JP2593391B2 - 締結装置 - Google Patents
締結装置Info
- Publication number
- JP2593391B2 JP2593391B2 JP4300663A JP30066392A JP2593391B2 JP 2593391 B2 JP2593391 B2 JP 2593391B2 JP 4300663 A JP4300663 A JP 4300663A JP 30066392 A JP30066392 A JP 30066392A JP 2593391 B2 JP2593391 B2 JP 2593391B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- bolt
- fastening
- engaging
- fastening clip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Connection Of Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレーム等の支承部材
に、カバープレート等の被取付部材を締付固定する締結
装置に関するものである。
に、カバープレート等の被取付部材を締付固定する締結
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンベヤフレームからなる支承部
材に、カバープレートからなる被取付部材を締付固定す
る手段としては、図13および図14に示すように、コ
ンベヤフレームからなる支承部材1に4つの雌ねじ孔を
設け、かつカバープレートからなる被取付部材3に4つ
の透孔を設け、その被取付部材3を前記支承部材1の上
面に載置し、かつ被取付部材3の各透孔に挿通したボル
ト14を、前記支承部材1の雌ねじ孔に螺合して、前記
被取付部材3を支承部材1に締付固定する構造のものが
知られている。
材に、カバープレートからなる被取付部材を締付固定す
る手段としては、図13および図14に示すように、コ
ンベヤフレームからなる支承部材1に4つの雌ねじ孔を
設け、かつカバープレートからなる被取付部材3に4つ
の透孔を設け、その被取付部材3を前記支承部材1の上
面に載置し、かつ被取付部材3の各透孔に挿通したボル
ト14を、前記支承部材1の雌ねじ孔に螺合して、前記
被取付部材3を支承部材1に締付固定する構造のものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の締付固定手
段の場合は、支承部材1の各雌ねじ孔と、被取付部材3
の各透孔とが合致しないと、被取付部材3の透孔に挿通
したボルト14を、支承部材1の雌ねじ孔に螺合できな
いことがある。
段の場合は、支承部材1の各雌ねじ孔と、被取付部材3
の各透孔とが合致しないと、被取付部材3の透孔に挿通
したボルト14を、支承部材1の雌ねじ孔に螺合できな
いことがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の問題を有利に解決
するために、本発明の締結装置においては、支承部材1
の側部に係合溝2を設け、被取付部材3に複数の透孔4
を設け、前記被取付部材3の裏面に係合される基端突出
片5と、前記支承部材1の側面に係合される中間部係合
片6と、前記係合溝2内に挿入される先端係合部7とを
備えている締結用クリップ8の中間部に、雌ねじ孔9を
設け、前記被取付部材3の透孔4にその被取付部材3の
表面側から挿通したボルト10を、締結用クリップ8の
雌ねじ孔9に螺合し、前記ボルト10を締付方向に回動
して、前記中間部係合片6を支承部材1の側面に係合さ
せると共に、前記先端係合部7を係合溝2に挿入し、前
記ボルト10と締結用クリップ8とにより被取付部材3
を支承部材1に締付固定する。
するために、本発明の締結装置においては、支承部材1
の側部に係合溝2を設け、被取付部材3に複数の透孔4
を設け、前記被取付部材3の裏面に係合される基端突出
片5と、前記支承部材1の側面に係合される中間部係合
片6と、前記係合溝2内に挿入される先端係合部7とを
備えている締結用クリップ8の中間部に、雌ねじ孔9を
設け、前記被取付部材3の透孔4にその被取付部材3の
表面側から挿通したボルト10を、締結用クリップ8の
雌ねじ孔9に螺合し、前記ボルト10を締付方向に回動
して、前記中間部係合片6を支承部材1の側面に係合さ
せると共に、前記先端係合部7を係合溝2に挿入し、前
記ボルト10と締結用クリップ8とにより被取付部材3
を支承部材1に締付固定する。
【0005】
【実施例】図11および図12は請求項1の発明の実施
例において用いられる鋼製締結用クリップ8を示すもの
であって、平板状のクリップ本体15の基端部に、上向
きに突出する基端突出片5が屈折連設され、前記クリッ
プ本体15の中間部における巾方向の一側部に、中間部
係合片6が上向きに屈折連設され、かつ前記クリップ本
体15の先端部に先端係合部7が連設され、前記クリッ
プ本体15の中間部に雌ねじ孔9が設けられている。
例において用いられる鋼製締結用クリップ8を示すもの
であって、平板状のクリップ本体15の基端部に、上向
きに突出する基端突出片5が屈折連設され、前記クリッ
プ本体15の中間部における巾方向の一側部に、中間部
係合片6が上向きに屈折連設され、かつ前記クリップ本
体15の先端部に先端係合部7が連設され、前記クリッ
プ本体15の中間部に雌ねじ孔9が設けられている。
【0006】図11および図12に示す締結用クリップ
8を使用して、鋼製コンベヤフレームからなる支承部材
1の上面に、鋼製カバープレートからなる被取付部材3
を締付固定する場合は、図1ないし図4に示すように、
被取付部材3の4隅に設けた透孔4に、ボルト10を被
