JP2003292130A - コンベヤ - Google Patents

コンベヤ

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JP2003292130A
JP2003292130A JP2002096959A JP2002096959A JP2003292130A JP 2003292130 A JP2003292130 A JP 2003292130A JP 2002096959 A JP2002096959 A JP 2002096959A JP 2002096959 A JP2002096959 A JP 2002096959A JP 2003292130 A JP2003292130 A JP 2003292130A
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JP2002096959A
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Hisahiro Miwa
尚弘 三輪
Kohei Kuge
浩平 久下
Kazuhisa Yasuhara
和久 安原
Toshihide Shimizu
俊秀 清水
Takeshi Toida
健 樋田
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Okura Yusoki KK
Original Assignee
Okura Yusoki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対のフレーム間の水平な連結を確実かつ容
易にできるローラコンベヤを提供する。 【解決手段】 一対のフレーム1a,1bの位置決め溝部17
に横継ぎフレーム21の位置決め爪部22を嵌合する。一対
のフレーム1a,1b間を水平に位置決めして連結できる。
一対のフレーム1a,1bに横継ぎフレーム21を連結させる
際のフレーム精度および横継ぎ精度の確保が不要とな
る。一対のフレーム1a,1b間を水平に連結させる際の作
業を容易にでき、一対のフレーム1a,1bの正確な連結を
容易にできる。一対のフレーム1a,1b間の水平な連結を
矯正する治具が不要となる。一対のフレーム1a,1bを水
平に連結させる作業時間を大幅に短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被搬送物を搬送す
る搬送面の両側を支持する一対のフレームを備えたコン
ベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のローラコンベヤは、互い
に平行に離間された状態で設置された一対のフレームを
備えている。これら一対のフレームそれぞれは、細長平
板状の両側部を同一方向に向けて直角に折り曲げて凹部
が形成された断面コ字状に形成されており、これら凹部
のそれぞれを外側に向けた状態で設置されている。
【0003】また、これら一対のフレーム間には、細長
円筒状の回転可能な複数のローラ体の両端部が掛け渡さ
れた状態で取り付けられている。これら各ローラ体のそ
れぞれは、一対のフレームの長手方向に向けて回転可能
であり、これら一対のフレームの長手方向に沿って互い
に等間隔に離間された状態で取り付けられている。
【0004】さらに、これら一対のフレーム間は、細長
棒状の連結フレームにて水平に連結されており、この連
結フレームの両端部には、互いに平行な面方向を有する
矩形平板状の連結片部がそれぞれ取り付けられている。
また、これら連結片部には、一対のボルト挿通孔が穿設
されており、これら一対のボルト挿通孔は、一対のフレ
ームの内側面に穿設された一対のボルト取付孔のそれぞ
れに連通される。また、これら一対のボルト挿通孔のそ
れぞれは、ボルトの雄ねじ部より径大に形成されてい
る。
【0005】そして、これら互いに連通されたボルト挿
通孔およびボルト取付孔にボルトの雄ねじ部を挿通させ
て、このボルトの雄ねじ部にナットを螺合させて締め付
けることにより、一対のフレームの内側面間を連結フレ
ームにて互いに平行に連結させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ローラコンベヤでは、一対のフレーム間を連結フレーム
にて正確に平行に連結させるためには、この連結フレー
ムの一対のボルト挿通孔のそれぞれを、一対のフレーム
の一対のボルト取付孔のそれぞれに対して正確に連通さ
せた状態で、これら互いに連通させたボルト挿通孔とボ
ルト取付孔とをボルトおよびナットにて連結させなけれ
