JPS5933732Y2 - 自動車車体の補剛構造 - Google Patents
自動車車体の補剛構造Info
- Publication number
- JPS5933732Y2 JPS5933732Y2 JP1978086579U JP8657978U JPS5933732Y2 JP S5933732 Y2 JPS5933732 Y2 JP S5933732Y2 JP 1978086579 U JP1978086579 U JP 1978086579U JP 8657978 U JP8657978 U JP 8657978U JP S5933732 Y2 JPS5933732 Y2 JP S5933732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bulkhead
- rear seat
- frame
- seat
- automobile body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のりャバルクヘッド廻りの補剤構造に関
するものである。
するものである。
自動車のフロアパネル後方部は、リヤシートの取付部か
ら上方に屈曲してリヤバルクヘッドが形成されるので、
該リヤシート取付部からりャバルクヘッドへの屈曲部は
強度上比較的弱い部分となり、該部には伺らかの補則を
施す必要があり、従来は例えば第３図に示すようにリヤ
バルクヘッドＡ下端の屈曲部にリンホースメントＢを接
合固定しこれにより該屈曲部に車体巾方向の閉断面部を
構成しているのが普通である（例えば実公昭５４−４５
６１５号公報参照）。
ら上方に屈曲してリヤバルクヘッドが形成されるので、
該リヤシート取付部からりャバルクヘッドへの屈曲部は
強度上比較的弱い部分となり、該部には伺らかの補則を
施す必要があり、従来は例えば第３図に示すようにリヤ
バルクヘッドＡ下端の屈曲部にリンホースメントＢを接
合固定しこれにより該屈曲部に車体巾方向の閉断面部を
構成しているのが普通である（例えば実公昭５４−４５
６１５号公報参照）。
又リヤシートは、フロアパネルのりャシート取付部の後
方２個所に設けたフックにリヤシートクッションに設け
た枠線等を引掛けた上で該クッション前刃部２佃所を上
記リヤシート取付部前端部に取付ねじで固定して取付け
る方策を採るのが普通であるので、従来はりャシート取
付部後端の上記屈曲部の剛性アップにリヤシートは一切
寄与できないものであった。
方２個所に設けたフックにリヤシートクッションに設け
た枠線等を引掛けた上で該クッション前刃部２佃所を上
記リヤシート取付部前端部に取付ねじで固定して取付け
る方策を採るのが普通であるので、従来はりャシート取
付部後端の上記屈曲部の剛性アップにリヤシートは一切
寄与できないものであった。
本考案はりャシートの取付構造を改良することにより、
該リヤシート取付部後端の屈曲部の補則をリヤシートの
シートフレームを利用して行い得るようにし、それによ
り従来のリンホースメントを不要として、部品の節減及
び組付工数の低減をはかろうとするもので、以下第１，
２図の実施例につき説明する。
該リヤシート取付部後端の屈曲部の補則をリヤシートの
シートフレームを利用して行い得るようにし、それによ
り従来のリンホースメントを不要として、部品の節減及
び組付工数の低減をはかろうとするもので、以下第１，
２図の実施例につき説明する。
第１，２図において１はりャシート、２は該リヤシート
のフレームであり、該リヤシートフレーム２には後方に
突出するブラケット３が溶接等により固着されている。
のフレームであり、該リヤシートフレーム２には後方に
突出するブラケット３が溶接等により固着されている。
該ブラケット３は第２図に示すようにリヤシートフレー
ム２の後部において両側部と中央部１個所以上即ち合計
３個所以上設けられる。
ム２の後部において両側部と中央部１個所以上即ち合計
３個所以上設けられる。
又上記シート１の後部が取付けられるべきバックヘッド
４の上記ブラケット３に対応する位置には、上記ブラケ
ット３をボルト５及びナツト６にて固定する為の取付部
４ａが形成され、該取付部４ａにブラケット３をボルト
５にて締付固定することによりリヤシート１の後部は車
体側に取付けられる。
４の上記ブラケット３に対応する位置には、上記ブラケ
ット３をボルト５及びナツト６にて固定する為の取付部
４ａが形成され、該取付部４ａにブラケット３をボルト
５にて締付固定することによりリヤシート１の後部は車
体側に取付けられる。
バックヘッド４はその両側部は例えばサイドシル等の強
