JPH0523126A - クリーム状組成物 - Google Patents

クリーム状組成物

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JPH0523126A
JPH0523126A JP4000972A JP97292A JPH0523126A JP H0523126 A JPH0523126 A JP H0523126A JP 4000972 A JP4000972 A JP 4000972A JP 97292 A JP97292 A JP 97292A JP H0523126 A JPH0523126 A JP H0523126A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洋菓子などに使用されるクリーム状組成物と
して、滅菌処理時及び流通・保存時に増粘・固化等の性
質の変化が殆ど起きず、さらに、ホイップ性能の良いク
リーム状組成物を提供すること。 【構成】 無脂乳固形分及び油脂を含むエマルションに
おいて、以下のa及びbを乳化剤として含む。又は、以
下のa及びcを乳化剤として含む。 a.リゾリン脂質を油脂に対して0.05〜1.0重量
% b.不飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エステルの重量
比が10/90〜70/30であるポリグリセリン脂肪
酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルを油脂に対
して0.8〜2.0重量% c.以下のc1及びc2を油脂に対して0.8〜2.0
重量%、但しc1及びc2の混合物の不飽和脂肪酸エス
テルと飽和脂肪酸エステルの重量比は10/90〜65
/35である。 c1.ポリグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖
脂肪酸エステル c2.脂肪酸モノグリセリド及び/又はソルビタン脂肪
酸エステル

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホイッピングクリームと
して用いるクリーム状組成物、特にアセプティック製品
に適するクリーム状組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、洋菓子などのトッピングやフィリ
ング材料として、高価で扱いにくい生クリームの代わり
に、扱い易いクリーム状組成物が多く用いられている。
これらのクリーム状組成物は、通常、食用油脂、無脂乳
固形分、乳化剤及びその他の諸材料と水とからなる水中
油型形のエマルションである。クリーム状組成物として
は、流通・保存時の振動や時間経過などに対して増粘・
固化等の性質の変化を起こさないものが適している。さ
らに、クリーム状組成物としては、泡立てたときに短時
間で起泡し、適度のオーバーランが得られ、また、洋菓
子などのトッピング、フィリングとして使用した場合に
造花性及び保形性が良く、離水現象が起きず、再ホイッ
プ性が良いなど、ホイップ性能が良いものである必要が
ある。
【0003】従来、ホイップ性能が良いクリーム状組成
物としては、特公昭58−54849等に示されたよう
なものが広く利用されており、通常、殺菌処理を施さ
れ、容器に充填されて低温下で流通・保存され、使用す
る前に泡立てられる。これらのクリーム状組成物は、高
温短時間殺菌(HTST処理)を行って製品とされる
が、残存する微生物のために長期間保存することは不可
能である。更にこれらのクリーム状組成物はHTST処
理には適するが、超高温瞬間滅菌処理(UHT処理)を
行うとエマルションが増粘し固化するために、アセプテ
ィック製品にするには不適だった。また乳化剤として酵
素処理されたリン脂質を用いたものとして、特開昭61
−162148,特開平2−16946に示されたクリ
ーム状組成物があるが、これらもUHT処理によって増
粘固化する。
【0004】最近は長期間保存可能なクリーム状組成物
として、UHT処理(約140℃,数秒)を施して、ア
セプティック容器に保存したクリーム状組成物が製造販
売されている。例えば、特公昭50−11458,特公
昭58−44347,特開昭58−149649に示さ
れているようなクリーム状組成物である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特公昭50−11458,特公昭58−44347,特
開昭58−149649に示されているクリーム状組成
物に対して、UHT処理を施した場合は、UHT処理に
よる性質の変化は起きにくいが、起泡に長時間を要し、
起泡後の保形性が悪く、また離水現象を起こしやすいな
ど、ホイップ性能がHTST処理されたクリーム状組成
物に比べて劣るといった問題があった。
【0006】このため、本発明では、滅菌処理時及び流
通・保存時に増粘・固化等の性質の変化が殆ど起きず、
さらに、短時間で起泡し、ホイップ性能の良いクリーム
状組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】本第1発明のク
リーム状組成物は、油脂と無脂乳固形分等を含む水相
と、さらに、以下のa及びbを乳化剤として含むことを
要旨とする。 a.リゾリン脂質がその絶対量で油脂に対して0.05
〜1.0重量%であること。
【0008】b.ポリグリセリン脂肪酸エステル及び/
又はショ糖脂肪酸エステルが油脂に対して0.8〜2.