ばならない。
【0007】このため、一対のフレームそれぞれの一対
のボルト取付孔に、連結フレームのボルト挿通孔を正確
に連通させて連結させる際に、特殊な治具などが必要で
あるから、作業が煩雑となり、これら一対のフレームの
正確な連結が容易ではないという問題を有している。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、一対のフレーム間の正確な連結が容易にできるコ
ンベヤを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコンベヤ
は、それぞれの内側面に被嵌合部が設けられ、被搬送物
を搬送する搬送面の両側を支持する一対のフレームと、
これら一対のフレームの被嵌合部のそれぞれに嵌合され
てこれら一対のフレーム間を位置決めさせて連結させる
嵌合部が両端部に設けられた連結フレームとを具備した
ものである。
【0010】そして、被搬送物を搬送する搬送面の両側
を支持する一対のフレームそれぞれの内側面に設けた被
嵌合部に、連結フレームの両端部に設けた嵌合部をそれ
ぞれ嵌合させる。この結果、この連結フレームにて一対
のフレーム間を位置決めさせて連結できるので、これら
一対のフレームの正確な連結が容易となる。
【0011】請求項2記載のコンベヤは、請求項1記載
のコンベヤにおいて、一対のフレームの被嵌合部は、こ
れら一対のフレームの長手方向に沿った溝部であり、連
結フレームの嵌合部は、この連結フレームの上側面から
突出し、前記一対のフレームの被嵌合部に嵌合される平
板状の突片部であるものである。
【0012】そして、一対のフレームの長手方向に沿っ
たそれぞれの溝部に、連結フレームの上側面から突出し
た平板状の突片部を嵌合させることにより、一対のフレ
ーム間を連結フレームにて位置決めさせて連結できるの
で、これら一対のフレームの正確な連結がより容易とな
る。
【0013】請求項3記載のコンベヤは、請求項1また
は2記載のコンベヤにおいて、一端部に係合部が設けら
れ、他端部に挿通部が設けられた連結手段を具備し、連
結フレームの両端部には、前記連結手段の係合部が係合
される被係合部が設けられ、一対のフレームそれぞれの
内側面には、前記連結フレームの被係合部に前記係合部
を係合させた前記連結手段の挿通部が挿通されて固定さ
れる挿通孔が設けられているものである。
【0014】そして、連結フレームの嵌合部を一対のフ
レームの被嵌合部に嵌合させて、これら一対のフレーム
を連結させる際に、連結手段の他端部に設けた係合部を
連結フレームの両端部に設けた被係合部に係合させると
ともに、この連結手段の一端部に設けた挿通部を、一対
のフレームの内側面に設けた挿通孔に挿通させて固定す
る。この結果、これら一対のフレームの被嵌合部に対す
る連結フレームの嵌合部による嵌合を保持できるので、
この連結フレームによる一対のフレーム間の位置決めし
た連結を確実に保持できる。
【0015】請求項4記載のコンベヤは、請求項1ない
し3いずれか記載のコンベヤにおいて、一対のフレーム
の被嵌合部は、これら被嵌合部のそれぞれに連結フレー
ムの嵌合部を嵌合させた際に、これら一対のフレームを
互いに平行に連結させるものである。
【0016】そして、一対のフレームの被嵌合部のそれ
ぞれに連結フレームの嵌合部を嵌合させることにより、
これら一対のフレームを互いに平行に連結できるので、
これら一対のフレームの平行な連結がより容易となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のローラコンベヤの
一実施の形態の構成を図1ないし図5を参照して説明す
る。
【0018】図1ないし図5において、1a,1bはローラ
コンベヤの一対のフレームで、これら一対のフレーム1
a,1bは、水平方向に長手方向を有し、互いに平行に離間
対向して位置した状態で、図示しない支持脚体としての
脚ユニットにて支持されている。また、これら一対のフ
レーム1a,1bは、例えば金属素材などにより成形された
細長平板状の幅方向における両側縁のそれぞれを同一方
向に向けて直角に折り曲げて凹部2を形成した断面コ字
状に形成されている。さらに、これら一対のフレーム1
a,1bは、互いの凹部2のそれぞれを外側に向けた状態で
互いに平行に設置されている。
【0019】さらに、これら一対のフレーム1a,1bの凹
部2における鉛直方向である上下方向の上端に位置する
上端面部3の基端縁には、この凹部2の側部に位置する
側面部4に向けて凹状に切り欠かれた複数の係合溝部5
が設けられている。これら複数の係合溝部5は、各フレ
