JPH081996A - ラインヘッド - Google Patents

ラインヘッド

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JPH081996A
JPH081996A JP14365094A JP14365094A JPH081996A JP H081996 A JPH081996 A JP H081996A JP 14365094 A JP14365094 A JP 14365094A JP 14365094 A JP14365094 A JP 14365094A JP H081996 A JPH081996 A JP H081996A
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data
shift register
bit
register circuit
line head
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JP14365094A
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Inventor
Kazuyoshi Yoshida
一義 吉田
Shinichi Katakura
信一 片倉
Hideichiro Ogata
秀一郎 尾形
Hiroyuki Inoue
弘之 井上
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリからラインヘッドにデータを転送するた
めの回路構成を簡素化することができ、記録装置を高速
化することができるようにする。 【構成】シフトレジスタ回路15と、ストローブ信号S
TB1〜STB3が入力され、前記シフトレジスタ回路
15から出力されたデータDATA1〜DATA8に対
応させて発光部及び発熱部のいずれか一方を駆動するド
ライバとを有する。また、前記シフトレジスタ回路15
は複数ビットラッチを複数備え、各複数ビットラッチ
は、前記データDATA1〜DATA8をクロックCL
Kに同期させて複数ビット単位で順次シフトする。各複
数ビットラッチからデータDATA1〜DATA8がド
ライバに対して出力される。したがって、ラインヘッド
にデータを転送する際にパラレル/シリアル変換する必
要がなくなるので、回路構成を簡素化することができ、
記録装置を高速化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ、複写
機、プリンタ等の記録装置に使用されるラインヘッドに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ、複写機、プリンタ
等の記録装置に使用されるLEDヘッド、サーマルヘッ
ド等のラインヘッドにおいては、データがシフトレジス
タ回路に格納され、ラッチ回路にラッチされるようにな
っていて、前記データに対応させてドライバが駆動さ
れ、発光部が発光したり発熱部が発熱したりするように
なっている。
【0003】次に、前記ラインヘッドとしてLEDヘッ
ドを使用した場合について説明する。図2は従来のLE
Dヘッドの概略図、図3は従来のLEDヘッドのタイム
チャートである。図において、11はシフトレジスタ回
路、12はラッチ回路、13は複数のナンドゲートから
成るLEDドライバ、14は複数の発光ダイオードと各
発光ダイオードに接続された抵抗とから成る発光部であ
る。
【0004】次に、前記LEDヘッドの動作について説
明する。該LEDヘッドのドット数、すなわち、発光ダ
イオードの個数をnとすると、LEDヘッドを駆動する
場合、例えば、図3のタイムチャートに示すように1ラ
イン当たりn個のクロックCLKが発生させられ、該ク
ロックCLKに同期させてn個のデータDATAが前記
シフトレジスタ回路11にシリアルに転送される。
【0005】前記データDATAの転送が終了すると、
該データDATAはシフトレジスタ回路11においてシ
リアル/パラレル変換され、ラッチ信号LATCHによ
ってラッチ回路12にラッチされる。そして、ラッチ回
路12から出力されたデータDATAはLEDドライバ
13に入力され、順次出力されたストローブ信号STB