取付部材3の表面側から挿通し、各ボルト10を被取付
部材3の裏側に配置した締結用クリップ8の雌ねじ孔9
に螺合し、かつ各締結用クリップ8におけるクリップ本
体15の側縁を、前記被取付部材3の側縁にほぼ平行に
配置しておく。
8を使用して、鋼製コンベヤフレームからなる支承部材
1の上面に、鋼製カバープレートからなる被取付部材3
を締付固定する場合は、図1ないし図4に示すように、
被取付部材3の4隅に設けた透孔4に、ボルト10を被
取付部材3の表面側から挿通し、各ボルト10を被取付
部材3の裏側に配置した締結用クリップ8の雌ねじ孔9
に螺合し、かつ各締結用クリップ8におけるクリップ本
体15の側縁を、前記被取付部材3の側縁にほぼ平行に
配置しておく。
【0007】前記支承部材1の左右両側の側部枠材16
における内側の側面に、側方に向かって開口する水平な
係合溝2が設けられ、その係合溝2の開口部の上部およ
び下部に突条17が設けられている。
における内側の側面に、側方に向かって開口する水平な
係合溝2が設けられ、その係合溝2の開口部の上部およ
び下部に突条17が設けられている。
【0008】4本のボルト10により4つの締結用クリ
ップ8を吊り下支持した被取付部材3は、図1および図
4に示すように、左右両側の側部枠材16の上面にわた
って載置され、かつ前記各締結用クリップ8は、側部枠
材16における内側の側面18に接近して配置される。
ップ8を吊り下支持した被取付部材3は、図1および図
4に示すように、左右両側の側部枠材16の上面にわた
って載置され、かつ前記各締結用クリップ8は、側部枠
材16における内側の側面18に接近して配置される。
【0009】次に各ボルト10が締付方向に回動される
ことにより、そのボルト10により、締結用クリップ8
が図3に矢印Dで示す方向に回動されて、締結用クリッ
プ8における中間部係合片6が、側部枠材16の内側の
側面18に係合されると共に、締結用クリップ8の先端
係合部7が側部枠材16の係合溝2内に挿入される。
ことにより、そのボルト10により、締結用クリップ8
が図3に矢印Dで示す方向に回動されて、締結用クリッ
プ8における中間部係合片6が、側部枠材16の内側の
側面18に係合されると共に、締結用クリップ8の先端
係合部7が側部枠材16の係合溝2内に挿入される。
【0010】前記締結用クリップ8の中間部係合片6が
側部枠材16の内側の側面18に係合すると、その締結
用クリップ8のボルト締付方向の回動が防止されるの
で、ボルト10を締付方向に回動すると、締結用クリッ
プ8が上昇移動して、基端突出片5が被取付部材3の裏
面に圧接すると共に、先端係合部7が係合溝2の突条1
7に圧接し、図5ないし図10に示すように、被取付部
材3が支承部材1の側部枠材16に締付固定される。
側部枠材16の内側の側面18に係合すると、その締結
用クリップ8のボルト締付方向の回動が防止されるの
で、ボルト10を締付方向に回動すると、締結用クリッ
プ8が上昇移動して、基端突出片5が被取付部材3の裏
面に圧接すると共に、先端係合部7が係合溝2の突条1
7に圧接し、図5ないし図10に示すように、被取付部
材3が支承部材1の側部枠材16に締付固定される。
【0011】図8ないし図10に示すように、駆動装置
により伝動チェーン19および従動スプロケット20を
介して回転される回転軸21が、支承部材1における各
側部枠材16により軸受を介して回動自在に支承され、
前記回転軸21の両端部にスプロケット22が固定さ
れ、前記回転軸21と平行に配置されて側部枠材16に
より回転自在に支承されている従動軸(図示を省略し
た)の両端部にも、スプロケット(図示を省略した)が
固定され、そのスプロケットと前記スプロケット22と
にわたって、コンベヤチェーン23が巻掛けられ、その
コンベヤチェーン23により荷物24が搬送される。
により伝動チェーン19および従動スプロケット20を
介して回転される回転軸21が、支承部材1における各
側部枠材16により軸受を介して回動自在に支承され、
前記回転軸21の両端部にスプロケット22が固定さ
れ、前記回転軸21と平行に配置されて側部枠材16に
より回転自在に支承されている従動軸(図示を省略し
た)の両端部にも、スプロケット(図示を省略した)が
固定され、そのスプロケットと前記スプロケット22と
にわたって、コンベヤチェーン23が巻掛けられ、その
コンベヤチェーン23により荷物24が搬送される。
【0012】被取付部材3を支承部材1から離脱する場
合は、ボルト10を弛緩する方向に回転すると、締結用
クリップ8の先端係合部7が下降して突条17から離反
し、次いで締結用クリップ8が、ボルト10を中心とし
てボルト弛緩方向に回動されて、基端突出片5が側部枠
材16の内側の側面18に突き当った状態て停止するの
で、被取付部材3を上方に移動することにより支承部材
1から取外すことができる。
合は、ボルト10を弛緩する方向に回転すると、締結用
クリップ8の先端係合部7が下降して突条17から離反
し、次いで締結用クリップ8が、ボルト10を中心とし
てボルト弛緩方向に回動されて、基端突出片5が側部枠
材16の内側の側面18に突き当った状態て停止するの
で、被取付部材3を上方に移動することにより支承部材
1から取外すことができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、被取付部材3により複
数のボルト10を介して吊下支持されている締結用クリ
ップ8を、支承部材1の係合溝2に対向するように配置
したのち、前記ボルト10を締付方向に回転して、締結
用クリップ8の中間部係合片6を支承部材1の側面に係
合させると共に先端係合部7を係合溝2内に挿入し、続
いて前記ボルト10を締付方向に回転することにより、
