JP3102587B2 - 自動車のシートベルト用バックルの取付構造 - Google Patents

自動車のシートベルト用バックルの取付構造

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JP3102587B2
JP3102587B2 JP03267018A JP26701891A JP3102587B2 JP 3102587 B2 JP3102587 B2 JP 3102587B2 JP 03267018 A JP03267018 A JP 03267018A JP 26701891 A JP26701891 A JP 26701891A JP 3102587 B2 JP3102587 B2 JP 3102587B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のシートベルト用
バックルの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、エンジンをフロント
シートの下部側に配置したキャブオーバー型自動車はワ
ンボックスカーあるいはトラック等として広く普及して
いる。この種の自動車では、フロントシートの外側部分
が前車輪のホイールハウス上に位置することになる。こ
のため、従来では図10および図11に示すようにフロ
ントシート100はフロアパネル101上にブラケット
102を設け、このブラケット102にスライドレール
103を介して取付けられている。一方、図12および
図13に示すものはフロアパネル101上に断面矩形状
のメンバ104を装着し、このメンバ104にスライド
レール103の後端部をブラケット105を介してボル
ト締めしたものである。
【0003】このような自動車ではシートベルトのシー
トベルトバックル106をフロアパネル101上に直接
立設するか(図10参照)、メンバ104にシートベル
トバックル107を立設している(図12参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フロア
パネル101からフロントシート100までの位置が高
くなることから、前者では、シートベルトバックル10
6の長さX1 が長くなり、コストアップとなる。また、
後者では、メンバ104自体が大きくなり重量が嵩むこ
とになる。この場合、後席に乗員が居ると、メンバ10
4が乗員の足を妨げることになり、乗心地が悪くなる課
題がある。なお、図14に示すように、スライドレール
103にシートベルト用バックル108を取付ける方法
では、スライドレール103の構造が複雑となり、コス
トアップに継がる。
【0005】本発明は上記課題を解決し、シートベルト
用バックルにかかる荷重を分散して取付構造を簡素化
し、かつ、シートベルト用バックルの長さを短縮してコ
ストダウンを図ることができる自動車のシートベルト用
バックルの取付構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、フロントシートをスライド可能に支持する一
対のスライドレールの後端部を共通のメンバで支持した
自動車のシートベルト用バックルの取付構造において、
一端をサイドボディパネルのセンターピラー部分に固定
し、他端をフロアパネル上に立設したブラケットの上方
に固定したメンバに、上記スライドレールの後端部を固
定し、上記ブラケットの前端をパーキングレバーを支持
したパーキングレバーブラケットに固定するとともに、
上記メンバを固定したブラケットの上記メンバ取り付け
部の近傍に、シートベルト用バックルを固定したことに
ある。
【0007】
【作用】シートベルト用バックルにかかる引張荷重をブ
ラケットを通してパーキングレバーブラケットおよびメ
ンバーに分散し、フロアパネルおよびサイドボディパネ
ルで受ける。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0009】図1ないし図8において、1はキャブオー
バー型自動車に設けられたフロントシートである。この
フロントシート1はフロアパネル2に配設された2本の
スライドレール3,4にスライド可能に支持されてい
る。これらスライドレール3,4の前後端にはブラケッ
ト5a,5b,6a,6bがそれぞれ装着され、これら
後端側ブラケット5b,6bは図2に示すように共通の
パイプ状のメンバ7のブラケット7aにそれぞれボルト
8aを介して装着されている。このメンバ7は一端をサ
イドボディパネル9のセンターピラー部分にボルト8b
を介して固定し、他端をフロアパネル2に立設したブラ
ケット10に固定してある。
【0010】上記アウタ側のスライドレール3のブラケ
ット5aは、図4に示すようにホイルールハウス11に
設けられたストラットタワー12に螺着されている。ス
トラットタワー12には、サスペンションユニット(図
示せず)固定用のナット13のうち、アウタ側のナット
13′の近傍に、ブラケット5a固定用のボルト穴12
aが設けられ、このボルト穴12aに対応してストラッ
トタワー12の裏面にボルト14締結用のナット15が
溶着されている。このナット15はストラットタワー1
2裏面に配設されたリーンフォースメント16に溶着さ
れている。上記スライドレール3のブラケット5aに
は、上記ナット13の1つに係合する位置決め穴17が
穿設されており、この位置決め穴17を位置決め用ナッ
ト13′に係合させることで、スライドレール3のブラ
ケット5aに設けられたボルト穴5がボルト穴12aに
合致するように形成してある。
