JPH0512174Y2 - - Google Patents

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JPH0512174Y2
JPH0512174Y2 JP5123986U JP5123986U JPH0512174Y2 JP H0512174 Y2 JPH0512174 Y2 JP H0512174Y2 JP 5123986 U JP5123986 U JP 5123986U JP 5123986 U JP5123986 U JP 5123986U JP H0512174 Y2 JPH0512174 Y2 JP H0512174Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は平行に配される2条のチエーン間に輸
送物吊下げ用の支持金具を、抜落ちることなくか
つ簡易に取付けでき、支持具の組付け、取り外し
の能率を高めうる搬送用チエーンに関する。
〔従来の技術〕
周回する2条のチエーン間に、輸送物、又は輸
送物を収容するゲージを吊下げる支軸を架け渡す
ことによつてチエーンの走行とともに輸送物を搬
送するいわゆるトレー形式のチエーンコンベヤが
知られている。
このようなコンベヤでは、従来、第9〜11図
に示すように、チエーン本体aに付設されるアタ
ツチメント部a1に、軸受体bをリーマボルトc
等を用いて固定するとともに、軸受体bの軸孔に
支軸dの端部eを挿入する如く形成されており、
支軸dの架け渡しには軸受体bが不可欠であつ
た。従つて支軸dは抜落ちを防ぐため支軸dの中
間部に段差fが設けられ、支軸dを取りつけるに
は、軸受体bに支軸dを予め嵌め入れたのち軸受
体bをチエーン本体aに取付けねばならない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように支軸dが組付く軸受体bをチエーン
本体aに固定するには、リーマボルトcの挿入の
ための位置合わせが困難であり、組付けに手間を
要す。
又軸受体bをチエーン本体aに予め取付けてお
きかつチエーン本体aを横方向に移動させ、支軸
dの端部eを軸受体bに挿入する方法もあるが装
置の巾寸度の制約からチエーン本体aの移動量が
かぎられ、さらにチエーン本体aは通常案内レー
ルh等によつて案内されており、チエーン本体a
を横方向に移動させることは容易ではない。
本考案は、輸送物を吊下げる支持具をアーム体
間で挟むことを基本として支持具を容易に組み付
けでき前記問題点を解決しうる搬送用チエーンの
提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
以下、前記下目的を達成でき、問題点を解決し
うる本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1〜4図において搬送用チエーン1は、同形
かつ平行な周回線を周回する2条のチエーン本体
2,2に一端が該チエーン本体2にピン支されか
つ周回線の外側に突出する2本のアーム体3,3
他端の向き合う縁部5,5で開口する凹部6,6
を対向させて設けており、又輸送物W吊下げ用の
支持具7を前記凹部6,6に嵌入するとともに、
アーム体3,3に設ける突片9,9間に前記支持
具7をアーム体3,3間で締め付けアーム体3,
3間で挟持する締付軸10を架け渡している。
チエーン本体2は対設される2枚のリンクプレ
ート21,21をピツチ間隔を隔てて配される1
対のブシユ22,22により結合してなるリンク
15と、該ブシユ22を挿通しかつピツチ間隔に
配されるピン23,23を内リンク15の外側に
配されるリンクプレート24に嵌入してなる外リ
ンク16とを交互に組合せて形成している。
又チエーン本体2は対向して配され、例えば駆
動軸と従動軸とに等間隔を隔てる1体の駆動鎖
車、従動鎖車外縁にそれぞれ無端状に巻き付ける
ことによつて、2条のチエーン本体2,2と同形
かつ平行な周回面を周回しうる。なお鎖車に代え
て同形に形成された1対の環状の案内レールを向
き合わせかつ平行配設するとともに、チエーン本
体2をその案内レールにそつて周回させてもよ
い。
取付金具4は、本例では外リンク16に配さ
れ、該取付金具4の取付くリンク16のピン23
