JPH0525108B2 - - Google Patents

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JPH0525108B2
JPH0525108B2 JP59233367A JP23336784A JPH0525108B2 JP H0525108 B2 JPH0525108 B2 JP H0525108B2 JP 59233367 A JP59233367 A JP 59233367A JP 23336784 A JP23336784 A JP 23336784A JP H0525108 B2 JPH0525108 B2 JP H0525108B2
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JP
Japan
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coupler
alkyl
color
formula
alkoxy
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JP59233367A
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JPS60117249A (ja
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Borufu Eeritsuhi
Rennaa Gyuntaa
Kunitsutsu Furiidoritsuhiibiruherumu
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Agfa Gevaert AG
Original Assignee
Agfa Gevaert AG
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Publication date
Application filed by Agfa Gevaert AG filed Critical Agfa Gevaert AG
Publication of JPS60117249A publication Critical patent/JPS60117249A/ja
Publication of JPH0525108B2 publication Critical patent/JPH0525108B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/3225Combination of couplers of different kinds, e.g. yellow and magenta couplers in a same layer or in different layers of the photographic material

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光反射性層支持体および、その上に
配置された、スペクトル感度が異りかつそれとス
ペクトル的に関連する、それぞれ、シアンカプラ
ー、マゼンタカプラーおよびイエローカプラーの
少なくとも3種の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有
する感光性カラー写真記録材料に関する。特定の
カプラーを適当に選択することにより、得られる
記録材料は無彩色(neutral in colour)であり
かつ高い貯蔵安定性を有する画像を生成する。 色原体現像(chromogenic development)、す
なわち、画像方法で(imagewise)で露光された
ハロゲン化銀乳剤層を適当なカラー形成現像物
質、いわゆる「発色現像主薬(colour
developer)」で適当なカラーカプラーの存在下に
現像する方法によりカラー写真の画像を得ること
は知られている。この方法において、銀画像に対
応して生成された現像主薬酸化生成物はカラーカ
プラーと反応して色素の画像を形成する。使用す
る発色現像主薬は、通常第一級アミノ基を含有す
る芳香族化合物、とくにp−フエニレンジアミン
系列の化合物である。 カラーカプラーおよび色原体現像によりそれか
ら得られる色素は種々の実際の要件を満足すべき
である。カラーカプラーが発色現像主薬の酸化生
成物と結合する速度は出来るだけ高くあるべきで
ある。カラーカプラーおよびそれから得られる色
素の両者は光、高い温度および湿度に対して安定
であるべきである。例えば、処理された物質の画