1〜STB3とのアンド条件によって、電源VHに接線
された発光部14のいずれかの発光ダイオードに電流を
流し、各発光ダイオードを発光させるようにしている。
【0006】この場合、前記ストローブ信号STB1〜
STB3を順次出力し、時分割によって発光ダイオード
を発光させるようにしているので、電源VHの容量的な
負担を小さくすることができるようになっている。次
に、シフトレジスタ回路11の構造について説明する。
図4は従来のシフトレジスタ回路の概略図である。
【0007】図において、11はシフトレジスタ回路、
SR1、SR2、…、SRnはn個のラッチである。そ
して、n個のデータDATAは、n個のクロックCLK
に同期させられて各ラッチSR1、SR2、…、SRn
をシフトし、信号ラインL1、L2、…、Lnから出力
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のラインヘッドにおいては、印刷データは、通常1バ
イト(8ビット)単位で図示しないメモリ等に格納され
るようになっている。したがって、前記データDATA
をラインヘッドに転送する場合、1バイト単位でパラレ
ル/シリアル変換する必要があり、回路構成が複雑にな
る。
【0009】また、クロックCLKの周期をTとする
と、n個のデータDATAを転送するために、最低n×
Tの時間が必要になる。ところが、クロックCLKの周
期Tを短くするには限界があり、記録装置を高速化する
ことができない。本発明は、前記従来のラインヘッドの
問題点を解決して、データをラインヘッドに転送するた
めの回路構成を簡素化することができ、記録装置を高速
化することができるラインヘッドを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のラ
インヘッドにおいては、シフトレジスタ回路と、ストロ
ーブ信号が入力され、前記シフトレジスタ回路から出力
されたデータに対応させて発光部及び発熱部のいずれか
一方を駆動するドライバとを有する。また、前記シフト
レジスタ回路は複数ビットラッチを複数備え、各複数ビ
ットラッチは、前記データをクロックに同期させて複数
ビット単位で順次シフトする。
【0011】本発明の他のラインヘッドにおいては、シ
フトレジスタ回路と、ストローブ信号が入力され、前記
シフトレジスタ回路から出力されたデータに対応させて
発光部及び発熱部のいずれか一方を駆動するドライバと
を有する。また、前記シフトレジスタ回路は前記データ
のビット数と同じ数のシフトレジスタを備え、各シフト
レジスタは、前記データの対応するビットデータをクロ
ックに同期させてビット単位で順次シフトする。
【0012】本発明の更に他のラインヘッドにおいて
は、時分割によって送られた少なくとも2種類の信号を
選択するセレクト回路を備える。
【0013】
【作用】本発明によれば、前記のようにラインヘッドに
おいては、シフトレジスタ回路と、ストローブ信号が入
力され、前記シフトレジスタ回路から出力されたデータ
に対応させて発光部及び発熱部のいずれか一方を駆動す
るドライバとを有する。また、前記シフトレジスタ回路
は複数ビットラッチを複数備え、各複数ビットラッチ
は、前記データをクロックに同期させて複数ビット単位
で順次シフトする。
【0014】この場合、複数のビットデータから成るデ
ータが前記複数ビットラッチにラッチされ、各複数ビッ
トラッチに順次シフトされると、各複数ビットラッチか
らデータがドライバに対して出力される。そして、該ド
ライバはストローブ信号及び前記データに基づいて発光
部を発光させるか発熱部を発熱させる。
【0015】本発明の他のラインヘッドにおいては、シ
フトレジスタ回路と、ストローブ信号が入力され、前記
シフトレジスタ回路から出力されたデータに対応させて
発光部及び発熱部のいずれか一方を駆動するドライバと
を有する。また、前記シフトレジスタ回路は前記データ
のビット数と同じ数のシフトレジスタを備え、各シフト
レジスタは、前記データの対応するビットデータをクロ
ックに同期させてビット単位で順次シフトする。
【0016】この場合、複数のビットデータから成るデ
ータが各シフトレジスタにビットデータごとにそれぞれ
