JP4907804B2 - 可搬形の走行台車装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レールに沿って走行する走行台車を、レールに着脱自在に載置する可搬形の走行台車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
造船、橋梁、鉄骨部品等の大形構造物を自動溶接する方法として、アークセンサ、タッチセンサ等のセンサと、可搬形溶接ロボットと、この可搬形溶接ロボットを載置した台車と、台車を走行するレールとから形成される走行装置を利用して、この台車をレールに沿って移動させながら溶接を行っている。中でも溶接箇所が複数箇所あり、それらが点在している場合は、溶接箇所毎に走行装置を形成する複数のレールをあらかじめ配置しておき、可搬形溶接ロボットを載置した台車をレールから着脱し、あらかじめ配置したレールに台車を移し換えて順次溶接している。
【0003】
台車をレールから着脱自在に載置する可搬形の走行台車装置として、例えば特開平9−85651(以下、従来技術という)が提案されている。
図2は、上記走行台車装置の断面図で一体型走行台車925をレール900に装着した状態を示している。図3は図2の背面図であり、図4は、図2の状態から操作レバー913を回動させて一体型走行台車925をレール900から離脱させた状態、または一体型走行台車925をレール900に装着する前にレール900に載置した状態を示す図である。
【0004】
以下、一体型走行台車925が分割されていない従来技術について説明する。図2乃至図4において、901はレール900のレール本体で、このレール本体901の幅方向の上面には上側走行平面902が形成されると共に、レールの幅方向の両端部には、それぞれレール裏面内側に傾斜する下側傾斜走行面903が形成されている。904はレール本体901のZ方向の側部に設けられた長尺のラック、905はレール本体901に沿って移動する一体型台車本体、906は一体型台車本体905の下面に回転自在に設けられた複数の上側ローラで、例えばレール本体901の幅方向、すなわちY方向およびレール本体901の長手方向、すなわちX方向に離間して4個設けられている。907は一体型台車本体905の下面に回転自在に設けられた固定の下側ローラで、例えばレール本体901の長手方向、すなわちX方向に離間して2個設けられている。なお、一体型台車本体905に対して回転自在であるが位置関係は不変である固定の下側ローラ907は、レール本体901のY2側の下側傾斜走行面903に当接可能な位置に取付けられている。
【0005】
908は、レール本体901を跨いで固定の下側ローラ907、907と対向する位置、すなわちレール本体901のY1側の位置に配置される回動ブロックで、この回動ブロック908はレール本体901の上側走行平面902と直交する回転軸、すなわち、一点鎖線O2を中心とする回転軸廻りに回動自在となるように一体型台車本体905に支持されている。
【0006】
912は回動ブロック908のZ1側の端部に回転自在に支持された可動の下側ローラで、回動ブロック908が一点鎖線O2を中心として適宜に回動されると、可動の下側ローラ912はレール本体901のY1側の下側傾斜走行面903と接触および離脱する状態となる。
【0007】
913は、回動ブロック908の回転軸と平行な回転軸廻りに回転自在に一体型台車本体905に支持されて、一体型台車本体905の上方に突出する操作レバーである。914は、操作レバー913のレール本体901の上面側にレールの上側走行平面902と平行に突出する第1のリンク部材であって、操作レバー913および第1のリンク部材914が回動自在に支持されている。
【0008】
918は回動ブロック908に取付けられて、レール本体901の上側走行平面902と平行に突出する第2のリンク部材、919は第1および第2のリンク部材914、918の夫々の端部を回転自在に連結する第3のリンク部材で、ターンバックル機構を形成している。
【0009】
上記回動ブロック908、可動の下側ローラ912、操作レバー913および第1乃至第3のリンク部材914、918、919によって下側ローラ可動機構921を形成している。
【0010】
下側ローラ可動機構921が台車の走行方向、すなわちX方向に勝手違いに構成されて離間する2組が配設されている。922はモーター923に連結されたピニオンで、走行台車をレール本体901に装着した際にピニオン922を回転駆動することによって、走行台車がレール本体901に沿って移動する。
【0011】
上記905乃至923によって一体型走行台車925が構成され、この一体型走行台車925と上記901乃至904とによって可搬形の走行台車装置が構成されている。
【0012】
次に、走行台車の着脱方法について説明する。
図2に示すように、一体型走行台車925がレール本体901に装着されている状態において、操作レバー913を回動操作させて可動の下側ローラ912をレール本体901から離間させる。この回動操作後、例えば、図4に示されるごとく、一体型走行台車925をレール本体901に対してY2側に少し移動させる。この後、一体型走行台車925のY1側を上方に、すなわちZ2側に持上げつつ一体型走行台車925全体をレール本体901から離脱させることができる。
【0013】
なお、一体型走行台車925をレール本体901に取付けるときは、上記と逆の操作によって行なわれる。すなわち、図4に示されるごとく、レール本体901の上側走行平面902に上側ローラ906、906が当接するように一体型走行台車925を載置し、この後、操作レバー913を回動操作する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
このような従来の可搬形の走行台車装置では、上述したように上側ローラがレール上面に当接し、可動の下側ローラと固定の下側ローラとがそれぞれレールの下側傾斜走行面に当接して、これらの8つのローラによってレールを挟持する構造を有している。そのため、これらのすべてのローラがレールに当接できるように調整をする必要があり、万が一この調整が不充分であると台車走行方向と直交する方向からモーメント力が作用した場合に位置がずれる。
【0016】
上側ローラの調整は、(1)上側ローラ906を一体型走行台車925に取り付けた後、図4に示すように一体型走行台車925をレール本体901の上面に載置して4つの上側ローラ906と上側走行平面902とが接触しているかを確認し、(2)接触していない箇所が存在する場合は、一体型走行台車925をレール本体901から離脱し、(3)接触していない上側ローラ906を一体型走行台車925から取り外して、(4)上側ローラ906と一体型台車本体905との間にシムを挿入し、再度一体型走行台車925に取り付けて上記(1)と同じ作業を行う。4つの上側ローラ906と上側走行平面902とが均等に接触するまで上記の作業を繰り返す。
【0017】
下側ローラの調整は、(1)図2に示すように一体型走行台車925をレール本体901に装着して、可動の下側ローラ912と固定の下側ローラ907とがそれぞれレールの下側傾斜走行面903に当接しているか確認し、(2)当接していない場合は、前述したように操作レバー913を回動して可動の下側ローラ912をレール本体901から離間させ一体型走行台車925をレール本体901から離脱させる。(3)第3のリンク部材919はターンバックル機構を有しており、第1のリンク部材914の端部に螺設されたネジ部材または第2のリンク部材918の端部に螺設されたネジ部材のどちらか一方または両方ともを回転させて第3のリンク部材を短くする。(4)再度、一体型走行台車925をレール本体901に載置し操作レバー913を回動して上記(1)と同じ作業を行う。可動の下側ローラ912と固定の下側ローラ907とがそれぞれレールの下側傾斜走行面903に当接するまで上記の作業を繰り返す。
