棚設備は、移動方
向に対して両側に位置する側下部フレームと中間に位置
する中間下部フレームとを有し、各側下部フレームと中
間下部フレーム間および中間下部フレーム間を斜め材で
連結し、上記各下部フレームに設けた走行車輪を介して
複数条のレールに支持案内される棚を有する移動棚設備
であって、上記各下部フレームを下面開放のチャンネル
形状に形成し、各下部フレーム内に下面開放のチャンネ
ル形状をした車輪ブラケットを設け、この車輪ブラケッ
トの両側板間に、車軸を介して回動自在な走行車輪を設
け、上記車軸の端部を車輪ブラケットの側板から各下部
フレームの外側方に突出させ、この車軸の端部外周面に
溝を形成し、一端部がこの溝に嵌入されかつ他端部が外
側方に突出した抜止板を各下部フレームに設け、この抜
止板の他端部に上記斜め材を連結したものである。
【0022】
【作用】上記第1発明の構成により、中間下部フレーム
を前後一対の外フレーム部と中間フレーム部とに三分割
したため、レール側に凹凸がある場合でも、一対の外フ
レーム部と中間フレーム部とが連結ピンを中心に相対的
に回動し、各フレーム部に対する落差を吸収する。これ
により、各フレーム部を相対的に上下動可能にする必要
は無くなるため、連結ブラケットの一端部を固定具を介
して一方のフレーム部側に固定し、かつ連結ブラケット
の他端部を連結ピンを介して他方のフレーム部側に連結
した構造が可能となり、各フレーム部に設けた連結ピン
用孔を長孔に加工する必要は無い。
【0023】また、中間フレーム部の前後両端と各外フ
レーム部の前後一端とにわたって、連結ブラケットをそ
れぞれに嵌入し、これら連結ブラケットの幅を外フレー
ム部および中間フレーム部の内側面間寸法に嵌合するよ
うに設定したことにより、左右方向の剛性を充分に保持
できる。したがって、各フレーム部が左右方向に収縮す
ることを防止できるとともに、連結ブラケットと他方の
フレーム部とを連結ピンで締め付けて剛性を保持する必
要は無くなる。
【0024】上記第2発明の構成により、駆動車輪の駆
動軸の一端部は減速機を介して電動機に連結され、減速
機は例えばリンクチェーンなどのようにメンテナンスを
必要とするものではないため、メンテナンスにかかる手
間が省ける。
【0025】上記第3発明の構成により、前棚部と後棚
部とに荷重のアンバランスが生じた場合であっても、前
棚部と後棚部の荷重は共に中間フレーム部にかかるた
め、中間フレーム部の一端部の走行車輪および他端部の
駆動車輪にはほぼ均等の荷重が加わる。これにより、駆
動車輪は常に荷重によりレールに押し付けられており、
スリップや空転することなく確実にレール上を回転走行
する。したがって、駆動車輪は中間フレーム部の一箇所
に設ければよく、これにより、電動機および減速機は一
組だけ設置すればよい。
【0026】上記第4発明の構成により、車軸を介して
車輪ブラケットに走行車輪を取付けたのち、この走行車
輪を車輪ブラケットごと側下部フレームおよび中間下部
フレームに装着する。このように、車輪ブラケットに走
行車輪を組み付けたのち、走行車輪を車輪ブラケットご
と各下部フレームに装着することにより、走行車輪の組
み込みを容易にできる。
【0027】上記第5発明の構成により、駆動車輪ブラ
ケットに軸受け用ハウジング部を一体に成形しているた
め、駆動軸の両端を支持している一対の軸受け間の距離
を小さくし得る。したがって、駆動軸に作用する応力は
減少する。
【0028】上記第6発明の構成により、車軸の抜止板
の他端部に斜め材を連結することにより、抜止板と斜め
材取付板とを共用できる。
【0029】
【実施例】以下、本第1発明〜本第6発明における一実
施例を図1〜図17に基づいて説明する。
【0030】図14,図15に示すように、1は前後一対の
固定棚で、これら固定棚1間に、固定棚間方向に往復移
動自在な複数の移動棚2を配設している。各移動棚2は
枠組状の下部フレーム体3と、下部フレーム体3上に設
けられた前後一対の棚部4a,4bとで構成される。
【0031】図16に示すように、上記下部フレーム体3
は、移動方向に対して左右両側に位置する側下部フレー