入力される。そして、各ビットデータがシフトレジスタ
内において順次シフトされると、各シフトレジスタから
データがドライバに対して出力される。該ドライバは、
ストローブ信号及び前記データに基づいて発光部を発光
させるか発熱部を発熱させる。
【0017】本発明の更に他のラインヘッドにおいて
は、時分割によって送られた少なくとも2種類の信号を
選択するセレクト回路を備える。この場合、該セレクト
回路によって選択された信号はラインヘッドの対応する
部分に入力される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例に
おけるラインヘッドの概略図、図5は本発明の第1の実
施例における8ビットシフトレジスタ回路の詳細図であ
る。なお、本実施例においては、ラインヘッドとしてL
EDヘッドを使用した場合について説明する。
【0019】図において、15は8ビットシフトレジス
タ回路、12はラッチ回路、13は複数のナンドゲート
から成るLEDドライバ、14は複数の発光ダイオード
と各発光ダイオードに接続された抵抗とから成る発光部
である。前記8ビットシフトレジスタ回路15は、m
(=n/8)個の8ビットラッチLA1、LA2、…、
LAmから成る。
【0020】そして、前記LEDドライバ13の各ナン
ドゲートにストローブ信号STB1〜STB3が、ラッ
チ回路12にラッチ信号LATCHが、8ビットシフト
レジスタ回路15の1番目の8ビットラッチLA1に8
個のデータDATA1〜DATA8が入力される。該デ
ータDATA1〜DATA8はクロックCLKに同期さ
せて入力され、各8ビットラッチLA1、LA2、…、
LAmをシフトする。
【0021】また、L1、L2、…、Lnは前記8ビッ
トシフトレジスタ回路15に格納されたデータDATA
1〜DATA8を出力するための信号ラインである。こ
の場合、各8ビットラッチLA1、LA2、…、LAm
にそれぞれ8本の信号ラインが接続される。なお、VH
は電源である。次に、図6に基づいて前記構成のライン
ヘッドの動作について図1及び5を併用して説明する。
【0022】図6は本発明の第1の実施例におけるライ
ンヘッドのタイムチャートである。まず、タイミングt
1において、8ビットシフトレジスタ回路15にデータ
DATA1〜DATA8が入力され、該データDATA
1〜DATA8の1番目のビットデータb1〜b8が1
番目の8ビットラッチLA1にラッチされる。この時、
前記ビットデータb1〜b8は信号ラインLn〜Ln−
7を介して出力される。
【0023】次に、タイミングt2において、8ビット
シフトレジスタ回路15にデータDATA1〜DATA
8が入力され、該データDATA1〜DATA8の2番
目のビットデータb9〜b16が1番目の8ビットラッ
チLA1にラッチされ、前記ビットデータb1〜b8は
2番目の8ビットラッチLA2にラッチされる。この
時、前記ビットデータb1〜b8は信号ラインLn−8
〜Ln−15を介して出力され、ビットデータb9〜b
16は信号ラインLn〜Ln−7を介して出力される。
【0024】以上の動作を繰り返し、タイミングtmに
おいて、8ビットシフトレジスタ回路15にデータDA
TA1〜DATA8が入力され、該データDATA1〜
DATA8のm番目のビットデータbn−7〜bnが1
番目の8ビットラッチLA1にラッチされる。この時、
前記ビットデータb1、b2、…、bnは信号ラインL
n、Ln−1、…、L1を介して出力される。
【0025】この動作が終了すると、信号ラインLn、
Ln−1、…、L1から出力されたデータDATA1〜
DATA8の各ビットデータb1、b2、…、bnはラ
ッチ信号LATCHによってラッチ回路12にラッチさ
れ、LEDドライバ13に入力される。そして、順次出
力されたストローブ信号STB1〜STB3とのアンド
条件によって、電源VHに接線された発光部14のいず
れかの発光ダイオードに電流を流すことによって各発光
ダイオードを発光させるようにしている。
【0026】この場合、前記データDATA1〜DAT
A8の各ビットデータb1、b2、…、bnに対応する
発光ダイオードは、前記ストローブ信号STB1〜ST
B3がオンである間だけ電流が供給されることによって
