JP3595467B2 - スラットコンベヤ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば機械式立体駐車場や物流設備を構成するスラットコンベヤに関し、特に、ローラチェーンとスラットの結合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6はスラットコンベヤを利用した機械式立体駐車場の一例を示した全体図であり、車両を入庫する場合、進入してきた車両1は入庫バース2でリフト3に移裁され、リフト3は所定格納階へ昇降後、車両1を台車4に移裁し、台車4は各格納スペースで格納棚5に車両1移裁して所定の場所に駐車させる。車両を出庫させる場合、格納棚5から台車4に駐車していた車両1を移裁し、台車4は走行した後リフト6に車両1を移裁し、リフト6は昇降後出庫バース7に車両1を移裁し所定の位置に移動後、車両1を退出させる方式の機械式駐車設備である。本方式の機械式駐車設備は車両の搬送および移裁を行うための各装置2〜7にスラットコンベヤ8が用いられている。
【0003】
図7は台車4と格納棚5のスラットコンベヤの平面図、図8は図7のA−A線断面図、図9はスラットコンベヤのチェーン接合部分(継手部分)の平面図、図10は図9のB−B線断面図である。
【0004】
スラットコンベア8は、それぞれ一対のローラチェーン用スプロケット11a,12a(11b,12b)に伝動用のローラチェーン13a(13b)を巻き掛けてなる一対の巻き掛けチェーンを、所定の距離(後述するスラットの長さより長い距離)をおいて並行に配置し、一対のローラチェーン13a,13bにスラット17の両端部を渡して固定したものである。前記伝動用のローラチェーン13a(13b)は、一般に、ローラリンク20およびピンリンク21を交互に組み合わせ、継手リンク18により輪状に結合されたものであり(JISB1801参照)、各ピンリンク21のピンリンクプレート24および継手リンク18の継手リンクプレート18aを舌状に突き出してベンドアタッチメン14としたものである。そして、各ベンドアタッチメント14に長尺状のスラット17の両端部がボルト15・ナット16でそれぞれ固定されている。
【0005】
詳述すると、前記JISB1801にも明記されているが、前記ローラリンク20は2個のブシュ(不図示)を2枚のローラリンクプレート22に圧入し、ブシュ(不図示)の外側にローラ23が回転できるように嵌めたものであり、ピンリンク21は、2本のピン(不図示)を2枚のピンリンクプレート24に圧入して、ピン(不図示)の両端をかしめたものである。そして、一連のローラチェーン13aの接合部には継手リンク18が設けられており、この継手リンク18は、継手リンクプレート18a、この継手リンクプレート18aを貫通する継手ピン18b、およびこの継手ピン18bに装着されて前記継手リンクプレート18aの抜けを防止する一対の割りピン19から構成されている。前記スラット17は、ローラチェーン13aのピンリンク21毎に配置され、重量物(本例では車両)を支持することを考慮して、箱型状の高強度のものが採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のとおり、例えば車両等の重量物を搬送する従来のスラットコンベヤでは、車両の移裁を円滑に行うために、スラット17をピンリンク21毎(ベンドアタッチメント14毎)に設けて、スラット17の設置間隔をローラチェーン13aのローラ23の2ピッチとし、スラット17同士間の隙間Sを小さく設定してあるので、ローラチェーン13aの接合部(継手部)において、継手リンクプレート18aおよび割りピン19を組み付けた後に、スラット17を継手リンクプレート18aのベンドアタッチメント14に固定しなければならない。すなわち、前記接合部以外の他のスラットは、予めピンリンクプレート21のベンドアタッチメント14に締結されているのに対し、前記接合部のスラット17を継手リンクプレート18aに固定した後では、前記隙間Sを通して割りピン19を組み付けることができないので、前記接合部のスラット17の組付け作業性が悪いという問題点がある。
【0007】
具体的に詳述すると、図11に示すように、スラットピッチP(約50.8mm)に対し、スラット幅Bが約42.9mmであり、スラット間の隙間Sは約7.9mmである。ところで、図10に示したように、2本の継手ピン18bはスラット17の端面内に位置するため、継手リンク18部のスラット17を、この継手リンク18の組付けよりも先に固定しておくと、ベンドアタッチメント14の外面とスラット17の端面は隙間h(図10参照)が約3mmと小さいことから、割りピン19を挿入したり、割りピン19を曲げる作業が困難となる。
