JPH0726490Y2 - 折板屋根用連結金具 - Google Patents

折板屋根用連結金具

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Publication number
JPH0726490Y2
JPH0726490Y2 JP7730492U JP7730492U JPH0726490Y2 JP H0726490 Y2 JPH0726490 Y2 JP H0726490Y2 JP 7730492 U JP7730492 U JP 7730492U JP 7730492 U JP7730492 U JP 7730492U JP H0726490 Y2 JPH0726490 Y2 JP H0726490Y2
Authority
JP
Japan
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fitting
roof
fixture
plate roof
tightening
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7730492U
Other languages
English (en)
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JPH0643118U (ja
Inventor
良雄 古内
健次郎 山川
四郎 中島
Original Assignee
三晃金属工業株式会社
株式会社ファスナーエンジニアリング
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Publication date
Application filed by 三晃金属工業株式会社, 株式会社ファスナーエンジニアリング filed Critical 三晃金属工業株式会社
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は折板屋根用連結金具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、精密機械工場、製紙工場、紡績
工場及び各種の研究所等は、優れた断熱、防露及び遮音
等が要求されるため、図7に示すような折板屋根20が
形成されている。これは内側屋根板30と外側屋根板4
0と、これら内側及び外側屋根板30、40との間に充
填された断熱材50とにより構成されたものであり、こ
れら内側屋根板30と外側屋根板40とはタイトフレー
ム60に立設された連結ボルト70が、内側屋根板30
のキャップ30aと外側屋根板40の吊子40aを貫通
した状態で接合されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記のような
連結ボルトはタイトフレームから外側屋根板まで貫通し
ているため、その貫通孔から雨水が浸入する恐れがあっ
て完璧な防水処理ができないばかりか、断熱及び遮音効
果も発揮することができなかった。さらに、内側屋根板
にキャップを被冠する際に、その貫通孔を連結ボルトに
逐次合致させなければならないため効率的な組立て作業
ができなかった。
【0004】本考案は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、折板屋根を施工する際に、
完璧な防水処理や優れた断熱及び遮音効果が発揮できる
と共に、効率的な組立て作業のできる折板屋根用連結金
具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの本考案の折板屋根用連結金具の要旨は、交差した固
定具と可動具との一端にこれらの締付操作を行う締付ボ
ルトが架設され、前記固定具の下端には嵌合凹部が、ま
た可動具の下端には前記嵌合凹部に嵌入される締付凸部
が夫々設けられ、これら嵌合凹部と締付凸部とがそれぞ
れ断熱材で被覆されたことに存する。
【0006】
【作用】而して、上記の構成によると、固定具と可動具
との嵌合凹部と締付凸部とにより内側屋根板の馳締部が
挟時されることにより折板屋根用連結金具が内側屋根板
の頂部に取り付けられると共に、折板屋根用連結金具の
上部の支持体を介して外側屋根板が固定されてこれら内
側及び外側屋根板とを容易に接合することができる。ま
た嵌合凹部と締付凸部とが断熱材により被覆されている
ことにより優れた断熱効果を発揮することができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1は本考案の折板屋根用連結金具(以
下単に連結金具という)の正面図、図2の(1)は固定
具の断面図、(2)は可動具の断面図、図3は連結金具
を開いた状態の正面図を示す。
【0008】連結金具1は固定具2と可動具3とにより
なり、固定具2の挟持板2aの間に可動具3が交差状に
挿入され、この交差部の軸1aを中心に開閉自在に形成
され、これらの固定具2と可動具3の上端には締付ボル
ト4が架設されている。
【0009】この締付ボルト4の一端は固定具2の上端
に軸ピン5で回動自在に取り付けられ、他端は可動具3
上端の貫通孔3aに挿入されてナット6が螺着されてい
る。よって、図3に示すように、この締付ボルト4のナ
ット6を締付けると固定具2と可動具3との下端が向か
い合う方向に回動する。
【0010】前記固定具2の下端には嵌合凹部7が、ま
た可動部3の下端には締付凸部8が夫々設けられ、これ
らの表面はそれぞれ断熱材9で被覆されている。この断
熱材9は硬質ゴムの他、プラスチック材等の断熱効率の
高いものが使用されている。
【0011】この連結金具1は、図6に示すように、折
板屋根10における内側屋根板11の馳締めと、該内側
屋根板11及び外側屋根板12の接合に用いられるもの
であり、その使用状態を説明する。
【0012】先ず、この連結金具1における締付ボルト
4のナット6を緩めて固定具2と可動具3とを開いた状
態にする。そしてこの状態で、内側屋根板11の馳締部
11aを固定具2の嵌合凹部7に嵌合した後、前記ナッ
ト6を締付けると締付凸部8が馳締部11aの内側に押
圧されて嵌合凹部7内に嵌入されることにより、馳締部
11aがこれらで挟持されて連結金具1が内側屋根板1
1の上部に締付け固定される。
【0013】次に、内側屋根板11の上面に適宜厚さの
断熱材13を敷き詰めると共に、連結金具1の支持体1
b上面に架設した折板12aを緊定金具12bで一体的
に連結し、その連結部にキャップ14を被冠して外側屋
根板12を形成することにより、内側屋根板11と外側
屋根板12とを接合する。
【0014】
【考案の効果】連結金具が、交差した固定具と可動具と
の一端にこれらの締付操作を行う締付ボルトが架設さ
れ、前記固定具の下端には嵌合凹部が、また可動具の下
端には前記嵌合凹部に嵌入される締付凸部が夫々設けら
れ、これら嵌合凹部と締付凸部とがそれぞれ断熱材で被
覆された構成にしたことにより、折板屋根を施工する際
に、完璧な防水処理や優れた断熱及び遮音効果を発揮す
ることができる。
【0015】締付ボルトのナットを締め付けると固定部
具と締付凸部とで内側屋根板の馳締部を挟持することに
より、連結金具を内側屋根板の上部に容易に締付け固定
することができるので、折板屋根の組立て作業が効率的
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】折板屋根用連結金具の正面図である。
【図2】(1)は固定具の断面図、(2)は可動具の断
面図である。
【図3】連結金具を開いた状態の正面図である。
【図4】折板屋根用連結金具の側面図である。
【図5】折板屋根用連結金具の平面図である。
【図6】折板屋根用連結金具を折板屋根に取り付けた状
態の断面図である。
【図7】従来の折板屋根用連結金具を折板屋根に取り付
けた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 連結金具 2 固定具 3 可動具 4 締付ボルト 5 軸ピン 6 ナット 7 嵌合凹部 8 締付凸部 9 断熱材 10 折板屋根