0重量%であり、かつポリグリセリン脂肪酸エステル及
び/又はショ糖脂肪酸エステルの合計量のうち不飽和脂
肪酸エステルと飽和脂肪酸エステルの重量比が10/9
0〜70/30であること。
【0009】本発明における、クリーム状組成物とは、
食用油脂と無脂乳固形分等を含む水相を、乳化剤を加え
てエマルションとしたものである。無脂乳固形分の分量
は、通常、2〜6重量%を用いる。無脂乳固形分を2重
量%以上とすれば、乳化の安定性が高まる。ただし、6
重量%を越えるとクリーム状組成物の粘性が高まり過ぎ
る傾向がある。無脂乳固形分はカゼイン等の乳蛋白と乳
糖を主成分とするもので、脱脂乳、牛乳、脱脂粉乳また
は全脂粉乳などを用いることができる。また、これらの
成分に加えて、カゼインソーダ、プロティナーゼ処理に
よって比較的長鎖のペプチドに分解された、乳蛋白、小
麦蛋白または大豆蛋白などを用いることもできる。その
分量は、カゼインソーダ、プロティナーゼ処理蛋白の場
合、クリーム状組成物全体の2重量%を越えない範囲が
好ましい。無脂乳固形分としては、牛乳以外の獣乳も用
いることができる。
【0010】また、食用油脂は、通常、上昇融点28〜
38℃の油脂を30〜50重量%用いるのが好ましい。
食用油脂としては、大豆油、菜種油、低エルシン酸菜種
油、綿実油、コーン油又はひまわり油のような植物油の
部分水素添加物、パーム油、ヤシ油、パーム核油及びそ
れらの水素添加油、乳脂、ラード又は魚油の部分水素添
加油などの動物性油脂、などの中から1種以上を用い
る。またこれらの油脂の中から1種以上を用い、さらに
大豆油、綿実油、コーン油などのような0℃において液
状である液状油を加えて、それらの混合油脂の上昇融点
が28〜38℃であるものを用いるのが好ましい。油脂
の上昇融点が28℃以下ではホイップクリームの保形性
が悪く、38℃以上では口どけが悪化する。
【0011】本発明のリゾリン脂質とは、大豆や菜種由
来のリン脂質や卵黄リン脂質をホスフォリパーゼAによ
って脱アシル化したモノアシル体のリン脂質であって、
通常は膵臓由来のホスフォリパーゼA2で処理されたも
のが用いられる。これらはリゾホスファチジルコリン、
リゾホスファチジルエタノールアミン、リゾホスファチ
ジルイノシトール、リゾホスファチジン酸などのモノア
シルグリセロリン脂質を含む。またこれらの混合物から
含水アルコール処理などによってリゾホスファチジルコ
リンの含有量を増加させたものも適する。化学合成され
たリゾリン脂質も同様に用い得る。前記酵素処理によっ
ては全てのリン脂質をリゾリン脂質にすることは困難
で、ジアシル体リン脂質が残存するが、リゾリン脂質の
量はリン脂質全体の少なくとも40重量%以上好ましく
は60重量%以上であることが本発明の産物に適する。
このようなものであれば、リゾリン脂質が、例えば、通
常の油分を含むペースト状の大豆リン脂質をホスフォリ
パーゼA2で処理した後、中和するか、または中和しな
いで、油分などを含んだまま製品化したものであっても
よく、また、アセトンなどを用いて精製し、油脂及び発
生した脂肪酸を除いたものでもよい。リゾリン脂質の添
加量はその絶対量で油脂に対して0.05〜1.0重量
%が適し、さらに好ましくは0.1〜1.0重量%であ
ることが適する。0.05重量%以下では併用する他の
乳化剤によってエマルション自体の安定性は十分になっ
ても本発明の目的とする効果、即ち良好なホイップ性と
流通保管適性は得られない。1.0重量%以上では風味
が悪化する。エマルションの製造にあってホモゲナイザ
ー圧力を高め油滴を細かくする場合は乳化剤の必要量が
増加する。リゾリン脂質の全リン脂質中のリゾリン脂質
の含有量が40重量%以下では、UHT滅菌による増粘
が起こり易くなるが、60重量%以上では増粘が起こり
にくい。
【0012】本発明に用いるポリグリセリン脂肪酸エス