ーム1a,1bの長手方向に沿って等間隔に離間された位置
に設けられており、各フレーム1a,1bの係合溝部5は、
これら各フレーム1a,1bの幅方向に沿って互いに対向し
た位置に設けられている。
【0020】そして、これら各フレーム1a,1bの互いに
対向した係合溝部5間には、細長円筒状のローラ体6の
軸中心に回転可能に挿通されたシャフト7の軸方向にお
ける端部が掛け渡された状態で係合されている。これら
複数のローラ体6のそれぞれは、各フレーム1a,1bの長
手方向に沿って回転可能である。また、これら複数のロ
ーラ体6それぞれにより形成される上端面により、被搬
送物を搬送する搬送面8が形成される。よって、一対の
フレーム1a,1bは、搬送面8の両側を支持することとな
る。
【0021】一方、一対のフレーム1a,1bそれぞれの凹
部2の側面部4における内側面には、これら一対のフレ
ーム1a,1bの長手方向である水平方向に沿って離間され
た一対のボルト挿通孔9a,9bが穿設されている。これら
一対のボルト挿通孔9a,9bは、一対のフレーム1a,1bの側
面部4における互いに対向した位置にそれぞれ設けられ
ており、これら一対のフレーム1a,1bの長手方向に沿っ
て等間隔に離間された位置にそれぞれ設けられている。
【0022】ここで、これら一対のボルト挿通孔9a,9b
には、一端部である先端部に鈍角に屈曲した爪状の係合
部としてのフック部11が設けられ、このフック部11に対
向した他端部である基端部に、外周面にねじ溝が螺刻さ
れた挿通部としての雄ねじ部12が一体的に設けられた連
結手段としてのフックボルト13の雄ねじ部12が挿通され
る。また、この雄ねじ部12には、内周面にねじ溝が螺刻
されて雌ねじ部14が形成された締め付け固定手段として
のナット15の雌ねじ部14が取り外し可能に螺合されて、
この雌ねじ部14を雄ねじ部12に固定させる。
【0023】さらに、これら一対のフレーム1a,1bそれ
ぞれの側面部4の内側面における一対のボルト挿通孔9
a,9bの間には、これら一対のフレーム1a,1bの長手方向
に沿った長手方向を有する被嵌合部としてのほぞ溝であ
る細長矩形状の位置決め溝部17がそれぞれ設けられてい
る。この位置決め溝部17は、一対のフレーム1a,1bの側
面部4における一対のボルト挿通孔9a,9bより上側に長
手方向を水平にした状態で設けられている。
【0024】そして、この位置決め溝部17には、一対の
フレーム1a,1b間を水平に連結させる細長角柱状の角パ
イプである連結フレームとしての横継ぎフレーム21の両
端部にほぞ加工にて突設された嵌合部としての突片部で
ある位置決め爪部22がそれぞれ嵌合される。ここで、こ
の横継ぎフレーム21は、ローラ体6の軸方向における長
さ寸法より若干長い長手寸法を有している。また、この
横継ぎフレーム21の各位置決め爪部22は、一対のフレー
ム1a,1bの位置決め溝部17に嵌合されるほぞであり、こ
の横継ぎフレーム21の上端側に位置する一側面の長手方
向における両端縁の中央部から一体的に水平に突出した
矩形平板状に形成されている。よって、これら各位置決
め爪部22は、横継ぎフレーム21の端部のプレス成形にて
成形される。さらに、これら各位置決め爪部22は、一対
のフレーム1a,1bの位置決め溝部17の幅寸法および長手
寸法に略等しい幅寸法および長手寸法を有している。
【0025】よって、一対のフレーム1a,1bそれぞれの
位置決め溝部17は、これら位置決め溝部17のそれぞれに
横継ぎフレーム21の各位置決め爪部22を嵌合させて、こ
れら一対のフレーム1a,1b間を位置決めさせて連結させ
ることにより、これら一対のフレーム1a,1bの長手方向
を水平にした状態で、これら一対のフレーム1a,1bを水
平に連結させる。
【0026】さらに、横継ぎフレーム21における位置決
め爪部22が設けられた上端面に連続した両側面の長手方
向における両端部近傍のそれぞれには、雄ねじ部12を一
対のフレーム1a,1bのボルト挿通孔9a,9bに挿通させたフ
ックボルト13のフック部11が係合される被係合部として
の円形のフック受け部23が開口されている。これらフッ
ク受け部23は、横継ぎフレーム21の両側面における互い
に対向した位置に設けられている。
【0027】また、これらフック受け部23は、横継ぎフ
レーム21の位置決め爪部22を一対のフレーム1a,1bの位
置決め溝部17に係合させた状態で、これらフック受け部
23のそれぞれにフック部11を差し込んで係合させたフッ
クボルト13それぞれの雄ねじ部12を一対のフレーム1a,1
bのボルト挿通孔9a,9bに挿通させて、これらフックボル
