JPH0558582U - クローラ走行体の走行用駆動装置の取付け構造 - Google Patents

クローラ走行体の走行用駆動装置の取付け構造

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JPH0558582U
JPH0558582U JP114692U JP114692U JPH0558582U JP H0558582 U JPH0558582 U JP H0558582U JP 114692 U JP114692 U JP 114692U JP 114692 U JP114692 U JP 114692U JP H0558582 U JPH0558582 U JP H0558582U
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JP
Japan
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traveling
drive device
crawler
crawler frame
frame
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JP114692U
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繁男 柘植
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Nippon Sharyo Ltd
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Nippon Sharyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】クローラ走行体のクローラフレームに取付けら
れる走行用駆動装置の着脱作業を容易にする。 【構成】クローラフレーム10の端部フランジ10aを
略垂直の平面に加工し、該端部フランジ10aに、走行
用駆動装置11に一体形成した取付用ブラケット11a
をボルト12とノックピン13とで締結する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械等のクローラ走行体の走行用駆動装置の取付け構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
クローラフレームに走行用駆動装置を備えたクローラ走行体では、走行用駆動 装置をクローラフレームに直接横方向から取付ける、いわゆる印篭構造のため、 走行用駆動装置取付部の加工は、クローラフレームが大型部品であるにも拘らず 高い精度が要求され、そのため多くの加工時間を要するので、例えば、図3及び 図4に示されるように、クローラシュー1の走行用駆動装置2を取付けるクロー ラフレーム3の先端部分をわざわざ分割して、別に加工した駆動装置取付けフレ ーム4をクローラフレーム3に溶接し、クローラフレーム3を90度起こして横 向きにして、駆動装置取付けフレーム4に走行用駆動装置2を上方から印篭には めこんでボルト5にて締結していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の取付け構造では、横向きの印篭結合部分があるため、特にメン テナンス時の分解組立が困難であり、しかも駆動装置取付部分の加工時間も多く を要していた。
【0004】 そこで本考案は、走行用駆動装置のクローラフレームへの取付・取外しと加工 が容易に行えるクローラ走行体の走行用駆動装置の取付け構造を提供することを 目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため本考案は、クローラフレームに走行用駆動装置を取付ける クローラ走行体において、前記クローラフレームの走行用駆動装置側の端部を略 垂直の平面に加工し、該端部に前記走行用駆動装置をボルト等の締結具で着脱可 能に取付けることを特徴としている。
【0006】
【作 用】
かかる構造により、クローラフレームの走行用駆動装置取付部は、略垂直の平 面であるからメンテナンス時の分解組立が容易で、しかも取付部の加工も容易に なる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1及び図2に基づいて説明する。
【0008】 クローラフレーム10は、走行用駆動装置11側の端部フランジ10aを略垂 直の平面に加工している。
【0009】 また、走行用駆動装置11は、前記端部フランジ10aに対応する平面を形成 した取付け用ブラケット11aを一体に形成し、該取付け用ブラケット11aを 前記クローラフレーム10の端部フランジ10aにボルト12とノックピン13 で締結している。
【0010】 このように構成することにより、走行用駆動装置11のクローラフレーム10 への取付け作業が容易に行え、メンテナンス時の走行用駆動装置11の脱着が容 易となる。
【0011】 また、従来のような駆動装置取付けフレームが不要となり、さらに、印篭結合 部は高精度の加工が要求されるが、本考案の取付け構造では、加工工数も少なく 、精度もそれ程高いものを要求されないので、コスト的にも有利である。
【0012】
【考案の効果】
本考案は以上のように、クローラ走行体のクローラフレームの走行用駆動装置 側の端部を略垂直の平面に加工し、該端部に前記走行用駆動装置をボルト等の締 結具で着脱可能に取付けるようにしたので、クローラフレーム端部の加工が容易 になり、また、走行用駆動装置のクローラフレームへの取付け・取外し作業が容 易に行え、特に、機械完成後でもクローラフレームを取外すことなく走行用駆動 装置の着脱が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例を示す要部の正面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 従来の走行用駆動装置の取付け構造を示す要
部の正面図
【図4】 図3のIV−IV断面図
【符号の説明】
10 クローラフレーム、10a クローラフレームの
端部、11 走行用駆動装置、11a 走行用駆動装置
の取付け用ブラケット、12 ボルト、13…ノックピ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クローラフレームに走行用駆動装置を取
    付けるクローラ走行体において、前記クローラフレーム
    の走行用駆動装置側の端部を略垂直の平面に加工し、該
    端部に前記走行用駆動装置をボルト等の締結具で着脱可
    能に取付けることを特徴とするクローラ走行体の走行用
    駆動装置の取付け構造。
JP114692U 1992-01-16 1992-01-16 クローラ走行体の走行用駆動装置の取付け構造 Pending JPH0558582U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012179926A (ja) * 2011-02-28 2012-09-20 Komatsu Ltd 履帯式走行車両の終減速装置およびこれを備えた履帯式走行車両

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915130A (ja) * 1972-04-03 1974-02-09
JPS50114732A (ja) * 1974-02-21 1975-09-08

Patent Citations (2)

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