ム5と、内側に位置する左右一対の中間下部フレーム6
と、側下部フレーム5と中間下部フレーム6との間を連
結する横材7および斜め材8と、中間下部フレーム6間
同士を連結する横材7および斜め材8とから形成されて
いる。各下部フレーム5,6は下面開放のチャンネル形
状に形成され、下端には水平折曲部11(図9参照)が連
設される。そして、中間下部フレーム6は、前後一対の
外フレーム部12と中間フレーム部13とに三分割されてい
る。
【0032】以下、上記外フレーム部12と中間フレーム
部13との連結構造を図1〜図4に基づいて説明する。す
なわち、連結ブラケット14が中間フレーム部13の前後両
端と外フレーム部12の前後一端とにわたってそれぞれ嵌
入されている。これら連結ブラケット14は上下開放の角
パイプ形状を有する一体構造の鋳物製であり、連結ブラ
ケット14の幅は各フレーム部12,13の内側面間寸法Wに
嵌合するように設定されている。連結ブラケット14はボ
ルト15により中間フレーム部13に固定されている。これ
らボルト15は連結ブラケット14の両側面に形成されたタ
ップ孔16に螺合される。また、外フレーム部12は、連結
ピン17を介して、上下方向に相対回動自在に連結ブラケ
ット14に連結される。これら連結ピン17は、外フレーム
部12の両側板18に形成された連結ピン孔19に挿通され、
連結ブラケット14の両側面を貫通している。連結ピン17
の先端部は連結ピン孔19から外側方に突出し、先端部に
は座金22と抜け止め用の割りピン23が取付けられる。上
記連結ピン孔19は円形孔である。以上が外フレーム部12
と中間フレーム部13との連結構造である。
【0033】図16に示すように、上記側下部フレーム5
と中間下部フレーム6とには走行車輪24および駆動車輪
25がそれぞれ配設される。これにより、各移動棚2は、
床側に敷設した複数条のレール26に上記車輪24,25を介
して載置され、一定経路27上において各別に移動自在と
なる。
【0034】以下、走行車輪24および駆動車輪25の構造
について図5〜図11および図16に基づいて説明する。す
なわち、図16に示すように、走行車輪24は、側下部フレ
ーム5の前後両端部、および中間下部フレーム6の外フ
レーム部12の前後一端部、および中間下部フレーム6の
中間フレーム部13の前後一端部に設けられる。また、駆
動車輪25は中間下部フレーム6の中間フレーム部13の前
後他端部に設けられる。
【0035】図5〜図9に示すように、上記走行車輪24
は車輪ブラケット28内に車軸31を介して回動自在に設け
られる。上記車輪ブラケット28は、鋳物の一体構造品で
あり、下面開放のチャンネル形状で、かつ両側板32の前
後一端間に覆い板33が連設されている。また、車輪ブラ
ケット28の幅は各下部フレーム5,6の内側面間寸法W
に嵌合するように設定されている。走行車輪24は軸受け
34を有している。車軸31は、走行車輪24およびカラー35
に挿通されるとともに、車輪ブラケット28の両側板32間
に差し込まれている。そして、車軸31の両端部は上記両
側板32から外側方に突出している。
【0036】上記車輪ブラケット28の両側板32の下部に
は、抜止板取付用の第1タップ孔36が形成され、両側板
32の上部および中間部には横材取付用の第2タップ孔37
が形成され、天板38には棚部取付用の第3タップ孔41が
形成される。
【0037】各走行車輪24は、上記のように車輪ブラケ
ット28に取り付けられた状態で、各下部フレーム5,6
の取付位置に下方から嵌入される。この際、上記取付位
置において、各下部フレーム5,6の両側板18には下端
から切欠部42が形成されており、車軸31の両端部はこれ
ら切欠部42に嵌め込まれて各下部フレーム5,6の外側
方に突出している。そして、各下部フレーム5,6の車
輪取付位置には車軸抜止用の抜止板43が設けられる。す
なわち、抜止板43は各下部フレーム5,6の両側板18に
ボルト44を介して取り付けられ、これらボルト44は両側
板18を貫通して車輪ブラケット28の第1タップ孔36に螺
