JPH05222684A - 色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊維の着色法及び着色された繊維物質 - Google Patents
色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊維の着色法及び着色された繊維物質Info
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- JPH05222684A JPH05222684A JP4247960A JP24796092A JPH05222684A JP H05222684 A JPH05222684 A JP H05222684A JP 4247960 A JP4247960 A JP 4247960A JP 24796092 A JP24796092 A JP 24796092A JP H05222684 A JPH05222684 A JP H05222684A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊
維の着色法及び着色された繊維物質。 【構成】 水、尿素及び式(1): 【化1】 の4級アンモニウム組成物からなる色強化剤。 【効果】 この色強化剤で繊維を前処理することによ
り、色の獲得が強化される。
維の着色法及び着色された繊維物質。 【構成】 水、尿素及び式(1): 【化1】 の4級アンモニウム組成物からなる色強化剤。 【効果】 この色強化剤で繊維を前処理することによ
り、色の獲得が強化される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本明細書は、繊維物質を反応性染
料で着色するためのインキジェット印刷(IJP)法、
この方法で使用するために適当な前処理組成物及び前処
理組成物に混入するのが適当な色強化剤に関する発明を
記載する。この方法及び組成物は、特に、市場量の印刷
繊維物質の製造に使用するための、彫刻されたローラー
又は模様付けされたスクリーンの製造に着手する前に、
模様、色及び印刷品質を調査するために、繊維物質上
へ、僅かで確かな印刷を前製造するのに適当である。
料で着色するためのインキジェット印刷(IJP)法、
この方法で使用するために適当な前処理組成物及び前処
理組成物に混入するのが適当な色強化剤に関する発明を
記載する。この方法及び組成物は、特に、市場量の印刷
繊維物質の製造に使用するための、彫刻されたローラー
又は模様付けされたスクリーンの製造に着手する前に、
模様、色及び印刷品質を調査するために、繊維物質上
へ、僅かで確かな印刷を前製造するのに適当である。
【0002】
【従来の技術】繊維がIJPにより、染料で印刷される
ことは公知である。種々異なる前処理は、得られた印刷
の品質向上を意味することが述べられてきた。例えば、
セイレン(Seiren)は、特願昭63−197176号明細
書中で、非−染色化合物、例えばアラビアゴム又はセラ
ックゴムを用いる繊維の前処理及び低温プラズマ処理を
提案している。公知の前処理は有益であるが、特に、反
応性染料での繊維のインキジェット印刷に適合する、改
善された及び/又は簡易化された前処理の必要性が常に
あった。
ことは公知である。種々異なる前処理は、得られた印刷
の品質向上を意味することが述べられてきた。例えば、
セイレン(Seiren)は、特願昭63−197176号明細
書中で、非−染色化合物、例えばアラビアゴム又はセラ
ックゴムを用いる繊維の前処理及び低温プラズマ処理を
提案している。公知の前処理は有益であるが、特に、反
応性染料での繊維のインキジェット印刷に適合する、改
善された及び/又は簡易化された前処理の必要性が常に
あった。
【0003】
【課題を解決するための手段】反応性染料を用いて、I
JPにより印刷された繊維の色の獲得は、尿素及び4級
アンモニウム化合物からなる色強化剤を含有する組成物
で繊維を前処理することにより強化されることが分かっ
た。
JPにより印刷された繊維の色の獲得は、尿素及び4級
アンモニウム化合物からなる色強化剤を含有する組成物
で繊維を前処理することにより強化されることが分かっ
た。
【0004】本発明により、水、尿素及び4級アンモニ
ウム化合物からなる色強化剤が提供される。
ウム化合物からなる色強化剤が提供される。
【0005】有利な4級アンモニウム化合物は、式
(1):
(1):
【0006】
【化2】
【0007】[式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独
立して、H及び場合により置換されたC1〜C20−アル
キル又は−アルキレンを表わし、R4は、場合により置
換されたC1〜C20−アルキル又は−アルキレンを表わ
し、かつX-は、アニオンを表わし、式(1)の化合物
の炭素原子数の合計は、30以上であることを条件とす
る]の化合物である。
立して、H及び場合により置換されたC1〜C20−アル
キル又は−アルキレンを表わし、R4は、場合により置
換されたC1〜C20−アルキル又は−アルキレンを表わ
し、かつX-は、アニオンを表わし、式(1)の化合物
の炭素原子数の合計は、30以上であることを条件とす
る]の化合物である。
【0008】用語「アルキレン」とは、−CH=CH−
単位を1個又は1個以上有するアルキル鎖を意味する。
単位を1個又は1個以上有するアルキル鎖を意味する。
【0009】R1及びR2は、それぞれ独立して、C1〜
C20−アルキル又は−アルキレンから選択されるのが有
利であり、更に有利にはC1〜C4−アルキル、特にメチ
ルである。
C20−アルキル又は−アルキレンから選択されるのが有
