JPH0637155Y2 - 化粧縁材の取付構造 - Google Patents

化粧縁材の取付構造

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JPH0637155Y2
JPH0637155Y2 JP1986055562U JP5556286U JPH0637155Y2 JP H0637155 Y2 JPH0637155 Y2 JP H0637155Y2 JP 1986055562 U JP1986055562 U JP 1986055562U JP 5556286 U JP5556286 U JP 5556286U JP H0637155 Y2 JPH0637155 Y2 JP H0637155Y2
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decorative
edge
joint
decorative edge
wall
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JP1986055562U
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JPS62175147U (ja
Inventor
孝男 吉田
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、住宅等の建物において、外壁の上下階の間
の区切り用化粧部に用いる化粧縁材の取付構造に関する
ものである。
〔背景技術〕
従来、第8図に示すように、外壁81の2階部分と1階部
分との間において、区切り用化粧部82を吹付塗装または
化粧幕板の貼付けにより帯状に設け、区切り用化粧部82
の上下縁に化粧縁材83,84を設けている。外壁81は、2
階外壁パネル81Aと1階外壁パネル81Bとを胴差85の上下
に設け、胴差85を化粧鋼板等の幕板86で覆ったものであ
る。87は隙間カバーである。化粧縁材83,84は、外壁81
にビス等で固定した取付具88により外壁81に取付けてあ
る。なお、隙間カバー87の背面に柱がないので、取付具
88を外壁81に取付けている。
しかし、化粧縁材83,84の継ぎ部90においても、両側の
化粧縁材83,83および84,84を各々独立した取付具88によ
り外壁81に固定しているため、化粧縁材83,84の熱伸縮
や外力等がビスと外壁81の接合強度よりも大きくなる
と、取付具88が化粧縁材83,84とともに外壁1に対して
横方向(矢印A方向)に動くことがある。そのため継ぎ
部90に隙間を生じ、外観を損うという問題点があった。
〔考案の目的〕
この考案は、化粧縁材の継ぎ部に隙間を生じることな
く、継ぎ部の納まりの美しい化粧縁材の取付構造を提供
することを目的とする。
〔考案の開示〕
この考案の化粧縁材の取付構造は、各々外壁の外面に沿
って水平に配置されて各々外壁の外面に沿って水平に配
置された一対の化粧縁材の突き合わせ部が、背面に柱が
ない隙間カバーに位置するように取付けられる化粧縁材
の取付構造において、上縁に押え片と受片を有する縁材
取付部を延設し下縁に縁材下部係合片を延設し幅が前記
隙間カバーの幅より長い継ぎ部取付具を備え、この継ぎ
部取付具を前記突き合わせ部の裏側に配置してその両側
縁部を前記外壁に固定し、前記一対の化粧縁材を前記継
ぎ部取付具の中央で突き合わせるとともに前記一対の化
粧縁材の上フランジを前記押え片と前記受片の間に挿入
して固着具で固定し、前記一対の化粧縁材の下部を前記
縁材下部係合片に係合させたことを特徴とするものであ
る。
この考案の構成によれば、継ぎ部取付具の幅を隙間カバ
ーの幅より長くして隙間カバーの両側の外壁に固定でき
るようにしたので、隙間カバーの位置において同じ継ぎ
部取付具に、互いに突き合わせる両側の化粧縁材を取付
けることができる。このため、化粧縁材の熱伸縮や外力
等が継ぎ部取付具の取付け用のビスと外壁の接合強度よ
りも大きくなって、化粧縁材が長手方向に動こうとして
も、継ぎ部取付具でその動きが阻止され、あるいは両側
の化粧縁材が突合せ状態のまま一体に動く。そのため化