合される。ここで、抜止板43の上端部は車軸31の両端部
に形成された溝45に嵌入されているため、車軸31が抜け
落ちることはない。なお、側下部フレーム5に設けられ
る走行車輪24はつば付き車輪が用いられる。
【0038】図10,図11に示すように、上記駆動車輪25
は駆動車輪ブラケット47内に駆動軸46を介して回動自在
に設けられる。駆動車輪ブラケット47は、上下開放の角
パイプ形状で、かつ上部の一方端部に天板48が連設され
ている。また、駆動車輪ブラケット47の幅は中間フレー
ム部13の内側面間寸法Wに嵌合するように設定されてい
る。駆動車輪ブラケット47の両側板51の内面側には、肉
厚の軸受け用のハウジング部52が形成されている。これ
らハウジング部52には軸受け53が嵌入されており、これ
ら軸受け53は両側板51の外面よりも内側に沈んだ状態で
取付けられる。上記駆動車輪ブラケット47とハウジング
部52とは鋳物で一体成形されている。駆動車輪25は、両
軸受け53間に位置し、両軸受け53に挿通された駆動軸46
により回動自在に駆動車輪ブラケット47内に取り付けら
れる。駆動車輪25と駆動軸46とはキー54により連結され
ており、駆動軸46の両端部は駆動車輪ブラケット47の外
側方に突出している。
【0039】上記駆動車輪ブラケット47の両側板51の上
部および中間部には横材取付用の第2タップ孔37が形成
され、天板48には棚部取付用の第3タップ孔41が形成さ
れている。
【0040】各駆動車輪25は、上記のように駆動車輪ブ
ラケット47に取り付けられた状態で、各中間フレーム部
13の取付位置に下方から嵌入される。この際、上記取付
位置において、各中間フレーム部13の両側板18には下端
から切欠部42が形成されており、駆動軸46の両端部はこ
れら切欠部42に嵌め込まれて各中間フレーム部13の外側
方に突出している。そして、駆動車輪ブラケット47はボ
ルト56を介して各中間フレーム部13内に固定される。以
上が走行車輪24および駆動車輪25の構造である。
【0041】次に、上記駆動車輪25を駆動させる駆動装
置について図11,図16に基づいて説明する。すなわち、
一方の駆動車輪25の駆動軸46の一端部は減速機57に挿通
されて連結されている。そして、この駆動軸46の一端
は、減速機57から突出し、連結用駆動軸49を介して他方
の駆動車輪25の駆動軸46の一端に連結されている。減速
機57は取付板58に取付けられ、この取付板58はボルト61
を介して中間フレーム部13の側板18に固定される。上記
減速機57には電動機62が直結されている。
【0042】次に、上記下部フレーム体3を形成する横
材7および斜め材8の取付構造について図8,図11〜図
13,図16に基づいて説明する。すなわち、図8,図11に
示すように、各横材7の両端には各下部フレーム5,6
の側面に当接自在な横材取付板63が固着されており、こ
れら横材取付板63にはボルト孔が形成されている。各中
間下部フレーム6の側板18には、ボルト64を介して、各
横材7の一端の横材取付板63が連結される。これらボル
ト64は、横材取付板63と側板18とに挿通され、上記車輪
ブラケット28および駆動車輪ブラケット47の第2タップ
孔37に螺合されている。これにより、各横材7の一端
と、各中間下部フレーム6と、各中間下部フレーム6に
配設された車輪ブラケット28および駆動車輪ブラケット
47とは、ボルト64を介して、互いに連結される。
【0043】また、図12,図13に示すように、各側下部
フレーム5の側板18には、ボルト65を介して、各横材7
の他端の横材取付板63が連結される。ここで、各側下部
フレーム5内の前後両端部内には取付用ブラケット66が
設けられるとともに、各側下部フレーム5内の中間部内
にも前後一対の取付用ブラケット66が設けられる。これ
ら取付用ブラケット66は前後一方面が開放されたチャン
ネル形状であり、上端には天板67が連設されている。そ
して、上記ボルト65は、横材取付板63と側板18とに挿通
され、上記取付用ブラケット66に形成されたタップ孔
