JP2001507392A - プリント法 - Google Patents

プリント法

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JP2001507392A JP52973298A JP52973298A JP2001507392A JP 2001507392 A JP2001507392 A JP 2001507392A JP 52973298 A JP52973298 A JP 52973298A JP 52973298 A JP52973298 A JP 52973298A JP 2001507392 A JP2001507392 A JP 2001507392A
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Abstract

(57)【要約】 第一および第二インクセットを支持体上へインクジェットプリントすることを含む支持体の着色方法であって、(a)第一インクセットが、黄色、マゼンタ、シアンおよび場合により黒色から選択される着色剤をそれぞれ独立して含有する1種類またはそれ以上のインクから成り;そして(b)第二インクセットが、式(1)を有する黄色染料またはその塩、式(2)を有する橙色染料またはその塩、式(3)を有する赤色染料またはその塩および式(4)を有する青色染料またはその塩から選択される染料をそれぞれ独立して含有する1種類またはそれ以上のインクを含み、ここにおいて、式(1)〜(4)は明細書中に定義の通りである着色方法。更にインクセット、インクジェットプリンターカートリッジ、インクジェットプリンターおよびこのプリント法を用いてプリントされた支持体も請求の範囲に記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】 プリント法 本発明は、カラーインクジェットプリント法、インクセット、インクジェット プリンターカートリッジ、その方法を用いてプリントされた支持体およびインク ジェットプリンターに関する。 インクジェットプリントは、1個またはそれ以上の微細ノズルから支持体上へ 直接的にインク小滴を熱によってまたは振動性圧電結晶の作用によって噴出する ことを含む非衝撃式プリント技術である。そのインクは、水性であってよいし、 溶液型または熱溶融型であってよい。 テキスタイルのプリントは、従来、グラビア塗布シリンダーを用いるスクリー ン印刷またはローラー印刷によって行われている。プリントされる図柄は、シリ ンダー上に彫刻されなければならないし、そして図柄の一つ一つの色はそれぞれ 、必要な色相に予め混合された色を別々のスクリーンに塗布することを必要とす る。これは、長く時間のかかる工程であり、テキスタイル組織がプリントされた テキスタイルとして現れるまでに何か月も要することがありうる。したがって、 防水加工用および小規模連続生産用のために、新規図柄をテキスタイルに速やか にプリントすることができるプリント法が要求されている。 テキスタイルのインクジェットプリントは、伝統的なテキスタイルプリント法 よりもはるかに速くテキスタイルに図柄を転写することが可能である。しかしな がら、慣用的なカラーインクジェットプリンターは、減法三原色(シアン、マゼ ンタおよび黄色)を黒色と一緒に用いる着色システム(以下、CMYKと称する )で作動する。この着色システムは、慣用的なテキスタイルプリント法と比較し て、限定された範囲の色を与えるだけである。 慣用的なカラーインクジェットプリンターで得られる限定された色の範囲は、 他の画像技術においても、特に、ディジタルカメラによる高解像度画像を必要と するところでまたはインターネットによる画像を印刷する時に応用の可能性を制 限する。これら「写実写真(photorealistic)」用途は、慣用的なスクリーン印刷 法によって作成されたものと同様の写真品質の画像を生じるのに広範囲の色を必 要とする。 本発明者は、驚くべきことに、インクジェットプリンターの色域が、色空間中 の特定の色彩位置と染料含有インクの組合せを、インクジェットプリンターのC MYK着色システムと一緒に用いた場合、慣用的なプリント法を用いて得られる 色域近くまで広げられることを発見した。 本発明の第一の態様によれば、第一および第二インクセットを支持体上へイン クジェットプリントすることを含む支持体の着色法であって、 (a)第一インクセットが、黄色、マゼンタ、シアンおよび場合により黒色か ら選択される着色剤をそれぞれ独立して含有する1種類またはそれ以上のインク から成り;そして (b)第二インクセットが、式(1) (式中、Xは、反応活性基または原子であり; R1は、アルキルまたは−NH2であり; Aは、−NR23、−OR2またはハロゲンであり; R2は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり;そして R3は、場合により置換されたフェニルである) を有する黄色染料またはその塩; 式(2) (式中、R4は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; Xは、上記に定義の通りであり; Bは、−NR56、−OR5またはハロゲンであり;そして R5およびR6は、独立して、Hまたは場合により置換されたアルキルである) を有する橙色染料またはその塩; 式(3) (式中、Xは、上記に定義の通りであり; Eは、−NR78、−OR7またはハロゲンであり; R7は、それぞれ独立して、Hまたはアルキルであり;そして R8は、場合により置換されたアリールである) を有する赤色染料またはその塩;および 式(4) (式中、Xは、それぞれ独立して、上記に定義の通りであり; Lは、それぞれ独立して、場合により置換されたアルキレン基であり; Wは、それぞれ独立して、ハロゲン、または式−OR9若しくは−NR1011 を有する基であり; R9は、Hまたはアルキルであり、R10は、Hまたは場合により置換されたア ルキルであり;そして R11は、場合により置換されたアリール基である) を有する青色染料またはその塩 から選択される染料をそれぞれ独立して含有する1種類またはそれ以上のインク を含む上記方法が提供される。 図1は、第一インクセットのみ(すなわち、シアン、マゼンタおよび黄色)を 用いて得られる色域と、本発明による第一および第二インクセットを用いて得ら れる色域とを比較する。図1において、点は、第一および第二インクセットから の色域を示す。十字形は、第一インクセットのみからの色域を示す。 本発明の着色法は、インクジェットプリンターを用いて、上記に定義の第一お よび第二インクセットからのインクを任意の組合せで支持体に適用することによ って広範囲の色域を達成する。 好ましくは、第一インクセットは、黄色、マゼンタおよびシアンインク、そし て好ましくは更に、黒色インクから成る。したがって、好ましい実施態様におい て、第一インクセットは、黄色着色剤を含有するインク、マゼンタ着色剤を含有 するインク、シアン着色剤を含有するインクおよび黒色着色剤を含有するインク から成る。 第二インクセットは、式(1)〜(4)を有する上記に定義の染料から選択さ れる染料をそれぞれ独立して含有する1〜4種類、好ましくは、2〜4種類、そ して特に4種類のインクを含む。 好ましい実施態様において、第二インクセットは、式(1)を有する染料を含 有するインク、式(2)を有する染料を含有するインク、式(3)を有する染料 を含有するインクおよび式(4)を有する染料を含有するインクを含む。 上記好ましいものを考慮すると、本発明の特に好ましい実施態様において、第 一インクセットは、黄色着色剤を含有するインク、マゼンタ着色剤を含有するイ ンク、シアン着色剤を含有するインクおよび黒色着色剤を含有するインクから成 り;そして第二インクセットは、式(1)を有する染料を含有するインク、式( 2)を有する染料を含有するインク、式(3)を有する染料を含有するインクお よび式(4)を有する染料を含有するインクを含む。 