テルはグリセリンが2〜10分子エーテル結合したポリ
グリセリンと炭素原子数12〜22の飽和及び不飽和脂
肪酸のモノ、ジ、ポリエステルであって、そのHLBが
4〜16のものが適する。また本発明に用いるショ糖脂
肪酸エステルはショ糖と炭素原子数12〜22の飽和及
び不飽和脂肪酸のモノ、ジ、ポリエステルの混合物でそ
のHLB値が2〜16のものが適する。なお、本明細書
で用いるHLB値は、流動パラフィンに対する最適乳化
を与える界面活性剤の組み合せ法によって測定した値に
よるもので、国内の食品用乳化剤製造業者が常用してい
るものによる。
【0013】本発明において、乳化剤として用いられる
ポリグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸
エステルの添加量は、油脂に対して0.8〜2.0重量
%である必要がある。0.8重量%より少ない場合は、
乳化が不安定になり、また、2.0重量%より多く添加
した場合には、風味が悪化する。本発明に用いるポリグ
リセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステ
ルは、混合物の不飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エス
テルとの重量比が10/90〜70/30である必要が
ある。乳化剤を構成する脂肪酸についてその飽和脂肪酸
エステル:不飽和脂肪酸エステルの比率は、ホイップ時
のエマルションの不安定性を支配するので、不飽和脂肪
酸のエステルが10重量%以下ではホイップ後のクリー
ムのオーバーランが高めになり、造花性、保形性が不良
になり、本発明の目的に適さなくなる。また、70重量
%以上ではエマルションの安定性が損なわれ易くなり、
ホイップ時間が短くなりすぎるため適当なオーバーラン
が得にくくなる。さらに好ましくは、10/90〜60
/40であるとよい。これらの乳化剤の総量は、対油脂
0.8〜2.0重量%であることが適当で、少なすぎれ
ば乳化が不安定になり、多すぎれば風味を損なう。混合
乳化剤の不飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エステルの
比率の調整は、不飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エス
テルからそれぞれ1種以上を選んで配合することによっ
て可能であり、また、予め飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸と
を混合したものを多価アルコールのエステルにしたもの
を用いてもよい。
【0014】また、上記発明においては、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルから
構成される乳化剤のHLBは、8〜13であることが好
ましい。HLBが8より小さい場合は、UHT後の増粘
が起こりやすくなる。また、HLBが13より大きい場
合は、ホイップ後の戻り現象が起き易く、また、オーバ
ーランが大きくなりすぎて保形性が損なわれる傾向があ
る。
【0015】また、本第2発明のクリーム状組成物は、
食用油脂と無脂乳固形分等を含む水相と、さらに、以下
のa及びbを乳化剤として含むことを要旨とする。 a.リゾリン脂質が油脂に対して、絶対量で0.05〜
1.0重量%であること。
【0016】b.以下のb1及びb2からなる混合物が
油脂に対して0.8〜2.0重量%であり、 b1.ポリグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖
脂肪酸エステル。 b2.脂肪酸モノグリセリド及び/又はソルビタン脂肪
酸エステル かつb1およびb2の乳化剤混合物の合計量に占める不
飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エステルの重量比が1
0/90〜65/35であること。
【0017】本発明における、クリーム状組成物とは、
前述のものと同じく、食用油脂と無脂乳固形分等を含む
水相を、乳化剤を加えてエマルションとしたものであ
る。無脂乳固形分、食用油脂及び乳化剤のうちリゾリン
脂質、ポリグリセリン脂肪酸エステル及びショ糖脂肪酸
エステルについては、前述と同じものを用い得る。
【0018】本発明において、乳化剤として用いられる
上記b2の、脂肪酸モノグリセリドとは炭素原子数10
〜22の飽和及び不飽和脂肪酸のグリセリンモノエステ
ルであって、反応モノグリセリドを分子蒸溜したものが
適するが、未蒸溜であってもモノグリセリドを40重量
%以上含有するものは用いることができる。また本発明
に使用するソルビタン脂肪酸エステルは、ソルビタン、
ソルビトール、ソルバイドの飽和、不飽和脂肪酸のモ
ノ、ジ、ポリエステルである。
【0019】bの乳化剤としてポリグリセリン脂肪酸エ
ステル及び/またはショ糖脂肪酸エステルと、脂肪酸モ
ノグリセリド及び/またはソルビタン脂肪酸エステルと
を用いる場合は、b1,b2の混合乳化剤の添加量は、
油脂に対して0.8〜2.0重量%である必要があり、
多すぎても少なすぎても本発明の目的を達することが困
難になる。0.8重量%より少ない場合は、乳化が不安
定になり、また、2.0重量%より多く添加した場合に
は、風味が悪化する。また、bの脂肪酸エステル類は、
それらの混合物に於ける不飽和脂肪酸エステル/飽和脂
肪酸エステルの比率が10/90〜65/35、更に好
ましくは10/90〜60/40であることが適する。
脂肪酸モノグリセリドについては不飽和度の大きいもの
が市販され、入手し易い。例えばリノール酸モノグリセ
リドを用いると不飽和脂肪酸エステルの適量は比較的少
量になる。不飽和脂肪酸のエステルが10重量%以下で
はホイップ後のクリームのオーバーランが高めになり、
造花性、保形性が不良になり、本発明の目的に適さなく
なる。その比率が増すと短時間でホイップしやすくなる
が、65重量%以上ではエマルションの安定性が損なわ
れ、ホイップ時間が短くなりすぎて適当なオーバーラン
が得にくくなる。また、不飽和脂肪酸エステルの比率を
10〜60重量%とした場合は、さらに好ましい結果が
得られる。bの混合乳化剤の不飽和脂肪酸エステルと飽
和脂肪酸エステルの比率の調整は、不飽和脂肪酸エステ
ルと飽和脂肪酸エステルのうちから、それぞれ1種以上
を選んで配合することによって行われる。
【0020】また、上記発明においては、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂肪酸エステルに加
えて脂肪酸モノグリセリド及び/又はソルビタン脂肪酸
エステルから構成される混合乳化剤のHLBは、7〜1
2であることが好ましい。HLBが7より小さい場合
は、UHT後の増粘が起こりやすくなる。また、HLB
が12より大きい場合は、ホイップ後の戻り現象が起き
易く、また、オーバーランが大きくなりすぎる傾向があ
る。
【0021】以上述べた本発明のクリーム状組成物に
は、上記各成分の他に、乳化剤として、小量のプロピレ
ングリコール脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリドの
有機酸エステルまたはステアリル乳酸ナトリウム等を添
加することも可能である。また、これらの他に、少量の
重合リン酸塩及びリン酸塩、生クリーム、凍結生クリー
ム、糖類、天然ガム類、香料及び呈味料などを適宜添加
することも可能である。
【0022】次に、上述の本発明のクリーム状組成物の