度メンバーに固着されているがその中央部は支持部材が
なく車体のねじり及び曲げ荷重やバックレストへの乗員
の寄りかかり荷重に対し強度的に弱く、その為に従来は
第３図に示すようなリンホースメントＢによる補則が必
要となるのであるが、本考案では上記のようにリヤシー
トフレーム２の後方部における両側部及び中央部をブラ
ケット３を介してバルクヘッド４にしっかりと結合して
いるので、バルクヘッド４中央部にかかる車体のねじり
及び曲げ荷重或はバックレストへの乗員の寄りかかり荷
重等は中央のブラケット３よリシートフレーム２に伝わ
り、該シートフレーム２より両側のブラケット３，３及
びバルクヘッド４の両側部より図示しない車体両側のサ
イドシル等の剛性の高い強度メンバーに伝わってバルク
ヘッド中央部分の変形は上記サイドシル等の車体両側の
強度メンバーにより抑えられ、結局バルクヘッド４は鉄
部に取付けられたりャシート１のフレーム２により補剤
された状態となり、従来のようなリンホースメントは省
略できる。
度メンバーに固着されているがその中央部は支持部材が
なく車体のねじり及び曲げ荷重やバックレストへの乗員
の寄りかかり荷重に対し強度的に弱く、その為に従来は
第３図に示すようなリンホースメントＢによる補則が必
要となるのであるが、本考案では上記のようにリヤシー
トフレーム２の後方部における両側部及び中央部をブラ
ケット３を介してバルクヘッド４にしっかりと結合して
いるので、バルクヘッド４中央部にかかる車体のねじり
及び曲げ荷重或はバックレストへの乗員の寄りかかり荷
重等は中央のブラケット３よリシートフレーム２に伝わ
り、該シートフレーム２より両側のブラケット３，３及
びバルクヘッド４の両側部より図示しない車体両側のサ
イドシル等の剛性の高い強度メンバーに伝わってバルク
ヘッド中央部分の変形は上記サイドシル等の車体両側の
強度メンバーにより抑えられ、結局バルクヘッド４は鉄
部に取付けられたりャシート１のフレーム２により補剤
された状態となり、従来のようなリンホースメントは省
略できる。
尚シートフレーム２は通常図示のようなパイプ材等の極
めて強固な部材により構成されることは当然であるが、
それに固着されるブラケット３も例えば図示のように断
面はぼコ字状に構成する等、バルクヘッド４にかかる荷
重を確実にフレーム２に伝達し得る強度をもたせた構造
とすることが必要であることは言う迄もない。
めて強固な部材により構成されることは当然であるが、
それに固着されるブラケット３も例えば図示のように断
面はぼコ字状に構成する等、バルクヘッド４にかかる荷
重を確実にフレーム２に伝達し得る強度をもたせた構造
とすることが必要であることは言う迄もない。
又図において７はバックレスト、８はインシュレータを
示ス。
示ス。
以上のように本考案ではりャバルクヘッド部に取付けら
れるリヤシートのフレーム自体を積極的にリヤバルクヘ
ッドの補剤部材として利用し得る構成を採ることにより
、従来の特別なりンホースメントは完全に省略でき部品
点数の削減及び重量軽減をはかり得ると同時に、リヤシ
ートを取付ければ自然にリヤバルクヘッド部の補剤が行
われることになるので工数的にも従来構造にくらべはる
かに有利であり、全体的に大巾なコストダウンをはかる
ことができたもので、実用的に極めて犬なる効果をもた
らし得るものである。
れるリヤシートのフレーム自体を積極的にリヤバルクヘ
ッドの補剤部材として利用し得る構成を採ることにより
、従来の特別なりンホースメントは完全に省略でき部品
点数の削減及び重量軽減をはかり得ると同時に、リヤシ
ートを取付ければ自然にリヤバルクヘッド部の補剤が行
われることになるので工数的にも従来構造にくらべはる
かに有利であり、全体的に大巾なコストダウンをはかる
ことができたもので、実用的に極めて犬なる効果をもた
らし得るものである。
第１図は本考案の実施例を示す要部断面図、第２図は第
１図の要部斜視図である。 第３図は従来構成を示す要部断面図である。 １・・・・・・リヤシート、２・・・・・・フレーム、
３・・・・・・ブラケット、４・・・・・・バルクヘッ
ド、４ａ・・・・・・取付部、５・・・・・・ボルト、
６・・・・・・ナツト。
１図の要部斜視図である。 第３図は従来構成を示す要部断面図である。 １・・・・・・リヤシート、２・・・・・・フレーム、
３・・・・・・ブラケット、４・・・・・・バルクヘッ
ド、４ａ・・・・・・取付部、５・・・・・・ボルト、
６・・・・・・ナツト。
Claims (1)
- リヤシートフレームの後部の両側及び中央部にブラケッ
トを固着し、該ブラケットをバルクヘッド部に形成した
