JP2001199665A - 動く歩道 - Google Patents

動く歩道

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JP2001199665A
JP2001199665A JP2000008050A JP2000008050A JP2001199665A JP 2001199665 A JP2001199665 A JP 2001199665A JP 2000008050 A JP2000008050 A JP 2000008050A JP 2000008050 A JP2000008050 A JP 2000008050A JP 2001199665 A JP2001199665 A JP 2001199665A
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JP
Japan
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bearing
pallet
bearings
front wheel
engaging portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000008050A
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English (en)
Inventor
Masashi Miyoshi
雅志 三好
Teruhito Mitani
輝仁 三谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守時にパレット脱着を容易に行なうことが
できる動く歩道の提供。 【解決手段】 軸受8に、一対の段部を有する円筒部
と、円筒部の径方向へ突出する突出部とを設け、固定治
具15をレール係合部16、軸受係合部18および連結
部21から構成し、固定治具15Aも同様の構成とし
た。これによって、軸受8をパレット1に取付ける際、
レール係合部16、軸受係合部18をそれぞれ案内レー
ル9、軸受8の突出部に係合させて軸受8の回転を阻止
し、パレット1を下降させて、切欠き穴3の端部間に軸
受8の段部を挿通させることにより切欠き穴3に軸受8
の円筒部を係合させて、軸受8をボルト接合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客を運ぶ複数枚
のパレットを備えた動く歩道に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に動く歩道は、乗客が乗り込む複数
枚のパレットと、これらのパレットの左右端下部にそれ
ぞれ延設される案内レールと、これらの案内レール上を
転動する前輪を両端に有する複数の前輪軸と、それぞれ
無端状に連結され、複数の前輪軸を等ピッチで軸支する
一対のチェーンとから構成されており、各パレットの前
方下部に、各前輪軸を回転可能に支持する軸受がボルト
接合されるとともに、各パレットの後方下部に、案内レ
ール上を転動する後輪が取付けられている。このように
構成された動く歩道では、一対のチェーンを駆動するこ
とにより複数枚のパレットが案内レールに沿って移動
し、乗客を運搬するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術にあっては、保守時に作業者が両手で軸受の回転
を阻止しながらパレットの脱着を行なう必要があり、こ
の保守作業に多くの労力と時間が掛かるという問題があ
った。
【0004】本発明は、上記のような従来技術における
実情に鑑みてなされたもので、その目的は、保守時にパ
レット脱着を容易に行なうことのできる動く歩道を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る発明は、乗客を運ぶ複数枚
のパレットと、これらのパレットの左右端下部にそれぞ
れ延設される案内レールと、これらの案内レール上を転
動する前輪を両端に有する複数の前輪軸と、それぞれ無
端状に連結され、前記前輪軸を等ピッチで軸支する一対
のチェーンとから構成されるとともに、前記パレットの
前方下部に、前記前輪軸を回転可能に支持する軸受がボ
ルト接合されて、前記パレットの後方下部に、前記案内
レール上を転動する後輪が取付けられる動く歩道におい
て、前記パレットの脱着時に、前記軸受の回転を阻止す
る固定手段を設けた構成にしてある。
【0006】このように構成した本発明の請求項1に係
る発明では、パレットの脱着時に固定手段により軸受の
回転を阻止するので、作業者が両手で軸受の回転を阻止
しながらパレットの脱着を行なう必要がなくて済み、保
守時にパレット脱着を容易に行なえる。
【0007】また、本発明の請求項2に係る発明は、請
求項1に係る発明において、前記固定手段を、前記前輪
軸の案内レール側部に係合するレール係合部と、前記軸
受に係合する軸受係合部と、これらのレール係合部およ
び軸受係合部を一体化する連結部とから構成してある。
【0008】このように構成した本発明の請求項2に係
る発明では、前輪軸の案内レール側部にレール係合部を
係合させて、軸受に軸受係合部を係合させると、これら
のレール係合部および軸受係合部が連結部により一体化
されているので、軸受の回転を確実に阻止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の動く歩道の実施の
形態を図に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形
態に係る動く歩道を示す分解斜視図、図2は本実施形態
に設けられるパレットの側板および軸受を示す分解斜視
図、図3は本実施形態に設けられる軸受を固定する固定
治具の斜視図である。
【0010】一般に動く歩道は、図1に示すように、乗
客を運ぶ複数枚のパレット1と、これらのパレット1の
左右端下部にそれぞれ延設される一対の案内レール9
と、この一対の案内レール9上を転動する前輪7を両端
に有する複数の前輪軸6と、それぞれ無端状に連結さ
れ、複数の前輪軸6を等ピッチで軸支する一対のチェー