(図示せず)に螺合されている。これにより、各横材7
の他端と、各側下部フレーム5と、取付用ブラケット66
とは、ボルト65を介して、互いに連結される。
【0044】また、上記各斜め材8の両端部にはボルト
孔が形成されている。そして、図7〜図9に示すよう
に、各中間下部フレーム6の外フレーム部12に設けられ
た抜止板43には、各斜め材8の一端部が連結される。す
なわち、各外フレーム部12に設けられた抜止板43の下端
からは両側方に突出しかつタップ孔68を有する斜め材連
結部71が連設され、これら斜め材連結部71に、ボルト72
を介して、各斜め材8の一端部が連結される。
【0045】また、図12,図13に示すように、各側下部
フレーム5の前後端部には各斜め材8の他端部が連結さ
れる。すなわち、各側下部フレーム5の側板18の前後端
部には、タップ孔(図示せず)を有する斜め材連結板73
がボルト74を介して設けられる。これらボルト74は、斜
め材連結板73と側板18とに挿通され、上記取付用ブラケ
ット66に形成されたタップ孔(図示せず)に螺合されて
いる。以上が横材7および斜め材8の取付構造である。
【0046】次に、棚部4a,4bの構造について説明
する。すなわち、図14に示すように、前棚部4aおよび
後棚部4bには、上下左右方向に複数の区画収納空間77
が形成されるとともに、各棚部4a,4bを構成してい
る前部縦支柱78と後部縦支柱79とがそれぞれ複数本配設
される。ここで、図2,図13に示すように、前棚部4a
の前部縦支柱78は、側下部フレーム5の前後一端部、お
よび一方の外フレーム部12、および前後一端部の横材7
上に載置されボルトにより連結される。これとともに、
前棚部4aの後部縦支柱79は、側下部フレーム5の中間
部、および中間フレーム部13の前後一端部、および中間
部の横材7上に載置されボルトにより連結される。ま
た、後棚部4bの前部縦支柱78は、側下部フレーム5の
前後他端部、および他方の外フレーム部12、および前後
他端部の横材7上に載置されボルトにより連結される。
これとともに、後棚部4bの後部縦支柱79は、側下部フ
レーム5の中間部、および中間フレーム部13の前後他端
部、および中間部の横材7上に載置されボルトにより連
結される。
【0047】このうち、前部縦支柱78と外フレーム部12
との連結、および後部縦支柱79と中間フレーム部13との
連結は以下のようになる。すなわち、図5,図7,図10
に示すように、各縦支柱78,79の下端には脚板部82が固
着され、これら脚板部82が各フレーム部12,13上に載置
される。そして、ボルト83を、脚板部82に形成されたボ
ルト孔および各フレーム部12,13の上板84に形成された
ボルト孔に挿通し、各車輪ブラケット28の天板38および
駆動車輪ブラケット47の天板48に形成された第3タップ
孔41に螺合させる。これにより、各縦支柱78,79と、各
フレーム部12,13と、各車輪ブラケット28および駆動車
輪ブラケット47とは、ボルト83を介して、互いに連結さ
れる。
【0048】さらに、前,後部縦支柱78,79と側下部フ
レーム5との連結は以下のようになる。すなわち、図13
に示すように、各縦支柱78,79の脚板部82が各側下部フ
レーム5上に載置される。そして、ボルト83を、脚板部
82のボルト孔および側下部フレーム5の上板85に形成さ
れたボルト孔に挿通し、各取付用ブラケット66の天板67
に形成されたタップ孔(図示せず)に螺合させる。これ
により、各縦支柱78,79と、各側下部フレーム5と、各
取付用ブラケット66とは、ボルト83を介して、互いに連
結される。以上が棚部4a,4bの構造である。
【0049】以下、上記構成における作用を説明する。
電動機62の駆動により駆動車輪25を強制回転させること
で、各車輪24,25を介してレール26上に支持させた移動
棚2を一定経路27上で往復移動させ得る。ここで、図4
の仮想線および図17に示すように、中間下部フレーム6
を前後一対の外フレーム部12と中間フレーム部13とに三
分割したため、レール26側に凹凸がある場合でも、各外