【0008】
したがって、図12(a)に示すように、2組の一対のスプロケット11a,12a(11b,12b)にローラチェーン13a(13b)をそれぞれ巻き掛け、各ローラチェーン13a(13b)を環状に結合した後、継手リンク18部のスラット17をベンドアタッチメント14に固定することとなるが、前記7.9mmの隙間ではボルト15や手が入らない。このため、図12(b)に示すように、2組の一対のスプロケットスプロケット11a,12a(11b,12b)の芯間Jを狭め、ここでクレーン等の揚重設備Kを用いて、前記スラット17を取付けるチェーン部を持ち上げ、機台Nとチェーン部下面との間に作業空間Rを形成し、ここからボルトを組み込まねばならず、特にスラット17を装着したローラチェーン13aの重量は例えば70〜570kg程度と大きく、作業性が悪くなるのは避けられない。
【0009】
また、スラットを固定する手段としてボルト15およびナット16の締結手段が用いられているので、振動等によりナットが緩み易いため、点検保守時に増締めしなければならず、結果的に、保守時の作業にも手間がかかるという問題点がある。
【0010】
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、ローラチェーンの接合部(継手部)におけるスラットの組付け作業性、および点検保守時の作業性が向上するスラットコンベヤを提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明は、まず、それぞれ一対のローラチェーン用スプロケットにローラチェーンを巻き掛けてなる一対の巻き掛けチェーンが並行に配置され、この一対のローラチェーン間にそれぞれ箱型状の複数のスラットが互いに並行に掛け渡されてその両端部底面を前記ローラチェーンのアタッチメントに固定してなるスラットコンベヤにおいて、前記ローラチェーンの継手リンクに対応した前記スラットの両端部上面に、このスラットを前記アタッチメントに固定した後に前記継手リンクを止めるための少なくとも一方の割りピンを組み付ける際に通すための切り欠きが形成されていることを特徴とするものである。
【0012】
この発明においては、ローラチェーンの継手リンクに対応したスラットの両端部をアタッチメントに固定した後に、このスラットの両端部に形成された切り欠きに割りピンを通して組付け、継手リンクを止めることができる。したがって、全てのスラットをアタッチメントに固定した後でも、ローラチェーンを継手リンクおよび割りピンにより容易に接合して輪状(無端状)にすることができる。
【0013】
さらに、前記アタッチメントは、ローラリンクのローラリンクプレートおよびピンリンクのピンリンクプレートにそれぞれ3ピッチ毎で交互に設けられた内リンクアタッチメントおよび外リンクアタッチメントから構成され、前記継手リンクに対応した前記スラットは、前記継手リンクと重なるローラリンクプレートの内リンクアタッチメントに連結されたものであり、前記スラットとこのスラットと隣接するスラットとの間には、他方の割りピンを組み付ける際に通すための隙間が形成されていることを特徴とするものである。
これにより、スラットは、ローラチェーンのローラ3ピッチと同間隔に配置され、継手リンクに対応したスラットとこのスラットと隣接するスラットとの間に、他方の割りピンを通して組付け、継手リンクを止めることができる。
【0014】
ここで、請求項2のように、前記アタッチメントは、ローラリンクのローラリンクプレートおよびピンリンクのピンリンクプレートにそれぞれ3ピッチ毎で交互に設けられた内リンクアタッチメントおよび外リンクアタッチメントから構成され、前記継手リンクに対応した前記スラットは、前記継手リンクの外リンクアタッチメントに連結されたものであり、前記スラットの両端部上面に形成された前記切り欠きは、双方の割りピンを組み付ける際に通すためのものとすることもできる
この発明では、スラットは、ローラチェーンのローラ3ピッチと同間隔に配置され、継手リンクに対応したスラットの両端部に形成された切り欠きに一対の割りピンを通して組付け、継手リンクを止めることができる。
【0015】
