JPH0524744Y2 - - Google Patents

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JPH0524744Y2
JPH0524744Y2 JP14529987U JP14529987U JPH0524744Y2 JP H0524744 Y2 JPH0524744 Y2 JP H0524744Y2 JP 14529987 U JP14529987 U JP 14529987U JP 14529987 U JP14529987 U JP 14529987U JP H0524744 Y2 JPH0524744 Y2 JP H0524744Y2
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fitting
fastening
piece
bolt
tightening
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、折板を連結して折板屋根を形成する
際に、該折板の連結に使用される折板屋根用緊結
金具に関するものである。
(従来の技術) 折板屋根は母屋に設けられたタイトフレーム間
にわたつて並列状に多数架設された折板を一体的
に連結するとともに、その連結部にキヤツプを被
冠して形成するものであり、この連結はタイトフ
レーム頂部においては緊締金具により、またタイ
トフレーム間においては緊結金具により夫々行な
われており、該緊結金具は従来第9図に示すもの
が使用されている。
該緊結金具A′は、函状の連結金具1′とその底
面下側に嵌合された嵌合溝3′aを形成する嵌合
片3′と、該嵌合溝3′a及び連結金具底面の貫通
孔3′bに、締付片上面のボルト2′aを挿入する
ことにより前記嵌合溝3′aに嵌合される締付片
2′とにより構成される。
而して、この緊結金具A′の連結は、まず締付
片2′を嵌合溝3′aから外して該嵌合溝3′aと
直交する方向に回転させた状態にして連結金具
1′を馳締部間に設置する。
そして、緊結金具A′の両馳締片を下側に重ね
合わされた馳締部の折込片とともに内側に屈曲す
ることによりこれら馳締部を一体的に連結する。
次に前記締付片2′を再び回転させて嵌合溝
3′aに嵌合させることにより該締付片2′が両側
の馳締部下面間にわたつて当接され、ボルト2′
aを手又は工具で上に持ち上げつつナツト2′b
を締め付けて締付片2′を固定する。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら前記緊結金具A′は、前述した如
くその連結にあたり、ボルト2′aを手又は工具
等で上側に持ち上げた状態でナツト2′bを締め
付けることにより締付片2′を固定するため、そ
の取付作業に手間がかかり非常に非能率的であつ
た。
本考案は以上の問題に鑑みてなよされたもので
あり、その目的は折板の連結が容易に行なえる作
業能率の良い緊結金具を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための本考案の手段
は、折板屋根用緊結金具の要旨は、函状の連結金
具における開口部の対向する両縁に外側へ張り出
した馳締片が延設され、該連結金具の底面外側の
中央部には内側へ窪んだ嵌合溝を備え、該嵌合溝
に締付片が上下動自在に嵌合されるとともに締付
片上面に立設されたボルトが嵌合溝底面の貫通孔
に挿入され、該ボルト頭部とナツトとの間には前
記締付片を常時上側へ付勢させるバネを弾装した
ことに存する。
(作用) 而して上記構成によれば、ボルトを下側に押し
て締付片を嵌合溝から外して該嵌合溝と直交する
方向に回転させた状態で緊結金具を、馳締部間に
設置するとともに、馳締片を内側に屈曲して折板
を一体的に連結する。
そして、該ボルトを再び回転させるとバネによ
り締付片が嵌合溝に嵌合されるとともに上側に付
勢されて両側の馳締部下面間に当接され、ナツト
を締め付けることにより完全に固定される。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案の折板屋根用緊結金具A(以下単に緊結
金具)は連結金具1と、該連結金具1に上下動自
在に嵌合された締付片2とにより構成される。
連結金具1は、上面が開口された平面長方形の
函体1aであり、その上面の長辺側両縁に馳締片
3が形成され該馳締片3が、並列状に架設された
折板mにおける馳締部4に馳締めされることによ
りこれら折板mを一体的に連結するものである。
馳締片3は連結金具1が、適宜間隔をもつて隣
接された折板mの馳締部4間に設置されることに
より、馳締部上面4aに重ね合わされるものであ
り、開口部長辺側の両上縁から適宜幅突出形成さ
れた張出部3aと、該張出部3aから下側に傾斜
して形成された傾斜面3bと、該傾斜面3bの先
端に形成された折込片3cとにより形成される。
また、連結金具1の底面外側には、前記両馳締片
3を結ぶ方向と直交する方向に内側へ窪んだ嵌合
溝5が形成されている。