【0018】
下側ローラの調整において、可動の下側ローラ912と固定の下側ローラ907とがそれぞれレールの下側傾斜走行面903に当接している場合は、一体型走行台車925をレールに沿って移動させて、レール本体901を挟持する力が強すぎないかを確認する。レール本体901を挟持する力が強すぎる場合すなわちスムーズに一体型走行台車925が移動できない場合は、上記のように一体型走行台車925をレール本体901から離脱させ、第1のリンク部材914の端部に螺設されたネジ部材または第2のリンク部材918の端部に螺設されたネジ部材のどちらか一方または両方ともを回転させて第3のリンク部材を長くする。再度、一体型走行台車925をレール本体901に載置し、一体型走行台車925がスムーズに移動できるまで上記の作業を繰り返す。
【0019】
このように、すべてのローラがレール本体901に当接し、一体型走行台車925がスムーズに移動できるように調整をするには、一体型走行台車925の着脱を繰り返して行わなければならない。
【0020】
さらに、一体型走行台車925の着脱を容易にするために、操作レバー913を回動させることによって可動部の下側ローラ912をレール本体901から離間させる機構が採用されている。これは、図2に示すような操作レバー913、第1のリンク部材914、第2のリンク部材918、第3のリンク部材919、回動ブロック908、可動の下側ローラ912と、操作レバー913と第1のリンク部材914とを接続する回転用軸受、回転軸、係止部材、締付ネジ、支持軸等と、一体型台車本体905と可動の下側ローラ912とを接続する回転用軸受、回転軸、係止部材等とで構成されている。
【0021】
このように、多数の部品で構成されているために走行台車を製造するコストが高くなる。また、これらの各部品の製造誤差によって、上述したような走行台車の調整作業が不可欠になる。
【0022】
本発明の目的は、前述した従来技術の課題を解決し、走行台車製造後の調整作業を不要にすることであり、さらに低コストの可搬形走行台車装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】
【0024】
請求項1記載の可搬形の走行台車装置は、クレーム対応図の図17に示すように、レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
幅方向の両側の長手方向に沿った上面に第1の上面移動面13及び第2の上面移動面14を形成すると共に、長手方向に沿った両側面に第1の側面移動面15及び第2の側面移動面16を形成する上両側移動面レール10Aと、
上記第1の上面移動面13に移動自在に当接する第1の上面移動体23とその上面移動面側の第1の側面移動面15に移動自在に当接する第1の側面移動体25とを備えた基盤台車21Cと、
上記第2の上面移動面14に移動自在に当接する第2の上面移動体24とその上面移動面側の第2の側面移動面16に移動自在に当接する第2の側面移動体26とを備えると共に、上記基盤台車21Cの上面に載置されて上記基盤台車21Cと結合又は解放自在の載置台車22Cとを備えて、
上記基盤台車21Cと上記載置台車22Cとを結合したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが密着すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが密着して基盤台車21C及び載置台車22Cとから成る分割型走行台車20が上両側移動面レール10Aと密着して移動可能状態なり、
上記基盤台車21Cと上記載置台車22Cとの結合を解放したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが隙間を形成すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが隙間を形成して基盤台車21C及び載置台車22Cとから成る分割型走行台車20が上両側移動面レール10Aから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置である。
【0025】
請求項2記載の装置は、クレーム対応図の図18に示すように、上両側移動面レールが、第1の上面移動面13及びその上面移動面側の第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と第2の上面移動面14及びその上面移動面側の第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とを、上記第1の側面移動面15及び上記第2の側面移動面16がそれぞれ外側になるように、レール本体101の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レール100である請求項1記載の可搬形の走行台車装置である。
【0026】
請求項3記載の装置は、クレーム対応図の図19に示すように、上両側移動面レール10Bが、幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間19を有して第1の上面突部103と第2の上面突部104とに分離され、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面17に沿った第1の上面端面移動面13Aと第2の上面突部の長手方向の空間側の端面18に沿った第2の上面端面移動面14Aとを形成する請求項1記載の可搬形の走行台車装置である。
【0027】
請求項4記載の装置は、クレーム対応図の図20に示すように、上両側移動面レールが、幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部103及び第2の上面突部104を形成し、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面17に沿った第1の上面端面移動面13A及びその上面移動面側の第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と、第2の上面突部の長手方向の空間側の端面18に沿った第2の上面端面移動面14A及びその上面移動面側の第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とを、上記第1の側面移動面15及び上記第2の側面移動面16がそれぞれ外側になるように、レール本体101の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レール100Aである請求項1記載の可搬形の走行台車装置である。
【0028】
請求項5記載の可搬形の走行台車装置は、クレーム対応図の図21に示すように、レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
