JPH0810120Y2 - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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Publication number
JPH0810120Y2
JPH0810120Y2 JP1990076475U JP7647590U JPH0810120Y2 JP H0810120 Y2 JPH0810120 Y2 JP H0810120Y2 JP 1990076475 U JP1990076475 U JP 1990076475U JP 7647590 U JP7647590 U JP 7647590U JP H0810120 Y2 JPH0810120 Y2 JP H0810120Y2
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JP
Japan
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decorative plate
decorative
eaves
eaves gutter
attached
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Application number
JP1990076475U
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English (en)
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JPH0434324U (ja
Inventor
清吾 相崎
幸弘 加藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建物の軒先に取り付けられた軒樋の下部を覆
う長尺の化粧板に関するものであり、詳細には、建築物
の出隅や入隅にて使用されるものである。
(従来の技術) 軒樋は建築物の軒先に取り付けられているが、軒樋が
直接見えて見苦しいので、最近では、この軒樋を化粧カ
バーで隠す方式、いわゆる内樋システム方式が採用され
ている。
例えば、実公昭57−21960号公報には、軒樋の前面に
直立化粧板が、又、軒樋の上下面には多孔板体からなる
化粧板がそれぞれ取り付けられている考案が記載されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) この上下面の化粧板は、これを建築物の出隅や入隅に
取り付けるときには、90°に屈折した部材が必要であ
る。かかる90°に屈折した化粧板は、一端を側縁から45
°に傾斜した斜線で切断し、この2枚の化粧板の45°に
切断した先端同士を、継ぎ合わせて、90°に屈折した出
隅や入隅の部材を作成していた。
しかし、施工現場で化粧板を切断し、部材を作成しな
がら、作業することは極めて煩瑣である。
そこで、本考案者等が、出隅や入隅に合うように、一
端をほぼ45°に切断した部材を、予め、工場等で作成
し、これを施工現場に搬入し、出隅や入隅の化粧板とし
て、利用しようとしたが、部材の種類が多く、必要な化
粧板を探すのに苦労した。
そこで、本考案の目的は、施工現場で施工することが
ないように、予め、工場等で製作した出隅用や入隅用の
化粧材であって、部材の種類を少なく、施工し易いよう
になした化粧材を提案することである。
(課題を解決するための手段) 本考案の要旨は、建物の軒先に取り付けられた軒樋の
下部を覆う長尺の化粧板であって、該化粧板の表面に、
化粧板の長手方向の中心線を対称軸として対称の化粧模
様が設けられ、一方、両側縁部に、前記軒樋が取り付け
られる軒樋取り付け具の下部に設けられた被係止部に係
止する係止部が、化粧板の長手方向の中心線を対称軸と
して対称に設けられ、且つ、前記化粧板の長手方向の一
端が側縁から略45°に傾斜した斜線で切断されているも
のである。
(作用) 本考案化粧材は、予め、長尺体の化粧材の一端が、側
縁から略45°に傾斜した斜線で切断されているから、入
隅用あるいは出隅用として使用できる。従って、出隅用
や入隅用化粧材として、一般部材の化粧材を施工現場で
側縁から略45°に傾斜した斜線で切断する必要がない。
又、この側縁から略45°に傾斜した斜線で切断した部
材は、入隅用あるいは出隅用としては通常4種類必要で
あるが、本考案化粧材では、表面の化粧模様が、長手方
向の中心線を対称軸とした対称模様であるから、屋内側
と屋外側との差がなく、そのため、2種類でよく、部品
点数が半分になる。
(実施例) 次に実施例を、図面を参照しながら、説明する。
第1〜2図は本考案の一実施態様を示すもので、第1
図は本考案化粧板の斜視図、第2図は第1図に示される
化粧板を軒先に取り付けた状態を示す断面図である。
第3〜4図は本考案の他の実施態様を示すもので、本
発明化粧板の斜視図、第4図は第3図に示される化粧板
を軒先に取り付けた状態を示す断面図である。
第1〜2図において、1は建物の軒先に取り付けられ
た軒樋の下部を覆う長尺の化粧板であり、下面が長手方
向に凹凸条が多数設けられた化粧面1bとなっている。こ
の化粧板1の化粧面は長手方向の中心線を対称軸とする
対称模様になっている。
この化粧板1の両側縁は裏面方向に立ち上げられて、
係止部である係止片15が形成されている。この係止片15
は、後述の軒樋取り付け具3の下面に設けられた被係止
部である被係止片31に係止されるものである。
この長尺の化粧板1の端部は側縁から45°に傾斜した
斜線で切断されている。右側の側縁から45°に傾斜した
斜線で切断された化粧板1aと左側の側縁から45°に傾斜
した斜線で切断された化粧板1bとの2種類ある。
この2種類の化粧板1を合わせると90°に屈折した化
粧板1となる。この化粧板1は、模様が対称模様であ
り、屋内側と屋外側との区別がないから、90°に屈折し
ている先端を建築物の屋内側にして使用すると、出隅用
の化粧板になり、又、90°に屈折している部分を屋外側
にして使用すると、入隅用の化粧板となる。
2は建築物の軒先の鼻隠し板である。
3は軒樋取り付け具であり、この軒樋取り付け具3は
軒先2に取り付けられる。
4は軒樋であり、この軒樋4は軒樋取り付け具3で鼻
隠し板2に取り付けられる。
5は正面化粧材である。
次に、この化粧板1の使用方法を説明する。
