JP2506782Y2 - 電動式移動棚装置におけるモ―タ取付構造 - Google Patents
電動式移動棚装置におけるモ―タ取付構造Info
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- JP2506782Y2 JP2506782Y2 JP1990109660U JP10966090U JP2506782Y2 JP 2506782 Y2 JP2506782 Y2 JP 2506782Y2 JP 1990109660 U JP1990109660 U JP 1990109660U JP 10966090 U JP10966090 U JP 10966090U JP 2506782 Y2 JP2506782 Y2 JP 2506782Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、床面等に敷設されたレールに沿ってモータ
駆動により移動可能に設置される電動式移動棚装置にお
けるモータの取付構造に関するものである。
駆動により移動可能に設置される電動式移動棚装置にお
けるモータの取付構造に関するものである。
この種の移動棚装置は、例えば第1図に示す如く、複
数の移動棚1が床面等に敷設されたレール2…に沿って
内部に組み込まれたモータに関係付けた車輪により移動
可能に設置されている。前記移動棚1は基板13、天板1
4、左右の側板15,15、該側板15,15間に適宜間隔で立設
された支柱17…、及び前記基板13と天板14間に段設され
た複数段の棚板16…等からなり、前記基板13下面に、第
2図に示すように前後のフレーム81,82と、この前後フ
レーム81,82間を連結してなる複数の縦フレーム83…か
らベースフレーム8が構成され、このベースフレーム8
上に前記支柱17…が立設され、更に天板14、側板15、棚
板16…等により移動棚1が組み立てられている。そし
て、この移動棚1をレール2上で移動可能に支持してな
る車輪9は、前後フレーム81,82間に一対の車輪ビーム1
0,10を架設し、両車輪ビーム10,10間に前後の車輪9、
9を、例えば図例の如くその一方を回動自在に軸着する
とともに、他方は各別の車輪9を互いに連結してなる車
軸7に固着し、この車軸7をベースフレーム8に取り付
けたモータ6に関係付け、このモータ6の駆動により各
車輪9を回転させ、もって移動棚1をレール2に沿って
移動可能としてなる。
数の移動棚1が床面等に敷設されたレール2…に沿って
内部に組み込まれたモータに関係付けた車輪により移動
可能に設置されている。前記移動棚1は基板13、天板1
4、左右の側板15,15、該側板15,15間に適宜間隔で立設
された支柱17…、及び前記基板13と天板14間に段設され
た複数段の棚板16…等からなり、前記基板13下面に、第
2図に示すように前後のフレーム81,82と、この前後フ
レーム81,82間を連結してなる複数の縦フレーム83…か
らベースフレーム8が構成され、このベースフレーム8
上に前記支柱17…が立設され、更に天板14、側板15、棚
板16…等により移動棚1が組み立てられている。そし
て、この移動棚1をレール2上で移動可能に支持してな
る車輪9は、前後フレーム81,82間に一対の車輪ビーム1
0,10を架設し、両車輪ビーム10,10間に前後の車輪9、
9を、例えば図例の如くその一方を回動自在に軸着する
とともに、他方は各別の車輪9を互いに連結してなる車
軸7に固着し、この車軸7をベースフレーム8に取り付
けたモータ6に関係付け、このモータ6の駆動により各
車輪9を回転させ、もって移動棚1をレール2に沿って
移動可能としてなる。
従来における前記モータ6のベースフレーム8への取
付構造は、例えば第5図、第6図に示す如く、略L形の
モータ取付板18の垂直片部分にモータ6を取り付け、こ
のモータ6の回転軸61に固着した歯車62が車軸7に固着
した歯車71と噛み合った状態で前記モータ取付板18の水
平片部分を前後のフレーム81、82間に架設された車輪ビ
ーム10上面等にボルト19にて固定するとともに、前記モ
ータ取付板18の側方から締め付けボルト20等によりモー
タ取付板18を車軸7方向へ付勢することにより、常にモ
ータ6の歯車62と車軸7の歯車71とが噛み合い状態を維
持しうるようにしている。
付構造は、例えば第5図、第6図に示す如く、略L形の