上記レールが幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部103及び第2の上面突部104を形成し、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面17に沿った第1の上面端面移動面13A及びその上面移動面側の第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と、
第2の上面突部の長手方向の空間側の端面18に沿った第2の上面端面移動面14A及びその上面移動面側の第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とを、
上記第1の側面移動面15及び上記第2の側面移動面16がそれぞれ外側になるように、レール本体101の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レール100Aと、
上記第1の上面端面移動面13Aに移動自在に当接する第1の上面端部移動体27とその上面移動面側の第1の側面移動面15に移動自在に当接する第1の側面移動体25とを備えた基盤台車21Dと、
上記第2の上面端面移動面14Aに移動自在に当接する第2の上面端部移動体28とその上面移動面側の第2の側面移動面16に移動自在に当接する第2の側面移動体26とを備えると共に、上記基盤台車21Dの上面に載置されて上記基盤台車21Dと結合又は解放自在の載置台車22Dとを備えて、
上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dとを結合したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが密着すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが密着して基盤台車21D及び載置台車22Dとから成る分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aと密着して移動可能状態なり、
上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dとの結合を解放したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが隙間を形成すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが隙間を形成して基盤台車21D及び載置台車22Dとから成る分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置である。
【0029】
請求項6記載の装置は、クレーム対応図の図14乃至図17に示すように、第1の上面移動体23及び第1の側面移動体25が、それぞれ第1の上面ローラ63及び第1の側面ローラ65であり、第2の上面移動体24及び第2の側面移動体26が、それぞれ第2の上面ローラ64及び第2の側面ローラ66である請求項1記載の可搬形の走行台車装置である。
【0030】
請求項7記載の装置は、クレーム対応図の図21に示すように、第1の上面端部移動体27及び第1の側面移動体25が、それぞれ第1の上面端部ローラ67及び第1の側面ローラ65であり、第2の上面端部移動体28及び第2の側面移動体26が、それぞれ第2の上面端部ローラ68及び第2の側面ローラ66である請求項5記載の可搬形の走行台車装置である。
【0031】
請求項記載の可搬形の走行台車装置は、図21及び図6及び図7に示すように、レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
上記レールが幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部103及び第2の上面突部104を形成し、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面17に沿った第1の上面端面移動面13A及びその上面移動面側の第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と、第2の上面突部の長手方向の空間側の端面18に沿った第2の上面端面移動面14A及びその上面移動面側の第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とを、上記第1の側面移動面15及び上記第2の側面移動面16がそれぞれ外側になるように、レール本体101の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レール100Aと、
上記第1の上面端面移動面13Aに移動自在に当接する第1の上面端部ローラ67とその上面移動面側の第1の側面移動面15に移動自在に当接する第1の側面ローラ65とを挟持する第1のガイドブロック61取り付けられた基盤台車21Dと、
上記第2の上面端面移動面14Aに移動自在に当接する第2の上面端部ローラ68とその上面移動面側の第2の側面移動面16に移動自在に当接する第2の側面ローラ66とを挟持する第2のガイドブロック62が取り付けられるとともに前記基盤台車の上面に載置されて前記基盤台車と結合又は解放自在の載置台車22Dとを備えて、
上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dとを結合したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面ローラ65とが密着すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面ローラ66とが密着して基盤台車21D及び載置台車22Dとから成る分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aと密着して移動可能状態なり、
上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dとの結合を解放したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面ローラ65とが隙間を形成すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面ローラ66とが隙間を形成して基盤台車21D及び載置台車22Dとから成る分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置である。
【0032】
請求項9記載の装置は、図10に示すように、上両側移動面組立レール100A及び基盤台車21Dに基盤台車転倒防止具30を備えた請求項記載の可搬形の走行台車装置である。
【0033】
請求項10記載の装置は、図10に示すように、上両側移動面組立レール100Aの外側の側面に基盤台車転倒防止溝118を形成し、上記基盤台車転倒防止溝118に基盤台車21Dの側面に当接自在な転倒防止レバー35を備えた請求項記載の可搬形の走行台車装置である。
【0034】
請求項11記載の可搬形の走行台車装置は、図13及びクレーム対応図の図21に示すように、載置台車22Dの結合面72が、基盤台車21Dの結合面71の上面に載置される形状であって、基盤台車21Dと載置台車22Dとの結合を解放したときは上記結合面71と上記結合面72とがV字状の開き角度aaの空間を形成し、基盤台車21Dと載置台車22Dとを結合したときは上記結合面71と上記結合面72とが平行になるように回転が与えられて与圧が加わり、第1の上面端部移動体27と第1の側面移動体25とが上両側移動面組立レール100Aの第1の補助レール111を挟持すると共に、第2の上面端部移動体28と第2の側面移動体26とが上両側移動面組立レール100Aの第2の補助レール112を挟持する請求項記載の可搬形の走行台車装置である。
