JPH03235769A - 建設機械のゴムクローラシュー装着治具及び離脱治具並にこれら治具の使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は建設機械のゴムクローラシュー装着治具及び離
脱治具並にこれら治具の使用方法に関するものである。

［従来の技術］ 近年、クローラ式走行体を有する建設機械の一部では、
走行時に舗装路面を損傷させないように、鉄クローラシ
ューに替えてゴムクローラシューーを走行体に装着し、
舗装路面の損傷を防止している。

第８図から第１θ図によりゴムクローラシュ−ｌの形状
を説明すると、該クローラシュー１は、ゴムよりなる無
端帯状体２の内周面に、周方向に等間隔で突出する建設
機械中心側ガイド部３及び建設機械外部側ガイド部４を
無端帯状体２の幅方向に向けて並設するとともに、各ガ
イド部３．４間に凹部５を形成している。

−Ｌ述したような形状を有するゴムクローラシュー１は
、建設機械のクローラフレーム（図示せず）に回転自在
に支持されたスプロケット６及びアイドラー７に、ガイ
ド部３かスプロケット６及びアイドラー７の建設機械中
心側（Ａ側）に、またガイド部４かスプロケット６及び
アイドラー７の建設機械外部側（Ｂ側）に位置し、１１
つスプロケット６の外周部に設けた歯８か前記四部５と
噛合するように掛け渡されている。

前記ゴムクローラシュー１の製造時における周方向の寸
法は、当該ゴムクローラシュー１がスプロケット６及び
アイドラー７に掛け渡された際に、シュー張り装置（図
示せず）を作動させてアイドラー７をスプロケット６に
可能な限り近接させ、スプロケット６とアイドラー７の
軸間距離を最短に設定してゴムクローラシュー１かたる
んだ状態にしても、前記ガイド部３．４かスプロケット
６、アイドラー７の側面周縁部に当接してゴムクローラ
シュー１か脱落するのを防止し得るような寸法になって
いる。

このため、従来、ゴムクローラシュ　ｉをスプロケット
６及びアイドラー７に装着するときには、スプロケット
６及びアイドラー７が空転し得るように建設機械を支持
し、前記シュー張り装置（図示せず）を作動させてスプ
ロケット６とアイドラー７の軸間距離を最短に設定した
後、スプロケット６の歯８と凹部５か噛合するようにゴ
ムクローラシューｌをスプロケット６に１１）け、作業
者かバール等の工具を用いて前記ゴムクローラシューー
１をアイドラー７側へ引き延はして該アイドラー７にゴ
ムクローラシュ＝１を掛けるようにしている。

［発明か解決しようとする課題］ ところかゴムクローラシューー１は、所定の機械的強度
を保持するためにゴムの硬度を硬くし、また走行に伴う
摩耗に対処するために厚さ寸法を大きくするとともに内
部に芯金（図示せず）を埋め込んでいるので、作業者が
アイドラー７にゴムクローラシュー１を掛けるときに、
ノ）−ル等の工具を用いてゴムクローラシュー１をアイ
ドラー７側へ引き延はそうとしても簡単には変形せず、
ゴムクローラシュー１をアイトラフにガイド部３がアイ
ドラー７の建設機械中心側（Ａ側）に、またガイド部４
かアイドラー７の建設機械外部側（Ｂ側）に位置するよ
うにｔｉ）けるのは、多大な労力を必要とし、効率良く
装着作業を行うことかできなかった。

また、同様の理由により、建設機械に装着されているゴ
ムクローラシューｌを鉄クローラシューに交換するため
に取り外す必要か生じた場合にも、アイドラー７からゴ
ムクローラシュ１を離脱させるのは容易ではない。

一方、前述したシュー張り装置のストローク量を大きく
して、ゴムクローラシュー１の着脱作業か容易に行える
位置までアイドラー７をスプロケット６に近接できるよ
うにすることも考えられるか、そのようにすると、シュ
ー張り装置か大型化して製作費がＦ昇するとともに、建
設機械の重量増加を招くという問題点かある。