粧縁材の継ぎ部に隙間が生じることなく、継ぎ部の美し
い納まりが得られる。また、化粧縁材の上フランジを継
ぎ部取付具の受片で受けて固着具で固定するため、押え
片と上フランジに隙間が開くことはなく固定強度が増大
する。このため、化粧縁材が継ぎ部取付具に対してスラ
イドすることはない。
実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。第1図において、外壁1の2階部分と1階部分
との間に区切用化粧部2が帯状に施され、区切用化粧部
2の上下縁に沿って化粧縁材3,4が設けられている。外
壁1は、2階の外壁パネル1Aと1階の外壁パネル1Bを胴
差5の上下に配置し、胴差5を化粧鋼板等の幕板6で覆
ったものである。7は隙間カバーで、背面には柱がな
い。区切用化粧部2は、吹付塗装または化粧幕板からな
る。
化粧縁材3,4は、外壁パネル1A,1Bの横幅に略等しい長さ
のものを複数本順次突合せ状態に配置してある。化粧縁
材3,4の長手方向中間部は中間取付具8,8′により外壁1
にビス止めし、継ぎ部は継ぎ部取付具9,9′により外壁
1にビス止めしてある。化粧縁材3,4は、アルミニウム
または合成樹脂の押出成形品からなり、略内向きの溝形
に形成されている。11,12は縁材キャップである。
上方の化粧縁材3の継ぎ部取付具9は、突き合せる両化
粧縁材3,3の裏側にまたがる幅広のものであり、第5図
(A)のように本体板9aと、その上縁に延設した3個の
縁材取付部9b,9cと、下縁に延設した縁材下部係合片9d
とからなる。本体板部9aは取付孔13を有し、外壁1にビ
ス等の固着具15(第2図)で固着される。各縁材取付部
9b,9cは、化粧縁材3の上フランジを上下に挾む押え片1
6,17および受片18を有し、押え片16,17に固着具挿通孔
が設けてある。中央の縁材取付部9bの押え片16には2個
の固着具挿通孔が横並びに設けてある。
2本の化粧縁材3,3は、中央の縁材取付部9bの押え片16
の中央で互いに突合せ、この押え片16の各固着具挿通孔
に挿通したビス等の固着具で固定する。また、両側の縁
材取付部9cの押え片17もビス等の固着具で固定する。化
粧縁材3の下部は、裏面に形成した係合溝3aに継ぎ部取
付具9の縁材下部係合片9dを係合させることにより保持
する。
中間取付具8は、第7図(A)に示すように1個の縁材
取付部8aと縁材下部係合片8bを有し、縁材取付部8aは押
え片19と受片20とでなる。中間取付具8は、継ぎ部取付
具9と同様に外壁2に固着具21(第1図)で取付けら
れ、化粧縁材3の中間部を保持する。
下方の化粧縁材4用の継ぎ部取付具9′および中間取付
具8′は上方の化粧縁材3の継ぎ部取付具9′および中
間取付具8′と略同様な構成であるので、第5図(B)
および第7図(B)に示すように、対応部分に同一符号
を付してその説明を省略する。
なお、縁材キャップ11,12は、第2図のように、化粧縁
材3,4の上面に外壁2に沿って配置し、コーキング23を
施す。
第3図および第4図に示すように、化粧縁材3は総2階
の建物25の全周に設けられる。化粧縁材4も同様であ
る。建物25の出隅部25aおよび入隅部25bでは出隅部用の
継ぎ部取付具26および入隅用の継ぎ部取付具27で接続す
る。
25′は玄関ポーチである。化粧縁材3,4は隅部に位置す
る端部30を45°の角度に切落してある。
出隅用の継ぎ部取付具26は、第6図(A)のように直角
に折れ曲がった本体板26aの上縁に4個の縁材取付部26
b,26cと、縁材下縁係合片26dを設けたものである。各縁
材取付部26b,26cは押え片31と受片32とを有し、前記と
同様に化粧縁材3の取付けを行なう。化粧縁材4は第6
図(B)の出隅用の継ぎ部取付具26′で接続する。
入隅用の継ぎ部取付具27は、出隅用の継ぎ部取付具26の
本体板26aを逆向きに折曲げた形状のものである。
この構成によると、外壁1に固定した同じ継ぎ部取付具
9に、互いに突合せる両側の化粧縁材3を取付けている
ので、化粧縁材3が長手方向に動こうとしても、継ぎ部
取付具9でその動きが阻止され、あるいは両側の化粧縁
