JP2780447B2 - カウンターバランス式フォークリフトトラックおよびその製造方法 - Google Patents

カウンターバランス式フォークリフトトラックおよびその製造方法

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JP2780447B2
JP2780447B2 JP2160096A JP16009690A JP2780447B2 JP 2780447 B2 JP2780447 B2 JP 2780447B2 JP 2160096 A JP2160096 A JP 2160096A JP 16009690 A JP16009690 A JP 16009690A JP 2780447 B2 JP2780447 B2 JP 2780447B2
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達弥 山口
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株式会社豊田自動織機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はカウンターウェイト式フォークリフトトラッ
クの構造および製造方法に関する。
(従来の技術) 従来一般的な、四本のヘッドガードピラーを有する形
式のフォークリフトトラックは、そのピラーがフレーム
に固定されている。しかしながら、リアピラーをフレー
ムに固定するスペースを確保できないフォークリフトト
ラックでは、カウンターウェイトにタップ加工して、リ
アピラーをカウンターウェイトに固定するようにしてい
た。
ところで量産型のカウンターウェイト式フォークリフ
トトラックは第10図に示すように、フレーム10に固定さ
れたヘッドガード20をコンベアー50に吊り下げて、リア
アクスル,ステアリングロッド,ドライブユニット,フ
ロントアクスル,タイヤ等(これらを仮に駆動系60と総
称する)を組付けし、コンベアー50から降ろして各種の
補機類を組付けた後にカウンターウェイト70を載置して
いる。さて、先にとりあげたようなリアピラーをフレー
ムに固定するスペースを確保できないフォークリフトト
ラックでは、既に述べたようにリアピラーをカウンター
ウェイトに固定するようにしているため、あらかじめヘ
ッドガードを取り付けてしまうことはできない。このよ
うな機台を量産ラインに載せて製造するために、従来は
ヘッドガードピラーが二本のフロントピラーのみである
ヘッドガードをフレームに仮付けしていた。このように
して量産ラインに載せて、駆動系などの組付を行った後
に、仮付けしていたヘッドガードを取り外し、カウンタ
ーウェイトにリアピラーを固定するための穴をタップ加
工した上で、四本のヘッドガードピラーをもつ本来のヘ
ッドガードを、フロントピラーはフレームに、リアピラ
ーはカウンターウェイトにそれぞれボルトを用いて固定
していた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、カウンターウェイトにタップ加工する
のはかなりの手間がかかる作業であり、しかもカウンタ
ーウェイトの材質は必ずしもタップ加工に適したもので
あるとは言い難い。また、上述のように別のヘッドガー
ドを仮付けして後で付け替えるような製造方法について
も、かなりの手間がかかり効率の良くない方法であっ
た。
そこで本発明は、以上の問題に鑑み、組立の際に不必
要に手間のかからない、リアピラーをフレームに固定す
るスペースを確保できない形式のカウンターバランス式
フォークリフトトラックおよびその製造方法を提供する
ことを、その解決すべき技術的課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するために次のような手段を
講じている。
すなわち、第一発明ではヘッドガードを支えるための
フロントピラーをフレームに固定し、リアピラーをカウ
ンターウェイトに固定する形式のフォークリフトトラッ
クにおいて、カウンターウェイト吊り穴に、カウンター
ウェイト上面に配したリアピラー固定用のブラケットを
固定した。また第二発明では、ヘッドガードを支えるた
めのリアピラーをカウンターウェイトに固定する形式の
フォークリフトトラックにおいて、フロントピラーをフ
レームに固定するとともにリアピラーを治具を用いてフ
レームに仮付けし、該仮付け状態において駆動系の組付
を行い、その後カウンターウェイトを載置して前記治具
を取り外しリアピラーをカウンターウェイトに固定する
製造方法を採用した。
(作用) 上述の手段による本発明のカウンターバランス式フォ
ークリフトトラックおよびその製造方法によれば、組立
ラインの始めから治具を介してヘッドガードを機台に取
付け、カウンターウェイト載置後はブラケットを介して
前記ヘッドガードのリアピラーをカウンターウェイトに
固定する。
(実施例) 以下、本発明を具体化した実施例を第1図〜第9図に
基づいて説明する。
本発明にかかるフォークリフトトラックは、第1図に
図示されるように、フロントピラー21はフレーム10にボ
ルト23によって固定され、リアピラー22は段部を有した
プレート形状からなる左右一対の治具30およびボルト33
によってフレーム10の後部に仮付け固定される(第2図
および第3図参照)。リアピラー22には第6図に示すよ
うにブラケット24が溶接されており、該ブラケット24に
設けられたネジ穴25と前記ボルト33の螺合によってリア
ピラー22が仮付け固定される。このときリアピラー22の
下端部は、完成時の位置(カウンターウェイト載置時の
カウンターウェイト上面と接する位置)よりも少々上方
に位置するように治具30の大きさ及び形状が決められて
いる。このように完成時の位置からずれた位置に仮付け
固定されるのは一時的なことであり、そのずれの量はフ
ロントピラー21,リアピラー22,ヘッドガード20の撓みに
よって解消されるので問題はない。なお、図中31は治具
30を持つためのアームである。前述のようにしてヘッド
ガード20をフレーム10に仮付け固定した機台は第4図に
示すように量産ラインのコンベアー50に載せられて、駆
動系60が組付けられる。その後、量産ライン上でその他