本発明は」一連の問題点を解決するもので、ゴムクロー
ラシューーの着脱作業を効率良く行えるようにすること
を１目的としている。

［課題を解決するための手段］ 本発明の第１の発明は無端帯状体の内周面に、周方向に
等間隔て突出する建設機械中心側ガイド部と建設機械外
部側ガイド部とを内周面幅方向へ向けて・１１２設し１
１つ建設機械のクローラフレームに回転自在に支持され
たスプロケ・ソトとアイドラーによって周回駆動される
建設機械のゴムクローラ／ニーを前記スプロケ・ノドと
アイドラーに掛け渡す袋式治具において、ゴムクローラ
シューの延長方向から見てゴムクローラシューの幅方向
に延び１つゴムクローラシューーの内周面に並設された
建設機械中心側ガイド部及び建設機械外部側ガイド部の
先端部に当接可能なガイド部当接面を有する板状の基部
に、ゴムクローラシューの延長方向から見て略り字形状
を有し且つゴムクローラシューの建設機械外部側端面及
びゴムクローラシューの外周面に当接可能な保持部を設
けて建設機械外部側からゴムクローラシューに外嵌可能
なブラケットを形成し、前記基部に、ブラケットをゴム
クローラシューに外嵌させた際に、ゴムクローラシュー
の内周面に並設された各ガイド部のスプロケット側端部
及びアイドラー側端部に当接可能なストッパを設け、前
記基部の反ガイド部当接面に、ブラケットをゴムクロー
ラシューに外嵌させた際に、スプロケット側からアイド
ラー側に向って建設機械外部側から建設機械中心側へ斜
めに延び且つアイドラーの周縁部に当接可能な斜面を有
する突起部を設けたものである。

本発明の第２の発明は無端帯状体の内周面に、周方向に
等間隔て突出する建設機械中心側ガイド部と建設機械外
部側ガイド部を内周面幅方向に向けて並設し且つ建設機
械のクローラフレムに回転自在に支持されたスプロケッ
トとアイドラーに、建設機械中心側ガイド部がスプロケ
ット及びアイドラーの建設機械中心側に、また建設機械
外部側ガイド部がスプロケット及びアイドラーの建設機
械外部側に位置するように掛け渡され、前記スプロケッ
ト及びアイドラーによって周回駆動される建設機械のゴ
ムクローラシューの離脱治具において、ゴムクローラシ
ュの延長方向から見て、ゴムクローラシューの幅方向に
延びｎつゴムクローラシューの内周面こ並設された建設
機械中心側ガイド部及び建設機械外部側ガイド部の先端
部に当接可能なガイド部当接面を有する板状の基部に、
ゴムクローラシューーの延長方向から見て略り字形状を
有し且つゴムクローラシューの建設機械中心側端面及び
ゴムクローラシューの外周面に当接可能な保持部を設け
て建設機械中心側からゴムクローラシューに外嵌可能な
ブラケットを形成し、前記基部に、ブラケットをゴムク
ローラシューに外嵌させた際に、ゴムクローラシューの
内周面に並設された各ガイド部のスプロケット側端部及
びアイドラー側端部に当接可能なストッパを設け、前記
基部の反ガイド部当接面に、ブラケットをゴムクローラ
シューに外嵌させた際に、スプロケット側からアイドラ
ー側に向って建設機械中心側から建設機械外部側へ斜め
に延び且つアイドラーの周縁部に当接可能な斜面を有す
る突起部を設けたものである。

本発明の第３の発明は建設機械のクローラフレームに回
転自在に支持されたスプロケット及びアイドラーが空転
し得るように建設機械を支持し、無端帯状体の内周面に
、周方向に等間隔で突出する建設機械中心側ガイド部と
建設機械外部側ガイド部を内周面幅方向に向けて並設し
たゴムクローラシューを、前記スプロケットに各ガイド
部間内周面がスプロケットの周縁部に外接するように掛
けるとともに、ゴムクローラシューの建設機械中心側ガ
イド部よりも建設機械中心側の内周面がアイドラーの周
縁部に外接するように掛け、ゴムクローラシューのスプ
ロケットとアイドラーの間に位置している部分に、建設
機械外部側から建設機械のゴムクローラシュー装着治具
を外嵌させ、該装着治具がアイドラー側に移動するよう
にスプロケットを駆動して、ゴムクローラシューを周回
させるものである。

