JPH0421944Y2 - - Google Patents

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JPH0421944Y2
JPH0421944Y2 JP18443187U JP18443187U JPH0421944Y2 JP H0421944 Y2 JPH0421944 Y2 JP H0421944Y2 JP 18443187 U JP18443187 U JP 18443187U JP 18443187 U JP18443187 U JP 18443187U JP H0421944 Y2 JPH0421944 Y2 JP H0421944Y2
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fixing
cap
piece
roof
sides
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JP18443187U
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は屋根、特に折板屋根の上面に雪止め
具、貯水槽及びソーラシステム等を取り付ける際
に使用される屋根用固定具に関するものである。
(従来の技術) 近年、駅のプラツトホーム、体育館、各種工場
等の大型構造物の屋根は折板屋根が形成されてい
る。
この屋根は第4図に示すように母屋に立設され
たタイトフレームm′の谷部m′1間に凹状に形成さ
れた折板a′が並列状に架設され、該折板a′の両側
端をタイトフレームm′の頂部で緊締金具n′等によ
り連結し、該連結部全長にわたつて長尺状のキヤ
ツプb′が被冠されて形成されたものであり、該屋
根の上面には固定具A′を介して雪止め具、貯水
槽又はソーラシステム等が取り付けられている。
該固定具A′は、前記キヤツプb′を貫通して立設
された固定ボルト3′によりキヤツプb′上面に固
定され、該固定具A′とキヤツプb′との間には防水
処理用シール材C′が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、該固定具は前記固定ボルトでキ
ヤツプ上面に固定されているため支持力が小さ
く、かつキヤツプ上面には固定ボルトを立設する
貫通孔が穿孔されているため防水処理を完璧に行
うことができなかつた。
本考案は以上の様な問題に鑑みてなされたもの
でありその目的は、防水処理が完璧におこなえる
支持力の大きな屋根用固定具を提供することであ
る。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するための本考案の手段は
屋根用固定具を、門型の固定板の頂部に固定ボル
トが立設され、該頂部の下面両側部にL字状の締
付具が先端部を対向させた状態で回転自在に懸吊
され、前記固定板の両側面に先端が前記締付具の
背面に当接してその締付けを調整する調整具が設
けられ、前記両側面の下端部に上部が締付具の内
側に位置した固定片が設けられるとともに、該固
定片上部の締付片側に係合突部が設けられたこと
を特徴とする構成にすることである。
(作用) 而して、上記構成によれば、固定片上部が折板
屋根の折板両側面に重ね合わされるとともに、該
固定片上部の係合突部が、調整具で折板屋根のキ
ヤツプを介して内側に締付けられた締付具と係合
することにより、固定板が前記キヤツプをまたい
だ状態で折板屋根の上面に取り付けられ、該固定
板、貯水槽等の載置物が固定される。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は本考案の屋根用固定具(以下単に固定
具という)Aを折板屋根Bの上面に取り付けた状
態の断面図であり、該折板屋根Bは軒桁間に架け
渡された母屋の全長に溶接又はネジ止めされたタ
イトフレームmの谷部m1間にわたつて凹状の折
板aが多数並列状に架け渡されるとともに、該折
板aの両端部が前記タイトフレームmの山部m2
の頂面で緊締金具nより連結され、かつ該連結部
Sに長尺状のキヤツプbが被冠されて前記タイト
フレームmと同様の波型形状に形成される。
固定具Aは固定板1と固定片2とにより構成さ
れ、該固定片2が折板屋根Bの上部両側部に取り
付けられることにより固定板1がキヤツプbをま
たいだ状態で折板屋根Bの上面に取り付けられ
る。
該固定板1は門型状に形成され、その頂部中央
に固定ボルト3が立設された載置部4が形成さ
れ、該載置部4の下面両側部には締付具5が懸吊
されている。
締付具5はL字状の締付片5aが載置部4下面
の支軸4aに回転自在に嵌合され、その先端部5
bがキヤツプbの凹溝b1に嵌入されている。
また、該締付片5aの背面には固定板1の両側
面1aに設けた調整具6の調整ボルト6aが当接
されている。
調整具6は調整ボルト6aが固定板1の両側面
1aに螺合して形成され、その調整ボルト6aに
より締付片5aが内側へ回動して固定板1がキヤ