利であり、更に有利にはC1〜C4−アルキル、特にメチ
ルである。
【0010】R3及びR4は、それぞれ独立して、C5〜
C20−アルキル又は−アルキレン、特にC16〜C20−ア
ルキル又は−アルキレン、特にC18−アルキルが有利で
ある。基R1、R2、R3又はR4のいずれかがアルキル又
はアルキレンである場合、これは、分枝鎖状であってよ
いが、有利には直鎖状(すなわち枝分かれしていない)
のアルキル又はアルキレンである。
C20−アルキル又は−アルキレン、特にC16〜C20−ア
ルキル又は−アルキレン、特にC18−アルキルが有利で
ある。基R1、R2、R3又はR4のいずれかがアルキル又
はアルキレンである場合、これは、分枝鎖状であってよ
いが、有利には直鎖状(すなわち枝分かれしていない)
のアルキル又はアルキレンである。
【0011】R1、R2、R3及びR4で表わされるアルキ
ル基の例としては、式:−(CH2)nCH3[式中n
は、0〜19の数を表わす]の基が挙げられる。
ル基の例としては、式:−(CH2)nCH3[式中n
は、0〜19の数を表わす]の基が挙げられる。
【0012】R3及びR4は、それぞれ独立して、式中、
nが9〜19、特に15〜19、更に特異には17であ
る、式:−(CH2)nCH3を表わすのが有利である。
nが9〜19、特に15〜19、更に特異には17であ
る、式:−(CH2)nCH3を表わすのが有利である。
【0013】R1とR2は、互いに同じものを表わすのが
有利である。1具体例においては、R2、R3及びR
4は、互いに同じものを表わす。
有利である。1具体例においては、R2、R3及びR
4は、互いに同じものを表わす。
【0014】式(1)の4級アンモニウム化合物の特異
な例として、ジステアリルジメチルアンモニウム塩が挙
げられる。
な例として、ジステアリルジメチルアンモニウム塩が挙
げられる。
【0015】X-で示されるアニオンの種類は、厳密で
はない。適当なアニオンの例としては、次のものが挙げ
られる;1/2(SO4 2-)、ハロゲン-及び特にC
l-。
はない。適当なアニオンの例としては、次のものが挙げ
られる;1/2(SO4 2-)、ハロゲン-及び特にC
l-。
【0016】式(1)の化合物は、炭素原子30〜50
個、更に有利には32〜48個、特に36〜40個を有
するのが有利である。
個、更に有利には32〜48個、特に36〜40個を有
するのが有利である。
【0017】色強化剤は、全ての成分の完全な溶解を保
証するのに十分な水を含有しているのが有利である。
証するのに十分な水を含有しているのが有利である。
【0018】色強化剤は、典型的には、水を、少なくと
も50%、有利には少なくとも60%、特に60〜80
%含有している。本明細書中、全ての「%」は、「重量
%」を表わす。
も50%、有利には少なくとも60%、特に60〜80
%含有している。本明細書中、全ての「%」は、「重量
%」を表わす。
【0019】色強化剤は、尿素を、5〜50%、更に有
利には10%〜40%、特に10%〜30%、更に特異
には約25%有するのが有利である。
利には10%〜40%、特に10%〜30%、更に特異
には約25%有するのが有利である。
【0020】色強化剤中の4級アンモニウム化合物の量
は、1%〜20%の範囲、更に1%〜5%、特に約3%
で存在するのが有利である。
は、1%〜20%の範囲、更に1%〜5%、特に約3%
で存在するのが有利である。
【0021】色強化剤は、水中での4級アンモニウム化
合物の溶解性を強化する薬剤、例えば水混合性有機溶
剤、特に低級アルコール、例えばプロパン−2−オール
を含有していてもよい。溶解強化剤の量は、4級アンモ
ニウムの水に対する溶解性及び相対量に左右される。し
かしながら、経済的理由から、組成物は、10%より少
ない、更に有利には2.5%より少ない、特に0.1〜
2.5%の溶解強化剤を有するのが有利である。
合物の溶解性を強化する薬剤、例えば水混合性有機溶
剤、特に低級アルコール、例えばプロパン−2−オール
を含有していてもよい。溶解強化剤の量は、4級アンモ
ニウムの水に対する溶解性及び相対量に左右される。し
かしながら、経済的理由から、組成物は、10%より少
ない、更に有利には2.5%より少ない、特に0.1〜
2.5%の溶解強化剤を有するのが有利である。
【0022】更に、「感触」、すなわち、本発明により
前処理され、かつIJPを用いて反応性染料で印刷され
た、印刷し、蒸気にかけ、かつ洗浄した繊維の手ざわり
は、色強化剤に、ヒマシ油+2.5又は4.0エチレン
オキシドを、有利には1〜10%、特に1〜5%の量で
加えることにより改善されることが分かった。
前処理され、かつIJPを用いて反応性染料で印刷され
た、印刷し、蒸気にかけ、かつ洗浄した繊維の手ざわり
は、色強化剤に、ヒマシ油+2.5又は4.0エチレン
オキシドを、有利には1〜10%、特に1〜5%の量で
加えることにより改善されることが分かった。
【0023】ヒマシ油+2.5エチレンオキシド付加物
は、ヒマシ油97.5%及びヒマシ油エチレンオキシド
付加物2.5%からなる。ヒマシ油+4.0エチレンオ
キシド付加物は、ヒマシ油96%及びヒマシ油エチレン
オキシド付加物4%からなる。
は、ヒマシ油97.5%及びヒマシ油エチレンオキシド
付加物2.5%からなる。ヒマシ油+4.0エチレンオ
キシド付加物は、ヒマシ油96%及びヒマシ油エチレン
オキシド付加物4%からなる。
【0024】前記成分に加えて、色強化剤は、更に、次
のものを有していてよい:ラウリル硫酸ナトリウム0.
001〜0.5%、ホルムアルデヒド0.00005〜
0.0005%、牛脂アミン+エチレンオキシド付加物
0.1〜0.5%及び有機酸、例えば酢酸0.01〜
0.1%。
のものを有していてよい:ラウリル硫酸ナトリウム0.