ト13の雄ねじ部12にナット15の雌ねじ部14を螺合させる
ことにより締め付け固定される。
【0028】さらに、この横継ぎフレーム21の上側面、
下側面および両側面のそれぞれには、内周面がバーリン
グ加工により雌ねじ部24とされたボルト取付孔25が穿設
されている。これらボルト取付孔25は、横継ぎフレーム
21の上側面および下側面における長手方向の中心部から
等間隔に離間した位置に複数、例えば二対設けられてい
る。また、これボルト取付孔25は、横継ぎフレーム21の
両側面における長手方向の中心部近傍に、この中心部か
ら等間隔に離間された位置に複数、例えば一対設けられ
ている。
【0029】そして、一対のフレーム1a,1b間に連結さ
れた各横継ぎフレーム21の下端面には、これら一対のフ
レーム1a,1b間に回転可能に取り付けられた複数のロー
ラ体6のそれぞれを回転駆動させる細長円筒状の駆動シ
ャフト31を支持する軸受体としてのシャフト支持体32が
それぞれ取り付けられている。そして、これらシャフト
支持体32は、これらシャフト支持体32の両側部に設けら
れたボルト挿通孔33のそれぞれを横継ぎフレーム21の下
端面に設けられた一対のボルト取付孔25のそれぞれに連
通させた状態で、シャフト支持体32のボルト挿通孔33に
ボルト34の雄ねじ部35を挿通させて、この雄ねじ部35を
ボルト取付孔25の雌ねじ部24に螺合させることにより取
り付けられている。
【0030】ここで、これらシャフト支持体32にて回転
可能に支持された駆動シャフト31は、一対のフレーム1
a,1bの長手方向に軸方向を沿わせた状態で配設されてお
り、この駆動シャフト31における各ローラ体6と交差す
る位置には、このローラ体6のそれぞれを回転駆動させ
る複数のプーリ36が同心状にそれぞれ取り付けられてい
る。さらに、一対のフレーム1a,1b間に回転可能に取り
付けられた各ローラ体6それぞれにおける駆動シャフト
31と交差する位置には、周方向に沿った断面V溝状のベ
ルト巻掛溝部37がそれぞれ設けられている。
【0031】そして、これら各ローラ体6それぞれのベ
ルト巻掛溝部37には、これら各ローラ体6に最も近接し
た駆動シャフト31のプーリ36に巻き掛けられた無端体と
してのベルト体である無端状の駆動ベルト38が巻き掛け
られている。よって、これら各ローラ体6は、駆動シャ
フト31を図示しない駆動手段としてのモータにて回転駆
動させることにより、この駆動シャフト31の各プーリ36
に巻き掛けられた駆動ベルト38の回転に伴って回転す
る。ここで、この駆動シャフト31を回転駆動させるモー
タは、一対のフレーム1a,1b間を連結させた横継ぎフレ
ーム21のいずれかの下端面に、この横継ぎフレーム21の
ボルト取付孔25を用いることにより取り付けられてい
る。
【0032】次に、上記一実施の形態の組立動作につい
て説明する。
【0033】まず、一対のフレーム1a,1bそれぞれの内
側から、これら一対のフレーム1a,1bそれぞれの位置決
め溝部17に、複数の横継ぎフレーム21の位置決め爪部22
をそれぞれ嵌合させて、これら複数の横継ぎフレーム21
にて一対のフレーム1a,1b間を水平に連結させる。
【0034】この状態で、これら複数の横継ぎフレーム
21の各フック受け部23のそれぞれにフックボルト13のフ
ック部11を差し込んで係合させるとともに、これら各フ
ックボルト13の雄ねじ部12を、一対のフレーム1a,1bの
各ボルト挿通孔9a,9bに挿通させる。
【0035】そして、これら一対のフレーム1a,1bのボ
ルト挿通孔9a,9bに挿通された各フックボルト13の雄ね
じ部12にナット15の雌ねじ部14を螺合させて締め付け
て、一対のフレーム1a,1bの各位置決め溝部17に対する
各横継ぎフレーム21の位置決め爪部22による嵌合を固定
させる。
【0036】この後、一対のフレーム1a,1bの互いに対
向した係合溝部5間にローラ体6に挿通されたシャフト
7の端部をそれぞれ係合させる。
【0037】また、これら一対のフレーム1a,1bを連結
させた横継ぎフレーム21それぞれの下端面の一対のボル
ト取付孔25にシャフト支持体32の各ボルト挿通孔33をそ
れぞれ連通させて、これらボルト取付孔25にボルト34の
雄ねじ部35を挿通させる。
【0038】この状態で、このボルト34の雄ねじ部35を
ボルト取付孔25の雌ねじ部24に螺合させて、これらシャ
フト支持体32を取り付けて、これら横継ぎフレーム21の
下端面に駆動シャフト31を取り付ける。
【0039】さらに、いずれかの横継ぎフレーム21の下