理解されるように、黄色着色剤を含有する第一インクセットのインクは、イン クジェットプリンターに利用可能な色域を最大限にするように、式(1)の黄色 染料を含有する第二インクセットのインクとは異なった色相の黄色である。 第一および第二インクセット中のインクはそれぞれ、異なった色であることが 好ましい。 これらインクは、二つのセットそれぞれから少なくとも1種類のインクを適用 するという条件ならば、どんな組合せでも支持体に対して適用することができる 。第一および第二インクセットから選択されるインクの具体的な組合せは、支持 体上の特定の位置で所望の色が得られるように選択されるであろう。したがって 、第一または第二インクセットからの1種類のインクまたは第一および第二イン クセットからの任意のインク組合せを支持体上の特定の点に適用して、その点で 特定の色を得ることができる。例示として、第二インクセットの赤色インクの色 に相当する赤色を支持体上の特定の点で必要としたならば、そのインクのみがイ ンクジェットプリンターによって支持体のその部分に適用されるであろう。 式(1)を有する染料の場合、 R1は、C1-4−アルキルまたは−NH2、更に好ましくは、メチル、エチルま たは−NH2、そして特に、−NH2であり; R2は、Hまたは場合により置換されたC1-6−アルキル、更に好ましくは、H またはC1-4−アルキル、そして特に、H、メチルおよびエチルであり; R3は、−COOH、−SO3Hまたは−OHで置換されたフェニル、更に好ま しくは、−SO3Hで置換されたフェニルであり;そして 基Aは、式−NR23、−OR2またはCl、更に好ましくは、−NR23を 有する基であることが好ましい。 式(1)を有する染料は、他の同様のアゾ染料について当該技術分野において 記載されたのと類似の方法によって、例えば、EP559331A1号、5頁で記載のよ うに製造することができ、この場合、式(4)を有する化合物は式H−Aを有す る。 式(2)を有する染料の場合、 R4は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキル、更に好ましくは、H 、メチルまたはエチル、そして特にメチルであり; R5およびR6は、好ましくは、それぞれ独立して、HまたはC1-4−アルキル 、更に好ましくは、Hであり;そして Bは、好ましくは、−NR56、−OR6またはCl、更に好ましくは、−N R56、そして特に−NHR6であることが好ましい。 式(2)を有する染料は、同様のアゾ染料について当該技術分野において記載 されたのと類似の方法によって、例えば、GB859,990号、実施例1で記載のよ うに製造することができる。 式(3)を有する好ましい染料は、 R7が、HまたはC1-4−アルキル、更に好ましくは、H、メチルまたはエチル 、そして特にHであり; R8が、場合により置換されたフェニルまたはナフチル、そして特に、場合に よりC1-4−アルキルで置換されたフェニルであり;そして Eが、−NR78、−OR7またはCl、更に好ましくは、−NR78、そし て特に−NHR8であるものである。 式(3)を有する染料は、同様のアゾ染料について当該技術分野において記載 されたのと類似の方法によって、例えば、GB834,304号、実施例3で記載のよ うに製造することができる。 式(4)を有する好ましい染料は、 R9が、HまたはC1-4−アルキル、特にHであり; R10が、Hまたは場合により置換されたC1-6−アルキル、更に好ましくは、 HまたはC1-4−アルキル、そして特にHまたはメチルであり; R11が、場合により置換されたフェニル、更に好ましくは、カルボキシ、ヒド ロキシまたはスルホで置換されたフェニル、そして特に、1個または好ましくは 2個のスルホ基で置換されたフェニルであり; Lが、それぞれ独立して、場合により置換されたC1-6−アルキレン基、更に 好ましくは、C1-6−アルキレン基、そして特に、式−Cm2m−(式中、mは1 〜6の整数、好ましくは2または3である)を有するアルキレン基であり;そし て Wが、それぞれ独立して、−OR9、−NR1011またはCl、更に好ましく は、−NR1011、そして特に−NHR11であるものである。 式(4)を有する染料は、同様のトリフェノジオキサジン染料について当該技 術分野において記載されたのと類似の方法によって、例えば、EP576123A1号、 6〜8頁および実施例1で記載のように製造することができる。 第一インクセットのインク中に存在するシアン、黄色、マゼンタおよび黒色着 色剤は、慣用的なCMYK着色システムを利用するインクジェットプリンターで 用いるのに適した着色剤のいずれか、例えば、シアン、黄色、マゼンタおよび黒 色顔料および染料から選択することができる。好ましくは、第一インクセット中 に存在する着色剤は、染料、更に好ましくは、ファイバー反応性基を含有する染 料である。 第一インクセットのいずれかが、ファイバー反応性染料を含有する場合、カラ ーインデックスで挙げられたシアン、マゼンタ、黄色および黒色反応性染料のい ずれかが適している。好ましい反応性染料は、1種類またはそれ以上の発色団お よび1種類またはそれ以上のファイバー反応性基を含む。好ましいファイバー反 応性基は、セルロース反応性基、更に好ましくは、ビニルスルホン基、スルファ トエチルスルホン基、ハロピリミジン基およびハロトリアジン基である。好まし いハロトリアジン基は、フルオロおよびクロロトリアジン基、更に好ましくは、 モノクロロトリアジン基である。適当な発色団の例には、アゾ、フタロシアニン 、トリフェノジオキサジン、アントラキノンおよびホルマザン発色団が含まれる 。第一インクセット中で用いるのに適した特に好ましい反応性染料は、1種類ま たはそれ以上のアゾ、フタロシアニン、トリフェノジオキサジン、アントラキノ ンおよびホルマザン発色団および1種類またはそれ以上のモノクロロトリアジン 基を含む。反応性染料は、水溶性であることが好ましい。 第一インクセット中の着色剤として用いるのに適した反応性染料の具体的な例 には、例えば、カラーインデックス(C.I.)Reactive Red 31、C.I.Reactive Bl ue 71およびC.I.Reactive Black 8が含まれる。これら染料は、Zeneca Ltd.から 入手可能である。 好ましい実施態様において、第一インクセット中のシアン着色剤は、式(5)(式中、Pcはフタロシアニン核であり; Zは、−NR1213、−OR13またはハロゲンであり; ここにおいて、R12は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; R13は、H、場合により置換されたアルキルまたは場合により置換されたアリ ールであり; Xは上記に定義の通りであり; aは1〜3であり; bは、1〜3であり;そして (a+b)=4である) を有する染料またはその塩である。 R12は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキル、更に好ましくは、 HまたはC1-4−アルキル、そして特にHであることが好ましい。 好ましくは、R13は、H、場合により置換されたC1-6−アルキルまたは塔合 により置換されたフェニル、更に好ましくは、Hまたは場合により置換されたC1-4 −アルキル、そして特にメチルまたはエチルである。 Zがハロゲンである場合、それは、好ましくはクロロである。 好ましくは、Zは、式−NR1213または−OR13、更に好ましくは、−NH R13または−OR13を有する基、そして特にメトキシおよびエトキシである。 式(5)を有する染料は、同様のフタロシアニン化合物について当該技術分野 において記載されたのと類似の方法によって製造することができる。