JP2697284B2 - エンジンルーム内の部品支持構造 - Google Patents

エンジンルーム内の部品支持構造

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両のエンジンルーム内に配置され車両走
行時における振動にともなって車両上下方向に振動荷重
が加わる部品を支持する構造に関するものである。
(従来の技術) 一般に車両の前部において、車両幅方向に延びるラジ
エータアッパサポートが配設されており、その車両後方
にラジエータ、バッテリ等エンジンルーム内の部品が配
置されている。このエンジンルーム内の部品の上下方向
の振動を抑えるために、これらのエンジンルーム内の部
品が上部および下部を支持されて取付けられている。
例えば実開昭60−46335号公報にラジエータの上側を
支持する構造が開示されている。この構造を第7図およ
び第8図に基づいて以下に説明する。
エンジンルーム内には車両幅方向および車両上下方向
に立設してラジエータ11が配設されている。このラジエ
ータ11の車両前後方向前側に車両幅方向に延びるラジエ
ータアッパサポート22が配設されており、このラジエー
タアッパサポート22は下方が開いた略コ字状断面に形成
されている。ラジエータアッパサポート22の上面には車
両前後方向に延びる板状のブラケット33がボルトおよび
ナットにより締結されている。このブラケット33の後部
には貫通孔33aが形成されており、この貫通孔33aに嵌合
されて弾性部材33bが設けられている。この弾性部材33b
に下方から嵌合されてサポート33cが設けられており、
このサポート33cの下面にてラジエータ11、の上部が支
持されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の技術においては、車両前後方向に延びるブラケ
ットの後部がラジエータの上部を支持している。このブ
ラケットの前部がラジエータに対して車両前方にオフセ
ットして配設された車両幅方向に延びるラジエータアッ
パサポートの上面に結合されている。このため、車両走
行時の車両の上下振動によって生じるラジエータの上下
振動にともないブラケットの後部がブラケットの前部に
対して車両上下方向に変位する。このブラケットの後部
の変位により、ブラケットの前部に結合されるラジエー
タアッパサポートにはねじり方向の荷重が加わる。この
荷重に対する変形を防止するためにラジエータアッパサ
ポートに高いねじり剛性が要求されていた。
そこで本発明は、ブラケットに加わる荷重を分散させ
て支持することにより、ラジエータアッパサポートに加
わるねじり方向の荷重を低減し、ラジエータアッパサポ
ートに要求されるねじり剛性を低く抑えることを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明における部品支持構造は、車両幅方向に延びる
ラジエータアッパサポートより低い位置に車両前後方向
または幅方向に延びる骨格部材が配設されており、前記
ラジエータアッパサポートより車両前後方向にオフセッ
トして配置されているエンジンルーム内の部品がラジエ
ータアッパサポートに取付けられた車両前後方向に延び
るブラケットにより支持されている構造をもつ車両にお
いて、車両上下方向に延びるラジエータサイドサポート
の上端が前記ラジエータアッパサポートに、下端が前記
骨格部材にそれぞれ固着されているとともに、前記ラジ
エータサイドサポートには車両上下方向に延びる縦壁が
形成されており、一方、前記ブラケットの前部に車両上
下方向に高さを持った固着部が形成されており、該固着
部が前記サイドサポートの縦壁に結合され、前記ブラケ
ットの後部によりエンジンルーム内の部品が支持されて
いることを特徴とする。
(作用) 本発明においては、車両走行時の車両と上下振動にと
もなうエンジンルーム内の部品の車両上下方向の振動が
車両上下方向に延びるラジエータサイドサポートを介し
てラジエータアッパサポートと車両の骨格部材とに分散
される。
(実施例) 続いて本発明の実施例を、第1図、第2図、第3図、
第4図、第5図及び第6図に基づいて説明する。
車両幅方向に延びるラジエータアッパサポート2が車
両幅方向および車両上下方向に延びるラジエータ1の車
両前後方向前側に配設されており、このラジエータアッ
パサポート2は下方が開いたハット型断面に形成されて
いる。このラジエータアッパサポート2より低い位置に
は車両前後方向に延びるフロントサイドメンバ4が配設
されている。
ラジエータサイドサポート5が車両上下方向に延びる
とともに車両前後方向後側が開いたハット型断面に形成
されており、このラジエータサイドサポート5がフロン
トサイドメンバ4とラジエータアッパサポート2とを連
結している。ラジエータサイドサポート5の前壁の上端
には前方へ延びるフランジ5aが形成され、このフランジ
5aが、ラジエータアッパサポート2の前側フランジ2aに
結合されている。ラジエータサイドサポート5の後上端
には車両幅方向に延びるフランジ5bが形成されており、
このフランジ5bがラジエータアッパサポート2の後壁2B
に結合されている。
また、ラジエータサイドサポート5の外側壁の下部が
フロントサイドメンバ4の外側面に結合され、ラジエー
タサイドサポート5の内側壁の下端に形成された車両幅
方向内側に延びるフランジ5cおよびラジエータサイドサ
ポート5の前壁の下端に形成された車両前方へ延びるフ
ランジ5dがフロントサイドメンバ4の上面に結合されて
いる。
一方、車両前後方向に延びるブラケット3Aがラジエー