本発明の第４の発明は無端帯状体の内周面に、周方向に
等間隔て突出する建設機械中心側ガイド部と建設機械外
部側ガイド部を内周面幅方向に向けて並設し且つ建設機
械のクローラフレームに回転自在に支持されたスプロケ
ットとアイドラーに、建設機械中心側ガイド部がスプロ
ケット及びアイドラーの建設機械中心側に、また建設機
械外部側ガイド部がスプロケット及びアイドラーの建設
機械外部側に位置するように掛け渡された建設機械のゴ
ムクローラシューが空転し得るように建設機械を支持し
、ゴムクローラシューのスプロケットとアイドラーの間
に位置している部分に、建設機械中心側から建設機械の
ゴムクローラシュー離脱治具を外嵌させ、該離脱治具が
アイドラー側に移動するようにスプロケットを駆動して
ゴムクローラシューを周回させるものである。

［作　　　用］ 建設機械にゴムクローラシューを装着するときには、建
設機械のクローラフレームに回転自在に支持されたスプ
ロケット及びアイドラーが空転し得るように建設機械を
支持し、無端帯状体の内周面に、周方向に等間隔て突出
する建設機械中心側ガイド部と建設機械外部側ガイド部
を内周面幅方向に向けて・１に設したゴムクローラシュ
ーを、前記スプロケットに各ガイド部間内周面かスプロ
ケットの周縁部に外接するように掛けるとともに、ゴム
クローラシューーの建設機械中心側ガイド部よりも建設
機械中心側の内周面かアイドラーの周縁部に外接するよ
うに掛け、ゴムクローラシューのスプロケットとアイド
ラの間に位置している部分に、建設機械外部側から装着
治具を外嵌させ、該装着治具かアイドラー側に移動する
ようにスプロケットを駆動してゴムクローラシューを周
回させて、スプロケット及びアイドラーにゴムクローラ
シューを装着する。

建設機械に装着されているゴムクローラシュを建設機械
より離脱させる際には、無端帯状体の内周面に、周方向
に等間隔で突出する建設機械中心側ガイ！・部と建設機
械外部側ガイド部を内周面幅方向に向けて並設し且つ建
設機械のクローラフレームに回転自在に支持されたスプ
ロケットとアイドラーに、建設機械中心側ガイド部がス
プロケット及びアイドラーの建設機械中心側に、また建
設機械外部側ガイド部がスプロケット及びアイドラーの
建設機械外部側に位置するように掛け渡された建設機械
のゴムクロランニーか空転し得るように建設機械を支持
し、ゴムクローラシューーのスプロケットとアイドラー
の間に位置している部分に、建設機械中心側から離脱治
具を外嵌させ、該離脱治具かアイドラー側に移動するよ
うにスプロケットを駆動じてゴムクローラシューを周回
させて、スプロケット及びアイドラーに掛け渡されたゴ
ムクローラシューを離脱させる。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図から第４図（イ＞（０）（ハ）は、本発明の建設
機械のゴムクローラシュー装着治具の一例及び該ｌ治具
によりゴムクローラシューが装着される過程を示し、図
中、ゴムクローラシュー１、無端帯状体２、建設機械中
心側ガイド部３、建設機械外部側ガイド部４、凹部５、
スプロケット６、アイドラー７、歯８は、第８図から第
１Ｏ図中に示すものと同様の構成を有している。