ツプbに締付け固定される。
固定片2は折板屋根Bの上部両側面に設置さ
れ、係合片2aが折板aの張出部a1から起立部a2
にかけて重ね合わされ、傾斜片2bに起立した連
結片2cには前記固定板1の両側面1aがボルト
止めされている。
また、該係合片2aの上部に係合突部2dが設
けられ、該係合突部2dには前記締付片5aの先
端部5bがキヤツプbの凹溝b1を介して係合さ
れている。
係合突部2dは丸鋼であり、締付片5aの締付
力によりキヤツプbが内側につぶれるのを防止し
て固定具Aが折板屋根Bから外れないようにする
とともに、固定具Aに上方向への力が加えられた
場合には締付片5aの先端部5bが内側にくい込
んで係合突部2dとの係合をより強固にしてその
支持力を大きくする。またこの係合突起2dは前
記丸鋼に限らず、係合片2a上部に突起部を一体
的に形成するのも任意である。
次に、該固定具Aを折板屋根に取り付ける方法
について説明する。
まず、隣接する折板aの端部同志をタイトフレ
ームmの山部m2において緊締金具nにより連結
した後固定片2を固定板1から外した状態で前記
折板a両端部に配置する。
この際固定片2の係合片2aは折板aの張出部
a1から起立部a2にかけて重ね合わされる。
そして、これら連結部に長尺状のキヤツプbを
被冠することにより、キヤツプbの内側に突出し
た凹溝b1が係合突部2dに係合してこれら固定片
2を折板屋根Bに固定する。
次に、これら固定片2の連結片2cに固定板1
の両側面1aをボルトで連結することにより、固
定板1がキヤツプbをまたいだ状態で取り付けら
れる。
そして、締付片5aの先端部5bがキヤツプb
の凹溝b1に嵌合されるとともに、調整ボルト6a
の操作により締付片5aの先端部5bが内側にく
い込んで固定具Aが折板屋根Bの上面に確実に固
定される。
この固定具Aの載置部4には貯水槽等が載置さ
れ固定ボルト3により固着される。
(考案の効果) 本考案は以上のような構成にしたことにより下
記の効果を有する。
固定具が折板屋根の上面にキヤツプをまたい
で取り付けられるので、折板屋根の防水処理を
完璧に行うことができる。
締付片がキヤツプの凹溝に嵌合され、かつ調
整具で内側に締付けられることにより、固定具
に上方向への力が加えられた場合、締付片がよ
り一層深く内側へくい込んで固定片の係合突部
と強固に係合するので、固定具の支持力を大き
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の固定具を折板屋根の上面に取
り付けた状態の断面図、第2図は同一部切欠斜視
図、第3図は固定具の分解斜視図、第4図は従来
の固定具を折板屋根の上面に取り付けた状態の断
面図である。 A……屋根用固定具、1……固定板、2……固
定片、2b……係合突部、3……固定ボルト、5
……締付具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 門型の固定板の頂部に固定ボルトが立設され、
    該頂部の下面両側部にL字状の締付具が先端部を
    対向させた状態で回転自在に懸吊され、前記固定
    板の両側面に先端が前記締付具の背面に当接して
    その締付けを調整する調整具が設けられ、前記両
    側面の下端部に上部が締付具の内側に位置した固
    定片が設けられるとともに、該固定片上部の締付
    片側に係合突部が設けられたことを特徴とする屋
    根用固定具。
JP18443187U 1987-12-04 1987-12-04 Expired JPH0421944Y2 (ja)

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JP18443187U JPH0421944Y2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04

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JP18443187U JPH0421944Y2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04

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JPH0189523U JPH0189523U (ja) 1989-06-13
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KR101962737B1 (ko) * 2018-08-27 2019-03-27 (주)유선엔지니어링건축사사무소 건축용 스크류 방수캡

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JPH0189523U (ja) 1989-06-13

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