JP3027060U - クローラ脱着工具 - Google Patents

クローラ脱着工具

Info

Publication number
JP3027060U
JP3027060U JP1995014469U JP1446995U JP3027060U JP 3027060 U JP3027060 U JP 3027060U JP 1995014469 U JP1995014469 U JP 1995014469U JP 1446995 U JP1446995 U JP 1446995U JP 3027060 U JP3027060 U JP 3027060U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
guide plate
tool
substrate
central
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995014469U
Other languages
English (en)
Inventor
四郎 塚原
洋一 舟山
Original Assignee
山形おきたま農業協同組合
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 山形おきたま農業協同組合 filed Critical 山形おきたま農業協同組合
Priority to JP1995014469U priority Critical patent/JP3027060U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3027060U publication Critical patent/JP3027060U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】土木機械や大型農業機械等の駆動体であるクロ
ーラの脱着工具に関する。 【解決手段】断面逆台形に屈曲した基板1の中央底部3
の板厚に対してテーパー2を設けた窓穴2−1,2−
2,2−3を等間隔に列設し、基板底部3の中心端3−
1から中央の窓穴2−2に対してガイド板4を斜めに立
設し、ガイド板4を基板1の側方に膨出する大きさと
し、さらにガイド板4の上部を外方に反らせることを特
徴としたクローラ脱着工具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
土木機械や大型農業機械等の駆動体の無限軌道帯であるクローラの脱 着工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば泥田等の悪条件の中で使用するコンバインは駆動輪や補助輪等 の足廻りを分解して整備ならびに補修が必要であり年間に1〜2回行わ なければならない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これにはバール等を使ってクローラをアイドルローラと称される遊動 輪から外さなければならない。しかし、クローラ内側のガイドである凸 起部がアイドルローラに噛み合っているためクローラの取外しが困難で あった。またこの逆で外した後の取着けも凸起部がなかなかアイドルロ ーラに噛み合わず苦労するところであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
考案者は、このクローラの取外しならびに装着を容易にするため鋭意 研究を続けた結果本考案の脱着工具に到達したものであって、本考案の 脱着工具は、ほぼアイドルローラの円弧の曲線からクローラ裏側の凸起 部(12)を持ち上げるために屈曲させた基板の中央底部に3個の窓穴 を等間隔で列設し、中央の窓穴に沿ってガイド板を斜めに立設し、この ガイド板の上部を外方に反らせる構成とするものであって、この脱着工 具をクローラとアイドルローラの間に噛ませることによって簡単に脱着 可能とするものである。
【0005】 そして、このクローラ脱着工具Aは図1に示すガイド板(4)と反対 角に立設したガイド板(5)の脱着工具Bと一対となっており工具Aは 左側クローラの離脱と右側クローラの装着に、また工具Bは左側クロー ラの装着と右側クローラの離脱にそれぞれ使用される。
【0006】
【作用】
即ちこの脱着工具Aは、図4に示すように左側クローラ(10)の裏 側の凸起部(12)を工具Aの窓穴(2−2),(2−3)に嵌合させ てコンバイン自体の駆動力によりクローラ(10)とアイドルローラ( 11)の間に噛ませて矢印方向に作動させるとクローラ裏側の凸起部( 12)はアイドルローラ(11)の円弧の曲線を工具Aの基盤の屈曲に よって持ち上げられながら、ガイド板の斜めの配置と反りにしたがって 外されるものでアイドルローラ(11)の半回転で簡単に左側クローラ (10)を外すことができる。
【0007】 また左側クローラ(10)の裏側の凸起部(12)を工具Bの窓穴( 2−2),(2−3)に嵌合させてコンバイン自体の駆動力によりクロ ーラを矢印方向に作動させるとクローラ裏側の凸起(12)はアイドロ ーラ(11)の円弧の曲線を工具Bの基盤の屈曲によって持ち上げられ ながらガイド板の斜め配置と反りにしたがって取り付けられるものでア イドルローラの半回転で簡単に左側クローラ(10)を取り付けること ができる。
【0008】 そして右側クローラの取り外しについては右側クローラの裏側の凸起 部(12)を工具Bの窓穴(2−1),(2−2)に嵌合させて左側ク ローラの場合と同様に作動させると右側クローラも簡単に取り外される ものであり、右側クローラの取り付けについては、右側クローラの裏側 の凸起部(12)を工具Aの窓穴(2−1),(2−2)に嵌合させて 左側クローラの場合と同様に作動させると右側クローラも簡単に取り付 けられるものである。
【0009】 さらに、コンバインの左右のクローラに対して本工具A,Bを同時に 矢印方向に作動させて使用することによって左右2条のクローラを脱着 することができる。
【0010】
【実施例】
添付図面によって本考案の脱着工具Aを説明すると、図1は工具Aの 平面図であり、図2は断面図を示している。また図3は作用を示す実施 例図で、図4は使用を示す実施例図を示すものである。
【0011】 図において(1)は基板であって、この基板(1)は図2を参照して アイドルローラ(11)の円弧の曲線に合わせるように逆台形に屈曲し ている。そしてこの基板(1)の屈曲している底部(3)中央に3個の 窓穴(2−1),(2−2),(2−3)を設ける。この窓穴はクロー ラ(10)内面の凸起部(12)を嵌合させ工具の移動を防止するもの であって、これによって工具Aはクローラ(10)の作動にしたがって 送られる。
【0012】 (4)はガイド板であって、基板(1)の中央底面(3)の中心端( 3−1)から中央の窓穴(2−2)に対して斜めに立設させるもので基 板(1)の側方に大きく膨出する大きさでしかも上部を外方に反らせて 成形されている。(図3参照のこと)また各窓穴は基板の板厚に対して 差しテーパー(2)を設けて、後述するクローラの突起(12)の嵌脱 を円滑にするものである。
【0013】 図4は実施例図であって、コンバインの遊動部の一部を示すもので、 (10)は無限軌道帯であるクローラであり、(11)は遊動輪である アイドルローラを示している。(12)はクローラ(10)の内側に設 けてある凸起部であり、(13),(14)は補助輪であるトラックロ ーラを示している。また(15)はテンションボルトであってクローラ (10)の張り具合を調箭する。
【0014】 次に本発明のクローラ脱着工具Aの使用の態様を図4により説明する と、工具A底部の3個の窓穴の2個をクローラ内側の凸起部(12)に 嵌合することによって工具Aはアイドルローラ(11)でクローラ(1 0)に圧迫されて固定状態となる。そしてクローラ(10)の作動にし たがって工具Aのガイド板(4)によってアイドルローラをクローラの 凸起部(12)の外側または内側にガイドしてやることにより脱着を容 易にする。ガイド板(4)の上部を外側に反らせることによりアイドル ローラ(11)が工具Aの上に乗り上げるのを防ぎ内側(ガイド側)に 滑らせるようにしてより脱着の方向にガイドし易くしている。
【0015】 また、反対側のクローラに対してはガイド板(4)を反対角に傾斜さ せた工具との組合せによって左右のクローラを同時に脱着できる。
【0016】
【考案の効果】
本考案のクローラ脱着工具Aは前述の如き構成であるため、単にクロ ーラとアイドルローラの間に噛み合せてコンバイン自体の駆動力により 僅かにクローラを作動させるのみで簡単にアイドルローラから外すこと ができるため、コンバインの足廻りの整備および補修が楽に行えるとい う、従来には考えられない作用効果を奏するものである。またこの操作 は本考案の脱着工具A,Bを2個使用することによって左右2条のクロ ーラを同時行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の脱着工具Aの平面図
【図2】 断面図
【図3】 脱着工具Aの作用を示す側面図
【図4】 使用の態様を示す実施例図
【符号の説明】
(1)…基板 (2−1)…右の窓穴 (2−2)…中央の窓穴 (2−3)…左の窓穴 (3)…基板の底面 (4)…カイド板 (10)…クローラ (11)…アイドルローラ (12)…凸起部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月9日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の脱着工具Aの平面図
【図2】 断面図
【図3】 脱着工具Aの作用を示す側面図
【図4】 使用の態様を示す実施例図
【符号の説明】 (1)…基板 (2−1)…左の窓穴 (2−2)…中央の窓穴 (2−3)…右の窓穴 (3)…基板の底面 (4)…ガイド板 (10)…クローラ (11)…アイドルローラ (12)…凸起部
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面逆台形に屈曲した基板(1)の中央底
    部(3)に板厚に対して差しテーパー(2)を設けた窓
    穴(2−1),(2−2),(2−3)を等間隔に列設
    し、前記基板底部(3)の中心端(3−1)から中央の
    窓穴(2−2)に対してガイド板(4)を斜めに立設
    し、該ガイド板(4)を基板(1)の側方に膨出する大
    きさとし、さらに該ガイド板(4)の上部を外方に反ら
    せることを特徴としたクローラ脱着工具。
JP1995014469U 1995-12-13 1995-12-13 クローラ脱着工具 Expired - Lifetime JP3027060U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995014469U JP3027060U (ja) 1995-12-13 1995-12-13 クローラ脱着工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995014469U JP3027060U (ja) 1995-12-13 1995-12-13 クローラ脱着工具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3027060U true JP3027060U (ja) 1996-07-30

