JPH05254172A - サーマルヘッド駆動用ic - Google Patents

サーマルヘッド駆動用ic

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JPH05254172A
JPH05254172A JP5257892A JP5257892A JPH05254172A JP H05254172 A JPH05254172 A JP H05254172A JP 5257892 A JP5257892 A JP 5257892A JP 5257892 A JP5257892 A JP 5257892A JP H05254172 A JPH05254172 A JP H05254172A
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/35Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads providing current or voltage to the thermal head
    • B41J2/355Control circuits for heating-element selection

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速印字可能でラッチなしのサーマルヘッド
駆動用ICを実現する。 【構成】 EOR30の出力がローの時にデータ入力、
ハイの時に印字を可能にする。印字するか否かはストロ
ーブ信号で決める。EOR30の入力端は選択信号端子
SEL及びSELに接続する。使用する際、その一
方は電位を固定し、他方に選択信号を与える。 【効果】 ラッチなしでデータ入力と印字とを別タイミ
ングにでき、ストローブ信号を1種類にでき、単一仕様
のICを複数個用いて複数分割印字を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にサーマルヘッド駆
動用ICの改良に関し、さらにこれを用いて構成したサ
ーマルヘッド駆動回路の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、サーマルプリンタ、ファクシ
ミリ等、熱により印字を行う機器が用いられている。こ
の種の機器は、発熱抵抗体を所定個数並列配置したサー
マルヘッドを備え、この発熱抵抗体への通電を制御する
ことにより選択的に発熱させ、必要な文字等を印字する
ようにしている。
【0003】発熱抵抗体への通電を制御する回路、すな
わちサーマルヘッド駆動回路は、通常、サーマルヘッド
駆動用ICとして構成される。図11には、一従来例に
係るサーマルヘッド駆動用ICの内部回路の構成が示さ
れている。
【0004】この図に示されるICは、64ビットの駆
動出力を有するICである。すなわち、抵抗体に接続さ
れる駆動出力端子DO1 〜DO64を備えている。また、
各ビットへの出力を制御するためのデータはシリアル入
力される。すなわち、このICはシリアル入力端子SI
を有している。
【0005】このICの回路は、シフトレジスタ10、
ラッチ群12、AND群14及びトランジスタ群16を
有している。シフトレジスタ10は、64個のDフリッ
プフロップを縦続した構成であり、シリアル入力端子S
Iから入力されるデータをクロックに応じて順次シフト
し64ビットパラレルのデータに変換して出力する。ク
ロックは、クロック端子CLKから入力される。SO
は、この図のICを複数個並列して使用する場合のシリ
アル出力端子である。
【0006】ラッチ群12は、64個のラッチを含む構
成であり、ラッチ信号に応じてシフトレジスタ10のパ
ラレル出力をラッチする。ラッチ信号はラッチ信号端子
LAT/LAT(−)から入力され、その論理を正論理
とするか負論理とするかは制御信号端子CTLから入力
される制御信号により決定される。すなわち、EOR1
8の一方の入力端をIC内部でプルダウンしておき、こ
の入力端の電位を制御信号により制御することで、EO
R18の他方の入力端にラッチ信号端子LAT/LAT
(−)から入力される信号の論理を決めることができ
る。
【0007】ラッチ群12によりラッチされたデータ
は、AND群14に入力される。AND群14は、64
個の3入力ANDから構成されており、他の2個の入力
端にはストローブ信号が入力される。これら2個の入力
端の一方は、インバータ20を介してストローブ信号端
子AEO(−)に接続されかつプルアップされており、
他方は、バッファ22を介してストローブ信号端子BE
Oに接続されかつプルダウンされている。ユーザは、ス
トローブ信号端子AEO(−)及びBEOのうちいずれ
かの電位を固定し、他方からストローブ信号を入力する
ことで、ローアクティブかハイアクティブかを選択でき
る。
【0008】トランジスタ群16は、64個のFETか
ら構成されている。ただし、バイポーラでも構わない。
