JPH0544425Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0544425Y2 JPH0544425Y2 JP17044686U JP17044686U JPH0544425Y2 JP H0544425 Y2 JPH0544425 Y2 JP H0544425Y2 JP 17044686 U JP17044686 U JP 17044686U JP 17044686 U JP17044686 U JP 17044686U JP H0544425 Y2 JPH0544425 Y2 JP H0544425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- exterior
- wall base
- support piece
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 72
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は、外装材と外装材とをジヨイナーで接
続する外装材の接続部の構造に関する。
続する外装材の接続部の構造に関する。
［背景技術］
従来にあつて、外装材６′と外装材６′との接続
部分は第４図に示すように中央部に突部２０を有
するハツト型ジヨイナー４′を柱、胴縁等の壁下
地材５に固着し、隣り合う外装材６′の端部をそ
れぞれハツト型ジヨイナー４′の両側片に重ね、
各外装材６′の端部をそれぞれ壁下地材５に釘の
ような固着具７にて固着していた。ところで、セ
メント系の外装材６′の端部を固着具７で固着す
ると外装材６′が破損しやすいという問題があり、
できるだけ固着具７による端部の固着箇所を少な
くする必要があるが、従来にあつては隣り合う外
装材６′の端部を共に固着具７で固着しなければ
ならないという問題があり、また隣り合う外装材
６′の端部を柱、胴縁等の壁下地材５に固着具７
にて固着するため柱、胴縁等の壁下地材５の幅が
狭いものの場合には固着することができないとい
う問題があつた。また固着するにしても外装材
６′の側端に極めて近い位置でしか外装材６′固着
できず、いっそう外装材６′が破損しやすいとい
う問題があつた。
部分は第４図に示すように中央部に突部２０を有
するハツト型ジヨイナー４′を柱、胴縁等の壁下
地材５に固着し、隣り合う外装材６′の端部をそ
れぞれハツト型ジヨイナー４′の両側片に重ね、
各外装材６′の端部をそれぞれ壁下地材５に釘の
ような固着具７にて固着していた。ところで、セ
メント系の外装材６′の端部を固着具７で固着す
ると外装材６′が破損しやすいという問題があり、
できるだけ固着具７による端部の固着箇所を少な
くする必要があるが、従来にあつては隣り合う外
装材６′の端部を共に固着具７で固着しなければ
ならないという問題があり、また隣り合う外装材
６′の端部を柱、胴縁等の壁下地材５に固着具７
にて固着するため柱、胴縁等の壁下地材５の幅が
狭いものの場合には固着することができないとい
う問題があつた。また固着するにしても外装材
６′の側端に極めて近い位置でしか外装材６′固着
できず、いっそう外装材６′が破損しやすいとい
う問題があつた。
［考案の目的］
本考案は、上記の点に鑑みて考案したものであ
つて、その目的とするところは、隣り合う外装材
のうち一方の外装材の端部のみを固着具で固着す
るのみでよくて、他方の外装材の端部は固着具で
固着する必要がなくて固着具による破損の機会を
少なくでき、また柱や胴縁等の壁下地材の幅が狭
くても確実に取り付けることができる外装材の接
続部の構造を提供するにある。
つて、その目的とするところは、隣り合う外装材
のうち一方の外装材の端部のみを固着具で固着す
るのみでよくて、他方の外装材の端部は固着具で
固着する必要がなくて固着具による破損の機会を
少なくでき、また柱や胴縁等の壁下地材の幅が狭
くても確実に取り付けることができる外装材の接
続部の構造を提供するにある。
［考案の開示］
本考案の外装材の接続部の構造は、固定片１の
表面部の一端部より固定片１の表面部に対して直
角に突出片２を突出し、この突出片２の先端部か
ら固定片１と反対側に第１支持片３を連出すると
ともに第１支持片３の突出基部付近より第１支持
片３と平行に第２支持片１１を突出してジヨイナ
ー４を構成し、ジヨイナー４の固定片１を柱、胴