【0035】
請求項12記載の可搬形の走行台車装置は、クレーム対応図の図21に示すように、基盤台車21Dの結合面71と載置台車22Dの結合面72との結合及び解放を上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dを貫通する台車締着ボルト5を締めるか緩めるかによって行う請求項又は請求項8記載の可搬形の走行台車装置である。
【発明の実施の形態】
図1は、当該出願に係る発明の特徴を最も良く表す図である。後述する図7と同じなので、説明は図7で後述する。
発明の実施の形態は、図7に示すように、請求項記載の可搬形の走行台車装置であって、図21及び図6及び図7に示すように、レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
上記レールが幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部103及び第2の上面突部104を形成し、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面17に沿った第1の上面端面移動面13A及びその上面移動面側の第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と、第2の上面突部の長手方向の空間側の端面18に沿った第2の上面端面移動面14A及びその上面移動面側の第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とを、上記第1の側面移動面15及び上記第2の側面移動面16がそれぞれ外側になるように、レール本体101の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レール100Aと、
上記第1の上面端面移動面13Aに移動自在に当接する第1の上面端部ローラ67とその上面移動面側の第1の側面移動面15に移動自在に当接する第1の側面ローラ65とを挟持する第1のガイドブロック61取り付けられた基盤台車21Dと、
上記第2の上面端面移動面14Aに移動自在に当接する第2の上面端部ローラ68とその上面移動面側の第2の側面移動面16に移動自在に当接する第2の側面ローラ66とを挟持する第2のガイドブロック取り付けられるとともに前記基盤台車の上面に載置されて前記基盤台車21Dと結合又は解放自在の載置台車22Dとを備えて、
上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dとを結合したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面ローラ65とが密着すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面ローラ66とが密着して基盤台車21D及び載置台車22Dとから成る分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aと密着して移動可能状態なり、
上記基盤台車21Dと上記載置台車22Dとの結合を解放したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面ローラ65とが隙間を形成すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面ローラ66とが隙間を形成して基盤台車21D及び載置台車22Dとから成る分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置である。
【0036】
【実施例1】
以下、図面を参照して、本発明に係る一実施例である可搬形走行台車装置について説明する。
【0037】
図5は、本発明の可搬形走行台車装置の全体構成図であり、上両側移動面レール10に装着された分割型走行台車20には例えばロボットRが載置されている。図6は、ロボットRを取り外した可搬形走行台車装置の平面図で、図7は図6の正面図である。
また、図8は、後述する基盤台車21Dと載置台車22Dに分離して上両側移動面組立レール100Aから離脱した基盤台車22Dの構成図で、図8(A)は平面図、図8(B)は正面図である。
【0038】
分割型走行台車20を前述した[課題を解決するための手段]で説明したように、図17においては、基盤台車(第1の分割台車)21Cと載置台車(第2の分割台車)22Cとに分割し、また図21においては、基盤台車(第1の分割台車)21Dと載置台車(第2の分割台車)22Dとに分割している。分割型走行台車20を分割することによって、図17においては、上両側移動面レール10Aに容易に結合又は解放自在にすることができる。
上記基盤台車21Cと上記載置台車22Cとを結合したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが密着すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが密着して基盤台車21C及び載置台車22Cとから成る分割型走行台車20が上両側移動面レール10Aと密着して移動可能状態なり、
上記基盤台車21Cと上記載置台車22Cとの結合を解放したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが隙間を形成すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが隙間を形成して基盤台車21C及び載置台車22Cとから成る分割型走行台車20が上両側移動面レール10Aから離脱可能状態となる
【0039】
特に、図21においては、上両側移動面組立レール100Aの第1の上面端面移動面13Aに第1の上面端部移動体27が押圧されると共に、その上面移動面側の第1の側面移動面15に第1の側面移動体25が押圧されている。
同様に、第2の上面端面移動面14Aに第2の上面端部移動体28が押圧されると共に、その上面移動面側の第2の側面移動面16に第2の側面移動体26が押圧されている。このように、第1の上面端部移動体27と第1の側面移動体25とが上両側移動面組立レール100Aの第1の補助レール111を挟持し、同様に、第2の上面端部移動体28と第2の側面移動体26とが上両側移動面組立レール100Aの第2の補助レール112を挟持するので、本発明のように、基盤台車(第1の分割台車)21Dと載置台車(第2の分割台車)22Dとに分割すると、上両側移動面組立レール100Aに容易に結合又は解放自在することができる。
【0040】
図9は、図8と同様に分割型走行台車20を分離した載置台車22Dの構成図で、図9(A)は平面図、図9(B)は正面図である。
図6、図7、図10乃至図13において、100Aは上両側移動面組立レールで、上両側移動面組立レール100Aの幅方向の断面が凹形に形成されたレール本体101とレール本体101の幅方向の両端上部にそれぞれ敷設されたガイドレール114とレール本体101の側部に設けられた長尺のラック115とから形成されている。
【0041】