AND群14を構成するANDの出力端は、トランジス
タ群16を構成するFETのゲートに接続されており、
このFETのソースドレイン間には図示しない発熱抵抗
体が接続されており、この発熱抵抗体には図示しない出
力電圧VH が印加される。なお、GND及びGND2 は
接地端子である。
【0009】このICにより発熱・印字を実行する場
合、まず、SIからデータをシリアル入力し、シフトレ
ジスタ10によりこれをパラレルデータに変換する。さ
らに、パラレルデータをラッチ群12によりラッチし、
AND群14を経てトランジスタ群16に出力する。ト
ランジスタ群16はこのデータの値に応じて選択的にオ
ンオフし、64個の発熱抵抗体が電圧VH により選択的
に通電され、発熱する。通電の時間はストローブ信号の
発生時間であるため、ストローブ信号の発生時間により
熱量を制御できる。また、シフトレジスタ10とAND
群14との間にラッチ群12が介在しているため、デー
タ入力と発熱抵抗体への通電を並行して実行でき、高速
な動作が可能である。
【0010】また、シリアル出力端子SOを備えている
ため、複数のICを1個のブロックとして用いることが
できる。一方、サーマルヘッドを複数のブロックに区分
して各ブロック毎に印字制御を行うことにより並列性を
高め高速動作とすることが従来行われており、この場合
にはブロック数に応じて複数のストローブ信号を用いて
いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、さらに
回路を小型化しかつ光束性を維持向上させることが求め
られている。上述の構成では、ラッチ回路群が必要であ
るためこれが回路の小型化に支障となっていた。さら
に、複数のストローブ信号を用いてブロック毎の印字を
行う場合には、外部インタフェース回路が複雑になる。
【0012】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、高速印字性能を維
持しつつラッチ回路群をなくすことを目的とする。ま
た、本発明は、ブロック毎の印字を行う場合に単一のス
トローブ信号で足り、かつ使用するICの回路構成も単
一の構成で足りるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のサーマルヘッド駆動用ICは、複数
の選択信号端子と、この選択信号端子からの入力値の組
み合わせが所定値をとる場合にシリアルデータの入力
を、他の所定値をとる場合にストローブ信号が発生して
いる期間において抵抗体への通電を、それぞれ選択して
実行させる選択手段と、を備えることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明のサーマルヘッド駆動回路
は、本発明のサーマルヘッド駆動用ICを複数個備え、
これらサーマルヘッド駆動用ICを複数のブロックにそ
れぞれ1個以上割り当て、前記複数の選択信号端子のう
ち第1のグループを各ブロック毎に異なる電位に固定
し、第1のグループに属さない選択信号端子のみを含む
第2のグループに選択信号を供給し、単一のストローブ
信号により抵抗体への通電を複数のブロックに分割して
行うことを特徴とする。
【0015】そして、本発明のサーマルヘッドは、本発
明のサーマルヘッド駆動回路と、サーマルヘッド駆動回
路から電流の供給を受け発熱する抵抗体と、を備えるこ
とを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のサーマルヘッド駆動用ICにおいて
は、複数の選択信号端子が設けられる。シリアルデータ
の入力は、この端子からの入力値の組み合わせが所定値
をとる場合に行われ、抵抗体への通電は、他の所定値を
とる場合に行われる。したがって、シリアルデータの入
力タイミング及び抵抗体への通電タイミングは専ら選択
信号端子からの入力値により決定され、ストローブ信号
は通電(印字)時間を決定するのみであるから、1種類
のストローブ信号で足りることとなる。さらに、シリア
ルデータの入力タイミングと抵抗体への通電タイミング
を異なるタイミングとしているため、ラッチ等の手段に
よるデータ保持の必要がなくなる。
【0017】また、本発明のサーマルヘッド駆動回路
は、本発明のサーマルヘッド駆動用ICを複数個備え
る。この回路は複数のブロックに分割して印字を行う構
成である。その際、複数の選択信号端子のうち第1のグ
ループを各ブロック毎に異なる電位に固定し(例えばプ
ルアップ、プルダウンし)、残りの端子から選択信号を
供給するようにしている。従って、ICの構成は同一の
もので足りる。
【0018】そして、本発明のサーマルヘッドにおいて
は、本発明のサーマルヘッド駆動回路を用いて小型かつ
高速なサーマルヘッドが実現される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図11に示される従来例と同様