Family

ID=43162191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995014469U Expired - Lifetime JP3027060U (ja) 1995-12-13 1995-12-13 クローラ脱着工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3027060U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7914086B2 (en) Track idler with replaceable wear pads
US20110198917A1 (en) Track Assembly With Symmetric Track Chain Link
JP3027060U (ja) クローラ脱着工具
JPH06227455A (ja) コンバインのクローラ脱着工具
US10562575B2 (en) Drive assembly clearing member
JP4671903B2 (ja) トラックローラガード
US3894597A (en) Diagonal brace for tractor frame of track-laying tractor
JP2001199665A (ja) 動く歩道
JP4297332B2 (ja) 履帯式走行体
JPH0537724U (ja) ローラコンベア
CN211257785U (zh) 一种可拆卸导轮组的附墙
JP4422462B2 (ja) ベルトコンベヤ装置
CN210146606U (zh) 履带及履带行走装置
JPH065974Y2 (ja) クローラ式走行装置
JP4907804B2 (ja) 可搬形の走行台車装置
CN108249108B (zh) 一种用于在输送机上安装无接头输送带的方法
JPH0218006Y2 (ja)
JPH0735271U (ja) トラックフレームの泥堆積防止装置
JP3010797U (ja) 移動装置
JPH0726291U (ja) 移動農機の走行クロ−ラ脱着装置
JPH03235769A (ja) 建設機械のゴムクローラシュー装着治具及び離脱治具並にこれら治具の使用方法
JPH0565780U (ja) 装軌式車両のゴム履帯
KR100558101B1 (ko) 크롤러 주행 장치
JPH0726290U (ja) 移動農機のクロ−ラ式走行装置
JPH0558582U (ja) クローラ走行体の走行用駆動装置の取付け構造