端面の一対のボルト取付孔25を用いて、この横継ぎフレ
ーム21の下端面にモータを取り付けて、このモータにて
駆動シャフト31を回転駆動可能にするとともに、この駆
動シャフト31の各プーリ36とこれら各プーリ36に最も近
接したローラ体6のベルト巻掛溝部37との間に駆動ベル
ト38をそれぞれ巻き掛ける。
【0040】上述したように、上記一実施の形態では、
一対のフレーム1a,1bのそれぞれの側面部4に設けた位
置決め溝部17に、横継ぎフレーム21の各位置決め爪部22
を嵌合させることにより、これら一対のフレーム1a,1b
間を水平にした状態で位置決めさせて連結できる。よっ
て、一対のフレームのボルト挿通孔を横継ぎフレームの
ボルト挿通孔に連通させて、これら互いに連通したボル
ト挿通孔間をボルトおよびナットにて締め付け固定する
場合や、一対のフレームの内側面に横継ぎフレームの端
部を溶接などにて連結させる場合に比べ、これら一対の
フレーム1a,1bに横継ぎフレーム21を連結させる際のフ
レーム精度および横継ぎ精度を確保する必要がなくな
る。
【0041】このため、これら一対のフレーム1a,1b間
を水平に連結させる際の作業を容易にでき、これら一対
のフレーム1a,1bの正確な連結を容易にできるととも
に、これら一対のフレーム1a,1b間の水平な連結を矯正
させるための矯正用治具が不要となるから、これら一対
のフレーム1a,1bを水平に連結させる際に必要な作業時
間を大幅に短縮できる。
【0042】また、一対のフレーム1a,1bの各位置決め
溝部17に横継ぎフレーム21の各位置決め爪部22を嵌合さ
せるだけで、これら一対のフレーム1a,1b間における平
行度や、これら一対のフレーム1a,1bに対する横継ぎフ
レーム21の直角度を確保することなく、これら一対のフ
レーム1a,1bを水平に精度を出して連結できるので、こ
れら一対のフレーム1a,1b間のローラ体6にて構成され
る搬送面8の傾きや歪みを容易に防止でき、これら一対
のフレーム1a,1b間のローラ体6にて被搬送物を確実に
搬送始端から搬送終端へと搬送できる。
【0043】さらに、一対のフレーム1a,1bそれぞれの
位置決め溝部17に、横継ぎフレーム21の位置決め爪部22
を嵌合させた状態で、この横継ぎフレーム21の各フック
受け部23にフックボルト13のフック部11を差し込んで係
合させるとともに、これら各フックボルト13の雄ねじ部
12を一対のフレーム1a,1bのボルト挿通孔9a,9bに挿通さ
せた後、これら一対のフレーム1a,1bの側面部4より外
側に突出したフックボルト13の雄ねじ部12にナット15の
雌ねじ部14を螺合させて締め付け固定させることによ
り、一対のフレーム1a,1bの位置決め溝部17に対する横
継ぎフレーム21の位置決め爪部22による嵌合を保持でき
る。
【0044】このため、これら複数の横継ぎフレーム21
による一対のフレーム1a,1b間を水平に位置決めして連
結させた状態を確実に保持できるので、これら一対のフ
レーム1a,1b間を水平に連結させて固定させる際の作業
がより容易になり、これら一対のフレーム1a,1bの正確
な連結をより容易にできる。
【0045】また、各横継ぎフレーム21の上側面、下側
面および両側面のそれぞれに、内周面に雌ねじ部24が設
けられたボルト取付孔25をそれぞれ設けたので、これら
各横継ぎフレーム21の下端面へのシャフト支持体32およ
びモータの取り付けが容易になる。よって、これらシャ
フト支持体32あるいはモータを1対のフレーム1a,1b間
に取り付けるための取付部材を、これら一対のフレーム
1a,1b間に別途取り付ける必要がなくなるから、これら
横継ぎフレーム21へのシャフト支持体32を介した駆動シ
ャフト31の回転可能な取り付けを容易にできるととも
に、これら一対のフレーム1a,1b間へのモータの取り付
けを容易にできる。
【0046】なお、上記一実施の形態では、ローラ体6
の回転にて被搬送物を搬送するローラコンベヤについて
説明したが、ベルトコンベヤなどの他のコンベヤやシュ
ータなどのフレームにも対応させて用いることができ
る。
【0047】また、各横継ぎフレーム21にシャフト支持
体32およびモータを取り付けたが、各ローラ体6の回転
にて搬送される被搬送物を検知する図示しないセンサな
どの他の部品や装置であっても、これら横継ぎフレーム
21のボルト取付孔25を用いることにより容易に一対のフ
レーム1a,1b間に取り付けることができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載のコンベヤによれば、一対
のフレームの内側面に設けた被嵌合部に、連結フレーム