モータ取付板18の垂直片部分にモータ6を取り付け、こ
のモータ6の回転軸61に固着した歯車62が車軸7に固着
した歯車71と噛み合った状態で前記モータ取付板18の水
平片部分を前後のフレーム81、82間に架設された車輪ビ
ーム10上面等にボルト19にて固定するとともに、前記モ
ータ取付板18の側方から締め付けボルト20等によりモー
タ取付板18を車軸7方向へ付勢することにより、常にモ
ータ6の歯車62と車軸7の歯車71とが噛み合い状態を維
持しうるようにしている。
上記の如く、移動棚1におけるモータ6はベースフレ
ーム8に取り付けられるが、通常このモータ6の取付は
ベースフレーム8への支柱17、側板15、棚板16等を取り
付けた後ではモータ6のベースフレーム8への取り付け
作業が行い難くなるため、組み立て作業の最初の段階で
行われることが多い。しかし、上記のような従来のモー
タ取付構造では、モータ6をベースフレーム8へ取り付
けるには、モータ6を先ずモータ取付板18へ取り付けた
うえで、該モータ6の回転軸61へ歯車62を固着し、モー
タ取付板18を車輪ビーム10へ固定する必要があり、モー
タ6のベースフレーム8への着脱に手間がかかる。しか
も、モータ6を一旦ベースフレーム8へ取り付けた後は
モータ回転軸の歯車62と車軸7の歯車71とが互いに噛み
合ってしまっており、その後の組み立て作業の途中で移
動棚1を移動させたいときでも車輪9が空廻りせず移動
棚1を手動で移動させることが困難で組み立て作業を円
滑に行うことができない。又、従来の取付構造の場合、
モータ6の歯車62と車軸7の歯車71との噛み合い状態を
維持するための締め付けボルト20を別途設ける必要があ
り、しかも使用によりこの締め付けボルト20の緩みが発
生するといった問題があった。
ーム8に取り付けられるが、通常このモータ6の取付は
ベースフレーム8への支柱17、側板15、棚板16等を取り
付けた後ではモータ6のベースフレーム8への取り付け
作業が行い難くなるため、組み立て作業の最初の段階で
行われることが多い。しかし、上記のような従来のモー
タ取付構造では、モータ6をベースフレーム8へ取り付
けるには、モータ6を先ずモータ取付板18へ取り付けた
うえで、該モータ6の回転軸61へ歯車62を固着し、モー
タ取付板18を車輪ビーム10へ固定する必要があり、モー
タ6のベースフレーム8への着脱に手間がかかる。しか
も、モータ6を一旦ベースフレーム8へ取り付けた後は
モータ回転軸の歯車62と車軸7の歯車71とが互いに噛み
合ってしまっており、その後の組み立て作業の途中で移
動棚1を移動させたいときでも車輪9が空廻りせず移動
棚1を手動で移動させることが困難で組み立て作業を円
滑に行うことができない。又、従来の取付構造の場合、
モータ6の歯車62と車軸7の歯車71との噛み合い状態を
維持するための締め付けボルト20を別途設ける必要があ
り、しかも使用によりこの締め付けボルト20の緩みが発
生するといった問題があった。
本考案は上記の点に鑑み、電動式移動棚装置における
モータ取付構造として、モータの着脱が容易で、しか
も、モータを移動棚に取り付けた後でも、組み立て作業
中に必要に応じて移動棚を手動で移動可能として組み立
て作業を円滑に行えるとともに、使用によりモータ回転
軸の歯車と車軸の歯車との噛み合い状態の緩みが発生す
ることのないモータ取付構造を提供せんとすることを目
的とするものである。
モータ取付構造として、モータの着脱が容易で、しか
も、モータを移動棚に取り付けた後でも、組み立て作業
中に必要に応じて移動棚を手動で移動可能として組み立
て作業を円滑に行えるとともに、使用によりモータ回転
軸の歯車と車軸の歯車との噛み合い状態の緩みが発生す
ることのないモータ取付構造を提供せんとすることを目
的とするものである。
本考案に係る電動式移動棚装置におけるモータ取付構
造は上記の目的を達成するために、前後のフレームと、
前記前後フレーム間を連結する複数の縦フレームとで構
成される移動棚のベースフレームと、前記前後フレーム
間に架設された車輪ビームの車軸に軸着された車輪と、
前記車軸に固着された歯車と、前記前後フレーム間に架
設されたモータ取付ビームと、前記モータ取付ビームに
取り付けられたモータと、前記モータの回転軸に固着さ
れた歯車と、からなる電動式移動棚装置におけるモータ
取付構造において、前記モータ取付ビームに、前記車軸
を挿通する車軸挿通孔と、前記モータの回転軸を該回転