発光させられる。したがって、印刷データをパラレル/
シリアル変換する必要がなく、回路構成が簡素化され
る。また、クロックCLKの周期をTとすると、n個の
データDATAを転送するのにm×Tの時間が必要にな
るだけであるので、転送時間を短くすることができ、記
録装置を高速化することができる。
【0027】なお、前記ストローブ信号STB1〜ST
B3は時分割によってに発光ダイオードを発光させるよ
うになっているので、電源VHの容量的な負担を小さく
することができる。本実施例において、前記ストローブ
信号STB1〜STB3は3個発生させられるようにな
っているが、1個以上何個発生させるようにしてもよ
い。
【0028】また、図示しない外部の制御回路において
は、1ライン分の印字データを図示しない編集用のメモ
リ上において編集した後にデータDATA1〜DATA
8を転送するようにしている。したがって、本実施例に
おいては、データDATA1〜DATA8を8ビットパ
ラレル入力としているが、メモリ構成、バスライン等の
データ幅に対応させて、16ビットパラレル入力とした
り、32ビットパラレル入力としたりすることもでき
る。
【0029】さらに、クロックCLKのデューティ比は
1:1であるが、クロックCLKを使用することなくデ
ータDATA1〜DATA8を転送することができる。
例えば、メモリのリード信号を使用してデータDATA
1〜DATA8を転送すると、リード信号のデューティ
比はDMA転送等の影響を受けるので、必ずしも1:1
にはならない。
【0030】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図7は本発明の第2の実施例におけるラインヘッ
ドの概略図、図8は本発明の第2の実施例におけるライ
ンヘッドのタイムチャートである。なお、本実施例にお
いては、ラインヘッドとしてLEDヘッドを使用した場
合について説明する。図において、15は8ビットシフ
トレジスタ回路、13は複数のナンドゲートから成るL
EDドライバ、14は複数の発光ダイオードと各発光ダ
イオードに接続された抵抗とから成る発光部である。
【0031】前記8ビットシフトレジスタ回路15は、
m個の図示しない8ビットラッチから成る。この場合、
第1の実施例におけるラッチ回路12(図1)が除去さ
れている。まず、各タイミングにおいて、8ビットシフ
トレジスタ回路15にデータDATA1〜DATA8が
入力され、該データDATA1〜DATA8が1バイト
単位で各8ビットラッチにラッチされ、シフトされる。
【0032】この場合、ラッチ回路12が配設されない
ので、各信号ラインに出力されたビットデータはLED
ドライバ13に直接入力される。そして、順次出力され
たストローブ信号STB1〜STB3とのアンド条件に
よって、電源VHに接線された発光部14のいずれかの
発光ダイオードに電流を流し、各発光ダイオードを発光
させるようにしている。
【0033】各信号ラインに出力されたビットデータは
LEDドライバ13に直接入力されるようになっている
ので、前記ストローブ信号STB1〜STB3がオンに
なっている間は、図8に示すようにデータDATA1〜
DATA8の転送は行われないが、ラッチ回路12が不
要になる分だけコストを低くすることができる。次に、
本発明の第3の実施例について説明する。
【0034】図9は本発明の第3の実施例におけるライ
ンヘッドの概略図である。なお、本実施例においては、
ラインヘッドとしてサーマルヘッドを使用した場合につ
いて説明する。図において、25はシフトレジスタ回
路、12はラッチ回路、23は複数のナンドゲートから
成るドライバ、24は複数の発熱抵抗体から成る発熱部
である。また、前記シフトレジスタ回路25は、8個の
シフトレジスタLB0〜LB7から成る。
【0035】そして、前記ドライバ23の各ナンドゲー
トにセレクト回路31を介してストローブ信号STB0
〜STB7が、ラッチ回路12にラッチ信号LATCH
が、各シフトレジスタLB0〜LB7にセレクト回路3
1を介して8個のデータD0〜D7 が入力される。該デ
ータD0 〜D7 はクロックCLKに同期させて入力さ
れ、各シフトレジスタLB0〜LB7をシフトする。
【0036】この場合、前記ストローブ信号STB0〜