フレーム部12と中間フレーム部13とが連結ピン17を中心
に相対的に回動し、各フレーム部12,13に対する落差を
吸収する。これにより、各フレーム部12,13を相対的に
上下動可能にする必要は無くなるため、連結ブラケット
14の一端部をボルト15により中間フレーム部13に固定
し、かつ連結ブラケット14の他端部を連結ピン17を介し
て外フレーム部12に連結した構造が可能となり、図3に
示すように外フレーム部12に設けた連結ピン孔19を長孔
に加工する必要は無くなる。
【0050】また図3に示すように、連結ブラケット14
を角パイプ形状とし、その幅を外フレーム部12および中
間フレーム部13の内側面間寸法Wに嵌合するように設定
したことにより、左右方向86の剛性を充分に保持でき
る。したがって、各フレーム部12,13が左右方向86に収
縮することを防止できるとともに、連結ブラケット14と
外フレーム部12とを連結ピン17で締め付けて剛性を保持
する必要は無くなる。
【0051】また、図11に示すように、電動機62の駆動
力は減速機57から連結用駆動軸49を介して各駆動軸46に
伝えられ、各駆動車輪25が強制回転する。減速機57は例
えばリンクチェーンなどのようにメンテナンスを必要と
するものではないため、メンテナンスにかかる手間が省
ける。また、減速機57を用いることにより取付板58がシ
ンプルになり、減速機57の取付けが容易となる。
【0052】また、前棚部4aと後棚部4bとに格納し
た物品などの荷重は、前,後部縦支柱78,79および横材
7を介して、各下部フレーム5,6にかかる。ここで、
図2に示すように、前棚部4aの荷重は、常に、前棚部
4aの後部縦支柱79と後部縦支柱79に連結された横材7
とを介して、中間フレーム部13にかかる。これと同様
に、後棚部4bの荷重は、常に、後棚部4bの後部縦支
柱79と後部縦支柱79に連結された横材7とを介して、中
間フレーム部13にかかる。したがって、前棚部4aと後
棚部4bとに荷重のアンバランスが生じた場合であって
も、上記各棚部4a,4bの荷重は常に両方とも中間フ
レーム部13にかかるため、中間フレーム部13の前後一対
の車輪24,25にはほぼ均等の荷重が加わる。したがっ
て、中間フレーム部13の他端部に設けた駆動車輪25は常
に荷重によりレール26に押し付けられているため、スリ
ップや空転することなく確実にレール26上を回転走行す
る。したがって、駆動車輪25は中間フレーム部13の一箇
所に設ければよく、これにより、電動機62および減速機
57は一組だけ設置すればよく、電動機62の容量の集約化
が図れる。さらに、連結用駆動軸49も一列だけ配設すれ
ばよい。
【0053】図5,図6に示すように、車輪ブラケット
28に車軸31を挿通させて走行車輪24とカラー35とを取付
けることにより、走行車輪24が車輪ブラケット28に組み
付けられる。そして、これら走行車輪24を車輪ブラケッ
ト28ごと側下部フレーム5および中間下部フレーム6の
取付位置に下方から嵌入するとともに、車軸31の両端部
を各下部フレーム5,6の切欠部42に嵌め込む。そし
て、ボルト44を介して抜止板43を各下部フレーム5,6
の両側板18に取り付ける。この際、上記ボルト44は両側
板18を貫通して車輪ブラケット28の第1タップ孔36に螺
合されるため、走行車輪24は簡単かつ確実に各下部フレ
ーム5,6に装着される。これとともに、図9に示すよ
うに、抜止板43の上端部が車軸31の溝45に嵌入するた
め、車軸31が抜け落ちることはない。
【0054】また、図10,図11に示すように、駆動車輪
ブラケット47のハウジング部52に軸受け53を嵌入して駆
動軸46を挿通させ駆動車輪25を取付けることにより、駆
動車輪25が駆動車輪ブラケット47内に組み付けられる。
そして、これら駆動車輪25を駆動車輪ブラケット47ごと
中間フレーム部13の取付位置に下方から嵌入するととも
に、駆動軸46の両端部を中間フレーム部13の切欠部42に
嵌め込む。そして、ボルト56を介して駆動車輪ブラケッ
ト47を中間フレーム部13の両側板18に取り付ける。ここ