製造工程の1例を述べる。まず、油脂中に各乳化剤及び
各添加物のうち油相中に溶解し易いものを加えておき、
65℃程度の温度下で適当な攪拌を行いながら、各種の
水溶成分を含む水相を加えて、予備乳化を行う。予備乳
化されたエマルションを、加圧式ホモゲナイザーで乳化
し、超高温瞬間滅菌機にて無菌化し、適切な加圧均質化
処理を行って、冷却後アセプティックタンクを経て、無
菌下でアセプティック容器に包装する。近年、滅菌包装
技術の進歩によって無菌状態で多くの液状食品が流通さ
れるようになったが、ホイップクリームの場合は、エマ
ルションの流通保管時に於ける安定性と、ホイップ時に
於けるエマルションの不安定性という相反する命題の解
決を要するため、短時間でホイップが可能でしかも優良
なホイップ性能をもったアセプティック製品を得ること
は困難であった。このため従来の技術に基ずく製品は保
存や流通に対する安定性は有っても、起泡に長時間を要
する上、起泡後の保形性その他の性能は不十分であっ
た。
【0023】本発明のクリーム状組成物によって、上記
のアセプティックホイップクリームの欠陥が改善される
理由は定かではない。しかし、リゾリン脂質と他の乳化
剤との間の界面現象上の微妙な相乗作用によって、比較
的多量の不飽和脂肪酸エステルを含むにもかかわらず、
安定したエマルションが得られること。さらにリゾリン
脂質とカゼインを主とする乳蛋白との適度な結合性によ
って、流通・保管の条件下では脂肪球の表面が蛋白層で
保護されてエマルションが安定化しているが、起泡時の
激しい攪はんによって部分的な蛋白の離脱が起こり、不
飽和脂肪酸エステルによるエマルションの凝集が速やか
に起こることによるものと推定している。
【0024】
【実施例】以上説明した本発明の構成・作用を一層明ら
かにするために、以下本発明の比較例と好適な実施例に
ついて説明する。なお、表については、実施例の項の最
後の部分にまとめて記載した。また、この比較例、実施
例中で使用した乳化剤は、以下に示すものである。 <リゾリン脂質及びその他のリン脂質> ・サンレシチンA:太陽化学(株)社製 酵素処理レシチン(全リン脂質約90重量%、リゾリン
脂質約70重量%含有) ・サンレシチンW1:太陽化学(株)社製 酵素処理レシチン(全リン脂質約50重量%、リゾリン
脂質約25重量%含有の含油品) ・サンレシチンS:太陽化学(株)社製 酵素処理レシチン(全リン脂質約90重量%、リゾリン
脂質約70重量%含有) ・エルマイザーA:協和発酵(株)社製 酵素処理レシチン(全リン脂質約45重量%、リゾリン
脂質約30重量%含有の含油品) ・EMULFLUID.A:ルーカスメイヤー社製 全リン脂質含有量62重量%。アセチル化レシチンを約
10重量%含む。 ・EMULFLUID.E:ルーカスメイヤー社製 全リン脂質含有量56重量%。リゾリン脂質を約13重
量%含む。 ・BOLEC.C:ユニミルズ社製 全リン脂質含有量60重量%。約20重量%のホスファ
チジルエタノールアミンと、約20重量%のホスファチ
ジルイノシトールを含む。 <ポリグリセリン脂肪酸エステル> ・SYグリスターMS500:坂本薬品(株)社製 ヘキサグリセリンモノステアレート(HLB11) ・SYグリスターMO500:坂本薬品(株)社製 ヘキサグリセリンモノオレート(HLB11) ・SYグリスターMO750:坂本薬品(株)社製 デカグリセリンモノオレート(HLB13) ・SYグリスターMO310:坂本薬品(株)社製 テトラグリセリンモノオレート(HLB8) <ショ糖脂肪酸エステル> ・リョートーシュガーエステルS1670:三菱化成食
品(株)社製 ショ糖モノステアレート(HLB15) ・リョートーシュガーエステルS1170:三菱化成食
品(株)社製 ショ糖モノ・ジステアレート(HLB11) ・リョートーシュガーエステルS770:三菱化成食品