像の白色区域中に残るカプラーの残留物は黄色化
を起こしてはならない。さらに、色素は気体の還
元剤または酸化剤に対して十分に抵抗性であり、
画像層中で非拡散性の形態で定着されるべきであ
り、そして色原体現像の過程において非常に微細
な粒子として析出されるべきである。さらに、層
の機械的性質はカラーカプラーにより損傷されて
はならず、そして色原体現像の途中でカラーカプ
ラーから生成された色素は適当な吸収曲線をもつ
べきであり、最大は所望の部分的画像のカラーに
相当し、出来るだけ少ない側面の吸着(side
adsorption)をもつべきである。 理想的な場合において、シアン色素は赤色光を
ほとんど完全に吸収しかつ青色光および緑色光に
対して実質的に透明であるべきであり、マゼンタ
色素は緑色光をほとんど完全に吸収しかつ青色光
および赤色光に対して実質的に透明であるべきで
あり、そしてイエロー色素は青色光をほとんと完
全に吸収しかつ緑色光および赤色光に対して実質
的に透明であるべきである。 カラー写真記録材料は通常層の支持体上に互い
に重ねられた少なくとも1つの主として青感性の
ハロゲン化銀乳剤層、1つの主として緑感性のハ
ロゲン化銀乳剤層および1つの主として赤感性の
ハロゲン化銀乳剤層を含有する。青感性ハロゲン
化銀乳剤層が層の組み合わせの一番上に配置され
ているとき、イエローフイルター色素を含有する
層をそれより下にかつ緑感性ハロゲン化銀乳剤層
および赤感性ハロゲン化銀乳剤層より上に配置す
ることができる。中間層をスペクトル感度が異な
る2層のハロゲン化銀乳剤層の間に配置すること
もできる。感光性ハロゲン化銀乳剤層はスペクト
ク的に異るそれと関連する非拡散性のカラーカプ
ラーを一般に有する。普通のスペクトル配置は、
現像の過程においてカラーカプラーから得られる
色素の吸収範囲を関連するハロゲン化乳剤の主要
なスペクトル感度の範囲と実質的に対応させる。
このことが意味するように、イエローカプラーは
主として青感性のハロゲン化銀乳剤層と関連し、
マゼンタカプラーは主として緑感性のハロゲン化
銀乳剤層と関連し、そしてシアンカプラーは主と
して赤感性のハロゲン化銀乳剤層と関連するが、
異るスペクトル配置も特定の目的に対して可能で
ある。反射光により見るべき画像を生成するため
に、感光性層は不透明の光反射性層支持体上に一
般に配置される。 多数のカラーカプラーは前述の基準を満足する
こと、とくにそれらは、カラーカプリング時に、
光、高い温度および湿度に対して比較的に安定で
ある色素を生ずることが知られているが、まだ満
足に解決されていない1つの問題は、無彩色であ
るばかりでなく、かつまた光に暴露された状態で
あるいは暗所で、例えば、居間または写真アルバ
ム中に貯蔵するかのいかんにかかわらず、長期間
の貯蔵条件下にその無彩色度(colour
neutrality)を保持するカラー画像を生ずること
ができるカラー写真記録材料を提供するという問
題である。ほとんどの場合において、カラー画像
は一般に貯蔵中にカラー特性を変化させ、そして
光の中であるいは暗所中においてさえ貯蔵すると
き、多少顕著な着色(colour tinge)を発現する
ことが実際にわかつている。これが実際に重大な
問題として見なされることは、例えば、次の刊行
物から明らかである: Herkstroeter: J.A.C.S.95,8686(1973) J.A.C.S.98,330(1976) J.A.C.S.98,6210(1976) R.J.Tuite:Image Stabilitiy in Color
Photgraphy Journ.Appl.Photographic
Engineering (4)(1979) T.Miyogawa:Stabilitaetsowie Ver−und
Entfaebung von Farbphotographien Nikon shasin gakkaishi:38,247−260(1975)
Mechanismus Lightfading von pp−
Azomethinen:Phtogr.Science and
Engineering Vol.20,140(1976) Predicting Long−Term Dark Storage Dye
Stability Charakteristics:J.Appl.Photogr.
Engin eering (2)42(1980) H.Wilhelm:Tungsten light of Reflection
Colour−prints SPSE−Symposium,Ottawa
29.8−1.9.1982 また、Photogr.Science and Engineering
