JPH05226951A - 内部整合回路 - Google Patents

内部整合回路

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JPH05226951A
JPH05226951A JP9247A JP4792A JPH05226951A JP H05226951 A JPH05226951 A JP H05226951A JP 9247 A JP9247 A JP 9247A JP 4792 A JP4792 A JP 4792A JP H05226951 A JPH05226951 A JP H05226951A
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JP
Japan
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open stub
matching circuit
internal matching
microstrip line
capacitor
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9247A
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English (en)
Inventor
Tanoshi Ichikawa
愉 市川
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高周波用トランジスタの内部整合回路の実装面
積を縮小する。 【構成】コンデンサ部1に2倍波抑圧回路のオープンス
タブを形成する導体パターン12A〜12Cを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内部整合回路に関し、特
に内部整合型の高周波トランジスタの内部整合回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の内部整合回路は、図2に示すよう
に、出力電極31A〜31Dを有するトランジスタチッ
プ3と、酸化チタン等の高誘電率誘電体基板の裏面の接
地電極と表面の導体パターン41A,41Bによりそれ
ぞれ形成されるコンデンサを有するコンデンサ部4と、
アルミナ等の誘電体基板に導体パターン51により形成
され外部回路に対する出力リードTOに接続するマイク
ロストリップ線路と導体パターン52A,52Bにより
それぞれ形成されるオープンスタブとを有するマイクロ
ストリップ線路部5と、トランジスタチップ3の出力電
極31A〜31Dとコンデンサ部4の導体パターン41
A,41Bとを接続する金属細線6A〜6Dと、出力電
極31A〜31Dとマイクロストリップ線路部5の導体
パターン52A,52Bとを接続する金属細線9A〜9
Dとを備えて構成されていた。
【0003】次に、従来の内部整合回路の動作について
説明する。
【0004】コンデンサ部4と、マイクロストリップ線
路部5と、金属細線6A〜6D,9A〜9Dとは、この
トランジスタの使用周波数に対する内部整合回路を構成
している。すなわち、この内部整合回路は、トランジス
タチップ3の出力電極31A〜31Dと出力リードTO
との間で、出力電極のインピーダンスと出力リードTO
から見た外部回路のインピーダンスとの整合がとれるよ
うにインピーダンス変換を行なうものである。
【0005】さらに、導体パターン52A,52Bによ
り形成されるオープンスタブは、実装状態における等価
電気長が使用周波数の2倍の周波数である2倍波の1/
4波長となるような長さを有している。この、導体パタ
ーン52A,52Bにより形成されるオープンスタブを
出力電極31A〜31Dに金属細線9A〜9Dにより接
続することにより、2倍波の信号に対して、この出力電
極31A〜31Dから見て低インピーダンスとなる2倍
波抑圧回路としている。このようにして2倍波を抑圧す
ることにより、F級動作を実現し高効率化を図っている
というものであった。
【0006】一般に、マイクロストリップ線路部5の誘
電体基板は、高周波特性を重視するため比誘電率が10
程度のアルミナ等を用いて構成される。一方、コンデン
サ部4は、小面積で所要の容量を確保するため、比誘電
率が100程度以上とアルミナ等よりはるかに大きい酸
化チタン等の高誘電率誘電体を用いて構成される。
【0007】ここで、マイクロストリップ線路部5の誘
電体基板の比誘電率を10とし、使用周波数を1GHz
とすると、等価電気長が2倍波、すなわち、2GHzで
の1/4波長に相当するオープンスタブの物理長は、1
1.85mmとなる。したがって、2倍波抑圧回路のオ
ープンスタブを形成する導体パターン52A,52Bの
長さは10mm前後となるというものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の内部整
合回路は、比誘電率が10程度の誘電体基板で構成され
たマイクロストリップ線路部に、2倍波抑圧回路のオー
プンスタブを形成していたためその長さが大きくなり、
したがって、これを収容するマイクロストリップ線路部
の実装面積が大きくなるためパッケージも大型化になる
という欠点があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の内部整合回路
は、パッケージの内部において第一の比誘電率の第一の