(株)社製 ショ糖モノ・ジステアレート(HLB7) <蒸溜脂肪酸モノグリセリド> ・エマルジーMS:理研ビタミン(株)社製 グリセリルモノステアレート(HLBはおよそ4) ・エマルジーMO:理研ビタミン(株)社製 ヨウ素価75の脂肪酸モノグリセリド(HLBはおよそ
4) <ソルビタン脂肪酸エステル> ・エマゾールS−10:花王株式会社製 ソルビタンステアレート(HLB4.7) ・エマゾールO−10:花王株式会社製 ソルビタンオレート(HLB4.3) (比較試験1)比較例1〜3 比較例として、リゾリン脂質を用いた先行技術(特開昭
61−162148,特開平2−16946)の実施例
に基ずき粘度低下のための若干の改変を行ってクリーム
状組成物を調製した。調製方法は、原料を特殊機化工業
(株)社製のホモミキサーを用いて、3500rpmで
65℃にて15分間予備乳化し、その一部を深尾精機社
製5hpホモゲナイザーにより100〜0Kg/cm2
で乳化後、試料の1部について、75℃で2分間、高温
短時間殺菌した後、5℃に冷却エージングした。このク
リーム状組成物の性質として、粘度を測定し、また、ホ
イップ時間、オーバーラン、造花性、造花後の状態及び
再ホイップ性等のホイップ性能を測定した。これらの測
定結果と、重量%で示した組成表示を表1に示す。ま
た、試料の残部については、深尾精機社製5hpホモゲ
ナイザーによる乳化後、岩井機械工業(株)社製のAU
HT−3型テスト機によって、140℃、4秒間のUH
T処理を行い、引き続き1段目は50Kg/cm2の圧
力、2段目は0Kg/cm2の圧力で均質化して試料と
した。その結果を表1に示す。
【0025】上記比較例1〜3のいずれの場合も、クリ
ーム状組成物のホイップ性能は不十分なものである。ま
た、UHT処理を行うと、冷却中に固化しやすくなり、
一度固化したクリーム状組成物は、起泡が困難でホイッ
プ性能を評価することができなかった。
【0026】次に、本発明の実施例として、乳化剤とし
てリゾリン脂質に加えて、ポリグリセリン脂肪酸エステ
ル及びショ糖脂肪酸エステルを使用して、以下に示す実
施例1〜7のクリーム状組成物を調製した。実施例1 無塩バター2.4Kg,上昇融点36℃のナタネ硬化油
1.5Kg,ヤシ油0.5Kg及びコーン油0.5Kg
からなる油相成分を混合し、パステライザー中で65℃
に加熱攪拌しておく。それに、脱脂粉乳0.4Kg,太
陽化学(株)社製のサンレシチンA(リゾリン脂質を約
70重量%含む、脱脂精製大豆リン脂質)3g,三菱化
成食品(株)社製のHLB11のショ糖脂肪酸エステル
であるリョートーシュガーエステルS1170を12
g,坂本薬品(株)社製のポリグリセリン脂肪酸エステ
ルであるSYグリスターMS500(HLB11)を2
5g,同じくSYグリスターMO500(HLB11)
を30g及びヘキサメタリン酸ソーダ10gに水を加え
た水相成分5.1Kgを65℃に加熱したものを徐々に
加えて予備乳化した。予備乳化液を、深尾精機社製の5
hpのホモゲナイザーで50Kg/cm2の加圧によっ
て均質化した。その後、岩井機械工業(株)社製のAU
HT−3型テスト機によって、140℃、4秒間のUH
T処理を行い、引き続き、1段目は50Kg/cm2
圧力、2段目は0Kg/cm2の圧力で均質化し、クリ
ーンベンチ内で無菌的にサンプリングした。試料を1夜
5℃でエージングして、クリーム状組成物を得た。この
クリーム状組成物の性質として、粘度を測定し、また、
ホイップ時間、オーバーラン、造花性、保形性、離水、
ホイップ後の戻り及び再ホイップ時間等のホイップ性能
を測定,評価した。また、このクリーム状組成物を30
℃に2時間保存してヒートショックを与えた後の粘度変
化を測定した。これらの測定結果と、重量%で示した組
成表示を表2に示す。表2において、(b)のHLB値