11,(5),295(1967)参照。 色素の光に対する不十分な安定性に関して、
種々の物質、とくにUV吸収剤、例えば、ヒドロ
キシフエニルベンソトリアゾール類、ヒドロキシ
ベンゾフエノン類、ベンザルマロン酸誘導体類ま
たはベンザルシアノ酢酸エステル類、あるいは色
素安定剤として作用する酸化防止剤、ラジカル結
合剤、金属の不活性化剤または過酸化物の分解
剤、例えば、ヒドロクロマン類、立体障害アミン
類またはフエノール類または有機金属キレート
類、例えば、ニツケルキレート類を添加すること
により、ある主の改良が達成された。また、色素
の熱または湿気[暗所の退行(dark−fading)]
に対する安定性において、例えば、立体障害p−
ヒドロキシ安息香酸フエニルエステル類、ヒドロ
キシフエニルベンゾチアゾール類または立体障害
アミン類により改良が得られた。 本発明の目的は、3種の部分的カラー画像、シ
アン、マゼンタおよびイエローのためのカラーカ
プラーを含有し、光ならびに熱および湿気に対す
る画像色素の改良された安定性により区別され、
かつ暗所における安定性(暗所の退行)が改良さ
れているという事実によりとくに区別される、カ
ラー写真記録材料を提供することである。カラー
濃度の全体の損失は出来るだけ低くあるべきであ
るが、3種の部分的カラー画像、シアン、マゼン
タおよびイエローにおけるカラー濃度の損失は出
来るだけ等しくかつ同期であつて、画像の無彩灰
色(neutral gray)の印象が居間における周囲条
件および高い温度および湿度の条件のもとでの長
期間の貯蔵において保存されるようにすべきであ
る。 本発明は、光反射層支持体および、その上に配
置された、スペクトル的感度が異る少なくとも3
種の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有しかつ前記層
とスペクトル的に関連してカラーカプラーを有
し、2−アシルアミノフエノール化合物がシアン
カプラーとして赤感性ハロゲン化銀乳剤層に関連
し、ピラゾロン化合物がマゼンタカプラーとして
緑感性ハロゲン化銀乳剤層に関連し、そして開鎖
ケトメチレン化合物がイエローカプラーとして青
感性ハロゲン化銀乳剤層と関連するカラー写真記
録材料において、シアンカプラーが次の一般式
() 式中、 R1はHまたはハロゲン、例えば、塩素または
臭素を表わし、 R2は少なくとも2個の炭素原子を有するアル
キル、例えば、エチル、プロピル、ブチル、t−
アミルまたはn−ペンタデシルを表わし、 R3はHまたは5個までの炭素原子を有するア
ルキルを表わし、 R4はアシルを表わし、そして X1はHまたはカラーカプリングの過程におい
て開放可能な基を表わす、 に相当するカプラーであり、マゼンタカプラーが
3−アニリノピラゾロンカプラーであり、そして
イエローカプラーがピバロイルアセトアニリドか
ら誘導された2−当量イエローカプラー(2−
equivalent yellow coupler)であることを特徴
とするカラー写真記録材料に関する。 R4で表わされるアシル基は、とくに脂肪族ま
たは芳香族のカルボン酸、とくにアルキル−、ア
ルコキシ−またはアロキシ−置換カルボン酸から
誘導されたアシル基である。 本発明の記録材料の好ましい実施態様におい
て、次のようにシアンカプラーは一般式()に
相当し、マゼンタカプラーは一般式()に相当
し、そしてイエローカプラーは一般式()に相
当する: 式中、 Halはハロゲン、例えば、塩素または臭素を表
わし、 X1はHまたはカラーカプリングの過程におい
て開放可能な基を表わし、 R2は2〜20個の炭素原子を有するアルキル、
とくにエチル、プロピルまたはブチルを表わし、
そして R5はアルキル、アリール、アルコキシアルキ
ル、アロキシアルキル、アルコキシまたはアルキ
ルアミノもしくはアリールアミノを表わす: 式中、 R6はHまたはアルキルを表わし、 R7はH、ハロゲン例えば、塩素、またはアル
コキシを表わし、 R8はH、ハロゲンまたはR9を表わし、 R9はアシルアミノ、−COOR10、−CO−NR11
R12またはシクロイミドを表わし、 R10はアルキルを表わし、 R11はHまたはR12を表わし、 R12はアルキルを表わし、 X2はHまたはカラーカプリングの過程におい
て開放可能な基を表わし、 YはHまたは1もしくは2以上の同一もしくは
相異る置換基、例えば、アルキル、アルコキシ、
ハロゲン、アルキルスルホン、アリールスルホ
ン、アシルアミノまたはスルフアモイルを表わ
す; 式中、 R13はH、ハロゲン、アルコキシまたはジアル
キルアミノを表わし、 R14はH、アルキル、アルコキシまたはハロゲ
ンを表わし、 R15は−NR16−CO−R17、−NR16−SO2−R17