001〜0.5%、ホルムアルデヒド0.00005〜
0.0005%、牛脂アミン+エチレンオキシド付加物
0.1〜0.5%及び有機酸、例えば酢酸0.01〜
0.1%。
【0025】牛脂アミン+15エチレンオキシド付加物
は、市販の牛脂アミン85%及び牛脂アミンエチレンオ
キシド付加物15%からなる。
は、市販の牛脂アミン85%及び牛脂アミンエチレンオ
キシド付加物15%からなる。
【0026】従って、本発明で使用するための有利な色
強化剤は、次の成分からなり、ここで、全ての「%」
は、色強化剤全体の「重量%」を表わす: 尿素 10〜30%; 4級アンモニウム化合物 1〜20%; 溶解強化剤 0.1〜2.5%; ラウリル硫酸ナトリウム 0.001〜0.5%; 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.01〜0.5%; ヒマシ油+2.5又は4.0エチレンオキシド 1〜5%;及び 水 60〜80%。
強化剤は、次の成分からなり、ここで、全ての「%」
は、色強化剤全体の「重量%」を表わす: 尿素 10〜30%; 4級アンモニウム化合物 1〜20%; 溶解強化剤 0.1〜2.5%; ラウリル硫酸ナトリウム 0.001〜0.5%; 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.01〜0.5%; ヒマシ油+2.5又は4.0エチレンオキシド 1〜5%;及び 水 60〜80%。
【0027】前記成分それぞれのより有利な範囲につい
ては、前記した。
ては、前記した。
【0028】有利な色強化剤は、前記したように、ホル
ムアルデヒド及び酢酸を有していてもよい。
ムアルデヒド及び酢酸を有していてもよい。
【0029】反応性染料を含有するインクを用いて繊維
をインキジェット印刷する前に、繊維への適用が適当な
前処理組成物を得るために、色強化剤に、塩基、増粘剤
及び場合によりヒドロトロピー(hydrotropic)剤を混合
してよい。
をインキジェット印刷する前に、繊維への適用が適当な
前処理組成物を得るために、色強化剤に、塩基、増粘剤
及び場合によりヒドロトロピー(hydrotropic)剤を混合
してよい。
【0030】効果的な色強化のために、前処理組成物が
色強化剤を5〜50重量%、更に有利には10〜30重
量%、及び特に約20重量%含有するのが有利である。
色強化剤を5〜50重量%、更に有利には10〜30重
量%、及び特に約20重量%含有するのが有利である。
【0031】塩基の量は、反応性染料と前処理した繊維
物質との間の共有結合の形成を促進するのに十分な塩基
が前処理後の繊維物質上に保持されている限り、広い範
囲内で変化させることができる。塩基は、アルカリ金属
水酸化物、−炭酸塩、−重炭酸塩又はそれらの混合物で
あるのが有利である。組成物の全重量を基礎として1〜
5重量%の濃度を使用するのが慣例である。特に有利な
塩基は、アルカリ金属重炭酸塩、特に重炭酸ナトリウム
である。
物質との間の共有結合の形成を促進するのに十分な塩基
が前処理後の繊維物質上に保持されている限り、広い範
囲内で変化させることができる。塩基は、アルカリ金属
水酸化物、−炭酸塩、−重炭酸塩又はそれらの混合物で
あるのが有利である。組成物の全重量を基礎として1〜
5重量%の濃度を使用するのが慣例である。特に有利な
塩基は、アルカリ金属重炭酸塩、特に重炭酸ナトリウム
である。
【0032】前処理組成物は、セルロース反応性染料の
慣例の印刷用印刷ペーストの製造で使用するのが適当
な、増粘剤を含有していてよい。
慣例の印刷用印刷ペーストの製造で使用するのが適当
な、増粘剤を含有していてよい。
【0033】適当な増粘剤は、次のものを包含してい
る;アルギン酸塩、特にアルギン酸ナトリウム、キサン
タムゴム、モノガラクタム増粘剤及びセルロース系増粘
剤。増粘剤の量は、濃度と粘度の関係に応じて、広い範
囲内で変化させることができる。しかしながら、10〜
1000mPa.s、有利には10〜100mPa.s
(ブルックフィールド(Brookfield)RVF粘度計で測
定)の粘度を得るのに十分な量が有利である。アルギン
酸塩増粘剤に関しては、この粘度範囲は、前処理組成物
の全重量を基礎として10〜20重量%使用することに
より得られる。前処理組成物及び色強化剤は、染料を含
まないことが有利である。
る;アルギン酸塩、特にアルギン酸ナトリウム、キサン
タムゴム、モノガラクタム増粘剤及びセルロース系増粘
剤。増粘剤の量は、濃度と粘度の関係に応じて、広い範
囲内で変化させることができる。しかしながら、10〜
1000mPa.s、有利には10〜100mPa.s
(ブルックフィールド(Brookfield)RVF粘度計で測
定)の粘度を得るのに十分な量が有利である。アルギン
酸塩増粘剤に関しては、この粘度範囲は、前処理組成物
の全重量を基礎として10〜20重量%使用することに
より得られる。前処理組成物及び色強化剤は、染料を含
まないことが有利である。
【0034】本発明の第2の態様により、次の工程から
なる繊維の着色法が提供される:(i)繊維に、前記の
前処理組成物を施与し、かつ(ii)工程(i)からの
生成物を、反応性染料を含有するインクを用いてインキ
ジェット印刷する。
なる繊維の着色法が提供される:(i)繊維に、前記の
前処理組成物を施与し、かつ(ii)工程(i)からの
生成物を、反応性染料を含有するインクを用いてインキ
ジェット印刷する。
【0035】本発明方法は、広範囲の繊維、例えば天然
ポリアミド及びセルロース系物質上で実施される。特に
有利な繊維は、綿、ビスコース、羊毛、リネン、絹及び
それらの混合物である。
ポリアミド及びセルロース系物質上で実施される。特に
有利な繊維は、綿、ビスコース、羊毛、リネン、絹及び
それらの混合物である。
【0036】本発明の第2の態様で使用されるインク
は、反応性染料及び場合により水混合性有機溶剤の水中
溶液からなる。
は、反応性染料及び場合により水混合性有機溶剤の水中
溶液からなる。
【0037】有利な水混合性溶剤は、C1〜C4−アルコ
ール又はC1〜C4−ジオール、例えばエチレングリコー
ル、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,2−ジ
オール又はそれらの混合物を包含する。
ール又はC1〜C4−ジオール、例えばエチレングリコー
ル、プロパン−1,2−ジオール、ブタン−1,2−ジ
