JPH052785Y2 - - Google Patents

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JPH052785Y2
JPH052785Y2 JP19740787U JP19740787U JPH052785Y2 JP H052785 Y2 JPH052785 Y2 JP H052785Y2 JP 19740787 U JP19740787 U JP 19740787U JP 19740787 U JP19740787 U JP 19740787U JP H052785 Y2 JPH052785 Y2 JP H052785Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、出窓を構成する下枠、上枠等の横枠
材に関する。
〔従来の技術〕
出窓は建物外壁に形成した開口部の周縁に、室
外側に突出して取付けられ、その出窓の平面形状
は台形、四角形、三角形となつているので、出窓
を構成する下枠、上枠等の横枠材も台形、四角
形、三角形等の折曲した形状となつている。
このために、従来の横枠材は一側枠材と他側枠
材の対向端面を45度などの角度に切断し、その対
向端面を突き合せて連結することで折曲した形状
としている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる横枠材であると、一側枠材と他側枠材の
突き合部が外部より目視されると共に、面違いが
生じることが多いので見栄えが悪くなるばかり
か、人の手が触れた時に切断エツジによつて傷つ
くことがあり、しかも突き合部より雨水が侵入し
易く、その部分にシール材を装着したりしてい
る。
そこで、本考案は前述の問題点を解決できるよ
うにした出窓用横枠材を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段及び作用] 横板の室内寄りに室内側立上り片を有し、その
横板の室外寄りに上向き鉤形となつた係止片19
を備えた同一形状の一側枠と他側枠の対向端面を
所定角度に切断すると共に、その一側枠と他側枠
の対向端面を突き合せ連結して所定角度に折曲し
た室内側枠8を形成し、また、縦板22の室内側
面における上下中間部に前記係止片19と係合す
る係合片24を備え、かつその長手方向中央部に
おいて係合片24を切欠いて縦板22を所定角度
に折り曲げ加工して室外側枠9とし、前記室内側
枠8の室外側に室外側枠9を、係合片24と係止
片19を係合することで取付けて前記横板と前記
室内側立上り片と前記縦板22における係合片2
4よりも上方部分とによりガラス取付用の上向凹
部を形成し、 前記ガラス取付用の上向凹部を形成する横板に
係止部材27をビス28で取付け、この係止部材
27を前記係合片24を係合した出窓用横枠材。
これにより一側枠と他側枠を突き合せ連結した
室内側枠8の室外側に、縦板22を折り曲げ加工
した室外側枠9に係合片24と係止片19を係合
して取付けたので、室内側枠8の突き合せ部を室
外側枠9の縦板22で隠蔽して室外側に露出しな
いようにできるし、室内側枠8は一側枠と他側枠
を突き合せ連結した形状であるから、中空部を有
する剛性大なる形状としても所定角度に折曲した
形状の室内側枠8とすることができ、横枠材とし
ての剛性を室内側枠8で負担できるから剛性不足
となることがない。
また、ガラス取付用の上向凹部を形成する横板
にビス28で取付けた係止部材27を縦板22に
設けた係合片24に係合しているから、室外側枠
9が室内側枠8に対して上方に移動できず、しか
も係止部材27とビス28は室外側枠9の縦板2
2における係合片24よりも上方部分によつて隠
蔽されて室外側より目視したり、ビス28を弛め
たりできないから、室外側より係止部材27を外
して室外側枠9を室内側枠8に対して上方に移動
して外すことができず防犯上好ましい。
〔実施例〕
第3図は出窓の骨組みを分解した斜視図であ
り、屋根ユニツト1、見切縁2、左右の堅枠3、
押縁4、地板5、本考案に係る横枠材である下枠
6、化粧板7より出窓の骨組みを構成し、前記屋
根ユニツト1と地板5と化粧板7は略三角形とな
つて平面三角形の出窓となつていると共に、下枠
6は室内側枠8と室外側枠9とより90度に折曲し
ている。
前記室内側枠8は第1図、第2図、第4図に示
すように、室内縦板10と室外縦板11を上下横
板12,13で一体連結して中空部14を有する
と共に、室外縦板11の上部に上下取付片15,
16を室内側に向けて一体形成して室内側に開口
した凹部17を形成し、かつ突出片18を室外側
に向けて一体形成してあり、前記室外縦板11の
上下には上向鉤形の係止片19が一体形成してあ
ると共に、室内側枠8は一側枠81と他側枠82
対向端面20,20を45度に切断し、90度に折曲
した連結部材21を一側枠81の中空部14と他
側枠82の中空部14とに亘つて嵌合することで
突き合せ連結して室内側枠8は90度に折曲してい
る。
前記室外側枠9は第1図に示すように、縦板2
2の室内側面に凹条溝23、上下一対の係合片2
4,24、折曲片25を室内側に向けて一体形成
してあり、第5図に示すように凹条溝23、係合
片24、折曲片25の長手方向中央部に切欠部2
6をそれぞれ形成して縦板22を90度に折り曲げ
て90度に折曲していると共に、切欠部26の対向
端面26a,26aは90度となつて折り曲げた時
に当接するようにしてある。
そして、室外側枠9は第1図に示すように上下
の係合片24,24を室内側枠8の上下の係合片
19,19に上方より係合して取付けられて室内
側枠8の上横板12と室内側縦板10における上
横板12よりも上方部分(つまり室内側立上り片
10a)と前記室外側枠9の縦板22における係
合片24よりも上方部分とでガラス取付用の上向
凹部48aを形成し、前記室内側枠8の一端枠8
と他側枠82の突き合せ部を室外側枠9で隠蔽し
ている。
第1図において、室内側枠8の上横板12に係
止部材27がビス28で取付けられ、この係止部
材27を室外側枠9の係合片24に係合して室外