−CO−R18または−SO2−NR16−R17を表わし、 R16はHまたはアルキルを表わし、 R17はアルキル、アラルキルまたはアロキシア
ルキルを表わし、 R18はアルキル、アルコキシ、アリールオキシ
またはアルキルアミノを表わし、そして X3はカラーカプリングの過程において開放可
能な酸素原子もしくは窒素原子を介して結合した
基を表わす。 R5により表わされるアロキシアルキル基は次
の構造を有する: 式中、 R19,R20は独立にHまたはアルキルを表わし、 nは0または1〜3の整数を表わし、そしてZ
は1〜16個の原子を有する1また2以上、好まし
くは2つ、のアルキルを表わし、ZおよびR20
の炭素原子の合計は少なくとも8個である。 アシルアミノ基、例えば、R9またはYにより
表わされるアシルアミノ基において、アシル基は
脂肪族または芳香族のカルボン酸またはスルホン
酸から、あるいは、カルバミン酸または炭酸半エ
ステルから誘導される。R9は好ましくは次の構
造を有する: −NH−CO−R21 式中、 R21は拡散抵抗性を与えるアルキルまたはアル
コキシを表わす。 R9により表わされるシクロイミド基は、例え
ば、拡散抵抗性を与える脂肪族基で置換されたフ
タルイミド、テトラヒドロフタルイミドまたはス
クシンイミドである。 R17で表わされるアロキシアルキル基は好まし
くはR5により定義される構造を有する。 カラーカプリングの過程において開放可能な
X1,X2およびX3により表わされる基は、とくに
特定のカプラーに2−当量カプラーの性質を付与
する基を包含する。それらは種々の分子の基、と
くにカプラーの分子から開放された後写真効果を
生成するものから成ることができる。例はアリー
ルオキシ、スルフアミドおよび複素環族を包含す
る。質を付与する基を包含し、これらは、例え
ば、環の窒素原子によりカプラーのカプリング位
置へ結合することができる。カプラーの分子から
開放された後写真活性を発現する基は、例えば、
現像開始剤の基であることができ、前記基はカプ
ラーのカプリング位置へ直接にあるいは時間調節
中間構成員(time−controlling intermediate
member)を介して結合することができる。X3
好ましくは次の一般式に相当する基である: 式中、 Qは置換もしくは非置換のイミダゾール、ピラ
ゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾー
ルまたはチアジアゾール環を完成する基を表わす 本発明に従い対応するマゼンタカプラーおよび
イエローカプラーと組み合わせて使用することが
できるシアンカプラーの例を次に記載する: 本発明に従い適当なシアンカプラーおよびイエ
ローカプラーと組み合わせて使用できるマゼンタ
カプラーの例を下に記載する: 本発明に従い適当なシアンカプラーおよびマゼ
ンタカプラーと組み合わせて使用できるイエロー
カプラーの例を下に記載する: 適当なシアンカプラーは、例えば、米国特許第
3772002号に記載されている。これらのシアンカ
プラーの製造に適する中間体は、例えば、ドイツ
国公開明細書(DE−A)2216804号に記載される
方法に類似する方法により得ることができる。適
当なマゼンタカプラーは、例えば、ドイツ国特許
明細書(DE−C)1797083号、ドイツ国公開明細
書(DE−A)2301705号、ドイツ国公開明細書
(DE−A)2300221号、ドイツ国公開明細書(DE
−A)2408655号およびドイツ国公開明細書(DE
−A)2644538号に記載されている。適当なイエ
ローカプラーは、例えば、ドイツ国公告明細書
(DE−B)1124356号、ドイツ国公開明細書(DE
−A)2329587号、ドイツ国公開明細書(DE−
A)2433812号、ドイツ国公開明細書(DE−A)
2528638号およびドイツ国公開明細書(DE−A)
2842063号に記載されている。 前述のカラーカプラーは、カラー写真記録材料
中に普通の方法において、既知の乳剤技術によ
り、各場合適当なスペクトル的に増感されたハロ
ゲン化乳剤層と関連させて混入される。「関連
(association)」とは、ハロゲン化銀乳剤層とカ
ラーカプラーとの相対的空間的配置が、現像が起
こるとき、それらの間の相互作用が可能であつて
形成された銀画像と色素画像との間の画像方法の
対応を生ずることが可能であるようなものである
ことを意味する。この目的に対して、カラーカプ
ラーは一般にハロゲン化銀乳剤層中にあるいはそ
れに隣接する層中に直接混入される。カラーカプ
ラーから形成された色素の吸収範囲が関連するハ
ロゲン化銀乳剤層の主要なスペクトル感度に実質
