JP2522635Y2 - トラックの車台フレーム - Google Patents
トラックの車台フレームInfo
- Publication number
- JP2522635Y2 JP2522635Y2 JP1988134819U JP13481988U JP2522635Y2 JP 2522635 Y2 JP2522635 Y2 JP 2522635Y2 JP 1988134819 U JP1988134819 U JP 1988134819U JP 13481988 U JP13481988 U JP 13481988U JP 2522635 Y2 JP2522635 Y2 JP 2522635Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner stiffener
- support member
- groove
- side rail
- engine support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、トラックの車台フレームに関するものであ
る。
る。
（従来の技術） 通常のトラックは、車体前後方向に延在する左右一対
の夫々断面形状が溝型をなすサイドレールと、車巾方向
に複数個並設され夫々の両端を上記左右のサイドレール
に固着されたクロスメンバとからなる梯子型の車台フレ
ームを具えており、同車台フレームに夫々サスペンショ
ン装置を介して前車軸及び後車軸が取付けられ、またキ
ャブ、エンジン及び荷台等が装架されている。上記車台
フレームのサスペンション装置を取付ける部分やエンジ
ンを搭載する部分等には、他の部分より大きな荷重が作
用するので、通常上記サイドレールの内側に断面形状が
溝型をなす補強用のインナスティフナが装着されてい
る。
の夫々断面形状が溝型をなすサイドレールと、車巾方向
に複数個並設され夫々の両端を上記左右のサイドレール
に固着されたクロスメンバとからなる梯子型の車台フレ
ームを具えており、同車台フレームに夫々サスペンショ
ン装置を介して前車軸及び後車軸が取付けられ、またキ
ャブ、エンジン及び荷台等が装架されている。上記車台
フレームのサスペンション装置を取付ける部分やエンジ
ンを搭載する部分等には、他の部分より大きな荷重が作
用するので、通常上記サイドレールの内側に断面形状が
溝型をなす補強用のインナスティフナが装着されてい
る。
いま一例として、エンジン及びトランスミッション組
立体の後方部分を車台フレームに支持する構造の典型的
な構成を第３図について具体的に説明すると、図中符号
10は車台フレームのサイドレールであって断面形状が溝
型をなし車体前後方向に延在している。12は上記サイド
レール10を補強するためその内側に装着された断面形状
が溝型をなすインナスティフナ、14はエンジン及びトラ
ンスミッション組立体（図示せず）の後方部分を支持す
るために左右のサイドレール間に架設されたＵ字状のエ
ンジン支持部材、16はボルト、リベット等の固着手段に
よって上記サイドレール10及びインナスティフナ12の各
フランジ10′及び12′に固着されたコ字状のブラケット
であって、同ブラケット16の上下方向の側面16′にボル
ト、リベット等の固着手段によって上記エンジン支持部
材14の上端部分が固着される。
立体の後方部分を車台フレームに支持する構造の典型的
な構成を第３図について具体的に説明すると、図中符号
10は車台フレームのサイドレールであって断面形状が溝
型をなし車体前後方向に延在している。12は上記サイド
レール10を補強するためその内側に装着された断面形状
が溝型をなすインナスティフナ、14はエンジン及びトラ
ンスミッション組立体（図示せず）の後方部分を支持す
るために左右のサイドレール間に架設されたＵ字状のエ
ンジン支持部材、16はボルト、リベット等の固着手段に
よって上記サイドレール10及びインナスティフナ12の各
フランジ10′及び12′に固着されたコ字状のブラケット
であって、同ブラケット16の上下方向の側面16′にボル
ト、リベット等の固着手段によって上記エンジン支持部
材14の上端部分が固着される。
（考案が解決しようとする課題） 上記第３図に示した従来の構成では、車台フレームと
は別個のブラケット16を必要とし、またブラケット16を
サイドレール10及びインナスティフナ12に固着するため
に鋲孔又はボルト孔を穿設し、鋲打ち又はボルト緊締作
業を行なわなければならないので、部品点数が多くな
り、製造コストが高くなると共に、重量が増大する等の
問題があった。
は別個のブラケット16を必要とし、またブラケット16を
サイドレール10及びインナスティフナ12に固着するため
に鋲孔又はボルト孔を穿設し、鋲打ち又はボルト緊締作
業を行なわなければならないので、部品点数が多くな
り、製造コストが高くなると共に、重量が増大する等の
問題があった。
本考案は、上述したエンジン支持部材等の取付構造を
合理化して製造コスト、部品点数及び重量の低減を図る
ことができるトラック用車台フレームを提供することを
目的とするものである。
合理化して製造コスト、部品点数及び重量の低減を図る
ことができるトラック用車台フレームを提供することを
目的とするものである。
（課題を解決するための手段） 本考案に係るトラックの車台フレームは、上記目的を
達成するために創案されたもので、車体前後方向に延在
する左右一対のそれぞれ断面形状が溝型をなすサイドレ
ール、同サイドレールの内側に添着された断面形状が溝
型をなすインナスティフナ、同インナスティフナのフラ
ンジの自由端縁に一体的に折曲げて形成され、Ｕ字形状
のエンジン支持部材を取付ける取付座を具備し、上記取
付座は互いに向い合って設けられたことを特徴とするも
のである。
達成するために創案されたもので、車体前後方向に延在
する左右一対のそれぞれ断面形状が溝型をなすサイドレ
ール、同サイドレールの内側に添着された断面形状が溝
型をなすインナスティフナ、同インナスティフナのフラ
ンジの自由端縁に一体的に折曲げて形成され、Ｕ字形状
のエンジン支持部材を取付ける取付座を具備し、上記取
付座は互いに向い合って設けられたことを特徴とするも
のである。
（作用） 本考案によれば、上記インナスティフナのフランジの
自由端線に、上下方向に折曲げて一体的に取付座が形成
されているので、別個のブラケットを必要とせず、ブラ
ケットの取付けに必要な作業上の手間を省くことがで
き、更に軽量化を実現することができる。
