JPH024956Y2 - - Google Patents

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JPH024956Y2
JPH024956Y2 JP1985177380U JP17738085U JPH024956Y2 JP H024956 Y2 JPH024956 Y2 JP H024956Y2 JP 1985177380 U JP1985177380 U JP 1985177380U JP 17738085 U JP17738085 U JP 17738085U JP H024956 Y2 JPH024956 Y2 JP H024956Y2
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ceiling
panel
wall
ceiling wall
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は側板パネルを隣接状に結合して構成
した平面形状が方形の周囲壁の内部上方に、上記
周囲壁で囲まれた内部と同大の、天井パネルで構
成した天井壁を嵌込んで固定するパネル式組立水
槽の天井壁固定装置に関する。
(従来の技術) 第7,8図に示す様に四周に直角なフランジを
有するFRP製の側板パネル1を隣接させ、その
相対向した側部のフランジ1′,1′同志を間にパ
ツキンを挾んでボルト2とナツトで点々と結合し
て平面形状が方形の周囲壁Aを構成し(周囲壁の
かどでは直角に対向する側板パネル1,1の側部
フランジ1′,1′をアングル材3を介してボルト
2とナツトで結合する。)又、四周に下向きの鍔
4′を有するFRP製の天井パネル4を隣接状に配
列し、相互に隣接する上記天井パネルの相対向し
た上記鍔4′同志を間にパツキンを挾んでボルト
5とナツトで点々と結合して上記周囲壁Aが囲む
内部と同大の天井壁Bを構成し、この天井壁Bを
前記周囲壁の内部上方に嵌め、天井壁の外周縁に
位置する天井パネルの下向きの鍔4′を周囲壁A
を構成する各側板パネル1の上縁部に点々とボル
ト6とナツトで固定することは従来からパネル式
組立水槽で行われている。
(考案が解決しようとする問題点) 従来は天井壁Bを周囲壁Aの内部上方に嵌め、
ボルト6とナツトで点々と固定する場合、天井壁
を周囲壁の内部上方に保持して置くために、上記
ボルト6を通すための鍔4′と側板パネルの上縁
部にある整合した所々の孔にドライバー7の先や
ラチエツト式ねじ回しなどを挿入し、挿入した以
外の孔にボルト6を通してナツトで締付け、こう
してボルト6で保持できる様になつたら孔からド
ライバーなどを、抜いてボルト6を挿入し、ナツ
トで締付ける。
このため天井壁を周囲壁の内部上方に嵌める作
業員と、ドライバーなどを所々の孔に挿入して回
る作業員を要すると共に、ドライバーなどを挿入
できる様に天井壁の外周縁に位置する天井パネル
の下向きの鍔の孔と、側板パネルの上縁部の孔を
揃えるのに非常に手数がかゝる。
更に、側板パネルの隣接した継目1Aと、天井
パネルの隣接した継目4Aは揃うので、強度的に
弱い。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、側板パネルを結合した周囲壁
の内部上縁に、天井パネルを結合した天井壁を嵌
めてボルト締めしたパネル式組立水槽の天井壁固
定装置において、側板パネルの隣接部の上部に、
天井壁の外周縁に位置する天井パネルの下向き鍔
を下から受止める受止片をボルト締めし、この受
止片に載つた上記下向き鍔と側板パネル上部との
連結用ボルト孔が同芯になる位置に固定してお
き、 また上記天井パネル隣接部の外周縁の、周囲壁
に直角な下向き鍔同士を一対の固定片で挾んで固
定し、且つ上記両固定片を上記受止片に結合した
ことを特徴とする。
(作用) これにより天井壁を周囲壁の内部上方に嵌め、
その外周縁の鍔を各受止片に載置すると、天井壁
は周囲壁に対して所定の状態に保持され、ボルト
6を通すための鍔にある各孔と、側板パネルの上
縁部にある各孔は正しく揃う。
そして、天井パネルの相対向した鍔同志の外周
縁の近辺と、側板パネルの隣接した上縁部間は受
止片と両固定片で結合され、天井パネルの継目と
側板パネルの継目はタンクの内側から補強され
る。
(実施例) 図示の各実施例において、10は受止片、1
1,11は固定片を示し、第7,8図の従来例と
同じ機能の部品には同じ符号を付して示す。
いずれの実施例においても受止片10は側板パ
ネル1の内面上部にボルト12とナツトで取付け
る取付部10aと、その上に天井壁外周縁の鍔
4′を下から受止め、且つ固定片11をその上に
結合する支持部10bをほゞ直角に有するL形断
面形状であり、両固定片11は鍔4′,4′を間に
挾んでボルト13とナツトで固定する当接部11
aと、上記支持部10b上にボルト14とナツト
で結合される結合部11bをほゞ直角に有するL
形断面形状で、金属板や山形鋼を加工したり、プ
ラスチツクで成形して作る。
そして、側板パネル1,1の隣接部の上部に
は、受止片の取付部10aにあるボルト12を通
すための孔に合う孔が開設してあり、その両孔に
ボルト12を通して取付部10aで受止片10を
固定し、その支持部10b上に天井壁の外周縁の
鍔4′を載置するとボルト6を通すための鍔4′に
ある孔と側板パネル1の上縁部にある孔が揃う。
又、両固定片の当接部11a,11aには鍔
4′にある孔と揃うボルト13を通すための孔が
あり、各固定片の結合部11bと受止片の支持部
10bにはボルト14を通すための揃つた孔があ
る。
第1〜3図の第1実施例では取付部10aと支
持部10bの間に補強リブ15を備えた一つの受
止片の取付部を隣接した二枚の側板パネル1,1
