JPH0744484Y2 - フロント独立式サスペンションの支持装置 - Google Patents

フロント独立式サスペンションの支持装置

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JPH0744484Y2
JPH0744484Y2 JP1988038556U JP3855688U JPH0744484Y2 JP H0744484 Y2 JPH0744484 Y2 JP H0744484Y2 JP 1988038556 U JP1988038556 U JP 1988038556U JP 3855688 U JP3855688 U JP 3855688U JP H0744484 Y2 JPH0744484 Y2 JP H0744484Y2
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JP
Japan
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subframe
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sub
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JP1988038556U
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JPH01141103U (ja
Inventor
俊男 近藤
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UD Trucks Corp
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UD Trucks Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用サスペンションに係り、特にフロント独
立式サスペンションの支持装置に関する。
〔従来の技術〕 車両用サスペンション機構に関する装置としては、例え
ば実開昭62-150209号公報に記載されているものが知ら
れている。
従来のこの種のサスペンションのうちフロント独立式サ
スペンションを用いたものとしては、第3図に示される
ものがある。このサスペンションはV型のロアアーム10
を有し、ロアアーム10のアンカーポイント12がサブフレ
ーム14下方に位置する構成を採用しているので、車体側
の剛性が確保しにくい場合がある。車体側の剛性が確保
されない場合には、フロントサスペンションの性能を十
分に引き出すことができないことがある。
そこで、第4図に示されるように、ロアアーム10のアン
カーポイント12を第3図のものよりもサブフレーム14側
に形成し、サブフレームフロント側メンバ16とサブフレ
ームリヤ側メンバ18とを車体側支持部20,22,24で連結
し、外力に対して有利な構成としたものが提案されてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第4図に示すサスペンションの構成では、車体
側の支持部20,22,24がそれぞれ枠構造で一体的に形成さ
れているためメンテナンス時の作業が困難であるという
不具合がある。
本考案の目的は、V字型ロアアームを支持するフレーム
側の補強部材を簡単な構成とすることができるフロント
独立式サスペンションの支持装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための本考案は、一対のフレームメ
ンバサイドにそれぞれフロント側サブフレームとリヤ側
サブフレームを離隔して固着し、各サブフレームにはア
ンカー部を形成し、各アンカー部にV字型ロアアームを
連結すると共にサブフレームフロント側メンバとサブフ
レームリヤ側メンバとを連結したフロント独立式サスペ
ンションの支持装置において、一対のパイプ状の連結メ
ンバをそれぞれ各サブフレームのアンカー部に着脱自在
に連結してなることを特徴とするものである。
〔作用〕
一対のパイプ状の連結メンバを、それぞれ各サブフレー
ムのアンカー部に連結されているため、フロントサスペ
ンションに外力が作用したときには、これらの力が連結
メンバを介してアンカー部に伝達され、外力に対する支
持力が各アンカー部によって分担される。このとき、各
アンカー部から発生する逆方向の動きを止めてV字型ロ
アアームの変形が防がれ、サスペンション機能が引き出
せる。
また、一対のパイプ状の連結メンバがそれぞれ各サブフ
レームのアンカー部に着脱自在に連結されているため、
メンテナンス時にこれらのメンバを容易に着脱すること
ができ、メンテナンス作業が容易となる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図に基づいて
説明する。
フレームメンバサイド30の底部にはフロント側サブフレ
ーム32とリヤ側サブフレーム34とが離隔して固着されて
いる。そして各サブフレーム32,34にはアンカー部36,38
が形成されている。これらアンカー部36,38にはV字型
ロアアーム40が連結されるようになっている。又、さら
にアンカー部36,38にはサブフレームフロント側メンバ4
2とサブフレームリヤ側メンバ44が連結されている。そ
してパイプ状の連結メンバ46がボルト・ナット48,50に
よりアンカー部36,38に締結され、アンカー部36とアン
カー部38とが連結メンバ46を介して連結されている。
以上の構成において、フロントサスペンションに車両の
前後方向の力、左右方向の力或いは上下方向の外力が作
用したときには、これらの力が連結メンバ46を介してア
ンカー部36,38に伝達され、外力に対する支持力が各ア
ンカー部36,38によって分担される。このとき各アンカ
ー部36,38から発生する逆方向の動きを止めることによ
りロアアーム40の変形を防ぎ、サスペンション性能を引
き出すことができる。
さらに、本発明によれば、連結メンバ46がボルト・ナッ
ト48,50にてアンカー部36,38に固定されているため、メ
ンテナンス作業時にも各メンバの着脱を容易に行なうこ
とができ、メンテナンス作業の作業性の向上を寄与する
ことができると共に、サブフレーム32,34を簡略化する
ことが可能となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、V字型ロアアーム
のアンカー部とパイプ状の連結部材とを着脱自在に連結
したため、フロントサスペンションに外力が作用しても
ロアアローム本体の変形を防ぐことができると共に、メ
ンテナンス作業時の作業性の向上に寄与することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部斜視図、第2図は
フロントサスペンションの全体構成を示す斜視図、第3
図は従来例の斜視図、第4図は他の従来例の斜視図であ
る。 30……フレームメンバサイド 32,34……サブフレーム 35,38……アンカー部 40……V字型ロアアーム 42……サブフレームフロント側メンバ 44……サブフレームリヤ側メンバ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のフレームメンバサイドにそれぞれフ
    ロント側サブフレームとリヤ側サブフレームを離隔して
    固着し、各サブフレームにはアンカー部を形成し、各ア
    ンカー部にV字型ロアアームを連結すると共にサブフレ
    ームフロント側メンバとサブフレームリヤ側メンバとを
    連結したフロント独立式サスペンションの支持装置にお
    いて、一対のパイプ状の連結メンバをそれぞれ各サブフ
    レームのアンカー部に着脱自在に連結してなることを特
    徴とするフロント独立式サスペンションの支持装置。
JP1988038556U 1988-03-24 1988-03-24 フロント独立式サスペンションの支持装置 Expired - Lifetime JPH0744484Y2 (ja)

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JP1988038556U JPH0744484Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24 フロント独立式サスペンションの支持装置

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Publication Number Publication Date
JPH01141103U JPH01141103U (ja) 1989-09-27
JPH0744484Y2 true JPH0744484Y2 (ja) 1995-10-11

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835471U (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 マツダ株式会社 自動車のサブフレ−ム
JPS5913131U (ja) * 1982-07-20 1984-01-26 株式会社アサヒ ベルト連結装置

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Publication number Publication date
JPH01141103U (ja) 1989-09-27

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