的に対応する、普通のスペクトルの関連に加え
て、他のスペクトルの関連が特定の目的に対して
可能である。 本発明に従いシアンカプラー、マゼンタカプラ
ー及びイエローカプラーを選択するとき、暗所お
よび光の中において長い貯蔵期間にわたつて非常
に安定でありかつとくに無彩色(neutral
colour)の特性を保持する。着色された反射で見
られる画像を生成するためのカラー写真記録材料
を製造することが可能である。 光、熱および湿気に対する画像色素の安定性の
それ以上の改良は、本発明に従うカラー写真記録
材料において、既知の方法で、他の適当な添加
剤、例えば、UV吸収剤、酸化防止剤、ラジカル
結合剤、金属の不活性化剤または過酸化物の分解
剤により得ることができる。例はヒドロキシフエ
ニル−ベンゾトリアゾール類、スチルベン誘導体
類、ヒドロクロマン類、立体障害アミン類または
フエノール類およびある種の金属キレート類を包
含する。このような化合物は本発明のカラー写真
記録材料の1または2以上の層中へ混入すること
ができる。 実施例 ポリエチレンで両面の被覆した紙の層の支持体
へ次の層を適用した。量は1m2に関係づけて記載
する。 (1) KNO3およびクロムミヨウバンを添加した
200mgのゼラチンの基体層。 (2) 600mgのAgNO3および2100mgのゼラチン、
1.1ミリモルのイエローカプラー、27.7mgの2,
5−ジオクチル−ヒドロキノンおよび1200mgの
トリクレシルホスフエートから得た青感性クロ
ロ臭化銀乳剤層(5モル%の塩化物)。 (3) 1300mgのゼラチン、80mgの2,5−ジオクチ
ル−ヒドロキノンおよび100mgのトリクレシル
ホスフエートの中間層。 (4) 530mgのAgNO3および750mgのゼラチン、
0.625ミリモルのマゼンタカプラー、118mgのα
−(3−t−ブチル−4−ヒドロキシフエノキ
シ)−ミリスチン酸エチルエステル、43mgの2,
5−ジクロロ−オクチル−ヒドロキノン、343
mgのジブチルフタレートおよび43mgのトリクレ
シルホスフエートから得た緑感性クロロ臭化銀
乳剤層(20モル%の塩化物)。 (5) 1550mgのゼラチン、285mgのUV吸収剤
“Tinuvin 343” 、80mgのジオクチルヒドロ
キノンおよび650mgのトリクレシル−ホスフエ
ートの中間層。 (6) 400mgのAgNO3および1470mgのゼラチン、
0.780ミリモルのシアンカプラー、285mgのジブ
チル−フタレートおよび122mgのトリクレシル
ホスフエートから得た赤感性クロロ臭化銀乳剤
層(20モル%の塩化物)。 (7) 1200mgのゼラチンおよび134mgの“Tinuvin
343” の保護層。 (8) 400mgのゼラチンおよび400mgの次の式に相当
する硬化剤。 上に記載するカプラーおよびハロゲン化銀の量
は、シアンカプラーが2−当量カプラーであり、
マゼンタカプラーが4−当量カプラーであり、そ
してイエローカプラーが2−当量カプラーである
という仮定に基づく、4−当量のシアンカプラ
ー、2−当量のマゼンタカプラーまたは4−当量
のイエローカプラーを代わりに使用する場合、量
はそれに応じて変更してそれらを前記銀/カプラ
ー比に調節しなくてはならない。 種々のカラー写真記録材料を下表1および2に
示すカプラーの組み合わせを使用して調製した。
記録材料(試料)1〜15は、比較のため、本発明
に従わない組み合わせ、すなわち、3種のカラー
カプラーの少なくとも1種が本発明によるもので
はない組み合わせを含有する。比較のために試験
したカラーカプラー、記号“V”で表示する、を
下に示す: 比較のため使用するイエローカプラー: 比較のため使用するマゼンタカプラー: 比較のため使用するシアンカプラー: 前述のように調製した記録材料を、灰色ウエツ
ジを通して露光し、そして下に記載するように処
理した。 (1) 次の組成を有する発色現像主薬中で33℃にお
いて210秒のカラー現像; 15mg ベンジルアルコール 8ml ジエチレングリコール 5g エチレンジアミノ四酢酸 (EDTA) 2g 亜硫酸ナトリウム 30g 炭酸カリウム 3g 酢酸ヒドロキシルアミン 0.6g 臭化カリウム 5g 2−アミノ−5−(N−エチル−N−メチ
ル−スルホニルアミノエチルアミノ)−トルエ
ン−セスキサルフエート一水和物 これらの成分を水で1000mlとする;PH10.2。 (2) 次の組成を有する漂白定着浴中で33℃におい
て90秒の漂白定着: 2g EDTA 40g EDTA−鉄−塩 5g 亜硫酸ナトリウム 70g チオ硫酸アンモニウム これらの成分を水で1000mlとする。 (3) 25〜30℃における210秒の洗浄。 前述のように調製しかつ処理した試料を、光堅