軸に固着された歯車とともに挿通可能で前後方向に長い
長孔に形成されたモータ回転軸挿通孔と、前後方向に長
く形成されたモータ仮止め用長孔と、モータ位置決め用
孔とを設けてなる。
造は上記の目的を達成するために、前後のフレームと、
前記前後フレーム間を連結する複数の縦フレームとで構
成される移動棚のベースフレームと、前記前後フレーム
間に架設された車輪ビームの車軸に軸着された車輪と、
前記車軸に固着された歯車と、前記前後フレーム間に架
設されたモータ取付ビームと、前記モータ取付ビームに
取り付けられたモータと、前記モータの回転軸に固着さ
れた歯車と、からなる電動式移動棚装置におけるモータ
取付構造において、前記モータ取付ビームに、前記車軸
を挿通する車軸挿通孔と、前記モータの回転軸を該回転
軸に固着された歯車とともに挿通可能で前後方向に長い
長孔に形成されたモータ回転軸挿通孔と、前後方向に長
く形成されたモータ仮止め用長孔と、モータ位置決め用
孔とを設けてなる。
本考案に係る電動式移動棚装置におけるモータ取付構
造は上記のとおりの構成であり、モータの回転軸を該回
転軸に固着された歯車とともにモータ取付ビームのモー
タ回転軸挿通孔へ挿入し、前記歯車が車軸の歯車と噛み
合わない状態でモータをモータ取付ビームの仮止め用長
孔部分へボルト等により仮止めし、この状態で必要な組
み立て作業を行った後、前記モータを仮止め用長孔に沿
って前後方向に移動させてモータ回転軸の歯車と車軸の
歯車とを噛み合わせた後、モータ取付ビームの位置決め
用孔へボルト等を螺挿し、該位置決め用ボルトを締結し
てモータとモータ取付ビームとを固定することによりモ
ータの歯車が車軸の歯車と噛み合った状態でモータをベ
ースフレームへ取り付ける。
造は上記のとおりの構成であり、モータの回転軸を該回
転軸に固着された歯車とともにモータ取付ビームのモー
タ回転軸挿通孔へ挿入し、前記歯車が車軸の歯車と噛み
合わない状態でモータをモータ取付ビームの仮止め用長
孔部分へボルト等により仮止めし、この状態で必要な組
み立て作業を行った後、前記モータを仮止め用長孔に沿
って前後方向に移動させてモータ回転軸の歯車と車軸の
歯車とを噛み合わせた後、モータ取付ビームの位置決め
用孔へボルト等を螺挿し、該位置決め用ボルトを締結し
てモータとモータ取付ビームとを固定することによりモ
ータの歯車が車軸の歯車と噛み合った状態でモータをベ
ースフレームへ取り付ける。
以下、図示した実施例に基づき本考案を更に詳細に説
明する。
明する。
第1図は移動棚装置の実施例斜視図であり、移動棚1
は第2図に示すように前後のフレーム81,82とこの前後
フレーム81、82間を連結してなる縦フレーム83…から構
成したベースフレーム8上に支柱17…を立設し、これに
基板13、側板15,15及び天板14等を取付け、又、基板13
と天板14との間に複数の棚板16…を段設して構成され
る。
は第2図に示すように前後のフレーム81,82とこの前後
フレーム81、82間を連結してなる縦フレーム83…から構
成したベースフレーム8上に支柱17…を立設し、これに
基板13、側板15,15及び天板14等を取付け、又、基板13
と天板14との間に複数の棚板16…を段設して構成され
る。
前記ベースフレーム8の幅方向には所定の間隔毎に一
対の車輪ビーム10,10が架設され、両車輪ビーム10,10間
の前後に車輪9が取り付けられており、図例のものでは
前側の車輪9は車輪ビーム10に回動自在に軸着され、後
側の車輪9は車軸7にて互いに連結されており、この車
軸7に固着された歯車71がベースフレーム8の適所に取
り付けたモータ6の回転軸61に固着された歯車62と噛み
合わされており、モータ6の回転に伴う車軸7の回転に
より移動棚1をレール2に沿って移動可能としてなる。
対の車輪ビーム10,10が架設され、両車輪ビーム10,10間
の前後に車輪9が取り付けられており、図例のものでは
前側の車輪9は車輪ビーム10に回動自在に軸着され、後
側の車輪9は車軸7にて互いに連結されており、この車
軸7に固着された歯車71がベースフレーム8の適所に取
り付けたモータ6の回転軸61に固着された歯車62と噛み
合わされており、モータ6の回転に伴う車軸7の回転に
より移動棚1をレール2に沿って移動可能としてなる。
そして本考案におけるモータ取付構造は第3図、第4
図に示される。
図に示される。
即ち、ベースフレーム8を構成する前後フレーム81,8