STB7とデータD0 〜D7 とは時分割によって多重化
され、セレクト信号SELECTをセレクト回路31に
入力することによって選択的されるようになっている。
次に、図10に基づいて前記セレクト回路31の詳細に
ついて図9を併用して説明する。
【0037】図10は本発明の第3の実施例におけるセ
レクト回路の詳細図である。図に示すように、セレクト
回路31は、ストローブ信号STB0〜STB7及びデ
ータD0 〜D7 が時分割によって入力される8個の入力
端子、ストローブ信号STB0〜STB7が出力される
8個の出力端子、及びデータD0 〜D7 が出力される8
個の出力端子を有する。また、セレクト回路31はアン
ドゲートG10〜G17、G20〜G27を有し、各ア
ンドゲートG10〜G17、G20〜G27の一方の入
力端子にストローブ信号STB0〜STB7及びデータ
0 〜D7 が時分割によって入力され、各アンドゲート
G10〜G17の他方の入力端子にセレクト信号SEL
ECTがインバータG1によって反転され、反転記号と
して入力され、各アンドゲートG20〜G27の他方の
入力端子にセレクト信号SELECTが入力される。
【0038】そして、前記セレクト信号SELECTが
論理“1”である場合、前記アンドゲートG10〜G1
7の他方の入力端子に入力される反転信号はすべて論理
“0”になるので、アンドゲートG10〜G17の出力
としてのストローブ信号STB0〜STB7はすべて論
理“0”になる。一方、前記アンドゲートG20〜G2
7の他方の入力端子に入力されるセレクト信号SELE
CTはすべて論理“1”であるので、アンドゲートG2
0〜G27の出力としてのデータD0 〜D7 はすべては
論理“1”になる。すなわち、入力端子に入力されたデ
ータD0 〜D7 が出力端子から出力される。
【0039】また、前記セレクト信号SELECTが論
理“0”である場合、前記アンドゲートG10〜G17
の他方の入力端子に入力される反転信号はすべて論理
“1”になるので、アンドゲートG10〜G17の出力
としてのストローブ信号STB0〜STB7はすべて論
理“1”になる。一方、前記アンドゲートG20〜G2
7の他方の入力端子に入力されるセレクト信号SELE
CTはすべて論理“0”であるので、アンドゲートG2
0〜G27の出力としてのデータD0 〜D7 はすべて論
理“0”になる。すなわち、入力端子に入力されたスト
ローブ信号STB0〜STB7が出力端子から出力され
る。
【0040】このように、入力端子に時分割によって入
力されたストローブ信号STB0〜STB7又はデータ
0 〜D7 が、セレクト信号SELECTの状態によっ
て選択されて、出力端子から出力され、ストローブ信号
STB0〜STB7はドライバ23に、データD0 〜D
7 はシフトレジスタLB0〜LB7に入力される。該シ
フトレジスタLB0〜LB7は、m(=n/8)ビット
のものであり、セレクト回路31から出力されたデータ
0 〜D7 をクロックCLKに同期させて順次シフトす
る。
【0041】例えば、300〔DPI〕のラインヘッド
によってA4判の用紙に印刷を行う場合、記録画素数は
2560個である。本実施例においては、ラインヘッド
を8個のブロックに分割して駆動するようになっている
ので、各シフトレジスタLB0〜LB7は320ビット
のものを使用することになる。なお、本実施例において
は、ラインヘッドを論理的なブロックによって説明して
いるが、ICチップのブロックによって構成することも
できる。また、ラッチ回路12を使用しているが、第2
の実施例と同様にラッチ回路12を除去することもでき
る。
【0042】次に、図11に基づいて前記構成のライン
ヘッドの動作について図9及び10を併用して説明す
る。図11は本発明の第3の実施例におけるラインヘッ
ドのタイムチャートである。まず、セレクト回路31に
入力されるセレクト信号SELECTを論理“1”にす
ると、セレクト回路31の入力端子に入力されたデータ
0 〜D7 が出力端子から出力され、各シフトレジスタ
LB0〜LB7に入力される。
【0043】そして、各シフトレジスタLB0〜LB7
において、データD0 〜D7 をクロックCLKに同期さ