材3が突合せ状態のまま一体に動く。そのため、化粧縁
材3の継ぎ部に隙間が生じることがなく、継ぎ部の美し
い納まりが得られる。下方の化粧縁材4の場合も同様で
ある。また、化粧縁材3,4の隅部においても同様であ
る。
なお、各継ぎ部取付具9,9′,26,26′は、いずれも各々
実用新案登録請求の範囲でいう継ぎ部取付具である。ま
た、前記実施例では継ぎ部取付具9,9′に複数個の縁材
取付部9b,9cを設けたが、中央の縁材取付部9bのみ、ま
たは両側の縁材取付部9cのみを有するものであってもよ
い。また、縁材下部係合片9d,26dは必ずしも継ぎ部取付
具9,26に設けなくてもよい。
〔考案の効果〕
この考案の化粧縁材の取付構造は、継ぎ部取付具の幅を
隙間カバーの幅より長くして隙間カバーの両側の外壁に
固定できるようにしたので、隙間カバーの位置において
同じ継ぎ部取付具に、互いに突き合わせる両側の化粧縁
材を取付けることができる。このため、化粧縁材の熱伸
縮や外力等が継ぎ部取付具の取付け用のビスと外壁の接
合強度よりも大きくなって、化粧縁材が長手方向に動こ
うとしても、継ぎ部取付具でその動きが阻止され、ある
いは両側の化粧縁材が突合せ状態のまま一体に動く。そ
のため化粧縁材の継ぎ部に隙間が生じることなく、継ぎ
部の美しい納まりが得られる。また、化粧縁材の上フラ
ンジを継ぎ部取付具の受片で受けて固着具で固定するた
め、押え片と上フランジに隙間が開くことはなく固定強
度が増大する。このため、化粧縁材が継ぎ部取付具に対
してスライドすることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第2図はそ
の垂直断面図、第3図は同じくその建物全体の分解状態
の概略平面図、第4図はその部分拡大平面図、第5図
(A)(B)はそれぞれ同じくその継ぎ部取付具の斜視
図、第6図(A)(B)はそれぞれ同じくその出隅用継
ぎ部取付具の斜視図、第7図(A)(B)はそれぞれ同
じくその中間取付具の斜視図、第8図は従来例の分解斜
視図である。 1……外壁、2……区切用化粧部、3,4……化粧縁材,8
……中間取付具、9,9′……継ぎ部取付具、9b,9c……縁
材取付部、26,26′……継ぎ部取付具、26b,26c……縁材
取付部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々外壁の外面に沿って水平に配置された
    一対の化粧縁材の突き合わせ部が、背面に柱がない隙間
    カバーに位置するように取付けられる化粧縁材の取付構
    造において、 上縁に押え片と受片を有する縁材取付部を延設し下縁に
    縁材下部係合片を延設し幅が前記隙間カバーの幅より長
    い継ぎ部取付具を備え、この継ぎ部取付具を前記突き合
    わせ部の裏側に配置してその両側縁部を前記外壁にビス
    止めし、前記一対の化粧縁材を前記継ぎ部取付具の中央
    で突き合わせるとともに前記一対の化粧縁材の上フラン
    ジを前記押え片と前記受片の間に挿入して固着具で固定
    し、前記一対の化粧縁材の下部を前記縁材下部係合片に
    係合させたことを特徴とする化粧縁材の取付構造。
JP1986055562U 1986-04-14 1986-04-14 化粧縁材の取付構造 Expired - Lifetime JPH0637155Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209650A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Kurabo Ind Ltd 目地化粧具およびそれを用いた化粧構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969729U (ja) * 1972-09-29 1974-06-18
JPS5948951U (ja) * 1982-09-25 1984-03-31 東芝住宅工業株式会社 外壁

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