縁等の壁下地材５に固着し、一方の外装材６の端
部を固定片１に重ねてこの外装材６の端部を壁下
地材５に固着具７にて固着し、側端面部の背面側
の半部を側方に突出してはめ込み突部８を設けた
他方の外装材９のはめ込み突部８をジヨイナー４
の第１支持片３と突出片２と第２支持片１１とで
構成される凹溝部１２にはめ込んで成るものであ
つて、このような構成を採用することにより、本
考案の目的を達成したものである。すなわち本考
案にあつては、ジヨイナー４の凹溝部１２に他方
の外装材９の端部のはめ込み突部８をはめ込むの
で、他方の外装材９を壁下地材５に固着する必要
がなくなつたものである。さらにこの場合外装材
９のはめ込み突部８が背面側においては第２支持
片１１により支持されるので、このはめ込み突部
８の背面部の支持が第２支持片１１により確実に
でき、また一方の外装材６のみを壁下地材５に固
着するのみでよくなつたので、壁下地材５の幅が
狭くても確実に取り付けることができるようにな
つたものである。
表面部の一端部より固定片１の表面部に対して直
角に突出片２を突出し、この突出片２の先端部か
ら固定片１と反対側に第１支持片３を連出すると
ともに第１支持片３の突出基部付近より第１支持
片３と平行に第２支持片１１を突出してジヨイナ
ー４を構成し、ジヨイナー４の固定片１を柱、胴
縁等の壁下地材５に固着し、一方の外装材６の端
部を固定片１に重ねてこの外装材６の端部を壁下
地材５に固着具７にて固着し、側端面部の背面側
の半部を側方に突出してはめ込み突部８を設けた
他方の外装材９のはめ込み突部８をジヨイナー４
の第１支持片３と突出片２と第２支持片１１とで
構成される凹溝部１２にはめ込んで成るものであ
つて、このような構成を採用することにより、本
考案の目的を達成したものである。すなわち本考
案にあつては、ジヨイナー４の凹溝部１２に他方
の外装材９の端部のはめ込み突部８をはめ込むの
で、他方の外装材９を壁下地材５に固着する必要
がなくなつたものである。さらにこの場合外装材
９のはめ込み突部８が背面側においては第２支持
片１１により支持されるので、このはめ込み突部
８の背面部の支持が第２支持片１１により確実に
でき、また一方の外装材６のみを壁下地材５に固
着するのみでよくなつたので、壁下地材５の幅が
狭くても確実に取り付けることができるようにな
つたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。第１図に
は本考案の一実施例が示してある。ジヨイナー４
は金属やあるいは合成樹脂により構成してあり、
固定片１の表面部の一端部より固定片１の表面部
に対して直角に突出片２を突出し、この突出片２
の先端部から固定片１と反対側に第１支持片３を
連出するとともに第１支持片３の突出基部付近よ
り第１支持片３と平行に第２支持片１１を突出し
てジヨイナー４を構成してある。ここで固定片１
の突出片２を設けた方と反対側の端部及び第２支
持片１１の端部には水返し片１０が設けてある。
またジヨイナー４の第１支持片３と突出片２と第
２支持片１１とで凹溝部１２が構成してある。し
かして、このような構成のジヨイナー４は固定片
１を柱、胴縁等の壁下地材５に釘等の固着具７に
て固着されるものである。そして一方の外装材６
の端部を固定片１に重ねてこの外装材６の端部を
壁下地材５に釘のような固着具７にて固着する。
また側端面部の背面側の半部を側方に突出しては
め込み突部８を設けた他方の外装材９のはめ込み
突部８をジヨイナー４の凹溝部１２にはめ込んで
取り付けるものである。この場合、他方の外装材
９は凹溝部１２にはめ込み突部８をはめ込むこと
で接続するので、固着具７により壁下地材５に固
着する必要がなく、したがつて、壁下地材５は少
なくとも第２図のように一方の外装材６の端部側
に位置しておればよく、このため壁下地材５の幅
が第１図のものに比べて狭いものであつても確実
に外装材６を取り付けることができるものであ
り、また一方の外装材６のみを固着具７で固着す
るだけでよいので、できるだけ第２図のＭで示す
長さを長くでき、その分固着具７による打ち込み
部分が側端面から離れて端部の破損が発生しにく
いものである。なお固定片１に端部を重ねる方の
外装材６の側端面部は現場で切断した切断面であ
つてもよいものである。
は本考案の一実施例が示してある。ジヨイナー４
は金属やあるいは合成樹脂により構成してあり、