例えば、適 当な方法は、GB805,562号、実施例12で記載されている。 好ましい実施態様において、第一インクセット中に存在する黄色着色剤は、式 (6)(式中、Yは、ハロゲンまたは式−NR1516または−OR16を有する基であり 、ここにおいて、R15は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキルであ り、そしてR16は、H、場合により置換されたアルキルまたはアリールであり; R14は、H、場合により置換されたアルキルまたはアリールであり;そして Xは、それぞれ独立して、上記に定義の通りである) を有する染料またはその塩である。 好ましくは、R14は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキル、更に 好ましくは、C1-4−アルキル、そして特にメチルまたはエチルである。 好ましくは、R15は、HまたはC1-4−アルキル、更に好ましくは、H、メチ ルまたはエチル、そして特にHである。 好ましくは、R16は、H、場合により置換されたC1-4−アルキルまたは堤合 により置換されたフェニル、更に好ましくは、H、C1-4−アルキルまたはフェ ニル、そして特にH、メチルおよびエチルである。 Yがハロゲンである場合、それは、好ましくはクロロである。 Yは、式−NR1516、更に好ましくは、−NHR16を有する基、特に−NH2 であることが好ましい。 式(6)を有する染料は、同様のアゾ染料について当該技術分野において記載 されたのと類似の方法によって製造することができる。例えば、適当な方法は、 GB1,271,226号、実施例2〜153で記載されている。 好ましい実施態様において、第一インクセット中に存在するマゼンタ着色剤は 、式(7)(式中、Gは、ハロゲンまたは式−NR1718または−OR17を有する基であり 、ここにおいて、R17は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; R18は、H、場合により置換されたアリールまたは場合により置換されたアル キルであり; R19およびR20は、それぞれ独立して、C1-4−アルキルであり;そして Xは上記に定義の通りである) を有する染料またはその塩である。 R17は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキル、更に好ましくは、 HまたはC1-4−アルキル、そして特にHまたはメチルであるのが好ましい。 好ましくは、R18は、H、場合により置換されたフェニルまたは場合により置 換されたC1-6−アルキル、更に好ましくは、H、C1-6−アルキル、またはC1- 4 −アルキル、−COOH若しくは−SO3Hで置換されたフェニル、特にC1-6 −アルキル、およびメチル、エチルまたは−SO3Hで置換されたフェニル、そ して更に具体的には、−SO3Hおよびメチルで置換されたフェニルである。 R19およびR20は、好ましくは、独立して、メチル、エチルまたはイソプロピ ルである。 Gがハロゲンである場合、それは、好ましくはクロロである。 好ましくは、Gは、式−NR1718、更に好ましくは、−NHR18を有する基 である。 式(7)を有する染料は、他のアゾ染料について当該技術分野において記載さ れたのと類似の方法を用いて製造することができる。例えば、適当な方法は、W O94/22961号で記載されている。 第一インクセット中に存在する好ましい黒色着色剤は、式(8) (式中、Tは、ハロゲンまたは式−NR2122または−OR21を有する基であり 、ここにおいて、R21は、Hまたは場合により置換されたアルキルまたは場合に より置換されたアリールであり; R22は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; Mは、CrまたはCoであり;そして Xは上記に定義の通りである) を有する1:2クロム若しくはコバルト錯体またはそれらの混合物またはその塩 である。 好ましくは、R21は、H、場合により置換されたC1-6−アルキルまたは場合 により置換されたフェニル、更に好ましくは、HまたはC1-4−アルキル、そし て特に、H、メチルまたはエチルである。 好ましくはR22はHまたはC1-4−アルキル、更に好ましくはHである。 Tがハロゲンである場合、それは、好ましくはクロロである。 Tは、式−NR2122、更に好ましくは、−NHR21を有する基であるのが好 ましい。 好ましくは、式(8)を有する染料のコバルトおよびクロム錯体の混合物は、 黒色インク中に存在している。好ましい混合物は、成分 (a)50〜95部、更に好ましくは、55〜80部、そして特に、60〜7 5部の1:2クロム錯体;および (b)5〜50部、更に好ましくは、20〜45部、そして特に、40〜25 部の1:2コバルト錯体 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、部(a)+(b)=100である 。 式(8)の染料およびその錯体は、同様のアゾ染料について当該技術分野にお いて記載されたのと類似の方法を用いて製造することができる。例えば、適当な 方法は、GB985,481号、実施例1および2で開示されている。 第一インクセット中で用いるのに適した更に好ましい黒色着色剤は、式(9) (式中、Xは上記に定義の通りであり;そして R23およびR24は、それぞれ独立して、Hまたは場合により置換されたアルキ ルである) を有する染料またはその塩である。 好ましくは、R23およびR24は、それぞれ独立して、H、または場合により− OH若しくはSO3Hで置換されたC1-6−アルキル、更に好ましくは、Hまたは C1-4−アルキル、そして特にHである。 フェニル環上のスルホ基は、好ましくは、環上の第二スルホ基に関してパラ位 で結合している。 式(9)を有する染料は、少量の黄色および/または赤色染料と混合されで、 無彩黒色(neutral black shade)を与えることが好ましい。 好ましい染料混合物は、 (a)50〜95部、更に好ましくは、60〜80部の式(9)の染料; (b)5〜20部、更に好ましくは、5〜15部の黄色染料;および (c)10〜30部、更に好ましくは、15〜25部の赤色染料 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、部(a)、(b)および(c)の 合計=100である。混合物中に存在しうる赤色および黄色染料は、好ましくは 、アゾ染料、更に好ましくは、水溶性アゾ染料である。 好ましい赤色染料は、XがClであり、Eが2−メチルフェニルアミノである 上記に定義の式(3)を有する染料である。好ましい黄色染料は、XがClであ り、Aが3−スルホ−N−メチルアニリンまたは4−スルホ−N−メチルアニリ ノであり、そしてR1がアミノである上記に定義の式(1)を有する染料である 。 特に好ましい黄色染料は、 (i)XがClであり、Aが3−スルホ−N−メチルアニリノであり、そして R1がアミノである式(1)の染料; (ii)XがClであり、Aが4−スルホ−N−メチルアニリノであり、そして R1がアミノである式(1)の染料 を含む染料の1:1混合物である。 前述の好ましいものを考慮すると、特に好ましい黒色着色剤は、 (a)60〜80部の式(10)の染料; (b)15〜25部の式(11)の染料の1:1混合物;および (c)5〜15部の式(12)の赤色染料 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、部(a)、(b)および(c)の 合計=100である。 式(9)を有する染料は、アゾ染料の慣用的な製造法を用いて製造することが できる。