JPH05222684A - 色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊維の着色法及び着色された繊維物質 - Google Patents

色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊維の着色法及び着色された繊維物質

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JPH05222684A
JPH05222684A JP4247960A JP24796092A JPH05222684A JP H05222684 A JPH05222684 A JP H05222684A JP 4247960 A JP4247960 A JP 4247960A JP 24796092 A JP24796092 A JP 24796092A JP H05222684 A JPH05222684 A JP H05222684A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊
維の着色法及び着色された繊維物質。 【構成】 水、尿素及び式(1): 【化1】 の4級アンモニウム組成物からなる色強化剤。 【効果】 この色強化剤で繊維を前処理することによ
り、色の獲得が強化される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本明細書は、繊維物質を反応性染
料で着色するためのインキジェット印刷(IJP)法、
この方法で使用するために適当な前処理組成物及び前処
理組成物に混入するのが適当な色強化剤に関する発明を
記載する。この方法及び組成物は、特に、市場量の印刷
繊維物質の製造に使用するための、彫刻されたローラー
又は模様付けされたスクリーンの製造に着手する前に、
模様、色及び印刷品質を調査するために、繊維物質上
へ、僅かで確かな印刷を前製造するのに適当である。
【0002】
【従来の技術】繊維がIJPにより、染料で印刷される
ことは公知である。種々異なる前処理は、得られた印刷
の品質向上を意味することが述べられてきた。例えば、
セイレン(Seiren)は、特願昭63−197176号明細
書中で、非−染色化合物、例えばアラビアゴム又はセラ
ックゴムを用いる繊維の前処理及び低温プラズマ処理を
提案している。公知の前処理は有益であるが、特に、反
応性染料での繊維のインキジェット印刷に適合する、改
善された及び/又は簡易化された前処理の必要性が常に
あった。
【0003】
【課題を解決するための手段】反応性染料を用いて、I
JPにより印刷された繊維の色の獲得は、尿素及び4級
アンモニウム化合物からなる色強化剤を含有する組成物
で繊維を前処理することにより強化されることが分かっ
た。
【0004】本発明により、水、尿素及び4級アンモニ
ウム化合物からなる色強化剤が提供される。
【0005】有利な4級アンモニウム化合物は、式
(1):
【0006】
【化2】
【0007】[式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独
立して、H及び場合により置換されたC1〜C20−アル
キル又は−アルキレンを表わし、R4は、場合により置
換されたC1〜C20−アルキル又は−アルキレンを表わ
し、かつX-は、アニオンを表わし、式(1)の化合物
の炭素原子数の合計は、30以上であることを条件とす
る]の化合物である。
【0008】用語「アルキレン」とは、−CH=CH−
単位を1個又は1個以上有するアルキル鎖を意味する。
【0009】R1及びR2は、それぞれ独立して、C1
20−アルキル又は−アルキレンから選択されるのが有
利であり、更に有利にはC1〜C4−アルキル、特にメチ
ルである。
【0010】R3及びR4は、それぞれ独立して、C5
20−アルキル又は−アルキレン、特にC16〜C20−ア
ルキル又は−アルキレン、特にC18−アルキルが有利で
ある。基R1、R2、R3又はR4のいずれかがアルキル又
はアルキレンである場合、これは、分枝鎖状であってよ
いが、有利には直鎖状(すなわち枝分かれしていない)
のアルキル又はアルキレンである。
【0011】R1、R2、R3及びR4で表わされるアルキ
ル基の例としては、式:−(CH2nCH3[式中n
は、0〜19の数を表わす]の基が挙げられる。
【0012】R3及びR4は、それぞれ独立して、式中、
nが9〜19、特に15〜19、更に特異には17であ
る、式:−(CH2nCH3を表わすのが有利である。
【0013】R1とR2は、互いに同じものを表わすのが
