JP2820474B2 - 切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築方法 - Google Patents

切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築方法

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JP2820474B2 JP33085289A JP33085289A JP2820474B2 JP 2820474 B2 JP2820474 B2 JP 2820474B2 JP 33085289 A JP33085289 A JP 33085289A JP 33085289 A JP33085289 A JP 33085289A JP 2820474 B2 JP2820474 B2 JP 2820474B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、切妻屋根が敷設された住宅の妻側外壁面
に設けられる飾り庇に係わり、特に、各種の傾斜を有す
る切妻屋根に用いることができる切妻屋根の家屋におけ
る飾り庇屋根の構築方法に関する。
[従来の技術] 周知のように、切妻屋根は、二方向に流れ斜面を有し
たごとく一般的な家屋の屋根形態であり、日本の住宅と
して、その屋根形態は広く一般に普及しているが、切妻
屋根がその家屋の両側で途切れるような形態であるた
め、その妻側の外壁体は飾っ気のないものとなってい
る。そこで、妻側外壁面の意匠性を高めるために、該妻
側外壁面に沿って切妻屋根の軒先に連設された飾り庇が
設けられているものが建てられている。
この飾り庇は、屋根面と同様にやはり雨水等が上面に
溜まらないように取り付けられた外壁面から離れる方向
に向って所定の下り傾斜を有しているものがあり、水切
りおよび破風等の仕上げが施されている。
従来、このような飾り庇の主部を構成する飾り庇屋根
の構築方法は、切妻屋根を敷設した後に、妻側外壁体
に、角材等を所定傾斜を有するように、その取り付け端
部を斜めに切断して、外壁面に当接させ、その側部を羽
子板ボルト等の金物を介して外壁面に対して斜めに取り
付けて、該角材の長手方向に沿って下り傾斜を形成し、
これら芯材上に、上部面材を敷設して流れ面を形成して
施工されるものであった。
そして、このように形成された飾り庇屋根に、その下
面に、軒天部材等が配設され、上面、前面および側部
に、水切り等の板金仕舞いが為され、かつ、破風等が取
り付けられてその仕上げが為される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の技術においては、現場にて角材
の端部を斜めに切断して、外壁面に斜めに取り付けて傾
斜を形成するので、その端部の切断角度にわずかでも誤
差があると、この芯材の取り付け位置が離れた箇所のも
のでは、その傾斜にかなりの違いが生じてくる。
このため、従来の技術においては、傾斜の多い方に合
わせて角材の端部を切り直すなど、その都度、傾斜、長
さ等の設計変更が行なわれ、施工精度にばらつきが生じ
たり、その作業に手間がかかるという問題があった。
そして、飾り庇屋根の製作に手間がかかるため、切妻
屋根の仕上げとのタイミングが合わず、飾り庇屋根の仕
上げだけ最後に行わなければならないという問題があっ
た。
ところで、近年、各部をユニット化してそのほとんど
を工場等において製作し、現場においてはそれらユニッ
トを連結する作業だけでよいプレハブ住宅が普及し、現
場作業の簡単化および品質の向上を図っている。
しかしながら、上記のような飾り庇屋根をユニット化
する場合、家屋の両側における庇の向きが逆になるの
で、別々に設計、製作しなければならず、しかも、屋根
の軒先に連設して取り付けられるので、屋根の勾配が異
なる場合には、その勾配に合わせてユニット端部の連設
部分を製作しなければならず、プレハブ住宅における飾
り庇も、いまだに上記のような現場軸組み方式のものが
用いられている。
したがって、他の部分がプレハブ化されてその工期の
短縮化および現場施工の簡単化が図られているにもかか