の各種補機類などが組付けられ、カウンターウェイト70
が載置される。この時、先に述べたようにリアピラー22
の下端部は完成時の位置、すなわちカウンターウェイト
載置時のカウンターウェイト上面よりも高めにしてある
のでカウンターウェイト70を載置する作業の妨げとなる
ことはない。カウンターウェイト70を載置したのち、カ
ウンターウェイト70の吊り穴71にボルトナット81によっ
て、リアピラー22を固定するボルト83を締め付けるため
のナット部82を有する略プレート状のブラケット80を、
カウンターウェイト70の上面に面接するように固定する
(第5図参照)。その後、リアピラー22で仮付け固定し
ていた治具30を取り外して、リアピラー22を完成時の位
置に至らしめ、ボルト83とナット部82との螺合によりブ
ラケット24を介してリアピラー22を固定する(第6図参
照)。
上述のように構成したフォークリフトトラックおよび
その製造方法によれば、リアピラー22を固定する際にカ
ウンターウェイト70の吊り穴71を利用したためにカウン
ターウェイト70にタップ加工する必要が無くなり、組立
の効率がよくなる。また、カウンターウェイト70の材質
に起因するネジ山つぶれなどの起きる危惧も取り除かれ
る。さらに、上述した製造方法によって、カウンターウ
ェイトにリアピラーを固定する形式のフォークリフトト
ラックを製造するための手間を大幅に削減することがで
きる。
尚、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、
例えば、第7図に示すような左右一体型の治具35を用い
てリアピラー22とフレーム10を仮付け固定してもよい。
この場合には仮付けの作業がより容易に行える。また、
フロントピラー21の固定方法はボルト23によらない他の
方法、例えば溶接などによっても何ら差し支えない。あ
るいは、リアピラー22の仮付けもボルト33によらず例え
ば第8図に示すように鍵型のピン85と、このピン85に合
う鍵穴86,87をそれぞれ治具30およびリアピラー22に設
けてピン85を軸まわりに回動することにより係脱を行う
などのように、少ない操作で部材を着脱できる構成とし
て作業の効率を良くすることもできる。さらにはカウン
ターウェイト70に取り付けるブラケットはブラケット80
のように一体型でなくともよい。例えば第9図のよう
に、透孔91を持つ略立方体状のブラケット90を有したボ
ルト92をカウンターウェイト70に固定し、ボルト93によ
ってリアピラー22を固定するように構成することもでき
る。
製造方法においても、実施例中で述べたようにリアピ
ラー22の仮付け固定位置を完成時の位置よりも高めに設
定することは必ずしも必要な構成ではない。例えば、リ
アピラー22を完成時の位置に仮付け固定するように治具
30を設定した場合には、カウンターウェイト70を載置す
る前に治具30を取り外し、ヘッドガード20を上方からホ
イストクレーンなどで引っ張りながらカウンターウェイ
ト70を載置してやればよい。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、リアピラーをフ
レームに固定するスペースを確保できない形式のカウン
ターバランス式フォークリフトトラックを製造するに際
して、第一発明においてはカウンターウェイトを加工す
る手間が省かれ、また第二発明においては量産ラインに
適合しやすい製造方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第9図は本発明の実施例を表す図面であり、
第1図はヘッドガードをフレームに仮付け固定した状態
を表す側面図、第2図は仮付け時の治具の状態を表す部
分側面図、第3図は同じく仮付け時の治具の状態を表す
部分正面図、第4図はライン組付時の様子を模式的に表
した側面図、第5図はヘッドガードを仮付けしたままカ
ウンターウェイトを載置した状態を表す部分断面側面
図、第6図は完成時のピラーの取付状態を表す機台後方
からの部分斜視図、第7図は別の実施例による仮付け時
の治具の状態を表す部分正面図、第8図は別の実施例に
よる仮付け固定の手段を表す部分斜視図、第9図は別の
実施例によるリアピラーの固定状態を表す部分断面正面
図である。第10図は従来の一般的なフォークリフトトラ
ックの組立ラインの様子を模式的に表した側面図であ
る。 10……フレーム 20……ヘッドガード 21……フロントピラー 22……リアピラー 30……治具 60……駆動系 70……カウンターウェイト 71……吊り穴 80……ブラケット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドガードを支えるためのフロントピラ
    ーをフレームに固定し、リアピラーをカウンターウェイ
    トに固定する形式のフォークリフトトラックにおいて、
    カウンターウェイト吊り穴に、カウンターウェイト上面
    に配したリアピラー固定用のブラケットを固定したこと
    を特徴とするカウンターバランス式フォークリフトトラ
    ック。
  2. 【請求項2】ヘッドガードを支えるためのリアピラーを
    カウンターウェイトに固定する形式のフォークリフトト
    ラックにおいて、フロントピラーをフレームに固定する
    とともにリアピラーを治具を用いてフレームに仮付け
    し、該仮付け状態において駆動系の組付を行い、その後
    カウンターウェイトを載置して前記治具を取り外しリア
    ピラーをカウンターウェイトに固定することを特徴とす
    るカウンターバランス式フォークリフトトラックの製造
    方法。
JP2160096A 1990-06-19 1990-06-19 カウンターバランス式フォークリフトトラックおよびその製造方法 Expired - Lifetime JP2780447B2 (ja)

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CN104540771B (zh) * 2012-11-29 2016-12-21 力至优三菱叉车株式会社 叉车的护顶安装结构

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