有利である。1具体例においては、R2、R3及びR
4は、互いに同じものを表わす。
【0014】式(1)の4級アンモニウム化合物の特異
な例として、ジステアリルジメチルアンモニウム塩が挙
げられる。
【0015】X-で示されるアニオンの種類は、厳密で
はない。適当なアニオンの例としては、次のものが挙げ
られる;1/2(SO4 2-)、ハロゲン-及び特にC
-
【0016】式(1)の化合物は、炭素原子30〜50
個、更に有利には32〜48個、特に36〜40個を有
するのが有利である。
【0017】色強化剤は、全ての成分の完全な溶解を保
証するのに十分な水を含有しているのが有利である。
【0018】色強化剤は、典型的には、水を、少なくと
も50%、有利には少なくとも60%、特に60〜80
%含有している。本明細書中、全ての「%」は、「重量
%」を表わす。
【0019】色強化剤は、尿素を、5〜50%、更に有
利には10%〜40%、特に10%〜30%、更に特異
には約25%有するのが有利である。
【0020】色強化剤中の4級アンモニウム化合物の量
は、1%〜20%の範囲、更に1%〜5%、特に約3%
で存在するのが有利である。
【0021】色強化剤は、水中での4級アンモニウム化
合物の溶解性を強化する薬剤、例えば水混合性有機溶
剤、特に低級アルコール、例えばプロパン−2−オール
を含有していてもよい。溶解強化剤の量は、4級アンモ
ニウムの水に対する溶解性及び相対量に左右される。し
かしながら、経済的理由から、組成物は、10%より少
ない、更に有利には2.5%より少ない、特に0.1〜
2.5%の溶解強化剤を有するのが有利である。
【0022】更に、「感触」、すなわち、本発明により
前処理され、かつIJPを用いて反応性染料で印刷され
た、印刷し、蒸気にかけ、かつ洗浄した繊維の手ざわり
は、色強化剤に、ヒマシ油+2.5又は4.0エチレン
オキシドを、有利には1〜10%、特に1〜5%の量で
加えることにより改善されることが分かった。
【0023】ヒマシ油+2.5エチレンオキシド付加物
は、ヒマシ油97.5%及びヒマシ油エチレンオキシド
付加物2.5%からなる。ヒマシ油+4.0エチレンオ
キシド付加物は、ヒマシ油96%及びヒマシ油エチレン
オキシド付加物4%からなる。
【0024】前記成分に加えて、色強化剤は、更に、次
のものを有していてよい:ラウリル硫酸ナトリウム0.
001〜0.5%、ホルムアルデヒド0.00005〜
0.0005%、牛脂アミン+エチレンオキシド付加物
0.1〜0.5%及び有機酸、例えば酢酸0.01〜
0.1%。
【0025】牛脂アミン+15エチレンオキシド付加物
は、市販の牛脂アミン85%及び牛脂アミンエチレンオ
キシド付加物15%からなる。
【0026】従って、本発明で使用するための有利な色
強化剤は、次の成分からなり、ここで、全ての「%」
は、色強化剤全体の「重量%」を表わす: 尿素 10〜30%; 4級アンモニウム化合物 1〜20%; 溶解強化剤 0.1〜2.5%; ラウリル硫酸ナトリウム 0.001〜0.5%; 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.01〜0.5%; ヒマシ油+2.5又は4.0エチレンオキシド 1〜5%;及び 水 60〜80%。
【0027】前記成分それぞれのより有利な範囲につい
ては、前記した。
【0028】有利な色強化剤は、前記したように、ホル
ムアルデヒド及び酢酸を有していてもよい。
【0029】反応性染料を含有するインクを用いて繊維
をインキジェット印刷する前に、繊維への適用が適当な
前処理組成物を得るために、色強化剤に、塩基、増粘剤
及び場合によりヒドロトロピー(hydrotropic)剤を混合
してよい。
【0030】効果的な色強化のために、前処理組成物が
色強化剤を5〜50重量%、更に有利には10〜30重
量%、及び特に約20重量%含有するのが有利である。
【0031】塩基の量は、反応性染料と前処理した繊維
物質との間の共有結合の形成を促進するのに十分な塩基
が前処理後の繊維物質上に保持されている限り、広い範
囲内で変化させることができる。塩基は、アルカリ金属
水酸化物、−炭酸塩、−重炭酸塩又はそれらの混合物で
あるのが有利である。組成物の全重量を基礎として1〜
5重量%の濃度を使用するのが慣例である。特に有利な
塩基は、アルカリ金属重炭酸塩、特に重炭酸ナトリウム
である。
【0032】前処理組成物は、セルロース反応性染料の
慣例の印刷用印刷ペーストの製造で使用するのが適当
な、増粘剤を含有していてよい。
【0033】適当な増粘剤は、次のものを包含してい
る;アルギン酸塩、特にアルギン酸ナトリウム、キサン