ガイドレール114は、図7に示すようにガイドレール114の幅方向の上面において内側、すなわち上両側移動面組立レール100Aの中心O3方向の端部に上側走行面116が形成されると共に、ガイドレール114の外側の側面が上両側移動面組立レール100Aの内側に傾斜する下側走行面117が形成されている。
【0042】
上両側移動面組立レール100Aに着脱可能な分割型走行台車20は、上両側移動面組立レール100Aに沿って走行する基盤台車21Dと例えばロボットRを台車に載置するための載置台車22Dとこれらの2つの台車を結合するための台車締着ボルト5とで形成されている。
【0043】
32はモータ31に連結されたピニオンで、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aに装着した際にピニオン32を回転駆動することによって、分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aに沿って移動する。34は、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aから離脱する際に基盤台車21Dが転倒することを防止するための転倒防止ハンドルで詳細は後述する。
【0044】
42及び43は、分割型走行台車20を着脱する際に分割型走行台車20を支持するための可搬用取手で、加工装置を固着したまま分割型走行台車20の着脱を容易にするために分割型走行台車20の側部に上両側移動面組立レール100Aを跨ぐように固着されている。44は、分割型走行台車20に載置する加工装置、例えばロボットRを固着するための加工装置取付材で、載置台車22Dの上面に配置されている。
【0045】
61及び62は、ガイドレール114の上側走行面116に当接して回転自在に設けられた上側ローラ611と、ガイドレール114の下側走行面117に当接して回転自在に設けられた下側ローラ612とを挟持する第1及び第2のガイドブロックである。
これらのガイドブロックは、図8(A)に示すように基盤台車21Dの下面で一方のガイドレール114に当接するようにガイドレール114の長手方向(Y2側のX方向)に離間して2個取り付けられており、また図9(B)に示すように載置台車22Dの下面でもう一方のガイドレール114に当接するようにガイドレール114の長手方向(Y1側のX方向)に離間して取り付けられている。
基盤台車21Dの下面に取り付けられる2つの第1及び第2のガイドブロック61及び62と載置台車22Dの下面に取り付けられる2つの第1及び第2のガイドブロック61及び62とは、上両側移動面組立レール100Aの幅方向の中心線(図7のO3)を跨いで対抗するように配置されている。
【0046】
分割型走行台車20の着脱方法については後述するが、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aから離脱した後で上両側移動面組立レール100Aに装着するには、必ず分割型走行台車20を基盤台車21Dと載置台車22Dとに分離させた後で再度合体させる必要がある。33は、上記のように分割型走行台車20を再度合体させた時に分離前の基盤台車21Dと載置台車22Dとの位置関係と同じになるように載置台車22Dをガイドするための基盤台車21Dの上面に設けられた位置決めブッシュ挿入穴で、載置台車22Dの下面に設けられた位置決めブッシュ41が嵌挿される。
【0047】
38は、基盤台車21Dの上面に設けられた基盤台車21Dと載置台車22Dとを合体させるための台車締着ボルト5を螺嵌する台車締着ボルト取付穴で、上両側移動面組立レール100Aの長手方向(X方向)に離間して配置されている。
【0048】
上記したように基盤台車21Dは2つの第1及び第2のガイドブロック61及び62、モータ31、ピニオン32、位置決めブッシュ挿入穴33、転倒防止ハンドル34、転倒防止レバー35、転倒防止取付ボルト36、転倒防止レバー取付ブラケット37と台車締着ボルト取付穴38で形成されており、載置台車22Dは2つの第1及び第2のガイドブロック61及び62、位置決めブッシュ41、可搬用取手42、43、加工装置取付材44で形成されている。
【0049】
図10は、基盤台車21Dのみを上両側移動面組立レール100Aに装着して転倒しないように基盤台車転倒防止具30をセットした状態を示す図である。このような状態は、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aに装着または離脱させる過程で実現され、詳細は走行台車の着脱方法で後述する。35は、転倒防止取付ボルト36を軸に水平方向に回動自在に取付けられた転倒防止レバーで、その一端には転倒防止ハンドル34が取付けられている。
37は、基盤台車21Dと転倒防止レバー35とを接続するL型の転倒防止レバー取付ブラケットで、基盤台車21Dの第1のガイドブロック61を取付けていない側面、すなわちY1側の側面に取付けられている。118は、上両側移動面組立レール100Aの外側の側面に形成された基盤台車転倒防止溝で、転倒防止レバー35が挿入される。
【0050】
図8(A)に示すように、基盤台車21Dは、載置台車22Dを重ね合わせた際に載置台車22Dの下面に取付けられた第1及び第2のガイドブロック61及び62とY1側のガイドレール114とが当接できるようにL型の形状を有している。そのため、基盤台車21Dの重心はY2側に存在することになり、図10に示すように基盤台車21DのみをY2側のガイドレール114に装着した後で基盤台車21Dから手を離すと基盤台車21DはY2側に転倒する。そこで、転倒防止ハンドル34を時計回りに回動させることによって基盤台車転倒防止溝118に転倒防止レバー35を挿入させ、上記溝の上部と転倒防止レバー35の上部とを当接させて基盤台車21Dの転倒を防止する。
【0051】
次に上記した形成からなる可搬形の分割型走行台車20の上両側移動面組立レール100Aへの着脱動作について説明する。今、図7に示すように、上側ローラ611と下側ローラ612とがそれぞれガイドレール114に当接して、分割型走行台車20が上両側移動面組立レール100Aに装着されているものとする。
この状態で、分割型走行台車20を上方(Z2方向)へ持ち上げてもガイドレール114を上側ローラ611と下側ローラ612とで挟持しているので分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aから離脱することは不可能である。
【0052】
この状態から分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aから離脱させるには、図10に示すように転倒防止ハンドル34を時計回りに回動して転倒防止レバー35を上両側移動面組立レール100Aの側面に設けられた基盤台車転倒防止溝118に挿入させた後、2つの台車締着ボルト5を取り外す。
次に、図11に示すように載置台車22Dの下面に取付けられた第1及び第2のガイドブロック61及び62の下側ローラ612を中心にしてR2方向に少し回動させてから下側走行面117に沿って引き上げて分割型走行台車20を基盤台車21Dと載置台車22Dとに分離すると共に載置台車22Dを上両側移動面組立レール100Aから取り外す。
転倒防止レバー35を反時計回りに回動して元の状態に戻した後で、図12に示すように基盤台車21Dの下面に取付けられた第1及び第2のガイドブロック61及び62の下側ローラ612を中心にしてL2方向に少し回動させてから下側走行面117に沿って引き上げて基盤台車21Dを取り外す。