該嵌合溝5は締付片2が嵌合され、それが回転
するのを防止するものであり、溝の上面に貫通孔
5aが穿孔されている。
また、該連結金具1の内側には、該連結金具1
が内側につぶれるのを防止する補強金具7が嵌合
されている。
該補強金具7は連結金具1の内側に嵌合可能な
大きさの函体であり、後述する締付片2のボルト
2aにより固定され、対向する上部両面には連結
金具1における馳締片3の張出部3aに載置され
る鍔片7aが形成されている。
締付片2は両端部が下側に傾斜して形成され、
中央部に立設されたボルト2aが前記貫通孔5a
に挿入されることにより嵌合溝5に上下動自在に
嵌合され、該ボルト2aには締付片2を常時上側
へ付勢させるバネ6がとりつけられている。
バネ6は略コの字状で両下端部が外側に傾斜し
て形成されたバネ片8であり、上面の貫通孔6a
にボルト2aが挿入されて補強金具底面7bと連
結金具底面1bとの間に弾装されている。
またこのバネ6は前記バネ片8に限らずコイル
スプリング8aをボルト2aに挿入して、補強金
具底面7bと連結金具底面1bとの間に弾装する
ことも任意である。
該バネ6の弾性力は前記ナツト2bにより調整
可能である。
次に該緊結金具Aの連結方法について説明す
る。まず始めに、ボルト2aを下に押すことによ
り締付片2を嵌合溝5から外すとともに、該嵌合
溝5と直交する方向に回転させた状態(第4図及
び第5図)にして、緊結金具Aを隣接する折板m
の馳締部4間に設置する。そして、馳締部上面4
aに重ね合わされた馳締片3の折込片3cを内側
に折曲げることにより馳締片3を馳締部4に馳締
めしてこれら折板mを一体的に連結する。
次に、前記ボルト2aを再び回転させて締付片
2を嵌合溝5に嵌合させることによりバネ6の弾
性を利用して該締付片2を上側に付勢させ、馳締
部4下面にわたつて当接させて緊定金具Aを固定
させる。
そして、ナツト2bを締め付けることによりそ
の固定をより強固にする。
(考案の効果) 本考案は以上の様な構成にしたので以下の効果
を有する。
締付片を常時上側へ付勢させるバネを設けた
ことにより、該バネに締付片が嵌合溝に嵌合さ
れるとともに、常時上側に付勢された状態でナ
ツトを締め付けることができるので、折板の馳
締部間への緊結金具の取付固定を容易に行なう
ことができ作業能率の向上を図ることができ
る。
嵌合溝を連結金具の底面に一体的に凹設した
ことにより、従来と比べ部品点数を少くなくす
ることができるので、緊定金具の製造コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の緊結金具の平面図用、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は同−線
断面図、第4図及び第5図は締付片を回転させた
状態の断面図、第6図は他の実施例を示す断面
図、第7図は使用状態断面図、第8図は一部を切
欠した分解斜視図、第9図は従来例を示す断面図
である。 A……緊結金具、1……連結金具、2……締付
片、2a……ボルト、3……馳締片、3c……折
込片、5……嵌合溝、6……バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 函状の連結金具における開口部の対向する両縁
    に外側へ張り出した馳締片が延設され、該連結金
    具の底面外側の中央部には内側へ窪んだ嵌合溝を
    備え、該嵌合溝に締付片が上下動自在に嵌合され
    るとともに締付片上面に立設されたボルトが嵌合
    溝底面の貫通孔に挿入され、該ボルト頭部とナツ
    トとの間には前記締付片を常時上側へ付勢させる
    バネを弾装したことを特徴とする折板屋根用緊結
    金具。
JP14529987U 1987-09-25 1987-09-25 Expired - Lifetime JPH0524744Y2 (ja)

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JP14529987U JPH0524744Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JPS6450518U JPS6450518U (ja) 1989-03-29
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537828Y2 (ja) * 1990-10-29 1997-06-04 三晃金属工業株式会社 受金具
JP2008190150A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Sanko Metal Ind Co Ltd 嵌合外囲体

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JPS6450518U (ja) 1989-03-29

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