2は断面略コ字形部材を用いてなり、この前後フレーム8
1,82間に、これも断面略コ字形のモータ取付ビーム5が
架設されている。このモータ取付ビーム5の縦片51には
モータ回転軸61、及び車軸7を挿通するための孔52及び
53が設けられており、モータ取付ビーム5は前記車軸挿
通孔53へ車軸7を挿通した状態で前後フレーム81,82間
へ固着されており、前記モータ回転軸挿通孔52は前後に
長い長孔に形成されている。又、このモータ取付ビーム
5の上片54、及び下片56には前後方向に長い仮止め用長
孔57が設けられ、又、前記縦片56にはモータ位置決め用
孔55が設けられている。又、モータ6は、図例の如くそ
の基端面に略コ字形で前記モータ取付ビーム5に内嵌す
るモータ取付金具63がボルト64…により取付られ、前記
モータ取付ビーム5の縦片51部分にはこのボルト64…を
受け入れる長孔58…が設けられている。
2は断面略コ字形部材を用いてなり、この前後フレーム8
1,82間に、これも断面略コ字形のモータ取付ビーム5が
架設されている。このモータ取付ビーム5の縦片51には
モータ回転軸61、及び車軸7を挿通するための孔52及び
53が設けられており、モータ取付ビーム5は前記車軸挿
通孔53へ車軸7を挿通した状態で前後フレーム81,82間
へ固着されており、前記モータ回転軸挿通孔52は前後に
長い長孔に形成されている。又、このモータ取付ビーム
5の上片54、及び下片56には前後方向に長い仮止め用長
孔57が設けられ、又、前記縦片56にはモータ位置決め用
孔55が設けられている。又、モータ6は、図例の如くそ
の基端面に略コ字形で前記モータ取付ビーム5に内嵌す
るモータ取付金具63がボルト64…により取付られ、前記
モータ取付ビーム5の縦片51部分にはこのボルト64…を
受け入れる長孔58…が設けられている。
そして、モータ6をベースフレーム8へ取り付けるに
は、先ず、モータ6の回転軸61を該回転軸61に固着され
た歯車62とともにをモータ取付ビーム5の回転軸挿通孔
52へ挿通し、モータ回転軸61に固着した歯車62が車軸7
の歯車71と前後に位置し且つ互いに噛み合わない状態で
モータ取付金具63をモータ取付ビーム5の上片54及び下
片56に設けたモータ仮止め用長孔57部分に仮止め用ボル
ト4にて仮止めする。このように、モータ6の歯車62が
車軸7の歯車71と噛み合わない状態では車軸7は自由に
回転し、移動棚1は手動で移動させることができる。こ
のような状態で移動棚1を適宜移動させながら組み立て
作業を行う。そして、移動棚1を手動で移動させる必要
がなくなった段階で、モータ取付ビーム5に仮止めされ
ていたモータ取付金具63をモータ6の歯車62が車軸7の
歯車71と完全に噛み合うまで移動させ、モータ取付ビー
ム5の縦片51に設けた位置決め用孔55へ位置固定ボルト
3を挿通し、この位置固定ボルト3を締結することによ
りモータ歯車62と車軸歯車71とが完全に噛み合った状態
でモータ取付ビーム5へモータ取付金具63を固定する。
は、先ず、モータ6の回転軸61を該回転軸61に固着され
た歯車62とともにをモータ取付ビーム5の回転軸挿通孔
52へ挿通し、モータ回転軸61に固着した歯車62が車軸7
の歯車71と前後に位置し且つ互いに噛み合わない状態で
モータ取付金具63をモータ取付ビーム5の上片54及び下
片56に設けたモータ仮止め用長孔57部分に仮止め用ボル
ト4にて仮止めする。このように、モータ6の歯車62が
車軸7の歯車71と噛み合わない状態では車軸7は自由に
回転し、移動棚1は手動で移動させることができる。こ
のような状態で移動棚1を適宜移動させながら組み立て
作業を行う。そして、移動棚1を手動で移動させる必要
がなくなった段階で、モータ取付ビーム5に仮止めされ
ていたモータ取付金具63をモータ6の歯車62が車軸7の
歯車71と完全に噛み合うまで移動させ、モータ取付ビー
ム5の縦片51に設けた位置決め用孔55へ位置固定ボルト
3を挿通し、この位置固定ボルト3を締結することによ
りモータ歯車62と車軸歯車71とが完全に噛み合った状態
でモータ取付ビーム5へモータ取付金具63を固定する。
上記のような本考案に係るモータ取付構造によれば、
モータ6の回転軸61を該回転軸61に固着された歯車62と
ともにモータ取付ビーム5に形成された前後に長いモー
タ回転軸挿通孔52へ挿入してモータ6をモータ取付ビー
