JPH034650Y2 - - Google Patents

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JPH034650Y2
JPH034650Y2 JP17291884U JP17291884U JPH034650Y2 JP H034650 Y2 JPH034650 Y2 JP H034650Y2 JP 17291884 U JP17291884 U JP 17291884U JP 17291884 U JP17291884 U JP 17291884U JP H034650 Y2 JPH034650 Y2 JP H034650Y2
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JP
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panel
bent
back plate
metal
plate
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JP17291884U
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、金属製表面板と金属製裏面板との間
に断熱材層を設けた建築用サンドイツチパネルに
関するものであり、建築の壁パネルや屋根パネル
等に利用される。
〔従来の技術〕
この種の建築用サンドイツチパネルには、実公
昭52−31531号公報に見られるように、パネル同
士を嵌合によつて接合する形式と、実公昭53−
29380号公報に見られるように、パネル同士を馳
締めによつて接合する形式がある。前者を第6図
に示し、後者を第7図に示す。図中、1は金属製
表面板、2は金属製裏面板、3は断熱材層、4は
胴縁等の下地材、5は釘やセルフドリリングスク
リユー等の固着具、6は吊り子である。
しかしながら、これらの従来パネルにおいて
は、いずれもパネル接合部の裏面側に幅の広い隙
間(目地)aが生じるため、裏面側、つまり室内
側から見たとき、隙間aが目障りであり、しか
も、パネルが下地に完全に固着されるまではパネ
ルが位置決めされておらず、面内方向に移動し得
る構造であるため、殊に、長尺物の場合には、パ
ネル接合時に、パネルの位置ずれが生じ易くて施
工性が悪いばかりでなく、前記隙間aの幅が一定
にならないため、室内側から見た仕上がり状態が
非常に見苦しいものになることがあつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の従来欠点に鑑み、本考案は、パネル同士
を馳締めによつて接合するにあたり、パネルを位
置決めした状態で、容易かつ正確に接合でき、し
かも、パネル接合部の裏面側に目障りな隙間が生
じないようにすることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、金属
製表面板と金属製裏面板との間に断熱材層を設け
た建築用サンドイツチパネルにおいて、金属製表
面板の一端部に内馳部を、他端部には外馳部を
夫々折曲形成し、金属製裏面板の前記内馳部側の
一端部に前記内馳部及び断熱材層よりも側方へ突
出した取付け片を形成し、該取付け片の先端部に
表面側へ立ち上がつた係止片を折曲形成し、金属
製裏面板の他端部には、金属製表面板の馳締め状
態において前記係止片が嵌入する係合溝を折曲形
成したことを特徴としている。
〔作用〕
パネル同士を馳締めによつて接合するにあたつ
ては、一方のパネルの取付け片を釘、セルフドリ
リングスクリユー等の固着具で下地に固着し、し
かる後、次のパネルの係合溝を先のパネルの係止
片と係合させてパネル同士の位置決めを行うと共
に外馳部を先のパネルの内馳部に被せて馳締めを
行うのである。
〔考案の詳細な説明〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図は建築用サンドイツチパネルの断面
を示し、第2図と第3図は要部の断面を示す。1
は金属製表面板、2は金属製裏面板であり、これ
らは塗装鋼板等によつて製作されている。3は前
記両板1,2間に設けられた硬質ウレタンフオー
ム、ポリイソシアヌレートフオーム等の断熱材層
である。前記表面板1の長辺側の一端部には内馳
部8が、他端部には外馳部7が夫々折曲形成され
ている。前記裏面板2の前記内馳部8側の一端部
には、内馳部8及び断熱材層3よりも側方へ突出
させることにより、胴縁等の下地4に固着具5で
固着しやすいようにした取付け片9が形成され、
該取付け片9の先端部には表面側へ立ち上がつた
係止片10が裏面板2全長にわたつて折曲形成さ
れている。そして、前記裏面板2の他端部には、
金属製表面板1を馳締め状態において前記係止片
10が嵌入する係合溝11が裏面板2全長にわた
つて折曲形成されている。
12…は断熱材層3を発泡成形する工程におい
て材料樹脂液の堰板として使用された部材であ
り、金属製の表面板1、裏面板2間の熱伝導を抑
制できるように合成樹脂製とされている。図示し
ないが、パネルの短辺側の両端部にも同様な部材
