JPH0350340Y2 - - Google Patents

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JPH0350340Y2
JPH0350340Y2 JP1706786U JP1706786U JPH0350340Y2 JP H0350340 Y2 JPH0350340 Y2 JP H0350340Y2 JP 1706786 U JP1706786 U JP 1706786U JP 1706786 U JP1706786 U JP 1706786U JP H0350340 Y2 JPH0350340 Y2 JP H0350340Y2
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JP
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duct
edge
fitting
toy
corner member
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JP1706786U
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JPS62130339U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は接続端部に改良を施したダクト装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のダクト装置は連接させる横断面
四辺形のダクトイ,イ′の接続端縁に〓形状を呈
する複数のフランジ1,1′を一体に形成し、各
ダクトイ,イ′に於ける隣り合う共板フランジ部
分1,1′を連続させるために隅角部にボルト孔
10を有するコーナー部材11をスポツト溶接に
より固設し、対向するフランジ1,1′の当接面
にはフランジ1,1′の長手方向に凹溝26を形
成し、この凹溝26に紐状のシール材25を嵌め
込んだのち対向するフランジ1,1′を当接させ
ると共に当該両フランジ1,1′に於ける継ぎ縁
6,6を横断面が扁平のCの字形状を呈する被着
部材30で挾止し且つ対向するコーナー部材1
1,11同士をボルト27をもつて締着した第1
図および第2図に示すようなもの等が公知となつ
ている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記したような従来のものは上記のよ
うにダクトイおよびフランジ1にコーナー部材1
1をスポツト溶接で固着するものであつて作業性
が悪いのみならずスポツト溶接機および同機の取
扱資格者が必要であつて経済的ではない等の欠陥
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はダクトに対するコーナー部材の固定に
所謂嵌め込み方式を採用することによつて上記の
ような欠陥を解消しようとするものである。
〔実施例〕
図に示す実施例は断面が四辺形のダクトイに於
ける上下左右壁面の接続端縁に〓形状を呈するフ
ランジ1,1′を一体に形成し、各フランジ1,
1′の水平個所2を二つに折つて同水平個所2の
外側半分3を内側半分4の下面に重合させること
により後述するコーナー部材11および部分継ぎ
部材21の上側嵌着縁用の嵌着溝5および継ぎ縁
6を形成すると共にダクトイの上下左右壁面に於
て接続端縁に近くて平行する線上個所に突条7を
膨出させて後述するコーナー部材11および部分
継ぎ部材21の下側嵌着縁用の嵌着溝8を形成
し、またこれとは別個に金属板を以て折曲部にボ
ルト孔10を有する〓形状のコーナー部材11を
構成し、このコーナー部材11に於ける水平部1
2および垂直部13の両側辺に外向きの上側嵌着
縁14および外向きの下側嵌着縁15を折設する
と共にコーナー部材11の水平部12および垂直
部13を隣り合うフランジ1,1′が形成するコ
ーナー個所の外側に配し且つ当該コーナー部材1
1を上記の継ぎ縁6とダクトイの壁面との間に強
引に押入して上側嵌着縁14および下側嵌着縁1
5を上記の嵌着溝5,8に嵌合させ、仍つてダク
トイのコーナー個所にコーナー部材11を固定す
ると共にこれとは別個に、金属板を以て両端に内
向折曲部17,17′を有するへの字状断面の挾
着型被せ部18と一方の内向断曲部17の先端縁
から下方に垂直に伸びた立上部19と当該立上部
19の下縁に連設された外向きの折曲縁20とよ
り形成された部分継ぎ部材21を構成し、この部
分継ぎ部材21に於ける一方内向折曲部17およ
び外向き折曲縁20を上側嵌着縁22および下側
嵌着縁23とし、部分継ぎ部材21をフランジ1
の外側に配し且つ当該部分継ぎ部材21の立上部
19を上記の継ぎ縁6とダクトイの壁面との間に
強引に押入して上側嵌着縁22および下側嵌着縁