例えば、適当な方法は、 (1)式 を有するアニリンジスルホン酸をジアゾ化し; (2)2−アミノ−4−ニトロベンゼンスルホン酸をジアゾ化し; (3)工程(2)の生成物と8−アミノ−1−ナフトール−3,6−ジスルホ ン酸とを、温和なアルカリ性条件下でカップリングさせ; (4)工程(3)の生成物と工程(1)の生成物とを、酸性条件下でカップリ ングさせ; (5)工程(4)の生成物上のニトロ基を、例えば、パラジウム触媒上での水 素化によって還元し; (6)工程(5)の生成物と、式 を有するトリアジン化合物とを縮合させ;そして (7)工程(5)の生成物と、式NHR2324を有する化合物を縮合させるこ とを含み、ここにおいて、X、R23およびR24は、上記に定義の通りである。 第一インク七ット中で用いるのに適した更に好ましいマゼンタ着色剤は、式( 13) (式中、Qは、ハロゲンまたは式−NR2526または−OR25を有する基であり 、ここにおいて、R25は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; R26は、H、場合により置換されたアリールまたは場合により置換されたアル キルであり;そして Xは上記に定義の通りである) を有する染料またはその塩である。 R25は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキル、更に好ましくは、 HまたはC1-4−アルキル、そして特に、Hまたはメチルであるのが好ましい。 好ましくは、R26は、H、場合により置換されたフェニルまたは場合により置 換されたC1-6−アルキル、更に好ましくは、H、C1-6−アルキル、またはC1- 4 −アルキル、−COOH若しくは−SO3Hで置換されたフェニル、特にC1-6 −アルキル、およびメチル、エチルまたは−SO3Hで置換されたフェニル、更 に具体的には、−SO3Hおよび-COOHで置換されたフェニルである。 Qがハロゲンである場合、それは、好ましくはクロロである。 好ましくは、Qは、式−NR2526、更に好ましくは、−NHR26を有する基 である。 式(13)の染料は、他のアゾ染料について当該技術分野において記載された のと類似の方法を用いて製造することができる。例えば、適当な方法は、GB89 9,376号で記載されている。 式(1)〜(13)は、染料を遊離酸の形で示しているが、それら染料の塩が 本発明の範囲内に包含されることを意味する。したがって、インクは、染料を遊 離酸および/または塩の形で含有しうる。 第一インクセットの着色剤に関する前述の好ましいものを考慮すると、特に好 ましい実施態様において、第一インクセットは、式(5)の染料を含有するイン ク、式(6)の染料を含有するインク、式(7)の染料を含有するインクおよび 式(8)の染料または式(9)の染料を含有するインクを含み;そして第二イン クセットは、式(1)の染料を含有するインク、式(2)の染料を含有するイン ク、式(3)の染料を含有するインクおよび式(4)の染料を含有するインクを 含む。 式(1)〜(9)を有する染料中のXで表される反応活性基または原子は、ト リアジン核に対して直接結合していて、そこから温和なアルカリ性条件下で容易 に置換される基または原子である。好ましい反応活性基には、例えば、スルホン 酸基;チオシアノ基;第四アンモニウム基、例えば、トリアルキルアンモニウム 基または場合により置換されたピリジニウム基、例えば、3−若しくは4−カル ボキシピリジニウム;−OSO3H;またはCH3COO−が含まれる。 好ましい反応活性原子には、ハロゲン、更に好ましくは、F、ClまたはBr 、そして特にClが含まれる。 式(1)〜(13)を有する染料上の置換基が、場合により置換されている場 合、好ましい置換基は、−OH、−SO3H、−COOH、−CN、−NO2、− PO32、ハロゲン、特にClまたはBr、C1-4−アルキルおよびC1-4−アル コキシから選択される。 インク中に存在する着色剤/染料は、インク中に取り込まれる前に、着色剤/ 染料中に存在しうる無機塩および他の副生成物を実質的に全て除去することによ って精製されることが好ましい。適当な精製法には、逆浸透および/または限外 濾過が含まれる。 本発明の第一および第二インクセット中で用いられるインクは、適当な着色剤 または染料および媒体を含む。それらインクは、2種類またはそれ以上の異なっ た着色剤若しくは染料またはそれらの塩の混合物を含んで、本発明の第一または 第二インクセットのインクとして用いるのに望ましい色のインク組成物を提供し うる。 インク組成物用の媒体は、液体であってよいしまたは低融点固体であってよい 。液状媒体は、水性であってよいしまたは溶液型であってよい。 染料をインク中で用いる場合、それらを水性または溶媒媒体中に完全に溶解さ せて溶液を生成することが好ましい。 好ましいインクは、染料、好ましくは、上記に定義の式(1)〜(9)を有す る染料および水性媒体を含むものである。 本発明の方法で用いられるインクは、好ましくは、インクの全重量に基づいて 0.5重量%〜20重量%、更に好ましくは、0.5重量%〜15重量%、そし て特に、2重量%〜12重量%の染料/着色剤を含有する。着色剤が染料である 場合、それは、更に希薄なインクを製造するのに用いることができる濃厚物の製 造を可能にし、しかもインクの使用中に液状媒体の蒸発が起こるとしても染料の 沈澱の可能性を最小限にするために、約10%またはそれ以上の溶解度を有する のが好ましい。 着色剤が染料である場合、その溶解度は、ナトリウム塩(染料は通常この形で 合成される)を部分的または全体的にリチウムまたはアンモニウム塩に変換する ことによって増加することができる。染料の精製は、望ましくない副生成物およ び無機物質を染料溶液または分散液から分離する膜分離法の使用後、対イオンの 部分または完全交換によって好都合に行うことができる。 液状媒体が水性型である場合、それは、好ましくは、水、または水および1種 類若しくはそれ以上の水溶性有機溶媒の混合物である。水対1種類または複数の 有機溶媒の重量比は、好ましくは、99:1〜1:99、更に好ましくは、95 :1〜50:50、そして特に90:10〜60:40である。 水溶性有機溶媒は、好ましくは、メタノール、エタノール、n−プロパノール 、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノールま たはイソブタノールなどのC1-4−アルカノール;ジメチルホルムアミドまたは ジメチルアセトアミドなどのアミド;アセトンまたはジアセトンアルコールなど のケトンまたはケトンアルコール;テトラヒドロフランまたはジオキサンなどの エーテル;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリ コールまたはポリプロピレングリコールなどのオリゴ−またはポリアルキレング リコール;エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、 ペンチレングリコールまたはヘキシレングリコール、チオグリコールおよびチオ ジグリコールなどのアルケニレングリコールまたはC2−C6−アルキレン基含有 チオグリコール;グリセロールまたは1,2,6−ヘキサントリオールなどのポ リオール;2−メトキシエタノール、2−2−(2−メトキシエトキシ)エタノ ール、2−(2−エトキシエトキシ)−エタノール、2−[2−(2−メトキシ エトキシ)エトキシ]エタノール、2−[2−(2−エトキシエトキシ)−エト キシ]−エタノールなどのC1-4−アルキルエーテルまたは多価アルコール;2 − ピロリドンおよびN−メチル−2−ピロリドンなどの複素環式ケトン;または前 述の水溶性有機溶媒の2種類またはそれ以上を含有する混合物、例えば、チオジ グリコールおよび第二グリコールまたはジエチレングリコールおよび2−ピロリ ドンから選択される。 