JPH089038Y2 - 運搬用箱体に於ける屋根部と壁部との接合構造 - Google Patents

運搬用箱体に於ける屋根部と壁部との接合構造

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JPH089038Y2
JPH089038Y2 JP14897589U JP14897589U JPH089038Y2 JP H089038 Y2 JPH089038 Y2 JP H089038Y2 JP 14897589 U JP14897589 U JP 14897589U JP 14897589 U JP14897589 U JP 14897589U JP H089038 Y2 JPH089038 Y2 JP H089038Y2
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JP
Japan
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roof
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engaging
wall
joint
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JP14897589U
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方喜 酒井
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日本トレールモービル株式会社
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバントラックの荷箱等の運搬用箱体に於ける
屋根部と壁部との接合構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、バントラックの荷箱等の運搬用箱体に於ける屋
根部1と壁部2との接合は第5図に示すように、屋根板
取付フランジ3と内方に延びる接合フランジ4とを備え
た断面Z字形の屋根梁5と、断面逆U字形の本体6の上
部に内方に延びる接合フランジ7を備えた壁上端梁8と
を夫々の接合フランジ4、7で接合してボルト、ナット
9で締付け固定していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の技術では、ボルト、ナット9の締付部から
雨水等が侵入し、又屋根板取付フランジ3の固定リベッ
トの足が見える為外観が悪かった。
(問題点を解決するための手段) 本案は以上の問題を解決するために、運搬用箱体に於
ける屋根部と壁部との接合構造を、外側端縁に突部を形
成した屋根板取付フランジと内方に延びる接合フランジ
とを備えた断面Z字形の屋根梁と、断面逆U字形の本体
の上部に係合突条を形成し内方に延びる接合フランジを
備えた壁上端梁とを夫々の接合フランジで接合し、断面
が円弧形で上端縁に前記突部と嵌合する嵌合部と下部に
前記突条と係合する係合突条を形成した係合フランジと
を備えた覆板で構成した。
(実施例) 以下図面により本案の実施例について説明する。第1
図はバントラックの荷箱等の運搬用箱体の全体斜視図を
示し、第2図は第1図のA−A矢視図を示し、第3図は
壁上端梁の部分斜視図を示し、 第4図は従来技術に於ける第2図に対応する図を示
す。
本案の実施例に示す運搬用箱体10は、屋根部12、左右
の側壁部14、14、前壁部16、後部扉部18からなる六面体
の箱体であって、屋根部12と壁部12、14との接合構造
は、第2図に示すように、屋根梁20と壁上端梁22とを接
合し、覆板24を係合することによって構成している。
前記屋根梁20は断面Z字形のアルミ型材であって、上
部に屋根板取付フランジ25が外方に延び、屋根板26がリ
ベット28で固着していて、外側端縁に断面円形の突部30
を形成していて、さらに、下部の端縁は下方に折れ曲が
り、接合フランジ32が内方に延びている。
前記壁上端梁22は断面逆U字形の本体31の上部に係合
突条34を形成し、段部35を形成して内方に延びる接合フ
ランジ36を備えている。
前記覆板24は断面が円弧形で上端縁に前記突部30と嵌
合する嵌合部38と、下部に前記突条34と係合する係合突
条40を形成した係合フランジ42を備え、さらに下方に延
びるフランジ44を備えている。
屋根部12と左右の側壁部14、14、前壁部16とを接合固
着するには、夫々の接合フランジ32、36を接合して穴を
あけ、ボルト、ナット46で締付け固定する。
なお、接合フランジ36の端縁は下方に折れ曲がって、
接合フランジ32の段部35を被うようになっているので接
合が容易である。
次に前記覆板24の上端縁の嵌合部38を前記突部30に嵌
合して下方に回動すると、係合フランジ42の下面に形成
した係合突条40が突条34と係合してフランジ44が本体31
に当接することによって、覆板24を固定する。
(効果) 本案は以上の作用、構成からなっているので、接合フ
ランジ32、36を接合して締付け固定しているボルト、ナ
ット46の穴から雨水等が侵入することがなく、又屋根板
取付フランジの固定リベットの足が見えないので、外観
がよくなり、強度も大きくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図はバントラックの荷箱等の運搬用箱体の全体斜視
図を示し、第2図は第1図のA−A矢視図を示し、第3
図は壁上端梁の部分斜視図を示し、第4図は従来技術に
於ける第2図に対応する図を示す。 10:運搬用箱体、30:突部 12:屋根部、31:断面逆U字形の本体 14:側壁部、32:接合フランジ 16:前壁部、34:係合突条 20:屋根梁、36:接合フランジ 22:壁上端梁、38:嵌合部 24:覆板、40:係合突条 25:屋根板取付フランジ、42:係合フランジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側端縁に突部30を形成した屋根板取付フ
    ランジ25と内方に延びる接合フランジ32とを備えた断面
    Z字形の屋根梁20と、断面逆U字形の本体31の上部に係
    合突条34を形成し内方に延びる接合フランジ36を備えた
    壁上端梁22とを夫々の接合フランジ32、36で接合し、断
    面が円弧形で上端縁に前記突部30と嵌合する嵌合部38と
    下部に前記突条34と係合する係合突条40を形成した係合
    フランジ42とを備えた覆板24で構成したことを特徴とす
    る運搬用箱体に於ける屋根部と壁部との接合構造。
JP14897589U 1989-12-25 1989-12-25 運搬用箱体に於ける屋根部と壁部との接合構造 Expired - Lifetime JPH089038Y2 (ja)

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JP7093212B2 (ja) * 2018-03-28 2022-06-29 株式会社総合車両製作所 コンテナの妻面構造及びこれを備えたコンテナ

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