オール又はそれらの混合物を包含する。
【0038】インクは、有利には、セルロース反応基を
少なくとも1個有する染料及び1級ヒドロキシ基を1個
より多くは有さないポリオールからなる保湿剤の水中溶
液からなるが、この組成物は、保湿剤に関して、基
(a)1級ヒドロキシ基2個以上を有するポリオール及
び(b)1級ヒドロキシ基1個を有するアルコールから
の化合物1種以上を10重量%より多くは含有しないこ
とを条件とする。
少なくとも1個有する染料及び1級ヒドロキシ基を1個
より多くは有さないポリオールからなる保湿剤の水中溶
液からなるが、この組成物は、保湿剤に関して、基
(a)1級ヒドロキシ基2個以上を有するポリオール及
び(b)1級ヒドロキシ基1個を有するアルコールから
の化合物1種以上を10重量%より多くは含有しないこ
とを条件とする。
【0039】反応性染料は、市販の水性インクとして形
成されるのに十分な、pH7以下での水中における安定
性を有する任意の染料である。有利な反応性染料は、発
色団1種以上及びセルロース反応基1種以上からなる。
発色団の例は、次のものである;アゾ、アントラキノ
ン、トリフェンジオキサジン、ホルマザン及びフタロシ
アニン発色団。セルロース反応基の例は、次のものであ
る;モノハロトリアジン基、特にクロロ−又はフルオロ
−トリアジン基、ビニルスルホン又はスルフェートエチ
ルスルホン基及びハロピリミジン基。適当な反応性染料
は、カラーインデックス中に記載される全てものを包含
する。特に有利な染料は、アゾ、アントラキノン、トリ
フェンジオキサジン、ホルマザン又はフタロシアニン発
色団1種以上及びモノクロロトリアジン基1種以上から
なる。
成されるのに十分な、pH7以下での水中における安定
性を有する任意の染料である。有利な反応性染料は、発
色団1種以上及びセルロース反応基1種以上からなる。
発色団の例は、次のものである;アゾ、アントラキノ
ン、トリフェンジオキサジン、ホルマザン及びフタロシ
アニン発色団。セルロース反応基の例は、次のものであ
る;モノハロトリアジン基、特にクロロ−又はフルオロ
−トリアジン基、ビニルスルホン又はスルフェートエチ
ルスルホン基及びハロピリミジン基。適当な反応性染料
は、カラーインデックス中に記載される全てものを包含
する。特に有利な染料は、アゾ、アントラキノン、トリ
フェンジオキサジン、ホルマザン又はフタロシアニン発
色団1種以上及びモノクロロトリアジン基1種以上から
なる。
【0040】インク中で使用される染料は、有利には、
その合成終了時に市販の染料中に一般的に存在している
全ての無機塩及び副産物を十分に除去することにより精
製される。このような精製は、インキジェット印刷機で
の使用に適当な低粘性水溶液の製造を助ける。非常に深
い色を得るのを助けるために、染料は、水−溶解度少な
くとも5重量%、更に有利には5〜25重量%を有して
いるのが有利である。染料の溶解性は、通常この形で合
成されるナトリウム塩を、部分的又は完全に、リチウム
−又はアンモニウム塩に交換することにより強化され
る。精製及びイオン交換は、通常、膜分離法を使用する
ことにより達成され、これにより、水溶液からの不所望
な無機物質及び副産物の直接的分離、又は対イオンの部
分的又は完全な交換に引き続く染料の分散を可能にす
る。インクは、染料を20重量%まで、及び更に有利に
は2〜10重量%、特に3〜8重量%含有するのが有利
である。
その合成終了時に市販の染料中に一般的に存在している
全ての無機塩及び副産物を十分に除去することにより精
製される。このような精製は、インキジェット印刷機で
の使用に適当な低粘性水溶液の製造を助ける。非常に深
い色を得るのを助けるために、染料は、水−溶解度少な
くとも5重量%、更に有利には5〜25重量%を有して
いるのが有利である。染料の溶解性は、通常この形で合
成されるナトリウム塩を、部分的又は完全に、リチウム
−又はアンモニウム塩に交換することにより強化され
る。精製及びイオン交換は、通常、膜分離法を使用する
ことにより達成され、これにより、水溶液からの不所望
な無機物質及び副産物の直接的分離、又は対イオンの部
分的又は完全な交換に引き続く染料の分散を可能にす
る。インクは、染料を20重量%まで、及び更に有利に
は2〜10重量%、特に3〜8重量%含有するのが有利
である。
【0041】インクは、保湿剤を含有していてもよく、
これは、水混合性溶剤としても機能し、有利には、この
中のヒドロキシ基1個又は双方が2級ヒドロキシ基であ
るグリコール又はジヒドロキシグリコールエーテル又は
これらの混合物、例えばプロパン−1,2−ジオール、
ブタン−2,3−ジオール、ブタン−1,3−ジオール
及び3−(3−ヒドロキシ−プロプ−2−オキシ)プロ
パン−2−オールからなる。
これは、水混合性溶剤としても機能し、有利には、この
中のヒドロキシ基1個又は双方が2級ヒドロキシ基であ
るグリコール又はジヒドロキシグリコールエーテル又は
これらの混合物、例えばプロパン−1,2−ジオール、
ブタン−2,3−ジオール、ブタン−1,3−ジオール
及び3−(3−ヒドロキシ−プロプ−2−オキシ)プロ
パン−2−オールからなる。
【0042】保湿剤が1級ヒドロキシ基を有する場合、
これは、2級又は3級ヒドロキシ基を有する炭素原子に
隣接する炭素原子に結合しているのが有利である。保湿
剤は、1級ヒドロキシ基2個以上を有しているポリオー
ル、特にグリコール又はジヒドロキシグリコールエーテ
ル、例えばエチレングリコール、プロパン−1,3−ジ
オール、ブタン−1,4−ジオール、2−(2−ヒドロ
キシエトキシ)エタノール及び2−(2−[2−ヒドロ
キシエトキシ]エトキシ)エトキシ及び/又は1級ヒド
ロキシ基1個を有するアルコール、例えばエタノール、
n−プロパノール及びn−ブタノール全部で10重量%
までからなっていてよい。しかしながら、5重量%より
多く含有しないのが有利であり、かつ更に、このような
化合物を不含であるのが有利である。保湿剤に関して
は、用語「アルコール」は、脂肪族炭素原子に結合する
ヒドロキシ基を1個のみ有する化合物を意味する。イン
クは、保湿剤を5〜25重量%、特に10〜20重量%
含有するのが有利である。
これは、2級又は3級ヒドロキシ基を有する炭素原子に
隣接する炭素原子に結合しているのが有利である。保湿
剤は、1級ヒドロキシ基2個以上を有しているポリオー
ル、特にグリコール又はジヒドロキシグリコールエーテ
ル、例えばエチレングリコール、プロパン−1,3−ジ