ム5に対して前後に移動可能としたことで、モータ6の
着脱を極めて容易に行うことができる。また、モータ6
の歯車62が車軸7の歯車71と噛み合わない状態で移動棚
1へモータ6を仮止めするから、移動棚1の各部の組み
立てに際してはこれをレール上で適宜手動で移動させな
がら組み立てを行うことができ、組み立て作業を円滑に
行うことができる。そして必要な組み立て作業が終了し
た後、仮止めされたモータ6をベースフレーム8から取
り外すことなくモータ取付金具63を移動してモータ6の
歯車62を車軸7の歯車71へ噛み合わせたうえでモータ取
付金具63をモータ取付ビーム5へ位置固定すればよく、
モータ6の最終的な位置固定も極めて容易に行うことが
できる。しかも、組み立て作業中で再び移動棚1を手動
で移動させたい場合にもモータ6をベースフレームから
完全に取り外すことなくモータ6の歯車62と車軸7の歯
車71との噛み合わせを解除し、再び移動棚1を手動で移
動させることもできる。
モータ6の回転軸61を該回転軸61に固着された歯車62と
ともにモータ取付ビーム5に形成された前後に長いモー
タ回転軸挿通孔52へ挿入してモータ6をモータ取付ビー
ム5に対して前後に移動可能としたことで、モータ6の
着脱を極めて容易に行うことができる。また、モータ6
の歯車62が車軸7の歯車71と噛み合わない状態で移動棚
1へモータ6を仮止めするから、移動棚1の各部の組み
立てに際してはこれをレール上で適宜手動で移動させな
がら組み立てを行うことができ、組み立て作業を円滑に
行うことができる。そして必要な組み立て作業が終了し
た後、仮止めされたモータ6をベースフレーム8から取
り外すことなくモータ取付金具63を移動してモータ6の
歯車62を車軸7の歯車71へ噛み合わせたうえでモータ取
付金具63をモータ取付ビーム5へ位置固定すればよく、
モータ6の最終的な位置固定も極めて容易に行うことが
できる。しかも、組み立て作業中で再び移動棚1を手動
で移動させたい場合にもモータ6をベースフレームから
完全に取り外すことなくモータ6の歯車62と車軸7の歯
車71との噛み合わせを解除し、再び移動棚1を手動で移
動させることもできる。
以上の如く本考案によれば、モータの回転軸を、該回
転軸に固着した歯車とともにモータ取付ビームのモータ
回転軸挿通孔へ挿入して前後にモータを移動可能とした
ことで、ベースフレームへのモータの着脱が極めて容易
であり、また、移動棚の組み立て当初にモータの歯車が
車軸の歯車と噛み合わない状態でベースフレームに予め
モータを仮止めしておくことで移動棚を手動で移動可能
な状態として組み立て作業を円滑に行うことができる。
そしてモータの位置固定を行う際にはモータを仮止め用
長孔に沿って前後に移動させるだけの極めて簡単な作業
でモータ歯車と車軸歯車とを確実に噛み合わせることが
でき、モータの最終的な位置固定も極めて簡単である。
又、移動棚を再び手動で移動させたい場合にもモータを
ベースフレームから取り外すことなく位置決め用ボルト
を外してモータを移動させるだけでモータ歯車と車軸歯
車との噛み合わせを解除することができる。しかも、モ
ータを位置決め用孔で固定した後はモータ歯車と車軸歯
車との噛み合い状態を確実に維持しうる。
転軸に固着した歯車とともにモータ取付ビームのモータ
回転軸挿通孔へ挿入して前後にモータを移動可能とした
ことで、ベースフレームへのモータの着脱が極めて容易
であり、また、移動棚の組み立て当初にモータの歯車が
車軸の歯車と噛み合わない状態でベースフレームに予め
モータを仮止めしておくことで移動棚を手動で移動可能
な状態として組み立て作業を円滑に行うことができる。
そしてモータの位置固定を行う際にはモータを仮止め用
長孔に沿って前後に移動させるだけの極めて簡単な作業
でモータ歯車と車軸歯車とを確実に噛み合わせることが
でき、モータの最終的な位置固定も極めて簡単である。
又、移動棚を再び手動で移動させたい場合にもモータを
ベースフレームから取り外すことなく位置決め用ボルト
を外してモータを移動させるだけでモータ歯車と車軸歯
車との噛み合わせを解除することができる。しかも、モ
ータを位置決め用孔で固定した後はモータ歯車と車軸歯
車との噛み合い状態を確実に維持しうる。
第1図は電動式移動棚装置の実施例斜視図、第2図は前
記移動棚装置の移動棚のベースフレームの平面図、第3
図は本考案に係るモータ取付構造の側面図、第4図は前
記モータ取付構造の分解斜視図、第5図は従来のモータ