わらず、飾り庇屋根がいまだに現場施工に頼っており、
各種の切妻屋根の家屋に対応することができる飾り庇屋
根ユニットの早期開発が望まれている。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その
目的は、建物の両側においても共通構造の部品を用いる
ことができ、かつ、わずかの修正のみで切妻屋根の勾配
に対応することができるとともに、切妻屋根の仕上げに
遅れることなく仕上げを行うことができる切妻屋根の家
屋における飾り庇屋根の構築方法を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] この発明は、切妻屋根の住宅の妻側外壁に施工される
飾り庇屋根の構築方法であって、 予め工場等において、長板状に形成された後部枠材の
前面に、複数の芯材を水平に設け、該芯材の前端に亙っ
て、一端部が切妻屋根の軒下側に突出してその突出部に
切妻屋根の傾斜に対応する端部傾斜が形成された前部枠
材を設けてなる飾り庇屋根ユニットを形成しておき、 該妻側外壁面に沿って、前記飾り庇屋根ユニットの後
部枠材の裏面側を面接触状態に貼付して取り付けるとと
もに、 前記飾り庇屋根ユニットの前部枠材の端部傾斜を切妻
屋根の軒先端部の傾斜に合わせて連設することを特徴と
する。
また、前記芯材として、上面に下り傾斜を有するもの
を用いるとともに、 前記飾り庇屋根ユニットに、当該芯材の上面に傾斜に
沿って流れ面を形成する面材を設けるようにしてもよ
い。
さらに、現場において、前記飾り庇屋根ユニットを取
り付ける妻側外壁面に沿って、その外壁面と面一になる
ように切妻屋根の軒下に、三角形状の埋め込み壁ユニッ
トを配設して、 該埋め込み壁ユニットおよび妻側外壁面に沿って、前
記飾り庇屋根ユニットの後部枠材の裏面側を面接触状態
に貼付して取り付けるようにしてもよい。
[作用] この発明に係る飾り庇屋根の構築方法によれば、予め
工場等において飾り庇屋根ユニットを形成し、その芯材
が長板状の後部枠材に水平に取り付けられて、その芯材
の上面に、それぞれ外壁面から離れる方向に向って下り
傾斜が設けられているので、これら芯材に面材を取り付
けて流れ面を形成することにより、流れ面の傾斜を精度
良く均一に構成することができる。
そして、前記芯材の前端部に、切妻屋根の傾斜に対応
する端部傾斜が形成された突出端部を有する前部枠材が
連設されて、その前部枠材の端部傾斜を合わせるように
切妻屋根の軒端部に連設するとともに、後部枠材の裏面
側を、外壁面および外壁面に面一に連なる埋め込み壁ユ
ニットに面接触するように取り付けるので、建物に飾り
庇屋根ユニットを確実に、かつ容易に固定し得ることが
できるとともに、異なる傾斜の切妻屋根に配設する場合
においては、前部枠材の切妻屋根の軒先に連なる突出端
部の傾斜を変えるだけで、他の構成部分の構造を変える
ことなくその切妻屋根に容易に対応することができる。
そして、飾り庇屋根をユニット化しているために、現
場における各種の部材の寸法調整等の作業がなくなり、
単にユニットを壁面に取り付ける作業だけとなるので、
切妻屋根側の仕上げと並行して、その取り付け作業を行
うことができ、さらに破風や水切り等の仕上げ作業も切
妻屋根の各部の仕上げと同時に行うことができる。
[実施例] 以下、この発明に係る切妻屋根の家屋における飾り庇
屋根の構築方法の一実施例を図面を参照して説明する。
この一実施例における飾り庇屋根の構築方法は、第1
図に示すように、切妻屋根1を有する住宅の妻側外壁面
2,3に、予め工場において形成された飾り庇屋根ユニッ
ト5〜8をそれぞれ取り付けて飾り庇屋根を構成するも
ので、まず、これら飾り庇屋根ユニット5〜8について
説明する。
これら飾り庇屋根ユニットは、切妻屋根1の軒端部
に、それぞれの一端部が連設されて配設されるもので、
玄関4の上方に配設される玄関部飾り庇屋根ユニット5
と、該玄関部飾り庇屋根ユニット5と同じ側の外壁面2
に取り付けられる飾り庇屋根ユニット6および反対側の
妻側外壁面3に取り付けられる飾り庇屋根ユニット7,8
の壁部飾り庇屋根ユニットとに、その大きさおよび形状
から大きく2種類のものに分けて説明することができ