の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0020】図1には、本発明の第1実施例に係るサー
マルヘッド駆動用ICの構成が示されている。この図か
ら明らかなように、本実施例はラッチ回路群12を用い
ておらず、シフトレジスタ10のパラレル出力が直接A
ND群14に入力される。なお、AND群14は64個
の2入力ANDから構成されている。
【0021】この実施例においてラッチ回路群12を廃
止するために付加した構成は、入力選択回路24であ
る。入力選択回路24は、クロック端子CLKとシフト
レジスタ10の間に介在するAND26、ストローブ信
号端子STB(−)とAND群14の間に介在するAN
D28、並びにこれらAND26及び28に出力を与え
るEOR30を備えている。
【0022】EOR30の入力端は、それぞれプルアッ
プされると共に選択信号端子SEL及びSELに接
続されており、SELからの入力とSELからの入
力とが一致するときにロー、相違するときにハイを出力
する。EOR30の出力は、インバータ32を介してA
ND26に入力されており、従って、EOR30の出力
がハイのときのみクロックがシフトレジスタ10に入力
される。一方、EOR30の出力は直接にAND28に
入力されており、従って、EOR30の出力がローのと
きのみストローブ信号がAND群14に入力される。
【0023】このような入力選択回路24を設けた結
果、シフトレジスタ10の動作とAND群14による出
力動作は異なるタイミングとなる。すなわち、このIC
にSIを介してデータが入力されパラレル変換されてい
るときは印字は行われず、また、この動作が行われてい
ないタイミングにおいてのみ印字が行われ得る。従っ
て、従来、データの入力・パラレル変換の処理と印字と
を並行して行わせるため用いられていたラッチ機能が不
要となる。この結果、ゲート数が減り回路規模が小さく
なり、低コストで製造可能になる。加えて、高速印字性
も維持される。
【0024】さらに、ストローブ信号は、抵抗体に通電
する時間(熱量)を決定するのみであり、このICに印
字を行わせるか否かは選択信号の値により定まる。従っ
て、この図に示される回路構成のICを複数個用いてブ
ロック分割印字を行う際、ストローブ信号を複数種類用
いる必要がなく、外部インタフェースを簡素化でき、制
御方法も簡単になる。また、各ブロック毎に選択信号端
子SEL及びSELのいずれかをプルダウンすれ
ば、選択信号も少なくて済む。
【0025】図2には、この実施例のIC34を4個用
いて構成したサーマルヘッド駆動回路の構成が示されて
いる。この回路はIC34を2個づつA及びBブロック
に割り当て、2ブロック分割印字を可能にした回路であ
る。なお、図の簡単化のため各IC34の端子DO及び
これに接続される抵抗体36は1個のみ示している。各
ブロックにおいては、2個のIC34が縦続接続されて
いる。すなわち、一方のIC34の端子SOが他方の端
子SIに接続され、1ブロック=128ビットに構成さ
れている。また、Aブロックに属するIC34の選択信
号端子SELは電源VDDにプルアップ、Bブロックに
属するIC34の選択信号端子SELは接地GNDに
プルダウンされている。選択信号端子SELには、各
ブロック共通の選択信号が入力されている。さらに、入
力データ、クロック、ストローブ信号は、各ブロック共
通の信号線から入力される。
【0026】図3には、この回路の動作タイミングが示
されている。この図に示されるように、選択信号がハイ
の時にはAブロックに属するIC34のEOR30出力
がロー、Bブロックに属するIC34のEOR30出力
がハイである。従って、AブロックにおいてはAND2
6の出力がハイとなり、データ入力が行われ、Bブロッ
クにおいてはAND28の出力がローとなり、ストロー
ブ信号の発生期間に印字が行われる。
【0027】逆に、選択信号がローの時にはAブロック
に属するIC34のEOR30出力がハイ、Bブロック
に属するIC34のEOR30出力がローである。従っ
て、AブロックにおいてはAND28の出力がハイとな
り、ストローブ信号の発生期間に印字が行われ、Bブロ
ックにおいてはAND26の出力がローとなり、データ
入力が行われる。
【0028】このように、本実施例のIC34を用いて
ブロック分割印字を行う際には、選択信号端子SEL
及びSELのいずれかの電位をブロック毎に異なる電
位とし、残った選択信号端子SEL又はSELに選
択信号を入力すればよい。従って、各ブロック毎に動作
論理が異なるにもかかわらず、単一仕様のIC34を用
いかつストローブ信号を1種類のみ用いて高速の印字を
行うことができ、IC34製造工程上の変更(2以上の
動作論理への対応)が不要である。また、選択信号端子
SEL又はSELをプルアップするブロックの場
合、IC34内部でプルアップが行われているため、単
にワイヤボンディングを行わないのみで(オープンとす
るのみで)良く、ワイヤボンディング箇所数が減少す
る。