オール、ブタン−1,4−ジオール、2−(2−ヒドロ
キシエトキシ)エタノール及び2−(2−[2−ヒドロ
キシエトキシ]エトキシ)エトキシ及び/又は1級ヒド
ロキシ基1個を有するアルコール、例えばエタノール、
n−プロパノール及びn−ブタノール全部で10重量%
までからなっていてよい。しかしながら、5重量%より
多く含有しないのが有利であり、かつ更に、このような
化合物を不含であるのが有利である。保湿剤に関して
は、用語「アルコール」は、脂肪族炭素原子に結合する
ヒドロキシ基を1個のみ有する化合物を意味する。イン
クは、保湿剤を5〜25重量%、特に10〜20重量%
含有するのが有利である。
【0043】必要に応じて、インクを、緩衝剤、例えば
メタニル酸のナトリウム塩又はアルカリ金属硫酸塩を用
いて、pH5〜8、特に特にpH6〜7まで緩衝させて
もよい。
メタニル酸のナトリウム塩又はアルカリ金属硫酸塩を用
いて、pH5〜8、特に特にpH6〜7まで緩衝させて
もよい。
【0044】インクは、菌類、バクテリア及び/又は藻
類の成長を妨げる防腐剤を1種以上を有していても有利
である。それというのも、これらは、インキジェット印
刷装置の噴射を遮断しうるからである。インキジェット
印刷技術が荷電し、かつ電気的に制御されたインク滴(d
rop)の偏向からなる場合、溶液は、インク滴への荷電の
蓄積を強化する伝導物質、例えばイオン化された塩を含
有しているのが有利である。この目的のために適当な塩
は、鉱酸のアルカリ金属塩である。インクの残部は、有
利には、インクへの不純物の導入を避けるための水、特
に脱イオン水である。
類の成長を妨げる防腐剤を1種以上を有していても有利
である。それというのも、これらは、インキジェット印
刷装置の噴射を遮断しうるからである。インキジェット
印刷技術が荷電し、かつ電気的に制御されたインク滴(d
rop)の偏向からなる場合、溶液は、インク滴への荷電の
蓄積を強化する伝導物質、例えばイオン化された塩を含
有しているのが有利である。この目的のために適当な塩
は、鉱酸のアルカリ金属塩である。インクの残部は、有
利には、インクへの不純物の導入を避けるための水、特
に脱イオン水である。
【0045】本発明の有利な1態様により、次の工程か
らなる、繊維物質、特にセルロース繊維物質の反応性染
料での着色法が提供される: (a)繊維物質を本発明の前処理組成物と接触させて、
前処理済み繊維物質を得、(b)前処理済み繊維物質か
ら水を除去して、乾燥した前処理済み繊維物質を得、
(c)乾燥した前処理済み繊維物質に、インキジェット
印刷により、反応性染料の水溶液からなるインクを施与
し、かつ(d)印刷された繊維物質(すなわち製造工程
(c))を100℃〜200℃の温度で、10分にわた
って加熱し、インク中に含まれている染料を繊維物質に
定着させる。
らなる、繊維物質、特にセルロース繊維物質の反応性染
料での着色法が提供される: (a)繊維物質を本発明の前処理組成物と接触させて、
前処理済み繊維物質を得、(b)前処理済み繊維物質か
ら水を除去して、乾燥した前処理済み繊維物質を得、
(c)乾燥した前処理済み繊維物質に、インキジェット
印刷により、反応性染料の水溶液からなるインクを施与
し、かつ(d)印刷された繊維物質(すなわち製造工程
(c))を100℃〜200℃の温度で、10分にわた
って加熱し、インク中に含まれている染料を繊維物質に
定着させる。
【0046】方法工程(a)では、前処理組成物を、繊
維物質に均一に施与するのが有利である。深く浸透した
印刷又は深い色を得ようとする場合、前処理組成物を、
パッディング(padding)又は物質全体に均一に分配させ
る同様の方法により施与するのが有利である。しかしな
がら、表面上のみの印刷を得ようとする場合は、組成物
を、スクリーン又はローラー印刷、インキジェット印刷
又は棒状物適用(bar application)のような印刷法によ
り、繊維物質の表面に施与することができる。
維物質に均一に施与するのが有利である。深く浸透した
印刷又は深い色を得ようとする場合、前処理組成物を、
パッディング(padding)又は物質全体に均一に分配させ
る同様の方法により施与するのが有利である。しかしな
がら、表面上のみの印刷を得ようとする場合は、組成物
を、スクリーン又はローラー印刷、インキジェット印刷
又は棒状物適用(bar application)のような印刷法によ
り、繊維物質の表面に施与することができる。
【0047】方法工程(b)で、水を、前処理済み繊維
物質から、適当な乾燥法、例えば熱気にさらすか又は例
えば赤外線又はマイクロ波線による直接加熱により、有
利には物質の温度が100℃を超えないようにして除去
する。
物質から、適当な乾燥法、例えば熱気にさらすか又は例
えば赤外線又はマイクロ波線による直接加熱により、有
利には物質の温度が100℃を超えないようにして除去
する。
【0048】乾燥した前処理済み繊維へのインクの適用
である方法工程(c)は、必要時のインク滴噴出(drop
on demand)(DOD)か、又は連続的流出かの任意のイ
ンキジェット印刷技術によりもたらされる。インキジェ
ット印刷技術が荷電し、かつ電気的に制御されたインク
滴の偏向からなる場合、組成物は、インク滴への荷電の
蓄積を強化する伝導物質、例えばイオン化された塩を含
有しているのが有利である。この目的に適当な塩は、鉱
酸のアルカリ金属塩である。
である方法工程(c)は、必要時のインク滴噴出(drop
on demand)(DOD)か、又は連続的流出かの任意のイ
ンキジェット印刷技術によりもたらされる。インキジェ
ット印刷技術が荷電し、かつ電気的に制御されたインク
滴の偏向からなる場合、組成物は、インク滴への荷電の
蓄積を強化する伝導物質、例えばイオン化された塩を含
有しているのが有利である。この目的に適当な塩は、鉱
酸のアルカリ金属塩である。
【0049】方法工程(d)で、有利には、低温乾燥に
よる水の除去後に、印刷された繊維物質を、100〜2
00℃の温度で、20分までの間、乾熱又は蒸気加熱に
さらすことにより短時間熱処理して、染料と繊維間の反
応に作用させ、かつそれにより繊維物質に染料を定着さ
せる。
よる水の除去後に、印刷された繊維物質を、100〜2
00℃の温度で、20分までの間、乾熱又は蒸気加熱に
さらすことにより短時間熱処理して、染料と繊維間の反
応に作用させ、かつそれにより繊維物質に染料を定着さ
せる。