先ず、軒先2に軒樋取り付け具3を取り付ける。次
に、この軒樋取り付け具3に軒樋4を取り付ける。次
に、この軒樋取り付け具3の下面に本考案化粧材1と同
じ模様であるが、一端が側縁から45°の斜線で切断され
てない化粧板を、つぎつぎと、取り付ける。
建築物の出隅あるいは入隅に到ると、本考案の化粧板
1を軒樋取り付け具3に取り付ける。
この化粧板1の取り付け方法は、化粧板1の係止片15
を軒樋取り付け具3の下面に設けられた被係止片31に係
止し、係止片15の内側にビスを螺入して、化粧材1を軒
樋取り付け具3に取り付ける。
次に、正面化粧材5を軒樋取り付け具3の屋外側に取
り付ける。
このように、正面化粧材5と化粧板1とを取り付ける
と、軒先工事は終了し、軒樋は下方および前方からは見
えなくなる。
第3〜4図は他の実施態様を示すもので、化粧板11は
長手方向の中心線を対称軸とする対称模様16aになって
いる。
この化粧板11の両側縁部に、裏面方向に立ち上げられ
た係止片15aが設けられている。この係止片15aは、後述
の軒樋取り付け具32の下面に設けられた被係止片31aに
係止されるものである。
この長尺の化粧材11の端部は側縁から45°に傾斜した
斜線で切断されている。この化粧板11は右側から45°に
傾斜した斜線で切断した化粧材11aと左側の側縁から45
°に傾斜した斜線で切断した化粧材11bとの2種類あ
る。
この2種類の化粧板11を合わせると90°に屈折した化
粧板11となる。この化粧板11は模様16が対称模様であ
り、屋内側と屋外側との区別がないから、90°に屈折し
ている先端を建築物の屋内側に使用すると、出隅用の化
粧材となり、又、90°に屈折している先端を屋外側に使
用すると、入隅用の化粧材となる。
2は建築物の軒先の鼻隠し板である。
32は軒樋取り付け具であり、この軒樋取り付け具32は
軒先2に取り付けられる。
4は軒樋であり、この軒樋4は軒樋取り付け具3で鼻
隠し板2に取り付けられる。
この化粧板11の施工方法は第1〜2図に示された化粧
板の施工方法と同じである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の化粧板は、一端が側縁
から略45°に傾斜した斜線で切断されているから、出隅
用の化粧板にも、又、入隅用の化粧板にも利用できる。
又、本考案化粧板は表面の化粧模様が長手方向の中心
線を対称とする対称模様であり、しかも、両側縁部に、
軒樋取り付け具の下部に設けられた被係止部に係止する
係止部が、化粧板の長手方向の中心線を対称軸として対
称に設けられているから、部品点数が半分になり、便利
である。
このように、化粧板は2種類だけであるから、製造お
よび在庫の管理が簡単になり、便利である。
又、この種類が2種類であり、表面を合わせて接合す
れば、出隅用にも、又、入隅用にも使用でき、且つ、模
様が対称であるから、接合したときに模様が連続性がな
くなるということがなく、いわゆる、接合ミスがなくな
り、安心して施工できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の一実施態様を示すもので、第1図
は本考案化粧板の斜視図、第2図は第1図に示される化
粧板を軒先に取り付けた状態を示す断面図である。 第3〜4図は本考案の他の実施態様を示すもので、第3
図は本考案化粧板の斜視図、第4図は第3図に示される
化粧板を軒先に取り付けた状態を示す断面図である。 1、11:化粧板 15、15a:係止片(係止部) 2:軒先 3、32:軒樋取り付け具 31、31a:被係止片(被係止部) 4:軒樋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の軒先に取り付けられた軒樋の下部を
    覆う長尺の化粧板であって、該化粧板の表面に、化粧板
    の長手方向の中心線を対称軸として対称の化粧模様が設
    けられ、一方、両側縁部に、前記軒樋が取り付けられる
    軒樋取り付け具の下部に設けられた被係止部に係止する
    係止部が、化粧板の長手方向の中心線を対称軸として対
    称に設けられ、且つ、前記化粧板の長手方向の一端が側
    縁から略45°に傾斜した斜線で切断されていることを特
    徴とする化粧板。
JP1990076475U 1990-07-17 1990-07-17 化粧板 Expired - Lifetime JPH0810120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076475U JPH0810120Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 化粧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990076475U JPH0810120Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 化粧板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0434324U JPH0434324U (ja) 1992-03-23
JPH0810120Y2 true JPH0810120Y2 (ja) 1996-03-27

Family

ID=31617980

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990076475U Expired - Lifetime JPH0810120Y2 (ja) 1990-07-17 1990-07-17 化粧板

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JP (1) JPH0810120Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6344506Y2 (ja) * 1984-11-27 1988-11-18
JPH0527618Y2 (ja) * 1988-05-25 1993-07-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0434324U (ja) 1992-03-23

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