23を上記の嵌着溝5,8に嵌合させ、仍つてフ
ランジ1の中間個所に部分継ぎ部材21を固定
(この時には部分継ぎ部材21に於ける被せ部1
8および他方内向折曲部17は後の作業に備えて
第5図に於て仮想線で示すように僅かに浮き上つ
た状態としてある。)したものである。
尚、図中、25はシール材、26はシール材2
5の嵌合凹溝、26′…逃げ用凹溝、27はボル
ト、28はナツト、29は小孔を示す。
〔作用〕 即ち、図に示すようなコーナー部材11も付き
部分継ぎ部材21も付いたダクトイと、コーナー
部材11は付いているが部分継ぎ部材21は付い
ていないダクトイ′との接ぎ合せ作業は、これ等
ダクトイ、イ′の開口が連通し且つフランジ1,
1′が合掌するように突き合せつつ当該合掌状態
のフランジ1,1′の間にシール材25を挾入す
ると共に部分継ぎ部材21の被せ部18を押下し
て浮き上りを直し且つ他方内向折規部17をダク
トイ′のフランジ1に於ける継ぎ縁6の下面に纏
着させることによつてフランジ1同士を仮り止め
的に保持し、この保持状態に於て上記の合掌状態
とされたコーナー部材11のボルト孔10にボル
ト27を挿通しナツト28で締付け、更に両ダク
トイ,イ′のフランジ1,1′に於ける継ぎ縁6,
6を横断面が扁平のCの字形状を呈する被着部材
30により挾止して完了すればよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記の通りであるのでダクトに対する
コーナー部材の固定を所謂嵌め込み方式で極めて
簡単且つ容易に短い時間で為し得るものであつて
作業性が頗るよい著効があるのみならず従来のも
のの様にスポツト溶接機も同機の取扱資格者も必
要ではなけ経済的にも好ましい等の優れた効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダクト装置を示すものであつて
要部の斜視図、第2図は第1図A−A線に沿う断
面図、第3図は本考案のダクト装置を示すもので
あつて要部の斜視図、第4図は第3図B−B線に
沿う断面図、第5図は第3図B′−B′線に沿う断
面図である。 イ,イ′……ダクト、1,1′……フランジ、2
……水平個所、3……外側半分、4……内側半
分、5……嵌着溝、6……継ぎ縁、7……突条、
8……嵌着溝、10……ボルト孔、11……コー
ナー部材、12……水平部、13……垂直部、1
4……上側嵌着縁、15……下側嵌着縁、17,
17′……内向接曲部、18……被せ部、19…
…立上部、20……折曲縁、21……部分継ぎ部
材、22……上側嵌着縁、23……下側嵌着縁、
25……シール材、26,26′……凹溝、27
……ボルト、28……ナツト、29……小孔、3
0……被着部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が四辺形のダクトイに於ける上下左右壁面
    の接続端縁に〓形状を呈するフランジ1,1′を
    有し、各フランジ1,1′の水平個所の下面に後
    述するコーナー部材11の上側嵌着縁用の嵌着溝
    5および継ぎ縁6を形成し、またダクトイの上下
    左右壁面に於て接続端縁に近くて平行する線上個
    所に突条7を膨出させて後述するコーナー部材1
    1の下側嵌着縁用の嵌着溝8を形成すると共に上
    記のダクトイとは別個に、折曲部にボルト孔10
    を備えた〓形状のコーナー部材11を構成し、こ
    のコーナー部材11に於ける水平部12および垂
    直部13の両側辺に外向きの上側嵌着縁14およ
    び外向きの下側嵌着縁15を折設し、このコーナ
    ー部材11の水平部12および垂直部13を隣り
    合うフランジ1,1′が形成するコーナー個所の
    外側に配し且つ当該コーナー部材11を上記の継
    ぎ縁6とダクトイの壁面との間に強引に押入する
    ことにより上側嵌着縁14および下側嵌着縁15
    を上記の嵌着溝5,8に嵌合させてダクトイのコ
    ーナー個所にコーナー部材11を固定したことを
    特徴とするダクト装置。
JP1706786U 1986-02-08 1986-02-08 Expired JPH0350340Y2 (ja)

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JP1706786U JPH0350340Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62130339U JPS62130339U (ja) 1987-08-18
JPH0350340Y2 true JPH0350340Y2 (ja) 1991-10-28

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