取付部に固着することによりリヤシート後部の取付けを
行う構成とし、該バルクヘッドの補則をリヤシートフレ
ームにて行うよう構成したことを特徴とする自動車車体
の補剤構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978086579U JPS5933732Y2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 自動車車体の補剛構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978086579U JPS5933732Y2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 自動車車体の補剛構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS554908U JPS554908U (ja) | 1980-01-12 |
| JPS5933732Y2 true JPS5933732Y2 (ja) | 1984-09-19 |
Family
ID=29011298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978086579U Expired JPS5933732Y2 (ja) | 1978-06-23 | 1978-06-23 | 自動車車体の補剛構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933732Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS573171Y2 (ja) * | 1980-02-20 | 1982-01-20 | ||
| JP4815979B2 (ja) * | 2005-10-05 | 2011-11-16 | マツダ株式会社 | 自動車の下部車体構造 |
-
1978
- 1978-06-23 JP JP1978086579U patent/JPS5933732Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS554908U (ja) | 1980-01-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0439084Y2 (ja) | ||
| US11912344B2 (en) | Vehicle lower part structure | |
| JP3528644B2 (ja) | 自動車の車体構造 | |
| JPS5933732Y2 (ja) | 自動車車体の補剛構造 | |
| JPH0622594Y2 (ja) | 自動車のエンジンマウント取付け体構造 | |
| JPH08276820A (ja) | 車両の後部車体構造 | |
| JP2001130450A (ja) | 自動車の車体前部構造 | |
| JPH04300792A (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
| JPS6113380Y2 (ja) | ||
| JP3633523B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JP2003011680A (ja) | ラジエータの支持構造 | |
| JPS6328708Y2 (ja) | ||
| JP4147653B2 (ja) | 自動車の前部車体構造 | |
| JP3890895B2 (ja) | 車両用シートのリクライニングデバイス取付構造 | |
| JP3507013B2 (ja) | チャイルドシートのテザーアンカ取付構造 | |
| JPH0635700Y2 (ja) | リヤサスペンションの取付部補強構造 | |
| JPS6212435A (ja) | シ−トスライド装置 | |
| JP3102587B2 (ja) | 自動車のシートベルト用バックルの取付構造 | |
| JPH0349985Y2 (ja) | ||
| JPS632808B2 (ja) | ||
| JP2540001Y2 (ja) | 片持ちヘッドレストの取付構造 | |
| JPH053421Y2 (ja) | ||
| JPH0249170Y2 (ja) | ||
| JP4224885B2 (ja) | 車両の前部車体構造 | |
| JP2851341B2 (ja) | 自動車の前部車体構造及びその組立方法 |