以下、建設機械のゴムクローラシュー装着治具の形状を
説明する。

ゴムクローラシューｌの延長方向から見て、ゴムクロー
ラシュー１の幅方向に延び且つゴムクローラシュー１の
内周面に並設されたガイド部３．４の先端部に当接可能
なガイド部当接面ｌＯを有する板状の基部９の建設機械
外部側（Ｂ側）端部に、ゴムクローラシュー１の延長方
向から見て略り字形状を有し且つゴムクローラシュー１
の建設機械外部側（Ｂ側）端面１５及びゴムクローラシ
ュー１の外周面ＩＢに当接可能な保持部１７を設けて建
設機械外部側（Ｂ側）からゴムクローラシューｌに外嵌
可能なブラケット１８を形成する。

前記基部９に、ブラケット１８をゴムクローラシューｌ
に外嵌させた際に、前記ガイド部３．４のスプロケット
６側（Ｃ側）端部及びアイドラ７側（Ｄ側）端部に当接
可能なストッパ１１゜＋２．１３，１４を設ける。

前記基部９の反ガイド部当接面１９に、ブラケット１８
をゴムクローラシュー１に外嵌させた際に、スプロケッ
ト６側（Ｃ側）からアイドラー７側（Ｄ側）へ向って建
設機械外部側（Ｂ側）から建設機械中心側（Ａ側）へ斜
めに延び且つアイドラー７の周縁部に当接可能な斜面２
０を有する突起部２１を設けてゴムクローラシュー装着
治具を形成する。

なお、図中２２は、前記ブラケット１８を建設機械外部
側（Ｂ側）からゴムクローラシュー１に外嵌させたとき
に、該ゴムクローラシュー１のガイド部３よりも建設機
械中心側（Ａ側）寄りの内周面２３に当接可能なスペー
サを示している。

以下、前述したゴムクローラシュー装着治具の使用方法
を説明する。

まず、スプロケット６及びアイドラー７が空転し得るよ
うに建設機械を支持し、ンユー張り装置（図示せず）を
作動させてアイドラー７をスプロケット６に可能な限り
近接させてスプロケット６とアイドラー７の軸間距離を
最短に設定した後、スプロケット６の歯８と四部５とか
噛合するようにゴムクローラシュー１をスプロケット６
に掛ける。

次いで、ゴムクローラシュー１をアイドラ＝７に、ゴム
クローラシュ＝１のガイド部３よりも建設機械中心側（
Ａ側）寄りの内周面２３がアイドラー７の周縁部に外接
するように掛け、前記ゴムクローラシューｌのスプロケ
ット６とアイドラー７の間に位置している部分に、建設
機械外部側（Ｂ側）より前記装着治具を外嵌させる（第
１図、第２図、第３図（イ）、第４図（イ）参照）。

ゴムクローラシュー１に装着治具を外嵌させたならは、
スプロケット６を駆動して装着治具かアイドラー７側（
Ｄ側）へ移動するようにゴムクローラシュー１を周回さ
せる。

ゴムクローラシューー１の周回に伴い、装着治具の基部
９かゴムクローラシュー１とアイドラ７の間に噛み込ま
れると、ゴムクローラシュ＝１は引き延ばされて、装着
治具に後続してアイドラー７に向って移動する各ガイド
部３．４の先端部がアイドラー７の周縁部よりも該アイ
ドラー７の径方向外側に位置する（第３図（０）、第４
図（０）参照）。

このとき、ブラケット１８はストッパ１１．１２．１３
１４によりガイド部３．４に対して、ゴムクローラシュ
ーー１の周方向には移動しないようになっているので、
前記基部９は確実にアイドラー７に噛み込まれる。

同時に、装着治具の基部９がアイドラー７に噛み込まれ
ることにより、突起部２１の斜面２０かアイドラー７の
周縁部に当接し、装着治具はゴムクローラシュー１の周
回に伴って建設機械中心側（Ａ側）に移動し、建設機械
外部側（Ｂ側）から外嵌したブラケット１８の保持部１
７によってゴムクローラシュー１が建設機械中心側（Ａ
側）に押し込まれ、装着治具に後続するガイド部３がア
イドラー７の建設機械中心側（Ａ側）に位置するように
なり、更に装着治具かゴムフロラシュ−１の周回に伴っ
てアイドラー７の周方向に移動することにより、ゴムク
ローラシュｌの内周面２３のガイド部３．４間に位置す
る部分かアイドラー７の周縁部に外接し、ゴムクローラ
シューｌはスプロケット６及びアイドラー７に装着され
る（第３図（Ａ＞、第４図（Ａ）参照）。