が設けられている。尚、これらの部材は薄い樹脂
シートであつてもよく、パネルの製造方法の如何
によつては省略することも可能である。
次に、上記の建築用サンドイツチパネルの接合
方法について説明する。
第2図に示すように、一方のパネルの取付け片
9を胴縁等の下地4に固着具5で固着し、パネル
長手方向複数個所においては吊り子6の基部6a
を前記固着具5で共締めする。しかる後又はこれ
に先立つて図示の通り内馳部8に形成されている
凹部8aに内外の気密性を保つためのパツキン1
3を貼着する。
第2図及び第3図に示すように、次のパネルの
係合溝11を先のパネルの係止片10に係合させ
てパネルの位置決めを行うと共に、外馳部7を先
のパネルの内馳部8及び吊り子6に套嵌し、馳締
めを行う。尚、係合溝11の幅は本考案の目的を
達成し得る範囲内で任意に設定できるが、前記裏
面板2の板厚が0.5〜0.6mmである場合には、2〜
3mmに設定することが望ましい。
第4図は本考案の別実施例を示し、金属製表面
板1を中央部側が平坦で、両端部側に斜面1aを
有する形状にした点に特徴がある。これらの実施
例を通して明らかなように、パネルの断面形状は
任意に設定でき、本考案は図示の実施例に限定さ
れるものではない。また、隣接するパネルの金属
製表面板同士を馳締めするにあたつては、第5図
に示すように、上記吊り子6を介することなく、
内馳部8と外馳部7を直接馳締めすることも可能
である。
〔効果〕
本考案は、上述した構成よりなるため、パネル
の取付け片を下地に固着した状態で、該パネルと
次のパネルとを馳締めして接合する際、次のパネ
ルの係合溝を先のパネルの係止片に係合すること
によつて、パネル同士の位置決めを行うことがで
き、この状態で馳締めを行うため、馳締めによる
パネル接合作業を容易かつ正確に行えるのであ
り、接合完了状態においては、係止片が係合溝に
係合しているため、接合部の裏面側に見苦しい隙
間が生じず、かつ、馳締部と係止片、係合片の係
合部との2個所でパネル内外の空気の自由な流通
を阻止するため接合部における結露の防止にも有
効であり、美麗かつ良好な仕上がり状態が得られ
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は建築用サンドイツチパネルの断面図、第
2図と第3図は要部の拡大断面図である。第4図
は本考案の別実施例を示す断面図である。第5図
は吊り子を介さずに馳締めした状態における要部
の拡大断面図である。第6図と第7図は従来例の
説明図である。 1……金属製表面板、2……金属製裏面板、3
……断熱材層、7……外馳部、8……内馳部、9
……取付け片、10……係止片、11……係合
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製表面板と金属製裏面板との間に断熱材層
    を設け、金属製表面板の一端部に内馳部を、他端
    部には外馳部を夫々折曲形成し、金属製裏面板の
    前記内馳部側の一端部に前記内馳部及び断熱材層
    よりも側方へ突出した取付け片を形成し、該取付
    け片の先端部に表面側へ立ち上がつた係止片を折
    曲形成し、金属製裏面板の他端部には、金属製表
    面板の馳締め状態において前記係止片が嵌入する
    係合溝を折曲形成してあることを特徴とする建築
    用サンドイツチパネル。
JP17291884U 1984-11-13 1984-11-13 Expired JPH034650Y2 (ja)

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JP17291884U JPH034650Y2 (ja) 1984-11-13 1984-11-13

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JPS6187816U JPS6187816U (ja) 1986-06-09
JPH034650Y2 true JPH034650Y2 (ja) 1991-02-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090052A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Honda Motor Co Ltd パルスアーク手溶接方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004090052A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Honda Motor Co Ltd パルスアーク手溶接方法
JP4516266B2 (ja) * 2002-08-30 2010-08-04 本田技研工業株式会社 パルスアーク手溶接方法

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JPS6187816U (ja) 1986-06-09

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