【0029】図4には、本発明の第2実施例に係るサー
マルヘッド駆動用ICの構成が示されている。この実施
例においては、選択信号の入力端子としてSEL−D、
A/B、SEL−S、/の4種類が設けられてい
る。入力選択回路38のEOR30の入力端はSEL−
D及びA/Bに接続されており、さらにAND28は3
入力ANDとして構成されている。AND28の入力端
は、第1実施例と同様インバータ32及びSTB(−)
に接続されているほか、EOR40に接続されている。
EOR40の入力端は、SEL−S及び/に接続さ
れている。
【0030】このような構成の入力選択回路38におい
て、特にEOR30及びAND26はSIからのデータ
入力のためのゲートとして機能する。すなわち、EOR
30の出力がハイであれば、クロックがシフトレジスタ
10に入力され、データがSIから入力される。
【0031】また、特にEOR40、インバータ32及
びAND28は印字のためのゲートとして機能する。す
なわち、EOR30の出力がローであってデータ入力が
行われていないときのみAND28の出力がハイとなり
得るため、印字タイミングはデータ入力タイミングと異
なるタイミングとなる。また、このICにおいて印字を
行うか否かはEOR40の出力により決定され、印字時
間はストローブ信号により決定される。
【0032】図5には、この実施例のIC42を8個用
い、4ブロック分割印字を行うようにした回路の構成が
示されている。各ブロックにはそれぞれ2個のIC42
が割り当てられており、各IC42のSEL−D、SE
L−S、STB(−)及びCLKに係る信号線は共通で
ある。また、4個のブロックのうちA−及びA−に
属する4個のIC42は縦続接続されており、合計25
6ビットのシリアルデータをパラレルに変換する。同様
に、B−及びB−に属する4個のIC42は縦続接
続されており、合計256ビットのシリアルデータをパ
ラレルに変換する。A−及びA−とB−及びB−
には共通の信号線からデータが入力される。
【0033】各ブロックにおいては、A/B及び/
がプルアップ又はプルダウンされている。例えばブロッ
クA−ではA/B=ハイ、/=ハイ、A−では
A/B=ハイ、/=ロー、B−ではA/B=ロ
ー、/=ハイ、B−ではA/B=ロー、/=
ローである。
【0034】図6には、この回路の動作タイミングが示
されている。まず、各IC42に端子SEL−Dから入
力される選択信号がローの場合、A/BがハイのIC4
2ではEOR30の出力がハイ、A/BがローのIC4
2ではローとなる。従って、A−及びA−ではデー
タ入力が、B−又はB−では印字が、それぞれ行わ
れる。逆に、各IC42に端子SEL−Dから入力され
る選択信号がハイの場合、A/BがハイのIC42では
EOR30の出力がロー、A/BがローのIC42では
ハイとなる。従って、A−又はA−では印字が、B
−及びB−ではデータ入力が、それぞれ行われる。
言い換えれば、A/Bは、印字に係るブロックがAであ
るかBであるかを選択するための端子である。
【0035】また、EOR30の出力がローの場合、
又はのいずれが印字を行うかは、SEL−Sから入力
される選択信号によって制御される。まず、各IC42
に端子SEL−Sから入力される選択信号がローの場
合、/がハイのIC42ではEOR40の出力がハ
イ、/がローのIC42ではローとなる。従って、
A−又はB−では印字が行われ、A−及びB−
では行われない。逆に、各IC42に端子SEL−Sか
ら入力される選択信号がハイの場合、/がハイのI
C42ではEOR40の出力がロー、/がローのI
C42ではハイとなる。従って、A−及びB−では
印字が行われ、A−又はB−では行われない。言い
換えれば、/は、印字に係るブロックがであるか
であるかを選択するための端子である。なお、印字の
時間は図6で破線で示されるようにストローブ信号で決
まる。
【0036】図7には、この実施例におけるデータ入力
タイミングと印字タイミングのずれが示されている。こ
の図に示されるように、本実施例ではSEL−Dに係る
選択信号の半周期だけずれる。
【0037】従って、本実施例においては、4分割印字
をラッチなしで行うことができる等、第1実施例と同様
の効果を得ることができる。また、この実施例のIC4
2を用いて2分割印字を行うこともできる。
【0038】図8には、本発明の第3実施例に係るサー
マルヘッド駆動用ICの構成が示されている。この実施
例においては、第2実施例とほぼ同じ構成の入力選択回
路44が用いられている。第2実施例と異なる点は、A
/B及び/の端子をなくしIC内部で電位を固定し
た点にある。このようにすると、第2実施例に比べ端子
数を削減でき、配線パターンの簡素化、サーマルヘッド
の小型化を実現できる。
【0039】図9には、本発明の第4実施例に係るサー
マルヘッド駆動用ICの構成が示されている。この実施
例においては、第2及び第3実施例における/及び
SEL−Sの端子がn対設けられている。また、入力選