固定片１の表面部の一端部より固定片１の表面部
に対して直角に突出片２を突出し、この突出片２
の先端部から固定片１と反対側に第１支持片３を
連出するとともに第１支持片３の突出基部付近よ
り第１支持片３と平行に第２支持片１１を突出し
てジヨイナー４を構成してある。ここで固定片１
の突出片２を設けた方と反対側の端部及び第２支
持片１１の端部には水返し片１０が設けてある。
またジヨイナー４の第１支持片３と突出片２と第
２支持片１１とで凹溝部１２が構成してある。し
かして、このような構成のジヨイナー４は固定片
１を柱、胴縁等の壁下地材５に釘等の固着具７に
て固着されるものである。そして一方の外装材６
の端部を固定片１に重ねてこの外装材６の端部を
壁下地材５に釘のような固着具７にて固着する。
また側端面部の背面側の半部を側方に突出しては
め込み突部８を設けた他方の外装材９のはめ込み
突部８をジヨイナー４の凹溝部１２にはめ込んで
取り付けるものである。この場合、他方の外装材
９は凹溝部１２にはめ込み突部８をはめ込むこと
で接続するので、固着具７により壁下地材５に固
着する必要がなく、したがつて、壁下地材５は少
なくとも第２図のように一方の外装材６の端部側
に位置しておればよく、このため壁下地材５の幅
が第１図のものに比べて狭いものであつても確実
に外装材６を取り付けることができるものであ
り、また一方の外装材６のみを固着具７で固着す
るだけでよいので、できるだけ第２図のＭで示す
長さを長くでき、その分固着具７による打ち込み
部分が側端面から離れて端部の破損が発生しにく
いものである。なお固定片１に端部を重ねる方の
外装材６の側端面部は現場で切断した切断面であ
つてもよいものである。
第３図には本考案の他の実施例が示してあり、
この実施例ではジヨイナー４の第１支持片３の両
端部に軟質のひれ片１３を突出してあり、軟質の
ひれ片１３が第３図のように隣り合う外装材６，
９の側端面に圧接して水密性を保つている。
この実施例ではジヨイナー４の第１支持片３の両
端部に軟質のひれ片１３を突出してあり、軟質の
ひれ片１３が第３図のように隣り合う外装材６，
９の側端面に圧接して水密性を保つている。
［考案の効果］
本考案にあつては、叙述のようにジヨイナーの
固定片を柱、胴縁等の壁下地材に固着し、一方の
外装材の端部を固定片に重ねてこの外装材の端部
を壁下地材に固着具にて固着し、側端面部の背面
側の半部を側方に突出してはめ込み突部を設けた
他方の外装材のはめ込み突部をジヨイナーの第１
支持片と突出片と第２支持片とで構成される凹溝
部にはめ込むので、一方の外装材の端部のみを壁
下地材に固着具で固着するのみで、他方の外装材
を壁下地材に固着する必要がなくなつたものであ
り、この結果外装材の端部を固着具で固着する際
に生じ易い破損の機会を少なくすることができる
ものであり、さらにこの場合外装材のはめ込み突
部が背面側においては第２支持片により支持され
るので、このはめ込み突部の背面部の支持が確実
にでき、また一方の外装材のみを壁下地材に固着
するのみでよくなつたので、壁下地材の幅が狭く
ても確実に取り付けることができるものである。
固定片を柱、胴縁等の壁下地材に固着し、一方の
外装材の端部を固定片に重ねてこの外装材の端部
を壁下地材に固着具にて固着し、側端面部の背面
側の半部を側方に突出してはめ込み突部を設けた
他方の外装材のはめ込み突部をジヨイナーの第１
支持片と突出片と第２支持片とで構成される凹溝
部にはめ込むので、一方の外装材の端部のみを壁
下地材に固着具で固着するのみで、他方の外装材
を壁下地材に固着する必要がなくなつたものであ
り、この結果外装材の端部を固着具で固着する際
に生じ易い破損の機会を少なくすることができる
ものであり、さらにこの場合外装材のはめ込み突
部が背面側においては第２支持片により支持され
るので、このはめ込み突部の背面部の支持が確実
にでき、また一方の外装材のみを壁下地材に固着
するのみでよくなつたので、壁下地材の幅が狭く
ても確実に取り付けることができるものである。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図は
同上の壁下地材の幅を狭くした場合の断面図、第
３図は本考案の他の実施例の断面図、第４図は従
来例の断面図であつて、１は固定片、２は突出
片、３は第１支持片、４はジヨイナー、５は壁下
地材、６は外装材、７は固着具、８ははめ込み突