る。
つまり、玄関部飾り庇屋根ユニット5は、切妻屋根1
の軒先端部から外壁面2のほぼ中央部まで至る長さに形
成され、外壁面から離れる方向に単一の下り傾斜を有し
ている。
そして、壁部飾り庇屋根ユニット6,7,8は、該玄関部
飾り庇屋根ユニット5の半分程度の長さに形成されてお
り、外壁面から離れる方向への下り傾斜と、途中から妻
側に沿う下り傾斜との2種の傾斜を有している。
各部を詳細に説明すると、前記玄関部飾り庇屋根ユニ
ット5は、第2図に示すように、外壁面に沿って、その
長手面が面接触状態に取り付けられる長板状の後部枠材
5aと、該後部枠材5aの前面に直交して、かつ、並行に配
設された6本の芯材5b,5b……と、該芯材5b,5b……の前
端部に亙って取り付けられた前部枠材5cと、芯材5b,5b
……の上面に亙って貼付された面材5dとから構成されて
いる。
そして、前記芯材5bは、両端部がほぼ垂直に形成さ
れ、その角端部が後部枠材5aおよび前部枠材5cに直交す
るように、それぞれ取り付けられ、上面には、後部枠材
5a側から前部枠材5c側に向かって下り傾斜部Aが形成さ
れており、該傾斜部Aに沿って1枚の前記面材5bが貼付
されて外壁面から離れる方向に向かう下り傾斜面を形成
するようになっている。
さらに、前記前部枠材5cは、前記後部枠材5aより長く
形成されて、切妻屋根1の軒端部に連設される側(この
実施例においては左側)がユニット全体から突出してお
り、その突出端部Bに、切妻屋根1の傾斜に対応して連
結するための傾斜部Cが形成されている。
次に、壁部飾り庇屋根ユニット6,7,8は、それぞれ妻
側壁面に沿う流れ面Dの方向の違いにより、家屋の一方
の対角線上にそれぞれ配設された飾り庇屋根ユニット6,
7と、他方の側に配設される飾り庇屋根ユニット8とに
分けることができる。
つまり、一方の妻側外壁面2に配設される飾り庇屋根
ユニット6と、他方の妻側外壁面3に配設され飾り庇屋
根ユニット6の対角線側の飾り庇屋根ユニット7とが同
じものであり、これら飾り庇屋根ユニット6,7は、その
全体の向きを反対にするのみで使用することができ、妻
側外壁面3の飾り庇屋根ユニット8がこれらの飾り庇屋
根ユニット6,7とその流れ面Dの方向が異なるように構
成されている。
これら壁部飾り庇屋根ユニット6,7,8の詳細を説明す
ると、玄関部飾り庇屋根ユニット5と同じ側の外壁面2
に配設される壁部飾り庇屋根ユニット6および該飾り庇
屋根ユニット6の対角線上の外壁面3に配設される壁部
飾り庇屋根ユニット7は、それぞれ第3図に示すよう
に、長板状の後部枠材6a(7a)と、該後部枠材6a(7a)
の前面に直交して水平に取り付けられた3本の芯材6b,6
b,6b(7b,7b,7b)と、後部枠材6a(7a)に所定の角度θ
を以て取り付けられた芯材6c(7c)と、これら芯材6b,6
c(7b,7c)の前端に亙って取り付けられた前部枠材6d
(7d)と、この前部枠材6d(7d)および後部枠材6a(7
a)の端部を連結する側板6e(7e)と、芯材6b,6c(7c,7
c)の上面に貼付される2枚の面材6f,6g(7f,7g)とか
ら構成されている。
そして、前記後部枠材6a(7a)は、芯材6b,6b,6b(7
b,7b,7b)が取り付けられた部分の上面が水平面に形成
されているとともに、第2の芯材6c(7c)が取り付けら
れた部分から側板6e(7e)の方向に向って下りの傾斜部
Eが形成された上面を有している。
さらに、芯材6bは、その両端部がそれぞれほぼ垂直に
形成されて、その上面が後部枠材6a(7a)から前部枠材
6d(7d)側に向かって下り傾斜部Aがそれぞれ形成され
ており、後部枠材6a(7a)の水平面を有する部分の前面
に、所定の間隔をおいて水平に、かつ、水平にそれぞれ
配設されている。
前記芯材6c(7c)は、後部枠材6a(7a)の傾斜部Eの
始点の前面と、前部枠材6d(7d)と側板6e(7e)との連
結部との間に斜めに横切るように配設され、その上面に
は後部枠材6a(7a)側から前部枠材6d(7d)側に下る傾
斜面Fが形成されている。
そして、前記面材6f,6g(7f,7g)は、芯材6c(7c)の