の上部に夫々ボルト12で固定し、その支持部1
0b上に隣接した天井パネルの相対向した鍔4′,
4′の外周縁近辺を載置し、且つこれをボルト1
3で挾んだ固定片11,11の結合部11b,1
1bをボルト14で結合する。
第4図の第2実施例は補強梁15を第1実施例
の様に中央に1ケ所だけでなく、両側に設け点が
相違するだけで、他は第1実施例と同じである。
第5図の第3実施例も第1実施例と殆ど同じであ
つて、たゞ補強片16を支持部10bの最もタン
ク内に張出した先端に下向きに折曲げなどで形成
した点が相違するだけである。
第6図の実施例は一方の側板パネルの上部に固
定する受止片10′と、他方の側板パネルの上部
に固定する受止片10′を別々に作り、両受止片
10′の相対する連結壁17をボルト18とナツ
トで結合して一体にしたもので、各受止片10′
は第1〜3図の第1実施例の受止片を補強梁15
を含んで二つ割りにし、補強梁15を連結壁17
としたものに相当する。勿論、両固定片11,1
1の結合は同じである。
尚、両固定片11,11の鍔4′,4′に対する
固定はいづれの実施例でも天井壁Bを周囲壁Aに
上から嵌める前に行つて置くのが作業上好ましい
が、周囲壁に嵌めたあとからでも行うことができ
る。
(考案の効果) 本案によれば組立てた周囲壁Aの内部に、組立
てた天井壁Bを上から嵌めると天井壁の外周縁の
鍔4′は受止片10上に載置し、この鍔と、側板
パネルの上縁部にある孔は揃うので周囲壁と天井
壁の組立が著しく能率的に行える。
更に、側板パネルの隣接した継目の上部と、天
井パネルの隣接した継目の外周近辺が受止片10
と両固定片11,11で連結され、タンク内側か
ら補強されるため組立強度も頗る向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例のタンク内側から見た
斜視図、第2図は同上の縦断側面図、第3図は第
2図の−線に沿う断面図、第4図は本案の第
2実施例、第5図は同じく第3実施例、第6図は
更に他の一実施例の夫々第1図と同様な斜視図、
第7図は従来のタンクを示す平面図、第8図は同
上の縦断面図で、図中、1は側板パネル、Aは周
囲壁、4は天井パネル、4′はその下向きの鍔、
Bは天井壁、6は天井壁を側板パネルの上縁部に
固定するボルト、10は受止片、11,11は固
定片を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 側板パネルを結合した周囲壁の内部上縁に、天
    井パネルを結合した天井壁を嵌めてボルト締めし
    たパネル式組立水槽の天井壁固定装置において、 側板パネルの隣接部の上部に、天井壁の外周縁
    に位置する天井パネルの下向き鍔を下から受止め
    る受止片をボルト締めし、この受止片に載つた上
    記下向き鍔と側板パネル上部との連結用ボルト孔
    が同芯になる位置に固定しておき、 また上記天井パネル隣接部の外周縁の、周囲壁
    に直角な下向き鍔同士を一対の固定片で挾んで固
    定し、且つ上記両固定片を上記受止片に結合した
    ことを特徴とするパネル式組立水槽の天井壁固定
    装置。
JP1985177380U 1985-11-20 1985-11-20 Expired JPH024956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985177380U JPH024956Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985177380U JPH024956Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6287092U JPS6287092U (ja) 1987-06-03
JPH024956Y2 true JPH024956Y2 (ja) 1990-02-06

Family

ID=31118527

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985177380U Expired JPH024956Y2 (ja) 1985-11-20 1985-11-20

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095747A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Nissan Motor Co Ltd 集塵装置および集塵方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597271U (ja) * 1982-07-06 1984-01-18 株式会社クボタ エンジンコンプレツサのスタ−タ保護装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58103794U (ja) * 1981-12-29 1983-07-14 三菱樹脂エンジニアリング株式会社 傾斜付天井壁を備えた組立式貯液槽

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JP2009095747A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Nissan Motor Co Ltd 集塵装置および集塵方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6287092U (ja) 1987-06-03

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