自由端線に、上下方向に折曲げて一体的に取付座が形成
されているので、別個のブラケットを必要とせず、ブラ
ケットの取付けに必要な作業上の手間を省くことがで
き、更に軽量化を実現することができる。
（実施例） 以下本考案の実施例を第１図及び第２図について具体
的に説明する。（なお、第３図に示した従前の構成と実
質的に同一又は対応する部材及び部分には同一の符号を
付し、重複説明は省略する。）本考案によれば、上記イ
ンナスティフナ12の上下のフランジ12′の自由端縁に上
下方向に折り曲げて一体的に形成された取付座18が互い
に向い合って設けられ、この取付座18にエンジン支持部
材14の上端部分が鋲或いはボルト等の固着手段によって
取付けられている。
的に説明する。（なお、第３図に示した従前の構成と実
質的に同一又は対応する部材及び部分には同一の符号を
付し、重複説明は省略する。）本考案によれば、上記イ
ンナスティフナ12の上下のフランジ12′の自由端縁に上
下方向に折り曲げて一体的に形成された取付座18が互い
に向い合って設けられ、この取付座18にエンジン支持部
材14の上端部分が鋲或いはボルト等の固着手段によって
取付けられている。
この構成によれば、エンジン支持部材14等他の部材を
装着するために別個のブラケットを必要とせず、またブ
ラケットをサイドレール10及びインナスティフナ12に固
着するための鋲孔、ボルト孔の穿孔作業及び鋲打ち、ボ
ルト締めの作業を省くことができるので、部品点数が少
なくなり、製造コストが低減され、更に重量の軽減が達
成される等の利点が得られる。
装着するために別個のブラケットを必要とせず、またブ
ラケットをサイドレール10及びインナスティフナ12に固
着するための鋲孔、ボルト孔の穿孔作業及び鋲打ち、ボ
ルト締めの作業を省くことができるので、部品点数が少
なくなり、製造コストが低減され、更に重量の軽減が達
成される等の利点が得られる。
（考案の効果） 叙上のように、本考案に係るトラックの車台フレーム
は、車体前後方向に延在する左右一対のそれぞれ断面形
状が溝型をなすサイドレール、同サイドレールの内側に
添着された断面形状が溝型をなすインナスティフナ、同
インナスティフナのフランジの自由端縁に一体的に折曲
げて形成され、Ｕ字形状のエンジン支持部材を取付ける
取付座を具備し、上記取付座は互いに向い合って設けら
れたことを特徴とし、エンジン支持部材等の取付部の構
造を簡素化し、部品点数及び製造コスト、更に重量を低
減し得る効果を奏するものである。
は、車体前後方向に延在する左右一対のそれぞれ断面形
状が溝型をなすサイドレール、同サイドレールの内側に
添着された断面形状が溝型をなすインナスティフナ、同
インナスティフナのフランジの自由端縁に一体的に折曲
げて形成され、Ｕ字形状のエンジン支持部材を取付ける
取付座を具備し、上記取付座は互いに向い合って設けら
れたことを特徴とし、エンジン支持部材等の取付部の構
造を簡素化し、部品点数及び製造コスト、更に重量を低
減し得る効果を奏するものである。
第１図は本考案の一実施例を示す側断面図、第２図は第
１図の矢印II方向から支持部材14を除去して視た正面
図、第３図は従来の構成を示す第１図同様の側断面図で
ある。 10…サイドレール、12…インナスティフナ、14…エンジ
ン支持部材、18…取付座
１図の矢印II方向から支持部材14を除去して視た正面
図、第３図は従来の構成を示す第１図同様の側断面図で
ある。 10…サイドレール、12…インナスティフナ、14…エンジ
ン支持部材、18…取付座
Claims (1)
- 【請求項１】車体前後方向に延在する左右一対のそれぞ
れ断面形状が溝型をなすサイドレール、同サイドレール
の内側に添着された断面形状が溝型をなすインナスティ
フナ、同インナスティフナのフランジの自由端縁に一体
的に折曲げて形成され、Ｕ字形状のエンジン支持部材を
取付ける取付座を具備し、上記取付座は互いに向い合っ
て設けられたことを特徴とするトラックの車台フレー
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988134819U JP2522635Y2 (ja) | 1988-10-15 | 1988-10-15 | トラックの車台フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988134819U JP2522635Y2 (ja) | 1988-10-15 | 1988-10-15 | トラックの車台フレーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0254724U JPH0254724U (ja) | 1990-04-20 |
| JP2522635Y2 true JP2522635Y2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=31393909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988134819U Expired - Lifetime JP2522635Y2 (ja) | 1988-10-15 | 1988-10-15 | トラックの車台フレーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522635Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5253050B2 (ja) * | 2008-09-03 | 2013-07-31 | 日野自動車株式会社 | トラックのフレーム構造 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58124321U (ja) * | 1982-02-17 | 1983-08-24 | 日産自動車株式会社 | パワ−ユニツト支持構造 |
| JPH0412810Y2 (ja) * | 1984-10-08 | 1992-03-26 |
-
1988
- 1988-10-15 JP JP1988134819U patent/JP2522635Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0254724U (ja) | 1990-04-20 |
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