請求項3は、全てのスラットに前記切り欠きが形成され、各スラットは、この切り欠きを通して装着されたリベットによりアタッチメントに固定されているものである。
この発明では、ボルトおよびナットからなる締結手段を用いたものと比較して、振動等によりリベット(アタッチメントの固定部)が緩むことがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の係わるスラットコンベヤの第1実施形態のチェーン接合部分の平面図、図2は図1のC−C線断面図、図3はスプロケット近傍の正面図であるである。
【0017】
本実施形態のスラットコンベアは、それぞれ一対のローラチェーン用スプロケット(図3で1つのみ図示されている)に伝動用のローラチェーン24a,24bを巻き掛けてなる一対の巻き掛けチェーンを、所定の距離(後述するスラット25a,25の長さより長い距離)をおいて並行に配置し、一対のローラチェーン24a,24b間に複数本(図では2本のみ図示)のスラット25,25aの両端部を渡して固定したものである。図1では、スラット25,25aは2つしか図示されていないが、各スラット25,25aは、その長手方向を一対のローラチェーン24a,24bの対向方向(矢印X方向)に一致させて、等間隔に複数配置されている。各スラット25a,25の幅B1は例えば約60mm程度になっており、各スラット25a,25の両端部上面には所定の大きさの切り欠きaがそれぞれ形成されている。なお、一対のローラチェーン24a,24bの構造およびこの一対のローラチェーン24a,24bへのスラット25a,25の連結構造は同一なので、ここでは、一方のローラチェーン24a側を例に挙げて説明する。
【0018】
本実施形態におけるアタッチメントは、ローラリンク31のローラリンクプレート32に舌状に突き出した設けられた内リンクアタッチメント28bと、ピンリンク33のピンリンクプレート34に舌状に突き出した設けられた外リンクアタッチメント28aから構成され、内リンクアタッチメント28bおよび外リンクアタッチメント28aは、それぞれローラリンク31およびピンリンク33の3ピッチ毎(2つおき)で交互に設けられている。
【0019】
内リンクアタッチメント28bには、スラット25aの両端部がそれぞれ一対のリベット30により連結されており、外リンクアタッチメント28aにもスラット25の両端部がそれぞれ一対のリベット30により連結されている。すなわち、各スラット25a,25の両端部上面には所定の大きさの切り欠きaが形成されているので、各スラット25a,25の両端部下面を一対のリベット30により内リンクアタッチメント28bおよび外リンクアタッチメント28aに固定することができる。そして、各スラット25a,25の配置間隔は、ローラチェーン24a,24bのローラ29の3ピッチと同間隔(本例では約76.2mm)になっている。
【0020】
継手リンクプレート26aにはアタッチメントが形成されておらず、継手リンクプレート26aに対応したスラット25aは、継手リンクプレート26aと重なるローラリンクプレート32の内リンクアタッチメント28bに連結されたものとなっている。スラット25aの切り欠きaの大きさは、一方の割りピン27aを通してこの割りピン27aを組付けることができ、かつリベット組付け時にリベット30を保持するリベット工具(不図示)を通す大きさになっており、さらに、スラット25aとこのスラット25aと隣接するスラット25との間には、他方の割りピン27bを組付ける際に通すための隙間S1が形成されている。符号35は継手リンク26の継手ピンを示している。ローラ29の長さ方向の中心とスラット25aの端面との距離Lは、ローラ29の長さ方向の中心と割りピン27a,27bとの距離L1よりも若干大きくなっている。
【0021】
本実施形態のスラットコンベヤ8を組立る際には、全てのスラット25a,25の組付けられた一対のローラチェーン24a,24bを、一対のローラチェーン用スプロケットにそれぞれ巻き掛け、各ローラチェーン24a,24bにおいて継手リンク26(継手リンクプレート26aを除く)をローラチェーン24a,24bの外側より入れ、継手リンクプレート26aを継手リンク26の各継手ピン35に嵌合させて各ローラチェーン24a,24bを結合する。このとき、スラット25aの切り欠きaおよび前記隙間S1(好ましい範囲は15mm以上であり、本例では76.2mm−60mm=16.2mm程度となっている)を利用し、継手リンクプレート26aを保持しておくことができる。次に、各割りピン27a,27bを各継手ピン35の装着穴に挿入するが、この際、切り欠きaおよび隙間S1を利用して容易に挿入することができる。ここで、継手ピン35の前記装着穴は継手リンクプレート26aの長手方向(継手ピン35の軸線と直交する方向)に延びているが、上述のようにL>L1とすることにより、各継手ピン35の前記装着穴に各割りピン27a,27bを挿入することができる。そして、各割りピン27a,27bを挿入した後における各割りピン27a,27bの先端部の折り曲げも、前記切り欠きaおよび隙間S1を利用して容易に行うことができる。