で、駆動車輪ブラケット47とハウジング部52とを鋳物で
一体成形しているため、強度アップできるとともに、両
軸受け53を中間フレーム部13の内側に配置することがで
き、両軸受け53間の距離を小さくし得る。したがって、
駆動軸46に作用する応力は減少し、駆動軸46のサイズを
小さくできる。
【0055】また、図8,図11に示すように、中間下部
フレーム6の外フレーム部12および中間フレーム部13に
取り付けられる走行車輪24と駆動車輪25とにおいて、ボ
ルト64を横材取付板63と各フレーム部12,13の側板18と
に挿通し、車輪ブラケット28および駆動車輪ブラケット
47の第2タップ孔37に螺合する。これにより、各横材7
の一端と、各中間下部フレーム6と、各中間下部フレー
ム6に配設された車輪ブラケット28および駆動車輪ブラ
ケット47とは、ボルト64を介して、互いに連結される。
これにより、横材取付用のブラケットなどを用いる必要
は無く、部品点数の削減ができるとともに、各車輪24,
25にくわわる荷重は上記各ボルト64を介して各フレーム
部12,13に万遍なく伝達されるため応力集中を防止でき
る。
【0056】さらに、図5,図7,図10に示すように、
前,後棚部4a,4bの前部縦支柱78と外フレーム部12
との連結、および後部縦支柱79と中間フレーム部13との
連結は、ボルト83を各縦支柱78,79の脚板部82から各フ
レーム部12,13の上板84に挿通し、各車輪ブラケット28
および駆動車輪ブラケット47の第3タップ孔41に螺合さ
せる。これにより、各縦支柱78,79と、各フレーム部1
2,13と、各車輪ブラケット28および駆動車輪ブラケッ
ト47とは、ボルト83を介して、互いに連結される。これ
により、縦支柱取付用のブラケットなどを用いる必要は
無く、部品点数の削減ができるとともに、前,後部縦支
柱78,79にくわわる荷重は各ボルト83を介して各フレー
ム部12,13に万遍なく伝達されるため応力集中を防止で
きる。
【0057】そして図8に示すように、中間下部フレー
ム6の外フレーム部12に取り付けた抜止板43に、斜め材
連結部71を形成したことにより、ボルト72を介して斜め
材8の一端部を斜め材連結部71に連結することができ
る。これにより、抜止板43は車軸31の抜け止めととも
に、斜め材取付の役目をも果たしている。したがって、
斜め材取付用のブラケットなどを用いる必要は無く、部
品点数の削減ができる。
【0058】
【発明の効果】以上のように本第1発明によれば、中間
下部フレームを前後一対の外フレーム部と中間フレーム
部とに三分割し、一対の外フレーム部と中間フレーム部
とが連結ピンを中心に相対的に回動することにより、各
フレーム部に対する落差を吸収できる。これにより、各
フレーム部を相対的に上下動可能にする必要は無くなる
ため、連結ブラケットの一端部を固定具を介して一方の
フレーム部側に固定し、かつ連結ブラケットの他端部を
連結ピンを介して他方のフレーム部側に連結した構造が
可能となる。したがって、従来のように各フレーム部に
設けた連結ピン用孔を長孔に加工する必要は無く、手間
が省ける。
【0059】また、上記連結ブラケットの幅を各フレー
ム部の内側面間寸法に嵌合するように設定したことによ
り、左右方向の剛性を充分に保持できる。したがって、
各フレーム部が左右方向に収縮することを防止できるた
め、従来のような継ぎ材は不要となるとともに、従来の
ようにリンクと各フレーム部とを連結ピンで締め付けて
剛性を保持する必要は無くなる。
【0060】また、本第2発明によれば、駆動軸と電動
機とを減速機を介して連結したことにより、メンテナン
スにかかる手間が省ける。さらに、本第3発明によれ
ば、前棚部と後棚部とに荷重のアンバランスが生じた場
合であっても、前棚部と後棚部の荷重は共に中間フレー
ム部にかかるため、中間フレーム部の一端部の走行車輪
および他端部の駆動車輪にはほぼ均等の荷重が加わる。
これにより、駆動車輪はスリップや空転することなく確
実にレール上に押し付けられて回転走行する。したがっ
て、駆動車輪は中間フレーム部の前後いずれか一箇所に