被取付部材3を支承部材1に容易に締付固定することが
でき、かつ締結用クリップ8と支承部材1の係合溝2と
の間に、若干の横方向の誤差があっても、前記被取付部
材3を支承部材1に対し支承なく取付けることができ
る。
数のボルト10を介して吊下支持されている締結用クリ
ップ8を、支承部材1の係合溝2に対向するように配置
したのち、前記ボルト10を締付方向に回転して、締結
用クリップ8の中間部係合片6を支承部材1の側面に係
合させると共に先端係合部7を係合溝2内に挿入し、続
いて前記ボルト10を締付方向に回転することにより、
被取付部材3を支承部材1に容易に締付固定することが
でき、かつ締結用クリップ8と支承部材1の係合溝2と
の間に、若干の横方向の誤差があっても、前記被取付部
材3を支承部材1に対し支承なく取付けることができ
る。
【図1】本願発明の実施例における締結用クリップと吊
下支持した被取付部材を支承部材に載置した状態を示す
一部切欠平面図である。
下支持した被取付部材を支承部材に載置した状態を示す
一部切欠平面図である。
【図2】図1の一部切欠正面図である。
【図3】図1の一部を拡大して示す平面図である。
【図4】図3の一部縦断正面図である。
【図5】請求項1の発明の実施例における被取付部材を
支承部材に締付固定した状態を示す平面図である。
支承部材に締付固定した状態を示す平面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】本発明の締結装置をコンベヤに実施した例を示
す縦断正面図である。
す縦断正面図である。
【図9】図8の左側部分を拡大して示す縦断正面図であ
る。
る。
【図10】図8の右側部分を拡大して示す縦断正面図で
ある。
ある。
【図11】請求項1の発明の実施例において用いられる
締結用クリップを示す平面図である。
締結用クリップを示す平面図である。
【図12】図11に示す締結用クリップの正面図であ
る。
る。
【図13】従来の締付固定装置によりカバープレートを
コンベヤフレームに固定した状態を示す縦断正面図であ
る。
コンベヤフレームに固定した状態を示す縦断正面図であ
る。
【図14】図13の一部を拡大して示す縦断正面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 支承部材 2 係合溝 3 被取付部材 4 透孔 5 基端突出片 6 中間部係合片 7 先端係合部 8 締付用クリップ 9 雌ねじ孔 10 ボルト 14 ボルト 15 クリップ本体 16 側部枠材 17 突条 18 内側の側面 19 伝動チェーン 20 従動スプロケット 21 回転軸 22 スプロケット 23 コンベヤチェーン 24 荷物
Claims (1)
- 【請求項1】 支承部材1の側部に係合溝2を設け、被
取付部材3に複数の透孔4を設け、前記被取付部材3の
裏面に係合される基端突出片5と、前記支承部材1の側
面に係合される中間部係合片6と、前記係合溝2内に挿
入される先端係合部7とを備えている締結用クリップ8
の中間部に、雌ねじ孔9を設け、前記被取付部材3の透
孔4にその被取付部材3の表面側から挿通したボルト1
0を、締結用クリップ8の雌ねじ孔9に螺合し、前記ボ
ルト10を締付方向に回動して、前記中間部係合片6を
支承部材1の側面に係合させると共に、前記先端係合部
7を係合溝2に挿入し、前記ボルト10と締結用クリッ
プ8とにより被取付部材3を支承部材1に締付固定した
締結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300663A JP2593391B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4300663A JP2593391B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 締結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06129411A JPH06129411A (ja) | 1994-05-10 |
JP2593391B2 true JP2593391B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17887576
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4300663A Expired - Lifetime JP2593391B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 締結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593391B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4818368U (ja) * | 1971-07-08 | 1973-03-01 | ||
JPS6414769A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Copyright information adding device |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP4300663A patent/JP2593391B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06129411A (ja) | 1994-05-10 |
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