【0053】
上記の操作によって、分割型走行台車20を載置台車22Dと基盤台車21Dとに分離すると共に上両側移動面組立レール100Aから離脱できる。
【0054】
なお、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aに装着するときは、上記と逆の操作によって行われる。すなわち、図12に示すように基盤台車21DのY2側が下になるように傾けて基盤台車21Dの下面に取付けられた第1及び第2のガイドブロック61及び62の下側ローラ612をY2側のガイドレール114の下側走行面117に当接させる。
下側ローラ612を中心にL1方向に回動させて、ピニオン32と長尺のラック115とを噛み合わせながら上側ローラ611を上側走行面116に当接させた後、図10に示すように転倒防止ハンドル34を時計回りに回動させることによって転倒防止レバー35を基盤台車転倒防止溝118に挿入させて、基盤台車21Dの転倒を防止すると共に、基盤台車21Dを上両側移動面組立レール100Aに装着させる。ピニオン32が長尺のラック115に噛み合わない場合は下側ローラ612を下側走行面に当接したままで基盤台車21DをX方向に少し移動させればよい。
【0055】
次に、図11に示すように載置台車22Dの下面に取付けられた第1及び第2のガイドブロック61及び62の下側ローラ612をY1側のガイドレール114の下側走行面117に当接させる。下側ローラ612を中心にR1方向に回動させると共に、載置台車22DをX方向に移動させて位置決めブッシュ41を位置決めブッシュ挿入穴33に嵌挿させながら載置台車22Dを基盤台車21Dに重合させる。さらに台車締着ボルト5を締着して基盤台車21Dと載置台車22Dとを固定させた後、転倒防止ハンドル34を反時計回りに回動させて分割型走行台車20を走行可能にする。
【0056】
図13は、上記した分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aに装着する際に、載置台車22Dを基盤台車21Dの上面に重合させた状態を示す断面図で、台車締着ボルト5を締着する前の状態である。同図の符号Vは、上両側移動面組立レール100Aの設置面及びガイドレール114の上面と平行な平面で台車締着ボルト5を締着した際に基盤台車21Dの上面と載置台車22Dの下面とが密接する位置を示しており、V3は基盤台車21Dの上面の延長線を示し、V4は載置台車22Dの下面の延長線を示している。aは上記VとV3及びVとV4とがなす角度を示している。
なお、基盤台車21Dの第1及び第2のガイドブロック61及び62取付け面(下面)と基盤台車21Dの上面及び第1及び第2のガイドブロック61及び62の上面とは平行で、載置台車22Dの第1及び第2のガイドブロック61及び62取付け面と基盤台車21Dの上面と密接する載置台車22Dの下面とは平行である。
【0057】
基盤台車21Dに取付けられた第1のガイドブロック61の上面と、載置台車22Dに取付けられた第2のガイドブロック62の上面とはハの字に傾斜しており、台車締着ボルト5を締着することによって、第1及び第2のガイドブロック61及び62の上面がガイドレール114の上面と平行になるように回転が与えられて上側ローラ611に与圧が加わりガイドレール114を上側ローラ611と下側ローラ612とで挟持する。
【0058】
【本発明の効果】
本発明によれば、分割型走行台車20を第1の分割台車21(基盤台車21C又は21D)と第2の分割台車22(載置台車22C又は22D)とに分割することによって、分割型走行台車20を、図17においては、上両側移動面レール10Aに容易に結合又は解放自在にすることができ、上両側移動面レール10Aに分割型走行台車20を短時間で着脱をすることができる。また、着脱を行うための機構が簡単なので安価な可搬形の走行台車装置を提供することができる。
即ち、上記基盤台車21Cと上記載置台車22Cとを結合したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが密着すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが密着して基盤台車21C及び載置台車22Cとから成る分割型走行台車20が上両側移動面レール10Aと密着して移動可能状態なり、
上記基盤台車21Cと上記載置台車22Cとの結合を解放したときは上記第1の側面移動面15と第1の側面移動体25とが隙間を形成すると共に、上記第2の側面移動面16と第2の側面移動体26とが隙間を形成して基盤台車21C及び載置台車22Cとから成る分割型走行台車20が上両側移動面台車用レール10Aから離脱可能状態となる
【0059】
特に、図21においては、上両側移動面組立レール100Aの第1の上面端面移動面13Aに第1の上面端部移動体27が押圧されると共に、その上面移動面側の第1の側面移動面15に第1の側面移動体25が押圧されている。
同様に、第2の上面端面移動面14Aに第2の上面端部移動体28が押圧されると共に、その上面移動面側の第2の側面移動面16に第2の側面移動体26が押圧されている。このように、第1の上面端部移動体27と第1の側面移動体25とが上両側移動面組立レール100Aの第1の補助レール111を挟持し、同様に、第2の上面端部移動体28と第2の側面移動体26とが上両側移動面組立レール100Aの第2の補助レール112を挟持するので、本発明のように、基盤台車21Dと載置台車22Dとに分割すると、上両側移動面組立レール100Aに容易に結合又は解放自在することができる。
【0060】
また、本発明によれば、基盤台車21Dと載置台車22Dとを台車締着ボルト5で締着することによって、第1及び第2のガイドブロック61及び62の上側ローラ611に与圧が付加されて上両側移動面組立レール100Aの上部に敷設されたガイドレール114を挟持するので、上側ローラ611及び下側ローラ612の調整が不要となり、作業効率が大幅に改善できる。また、調整不充分による位置ずれを防止することができる。
【0061】
さらに、本発明によれば、基盤台車21Dの側面に基盤台車転倒防止具30が備わっているので、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aに着脱する過程で基盤台車21Dのみを上両側移動面組立レール100Aに載置しても上記転倒防止具をセットしておけば上両側移動面組立レール100Aから転倒落下を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 当該出願に係る発明の特徴を最もよく表す図である。
【図2】 図2は、従来例を示す加工用走行装置の断面図である。
【図3】 図3は、図2の背面図である。
【図4】 図4は、図2の状態から操作レバーを回動させて走行台車をレールから離脱させた状態、または走行台車をレールに取り付ける前にレールに載置した状態を示す図である。
【図5】 図5は、本発明を実施する可搬形走行台車装置にロボットRを搭載した使用状態を示すロボット搭載走行台車装置使用状態図である。
【図6】 図6は、図5からロボットRを取り外した本発明の可搬形走行台車装置の実施例の平面図である。
【図7】 図7は、図6の正面図である。
【図8】 図8は、基盤台車21Dの平面図及び正面図である。
【図9】 図9は、載置台車22Dの平面図及び正面図である。
