JPH0218006Y2 - - Google Patents

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JPH0218006Y2
JPH0218006Y2 JP14200285U JP14200285U JPH0218006Y2 JP H0218006 Y2 JPH0218006 Y2 JP H0218006Y2 JP 14200285 U JP14200285 U JP 14200285U JP 14200285 U JP14200285 U JP 14200285U JP H0218006 Y2 JPH0218006 Y2 JP H0218006Y2
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deck plate
conveyor
dust
plate
deck
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、コンベヤに関するものであり、特
に、防塵用のデツキプレートを取付けた防塵形の
ローラコンベヤに係る。
[考案の技術的背景] 各種コンベヤのうち、ローラコンベヤは回転す
る駆動ローラに直接搬送物を載せて搬送する方式
のコンベヤであり、ベルトコンベヤと共に、広く
使用されている。
この様なローラコンベヤは、一般に、駆動ロー
ラコンベヤを左右に配置して構成されるが、最近
では、両駆動ローラコンベヤの側部或いは下部に
配置されたチエーン等の動力機構を塵埃や異物の
付着・侵入による弊害から保護し、また、作業者
の衣服等がコンベヤに巻込まれる等の危険を防止
するため、両駆動ローラコンベヤ上及びその間を
覆うデツキプレートを取付け、このデツキプレー
トには、駆動ローラの配置間隔に合せて開口部を
形成し、この開口部より各駆動ローラを突出して
搬送動作する様にした、いわゆる防塵形のローラ
コンベヤが実用化されるに至つている。
この様な防塵形ローラコンベヤに使用されるデ
ツキプレートは、従来、鉄板等の金属板にて構成
され、コンベヤ本体のフレーム等にボルト締めに
よつて取付けられている。
[背景技術の問題点] しかしながら、上記の様な従来の防塵形ローラ
コンベヤには次の様な問題点が存在していた。
即ち、デツキプレートの取付けをボルト締めで
行なつているため、コンベヤの組立時において、
コンベヤ本体とデツキプレートに形成した各ボル
ト孔及びボルトの位置合せが大変であり、作業の
手間がかかる。特にこのデツキプレートは、駆動
ローラや駆動機構の保守点検のために着脱自在に
取付けることが要求されるが、ボルト締めは、締
付けに工具が必要である上手間もかかる。また、
コンベヤには搬送物の荷重による振動や衝撃が加
わるため、フレームに歪み等が生じ易いが、この
場合、点検等のために一旦デツキプレートを取り
外すと、次に取付ける際に位置が合わなくなるこ
とが多く、各種工具を用いて再度ボルト孔を穿孔
しなければならない。更に、コンベヤ駆動時に生
ずる振動により、ボルトが緩んで外れてしまう等
の問題もある。加えて、デツキプレートを金属板
にて構成した場合、デツキプレートの重量が重く
なり、この点からも着脱作業が大変になり、また
コンベヤ本体にも負担がかかる。
一方、最近では、デツキプレートを軽量化する
ために、デツキプレートを合成樹脂板とすること
が研究されているが、デツキプレートを合成樹脂
板としながら、その取付け手段として従来通りボ
ルトを採用することには、次の様な問題がある。
即ち、合成樹脂製のデツキプレートの場合、金
属板と異なり衝撃に対する強度が弱いため、ボル
ト孔を穿孔する際の工具等による械的衝撃により
破損する恐れがあり、特に、位置合せの狂いによ
り、ボルト孔を穿孔し直した様な場合には、亀裂
が走る等して強度が低下する恐れが高い。更に、
うまくボルト孔を穿孔でき、位置合せが成功した
としても、搬送物Aの重量及びコンベヤ駆動によ
つてフレームに歪みが生じた場合には、デツキプ
レートのボルト孔部分でこの歪みを受けることに
なり、破損の恐れがある。
[考案の目的] 本考案は、上述のごとき従来技術の欠点を解消
するために提案されたものであり、その目的は、
デツキプレートを合成樹脂板としながらその破損
を防止し、且つこのデツキプレートを容易に着脱
自在でしかもコンベヤ駆動中に外れない様にした
防塵形ローラコンベヤを提供することである。
[考案の概要] 本考案による防塵形ローラコンベヤは、デツキ
プレートを合成樹脂板にて形成し、そのコンベヤ
本体への取付けを面フアスナーにて行なつたこと
を特徴とするものである。
そして、この様な構成を有することにより、デ
ツキプレートを合成樹脂板とすることでデツキプ
レートの重量を軽くし、しかも取付け手段を面フ
アスナーとすることでデツキプレートの破損を防
止し、また面フアスナーを用いることでデツキプ
レートの着脱を容易にでき、更にコンベヤ駆動に
よる振動も面フアスナーに吸収され、デツキプレ
ートが外れる恐れはない。
[考案の実施例] 以上説明した様な本考案による防塵形ローラコ
ンベヤの一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
第1図において、駆動ローラ1を挿入した駆動
ローラコンベヤ2を左右に配設して成るコンベヤ
本体3上には、両駆動ローラコンベヤ2及びその
間を覆うデツキプレート4が取付けられている。
このデツキプレート4は、透明アクリル板にて構
成され、その両端の裏面には、面フアスナー5が
取付けられており、駆動ローラコンベヤ2上に設