ン14とから主として構成されている。パレット1の前
方下部の両端にはそれぞれ側板2が装着され、パレット
1の後方下部の両端にはそれぞれ後輪4が取付けられて
いる。側板2には、切欠き穴3と、図示しない固定ボル
トが挿入されるボルト孔5とが設けられており、この側
板2に、前輪軸6を回転可能に支持する軸受8がボルト
接合される。
【0011】そして、本実施形態は、図2に示すよう
に、軸受8に、前輪軸6に沿って延設され、所定の幅寸
法で形成される一対の段部11を有する円筒部10と、
前記のボルト孔5と対向し、固定ボルトが挿入される他
のボルト孔12と、円筒部10の径方向へ突出する突出
部8Aとが設けられている。段部11の幅寸法は、側板
2の切欠き穴3の端部3Aの間隔より多少小さく設定さ
れており、円筒部10を切欠き穴3内に挿入可能であ
る。円筒部10の内部には、前輪軸6が挿入される挿入
孔13が形成されている。
【0012】また、本実施形態は、パレット1の脱着時
に、軸受8の回転を阻止する固定手段、例えば固定治具
15、15Aを備えている。一方の固定治具15は、前
輪7の案内レール9の側部の立上り片9Aに係合するレ
ール係合部16と、軸受8と係合する軸受係合部18
と、これらのレール係合部16および軸受係合部18を
一体化する連結部21とから主として構成されている。
レール係合部16には、ストッパ17およびねじ20が
設けられ、連結部21には、スライダ19が設けられて
いる。なお、他の固定治具15Aも勝手違いで同様の構
成となっている。
【0013】この実施形態にあっては、パレット1の脱
着時に、まず前輪軸6を回転可能に支持する軸受8をパ
レット1に取付ける際、固定治具15のレール係合部1
6を案内レール9の立上り片9Aに係合させて、ねじ2
0を締込むことによりレール係合部16を立上り片9A
に対して固定し、軸受係合部18を軸受8の突出部8A
に係合させることにより軸受8の回転を阻止し、同様に
して他方の固定治具15Aにより他の軸受8の回転を阻
止する。次いで、作業者が上方から支えつつパレット1
を下降させて、切欠き穴3の端部3A間に軸受8の段部
11を挿通させることにより、切欠き穴3内に軸受8の
円筒部10を係合させる。次いで、側板2のボルト孔5
と軸受8のボルト孔12とを合わせて固定ボルトを挿入
して、側板2に軸受8をボルト接合する。このようにし
てパレット1の前方下部の両端に軸受8を取付けた後、
ねじ20をゆるめて固定治具15を案内レール9から取
外し、固定治具15Aを他の案内レール9から取外して
作業を終了する。
【0014】また、軸受8をパレット1から取外す際、
上述したように固定治具15、15Aによりそれぞれ軸
受8の回転を阻止し、次いで、作業者が軸受8を固定す
る固定ボルトを外してパレット1を上方へ持ち上げるこ
とにより、切欠き穴3の端部3A間を軸受8の段部11
が通過して、切欠き穴3から軸受8の円筒部10を取外
すことができる。このようにしてパレット1の前方下部
の両端から軸受8を取外した後、固定治具15、15A
をそれぞれ案内レール9から取外して作業を終了する。
【0015】このように構成した本実施形態では、パレ
ット1の脱着時に、固定治具15、15Aによりそれぞ
れ軸受8の回転を阻止するので、作業者が両手で軸受8
の回転を阻止しながらパレット1の脱着を行なう必要が
なくて済み、保守時にパレット1の脱着作業を容易に行
なえる。なお、パレット1の脱着時に軸受8が回転した
場合、段部11の位置がずれるので、切欠き穴3から軸
受8を取外すことができない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る発明によれば、パレットの脱着時に作業者が両手
で軸受の回転を阻止する必要がなくて済み、パレット脱
着を容易に行なうことができ、したがって、動く歩道の
保守作業に掛かる労力と時間を少なくできるという効果
がある。
【0017】また、本発明の請求項2に係る発明によれ
ば、連結部により一体化されているレール係合部および
軸受係合部をそれぞれ前輪軸の案内レール側部、軸受に
係合させることにより、軸受の回転を確実に阻止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る動く歩道を示す分解
斜視図である。
【図2】本実施形態に設けられるパレットの側板および
軸受を示す分解斜視図である。
【図3】本実施形態に設けられる軸受を固定する固定治
具の斜視図である。
【符号の説明】
1 パレット 4 後輪 6 前輪軸 7 前輪 8 軸受 8A 突出部 9 案内レール 10 円筒部 11 段部 14 チェーン 15、15A 固定治具(固定手段) 16 レール係合部 18 軸受係合部 21 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗客を運ぶ複数枚のパレットと、これらの
    パレットの左右端下部にそれぞれ延設される案内レール
    と、これらの案内レール上を転動する前輪を両端に有す
    る複数の前輪軸と、それぞれ無端状に連結され、前記前
    輪軸を等ピッチで軸支する一対のチェーンとから構成さ
    れるとともに、前記パレットの前方下部に、前記前輪軸
    を回転可能に支持する軸受がボルト接合されて、前記パ
    レットの後方下部に、前記案内レール上を転動する後輪
    が取付けられる動く歩道において、 前記パレットの脱着時に、前記軸受の回転を阻止する固
    定手段を設けたことを特徴とする動く歩道。
  2. 【請求項2】 前記固定手段を、前記前輪軸の案内レー
    ル側部に係合するレール係合部と、前記軸受に係合する
    軸受係合部と、これらのレール係合部および軸受係合部
    を一体化する連結部とから構成したことを特徴とする請
    求項1記載の動く歩道。
JP2000008050A 2000-01-17 2000-01-17 動く歩道 Pending JP2001199665A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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