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交差した固定具と可動具との一端にこれ
    らの締付操作を行う締付ボルトが架設され、前記固定具
    の下端には嵌合凹部が、また可動具の下端には前記嵌合
    凹部に嵌入される締付凸部が夫々設けられ、これら嵌合
    凹部と締付凸部とがそれぞれ断熱材で被覆されたことを
    特徴とする折板屋根用連結金具。
JP7730492U 1992-11-10 1992-11-10 折板屋根用連結金具 Expired - Lifetime JPH0726490Y2 (ja)

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JP7730492U JPH0726490Y2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 折板屋根用連結金具

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JP7730492U JPH0726490Y2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 折板屋根用連結金具

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Publication Number Publication Date
JPH0643118U JPH0643118U (ja) 1994-06-07
JPH0726490Y2 true JPH0726490Y2 (ja) 1995-06-14

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JP7730492U Expired - Lifetime JPH0726490Y2 (ja) 1992-11-10 1992-11-10 折板屋根用連結金具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005299199A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Sanko Metal Ind Co Ltd 折板屋根における板鳴り防止構造
JP2005299263A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Sanko Metal Ind Co Ltd 折板屋根における板鳴り防止構造
JP5485822B2 (ja) * 2010-07-09 2014-05-07 銅市金属工業株式会社 折板屋根板用取付金具
JP5777006B2 (ja) * 2011-09-22 2015-09-09 元旦ビューティ工業株式会社 取付部材、外設部材の取付構造、及びその施工法

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JPH0643118U (ja) 1994-06-07

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