【0022】
以上のように、全てのスラット25をチェーン24に組立てた後に継手リンク26と割りピン27a,27bの組立てが可能となり、従来のようなチェーンを持ち上げるための大がかりの揚重設備が不要となる上に、組立の作業性が大幅に向上する。
また、スラット25の端部に切り欠きaが設けられていることから、スラット25をリベット30によりアタッチメント28a,28bに容易に締結することができ、従来のボルト結合に比べ振動等により緩みにくいので、保守の作業性も向上する。なお、本実施形態ではソリッドリベットを用いているが、これに限定されず、例えばブラインドリベットの締結方法を採用してもよく、さらには従来と同様にボルト・ナットを使用してもよい。
【0023】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、第1実施形態と相違点を重点的に説明する。
図4は本発明の係わるスラットコンベヤの第2実施形態のチェーン接合部分の平面図、図5は図4のD−D線断面図である。
【0024】
アタッチメントは、ローラリンク31のローラリンクプレート32に舌状に突き出した設けられた内リンクアタッチメント28bと、ピンリンク33のピンリンクプレート34および継手リンクプレート26aに舌状に突き出した設けられた外リンクアタッチメント28aから構成され、内リンクアタッチメント28bおよび外リンクアタッチメント28aは、それぞれローラリンク31およびピンリンク33の3ピッチ毎(2つおき)で交互に設けられている。このことは第1実施形態と同一である。
【0025】
継手リンクプレート26aには外リンクアタッチメント28aが形成されており、この外リンクアタッチメント28aに、継手リンクプレート26aに対応したスラット25aの端部が固定されている。スラット25aの切り欠きaは、リベット30や一対の割りピン27を通して組付けることができる大きさになっている。したがって、スラット25aとスラット25との間の隙間S2は、割りピン27を通す必要がないので、第1実施形態の隙間S1よりも小さく設定したり、組立作業上は必要ない。
【0026】
他の外リンクアタッチメント28aおよび内リンクアタッチメント28bにスラット25a,25が全て接合されていてもローラチェーン24a,24bを輪状に接合可能であり従来に比べ組立の作業性が大幅に向上する。
また、隙間S2には割りピン27を通す必要がないので、スラット25a,25の幅を広げたり、スラット25a,25の設置間隔を小さくした場合でも、ローラチェーン24a,24bを輪状に接合することが可能となる。
なお、上記各実施形態において、全てのスラットの両端部に切り欠きを形成してリベットにより締結する例を示したが、これに限定されず、継手リンクプレートに対応するスラットのみに切り欠きを形成してもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したとおりに構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。
請求項1記載の発明は、ローラチェーンの継手リンクに対応したスラットの両端部をアタッチメントに固定した後に、このスラットの両端部に形成された切り欠きに割りピンを通して組付け、継手リンクを止めることができる。
したがって、全てのスラットをアタッチメントに固定した後でも、ローラチェーンを継手リンクおよび割りピンにより容易に接合して輪状(環状)にすることができるので、スラットコンベアの組立作業性が向上する。
さらに、スラットは、ローラチェーンのローラ3ピッチと同間隔に配置され、継手リンクに対応したスラットとこのスラットと隣接するスラットとの間に、他方の割りピンを通して容易に組付け、継手リンクを止めることができる。
【0028】