は、小数点以下の数字を4捨5入して示した。また、造
花性及び保形性は、表3に示すような5段階評価によっ
て、評価した。3点以上が実用に供し得る。また、離水
及びホイップ後の戻りは、表4に示すような5段階評価
によって、評価した。離水は+まで、ホイップ後の戻り
は、++までが実用に供し得る。実施例2〜7 実施例1と同様にして、表2に示す組成でクリーム状組
成物を調製した。また、実施例1と同様にして、クリー
ム状組成物の性質を測定,評価した。結果を表2に示
す。
【0027】実施例1〜7のいずれについてもUHT処
理を行った後にも、良好なホイップ性能を得ることがで
きた。また、ヒートショックを与えた後も、多少の増粘
を示したものの、固化はしなかった。ヒートショックに
よる粘度増加の程度は、低温で流通・保管されるされる
この種の製品の品質の安定性の指標になり、この程度の
増粘であれば、通常数カ月の保存に耐えうる。比較例4 比較例として、実施例2のサンレシチンAの代わりに、
リン脂質換算で同量のペースト状の大豆リン脂質(味の
素社製)を用いて、実施例2と同様の方法でクリーム状
組成物を調製した。このクリーム状組成物について、実
施例2と同様の測定,評価を行った。クリーム状組成物
の組成と測定結果を表2に示す。
【0028】比較例4を評価した結果、UHT処理を施
した後のホイップ性能のうち、特に、造花性、保形性及
び離水については、実施例1〜7に比べて劣っており、
実用に適さない。また、ヒートショックを与えた後に
は、実施例1〜7に比べて、著しい増粘が見られた。 (比較試験2)もう一つの本発明の実施例として、乳化
剤としてリゾリン脂質に加えて、ポリグリセリン脂肪酸
エステル,ショ糖脂肪酸エステル,脂肪酸モノグリセリ
ド及びソルビタン脂肪酸エステルを使用して、以下に示
す実施例8〜14のクリーム状組成物を調製した。実施例8〜14 油脂として、上昇融点36℃の大豆硬化油3.0Kg,
ヤシ油1.0Kg及びコーン油0.5Kgを用い、実施
例1と同様の方法で、表5に示す組成のクリーム状組成
物を調製した。こうして得られたクリーム状組成物に対
して、実施例1と同様の測定を行った。表5に、これら
の重量%で示した組成表示と、測定,評価結果を示す。
表5において、(b)のHLB値は、小数点以下の数字
を4捨5入して示した。また、造花性及び保形性は、実
施例1と同様の5段階評価によって、評価した。また、
離水及びホイップ後の戻りについても、実施例1と同様
の5段階評価によって、評価した。
【0029】実施例8〜14のいずれについてもUHT
処理を行った後にも、良好なホイップ性能を得ることが
できた。また、ヒートショックを与えた後も、多少の増
粘を示したものの、固化はしなかった。実施例15〜19 油脂として、上昇融点34℃のナタネ硬化油3.7Kg
及びパーム核硬化油0.8Kgを用い、実施例1と同様
の方法で、表6に示す組成のクリーム状組成物を調製し
た。こうして得られたクリーム状組成物に対して、実施
例1と同様の測定を行った。表6に、これらの重量%で
示した組成表示と、測定,評価結果を示す。表6におい
て、(b)のHLB値は、小数点以下の数字を4捨5入
して示した。また、造花性及び保形性は、実施例1と同
様の5段階評価によって、評価した。また、離水及びホ
イップ後の戻りについても、実施例1と同様の5段階評
価によって、評価した。
【0030】実施例15〜19のいずれについてもUH
T処理を行った後にも、良好なホイップ性能を得ること
ができた。また、ヒートショックを与えた後も、多少の
増粘を示したものの、固化はしなかった。また、実施例
1〜19のクリーム状組成物を、5〜10℃の低温下で
名古屋−東京間を往復する保冷のトラック輸送した後、
2カ月間4〜10℃に冷蔵放置した場合にも、それらは
増粘などの性質の変化が少なく、良好なホイップ性能が