側枠9が室内側枠8に対して上方に移動できない
ようにしている。
つまり、前記係止部材27は一端面27aが円
弧状となつた長方形板状となり、第6図に示すよ
うに室外側枠9を取付ける時にはビス28を中心
として室外縦板11より突出しない姿勢に回転さ
せ、室外側枠9を取付けた後に第7図に示すよう
に係止部材27をビス28を中心として室外縦板
11より突出した姿勢に回転して係合片24に係
合するようにしてある。
これにより、室外側枠9を上方に移動できない
し、係止部材27は室外側より目視できないばか
りか、ビス28を弛めできないから室外側枠9を
室外側より上方に移動して外せないので防犯上好
ましい。
なお、第6図に示すように室内側枠8の上下の
係止片19の端部に切欠部19aが形成され、第
7図に示すように室外側枠9との間に排水用空間
29を形成している。
前記屋根ユニツト1は第1図に示すように、上
枠30と屋根板31と天板32とより成り、上枠
30は室内側枠33と室外側枠34とを備え、室
内側枠33は縦板35の室内側面下部に上下取付
片36,37を室内側に向けて一体形成して凹部
38を形成し、かつ縦板35の室外側面に上下突
片39,40を一体形成して取付凹部41を形成
していると共に、室外側枠34は室内縦板42と
室外縦板43と横板44とより上向コ字状とな
り、かつ室内縦板43の室内側面に取付片45が
一体形成されている。
前記室内側枠33は下枠6の室内側枠8と同様
に一側枠と他側枠の対向端面を45度に切断し、取
付凹部41に嵌合した90度に折曲している連結部
材46で突き合せ連結されて90度となつていると
共に、前記室外側枠34は下枠6の室外側枠9と
同様に室内縦板42、横板44の長手方向の中央
部を切欠き、その切欠き部分で90度に折り曲げ加
工してあり、前記連結部材46と取付片45をビ
ス47で連結してある。
そして、第2図に示すように左右の堅枠3,3
が建物外壁Aの開口部Bを形成する左右の柱C,
Cの室外側に取付けられ、その堅枠3の45度とな
つて取付板3aに下枠6の室内側枠8と室外側枠
9が突き当て連結されていると共に、ガラス48
が押縁4で堅枠3で支持され、天板32は第1図
に示すように上枠30の室内側枠33の凹部38
とかもいDに取付けた見切縁2とに亘つて取付け
てあり、地板5は第1図に示すように下枠6の室
内側枠8に形成した凹部17に嵌め込まれてビス
49で上取付片15に連結され、このビス49は
第2図に示すように押縁4で隠蔽されて目視され
ないようになり、前記化粧板7は第1図に示すよ
うに下枠6の室内側枠8下部と窓台Eとに亘つて
連結されている。
[考案の効果] 一側枠と他側枠を突き合せ連結した室内側枠8
の室外側に、縦板22を折り曲げ加工した室外側
枠9を係合片24と係止片19を係合して取付け
たので、室内側枠8の突き合せ部を室外側枠9の
縦板22で隠蔽して室外側に露出しないようにで
きる したがつて、室内側枠8の突き合せ部に面違い
があつたりしても見栄えを良くできると共に、手
が触れることがないから傷つくこともなく、しか
も面倒なシール材装着作業をしなくとも雨水が突
き合せ部より室内側に侵入することを防止でき
る。
また、室内側枠8は一側枠と他側枠を突き合せ
連結した形状であるから、中空部を有する剛性大
なる形状としても所定角度に折曲した形状の室内
側枠8とすることができ、横枠材としての剛性を
室内側枠8で負担できるから剛性不足となること
がない。
また、ガラス取付用の上向凹部の形成する横板
にビス28で取付けた係止部材27を縦板22に
設けた係合片24に係合しているから、室外側枠
9が室内側枠8に対して上方に移動できず、しか
も係止部材27とビス28は室外側枠9の縦板2
2における係合片24よりも上方部分によつて隠
蔽されて室外側より目視したり、ビス28を弛め
たりできないから、室外側より係止部材27を外
して室外側枠9を室内側枠8に対して上方に移動
して外すことができず防犯上好ましい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は縦断面
図、第2図の横断面図、第3図は骨組みの分解斜
視図、第4図は室内側枠の分解斜視図、第5図は
室外側枠の折曲げ加工前の斜視図、第6図は下枠
組立て前の平面図、第7図は下枠組立状態の平面
図である。 8は室内側枠、9は室外側枠、19は係止片、
22は縦板、24は係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横板の室内寄りに室内側立上り片を有し、その
    横板の室外寄りに上向き鉤形となつた係止片19
    を備えた同一形状の一側枠と他側枠の対向端面を
    所定角度に切断すると共に、その一側枠と他側枠
    の対向端面を突き合せ連結して所定角度に折曲し
    た室内側枠8を形成し、また、縦板22の室内側
    面における上下中間部に前記係止片19と係合す
    る係合片24を備え、かつその長手方向中央部に
    おいて係合片24を切欠いて縦板22を所定角度
    に折り曲げ加工して室外側枠9とし、前記室内側
    枠8の室外側に室外側枠9を、係合片24と係止
    片19を係合することで取付けて前記横板と前記
    室内側立上り片と前記縦板22における係合片2
    4よりも上方部分とによりガラス取付用の上向凹
    部を形成し、前記ガラス取付用の上向凹部を形成
    する横板に係止部材27をビス28で取付け、こ
    の係止部材27を前記係合片24に係合したこと
    を特徴とする出窓用横枠材。
JP19740787U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH052785Y2 (ja)

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JPH01102390U JPH01102390U (ja) 1989-07-11
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