択回路46は、EOR40に代え、比較器48を用いて
おり、入力が所定の場合にハイを出力する。従って、図
6に示される動作を図10に示されるように一般化する
ことで、任意ブロック数に分割印字できる。
【0040】なお、以上の説明では64ビットICのみ
を説明し、また各ブロック128ビットとしたが、本発
明はこのビット数には何等限定のないものである。さら
に、本発明の回路を従来公知の発熱抵抗体その他と組み
合わせることにより、高速印字可能で小型なサーマルヘ
ッドが得られる。本発明は、この種の機器を包含するも
のである。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーマル
ヘッド駆動用ICによれば、選択信号端子を設けて入力
タイミング及び抵抗体への通電タイミングを決定するよ
うにしたため、ストローブ信号は通電(印字)時間を決
定するのみでよく1種類で足り、外部インタフェースが
簡素化する。さらに、シリアルデータの入力タイミング
と抵抗体への通電タイミングを異なるタイミングとして
いるため、ラッチ等の手段が不要となり回路が小型化す
る。
【0042】また、本発明のサーマルヘッド駆動回路に
よれば、複数の選択信号端子のうち数個を各ブロック毎
に異なる電位に固定し残りから選択信号を供給するよう
にしたため、ICの構成が同一のもので足りる。
【0043】そして、本発明のサーマルヘッドによれ
ば、本発明のサーマルヘッド駆動回路により小型かつ高
速なサーマルヘッドを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るサーマルヘッド駆動
用ICの構成を示す回路図である。
【図2】この実施例の使用方法を示す図である。
【図3】この実施例の動作タイミングを示す図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るサーマルヘッド駆動
用ICの構成を示す回路図である。
【図5】この実施例の使用方法を示す図である。
【図6】この実施例の動作タイミングを示す図である。
【図7】データ入力と印字のタイミングずれを示す図で
ある。
【図8】本発明の第3実施例に係るサーマルヘッド駆動
用ICの構成を示す回路図である。
【図9】本発明の第4実施例に係るサーマルヘッド駆動
用ICの構成を示す回路図である。
【図10】この実施例の動作タイミングを示す図であ
る。
【図11】一従来例に係るサーマルヘッド駆動用ICの
構成を示す回路図である。
【符号の説明】 10 シフトレジスタ 14 AND群 16 トランジスタ群 24,38,44,46 入力選択回路 26,28 AND 30,40 EOR 32 インバータ 34,42 サーマルヘッド駆動用IC 36 抵抗体 48 比較器 SI シリアル入力端子 DO,DO1 〜DO64 駆動出力端子 CLK クロック端子 STB(−) ストローブ信号端子 SEL,SEL,SEL−D,A/B,SEL−
S,/,SEL−S,SEL−S,…,,…
選択信号端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアルデータをパラレルデータに変換
    する手段と、パラレルデータに基づき対応する抵抗体に
    通電させる手段と、を備え、集積回路化されたサーマル
    ヘッド駆動用ICにおいて、 複数の選択信号端子と、 この選択信号端子からの入力値の組み合わせが所定値を
    とる場合にシリアルデータの入力を、他の所定値をとる
    場合にストローブ信号が発生している期間において抵抗
    体への通電を、それぞれ選択して実行させる選択手段
    と、 を備えることを特徴とするサーマルヘッド駆動用IC。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のサーマルヘッド駆動用I
    Cを複数個備え、 これらサーマルヘッド駆動用ICを複数のブロックにそ
    れぞれ1個以上割り当て、 前記複数の選択信号端子のうち第1のグループを各ブロ
    ック毎に異なる電位に固定し、 第1のグループに属さない選択信号端子のみを含む第2
    のグループに選択信号を供給し、 単一のストローブ信号により抵抗体への通電を複数のブ
    ロックに分割して行うことを特徴とするサーマルヘッド
    駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のサーマルヘッド駆動回路
    と、 サーマルヘッド駆動回路から電流の供給を受け発熱する
    抵抗体と、 を備えることを特徴とするサーマルヘッド。
JP5257892A 1992-03-11 1992-03-11 サーマルヘッド駆動回路及びサーマルヘッド Expired - Fee Related JP3154789B2 (ja)

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