牢性および温度抵抗性について試験した。光堅牢
性を決定するために、試料をキセノ(Xeno)試
験装置内で露光した(40%、25℃、5×106ルツ
クス時)。もとの濃度を1.0とした、青フイルタ
ー、緑フイルターおよび赤フイルターの背後で測
定した濃度の損失率(%)および得られる視的な
カラーの印象(着色)を表1に記載する。 【表】 色
【表】 試 カラー
料 Y VM C Y M C
の印象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光反射性層支持体および、その上に配置され
    た、シアンカプラーとして2−アシルアミノフエ
    ノール化合物を関連して有する赤感性ハロゲン化
    銀乳剤層、マゼンタカプラーとしてピラゾロン化
    合物を関連して有する緑感性ハロゲン化銀乳剤層
    およびイエローカプラーとして開鎖ケトメチレン
    化合物を関連して有する青感性ハロゲン化銀乳剤
    層を少なくとも含有するカラー写真記録材料にお
    いて、シアンカプラーは次の一般式() 式中、 R1はハロゲンを表わし、 R2は少なくとも2個の炭素原子を有するアル
    キルを表わし、 R3はHを表わし、 R4は−CO−R5を表わし、ここでR5はアルキ
    ル、アリール、アルコキシアルキル、アロキシア
    ルキルまたはアルコキシを表わし、そしてX1
    Hまたはカラーカプリングの過程において解放可
    能な基を表わす、 に相当するカプラーであり、マゼンタカプラーは
    3−アニリノピラゾロンカプラーであり、そして
    イエローカプラーはピバロイルアセトアニリドか
    ら誘導された2−当量イエローカプラーであるよ
    うにカプラーが選択されることを特徴とするカラ
    ー写真記録材料。 2 シアンカプラーが次の一般式() 式中、 Halはハロゲンを表わし、 X1はHまたはカラーカプリングの過程におい
    て開放可能な基を表わし、 R2は2〜20個の炭素原子を有するアルキルを
    表わし、そして R5はアルキル、アリール、アルコキシアルキ
    ル、アロキシアルキルまたはアルコキシを表わ
    す、 に相当し、マゼンタカプラーが次の一般式() 式中、 R6はHまたはアルキルを表わし、 R7はH、ハロゲンまたはアルコキシを表わし、 R8はH、ハロゲンまたはR9を表わし、 R9はアシルアミノ、−COOR10、−CO− NR11R12またはシクロイミドを表わし、 R10はアルキルを表わし、 R11はHまたはR12を表わし、 R12はアルキルを表わし、 X2はHまたはカラーカプリングの過程におい
    て開放可能な基を表わし、 YはHまたは1もしくは2以上の同一もしくは
    相異る置換基を表わす、 に相当し、そしてイエローカプラーが次の一般式
    () 式中、 R13はH、塩素、アルコキシまたはジアルキル
    アミノを表わし、 R14はHまたはアルキルを表わし、 R15は−NR16−CO−R17、NR16−SO2−R17
    −CO−R18または−SO2−NR16−R17を表わし、 R16はHまたはアルキルを表わし、 R17はアルキル、アラルキルまたはアロキシア
    ルキルを表わし、 R18はアルキル、アルコキシまたはアルキルア
    ミノを表わし、そして X3はカラーカプリングの過程において開放可
    能な酸素原子もしくは窒素原子を介して結合した
    基を表わす、 に相当する特許請求の範囲第1項記載の記録材
    料。 3 シアンカプラーが次の一般式() 式中、 R2はエチル、プロピルまたはブチルを表わし、 R19,R20はHまたはアルキルを表わし、 nは0または1〜3の整数を表わし、そして Zは1〜16個の原子を有する1または2以上の
    アルキルを表わし、ZおよびR20中の炭素原子の
    合計は少なくとも8個である、 に相当し、マゼンタカプラーが次の一般式() 式中、 R21は拡散抵抗性を与えるアルキルまたはアル
    コキシを表わす、 に相当し、そしてイエローカプラーが次の一般式
    () 式中、 R22は拡散抵抗性を与えるアルキルまたはアロ
    キシアルキルを表わし、そして Qは置換もしくは非置換のイミダゾール、ピラ
    ゾール、トリアゾール、オキサゾール、チアゾー
    ルまたはチアジアゾール環を完成するための基を
    表わす、 に相当する特許請求の範囲第1項記載の記録材
    料。
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