【0050】蒸気加熱(湿熱)処理を使用する場合、印
刷物質を100〜105℃で5〜15分間保持するのが
有利であるが、乾熱処理を使用する場合、140〜16
0℃で2〜8分間保持するのが有利である。
刷物質を100〜105℃で5〜15分間保持するのが
有利であるが、乾熱処理を使用する場合、140〜16
0℃で2〜8分間保持するのが有利である。
【0051】繊維物質を冷却後に、固着していない染料
及び他の前処理−及び染料組成物の成分を、繊維物質か
ら、水及び洗剤水溶液中での一連の熱及び冷洗浄からな
る連続洗浄により除去し、その後、繊維物質を乾燥させ
る。
及び他の前処理−及び染料組成物の成分を、繊維物質か
ら、水及び洗剤水溶液中での一連の熱及び冷洗浄からな
る連続洗浄により除去し、その後、繊維物質を乾燥させ
る。
【0052】本発明の他の態様により、本発明方法によ
り着色された繊維物質、特にセルロース繊維物質が提供
される。
り着色された繊維物質、特にセルロース繊維物質が提供
される。
【0053】
【実施例】本発明を次の例で更に詳述するが、例中全て
の「部」及び「%」は、特に記載のないかぎり、「重量
部」及び「重量%」を表わす。
の「部」及び「%」は、特に記載のないかぎり、「重量
部」及び「重量%」を表わす。
【0054】例1 第1の前処理組成物(以降PTC1と呼ぶ)を、重炭酸
ナトリウム2.5部、尿素5部、アルギン酸ナトリウム
増粘剤(Kelco International LtdからのMANUTEX F)の
10%水溶液15部及び水77.5部を混合することに
より製造した。
ナトリウム2.5部、尿素5部、アルギン酸ナトリウム
増粘剤(Kelco International LtdからのMANUTEX F)の
10%水溶液15部及び水77.5部を混合することに
より製造した。
【0055】色強化剤を、次の組成を有して製造した; 成分 重量部 尿素 25 ジステアリルアリルジメチルアンモニウムクロリド 2.3 イソプロピルアルコール 0.8 ヒマシ油+2.5エチレンオキシド 2.2 ヒマシ油+4.0エチレンオキシド 0.36 ラウリル硫酸ナトリウム 0.010 メタノール 0.007 ホルムアルデヒド 0.0001 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.25 酢酸(80%) 0.05 水 69.0 合計 100 この調合物を、以降色強化剤CE1と呼ぶ。
【0056】第2の前処理組成物(以降PTC2と呼
ぶ)を、色強化剤CE1 20部、重炭酸ナトリウム
2.5部、アルギン酸ナトリウム増粘剤の10%水溶液
15部及び水62.5部を混合することにより製造し
た。
ぶ)を、色強化剤CE1 20部、重炭酸ナトリウム
2.5部、アルギン酸ナトリウム増粘剤の10%水溶液
15部及び水62.5部を混合することにより製造し
た。
【0057】シルケット加工された綿繊維のシート(1
25g/キロ)を、パッディング浴中のPTC1で十分
に浸漬し、かつ過剰の液体をマングル脱水により除去し
た。綿を100℃より低い熱風中で乾燥させた。
25g/キロ)を、パッディング浴中のPTC1で十分
に浸漬し、かつ過剰の液体をマングル脱水により除去し
た。綿を100℃より低い熱風中で乾燥させた。
【0058】シルケット加工された綿繊維の第2のシー
ト(125g/キロ)を、パッディング浴中のPTC2で
十分に浸漬し、かつ100℃より低い熱風中で乾燥させ
た。
ト(125g/キロ)を、パッディング浴中のPTC2で
十分に浸漬し、かつ100℃より低い熱風中で乾燥させ
た。
【0059】この二つの繊維それぞれを、与えられた反
応性インク処方物を用いて、4色ストーク・カラープル
ーフィング BV エクセルレータ(Stork ColorProofing
BVExcelerator)4/1120コンティニアス・ジェッ
ト・プリンター(ContinuousJet Printer)を用いて印刷
した。インクは、帯電剤及び次の成分を含有している: インク1 C.I.リアクティブ・イエロー85(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク2 C.I.リアクティブ・レッド31(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク3 C.I.リアクティブ・ブルー71(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク4 C.I.リアクティブ・ブラック8(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79
部)。
応性インク処方物を用いて、4色ストーク・カラープル
ーフィング BV エクセルレータ(Stork ColorProofing
BVExcelerator)4/1120コンティニアス・ジェッ
ト・プリンター(ContinuousJet Printer)を用いて印刷
した。インクは、帯電剤及び次の成分を含有している: インク1 C.I.リアクティブ・イエロー85(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク2 C.I.リアクティブ・レッド31(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク3 C.I.リアクティブ・ブルー71(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79部) インク4 C.I.リアクティブ・ブラック8(6
部)、ジエチレングリコール(15部)、水(79
部)。
【0060】4種のそれぞれのインクを、PTC1かP
TC2かでパッディングした2種の繊維上にインクジェ
ット印刷した後に、この繊維を100℃より低い熱風中
で乾燥させた。次いで、乾燥させた綿繊維を100〜1
02℃で10分間蒸気加熱処理し、引き続き冷却リン
ス、加熱石鹸、冷却リンスのウォッシュオフ(wash-off)
処理をし、引き続き最終乾燥処理した。
TC2かでパッディングした2種の繊維上にインクジェ
ット印刷した後に、この繊維を100℃より低い熱風中
で乾燥させた。次いで、乾燥させた綿繊維を100〜1
02℃で10分間蒸気加熱処理し、引き続き冷却リン
ス、加熱石鹸、冷却リンスのウォッシュオフ(wash-off)
処理をし、引き続き最終乾燥処理した。