【0011】一方、内側のスライドレール4のブラケッ
ト6aはフロアパネル2に設けられた車体ブラケット1
8にボルト19を介して螺着してある。
【0012】上記ブラケット10の前端はパーキングレ
バー20を支持したパーキングレバーブラケット21に
ボルト22を介して連結されている。
【0013】23はシートベルトであり、このシートベ
ルト23のベルトラッチ24を留めるベルトバックル2
5が上記ブラケット10に図示しないボルトとナット2
6を介して固定されている。
【0014】上記構成によると、ベルトバックル25に
加わる引張荷重は、ブラケット10から、フロアパネル
2、またはブラケット10からパーキングレバーブラケ
ット21を介してフロアパネル2、あるいはブラケット
10からメンバ7を介してサイドボディパネル9に伝達
される。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明による自動車の
シートベルト用バックルの取付構造によれば、スライド
レールの後端を支持するメンバを、フロアパネルに立設
したブラケットとサイドボディパネルとの間に装着し、
上記ブラケットにシートベルト用バックルを設けたの
で、シートベルト用バックルに加わる引張荷重をフロア
パネルとサイドボディパネルに分散して受けることがで
きる。よって、ブラケットおよびフロアパネルの強度を
必要以上に大きくとる必要がない。また、シートベルト
の長さを短縮できるので、コストダウンを図ることがで
きる。外側および内側のスライドレールの後端をメンバ
にそれぞれ螺着し、該メンバの一端をサイドボディパネ
ルのセンターピラー部分に、メンバの他端をフロアパネ
ルに立設したブラケットの上方に固定したので、リヤシ
ートに腰掛けている乗員は、前方に足を出してもメンバ
によって妨げられることもなく、スライドレール下の空
間が広くなり、後部席の乗員の居住性が良くなる。外側
のスライドレールの前端をホイールハウスに設けられた
ストラットタワー の上方に螺着するとともに、上記内側
のスライドレールの前端をフロアパネルに設けられた車
体ブラケットの上方に螺着し、かつ上記外側および内側
のスライドレールの後端をメンバにそれぞれ螺着したの
で、スライドレールの取付位置の誤差による前後のずれ
を防止することができ、スライドレールのねじれを防止
することができる。また、これによりシートの組付作業
性が向上する。スライドレールの後端をメンバにそれぞ
れ螺着したので、スライドレールの後端がメンバから後
方に出っ張らないことから、フロントシートを後部側へ
スライドさせてもリヤシートの乗員の足にスライドレー
ルの後端が当たるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動車のシートベルト用バックル
の取付構造の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の後部側を拡大して示す斜視図である。
【図3】図1の矢視X方向の側面図である。
【図4】図1のアウタ側スライドレールの前端部を示す
分解斜視図である。
【図5】図1のインナ側スライドレールの前端部を示す
斜視図である。
【図6】中間を省略して示す図1のA−A線断面図であ
る。
【図7】中間を省略して示す図1のB−B線断面図であ
る。
【図8】ストラットタワーの斜視図である。
【図9】キャブオーバ型自動車を示す概念図である。
【図10】従来のシートベルト用バックルの取付構造を
示す側面図である。
【図11】図10の後部側斜視図である。
【図12】従来のシートベルト用バックルの取付構造を
示す側面図である。
【図13】図12の後部側斜視図である。
【図14】従来のシートベルト用バックルの取付構造を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 フロントシート 2 フロアパネル 3,4 スライドレール 5a,5b,6a,6b ブラケット 7 メンバ 9 サイドボディパネル 10 ブラケット 11 ホイールハウス 12 ストラットタワー 13,15 ナット 21 パーキングレバーブラケット 23 シートベルト 24 ベルトラッチ 25 ベルトバックル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 22/12 - 22/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントシートをスライド可能に支持す
    る一対のスライドレールの後端部を共通のメンバで支持
    した自動車のシートベルト用バックルの取付構造におい
    て、一端をサイドボディパネルのセンターピラー部分に
    固定し、他端をフロアパネル上に立設したブラケットの
    上方に固定したメンバに、上記スライドレールの後端部
    を固定し、上記ブラケットの前端をパーキングレバーを
    支持したパーキングレバーブラケットに固定するととも
    に、上記メンバを固定したブラケットの上記メンバ取り
    付け部の近傍に、シートベルト用バックルを固定した
    とを特徴とする自動車のシートベルト用バックルの取付
    構造。
JP03267018A 1991-09-18 1991-09-18 自動車のシートベルト用バックルの取付構造 Expired - Fee Related JP3102587B2 (ja)

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