タムゴム、モノガラクタム増粘剤及びセルロース系増粘
剤。増粘剤の量は、濃度と粘度の関係に応じて、広い範
囲内で変化させることができる。しかしながら、10〜
1000mPa.s、有利には10〜100mPa.s
(ブルックフィールド(Brookfield)RVF粘度計で測
定)の粘度を得るのに十分な量が有利である。アルギン
酸塩増粘剤に関しては、この粘度範囲は、前処理組成物
の全重量を基礎として10〜20重量%使用することに
より得られる。前処理組成物及び色強化剤は、染料を含
まないことが有利である。
【0034】本発明の第2の態様により、次の工程から
なる繊維の着色法が提供される:(i)繊維に、前記の
前処理組成物を施与し、かつ(ii)工程(i)からの
生成物を、反応性染料を含有するインクを用いてインキ
ジェット印刷する。
【0035】本発明方法は、広範囲の繊維、例えば天然
ポリアミド及びセルロース系物質上で実施される。特に
有利な繊維は、綿、ビスコース、羊毛、リネン、絹及び
それらの混合物である。
【0036】本発明の第2の態様で使用されるインク
は、反応性染料及び場合により水混合性有機溶剤の水中
溶液からなる。
【0037】有利な水混合性溶剤は、C1〜C4−アルコ
ール又はC1〜C4−ジオール、例えばエチレングリコー
ル、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,2−ジ
オール又はそれらの混合物を包含する。
【0038】インクは、有利には、セルロース反応基を
少なくとも1個有する染料及び1級ヒドロキシ基を1個
より多くは有さないポリオールからなる保湿剤の水中溶
液からなるが、この組成物は、保湿剤に関して、基
(a)1級ヒドロキシ基2個以上を有するポリオール及
び(b)1級ヒドロキシ基1個を有するアルコールから
の化合物1種以上を10重量%より多くは含有しないこ
とを条件とする。
【0039】反応性染料は、市販の水性インクとして形
成されるのに十分な、pH7以下での水中における安定
性を有する任意の染料である。有利な反応性染料は、発
色団1種以上及びセルロース反応基1種以上からなる。
発色団の例は、次のものである;アゾ、アントラキノ
ン、トリフェンジオキサジン、ホルマザン及びフタロシ
アニン発色団。セルロース反応基の例は、次のものであ
る;モノハロトリアジン基、特にクロロ−又はフルオロ
−トリアジン基、ビニルスルホン又はスルフェートエチ
ルスルホン基及びハロピリミジン基。適当な反応性染料
は、カラーインデックス中に記載される全てものを包含
する。特に有利な染料は、アゾ、アントラキノン、トリ
フェンジオキサジン、ホルマザン又はフタロシアニン発
色団1種以上及びモノクロロトリアジン基1種以上から
なる。
【0040】インク中で使用される染料は、有利には、
その合成終了時に市販の染料中に一般的に存在している
全ての無機塩及び副産物を十分に除去することにより精
製される。このような精製は、インキジェット印刷機で
の使用に適当な低粘性水溶液の製造を助ける。非常に深
い色を得るのを助けるために、染料は、水−溶解度少な
くとも5重量%、更に有利には5〜25重量%を有して
いるのが有利である。染料の溶解性は、通常この形で合
成されるナトリウム塩を、部分的又は完全に、リチウム
−又はアンモニウム塩に交換することにより強化され
る。精製及びイオン交換は、通常、膜分離法を使用する
ことにより達成され、これにより、水溶液からの不所望
な無機物質及び副産物の直接的分離、又は対イオンの部
分的又は完全な交換に引き続く染料の分散を可能にす
る。インクは、染料を20重量%まで、及び更に有利に
は2〜10重量%、特に3〜8重量%含有するのが有利
である。
【0041】インクは、保湿剤を含有していてもよく、
これは、水混合性溶剤としても機能し、有利には、この
中のヒドロキシ基1個又は双方が2級ヒドロキシ基であ
るグリコール又はジヒドロキシグリコールエーテル又は
これらの混合物、例えばプロパン−1,2−ジオール、
ブタン−2,3−ジオール、ブタン−1,3−ジオール
及び3−(3−ヒドロキシ−プロプ−2−オキシ)プロ
パン−2−オールからなる。
【0042】保湿剤が1級ヒドロキシ基を有する場合、
これは、2級又は3級ヒドロキシ基を有する炭素原子に
隣接する炭素原子に結合しているのが有利である。保湿
剤は、1級ヒドロキシ基2個以上を有しているポリオー
ル、特にグリコール又はジヒドロキシグリコールエーテ
ル、例えばエチレングリコール、プロパン−1,3−ジ
オール、ブタン−1,4−ジオール、2−(2−ヒドロ
キシエトキシ)エタノール及び2−(2−[2−ヒドロ
キシエトキシ]エトキシ)エトキシ及び/又は1級ヒド