の両端部に設けた嵌合部をそれぞれ嵌合させることによ
り、この連結フレームにて一対のフレーム間を位置決め
して連結できるので、これら一対のフレームの正確な連
結を容易にできる。
【0049】請求項2記載のコンベヤによれば、前記1
記載のコンベヤの効果に加え、連結フレームの上側面か
ら突出した平板状の突片部を、一対のフレームの長手方
向に沿った溝部に嵌合させるだけで、一対のフレーム間
を連結フレームにて位置決めさせて連結できるので、こ
れら一対のフレームの正確な連結をより容易にできる。
【0050】請求項3記載のコンベヤによれば、請求項
1または2記載のコンベヤの効果に加え、連結フレーム
の嵌合部を一対のフレームの被嵌合部に嵌合させた状態
で、連結手段の係合部を連結フレームの被係合部に係合
させるとともに、この連結手段の挿通部を一対のフレー
ムの挿通孔に挿通させて固定することにより、これら一
対のフレームの被嵌合部に対する連結フレームの嵌合部
による嵌合を保持できる。
【0051】請求項4記載のコンベヤによれば、請求項
1ないし3いずれか記載のコンベヤの効果に加え、一対
のフレームの被嵌合部に連結フレームの嵌合部を嵌合さ
せることにより、これら一対のフレームを互いに平行に
連結できるので、これら一対のフレームの平行な連結を
より容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンベヤの一実施の形態を示す説明正
面図である。
【図2】同上コンベヤの一部を示す説明上面図である。
【図3】同上コンベヤのフレームへの連結フレームの連
結状態を示す説明上面図である。
【図4】同上コンベヤの一部を示す説明側面図である。
【図5】同上コンベヤの連結フレームを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b フレーム 8 搬送面 9a,9b 挿通孔としてのボルト挿通孔 11 係合部としてのフック部 12 挿通部としての雄ねじ部 13 連結手段としてのフックボルト 17 被嵌合部としての溝部である位置決め溝部 21 連結フレームとしての横継ぎフレーム 22 嵌合部としての突片部である位置決め爪部 23 被係合部としてのフック受け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安原 和久 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 (72)発明者 清水 俊秀 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 (72)発明者 樋田 健 兵庫県加古川市野口町古大内900番地 オ ークラ輸送機株式会社内 Fターム(参考) 3F033 BB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれの内側面に被嵌合部が設けら
    れ、被搬送物を搬送する搬送面の両側を支持する一対の
    フレームと、 これら一対のフレームの被嵌合部のそれぞれに嵌合され
    てこれら一対のフレーム間を位置決めさせて連結させる
    嵌合部が両端部に設けられた連結フレームとを具備した
    ことを特徴としたコンベヤ。
  2. 【請求項2】 一対のフレームの被嵌合部は、これら一
    対のフレームの長手方向に沿った溝部であり、 連結フレームの嵌合部は、この連結フレームの上側面か
    ら突出し、前記一対のフレームの被嵌合部に嵌合される
    平板状の突片部であることを特徴とした請求項1記載の
    コンベヤ。
  3. 【請求項3】 一端部に係合部が設けられ、他端部に挿
    通部が設けられた連結手段を具備し、 連結フレームの両端部には、前記連結手段の係合部が係
    合される被係合部が設けられ、 一対のフレームそれぞれの内側面には、前記連結フレー
    ムの被係合部に前記係合部を係合させた前記連結手段の
    挿通部が挿通されて固定される挿通孔が設けられている
    ことを特徴とした請求項1または2記載のコンベヤ。
  4. 【請求項4】 一対のフレームの被嵌合部は、これら被
    嵌合部のそれぞれに連結フレームの嵌合部を嵌合させた
    際に、これら一対のフレームを互いに平行に連結させる
    ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか記載のコン
    ベヤ。
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