好ましい水溶性有機溶媒は、2−ピロリドン;N−メチルピロリドン;エチレ ングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコールなどのアルキレ ングリコールおよびオリゴアルキレングリコール;および2−メトキシ−2−エ トキシ−2−エトキシエタノールなどの多価アルコールの低級アルキルエーテル ;最大500までの分子量のポリエチレングリコール;およびチオジグリコール などのチオグリコールである。好ましい具体的な溶媒混合物は、水およびジエチ レングリコールおよび/または2−ピロリドン若しくはN−メチルピロリドンの 、それぞれ75〜95:25〜5および60〜98:1〜20:1〜20の重量 比の二成分または三成分混合物である。特に好ましい具体的な溶媒混合物は、水 およびチオジグリコールおよび/または2−ピロリドン若しくはN−メチルピロ リドンの、それぞれ75〜98:25〜2および60〜90:5〜20:5〜2 0の重量比の二成分または三成分混合物である。 適当な水性インク媒体の例は、US4,963,189号、US4,703,113号、US4,62 6,284号、EP4,251,50A号およびUS5,207,824号で与えられている。 水性インクを本発明において用いる場合、それらは、好ましくは、水の蒸発を 阻止する保湿剤および溶液中の真菌、細菌および/または藻類の成長を阻止する 防腐剤も含有する。適当な保湿剤の例は、プロパン−1,2−ジオール、ブタン −1,2−ジオール、ブタン−2,3−ジオールおよびブタン−1,3−ジオー ルである。しかしながら、2個またはそれ以上の第一ヒドロキシを有するポリオ ールおよび/または第一アルコールの合計で最大約10%まで、好ましくは、5 %以下の少量の存在は許容しうるが、好ましくは、インクはこのような化合物を 含まない。 液状媒体が溶液型である場合、その溶媒は、好ましくは、ケトン、アルカノー ル、脂肪族炭化水素、エステル、エーテル、アミドまたはそれらの混合物から選 択される。脂肪族炭化水素を溶媒として用いる場合、好ましくは、アルコール、 エステル、エーテルまたはアミドなどの極性溶媒を加える。好ましい溶媒には、 ケトン、特に、メチルエチルケトンおよびアルカノール、特に、エタノールおよ びn−プロパノールが含まれる。 溶液型インク組成物は、速乾時間が必要とされる場合、特に、プラスチック、 金属またはガラスなどの疎水性支持体上へプリントする場合に用いられる。 インク組成物の媒体が低融点固体である場合、その固体の融点は、好ましくは 、60℃〜125℃の範囲内である。適当な低融点固体には、長鎖脂肪酸または アルコール、好ましくは、C18-24鎖を有するもの、またはスルホンアミドが含 まれる。染料または着色剤は、低融点固体中に溶解させることができるしまたは その中に微細分散させることができる。 インクは、場合により、インクジェットプリント用のインク中で慣用的に用い られる他の成分を含有してよい。例えば、粘度および表面張力調整剤、腐蝕抑制 剤、コゲーション還元添加剤(kogation reducing additives)、界面活性剤およ び抗ザルガイ薬(anti-cockle agents)、例えば、本明細書中に援用される米国特 許5,207,824号、第3カラム第13行〜第4カラム第21行で開示されているも の。 所望ならば、インクは、メタニル酸のナトリウム塩またはアルカリ金属リン酸 塩などの適当な緩衝剤で、5〜8、更に好ましくは6〜7のpHに緩衝されてよ い。 インクジェットプリント技術が、例えば、連続インクジェットプリンター中で 液滴の帯電および電気制御偏向を伴う場合、それらインクは、好ましくは、イオ ン化塩などの導電性物質も含有して、液滴に加えられる電荷を増加させ且つ安定 化させる。この目的に適した塩は、鉱酸のアルカリ金属塩である。 前述の好ましいものを考慮すると、特に好ましいインク組成物は、成分 (a)0.5〜20部の適当な染料; (b)50〜98部の水;および (c)2〜50部の水溶性有機溶媒 を含む水性インクであり、ここにおいて、部はいずれも重量部であり、部(a) +(b)+(c)=100である。成分(a)、(b)および(c)に加えて、 イ ンクは、上述の追加成分も含有しうる。 支持体へのインクの適用に用いられるインクジェットプリンターは、貯槽(re servoir)から小オリフィス(インクジェットノズル)を介する噴出によってそ れぞれのインクを小液滴にするため、それらインク小液滴は、支持体と貯槽との 間の相対運動中に支持体に向けられる。この過程を一般的にインクジェットプリ ントと称する。インクは、当該技術分野においてどちらも周知である「連続」ま たは「要求滴下(drop on demand)」プリンターを用いて支持体に適用されうる。 連続インクジェットプリンターは、小液滴にされ、そして適当な制御手段によっ て支持体に向けられるインクジェットノズルからのインク流を生じる。要求滴下 プリンターは、制御シグナルに応答してインクジェットノズルから個々のインク 小滴を噴出する。本発明において用いるのに好ましい要求滴下インクジェットプ リンターは、圧電および熱インクジェットプリンターである。熱インクジェット プリントの場合、プログラム化された熱のパルスを、インクジェットノズルに隣 接した抵抗器によって貯槽中のインクに与える。圧電プリンターの場合、インク 小滴は、圧電変換器を用いてインクジェットノズルから噴出する。その変換器は 、電気制御シグナルに応答して発振し、それによって、インクジェットノズルに 隣接した貯槽中で圧力波を生じ、これがノズルからインクの小液滴を噴出する。 本発明において用いるのに適したインクジェットプリンターは、第一インクセ ットからの少なくとも1種類のインクおよび第二インクセットからの少なくとも 1種類のインクを用い、ここにおいて、第一および第二インクセットは上記に定 義の通りである。 好ましくは、インクジェットプリンターは、黒色、シアン、マゼンタおよび黄 色インクから成る第一インクセットおよび1〜4種類、好ましくは、2〜4種類 、そして特に4種類の上記に定義の第二インクセットのインクを用いる。 本発明において用いるのに適したインクジェットプリンターは、第一および第 二インクセットを含むインクそれぞれを、例えば、各インクが入っている別々の インクタンクから呼び出す手段を必要とする。 好ましくは、第一および第二インクセットを含むインクは、インクジェットプ リンターで用いるのに適したインクカートリッジ中に含まれる。そのインクカー トリッジは、好ましくは、第一および第二インクセットが入っている容器を含む 。好ましくは、インクジェットプリンターは、例えば、プリンター中の適当なハ ウジング内にインクカートリッジを含む。 プリンターは、第一および第二インクセットのそれぞれのインク色を、そのイ ンク色のために与えられるノズルまたはノズル列に向ける別々のチャンネルを有 することが好ましい。それぞれのインク色のための別々のインクチャンネルは、 プリントされた支持体上で望ましくない色を生じることがありうるインクジェッ トヘッド中でのインクのクロス汚染を避ける。したがって、好ましいインクジェ ットプリンターは、5〜8個、更に好ましくは、6〜8個、そして特に8個のイ ンクチャンネルを有する。本発明で用いるのに適したインクジェットプリンター の例は、EP616 893 A2号で記載されている。 本発明のインクジェット法で用いられる支持体は、紙、プラスチック、テキス タイル、金属、セラミックまたはガラスであってよく、好ましくは、紙、プラス チックまたはテキスタイル材料、特に、天然、半合成または合成材料である。 天然テキスタイル材料の例には、羊毛、絹、毛およびセルロース系材料、特に 、綿、ジュート、麻、亜麻およびリネンが含まれる。 合成および半合成材料の例には、ポリアミド、ポリエステル、ポリアクリロニ トリルおよびポリウレタンが含まれる。 好ましい支持体には、オーバーヘッド・プロジェクタースライド紙およびテキ スタイル材料が含まれる。