誘電体基板に形成され外部回路に対する出力リードに接
続するマイクロストリップ線路と、前記マイクロストリ
ップ線路と前記トランジスタチップの信号電極に接続し
前記第一の誘電率より高い第二の比誘電率の第二の誘電
体基板の表面に形成した第一の導体パターンを電極とす
るコンデンサを有するコンデンサ部とを備える内部整合
回路において、前記コンデンサ部は前記表面に前記信号
電極に接続され等価電気長が使用周波数の2倍の周波数
のである2倍波の1/4波長よりやや短かいオープンス
タブを形成する第二の導体パターンを備えて構成されて
いる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は本発明の内部整合回路の一実施例を
示す模式平面図である。
【0012】本実施例の内部整合回路は、図1に示すよ
うに、出力電極31A〜31Dを有するトランジスタチ
ップ3と、酸化チタン等の高誘電率誘電体基板の裏面の
接地電極と表面の導体パターン11A,11Bによりそ
れぞれ形成されたコンデンサとともに導体パターン12
A,12B,12Cによりそれぞれ形成されたオープン
スタブとを有するコンデンサ部1と、アルミナ等の誘電
体基板に導体パターン21により形成された外部回路に
対する出力リードTOに接続するマイクロストリップ線
路を有するマイクロストリップ線路部2と、トランジス
タチップ3の出力電極31A〜31Dとコンデンサ部1
の導体パターン11A,11Bとを接続する金属細線6
A〜6Dと、出力電極31A〜31Dとコンデンサ部1
の導体パターン12A,12B,12Cとを接続する金
属細線7A〜7Dと、コンデンサ部1の導体パターン1
1A,11Bとマイクロストリップ線路部2の導体パタ
ーン21とを接続する金属細線8A,8Bとを備えて構
成されている。
【0013】次に、本実施例の動作について説明する。
【0014】従来例と同様にコンデンサ部1の導体パタ
ーン11A,11Bで形成されるコンデンサと、マイク
ロストリップ線路部2の導体パターン21により形成さ
れるマイクロストリップ線路と、これらを接続する金属
細線6A〜6D,8A,8Bとは、このトランジスタの
使用周波数に対する内部整合回路を構成している。
【0015】2倍波抑圧回路のオープンスタブは、マイ
クロストリップ線路部2の誘電体基板に比しはるかに比
誘電率が大きいコンデンサ部2の誘電体基板上の導体パ
ターン12A,12B,12Cによりそれぞれ形成さ
れ、金属細線7A〜7Dによりトランジスタチップ3の
出力電極31A〜31Dに接続されている。
【0016】従来例と同様に、使用周波数を1GHzと
し、コンデンサ部2の誘電体基板の比誘電率を100と
すると、等価電気長が2倍波、すなわち、2GHzでの
1/4波長に相当するオープンスタブの物理長は、3.
75mmとなる。これを従来例のオープンスタブの物理
長の11.85mmと比較すると約1/3に縮小できた
ことになる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内部整合
回路は、マイクロストリップ線路の誘電体基板に比しは
るかに比誘電率が大きい誘電体基板で構成したコンデン
サ部に2倍波抑圧回路のオープンスタブを形成する導体
パターンを備えることにより、同一等価電気長に対応す
るオープンスタブの物理長を大幅に短縮することができ
るので、実装面積を縮小でき、したがってパッケージを
小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内部整合回路の一実施例を示す模式平
面図である。
【図2】従来の内部整合回路の一例を示す模式平面図で
ある。
【符号の説明】
1,4 コンデンサ部 2,5 マイクロストリップ線路部 3 トランジスタチップ 6A〜6D,7A〜7D,8A,8B,9A〜9D
金属細線 11A,11B,12A〜12C,21,41A,41
B,51,52A,52B 導体パターン 31A〜31D 出力電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パッケージの内部において第一の比誘電
    率の第一の誘電体基板に形成され外部回路に対する出力
    リードに接続するマイクロストリップ線路と、前記マイ
    クロストリップ線路と前記トランジスタチップの信号電
    極に接続し前記第一の誘電率より高い第二の比誘電率の
    第二の誘電体基板の表面に形成した第一の導体パターン
    を電極とするコンデンサを有するコンデンサ部とを備え
    る内部整合回路において、 前記コンデンサ部は前記表面に前記信号電極に接続され
    等価電気長が使用周波数の2倍の周波数である2倍波の
    1/4波長よりやや短かいオープンスタブを形成する第
    二の導体パターンを備えることを特徴とする内部整合回
    路。
  2. 【請求項2】 前記信号電極と前記第二の導体パターン
    は金属細線で接続され前記第二の導体パターンに前記金
    属細線を含めた等価的電気長が前記2倍波の1/4波長
    となるオープンスタブを形成することを特徴とする請求
    項1記載の内部整合回路。
JP9247A 1992-01-06 1992-01-06 内部整合回路 Withdrawn JPH05226951A (ja)

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Effective date: 19990408