ゴムクローラシュー１が装着され、該ゴムクローラシュ
＝１の周回に伴い、装着治具かアイドラー７より離反し
たならば、ゴムクローラシュ一１を停止させ、装着治具
をゴムクローラシュー１から取り外し、シュー張り装置
を作動させてゴムクローラシュー１に所定の張力が作用
するようにスプロケット６とアイドラー７の軸間距離を
調整する。

上述したように、本発明では、建設機械の駆動力を利用
してゴムクローラシュー１を容易に装着することかでき
る。

第５図から第７図（イ）（ロバＱ）　ｌよ、本発明の建
設機械のゴムクローラシュー離脱治具の一例及び該離脱
治具によりゴムクローラシューか離脱される経過を示し
、図中、第１図から第４図（イ）（０）Ｇ’＼）と同一
の符号を付した部分は同一物を表わしている。

ゴムクローラシュー離脱治具は前述したゴムクローラシ
ュー装着治具と同一形状のブラケット１８ををし、該ブ
ラケット１８は建設機械中心側（Ａ側）からゴムクロー
ラシュー１に外嵌したときに、ストッパ１１．１２．１
３．１４か、ガイド部４゜３のスプロケット６側（Ｃ側
）端部及びアイドラー７側（Ｄ側）端部に、また、保持
部１７がゴムクローラシュー１の建設機械中心側（Ａ側
）端面２４及び外周面１６に当接するようになっている
。

２５は基部９の反ガイド当接面に設けた突起部であって
、該突起部２５は、ブラケット１８を建設機械中心側（
Ａ側）からゴムクローラシュー１に外嵌させたときに、
スプロケット６側（Ｃ側）からアイドラー７側（Ｄ側）
に向って建設機械中心側（Ａ側）から建設機械外部側（
Ｂ側）へ斜めに延び且つアイドラー７の周縁部に当接可
能な斜面２６を有している。

以下、ゴムクローラシュー離脱治具の使用方法を説明す
る。

ます、スプロケット６及びアイドラー７か空転し得るよ
うに建設機械を支持し、シュー張り装置を作動させてス
プロケット６とアイドラー７の軸間距離を最短に設定し
た後、ゴムフロラシュ−１のスプロケット６とアイドラ
ー７の間に位置している部分に、建設機械中心側（Ａ側
）より離脱治具を外嵌させる（第５図、第６図、第７図
（イ）参照）。

ゴムクローラシュー１に離脱治具を外嵌させたならば、
スプロケット６を駆動して離脱治具かアイドラー７側（
Ｄ側）へ移動するようにゴムクローラシュー１を周回さ
せる。

ゴムクローラシュー１の周回に伴い、離脱治具の基部９
がゴムクローラシュー１とアイドラ７の間に噛み込まれ
ると、ゴムクローラシュー１は引き延ばされて、離脱治
具に後続してアイドラー７に向って移動する各ガイド部
３．４の先端部がアイドラー７の周縁部よりも該アイド
ラー７の径方向外側に位置する。

同時に離脱治具の基部９がアイドラー７の周縁部に噛み
込まれることにより、突起部２５の斜面２６がアイドラ
ー７の周縁部に当接しく第７図（ロ）参照）、離脱治具
はゴムクローラシューー■の周回に伴って建設機械外部
側（Ｂ側）へ移動し、建設機械中心側（Ａ側）から外嵌
したブラケ°ット１８の保ｆｈ部１７によってゴムクロ
ーラシューｌが建設機械外部側（Ｂ側）へ押し出され、
離脱治具に後続するガイド部３がアイドラー７の建設機
械外部側（Ｂ側）に位置するようになり、更に離脱治具
がゴムクローラシュー１の周回に伴ってアイドラー７の
周方向に移動することにより、ゴムクローラシュー１の
ガイド部３よりも建設機械中心側（Ａ側）寄りの内周面
２３がアイドラー７の周縁部に外接し、ゴムクローラシ
ュー１は容易に取り外すことのできる状態になる（第７
図（ハ）参照）。