せて順次シフトし、1ライン分のデータD0 〜D7 がシ
フトレジスタ回路25に格納されると、ラッチ信号LA
TCHがラッチ回路12に入力され、シフトレジスタ回
路25から出力されたデータD0 〜D7 がラッチ回路1
2にラッチされる。
【0044】続いて、順次出力されたストローブ信号S
TB0〜STB7とのアンド条件によって、電源VHに
接線された発熱部24のいずれかの発熱抵抗体に電流を
流すことにより各発熱抵抗体をジュール熱によって発熱
させるようにしている。この場合、前記データD0 〜D
7 に対応する発熱抵抗体に、前記ストローブ信号STB
0〜STB7がオンである間だけ電流が供給され、発熱
抵抗体を発熱させる。
【0045】その結果、用紙として感熱紙を使用した場
合、該感熱紙を発色させて印刷を行うことができる。こ
のように、複数のストローブ信号STB0〜STB7及
び複数のデータD0〜D7 を共通の信号線により時分割
によって送ることができるので、信号線の本数を少なく
することができ、ラインヘッドを小型化することができ
るだけでなく、コストを低くすることができる。
【0046】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図12は本発明の第4の実施例におけるラインヘ
ッドの概略図である。なお、本実施例においてラインヘ
ッドとしてサーマルヘッドを使用した場合について説明
する。図において、35は8ビットシフトレジスタ回
路、12はラッチ回路、23は複数のナンドゲートから
成るドライバ、24は複数の発熱抵抗体から成る発熱部
である。また、前記8ビットシフトレジスタ回路35
は、8ビットラッチLC1、LC2、…、LCmから成
る。
【0047】そして、前記ドライバ23の各ナンドゲー
トにストローブ信号STB0〜STB7が、ラッチ回路
12にラッチ信号LATCHが、8ビットシフトレジス
タ回路35の1番目の8ビットラッチLC1に8個のデ
ータD0 〜D7 が入力される。該データD0 〜D7 はク
ロックCLKに同期させて入力され、各8ビットラッチ
LC1、LC2、…、LCmをシフトさせられる。
【0048】この場合、前記ストローブ信号STB0〜
STB7とデータD0 〜D7 とは時分割によって多重化
され、セレクト信号SELECTをセレクト回路41に
入力することによって選択されるようになっている。な
お、VHは電源である。なお、本実施例において、ラッ
チ回路12を使用しているが、第2の実施例と同様にラ
ッチ回路12を除去することもできる。
【0049】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ラインヘッドにおいては、シフトレジスタ回路
と、ストローブ信号が入力され、前記シフトレジスタ回
路から出力されたデータに対応させて発光部及び発熱部
のいずれか一方を駆動するドライバとを有する。
【0051】また、前記シフトレジスタ回路は複数ビッ
トラッチを複数備え、各複数ビットラッチは、前記デー
タをクロックに同期させて複数ビット単位で順次シフト
する。この場合、複数のビットデータから成るデータが
前記複数ビットラッチにラッチされ、各複数ビットラッ
チに順次シフトされると、各複数ビットラッチからデー
タがドライバに対して出力される。したがって、データ
をラインヘッドに転送する際にパラレル/シリアル変換
する必要がなくなるので、回路構成を簡素化することが
でき、記録装置を高速化することができる。
【0052】本発明の他のラインヘッドにおいては、シ
フトレジスタ回路と、ストローブ信号が入力され、前記
シフトレジスタ回路から出力されたデータに対応させて
発光部及び発熱部のいずれか一方を駆動するドライバと
を有する。また、前記シフトレジスタ回路は前記データ
のビット数と同じ数のシフトレジスタを備え、各シフト
レジスタは、前記データの対応するビットデータをクロ
ックに同期させてビット単位で順次シフトする。
【0053】この場合、複数のビットデータから成るデ
ータが各シフトレジスタにビットデータごとにそれぞれ
入力される。そして、各ビットデータがシフトレジスタ
内において順次シフトされると、各シフトレジスタから
データがドライバに対して出力される。したがって、デ