Aは他の外リンク16のものより長寸に形成する
とともに、該ピン23Aの両端部はリンクプレー
ト24外面から突出する。
アーム体3は、細長板状をなす2条の側板2
6,26の間に介在する継ぎ片27によつて互い
に結合している。又アーム体3は一端に前記側板
26,26を貫通しかつ前記ピン23Aの突出端
部に遊嵌しうるピン孔25,25が設けられる。
従つてアーム体3はチエーン本体2にピン支され
かつ周回線の外側に突出させることができる。
又アーム体3の他端には該アーム体3の向き合
う縁部5に各側板26,26端縁を切欠くことに
より形成され該縁部5で開口する凹部6が設けら
れる。
凹部6は、本例では略半円状をなし、かつその
底部に直線部32が設けられる。
支持具7は、本例では2条のチエーン本体2,
2間を略跨る長寸の支軸12と該支軸12の両端
部にそれぞれ外嵌する筒体13,13とからな
る。
前記支軸12は中間部において輸送物Wを収容
しうるケージ体Aを吊下げるとともに中間部33
の両側に段差33Aを介しかつ中間部33より小
径かつ筒体13の孔部34が遊嵌する軸受部35
を形設する。
筒体13の外周は前記凹部に嵌り合う寸度に形
成され、又直線部32に対応する位置に切欠部3
6……を設ける。
ケージ体Aは、本例では、第4図に示すごとく
底板Bの四隅に支柱を立設するとともに支柱の上
端に方形の枠組を取付けており、又枠組の向き合
う枠材C,Cの略中心に前記支軸12の中間部3
3を遊嵌しうる軸孔37,37を設ける。従つて
底板B上に例えば自動車等の輸送物Wを載置する
ことにより、支持具7は輸送物Wを吊下げること
が出来る。
突片9は、本例では前記継ぎ片27の他端側を
縁部5と略平行になる如く折曲げるとともに凹部
6の底部近傍まで伸延することにより形成され
る。
又突片9にはアーム体2,2の他端の向き合う
位置に透孔39,39を設ける。
締付軸10は、本例では尾部に螺部を有する頭
付ボルト41と該螺部に螺合するナツト42とに
よつて形成され、頭付ボルト41は各アーム体
3,3の前記透孔39,39をともに挿通させる
ことによりアーム体3,3間に架け渡される。
前記支持具7を支軸12の端部に筒体13を嵌
着し、凹部6,6に嵌入するとともに、前記締付
軸10の頭付きボルト41とナツト42とを螺合
させかつナツト廻し等を用して該ナツト42を螺
合させることによつて、2本のアーム体3,3は
互いに近接し、かつ凹部6,6に支持具7を挟み
込み締付けることによつて該支持具7を取付金具
4に挟持させ取付けうる。
なお締付けたのち頭付ボルト41とナツト42
とは両者を挿通するピンを打ち込むことにより弛
み止めが施される。
又凹部6の直線部32と筒体13の切欠部36
とを位置合わし係合させることによつて、筒体1
3は回動方向に係止されかつ横ずれが阻止され
る。
又本例では、取付金具4が配設される外リンク
16には、ピン23Aを片側に延長することによ
つて、その延長部にレールに沿つてチエーン本体
2を案内しうるフランジ付きローラ46,46を
外嵌する。
〔作用〕
然して、取付金具4の2本のアーム体3,3を
離反させ凹部6,6間に、支軸12の端部12A
に筒体13を外嵌した支軸12を挿入したのちナ
ツト42の螺進により、2本のアーム体3,3を
近接させ支持具7をアーム体3,3間に挟み込み
締付ける。又締付けに伴う摩擦力によつて、支持
具7はアーム体3,3間で回動不能、横ズレ不能
に保持されうる。
さらに本実施例のように、アーム体3に直線部
32を、又支持具7に切欠部36を設け、直線部
32と切欠部36とを係合させることによつて、
さらに横ズレ、回動を確実に阻止できる。このよ
うに、支持具7は取付金具4に取付けられること
により、チエーン本体2,2間に架け渡され、又
2条のチエーン本体2,2は支持具7が取りつく
状態で平行な周回線を周回することができる。
〔実施例〕
第5,6図は取付金具4と支持具7との組付け
の他の例を示す。
本例では凹部6の周縁を円弧に、又筒体13の
外周面を前記凹部6の円弧に沿う円周面で形成す
る一方、筒体13の外周面に締付軸10のボルト
に沿う縦溝51,51を設けている。締付軸10
のボルトは縦溝51内を挿通でき、横ぶれの防止
及び廻り止めが施され取付金具4に固定出来る。