得られた。比較例5 不飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エステルの重量比が
本発明の範囲外となる比較例として、実施例1と同様の
方法で、表6に示す組成のクリーム状組成物を調整し
た。このクリーム状組成物について、実施例1と同様の
測定、評価を行った。結果を表6に示す。
【0031】実施例5を評価した結果、ホイップ性能の
うち、特に造花性、保形性及び離水について、実施例1
5〜19に比べて劣っており、実用に適さない。上述の
ように、本実施例によれば、UHT処理の様な滅菌処理
後にも低粘度のクリーム状組成物が得られ、また、長期
にわたる流通・保存によっても増粘しにくく、さらに、
比較的短時間でホイップし、しかもホイップ性能の良い
クリーム状組成物を提供することができる。
【0032】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明はこうした実施例に何等限定されるものでは
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な
る態様で実施しうることは勿論である。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】
【表5】
【0038】
【表6】
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のクリーム
状組成物によれば、超高温瞬間滅菌処理を行うアセプテ
ィック製品に適し、流通・保存時に増粘等の性質の変化
が殆ど起きず、さらに、比較的短時間で起泡し、ホイッ
プ性能の良いクリーム状組成物を提供することができ
る。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油脂と無脂乳固形分等を含む水相からな
    り、さらに、以下のa及びbを乳化剤として含むことを
    特徴とするクリーム状組成物。 a.リゾリン脂質が油脂に対して0.05〜1.0重量
    %であること。 b.ポリグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖脂
    肪酸エステルが油脂に対して0.8〜2.0重量%であ
    り、かつポリグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ
    糖脂肪酸エステルの合計量に占める不飽和脂肪酸エステ
    ルと飽和脂肪酸エステルの重量比が10/90〜70/
    30であること。
  2. 【請求項2】 上記bの乳化剤混合物のHLBが8〜1
    3であることを特徴とする請求項1記載のクリーム状組
    成物。
  3. 【請求項3】 油脂と無脂乳固形分等を含む水相からな
    り、さらに、以下のa及びbを乳化剤として含むことを
    特徴とするクリーム状組成物。 a.リゾリン脂質が油脂に対して0.05〜1.0重量
    %であること。 b.以下のb1及びb2からなる混合物が油脂に対して
    0.8〜2.0重量%であり、 b1.ポリグリセリン脂肪酸エステル及び/又はショ糖
    脂肪酸エステル。 b2.脂肪酸モノグリセリド及び/又はソルビタン脂肪
    酸エステル かつb1およびb2の乳化剤混合物の合計量に占める不
    飽和脂肪酸エステルと飽和脂肪酸エステルの重量比が1
    0/90〜65/35であること。
  4. 【請求項4】 上記b1およびb2の乳化剤混合物のH
    LBが7〜12であることを特徴とする請求項3記載の
    クリーム状組成物。
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