好ましい紙には、普通紙および処理紙が含まれる。好 ましいテキスタイル材料は、綿などのセルロース系材料である。特に好ましい支 持体は、高解像度「写実写真」画像プリントに適した処理紙およびセルロース系 テキスタイル材料である。 本発明の第二の態様によれば、第一および第二インクセットを含むインクジェ ットプリント用インクセットであって、 (a)第一インクセットが、黄色インク、マゼンタインク、シアンインクおよ び場合により黒色インクから成り;そして (b)第二インクセットが、 式(1)を有する染料またはその塩を含有するインク; 式(2)を有する染料またはその塩を含有するインク; 式(3)を有する染料またはその塩を含有するインク;および 式(4)を有する染料またはその塩を含有するインク から選択される1種類またはそれ以上のインクを含み、ここにおいて、式(1) 、(2)、(3)および(4)を有する染料は、本発明の第一の態様において上 記に定義の通りである上記インクジェットプリント用インクセットが提供される 。 本発明の第二の態様によるセットにおいて好ましいインクは、本発明の第一の 態様で定義の通りである。 したがって、好ましいインクジェットプリント用インクセットは、 (a)式(5)を有する染料を含有するシアンインク; 式(6)を有する染料を含有する黄色インク; 式(7)または式(13)を有する染料を含有するマゼンタインク;お よび 式(8)または式(9)を有する染料を含有する黒色インクから成る第 一インクセット;および (b)式(1)を有する染料を含有するインク; 式(2)を有する染料を含有するインク; 式(3)を有する染料を含有するインク;および 式(4)を有する染料を含有するインク から選択される1〜4種類、好ましくは、2〜4種類、そして特に4種類のイン クを含む第二インクセットを含む。 本発明の第三の態様によれば、本発明の第一の態様による方法によって着色さ れた紙若しくはオーバーヘッド・プロジェクタースライド、金属、ガラス若しく はセラミック支持体またはテキスタイル材料が提供される。 本発明の第四の態様によれば、インクジェットプリントを用いるテキスタイル 材料の着色方法であって、 (i)本発明の第一の態様の方法にしたがって第一および第二インクセットか らのインクをインクジェットプリントによってテキスタイル材料に適用し;そし て (ii)そのテキスタイル材料を50℃〜250℃の温度で加熱して、染料およ び着色剤をその材料上に固着させる工程を含む上記方法が提供される。 インクジェットプリントによるテキスタイル材料の着色方法は、好ましくは、 水溶性塩基、ヒドロトロピック剤および増粘剤を含む水性前処理用組成物でテキ スタイル材料を前処理後、その前処理されたテキスタイル材料から水を除去して 、前処理済み乾燥テキスタイル材料を与え、これを、上の工程(i)でインクジ ェットプリントすることを含む。 前処理用組成物は、好ましくは、塩基およびヒドロトロピック剤の増粘剤含有 水中溶液を含む。 その塩基は、好ましくは、無機アルカリ性塩基、特に、アルカリ金属炭酸塩、 重炭酸塩若しくはケイ酸塩またはアルカリ金属水酸化物のような弱酸とアルカリ 金属の塩である。塩基の量は、前処理されたテキスタイル材料の染色を促進する のに充分な塩基が、前処理後のテキスタイル材料上で保持されるという条件で、 広範囲の限界内で変化しうる。塩基が重炭酸ナトリウムである場合、組成物の全 重量に基づき1重量%〜5重量%の濃度を用いるのが好都合である。 ヒドロトロピック剤は、上の工程(ii)での熱処理中に染料とテキスタイル材 料との固着反応を促進するのに充分な水を与えるように存在し、いずれかの適当 なヒドロトロピック剤も用いることができる。好ましいヒドロトロピック剤は、 尿素、チオ尿素およびジシアンジアミドである。ヒドロトロピック剤の量は、あ る程度まで熱処理の種類に依存する。熱処理に蒸気を用いる場合、蒸気は湿潤環 境を与えるので、概して、熱処理が乾式である場合よりも少ないヒドロトロピッ ク剤しか必要とされない。必要なヒドロトロピック剤の量は、概して、全組成物 の2.5重量%〜50重量%であり、蒸気加熱処理には2.5%〜10%がより 適し、乾熱処理には20%〜40%がより適している。 増粘剤は、セルロース反応性染料の慣用的なプリント用のプリントペーストの 製造で用いるのに適したいずれの増粘剤でもよい。適当な増粘剤には、アルギン 酸塩、特に、アルギン酸ナトリウム、ザンサン(xantham)ガム、モノガラクタ ム増粘剤およびセルロース系増粘剤が含まれる。増粘剤の量は、濃度と粘度との 関係に依って広範な限界内で変化しうる。しかしながら、10〜1000mPa . s、好ましくは10〜100mPa.sの粘度(Brookfield RVF Viscometerで 測定される)を与えるのに充分な増粘剤が好ましい。アルギン酸塩増粘剤につい ては、前処理用組成物の全重量に基づき10重量%〜20重量%を用いることに よってこの範囲を得ることができる。 前処理用組成物の残り部分は、好ましくは水であるが、テキスタイル材料に対 して他の成分を加えて染料の固着を助けることができるし、または固着前に着色 部分から非着色部分への染料の拡散(移染)を阻止することによってプリントの 鮮明度を増加させることができる。 固着促進剤の例には、カチオン性ポリマーおよび第四アンモニウム化合物が含 まれる。適当なカチオン性ポリマーには、例えば、ジシアンアミド/フェノール ホルムアルデヒド/塩化アンモニウム縮合物の50%水溶液、例えば、MATEXIL FC-PN(ICIから入手可能)が含まれ、これは、テキスタイル材料および染料に対 する強い親和性を有するので、テキスタイル材料に対する染料の固着を増加させ る。適当な第四アンモニウム化合物には、例えば、塩化ジステアリルジメチルア ンモニウムなどの、本明細書中に援用される本発明者のEP534 660 A1号で記載 されたものが含まれる。 移染防止剤の例は、低分子量アクリル酸樹脂、例えば、ポリ(アクリル酸)お よびポリ(アクリル酸ビニル)などのポリアクリル酸エステルである。 本方法の前処理工程において、前処理用組成物は、好ましくは、テキスタイル 材料に対して均等に適用される。深く浸透したプリントまたは濃色を必要とする 場合、前処理用組成物は、好ましくは、パジングまたは同様の方法によって、材 料全体にそれが均等に分布するように適用される。しかしながら、表面プリント だけを必要とする場合、前処理用組成物は、スクリーン印刷若しくはローラー印 刷、インクジェットプリントまたはバー印刷などの印刷法によってテキスタイル 材料の表面に適用することができる。 本方法の前処理工程において、水は、前処理済みテキスタイル材料から、熱風 に対する暴露によるかまたは直熱、例えば、赤外線またはマイクロ波放射による などの、好ましくは、材料の温度が100℃を越えないような何等かの適当な乾 燥法によって除去されうる。 本方法の工程(i)のテキスタイル材料に対するインク組成物の適用は、本発 明の第一の態様の着色方法に関して上記に定義の通りである。第一インクセット のそれぞれのインクは、反応性染料を含有することが好ましい。 インクの適用後、テキスタイル材料に染料を固着させる加熱の前に、プリント されたテキスタイル材料から比較的低温(<100℃)で水を除去することが概 して望まれるが、これは、プリント部分から非プリント部分への染料の拡散を最 小限にすることが判っているからである。前処理済みテキスタイル材料の場合の ように、水の除去は、好ましくは、熱風または赤外線若しくはマイクロ波放射に 対する暴露によるなどの熱による。 本方法の工程(ii)では、プリントされたテキスタイル材料に、好ましくは、 低温乾燥による水の除去後に、100℃〜200℃の温度で乾熱または蒸気熱に 対する最大20分間までの暴露による短時間熱処理を行う。