上面にて2つに分離して、面材6f(7f)が芯材6b,6b,6b
(7b,7b,7b)の傾斜部Aに沿って貼付されて外壁面から
離れる方向に下りの流れ面を形成するとともに、面材6g
(7g)が後部枠材6a(7a)の傾斜部Eおよび芯材6c(7
c)の傾斜部Fに沿って貼付され妻側に沿う下り傾斜を
形成するようになっている。
さらに、前部枠材6d(7d)は、前記後部枠材6a(7a)
より長く形成されて、切妻屋根1の軒端部と連設される
側(第3図においては右側)がユニット全体から突出し
ており、その突出端部Bに、切妻屋根1の傾斜に対応し
て連結するための傾斜部Cが形成されている。
なお、第3図における飾り庇屋根ユニットの向きは、
第1図の手前側の外壁面2に配設される飾り庇屋根ユニ
ット6の向きであり、第1図における向こう側の外壁面
3に飾り庇屋根ユニット7として配設されるときは、第
3図の飾り庇屋根ユニットの向きを反対にして流れ面が
向こう側を向くように配設される。
この飾り庇屋根ユニット7と同じ妻側の外壁面3に配
設される飾り庇屋根ユニット8は、第4図に示すよう
に、前記飾り庇屋根ユニット6(7)と同一部材を用い
ることができ、その流れ方向を反対に形成したものであ
る。
つまり、飾り庇屋根ユニット6(7)の後部枠材6a
(7a)と同一の形状の後部枠材8aに、第3図の向きと同
じ状態で、その水平上面を有する部分の後面側に、前記
芯材6b(7b)と同一の形状の芯材8b,8b,8bを直交させて
水平に取り付けられているとともに、後部部材8aの傾斜
部Eを有する上面の始部の後面側に、該後部枠材8aと所
定の角度θを以て、第2の芯材8cが取り付けられ、これ
ら芯材8b,8cの前端部に亙って前部枠材8dが、その突出
端部Bを右側に向けて取り付けられ、上面に2枚の面材
8f,8gがそれぞれ貼付されて形成されている。
このように飾り庇屋根ユニット8は、飾り庇屋根ユニ
ット6(7)と同一部材を用いて、その方向に逆にして
構成される。
次に、上記のように構成された飾り庇屋根ユニットを
切妻屋根の家屋に配設する方法について、第5図〜第11
図を参照して説明する。
なお、これらの図においては、第1図の外壁面3に飾
り庇屋根ユニット8を配設する処を向こう側から見た場
合について説明する。
まず、第5図は、飾り庇屋根ユニット8を配設する前
の状態を示すもので、この図において、切妻屋根1は、
フック金物等(図示略)によって桁側外壁10に取り付け
られ、その妻側端部は、妻側外壁3より所定の長さだけ
突出するように敷設されている。
そして、第5図においては、切妻屋根1の軒先に、軒
先調整材11を介して、破風が取り付けられた頭つなぎ1
2、軒天を取り付けるための野縁13、水切りを取り付け
るための唐草14が垂直および水平になるように配設され
ており、この図においては破風および水切りの記載を都
合上省略している。
また、桁側外壁10には、その壁面に沿って軒先側の野
縁13と同じ高さに野縁15が取り付けられている。
このような状態において、まず、第6図に示すよう
に、妻側外壁3と面一になるように、切妻屋根1の軒下
に飾り庇屋根ユニットを取り付けるための三角形状の埋
め込み壁ユニット16を取り付ける。
この埋め込み壁ユニット16は、複数の芯材によって三
角形状に形成された枠体16aとその前面に貼付された合
板からなる三角形状の面材16bとから構成されており、
その下端は軒先側の野縁13、外壁面11に取り付けられた
野縁15の上部まで至るように形成されている。
次に、第7図に示すように、前記飾り庇屋根ユニット
8を、その後部枠材8aを妻側外壁3および前記埋め込み
壁ユニット16の下端に沿って面接触状態に接着等によっ
て貼付し、その前部枠材8dの突出端部Bが切妻屋根1の
桁下部に沿うようにして取り付ける。
この場合、埋め込み壁ユニット16の裏面側から平釘ま
たはスクリュウ釘K等を打ち込んで飾り庇屋根ユニット
8を接着剤が乾くまで固定しておく、そして、これらの
釘Kは、接着剤が乾いた後も打ち込んだ状態でその取り
付け強度を高めるようになっている。
次に、第8図に示すように、該飾り庇屋根ユニット8
の下面に、軒天を取り付けるための野縁17を配設し、次
に、飾り庇屋根ユニット8の手前側および側面側に、破