ロキシ基1個を有するアルコール、例えばエタノール、
n−プロパノール及びn−ブタノール全部で10重量%
までからなっていてよい。しかしながら、5重量%より
多く含有しないのが有利であり、かつ更に、このような
化合物を不含であるのが有利である。保湿剤に関して
は、用語「アルコール」は、脂肪族炭素原子に結合する
ヒドロキシ基を1個のみ有する化合物を意味する。イン
クは、保湿剤を5〜25重量%、特に10〜20重量%
含有するのが有利である。
【0043】必要に応じて、インクを、緩衝剤、例えば
メタニル酸のナトリウム塩又はアルカリ金属硫酸塩を用
いて、pH5〜8、特に特にpH6〜7まで緩衝させて
もよい。
【0044】インクは、菌類、バクテリア及び/又は藻
類の成長を妨げる防腐剤を1種以上を有していても有利
である。それというのも、これらは、インキジェット印
刷装置の噴射を遮断しうるからである。インキジェット
印刷技術が荷電し、かつ電気的に制御されたインク滴(d
rop)の偏向からなる場合、溶液は、インク滴への荷電の
蓄積を強化する伝導物質、例えばイオン化された塩を含
有しているのが有利である。この目的のために適当な塩
は、鉱酸のアルカリ金属塩である。インクの残部は、有
利には、インクへの不純物の導入を避けるための水、特
に脱イオン水である。
【0045】本発明の有利な1態様により、次の工程か
らなる、繊維物質、特にセルロース繊維物質の反応性染
料での着色法が提供される: (a)繊維物質を本発明の前処理組成物と接触させて、
前処理済み繊維物質を得、(b)前処理済み繊維物質か
ら水を除去して、乾燥した前処理済み繊維物質を得、
(c)乾燥した前処理済み繊維物質に、インキジェット
印刷により、反応性染料の水溶液からなるインクを施与
し、かつ(d)印刷された繊維物質(すなわち製造工程
(c))を100℃〜200℃の温度で、10分にわた
って加熱し、インク中に含まれている染料を繊維物質に
定着させる。
【0046】方法工程(a)では、前処理組成物を、繊
維物質に均一に施与するのが有利である。深く浸透した
印刷又は深い色を得ようとする場合、前処理組成物を、
パッディング(padding)又は物質全体に均一に分配させ
る同様の方法により施与するのが有利である。しかしな
がら、表面上のみの印刷を得ようとする場合は、組成物
を、スクリーン又はローラー印刷、インキジェット印刷
又は棒状物適用(bar application)のような印刷法によ
り、繊維物質の表面に施与することができる。
【0047】方法工程(b)で、水を、前処理済み繊維
物質から、適当な乾燥法、例えば熱気にさらすか又は例
えば赤外線又はマイクロ波線による直接加熱により、有
利には物質の温度が100℃を超えないようにして除去
する。
【0048】乾燥した前処理済み繊維へのインクの適用
である方法工程(c)は、必要時のインク滴噴出(drop
on demand)(DOD)か、又は連続的流出かの任意のイ
ンキジェット印刷技術によりもたらされる。インキジェ
ット印刷技術が荷電し、かつ電気的に制御されたインク
滴の偏向からなる場合、組成物は、インク滴への荷電の
蓄積を強化する伝導物質、例えばイオン化された塩を含
有しているのが有利である。この目的に適当な塩は、鉱
酸のアルカリ金属塩である。
【0049】方法工程(d)で、有利には、低温乾燥に
よる水の除去後に、印刷された繊維物質を、100〜2
00℃の温度で、20分までの間、乾熱又は蒸気加熱に
さらすことにより短時間熱処理して、染料と繊維間の反
応に作用させ、かつそれにより繊維物質に染料を定着さ
せる。
【0050】蒸気加熱(湿熱)処理を使用する場合、印
刷物質を100〜105℃で5〜15分間保持するのが
有利であるが、乾熱処理を使用する場合、140〜16
0℃で2〜8分間保持するのが有利である。
【0051】繊維物質を冷却後に、固着していない染料
及び他の前処理−及び染料組成物の成分を、繊維物質か
ら、水及び洗剤水溶液中での一連の熱及び冷洗浄からな
る連続洗浄により除去し、その後、繊維物質を乾燥させ
る。
【0052】本発明の他の態様により、本発明方法によ
り着色された繊維物質、特にセルロース繊維物質が提供
される。
【0053】
【実施例】本発明を次の例で更に詳述するが、例中全て
の「部」及び「%」は、特に記載のないかぎり、「重量
部」及び「重量%」を表わす。
【0054】例1 第1の前処理組成物(以降PTC1と呼ぶ)を、重炭酸
ナトリウム2.5部、尿素5部、アルギン酸ナトリウム
増粘剤(Kelco International LtdからのMANUTEX F)の
10%水溶液15部及び水77.5部を混合することに
より製造した。