蒸気(湿)熱処理を 用いる場合、プリントされた材料は、好ましくは、100〜105℃で5〜15 分間維持されるが、乾熱処理を用いる場合、プリントされた材料は、好ましくは 、140〜160℃で2〜8分間維持される。 テキスタイル材料を放冷した後、非固着染料並びに前処理用組成物および染料 組成物の他の成分を、テキスタイル材料が乾燥する前に水および洗剤水溶液中で 一連の熱および冷却洗浄を行う連続洗浄によってテキスタイル材料から除去する ことができる。 本発明の第五の態様によれば、本発明の第四の態様による方法によって着色さ れたテキスタイル材料、特に、セルロース系テキスタイル材料が提供される。 本発明の第六の態様によれば、本発明の第一の態様による着色方法を用いて製 造された写実写真プリントが提供される。 写実写真プリントとは、画像に対応するディジタルデータから画像を再現する 高解像度写真である。本発明によって製造された写実写真プリントは、慣用的な CMYKインクジェットプリンターによって得られた画像と比較して、優れた発 色および広範な色域を示す。 ディジタル化された形の画像を作成するシステムの例には、ディジタルカメラ 、CD ROMシステムで記憶された画像、光走査装置を用いてディジタル化さ れ た画像、およびCAD/CAMシステムなどのコンピュータグラフィックプログ ラムが含まれる。 画像に対応するディジタルデータを計算機によって用いて、本発明の第一の態 様の着色方法によってインクジェットプリンターの第一および第二インクセット から選択されるインクの排出を制御し、それによって、ディジタル化された画像 に対応する写実写真プリントを支持体上に与える。 写実写真プリントの製造で用いられる支持体は、上述の支持体のいずれでもよ い。しかしながら、好ましい支持体は紙、更に好ましくはコーテッド紙である。 写実写真プリントの製造で用いるのに適した紙およびコーテッド紙支持体の例に は、HP 516347、HP Premium Coated PaperおよびHP PhotopaperなどのHewlett P ackardコーテッド紙、Stylus Pro 720dpi Coated Paper、Epson Photo Quality Glossy Film(Seiko Epson Corp.から入手可能)、Epson Photo Quality Glossy P aper(Seiko Epson Corp.から入手可能)、Canon HR 101 High Resolution Paper (Canonから入手可能)、Canon GP 201 Glossy Paper(Canonから入手可能)およ びCanon HG 101 High Gloss Film(Canonから入手可能)が含まれる。 本発明を、次の実施例によっておよび図1を参照して更に詳しく説明する。本発明で用いるのに適したインク組成物 実施例11が−NH2であり; XがClであり;そして Aが、N−メチル−3−スルホアニリノおよびN−メチル−4−スルホアニリ ノの混合物である式(1)を有する染料の混合物を含有する黄金色インク組成物 を、表IおよびIIで示された配合それぞれにしたがって製造したが、ここにおい て、各成分の数値は重量部を示す。表(I)および(II)において「染料含有量 」と記された欄は、式(1)の染料の重量部である。 それぞれのインクを、逆浸透および限外濾過を用いる海水脱塩法によって式( 1)の染料混合物を最初に精製することによって製造した。次に、その精製染料 を、そのインク配合物を構成する他の成分の混合物に対して加え、撹拌して溶液 を生成した。次に、0.45ミクロンフィルターを用いてそのインクを濾過し て、インク中に存在したかもしれない粒状物質を除去した。 次の略語を用いる。 PG=プロピレングリコール DEG=ジエチレングリコール NMP=N−メチルピロリドン DMK=ジメチルケトン IPA=イソプロパノール MEOH−メタノール 2P=2−ピロリドン MIBK=メチルイソブチルケトン P12=プロパン−1,2−ジオール BDL=ブタン−2,3−ジオール CET=臭化セチルアンモニウム PHO=Na2HPO4および TBT=第三ブタノール TDG=チオジグリコール 実施例2 表(I)および(II)で示された配合それぞれによる橙色インクを、 R4が−CH3であり; Bが−NH2であり;そして XがClである式(2)を有する染料を用いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例3 表(I)および(II)で示された配合それぞれによる赤色インクを、 Eが2−メチルアニリノであり;そして XがClである式(3)を有する染料を用いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例4 表(I)および(II)で示された配合それぞれによる青色インクを、 Wがそれぞれ2,4−ジスルホアニリノであり; Lがそれぞれ−CH2CH2−であり;そして XがそれぞれClである式(4)を有する染料を用いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例5 表(I)および(II)で示された配合それぞれによるシアンインクを、 Zがメトキシであり; XがClであり; a=2.7およびb=1.3である式(5)を有する染料を用いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例6 表(I)および(II)で示された配合それぞれによる黄色インクを、 YがNH2であり; R14がエチルであり;そして XがそれぞれClである式(6)を有する染料を用いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例7 表(I)および(II)で示された配合それぞれによるマゼンタインクを、 Gが4−メチル−2−スルホアニリノであり; R19およびR20がメチルであり;そして XがそれぞれClである式(7)を有する染料を用いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例8 表(I)および(II)で示された配合それぞれによる黒色インクを、 TがNH2であり;そして XがClである式(8)を有する染料と一緒に、CrおよびCoの1:2錯体 の混合物を含む式(8)の染料を用いて製造したが、その混合物は、式(8)の 染料と一緒に70部の1:2Cr錯体および30部の1:2Co錯体を含んだ。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料混合物を精製し、そして それぞれの配合の成分を混合することによって製造した。実施例9 表(I)および(II)で示された配合それぞれによるマゼンタインクを、 XがClであり;そして Qが2−カルボキシ−4−スルホアニリノである式(13)を有する染料を用 いて製造した。 それらインクを、実施例1の場合と同様、最初に染料を精製し、そしてそれぞ れの配合の成分を混合することによって製造した。実施例10 表IIIで示されたインク組合せは、インクジェットプリンターを用いて紙支持 体に適用して、広範な色域を得ることができる。表IIIにおいて、インクA〜H は、それぞれ、実施例1〜8の表IIで示されたインク配合番号36(すなわち、 ジエチルグリコール10部、水88部および適当な染料2部)に該当する。 実施例11 表IIIで示されたインク組合せは、インクA〜Hそれぞれに実施例1〜8の表I Iで示されたインク配合40を用いてビスコースレーヨンまたは綿などのテキス タイル材料に対して適用することができる。好ましくは、そのテキスタイルを、 2.5部の重炭酸ナトリウム; 15部のアルギン酸ナトリウム増粘剤10%水溶液; 15部の尿素; 47.5部の水;および 20部の表IVで示された組成物A を含む組成物で前処理する。 