【図10】 図10は、載置台車22Dを上両側移動面組立レール100Aから離脱後に基盤台車21Dが転倒しないように基盤台車転倒防止具30がセットせれていることを示す図である。
【図11】 図11は、載置台車22Dを上両側移動面組立レール100Aから着脱する過程を示す斜視図と正面図である。
【図12】 図12は、基盤台車21Dを上両側移動面組立レール100Aから着脱する過程を示す斜視図と正面図である。
【図13】 図13は、分割型走行台車20を上両側移動面組立レール100Aに装着する際に、載置台車22Dを基盤台車21Dの上面に重合させた状態を示す断面図である。
【図14】 図14は、分割型走行台車20を第1の分割台車21と第2の分割台車22とに分割することによって、分割型走行台車20を、上両側移動面レール10に結合又は解放自在にした走行台車装置のクレーム対応図である。
【図15】 図15は、分割型走行台車20の第1の分割台車21Aの結合面71と第2の分割台車22Aの結合面72とを、嵌め込み形状にした走行台車装置のクレーム対応図である。
【図16】 図16は、分割型走行台車20の第1の分割台車21Bの結合面71と第2の分割台車22Bの結合面72とを、平面と傾斜面とを組み合わせた形状にした走行台車装置のクレーム対応図である。
【図17】 図17は、分割型走行台車20の基盤台車(第1の分割台車)21Cの結合面71の上面に載置台車(第2の分割台車)22Cの結合面72が載置される形状にした走行台車装置のクレーム対応図である。
【図18】 図18は、第1の補助レール111と第2の補助レール112とをレール本体101に配設した上両側移動面組立レール100を使用した走行台車装置のクレーム対応図である。
【図19】 図19は、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面17に沿った第1の上面端面移動面13Aと第2の上面突部の長手方向の空間側の端面18に沿った第2の上面端面移動面14Aとを形成した上両側移動面レール10Bを使用した走行台車装置のクレーム対応図である。
【図20】 図20は、第1の上面端面移動面13A及び第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と、第2の上面端面移動面14A及び第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とをレール本体101に配設した上両側移動面組立レール100Aを使用した走行台車装置のクレーム対応図である。
【図21】 図21は、第1の上面端面移動面13A及び第1の側面移動面15を有する第1の補助レール111と、第2の上面端面移動面14A及び第2の側面移動面16を有する第2の補助レール112とをレール本体101に配設した上両側移動面組立レール100Aと、基盤台車(第1の分割台車)21Dの結合面71の上面に載置台車(第2の分割台車)22Dの結合面72を載置した分割型走行台車20とから構成した走行台車装置のクレーム対応図である。
【符号の説明】
R ロボット
5 台車締着ボルト
10 上両側移動面レール(図14乃至図16)
10A 上両側移動面レール(図17)
10B 上両側移動面レール(図19)
13 第1の上面移動面
13A 第1の上面端面移動面
14 第2の上面移動面
14A 第2の上面端面移動面
15 第1の側面移動面
16 第2の側面移動面
17 第1の上面突部の長手方向の空間側の端面
18 第2の上面突部の長手方向の空間側の端面
19 長手方向の空間
20 分割型走行台車
21 第1の分割台車(図14)
21A 第1の分割台車(図15)
21B 第1の分割台車(図16)
21C 基盤台車(第1の分割台車)(図17)
21D 基盤台車(第1の分割台車)(図21)
22 第2の分割台車(図14)
22A 第2の分割台車(図15)
22B 第2の分割台車(図16)
22C 載置台車(第2の分割台車)(図17)
22D 載置台車(第2の分割台車)(図21)
23 第1の上面移動体
24 第2の上面移動体
25 第1の側面移動体
26 第2の側面移動体
27 第1の上面端部移動体
28 第2の上面端部移動体
30 基盤台車転倒防止具
31 モータ
32 ピニオン
33 位置決めブッシュ挿入穴
34 転倒防止ハンドル
35 転倒防止レバー
36 転倒防止取付ボルト
37 転倒防止レバー取付ブラケット
38 台車締着ボルト取付穴
41 位置決めブッシュ
42 可搬用取手
43 可搬用取手
44 加工装置取付材
61 第1のガイドブロック
62 第2のガイドブロック
63 第1の上面ローラ
65 第1の側面ローラ
64 第2の上面ローラ
66 第2の側面ローラ
67 第1の上面端部ローラ(図21)
68 第2の上面端部ローラ(図21)
71 第1の分割台車の結合面
72 第2の分割台車の結合面
100 上両側移動面組立レール(図18)
100A 上両側移動面組立レール(図19)
101 レール本体101
103 第1の上面突部
104 第2の上面突部
111 第1の補助レール
112 第2の補助レール
114 ガイドレール
115 長尺のラック
116 上側走行面
117 下側走行面
118 基盤台車転倒防止溝
611 上側ローラ
612 下側ローラ

Claims (12)

  1. レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
    幅方向の両側の長手方向に沿った上面に第1の上面移動面及び第2の上面移動面を形成すると共に長手方向に沿った両側面に第1の側面移動面及び第2の側面移動面を形成する上両側移動面レールと、
    前記第1の上面移動面に移動自在に当接する第1の上面移動体とその上面移動面側の第1の側面移動面に移動自在に当接する第1の側面移動体とを備えた基盤台車と、
    前記第2の上面移動面に移動自在に当接する第2の上面移動体とその上面移動面側の第2の側面移動面に移動自在に当接する第2の側面移動体とを備えると共に前記基盤台車の上面に載置されて前記基盤台車と結合又は解放自在の載置台車とを備えて、
    前記基盤台車と前記載置台車とを結合したときは前記第1の側面移動面と第1の側面移動体とが密着すると共に前記第2の側面移動面と第2の側面移動体とが密着して基盤台車及び載置台車とから成る分割型走行台車が上両側移動面レールと密着して移動可能状態となり、
    前記基盤台車と前記載置台車との結合を解放したときは前記第1の側面移動面と第1の側面移動体とが隙間を形成すると共に前記第2の側面移動面と第2の側面移動体とが隙間を形成して基盤台車及び載置台車とから成る分割型走行台車が上両側移動面レールから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置。
  2. 上両側移動面レールが、第1の上面移動面及びその上面移動面側の第1の側面移動面を有する第1の補助レールと第2の上面移動面及びその上面移動面側の第2の側面移動面を有する第2の補助レールとを、前記第1の側面移動面及び前記第2の側面移動面がそれぞれ外側になるように、レール本体の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レールである請求項1記載の可搬形の走行台車装置。