設ければよく、このため、電動機および減速機は一組だ
け設置すればよい。したがって、電動機および無端伝動
体を二組要する従来例に比べて、コストダウンを図れ
る。
【0061】そして、本第4発明によれば、車輪ブラケ
ットに走行車輪を組み付けた状態で、走行車輪を車輪ブ
ラケットごと各下部フレームに装着することにより、走
行車輪の各下部フレームへの組み込みを容易にできる。
【0062】そして、本第5発明によれば、駆動車輪ブ
ラケットに軸受け用ハウジング部を一体に成形している
ため、駆動軸の両端を支持している一対の軸受け間の距
離を小さくし得る。したがって、従来と比べて駆動軸に
作用する応力が減少するため、駆動軸のサイズを小さく
することができる。
【0063】そして、本第6発明によれば、車軸の抜止
板の他端部に斜め材を連結することにより、抜止板は車
軸の抜け止めとともに、斜め材取付の役目をも果たして
いる。したがって、従来の斜め材取付板などは不要とな
り、部品点数の削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における中間下部フレームの
横断平面図である。
【図2】中間下部フレームの側面図である。
【図3】中間下部フレームに設けられた連結ブラケット
の横断平面図である。
【図4】連結ブラケットの側面図である。
【図5】走行車輪の取付けを示す一部切り欠き側面図で
ある。
【図6】図5におけるA−A矢視図である。
【図7】外フレーム部に設けられる走行車輪の取付けを
示す一部切り欠き側面図である。
【図8】図7におけるB−B矢視図である。
【図9】図7におけるC−C矢視図である。
【図10】駆動車輪の取付けを示す一部切り欠き側面図で
ある。
【図11】図10におけるD−D矢視図である。
【図12】側下部フレームの平面図である。
【図13】図12におけるE−E矢視図である。
【図14】移動棚設備の側面図である。
【図15】移動棚設備の平面図である。
【図16】移動棚の下部フレーム体の平面図である。
【図17】中間下部フレームの外フレーム部と中間フレー
ム部との動きを示す概略側面図である。
【図18】従来の移動棚設備における、中間下部フレーム
の分割フレームの動きを示す概略側面図である。
【図19】従来の移動棚設備における、分割フレームの連
結部を示す一部切り欠き正面図である。
【図20】従来の移動棚設備における、車輪の取付けを示
す縦断正面図である。
【図21】従来の移動棚設備における、駆動用車輪の取付
けを示す縦断正面図である。
【図22】従来の移動棚設備における、下部フレーム体の
平面図である。
【符号の説明】 2 移動棚 4a 前棚部 4b 後棚部 5 側下部フレーム 6 中間下部フレーム 8 斜め材 12 外フレーム部 13 中間フレーム部 14 連結ブラケット 15 ボルト(固定具) 17 連結ピン 24 走行車輪 25 駆動車輪 26 レール 28 車輪ブラケット 31 車軸 32 側板 43 抜止板 45 溝 46 駆動軸 47 駆動車輪ブラケット 52 ハウジング部 53 軸受け 57 減速機 62 電動機 W 内側面間寸法

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動方向に対して両側に位置する側下部
    フレームと中間に位置する中間下部フレームとを有し、
    これら下部フレームに設けた走行車輪を介して複数条の
    レールに支持案内される棚を有する移動棚設備であっ
    て、上記中間下部フレームを下面開放のチャンネル形状
    に形成するとともに前後一対の外フレーム部と中間フレ
    ーム部とに三分割し、上記中間フレーム部の前後両端と
    各外フレーム部の前後一端とにわたって、連結ブラケッ
    トをそれぞれに嵌入し、これら連結ブラケットの幅を外
    フレーム部および中間フレーム部の内側面間寸法に嵌合
    するように設定し、上記連結ブラケットの一端部を固定
    具を介して一方のフレーム部側に固定し、かつこれら連
    結ブラケットの他端部を連結ピンを介して他方のフレー