【0055】色強化剤を、次の組成を有して製造した; 成分 重量部 尿素 25 ジステアリルアリルジメチルアンモニウムクロリド 2.3 イソプロピルアルコール 0.8 ヒマシ油+2.5エチレンオキシド 2.2 ヒマシ油+4.0エチレンオキシド 0.36 ラウリル硫酸ナトリウム 0.010 メタノール 0.007 ホルムアルデヒド 0.0001 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.25 酢酸(80%) 0.05 水 69.0 合計 100 この調合物を、以降色強化剤CE1と呼ぶ。
【0056】第2の前処理組成物(以降PTC2と呼
ぶ)を、色強化剤CE1 20部、重炭酸ナトリウム
2.5部、アルギン酸ナトリウム増粘剤の10%水溶液
15部及び水62.5部を混合することにより製造し
た。
【0057】シルケット加工された綿繊維のシート(1
25g/キロ)を、パッディング浴中のPTC1で十分
に浸漬し、かつ過剰の液体をマングル脱水により除去し
た。綿を100℃より低い熱風中で乾燥させた。
【0058】シルケット加工された綿繊維の第2のシー
ト(125g/キロ)を、パッディング浴中のPTC2で
十分に浸漬し、かつ100℃より低い熱風中で乾燥させ
た。
【0059】この二つの繊維それぞれを、与えられた反
応性インク処方物を用いて、4色ストーク・カラープル
ーフィング BV エクセルレータ(Stork ColorProofing
BVExcelerator)4/1120コンティニアス・ジェッ
ト・プリンター(ContinuousJet Printer)を用いて印刷
した。インクは、帯電剤及び次の成分を含有している: インク1 C.I.リアクティブ・イエロー85(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク2 C.I.リアクティブ・レッド31(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク3 C.I.リアクティブ・ブルー71(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク4 C.I.リアクティブ・ブラック8(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79
部)。
【0060】4種のそれぞれのインクを、PTC1かP
TC2かでパッディングした2種の繊維上にインクジェ
ット印刷した後に、この繊維を100℃より低い熱風中
で乾燥させた。次いで、乾燥させた綿繊維を100〜1
02℃で10分間蒸気加熱処理し、引き続き冷却リン
ス、加熱石鹸、冷却リンスのウォッシュオフ(wash-off)
処理をし、引き続き最終乾燥処理した。
【0061】2種の前処理での4種のインクの色の獲得
を、クベルカ−ムンク(Kubelka-Munk)方程式(Z.Techn.P
hysik,volume12(1931)593頁)を基礎とし、かつ「Inte
g」値と呼ばれる、デルビシール(Derbyshire)及びマー
シャル(Marshall)(J.Societyof Dyers and Colourist
s,volume96(1980)166頁)の方法を用いる反射分光測光
法により調査した。
【0062】これは、次の方程式により計算される。
【0063】
【数1】
【0064】PTC1又はPTC2で前処理した綿の、
得られた色の獲得を次に示した: インク 前処理 前処理 PTC1 PTC2 ─────────────────────────── インク1 13.4 17.5 インク2 15.4 18.5 インク3 4.8 6.8 インク4 24.1 32.6 PTC2前処理の場合の色の獲得は、全ての場合におい
て、PTC1前処理での色の獲得より高い。更に、印刷
の光沢及び印刷されたインクの鮮明度は、前処理PTC
2の場合、前処理PTC1を使用した場合よりも優れて
いた。前処理PTC2の完了した印刷物の手ざわりは、
PTC1よりも優れていた。
【0065】この方法で製造された縮尺模様及び色は、
慣例の反応性染料印刷により製造されたものと非常に関
連性があることが明らかであり、かつこの高い割合の関
連性により、高コストのスクリーン又はローラーの彫刻
的製造に着手する前に、小規模に、適当な基質上でのデ
ザイン及びカラーを、印刷機に調査させることが可能に
なる。
【0066】例2 例1に詳述した方法を繰り返すが、色強化剤CE1の代
わりに次の組成を有する色強化剤を使用した: 成分 重量部 テトラオクチルアンモニウムブロミド 2.0 イソプロピルアルコール 0.7 水 97.3 合計 100.0 この色強化剤を以降CE2と呼ぶ。
