JPS5854343Y2 - スチ−ルボツクス - Google Patents
スチ−ルボツクスInfo
- Publication number
- JPS5854343Y2 JPS5854343Y2 JP11197180U JP11197180U JPS5854343Y2 JP S5854343 Y2 JPS5854343 Y2 JP S5854343Y2 JP 11197180 U JP11197180 U JP 11197180U JP 11197180 U JP11197180 U JP 11197180U JP S5854343 Y2 JPS5854343 Y2 JP S5854343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- beams
- steel box
- lid plate
- end frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、梱包資料等として用いられるスチールボツス
の改良に関する。
の改良に関する。
従来、この種のスチールボックスとして、例えば第1図
に示すように、スキッド1上に周側壁を形成する枠体2
を枠組してなるボックス本体3の上端枠板4,4間に梁
受け5aを有する梁5を適宜の間隔で架は渡し、この上
に平板の4辺をほぼ90°折曲して形成した蓋板6を被
せ、これをスポット溶接やビス止め等の手段によりボッ
クス本体3に固定する構造のものが広く知られている。
に示すように、スキッド1上に周側壁を形成する枠体2
を枠組してなるボックス本体3の上端枠板4,4間に梁
受け5aを有する梁5を適宜の間隔で架は渡し、この上
に平板の4辺をほぼ90°折曲して形成した蓋板6を被
せ、これをスポット溶接やビス止め等の手段によりボッ
クス本体3に固定する構造のものが広く知られている。
ところで、このような構造のスチールボックスにおける
蓋板は、一辺の長さが例えば1800 mmを越ける大
きさのもの、すなわち比較的大型のスチールボックスに
用いられるものでは製造上の問題などから1ケ所以上の
ハゼ継ぎ、あるいは接続端をラップさせ、そのラップ部
分をスポット溶接等により固定して接続するなどの方法
により所定の大きさの蓋板を形成するという方法が採ら
れていた。
蓋板は、一辺の長さが例えば1800 mmを越ける大
きさのもの、すなわち比較的大型のスチールボックスに
用いられるものでは製造上の問題などから1ケ所以上の
ハゼ継ぎ、あるいは接続端をラップさせ、そのラップ部
分をスポット溶接等により固定して接続するなどの方法
により所定の大きさの蓋板を形成するという方法が採ら
れていた。
このため、蓋板をボックス本体に取り付けるときや、運
搬時などにおいて、蓋板の四隅または中央部分を持つと
、その接続部7において折れ曲るようなことがしばしば
起き、これが原因で工場から梱包業者等への運送に支障
をきたしていただけでなく、特に蓋板を本体に取り付け
る際に、本体自体の高さが高いものではその取り付は作
業が困難かつ危険なるものとなっていた。
搬時などにおいて、蓋板の四隅または中央部分を持つと
、その接続部7において折れ曲るようなことがしばしば
起き、これが原因で工場から梱包業者等への運送に支障
をきたしていただけでなく、特に蓋板を本体に取り付け
る際に、本体自体の高さが高いものではその取り付は作
業が困難かつ危険なるものとなっていた。
また、このように接続部が折れ曲がると、ハゼ継ぎのも
のではその接続部に生じる緩み等により雨水浸入などの
原因を招き、また接続部をスポット溶接したものでは溶
接部が外れたりするなどの問題を生じることが多分にあ
った。
のではその接続部に生じる緩み等により雨水浸入などの
原因を招き、また接続部をスポット溶接したものでは溶
接部が外れたりするなどの問題を生じることが多分にあ
った。
この考案は以上のような点を考慮してなされたもので、
その目的とするところは、運搬時あるいは取り付は時に
おいて蓋板が折り曲がることがなく、しかも本体に対す
る取り付は作業も簡単なスチールボックスを提供しよう
とするものである。
その目的とするところは、運搬時あるいは取り付は時に
おいて蓋板が折り曲がることがなく、しかも本体に対す
る取り付は作業も簡単なスチールボックスを提供しよう
とするものである。
以下、本考案の一実施例を第2図〜第5図を参照して説
明する。
明する。
なお同図において、第1図と同一部分には同一符号を付
してその説明を省略する。
してその説明を省略する。
本考案によるスチールボックスでは、第1図で示した梁
5の代わりに蓋板6の内面に第3図に示すような一対の
梁10.10がスポット溶接等の適宜の固定手段により
取り付付けられ、この一対の梁10.10の両端にはボ
ックス本体3の互いに対向する上端枠板4,4にそれぞ
れ嵌合する凹部11.11を有する1本物の梁受け12
.12がそれぞれ取り付けられ、かつ前記蓋板6の側板
6aには前記上端枠板4の下縁4aに折り曲げて係止さ
せるための係止片13が複数設けられた構成とされてい
る。
5の代わりに蓋板6の内面に第3図に示すような一対の
梁10.10がスポット溶接等の適宜の固定手段により
取り付付けられ、この一対の梁10.10の両端にはボ
ックス本体3の互いに対向する上端枠板4,4にそれぞ
れ嵌合する凹部11.11を有する1本物の梁受け12
.12がそれぞれ取り付けられ、かつ前記蓋板6の側板
6aには前記上端枠板4の下縁4aに折り曲げて係止さ
せるための係止片13が複数設けられた構成とされてい
る。
前記係止片13は側板6a部分に第4図に示すように一
対の切り欠き13 a 、13 aを設けることによっ
てそれぞれ形成され、かつこれら係止片13はその蓋板
6をボックス本体3に被せた際に枠体2に複数形成され
ている凹溝14と対応する位置にそれぞれ設けられてい
る。
対の切り欠き13 a 、13 aを設けることによっ
てそれぞれ形成され、かつこれら係止片13はその蓋板
6をボックス本体3に被せた際に枠体2に複数形成され
ている凹溝14と対応する位置にそれぞれ設けられてい
る。
そして、これら係止片13を第5図に示すように断面り
字型の上端枠板4の下縁4aを覆う如く内側に折り曲げ
ることによって蓋板6をボックス本体3に固定すること
ができるようになされている。
字型の上端枠板4の下縁4aを覆う如く内側に折り曲げ