【0061】2種の前処理での4種のインクの色の獲得
を、クベルカ−ムンク(Kubelka-Munk)方程式(Z.Techn.P
hysik,volume12(1931)593頁)を基礎とし、かつ「Inte
g」値と呼ばれる、デルビシール(Derbyshire)及びマー
シャル(Marshall)(J.Societyof Dyers and Colourist
s,volume96(1980)166頁)の方法を用いる反射分光測光
法により調査した。
を、クベルカ−ムンク(Kubelka-Munk)方程式(Z.Techn.P
hysik,volume12(1931)593頁)を基礎とし、かつ「Inte
g」値と呼ばれる、デルビシール(Derbyshire)及びマー
シャル(Marshall)(J.Societyof Dyers and Colourist
s,volume96(1980)166頁)の方法を用いる反射分光測光
法により調査した。
【0062】これは、次の方程式により計算される。
【0063】
【数1】
【0064】PTC1又はPTC2で前処理した綿の、
得られた色の獲得を次に示した: インク 前処理 前処理 PTC1 PTC2 ─────────────────────────── インク1 13.4 17.5 インク2 15.4 18.5 インク3 4.8 6.8 インク4 24.1 32.6 PTC2前処理の場合の色の獲得は、全ての場合におい
て、PTC1前処理での色の獲得より高い。更に、印刷
の光沢及び印刷されたインクの鮮明度は、前処理PTC
2の場合、前処理PTC1を使用した場合よりも優れて
いた。前処理PTC2の完了した印刷物の手ざわりは、
PTC1よりも優れていた。
得られた色の獲得を次に示した: インク 前処理 前処理 PTC1 PTC2 ─────────────────────────── インク1 13.4 17.5 インク2 15.4 18.5 インク3 4.8 6.8 インク4 24.1 32.6 PTC2前処理の場合の色の獲得は、全ての場合におい
て、PTC1前処理での色の獲得より高い。更に、印刷
の光沢及び印刷されたインクの鮮明度は、前処理PTC
2の場合、前処理PTC1を使用した場合よりも優れて
いた。前処理PTC2の完了した印刷物の手ざわりは、
PTC1よりも優れていた。
【0065】この方法で製造された縮尺模様及び色は、
慣例の反応性染料印刷により製造されたものと非常に関
連性があることが明らかであり、かつこの高い割合の関
連性により、高コストのスクリーン又はローラーの彫刻
的製造に着手する前に、小規模に、適当な基質上でのデ
ザイン及びカラーを、印刷機に調査させることが可能に
なる。
慣例の反応性染料印刷により製造されたものと非常に関
連性があることが明らかであり、かつこの高い割合の関
連性により、高コストのスクリーン又はローラーの彫刻
的製造に着手する前に、小規模に、適当な基質上でのデ
ザイン及びカラーを、印刷機に調査させることが可能に
なる。
【0066】例2 例1に詳述した方法を繰り返すが、色強化剤CE1の代
わりに次の組成を有する色強化剤を使用した: 成分 重量部 テトラオクチルアンモニウムブロミド 2.0 イソプロピルアルコール 0.7 水 97.3 合計 100.0 この色強化剤を以降CE2と呼ぶ。
わりに次の組成を有する色強化剤を使用した: 成分 重量部 テトラオクチルアンモニウムブロミド 2.0 イソプロピルアルコール 0.7 水 97.3 合計 100.0 この色強化剤を以降CE2と呼ぶ。
【0067】前処理組成物(以降PTC3と呼ぶ)を、
例1中に記載した第2の前処理組成物と同様の方法で製
造するが、CE1の代わりにCE2 20部を使用し
た。
例1中に記載した第2の前処理組成物と同様の方法で製
造するが、CE1の代わりにCE2 20部を使用し
た。
【0068】PTC3をシルケット加工した綿繊維のシ
ートに施し、繊維を乾燥させ、かつ例1中に記載したの
と同様の方法で印刷した。
ートに施し、繊維を乾燥させ、かつ例1中に記載したの
と同様の方法で印刷した。
【0069】PTC3で前処理した結果得られた、4種
の印刷物の得られた色の獲得を、視覚検査により評価し
た場合、全ての場合に、対照PTC1より高かった。
の印刷物の得られた色の獲得を、視覚検査により評価し
た場合、全ての場合に、対照PTC1より高かった。
【0070】例3〜10 例2の方法を繰り返すが、テトラオクチルアンモニウム
ブロミドの代わりに、次に記載のアンモニウム化合物当
量を使用する: 例 アンモニウム化合物 3 トリデシルアンモニウムクロリド 4 トリデシルアンモニウムスルフェート 5 テトラデシルアンモニウムクロリド 6 トリデシルメチルアンモニウムクロリド 7 トリドデシルメチルアンモニウムクロリド 8 ジステアリルジエチルアンモニウムクロリド 9 ジステアリルジプロピルアンモニウムブロミド 10 ジステアリルジメチルアンモニウムスルフェート。
ブロミドの代わりに、次に記載のアンモニウム化合物当
量を使用する: 例 アンモニウム化合物 3 トリデシルアンモニウムクロリド 4 トリデシルアンモニウムスルフェート 5 テトラデシルアンモニウムクロリド 6 トリデシルメチルアンモニウムクロリド 7 トリドデシルメチルアンモニウムクロリド 8 ジステアリルジエチルアンモニウムクロリド 9 ジステアリルジプロピルアンモニウムブロミド 10 ジステアリルジメチルアンモニウムスルフェート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン レジナルド プロヴァスト イギリス国 ランカシャー コーリー エ クルストン ザ フィールズ 58
Claims (10)
- 【請求項1】 水、尿素及び式(1): 【化1】 [式中、R1、R2及びR3は、それぞれ独立して、H及
び非置換か又は置換されているC1〜C20−アルキル又
は−アルキレンを表わし、R4は、非置換か又は置換さ
れたC1〜C20−アルキル又は−アルキレンを表わし、
かつX-は、アニオンを表わし、式(1)の化合物の炭
素原子数の合計は、30以上であることを条件とする]
の4級アンモニウム組成物からなる色強化剤。 - 【請求項2】 水少なくとも50%、尿素5%〜50%
及び4級アンモニウム化合物1%〜20%からなる、請
求項1記載の色強化剤。 - 【請求項3】 水60%〜80%、尿素10%〜40%
及び4級アンモニウム化合物1%〜5%からなる、請求