部、９は外装材、１１は第２支持片、１２は凹溝
部である。
同上の壁下地材の幅を狭くした場合の断面図、第
３図は本考案の他の実施例の断面図、第４図は従
来例の断面図であつて、１は固定片、２は突出
片、３は第１支持片、４はジヨイナー、５は壁下
地材、６は外装材、７は固着具、８ははめ込み突
部、９は外装材、１１は第２支持片、１２は凹溝
部である。
Claims (1)
- 固定片の表面部の一側部より固定片の表面部に
対して直角に突出片を突出し、この突出片の先端
部から固定片と反対側に第１支持片を連出すると
ともに第１支持片の突出基部付近より第１支持片
と平行に第２支持片を突出してジヨイナーを構成
し、ジヨイナーの固定片を柱、胴縁等の壁下地材
に固着し、一方の外装材の端部を固定片に重ねて
この外装材の端部を壁下地材に固着具にて固着
し、側端面部の背面側の半部を側方に突出しては
め込み突部を設けた他方の外装材のはめ込み突部
をジヨイナーの第１支持片と突出片と第２支持片
とで構成される凹溝部にはめ込んで成る外装材の
接続部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17044686U JPH0544425Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17044686U JPH0544425Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6376131U JPS6376131U (ja) | 1988-05-20 |
| JPH0544425Y2 true JPH0544425Y2 (ja) | 1993-11-11 |
Family
ID=31105186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17044686U Expired - Lifetime JPH0544425Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0544425Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4787136B2 (ja) * | 2006-11-13 | 2011-10-05 | ミサワホーム株式会社 | 外装材取付金具 |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP17044686U patent/JPH0544425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6376131U (ja) | 1988-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0544425Y2 (ja) | ||
| JPH061970Y2 (ja) | 外装材の接続部の構造 | |
| JPH0133711Y2 (ja) | ||
| JPH0334436Y2 (ja) | ||
| JPS6334029Y2 (ja) | ||
| JPH0519468Y2 (ja) | ||
| JPH0634508Y2 (ja) | 軒樋支持装置 | |
| JPS6349490Y2 (ja) | ||
| JPS6328243Y2 (ja) | ||
| JPH074250Y2 (ja) | 屋根板の固定構造 | |
| JPH0328644Y2 (ja) | ||
| JPH0810120Y2 (ja) | 化粧板 | |
| JPS587881Y2 (ja) | 壁のコ−ナ−部の構造 | |
| JPS6318665Y2 (ja) | ||
| JPS6020746Y2 (ja) | 屋根パネル結合構造 | |
| JPH026175Y2 (ja) | ||
| JPH063685Y2 (ja) | 車輌用のフロント硝子のモールデイング | |
| JP2966661B2 (ja) | 廻り縁 | |
| JPH0232520U (ja) | ||
| JPS61110733U (ja) | ||
| JPS6337740U (ja) | ||
| JPS6223906U (ja) | ||
| JPS6446325U (ja) | ||
| JPS61113819U (ja) | ||
| JPS635126U (ja) |