ることによって蓋板6をボックス本体3に固定すること
ができるようになされている。
このように構成された本考案によるスチールボックスで
は、蓋板6の内面に一体になった一対の梁10.10お
よび梁受け12.12をそれぞれ取り付け、しかも梁受
け12.12に1本物を利用しているため、この梁受け
12.12が蓋板6の長手方向の補強になり、他方の梁
10.10が蓋板6の幅方向の補強になる。
は、蓋板6の内面に一体になった一対の梁10.10お
よび梁受け12.12をそれぞれ取り付け、しかも梁受
け12.12に1本物を利用しているため、この梁受け
12.12が蓋板6の長手方向の補強になり、他方の梁
10.10が蓋板6の幅方向の補強になる。
したがって、この蓋板6の4隅を持ち上げた場合、従来
の蓋板ように中間で折れ曲がることがなく、また中間2
ケ所で持っても両側がたれ下がることもない。
の蓋板ように中間で折れ曲がることがなく、また中間2
ケ所で持っても両側がたれ下がることもない。
また、本考案では蓋体6の側板6aに係止片13を設け
、この係止片13を利用して蓋板6をボックス本体3に
固定するようにしているため、スチールボックスの組立
作業、すなわちボックス本体3に対する蓋板6の取付作
業が非常に簡単に行なえ、しかもこの係止片13を折り
曲げて上端枠板4の下縁4aに係止させる操作、あるい
は解体時などにこの係止片13を伸張させて係止状態を
解放させる操作等も単にペンチなどの工具を利用するこ
とにより簡単に行なうことができる。
、この係止片13を利用して蓋板6をボックス本体3に
固定するようにしているため、スチールボックスの組立
作業、すなわちボックス本体3に対する蓋板6の取付作
業が非常に簡単に行なえ、しかもこの係止片13を折り
曲げて上端枠板4の下縁4aに係止させる操作、あるい
は解体時などにこの係止片13を伸張させて係止状態を
解放させる操作等も単にペンチなどの工具を利用するこ
とにより簡単に行なうことができる。
以上説明したように、本考案によるスチールボックスに
あっては、4辺をほぼ90’折曲して形成した蓋板の内
面に一対の梁を取り付けると共に、この梁の両端にボッ
クス本体の互いに対向する上端枠板にそれぞれ嵌合する
梁受けを取り付け、かつ前記蓋板の側板に前記上端枠板
の下縁に折り曲げて係止させるための係止片を設けた構
成としたから、運搬時あるいは組立時などにおいて蓋板
が折れ曲がることがなく、かつボックス本体に対する蓋
板の取り付けも非常に簡単であるなどの優れた効果があ
る。
あっては、4辺をほぼ90’折曲して形成した蓋板の内
面に一対の梁を取り付けると共に、この梁の両端にボッ
クス本体の互いに対向する上端枠板にそれぞれ嵌合する
梁受けを取り付け、かつ前記蓋板の側板に前記上端枠板
の下縁に折り曲げて係止させるための係止片を設けた構
成としたから、運搬時あるいは組立時などにおいて蓋板
が折れ曲がることがなく、かつボックス本体に対する蓋
板の取り付けも非常に簡単であるなどの優れた効果があ
る。
第1図は従来例を示す斜視図、第2図は本考案によるス
チールボックスの一実施例を示す斜視図第3図は同実施
例による要部の斜視図、第4図は同実施例による要部の
斜視図、第5図は係止片を折り曲げた状態を示す断面図
である。 3・・・・・・ボックス本体、4・・・・・・上端枠板
、4a・・・・・・下縁、6・・・・・・蓋板、6a・
・・・・・側板、10.10・・・・・・梁、12゜1
2・・・・・・梁受け、13・・・・・・係止片、13
a 、13 a・・・・・・切り欠き、14・・・・
・・凹溝。
チールボックスの一実施例を示す斜視図第3図は同実施
例による要部の斜視図、第4図は同実施例による要部の
斜視図、第5図は係止片を折り曲げた状態を示す断面図
である。 3・・・・・・ボックス本体、4・・・・・・上端枠板
、4a・・・・・・下縁、6・・・・・・蓋板、6a・
・・・・・側板、10.10・・・・・・梁、12゜1
2・・・・・・梁受け、13・・・・・・係止片、13
a 、13 a・・・・・・切り欠き、14・・・・
・・凹溝。
Claims (1)
- 4辺がほぼ90’折曲形威された蓋板の内面に一対の梁
が取り付けられ、この梁の両端にはボックス本体の互い
に対向する上端枠板にそれぞれ嵌合する梁受けが取り付
けられ、かつ前記蓋板の側板には、前記上端枠板の下縁
に折り曲げて係止させるための係止片が設けられている
ことを特徴とするスチールボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197180U JPS5854343Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | スチ−ルボツクス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11197180U JPS5854343Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | スチ−ルボツクス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5735223U JPS5735223U (ja) | 1982-02-24 |
JPS5854343Y2 true JPS5854343Y2 (ja) | 1983-12-10 |
Family
ID=29473050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11197180U Expired JPS5854343Y2 (ja) | 1980-08-07 | 1980-08-07 | スチ−ルボツクス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854343Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-07 JP JP11197180U patent/JPS5854343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5735223U (ja) | 1982-02-24 |
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