風を取り付けるための頭つなぎ18,19をそれぞれ取り付
ける。
前記野縁17は、桁側外壁10の野縁15に連設される部分
と軒先の野縁13に連設される部分とからなるL字状のも
の17aと、該野縁17aに沿い、かつ外壁面3に沿って飾り
庇屋根ユニット8の側部および前部に沿う矩形状のもの
17bとから構成されている。
また、飾り庇屋根ユニット8の手前側の頭つなぎ18
は、該ユニット8の妻側端部から切妻屋根1の軒先に配
設された頭つなぎ12まで延在し、該頭つなぎ12と直交す
るように連設されて、切妻屋根1と前部枠材8aとの連設
部分を前面から覆うようになっている。
次に、第9図および第11図に示すように、飾り庇屋根
ユニット8の前部の破風20および側部の破風21を取り付
け、そして、水切りを取り付けるための唐草22を上端付
近に沿って取り付け、さらに飾り庇屋根ユニット8の下
面を形成する板状の軒天部材23を取り付ける。このと
き、切妻屋根1側の軒天部材も取り付ける。
なお、飾り庇屋根ユニット8の頭つなぎ18,19および
破風20,21を取り付けるときに、切妻屋根1のケラバ1a
に頭つなぎおよび破風を取り付け、その後に該ケラバ1a
に唐草およびケラバ水切りを取り付けておく(第10図参
照)。
そして、最後に、第10図および第11図に示すように、
先端部を垂直に折り曲げられて形成された水切り部24a,
24bを有した屋根板金24を貼付してその仕上げを行う。
他の飾り庇屋根ユニット5〜7の場合も、上記飾り庇
屋根ユニット8と同様に、埋め込み壁ユニットの配設後
に、該埋め込み壁ユニットと妻側壁体2(3)に沿って
接着等によって貼付され、野縁、頭つなぎ等を配設し、
破風、軒天部材、唐草を施工し、最後に板金22を配設し
て仕上げられるようになっている。
しかして、この実施例の飾り庇屋根ユニットによれ
ば、切妻屋根1の組み立てと関連し、その軒天井部品の
取り付け等と並行して組み付けを完了し、破風20,21や
水切り24a等の屋根板金工事を早く行うことができる。
また、飾り庇屋根ユニットの形状の統一により破風2
0,21や水切り24a等の板金部品も勾配に合わせて用意す
ることが可能となる。
そして、軒天下地23や野縁17等も部品化が可能とな
る。
なお、該配設方法においては、飾り庇屋根ユニット8
(5〜7)を妻側壁面3(2)に取り付けた後に、軒天
部材等の各部材を配設したが、これら各部材を工場等に
おいて、予め飾り庇屋根ユニット8(5〜7)に取り付
けておいて、この飾り庇屋根ユニット8(5〜7)を現
場にて妻側壁面3(2)に取り付けるようにしてもよ
い。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明に係る飾り庇屋根ユニ
ットによれば、下記の角効果を奏することができる。
予め工場等において飾り庇屋根ユニットを形成し、そ
の芯材が長板状の後部枠材に水平に取り付けられて、そ
の芯材の上面に、それぞれ外壁面から離れる方向に向っ
て下り傾斜が設けられているので、これら芯材に面材を
取り付けて流れ面を形成することにより、流れ面の傾斜
を精度良く均一に構成することができる。
飾り庇屋根ユニットを取り付ける外壁面に面一に連な
るように、切妻屋根の軒下に三角形状の埋め込み壁ユニ
ットを取り付けて、これら埋め込み壁ユニットおよび妻
側外壁面に沿って、後部枠材の裏面側を面接触状態に貼
付するので、建物に飾り庇屋根ユニットを確実に、かつ
容易に固定し得ることができる。
飾り庇屋根ユニットの前部芯材の側端部に、切妻屋根
の傾斜に対応する端部傾斜が形成された突出端部を有す
る前部枠材が連設されて、その前部枠材の端部傾斜を合
わせるように切妻屋根の軒端部に連設するので、該前部
枠材の切妻屋根の軒先に連なる突出端部の傾斜を変える
だけで、他の構成部分の構造を変えることなくその切妻
屋根に容易に対応することができる。
飾り庇屋根をユニット化しているために、現場におけ
る各種の部材の寸法調整等の作業がなくなり、単にユニ
ットを壁面に取り付ける作業だけとなるので、切妻屋根
側の仕上げと並行して、その取り付け作業を行うことが
でき、さらに破風や水切り等の仕上げ作業も切妻屋根の