又第7,8図に取付金具4と支持具7との組付
けのさらに他の例を示す。
本例では支持具7は丸棒状の支軸54単体によ
つて形成する一方、凹部6を支軸54の外周に沿
う半円状に形成する。
又支軸54にはアーム体3の側板26,26の
外側に位置して2個の切欠部55,55が設けら
れ、該切欠部55,55は側板26,26の外側
に配されかつ2本のアーム体3,3にそれぞれボ
ルト止めされる係止板56,56に係合され、支
軸54の回転と横振れが阻止される。このように
係止板56を設けることによつて締付軸10の締
付けが緩んだ場合にあつても係止板56は支持具
7の脱落を防止し輸送物Wの墜落の危険を排除で
きる。
なお本考案において取付金具は、2本のアーム
体3,3をX字状に交叉させ配設してもよく、ま
た取付金具4を内リンク15に設けることもで
き、本考案は種々な態様のものに変形できる。
〔考案の効果〕
叙上の如く、本考案の搬送用チエーンは、2条
のチエーン本体にピン支される2本のアーム体を
具える取付金具を設けかつアーム体の向き合う縁
部に凹部を対向させ設けるとともに、アーム体の
突片間に凹部に嵌入する支持具を、アーム体間で
挟む締付軸を架け渡しているため、支持具のチエ
ーン本体への取付け、取外しが容易にでき、作業
能率を高めるとともに、構成が簡易となり価格低
減にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はその側面図、第3図は取付金具と支持具とを
示す部分斜視図、第4図は支持具に輸送物を吊下
げる一例を示す斜視図、第5図は取付金具と支持
具との組み付けの他の例を示す部分正面図、第6
図はそのA−A線断面図、第7図は取付け具と支
持具との組付けのさらに他の例を示す部分正面
ず、第8図はその部分斜視図、第9〜11図は従
来技術を示す練図である。 2……チエーン本体、3……アーム体、4……
取付金具、5……縁部、6……凹部、7……支持
具、9……突片、10……締付軸、W……輸送
物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同形かつ平行な周回線を周回する2条の無端の
    チエーン本体に、一端が該チエーン本体にピン支
    されかつ周回線の外側に突出する2本のアーム体
    を具える取付金具を設けるとともに、各アーム体
    他端の向き合う縁部に、該縁部で開口する凹部を
    対向させて設ける一方、前記2条のチエーン本体
    を跨がりかつ輸送物を吊下げうる支持具を前記凹
    部に嵌入するとともに、前記アーム体間に、この
    アーム体の他端を近接させることにより前記凹部
    に嵌入された前記支持具をアーム体間で挟持する
    締付軸を設けてなる搬送用チエーン。
JP5123986U 1986-04-05 1986-04-05 Expired - Lifetime JPH0512174Y2 (ja)

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JP5123986U JPH0512174Y2 (ja) 1986-04-05 1986-04-05

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JP5123986U JPH0512174Y2 (ja) 1986-04-05 1986-04-05

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JPS62164226U JPS62164226U (ja) 1987-10-19
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JP6794135B2 (ja) * 2016-05-10 2020-12-02 三菱重工機械システム株式会社 車両搬送ケージの保持装置、これを備えた垂直循環式駐車装置

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JPS62164226U (ja) 1987-10-19

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