【0067】前処理組成物(以降PTC3と呼ぶ)を、
例1中に記載した第2の前処理組成物と同様の方法で製
造するが、CE1の代わりにCE2 20部を使用し
た。
【0068】PTC3をシルケット加工した綿繊維のシ
ートに施し、繊維を乾燥させ、かつ例1中に記載したの
と同様の方法で印刷した。
【0069】PTC3で前処理した結果得られた、4種
の印刷物の得られた色の獲得を、視覚検査により評価し
た場合、全ての場合に、対照PTC1より高かった。
【0070】例3〜10 例2の方法を繰り返すが、テトラオクチルアンモニウム
ブロミドの代わりに、次に記載のアンモニウム化合物当
量を使用する: 例 アンモニウム化合物 3 トリデシルアンモニウムクロリド 4 トリデシルアンモニウムスルフェート 5 テトラデシルアンモニウムクロリド 6 トリデシルメチルアンモニウムクロリド 7 トリドデシルメチルアンモニウムクロリド 8 ジステアリルジエチルアンモニウムクロリド 9 ジステアリルジプロピルアンモニウムブロミド 10 ジステアリルジメチルアンモニウムスルフェート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン レジナルド プロヴァスト イギリス国 ランカシャー コーリー エ クルストン ザ フィールズ 58

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水、尿素及び式(1): 【化1】 [式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独立して、H及
    び非置換か又は置換されているC1〜C20−アルキル又
    は−アルキレンを表わし、R4は、非置換か又は置換さ
    れたC1〜C20−アルキル又は−アルキレンを表わし、
    かつX-は、アニオンを表わし、式(1)の化合物の炭
    素原子数の合計は、30以上であることを条件とする]
    の4級アンモニウム組成物からなる色強化剤。
  2. 【請求項2】 水少なくとも50%、尿素5%〜50%
    及び4級アンモニウム化合物1%〜20%からなる、請
    求項1記載の色強化剤。
  3. 【請求項3】 水60%〜80%、尿素10%〜40%
    及び4級アンモニウム化合物1%〜5%からなる、請求
    項1記載の色強化剤。
  4. 【請求項4】 尿素 10〜30%; 4級アンモニウム化合物 1〜20%; 溶解強化剤 0.1〜2.5%; ラウリル硫酸ナトリウム 0.001〜0.5%; 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.01〜0.5%; ヒマシ油+2.5又は4.0エチレンオキシド 1〜5%;及び 水 60〜80% からなる、請求項1から3までのいずれか1項記載の色
    強化剤。
  5. 【請求項5】 請求項1、2又は3のいずれか1項記載
    の色強化剤、塩基及び増粘剤からなる前処理組成物。
  6. 【請求項6】 色強化剤5%〜50%、アルカリ金属水
    酸化物、−炭酸塩、−重炭酸塩又はそれらの混合物1%
    〜5%、アルギン酸塩増粘剤10〜20%及び補完水か
    らなる、請求項5記載の前処理組成物。
  7. 【請求項7】 染料を含まない、請求項5記載の前処理
    組成物。
  8. 【請求項8】 繊維の着色法において、(i)繊維に、
    請求項5記載の前処理組成物を施与し、かつ(ii)工
    程(i)からの生成物を、反応性染料を含有するインク
    を用いてインキジェット印刷する工程からなる、繊維の
    着色法。
  9. 【請求項9】(a)繊維物質を請求項5記載による前処
    理組成物と接触させて、前処理済み繊維物質を得、
    (b)前処理済み繊維物質から水を除去して、乾燥した
    前処理済み繊維物質を得、(c)乾燥した前処理済み繊
    維物質に、インキジェット印刷により、反応性染料の水
    溶液からなるインクを施与し、かつ(d)乾燥した印刷
    繊維物質を100℃〜200℃の温度で、10分にわた
    って加熱し、インク中に含まれている染料を繊維物質に
    定着させる工程からなる、セルロース繊維物質を着色す
    るための請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項8又は9記載の方法により着色
    された繊維物質。
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