請求項記載の発明では、スラットは、ローラチェーンのローラ3ピッチと同間隔に配置され、継手リンクに対応したスラットの両端部に形成された切り欠きに一対の割りピンを通して組付け、継手リンクを止めることができる。
請求項記載の発明は、ボルトおよびナットからなる締結手段を用いたものと比較して、振動等によりリベット(アタッチメントの固定部)が緩むことがないので、保守点検が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の係わるスラットコンベヤの第1実施形態のチェーン接合部分の平面図である。
【図2】図1のC−C線断面図である。
【図3】第1実施形態におけるスプロケット近傍の正面図である。
【図4】本発明に係わるスラットコンベヤの第2実施形態のチェーン接合部分の平面図である。
【図5】図4のD−D線断面図である。
【図6】スラットコンベヤを利用した機械式立体駐車場の一例を示した全体図である。
【図7】図6に示した台車と格納棚のスラットコンベヤの平面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【図9】従来のスラットコンベヤのチェーン接合部分(継手部分)の平面図である。
【図10】図9のB−B線断面図である。
【図11】従来技術におけるプロケット近傍の正面図である。
【図12】従来技術において継手リンク部のスラットを固定する際の工程を示す図である。
【符号の説明】
a 切り欠き
24a,24b ローラチェーン
25a,25 スラット
26 継手リンク
26a 継手リンクプレート
27,27a,27b 割りピン
28a 外リンクアタッチメント
28b 内リンクアタッチメント
29 ローラ
30 リベット
31 ローラリンク
32 ローラリンクプレート
33 ピンリンク
34 ピンリンクプレート
35 継手ピン

Claims (3)

  1. それぞれ一対のローラチェーン用スプロケットにローラチェーンを巻き掛けてなる一対の巻き掛けチェーンが並行に配置され、この一対のローラチェーン間にそれぞれ箱型状の複数のスラットが互いに並行に掛け渡されてその両端部底面を前記ローラチェーンのアタッチメントに固定してなるスラットコンベヤにおいて、
    前記ローラチェーンの継手リンクに対応した前記スラットの両端部上面に、このスラットを前記アタッチメントに固定した後に前記継手リンクを止めるための少なくとも一方の割りピンを組み付ける際に通すための切り欠きが形成されており、
    前記アタッチメントは、ローラリンクのローラリンクプレートおよびピンリンクのピンリンクプレートにそれぞれ3ピッチ毎で交互に設けられた内リンクアタッチメントおよび外リンクアタッチメントから構成され、前記継手リンクに対応した前記スラットは、前記継手リンクと重なるローラリンクプレートの内リンクアタッチメントに連結されたものであり、前記スラットとこのスラットと隣接するスラットとの間には、他方の割りピンを組み付ける際に通すための隙間が形成されていることを特徴とするスラットコンベヤ。
  2. それぞれ一対のローラチェーン用スプロケットにローラチェーンを巻き掛けてなる一対の巻き掛けチェーンが並行に配置され、この一対のローラチェーン間にそれぞれ箱型状の複数のスラットが互いに並行に掛け渡されてその両端部底面を前記ローラチェーンのアタッチメントに固定してなるスラットコンベヤにおいて、
    前記ローラチェーンの継手リンクに対応した前記スラットの両端部上面に、このスラットを前記アタッチメントに固定した後に前記継手リンクを止めるための少なくとも一方の割りピンを組み付ける際に通すための切り欠きが形成されており、
    前記アタッチメントは、ローラリンクのローラリンクプレートおよびピンリンクのピンリンクプレートにそれぞれ3ピッチ毎で交互に設けられた内リンクアタッチメントおよび外リンクアタッチメントから構成され、前記継手リンクに対応した前記スラットは、前記継手リンクの外リンクアタッチメントに連結されたものであり、前記スラットの両端部上面に形成された前記切り欠きは、双方の割りピンを組み付ける際に通すためのものであることを特徴とするスラットコンベヤ。
  3. 全てのスラットに前記切り欠きが形成され、各スラットコンベアは、この切り欠きを通して装着されたリベットによりアタッチメントに固定されている請求項1または請求項2に記載のスラットコンベヤ。
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