ータをラインヘッドに転送する際にパラレル/シリアル
変換する必要がなくなるので、回路構成を簡素化するこ
とができ、記録装置を高速化することができる。
【0054】本発明の更に他のラインヘッドにおいて
は、時分割によって送られた少なくとも2種類の信号を
選択するセレクト回路を備える。この場合、該セレクト
回路によって選択された信号はラインヘッドの対応する
部分に入力される。したがって、信号線の数を少なくす
ることができ、ラインヘッドを小型化することができる
とともに、コストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるラインヘッドの
概略図である。
【図2】従来のLEDヘッドの概略図である。
【図3】従来のLEDヘッドのタイムチャートである。
【図4】従来のシフトレジスタ回路の概略図である。
【図5】本発明の第1の実施例における8ビットシフト
レジスタ回路の詳細図である。
【図6】本発明の第1の実施例におけるラインヘッドの
タイムチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例におけるラインヘッドの
概略図である。
【図8】本発明の第2の実施例におけるラインヘッドの
タイムチャートである。
【図9】本発明の第3の実施例におけるラインヘッドの
概略図である。
【図10】本発明の第3の実施例におけるセレクト回路
の詳細図である。
【図11】本発明の第3の実施例におけるラインヘッド
のタイムチャートである。
【図12】本発明の第4の実施例におけるラインヘッド
の概略図である。
【符号の説明】
12 ラッチ回路 13 LEDドライバ 14 発光部 15 8ビットシフトレジスタ回路 23 ドライバ 24 発熱部 25 シフトレジスタ回路 31、41 セレクト回路 STB0〜STB7 ストローブ信号 DATA1〜DATA8 データ D0 〜D7 データ LA1、LA2、…、LAm 8ビットラッチ LC1、LC2、…LCm 8ビットラッチ CLK クロック LB0〜LB7 シフトレジスタ b1〜b8、b9〜b16 ビットデータ LATCH ラッチ信号 SELECT セレクト信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/032 D 1/036 A (72)発明者 井上 弘之 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)シフトレジスタ回路と、(b)ス
    トローブ信号が入力され、前記シフトレジスタ回路から
    出力されたデータに対応させて発光部及び発熱部のいず
    れか一方を駆動するドライバとを有するとともに、
    (c)前記シフトレジスタ回路は複数ビットラッチを複
    数備え、(d)各複数ビットラッチは、前記データをク
    ロックに同期させて複数ビット単位で順次シフトするこ
    とを特徴とするラインヘッド。
  2. 【請求項2】 (a)シフトレジスタ回路と、(b)ス
    トローブ信号が入力され、前記シフトレジスタ回路から
    出力されたデータに対応させて発光部及び発熱部のいず
    れか一方を駆動するドライバとを有するとともに、
    (c)前記シフトレジスタ回路は前記データのビット数
    と同じ数のシフトレジスタを備え、(d)各シフトレジ
    スタは、前記データの対応するビットデータをクロック
    に同期させてビット単位で順次シフトすることを特徴と
    するラインヘッド。
  3. 【請求項3】 ラッチ信号が入力され、前記シフトレジ
    スタ回路から出力されたデータをラッチし、前記ドライ
    バに対して出力するラッチ回路を備える請求項1又は2
    に記載のラインヘッド。
  4. 【請求項4】 時分割によって送られた少なくとも2種
    類の信号を選択するセレクト回路を備える請求項3に記
    載のラインヘッド。
JP14365094A 1994-06-24 1994-06-24 ラインヘッド Withdrawn JPH081996A (ja)

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