取付構造の平面図、第6図は同じく側面図である。 1:移動棚、2:レール、3:固定ボルト、4:仮止めボルト、
5:モータ取付ビーム、6:モータ、7:車軸、8:ベースフレ
ーム、9:車輪、10:車輪ビーム、13:基板、14:天板、15:
側板、16:棚板、17:支柱、18:モータ取付板、19:ボル
ト、20:締め付けボルト、51:縦片、52:回転軸挿通孔、5
3:車軸挿通孔、54:上片、55:モータ位置決め用孔、56:
下片、57:モータ仮止め用長孔、58:孔、61:回転軸、62:
歯車、63:モータ取付金具、64:ボルト、71:歯車、81:前
フレーム、82:後フレーム、83:縦フレーム。
記移動棚装置の移動棚のベースフレームの平面図、第3
図は本考案に係るモータ取付構造の側面図、第4図は前
記モータ取付構造の分解斜視図、第5図は従来のモータ
取付構造の平面図、第6図は同じく側面図である。 1:移動棚、2:レール、3:固定ボルト、4:仮止めボルト、
5:モータ取付ビーム、6:モータ、7:車軸、8:ベースフレ
ーム、9:車輪、10:車輪ビーム、13:基板、14:天板、15:
側板、16:棚板、17:支柱、18:モータ取付板、19:ボル
ト、20:締め付けボルト、51:縦片、52:回転軸挿通孔、5
3:車軸挿通孔、54:上片、55:モータ位置決め用孔、56:
下片、57:モータ仮止め用長孔、58:孔、61:回転軸、62:
歯車、63:モータ取付金具、64:ボルト、71:歯車、81:前
フレーム、82:後フレーム、83:縦フレーム。
Claims (1)
- 【請求項1】前後のフレームと、前記前後フレーム間を
連結する複数の縦フレームとで構成される移動棚のベー
スフレームと、前記前後フレーム間に架設された車輪ビ
ームの車軸に軸着された車輪と、前記車軸に固着された
歯車と、前記前後フレーム間に架設されたモータ取付ビ
ームと、前記モータ取付ビームに取り付けられたモータ
と、前記モータの回転軸に固着された歯車と、からなる
電動式移動棚装置におけるモータ取付構造において、 前記モータ取付ビームに、前記車軸を挿通する車軸挿通
孔と、前記モータの回転軸を該回転軸に固着された歯車
とともに挿通可能で前後方向に長い長孔に形成されたモ
ータ回転軸挿通孔と、前後方向に長く形成されたモータ
仮止め用長孔と、モータ位置決め用孔とを設けてなるこ
とを特徴とする電動式移動棚装置におけるモータ取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990109660U JP2506782Y2 (ja) | 1990-10-18 | 1990-10-18 | 電動式移動棚装置におけるモ―タ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JPH0464235U JPH0464235U (ja) | 1992-06-02 |
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JPS5250582A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-22 | Nippon Electric Co | Switch |
-
1990
- 1990-10-18 JP JP1990109660U patent/JP2506782Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
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JPS5250582A (en) * | 1975-10-20 | 1977-04-22 | Nippon Electric Co | Switch |
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WO2017065214A1 (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 日本精機株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0464235U (ja) | 1992-06-02 |
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