よって本発明では、建設機械の駆動力を利用してゴムク
ローラシュー１を容易に取り外すことのできる状態にす
ることかてできる。

なお、本発明の建設機械のゴムクローラシュー装着治具
及び離脱治具並にこれら治具の使用方法は、上述の実施
例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論で
ある。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の建設機械のゴムクローラ
シュー装着治具及び離脱治具並にこれら治具の使用方法
によれば、装着治具あるいは離脱治具をゴムクローラシ
ューに外嵌させた後、建設機械の駆動力によってゴムク
ローラシューーを周回させることにより、短時間のうち
に容易にゴムクローラシューの装着作業あるいは離脱作
業を効率良く行うことができ、よって、装着、離脱作業
に従事する作業者の負担を軽減することかできるという
優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の建設機械のゴムクローラシュー装着治
具の一例を示す正面図、第２図は第１図の■−■矢視図
、第３図（イ）（ロ）Ｑ＼）は装着治具によりゴムクロ
ーラシューか装着される過程を示す側面図、第４図（イ
）（ロ）イ）は装着治具によりゴムクローラシューが装
着される過程を示す平面図、第５図は本発明の建設機械
のゴムクローラシュー離脱治具の一例を示す正面図、第
６図は第５図の■−Ｖｌ矢視図、第７図（イ）（ロ）（
）箇よ離脱治具によりゴムクローラシューか離脱される
過程を示す平面図、第８図はゴムクローラシューの一例
を示す側面図、第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ矢視図、第
１０図は第８図のＸ−Ｘ矢視図である。 図中、１はゴムクローラシュー、２は無端帯状体、３は
建設機械中心側ガイド部、４は建設機械外部側ガイド部
、６はスプロケット、７はアイドラー、９は基部、１０
はガイド部当接面、１１．１２．１３．１４はストッパ
、１５は建設機械外部側端面、１６は外周面、１７は保
持部、１８はブラケッ！・、１９は反ガイド部当接面、
２０．２６は斜面、２１２５は突起部、２３は内周面、
２４は建設機械中心側端面を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）無端帯状体の内周面に、周方向に等間隔で突出する
   建設機械中心側ガイド部と建設機械外部側ガイド部とを
   内周面幅方向へ向けて並設し且つ建設機械のクローラフ
   レームに回転自在に支持されたスプロケットとアイドラ
   ーによって周回駆動される建設機械のゴムクローラシュ
   ーを前記スプロケットとアイドラーに掛け渡す装着治具
   において、ゴムクローラシューの延長方向から見てゴム
   クローラシューの幅方向に延び且つゴムクローラシュー
   の内周面に並設された建設機械中心側ガイド部及び建設
   機械外部側ガイド部の先端部に当接可能なガイド部当接
   面を有する板状の基部に、ゴムクローラシューの延長方
   向から見て略Ｌ字形状を有し且つゴムクローラシューの
   建設機械外部側端面及びゴムクローラシューの外周面に
   当接可能な保持部を設けて建設機械外部側からゴムクロ
   ーラシューに外嵌可能なブラケットを形成し、前記基部
   に、ブラケットをゴムクローラシューに外嵌させた際に
   、ゴムクローラシューの内周面に並設された各ガイド部
   のスプロケット側端部及びアイドラー側端部に当接可能
   なストッパを設け、前記基部の反ガイド部当接面に、ブ
   ラケットをゴムクローラシューに外嵌させた際に、スプ
   ロケット側からアイドラー側に向って建設機械外部側か
   ら建設機械中心側へ斜めに延び且つアイドラーの周縁部