けられた面フアスナー5に接合されている。デツ
キプレート4には、駆動ローラ1の配置間隔に合
せて開口部6が形成され、この開口部6から各駆
動ローラ1が突出している。
また、駆動ローラコンベヤ2は、一定寸法のも
のが長尺に組付けられているが、駆動ローラコン
ベヤ2同士の接続は、断面L字形のつなぎ材7に
よつて行なわれ、また、このつなぎ材7の上面に
も面フアスナー5が取付けられている。
一方、デツキプレート4の寸法も、駆動ローラ
コンベヤ2の寸法に合せて設定され、接合部にあ
たるデツキプレート4の搬送方向端部の裏面に
は、つなぎ材7の面フアスナー5に対応して面フ
アスナー5が設けられ、つなぎ材7の上でデツキ
プレート4の搬送方向端部同士が突き合せ接合さ
れる様になつている。なお、図中Aは搬送物であ
る。
以上の様な構成を有する本実施例の作用は次の
通りである。
即ち、デツキプレート4として合成樹脂を用い
た為、重量を軽減でき、作業が容易になる。ま
た、特に本実施例では、デツキプレート4を透明
アクリル板としているため、コンベヤ本体3内部
がよく見え、デツキプレート4を装着した状態に
おける外部からの目視点検が可能である。また、
本考案では、デツキプレート4の取付け手段とし
て面フアスナー5を用いているため、ボルト等を
用いた場合と異なり、工具を使用する必要なく容
易にデツキプレート4を着脱できる。
更に、面フアスナー5を使用した本考案では、
接着剤等により化学的に面フアスナー5を取付け
るだけであるため、ボルト孔を穿孔する場合と異
なり、機械的衝撃によりデツキプレート4が破損
する恐れはない。また、駆動ローラコンベヤ2等
のコンベヤ本体3に歪みが生じた際にも、面フア
スナー5は、面方向に若干の遊びを有するため、
これによつて、デツキプレート4が若干移動して
歪み分が吸収され、デツキプレート4の一部だけ
に無理な負荷が加わる恐れはない。更に、コンベ
ヤ駆動による振動に対しても、面フアスナー5の
係合が緩む恐れはなく、デツキプレート4が外れ
ることはない。
加えて、本実施例では、デツキプレート4の搬
送方向端部にも夫々面フアスナー5を取付け、こ
の端部同士を、駆動ローラコンベヤ2同士を接続
するつなぎ材3上で突き合せる構成を採つている
ため、容易に位置合せ及び接合を行なえ、組立式
コンベヤに最適である。なお、接合手段として
は、前記実施例に限定されるものではなく、単に
デツキプレート4同士を突き合せて面フアスナー
5で接合するだけでも良く、更には、接合せずに
デツキプレート4を順次並べるだけでも本考案の
効果は充分に得られる。
[考案の効果] 以上説明した様に、本考案によれば、デツキプ
レートを合成樹脂板とし、そのコンベヤ本体への
取付けを面フアスナーにて行なうという簡単な構
成の改良により、デツキプレートの着脱を容易に
行なえ、しかも、コンベヤ駆動中にデツキプレー
トが外れてしまうことのない様な防塵形ローラコ
ンベヤを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による防塵形ローラコンベヤの
一実施例を示す斜視図である。 1……駆動ローラ、2……駆動ローラコンベ
ヤ、3……コンベヤ本体、4……デツキプレー
ト、5……面フアスナー、6……開口部、7……
つなぎ材、A……搬送物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動ローラコンベヤを左右に配置して成るコ
    ンベヤ本体上に、両駆動ローラコンベヤ及びそ
    の間を覆うデツキプレートを取付け、このデツ
    キプレートに駆動ローラの配置間隔に合せて開
    口部を形成し、この開口部から各駆動ローラを
    突出させた防塵形ローラコンベヤにおいて、 前記デツキプレートを合成樹脂板にて形成
    し、そのコンベヤ本体への取付けを面フアスナ
    ーにて止める様にしたことを特徴とする防塵形
    ローラコンベヤ。 (2) デツキプレートが、透明アクリル板にて構成
    されたものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の防塵形ローラコンベヤ。 (3) デツキプレートが、多数枚を順次接合して取
    付けられ、デツキプレートの接合手段が、面フ
    アスナーとされたものである実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の防塵形ローラコンベヤ。 (4) コンベヤ本体が、デツキプレートの接合位置
    に合せた接合支持部を有するものである実用新
    案登録請求の範囲第3項記載の防塵形ローラコ
    ンベヤ。
JP14200285U 1985-09-19 1985-09-19 Expired JPH0218006Y2 (ja)

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JP14200285U JPH0218006Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JP14200285U JPH0218006Y2 (ja) 1985-09-19 1985-09-19

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JPS6250121U JPS6250121U (ja) 1987-03-28
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