項1記載の色強化剤。 - 【請求項4】 尿素 10〜30%; 4級アンモニウム化合物 1〜20%; 溶解強化剤 0.1〜2.5%; ラウリル硫酸ナトリウム 0.001〜0.5%; 牛脂アミン+15エチレンオキシド 0.01〜0.5%; ヒマシ油+2.5又は4.0エチレンオキシド 1〜5%;及び 水 60〜80% からなる、請求項1から3までのいずれか1項記載の色
強化剤。 - 【請求項5】 請求項1、2又は3のいずれか1項記載
の色強化剤、塩基及び増粘剤からなる前処理組成物。 - 【請求項6】 色強化剤5%〜50%、アルカリ金属水
酸化物、−炭酸塩、−重炭酸塩又はそれらの混合物1%
〜5%、アルギン酸塩増粘剤10〜20%及び補完水か
らなる、請求項5記載の前処理組成物。 - 【請求項7】 染料を含まない、請求項5記載の前処理
組成物。 - 【請求項8】 繊維の着色法において、(i)繊維に、
請求項5記載の前処理組成物を施与し、かつ(ii)工
程(i)からの生成物を、反応性染料を含有するインク
を用いてインキジェット印刷する工程からなる、繊維の
着色法。 - 【請求項9】(a)繊維物質を請求項5記載による前処
理組成物と接触させて、前処理済み繊維物質を得、
(b)前処理済み繊維物質から水を除去して、乾燥した
前処理済み繊維物質を得、(c)乾燥した前処理済み繊
維物質に、インキジェット印刷により、反応性染料の水
溶液からなるインクを施与し、かつ(d)乾燥した印刷
繊維物質を100℃〜200℃の温度で、10分にわた
って加熱し、インク中に含まれている染料を繊維物質に
定着させる工程からなる、セルロース繊維物質を着色す
るための請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 請求項8又は9記載の方法により着色
された繊維物質。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB919120227A GB9120227D0 (en) | 1991-09-23 | 1991-09-23 | Printing process and pretreatment composition |
GB9120227.5 | 1991-09-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05222684A true JPH05222684A (ja) | 1993-08-31 |
JP3285953B2 JP3285953B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=10701828
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24796092A Expired - Fee Related JP3285953B2 (ja) | 1991-09-23 | 1992-09-17 | 色強化剤、これを含有する前処理組成物、繊維の着色法及び着色された繊維物質 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5403358A (ja) |
EP (1) | EP0534660B1 (ja) |
JP (1) | JP3285953B2 (ja) |
AT (1) | ATE140737T1 (ja) |
CA (1) | CA2078581A1 (ja) |
DE (1) | DE69212417T2 (ja) |
ES (1) | ES2090523T3 (ja) |
GB (1) | GB9120227D0 (ja) |
HK (1) | HK23797A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0710740A1 (en) | 1994-10-25 | 1996-05-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet printing cloth, textile printing process, and print |
JP2008156784A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Kao Corp | 繊維製品用濃色化剤 |
JP2014129617A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Matsui Shikiso Chem Co Ltd | インクジェット捺染方法及び布状繊維製品 |
Families Citing this family (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5500023A (en) * | 1993-04-21 | 1996-03-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink-jet printing process, ink set for use in such process, and processed article obtained thereby |
CN1209770A (zh) * | 1996-01-26 | 1999-03-03 | 利乐拉瓦尔集团及财务有限公司 | 用于包装材料上印刷图象的方法和仪器 |
US5944852A (en) * | 1996-10-23 | 1999-08-31 | Solutia Inc. | Dyeing process |
US5830240A (en) * | 1996-10-23 | 1998-11-03 | Solutia Inc. | Fibers and textile materials having enhanced dyeability and finish compositions used thereon |
US6071368A (en) * | 1997-01-24 | 2000-06-06 | Hewlett-Packard Co. | Method and apparatus for applying a stable printed image onto a fabric substrate |
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