各部の仕上げと同時に行うことができる。
切妻屋根の組み立てと関連し、その軒天井部品の取り
付け等と並行して組み付けを完了し、破風や水切り等の
屋根板金工事を早く行うことができる。
飾り庇屋根ユニットの形状の統一により破風や水切り
等の板金部品も勾配に合わせて用意することが可能とな
る。
軒天下地や野縁等も部品化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る一実施例の切妻屋根の家屋に
おける飾り庇屋根の構築方法によって形成した飾り庇を
有する家屋の斜視図、第2図は同実施例に用いられる玄
関部飾り庇屋根ユニットを示す斜視図、第3図は同実施
例に用いられる壁部飾り庇屋根ユニット6(7)を示す
斜視図、第4図は同壁部飾り庇屋根ユニット8を示す斜
視図である。 第5図〜第11図はこの発明に係る飾り庇屋根ユニットの
配設方法を示す図であり、第5図は飾り庇屋根ユニット
を取り付ける前の状態を示す斜視図、第6図は埋め込み
壁ユニット10を配設した状態を示す斜視図、第7図は飾
り庇屋根ユニットを配設した状態を示す斜視図、第8図
は頭つなぎ等を配設した状態を示す斜視図、第9図は唐
草等を配設した状態を示す斜視図、第10図は完成した状
態を示す斜視図、第11図は第10図の横断面図である。 1……切妻屋根、2,3……妻側外壁面、 4……玄関、5……玄関部飾り庇屋根ユニット、 6,7,8……壁飾り庇屋根ユニット、 5a,6a,7a,8a……後部枠材、 5b,5b,7b,8b……芯材、 6c,7c,8c……第2の芯材、 5c,6d,7d,8d……前部枠材、 5d,6f,7f,8f……面材、 6g,7g,8g……面材、 A〜D……傾斜部、 10……埋め込み壁ユニット、 11……桁側壁体、 17……野縁、18,19……頭つなぎ、 20,21……破風、22……唐草、 23……軒天部材、24……屋根板金。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切妻屋根の住宅の妻側外壁に施工される飾
    り庇屋根の構築方法であって、予め工場等において、長
    板状に形成された後部枠材の前面に、複数の芯材を水平
    に設け、該芯材の前端に亙って、一端部が切妻屋根の軒
    下側に突出してその突出端部に切妻屋根の傾斜に対応す
    る端部傾斜が形成された前部枠材を設けてなる飾り庇屋
    根ユニットを形成しておき、 該妻側外壁面に沿って、前記飾り庇屋根ユニットの後部
    枠材の裏面側を面接触状態に貼付して取り付けるととも
    に、 前記飾り庇屋根ユニットの前部枠材の端部傾斜を切妻屋
    根の軒先端部の傾斜に合わせて連設することを特徴とす
    る切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築方法。
  2. 【請求項2】前記芯材として、上面に下り傾斜を有する
    ものを用いるとともに、 前記飾り庇屋根ユニットに、当該芯材の上面の傾斜に沿
    って流れ面を形成する面材を設けることを特徴とする請
    求項1記載の切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築
    方法。
  3. 【請求項3】現場において、前記飾り庇屋根ユニットを
    取り付ける妻側外壁面に沿って、その外壁面と面一にな
    るように切妻屋根の軒下に、三角形状の埋め込み壁ユニ
    ットを配設して、 該埋め込み壁ユニットおよび妻側外壁面に沿って、前記
    飾り庇屋根ユニットの後部枠材の裏面側を面接触状態に
    貼付して取り付けることを特徴とする請求項1又は2記
    載の切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築方法。
JP33085289A 1989-12-20 1989-12-20 切妻屋根の家屋における飾り庇屋根の構築方法 Expired - Fee Related JP2820474B2 (ja)

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