タサイドサポート5に結合されており、このブラケット
3Aには車両上下方向かつ前後方向に延びる一対の側壁3
a、3aが形成されているとともに上壁3bがこれら一対の
側壁3a、3aの上端を結んで形成されている。これら一対
の側壁3a、3aの前部がラジエータサイドサポート5の外
側壁およい内側壁の対向する面に結合されている。さら
にブラケット3Aの上壁3bの前部がラジエータアップサポ
ート2に形成された車両後方へ延びるフランジ2bに結合
されている。
ブラケット3Aの上壁3bの後部に車両幅方向に延びるブ
ラケット3Bが結合されており、このブラケット3Bにより
ラジエータ1の車両幅方向外側端上部が支持されてい
る。
さらに他の実施例として、第5図および第6図に示す
ようなブラケット3Aの形状が考えられる。第5図におけ
るブラケット3Aは後部から前部へ二股に分かれて車両前
後方向に延びている。このブラケット3Aの前部はブラケ
ット3Aの後部の車両上下方向の変位を抑えるようにラジ
エータサイドサポート5の外側壁および内側壁に対向す
る面に車両上下方向二ヶ所で結合されている。一方、第
6図におけるブラケット3Aは車両前後方向に延びる水平
部の前部から車両下方へ延びるフランジ3cが形成されて
おり、このフランジ3cがブラケット3Aの後部の車両上下
方向の変位を抑えるように車両上下方向に高さをもって
ラジエータサイドサポート5の外側壁および内側壁の対
向する面に結合されている。
次に本実施例の効果について説明する。
ラジエータ1の車両上下方向の振動がブラケット3B、
ブラケット3Aを介して車両上下方向に延びるラジエータ
サイドサポート5に伝わり、ラジエータアッパサポート
2とフロントサイドメンバ4に分散される。このため、
ラジエータアッパサポート2にねじり方向が加わる荷重
が低減され、ラジエータアッパサポート2に要求される
ねじり剛性が低く抑えられる。
また、ラジエータ1の車両上下方向の振動がブラケッ
ト3Bを介してブラケット3Aの後部に上下方向荷重として
伝わる。ここでブラケット3Aの側壁3a、3aがラジエータ
サイドサポート5に形成された上下方向に延びる縦壁に
沿って結合されている。このブラケット3Aの側壁3a、3a
の車両前後かつ上下方向への回動が規制されてブラケッ
ト3A全体の動きが規制されるため、ブラケット3A前部に
対するブラケット3A後部の変位が抑えられる。したがっ
て、ラジエータサイドサポート5に加わる前後方向のね
じり荷重が抑えられ、ラジエータサイドサポート5に結
合されたラジエータアッパサポート2にねじり方向に加
わる荷重が低減される。その結果、ラジエータアッパサ
ポート2に要求されるねじり剛性が低く抑えられる。
さらには、ラジエータアッパサポート2の上面のブラ
ケットが無くなることによりラジエータアッパサポート
2の上面の見栄えが向上するとともに、ラジエータアッ
パサポート2の上方の空間が増大することで、この空間
を利用してフードのインナパネルの断面が拡大できるた
め、フードの補強が可能になる。
(発明の効果) 本発明は、エンジンルーム内の部品の車両上下方向の
振動が車両上下方向に延びるラジエータサイドサポート
を介してラジエータアッパサポートと車両の骨格部材と
に分散されるため、ラジエータアッパサポートの負担す
る荷重が低減される。したがって、ラジエータアッパサ
ポートに加わるねじり方向の荷重が低減され、ラジエー
タアッパサポートに要求されるねじり剛性が低く抑えら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図および第4図は本発明の実施例
の図面であり、第1図はラジエータおよびブラケット3B
を除くラジエータの支持部を車両後方から見た斜視図
を、第2図は第1図におけるA−A断面図を、第3図は
第1図におけるB−B断面図を、第4図は第1図におけ
るC−C断面図を、第5図および第6図はそれぞれ他の
実施例のブラケットを示している。 第7図および第8図は従来の技術の図面であり、第7図
はラジエータの支持部を上方から見た平面図を、第8図
は第7図におけるD−D断面図をそれぞれ示している。 1……ラジエータ 2……ラジエータアッパサポート 3A……ブラケット 3B……ブラケット 4……フロントサイドメンバ 5……ラジエータサイドサポート

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両幅方向に延びるラジエータアッパサポ
    ートより低い位置に車両前後方向または幅方向に延びる
    骨格部材が配設されており、前記ラジエータアッパサポ
    ートより車両前後方向にオフセットして配置されている
    エンジンルーム内の部品がラジエータアップサポートに
    取付けられた車両前後方向に延びるブラケットにより支
    持されている構造をもつ車両において、車両上下方向に
    延びるラジエータサイドサポートの上端が前記ラジエー
    タアッパサポートに、下端が前記骨格部材にそれぞれ固
    着されているとともに、前記ラジエータサイドサポート
    には車両上下方向に延びる縦壁が形成されており、一
    方、前記ブラケットの前部に車両上下方向に高さを持っ
    た固着部が形成されており、該固着部が前記サイドサポ
    ートの縦壁に結合され、前記ブラケットの後部によりエ
    ンジンルーム内の部品が支持されていることを特徴とす
    るエンジンルーム内の部品支持構造。
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