    ム部側に上下方向に相対回動自在に連結したことを特徴
    とする移動棚設備。
  2. 【請求項2】 移動方向に対して両側に位置する側下部
    フレームと中間に位置する中間下部フレームとを有し、
    これら下部フレームに設けた走行車輪を介して複数条の
    レールに支持案内される棚を有する移動棚設備であっ
    て、上記中間下部フレームを前後一対の外フレーム部と
    中間フレーム部とに三分割し、この中間フレーム部の前
    後一端部に走行車輪を設けるとともに他端部に駆動車輪
    を設け、この駆動車輪の駆動軸の一端部に、減速機を介
    して電動機を連結したことを特徴とする移動棚設備。
  3. 【請求項3】 両側下部フレームおよび中間下部フレー
    ム上に前棚部と後棚部とを設け、前棚部を上記中間下部
    フレームの一方の外フレーム部と中間フレーム部の一端
    部とによって支持し、後棚部を上記中間下部フレームの
    他方の外フレーム部と中間フレーム部の他端部とによっ
    て支持したことを特徴とする請求項2記載の移動棚設
    備。
  4. 【請求項4】 移動方向に対して両側に位置する側下部
    フレームと中間に位置する中間下部フレームとを有し、
    上記各下部フレームに設けた走行車輪を介して複数条の
    レールに支持案内される棚を有する移動棚設備であっ
    て、各下部フレームに着脱自在な車輪ブラケットを設
    け、これら車輪ブラケットに車軸を介して回動自在な走
    行車輪を取付け、上記車輪ブラケットを鋳物で一体成形
    したことを特徴とする移動棚設備。
  5. 【請求項5】 下面開放のチャンネル形状をした中間下
    部フレーム内に着脱自在な駆動車輪ブラケットを設け、
    この駆動車輪ブラケットに軸受け用ハウジング部を形成
    し、これらハウジング部内に軸受けをそれぞれ嵌入し、
    両軸受け間に駆動軸を介して回動自在な駆動車輪を設
    け、この駆動車輪を回転駆動させる電動機を設け、上記
    駆動車輪ブラケットと軸受け用ハウジング部とを鋳物で
    一体成形したことを特徴とする請求項4記載の移動棚設
    備。
  6. 【請求項6】 移動方向に対して両側に位置する側下部
    フレームと中間に位置する中間下部フレームとを有し、
    各側下部フレームと中間下部フレーム間および中間下部
    フレーム間を斜め材で連結し、上記各下部フレームに設
    けた走行車輪を介して複数条のレールに支持案内される
    棚を有する移動棚設備であって、上記各下部フレームを
    下面開放のチャンネル形状に形成し、各下部フレーム内
    に下面開放のチャンネル形状をした車輪ブラケットを設
    け、この車輪ブラケットの両側板間に、車軸を介して回
    動自在な走行車輪を設け、上記車軸の端部を車輪ブラケ
    ットの側板から各下部フレームの外側方に突出させ、こ
    の車軸の端部外周面に溝を形成し、一端部がこの溝に嵌
    入されかつ他端部が外側方に突出した抜止板を各下部フ
    レームに設け、この抜止板の他端部に上記斜め材を連結
    したことを特徴とする移動棚設備。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002347906A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Toyota Industries Corp 移動ラックの台車構造
JP2011020512A (ja) * 2009-07-14 2011-02-03 Kubota Corp クローラ緊張輪支持部材
JP2011032002A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Murata Machinery Ltd スタッカークレーン

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