   に当接可能な斜面を有する突起部を設けたことを特徴と
   する建設機械のゴムクローラシュー装着治具。 ２）無端帯状体の内周面に、周方向に等間隔で突出する
   建設機械中心側ガイド部と建設機械外部側ガイド部を内
   周面幅方向に向けて並設し且つ建設機械のクローラフレ
   ームに回転自在に支持されたスプロケットとアイドラー
   に、建設機械中心側ガイド部がスプロケット及びアイド
   ラーの建設機械中心側に、また建設機械外部側ガイド部
   がスプロケット及びアイドラーの建設機械外部側に位置
   するように掛け渡され、前記スプロケット及びアイドラ
   ーによって周回駆動される建設機械のゴムクローラシュ
   ーの離脱治具において、ゴムクローラシューの延長方向
   から見て、ゴムクローラシューの幅方向に延び且つゴム
   クローラシューの内周面に並設された建設機械中心側ガ
   イド部及び建設機械外部側ガイド部の先端部に当接可能
   なガイド部当接面を有する板状の基部に、ゴムクローラ
   シューの延長方向から見て略Ｌ字形状を有し且つゴムク
   ローラシューの建設機械中心側端面及びゴムクローラシ
   ューの外周面に当接可能な保持部を設けて建設機械中心
   側からゴムクローラシューに外嵌可能なブラケットを形
   成し、前記基部に、ブラケットをゴムクローラシューに
   外嵌させた際に、ゴムクローラシューの内周面に並設さ
   れた各ガイド部のスプロケット側端部及びアイドラー側
   端部に当接可能なストッパを設け、前記基部の反ガイド
   部当接面に、ブラケットをゴムクローラシューに外嵌さ
   せた際に、スプロケット側からアイドラー側に向って建
   設機械中心側から建設機械外部側へ斜めに延び且つアイ
   ドラーの周縁部に当接可能な斜面を有する突起部を設け
   たことを特徴とする建設機械のゴムクローラシュー離脱
   治具。 ３）建設機械のクローラフレームに回転自在に支持され
   たスプロケット及びアイドラーが空転し得るように建設
   機械を支持し、無端帯状体の内周面に、周方向に等間隔
   で突出する建設機械中心側ガイド部と建設機械外部側ガ
   イド部を内周面幅方向に向けて並設したゴムクローラシ
   ューを、前記スプロケットに各ガイド部間内周面がスプ
   ロケットの周縁部に外接するように掛けるとともに、ゴ
   ムクローラシューの建設機械中心側ガイド部よりも建設
   機械中心側の内周面がアイドラーの周縁部に外接するよ
   うに掛け、ゴムクローラシューのスプロケットとアイド
   ラーの間に位置している部分に、建設機械外部側から請
   求項１記載の建設機械のゴムクローラシュー装着治具を
   外嵌させ、該装着治具がアイドラー側に移動するように
   スプロケットを駆動してゴムクローラシューを周回させ
   ることを特徴とする建設機械のゴムクローラシュー装着
   治具の使用方法。 ４）無端帯状体の内周面に、周方向に等間隔で突出する
   建設機械中心側ガイド部と建設機械外部側ガイド部を内
   周面幅方向に向けて並設し且つ建設機械のクローラフレ
   ームに回転自在に支持されたスプロケットとアイドラー
   に、建設機械中心側ガイド部がスプロケット及びアイド
   ラーの建設機械中心側に、また建設機械外部側ガイド部
   がスプロケット及びアイドラーの建設機械外部側に位置
   するように掛け渡された建設機械のゴムクローラシュー
   が空転し得るように建設機械を支持し、ゴムクローラシ
   ューのスプロケットとアイドラーの間に位置している部
   分に、建設機械中心側から請求項２記載の建設機械のゴ
   ムクローラシュー離脱治具を外嵌させ、該離脱治具がア
   イドラー側に移動するようにスプロケットを駆動してゴ
   ムクローラシューを周回させることを特徴とする建設機
   械のゴムクローラシュー離脱治具の使用方法。