  3. 上両側移動面レールが、幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有して第1の上面突部と第2の上面突部とに分離され、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第1の上面端面移動面と第2の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第2の上面端面移動面とを形成する請求項1記載の可搬形の走行台車装置。
  4. 上両側移動面レールが、幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部及び第2の上面突部を形成し、第1の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第1の上面端面移動面及びその上面移動面側の第1の側面移動面を有する第1の補助レールと、第2の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第2の上面端面移動面及びその上面移動面側の第2の側面移動面を有する第2の補助レールとを、前記第1の側面移動面及び前記第2の側面移動面がそれぞれ外側になるように、レール本体の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レールである請求項1記載の可搬形の走行台車装置。
  5. レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
    前記レールが幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部及び第2の上面突部を形成し第1の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第1の上面端面移動面及びその上面移動面側の第1の側面移動面を有する第1の補助レールと、
    第2の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第2の上面端面移動面及びその上面移動面側の第2の側面移動面を有する第2の補助レールとを、
    前記第1の側面移動面及び前記第2の側面移動面がそれぞれ外側になるようにレール本体の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レールと、
    前記第1の上面端面移動面に移動自在に当接する第1の上面端部移動体とその上面移動面側の第1の側面移動面に移動自在に当接する第1の側面移動体とを備えた基盤台車と、
    前記第2の上面端面移動面に移動自在に当接する第2の上面端部移動体とその上面移動面側の第2の側面移動面に移動自在に当接する第2の側面移動体とを備えると共に前記基盤台車の上面に載置されて前記基盤台車と結合又は解放自在の載置台車とを備えて、
    前記基盤台車と前記載置台車とを結合したときは前記第1の側面移動面と第1の側面移動体とが密着すると共に前記第2の側面移動面と第2の側面移動体とが密着して基盤台車及び載置台車とから成る分割型走行台車が上両側移動面組立レールと密着して移動可能状態となり、
    前記基盤台車と前記載置台車との結合を解放したときは前記第1の側面移動面と第1の側面移動体とが隙間を形成すると共に前記第2の側面移動面と第2の側面移動体とが隙間を形成して基盤台車及び載置台車とから成る分割型走行台車が上両側移動面組立レールから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置。
  6. 第1の上面移動体及び第1の側面移動体が、それぞれ第1の上面ローラ及び第1の側面ローラであり、第2の上面移動体及び第2の側面移動体が、それぞれ第2の上面ローラ及び第2の側面ローラである請求項1記載の可搬形の走行台車装置。
  7. 第1の上面端部移動体及び第1の側面移動体が、それぞれ第1の上面端部ローラ及び第1の側面ローラであり、第2の上面端部移動体及び第2の側面移動体が、それぞれ第2の上面端部ローラ及び第2の側面ローラである請求項5記載の可搬形の走行台車装置。
  8. レールに沿って走行する走行台車をレールに着脱自在に装着する可搬形の走行台車装置において、
    前記レールが幅方向の中央部分に沿って長手方向の空間を有した凹形状になって幅方向の両側の長手方向に沿った第1の上面突部及び第2の上面突部を形成し第1の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第1の上面端面移動面及びその上面移動面側の第1の側面移動面を有する第1の補助レールと、
    第2の上面突部の長手方向の空間側の端面に沿った第2の上面端面移動面及びその上面移動面側の第2の側面移動面を有する第2の補助レールとを、
    前記第1の側面移動面及び前記第2の側面移動面がそれぞれ外側になるようにレール本体の長手方向両端にそれぞれ配設した上両側移動面組立レールと、
    前記第1の上面端面移動面に移動自在に当接する第1の上面端部ローラとその上面移動面側の第1の側面移動面に移動自在に当接する第1の側面ローラとを挟持する第1のガイドブロックが取り付けられた基盤台車と、
    前記第2の上面端面移動面に移動自在に当接する第2の上面端部ローラとその上面移動面側の第2の側面移動面に移動自在に当接する第2の側面ローラとを挟持する第2のガイドブロックが取り付けられるとともに前記基盤台車の上面に載置されて前記基盤台車と結合又は解放自在の載置台車とを備えて、
    前記基盤台車と前記載置台車とを結合したときは前記第1の側面移動面と第1の側面ローラとが密着すると共に前記第2の側面移動面と第2の側面ローラとが密着して基盤台車及び載置台車とから成る分割型走行台車が上両側移動面組立レールと密着して移動可能状態となり、
    前記基盤台車と前記載置台車との結合を解放したときは前記第1の側面移動面と第1の側面ローラとが隙間を形成すると共に前記第2の側面移動面と第2の側面ローラとが隙間を形成して基盤台車及び載置台車とから成る分割型走行台車が上両側移動面組立レールから離脱可能状態となる可搬形の走行台車装置。
  9. 上両側移動面組立レール及び基盤台車に基盤台車転倒防止具を備えた請求項8記載の可搬形の走行台車装置。
  10. 上両側移動面組立レールの外側の側面に基盤台車転倒防止溝を形成し、基盤台車転倒防止溝に基盤台車の側面に当接自在な転倒防止レバーを備えた請求項9記載の可搬形の走行台車装置。
  11. 載置台車の結合面が、基盤台車の結合面の上面に載置される形状であって、前記基盤台車と前記載置台車との結合を解放したときは前記基盤台車の結合面と前記載置台車の結合面とがV字状の開き角度の空間を形成し、
    前記基盤台車と前記載置台車とを結合したときは前記基盤台車の結合面と前記載置台車の結合面とが平行になるように回転が与えられて与圧が加わり、第1の上面端部移動体と第1の側面移動体とが上両側移動面組立レールの第1の補助レールを挟持すると共に、第2の上面端部移動体と第2の側面移動体とが上両側移動面組立レールの第2の補助レールを挟持する請求項5記載の可搬形の走行台車装置。
  12. 基盤台車の結合面と載置台車の結合面との結合及び解放を前記基盤台車と前記載置台車を貫通する台車締着ボルトを締めるか緩めるかによって行う請求項5又は請求項8記載の可搬形の走行台車装置。
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