テキスタイル材料は、パジング浴中において前処理用組成物を充分に浸透させ るべきであり、過剰液はマングル脱水によって除去した。次に、その材料を、イ ンクジェットプリンターによる表IIIで示されたインクの適用前に、熱風中にお いて、例えば、90〜120℃の温度で乾燥させるべきである。実施例12 マゼンタ、シアンおよび黄色だけから選択された染料を含有する慣用的なインク セットでのテキスタイルプリント マゼンタ、黄色およびシアンから選択される1種類またはそれ以上の染料を含 有するインク(すなわち、第一ンクセット)を用いて得ることができる色域を、 Hewlett Packard HP-560インクジェットプリンターを用いてMercerised綿支持 体上に表(v)で示されたインクをインクジェットプリントすることによって測 定した。プリント後、その綿布を、102℃および100%の相対湿度で8分間 蒸気処理した。 次に、それらプリントを次のように洗浄した。 (a)水中において周囲温度で冷却洗浄; (b)陰イオン石鹸含有水中において90℃で5分間洗浄;および (c)水中において周囲温度で最終冷却洗浄。 表(v)のそれぞれのインクは、90部の水および10部のジエチレングリコ ールを含むインク媒体の部(100−染料部数)中に溶解した示された重量部の 染料をそれぞれ含む。 表(v)では、次のシアン、マゼンタおよび黄色染料を用いた。 表(v)で「シアン」と記された染料は、次の構造を有した。 表(v)で「マゼンタ(1)」と記された染料は、次の構造を有した。 表(v)で「マゼンタ(2)」と記された染料は、次の構造を有した。 表(v)で「黄色」と記された染料歯、次の構造を有した。 上の染料はいずれも、Zeneca Limitedから入手可能である。 プリントおよび洗浄後、それぞれのプリントの色度座標を、CIE ANLABを用い 、D65光源を用いて10°の観測者角度で測定した。得られた色度座標を表( vi)で示す。 図1において、これら慣用的なシアン、マゼンタおよび黄色インクを含むイン クを用いて得られた色域を、xと記された点として示す。図1において、各点の 隣の数字は、表(v)および(vi)で示されたプリント番号と一致する。 実施例13 第一および第二インクセットを用いる綿布上へのインクジェットプリント 第一および第二インクセットを用いて得られる色域の増加を例示するために、 本発明による方法を、表(vii)で示されたインクそれぞれを綿支持体にインク ジェットプリントすることによって模擬実験した。表(vii)において、「第一 セット」と記された欄は、実施例12で用いられたのと同様のシアン、マゼンタ および黄色染料を示す。「第二セット」と記された欄は、上記で定義の式(1) 〜(4)を有する染料を示す。 表(vii)のインクはそれぞれ、10部のジエチレングリコールおよび90部 の水の混合物を含む媒体中に溶解した1種類または複数の適当な染料の部数を含 んでいた。例えば、表(vii)のプリント16は、3.75部のマゼンタ(2)、 2部の染料(1)(青色)および94.25部のインク媒体(90:10の水:ジ エチレングリコール)を含んでいた。 染料(1)は、構造 を有する上記で定義の式(5)の青色染料であった。 染料(2)は、構造 を有する上記で定義の式(3)の赤色染料であった。 染料(3)は、構造 を有する上記で定義の式(2)の橙色染料であった。 染料(4)は、構造 (異性体の約1:1混合物) を有する上記で定義の式(1)の黄金色染料であった。 これらインクをプリントされた綿布から得られた色空間座標を表(viii)で示 す。 染料(1)〜(4)と一緒に、シアン、マゼンタおよび黄色染料を含有するイ ンクから得られた色域を●と記された点で示す。各データポイントの隣の数字は 、表(vii)および(viii)で示されたプリント番号である。 図1は、実施例12の慣用的なシアン、マゼンタおよび赤色インクを用いるイ ンクジェットプリントと比較して、第一および第二インクセットを用いた場合に 得られる色域の劇的増加を明示している。 上述のように、実施例13は、本発明による方法の模擬実験である。本発明に よる方法を用いる場合、インクジェットプリンターは、例えば、8個のインクチ ャンネル、すなわち、第一セットのシアン、マゼンタ、黄色および場合により黒 色インクを含有する4個と、染料(1)、(2)、(3)および(4)を含有す る第二インクセットのための4チャンネルを有すると考えられる。支持体上のあ る点で特定の色を得るために、プリンター制御システムは、第一および第二イン クセットからの必要なインク混合物をその点に与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,LS,M W,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY ,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM ,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,E S,FI,GB,GE,GH,HU,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT, UA,UG,US,UZ,VN,YU

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 第一および第二インクセットを支持体上へインクジェットプリントする ことを含む支持体の着色方法であって、 (a)第一インクセットが、黄色、マゼンタ、シアンおよび場合により黒色か ら選択される着色剤をそれぞれ独立して含有する1種類またはそれ以上のインク から成り;そして (b)第二インクセットが、式(1) (式中、Xは、反応活性基または原子であり; R1は、アルキルまたは−NH2であり; Aは、−NR23、−OR2またはハロゲンであり; R2は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり;そして R3は、場合により置換されたフェニルである) を有する黄色染料またはその塩; 式(2) (式中、R4は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; Xは、上記に定義の通りであり; Bは、−NR56、−OR5またはハロゲンであり;そして R5およびR6は、独立して、Hまたは場合により置換されたアルキルである) を有する橙色染料またはその塩; 式(3) (式中、Xは、上記に定義の通りであり; Eは、−NR78、−OR7またはハロゲンであり; R7は、それぞれ独立して、Hまたはアルキルであり;そして R8は、場合により置換されたアリールである) を有する赤色染料またはその塩;および 式(4) (式中、Xは、それぞれ独立して、上記に定義の通りであり; Lは、それぞれ独立して、場合により置換されたアルキレン基であり; Wは、それぞれ独立して、ハロゲン、または式−OR9若しくは−NR1011 を有する基であり; R9は、Hまたはアルキルであり; R10は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり;そして R11は、場合により置換されたアリール基である) を有する青色染料またはその塩 から選択される染料をそれぞれ独立して含有する1種類またはそれ以上のインク を含む上記方法。 2. 第一インクセットが、黄色着色剤を含有するインク、マゼンタ着色剤を 含有するインクおよびシアン着色剤を含有するインクから成る請求項1に記載の 方法。 3. 第一インクセットが、黄色着色剤を含有するインク、マゼンタ着色剤を 含有するインク、シアン着色剤を含有するインクおよび黒色着色剤を含有するイ ンクから成る請求項1に記載の方法。 4. 第二インクセットが、式(1)を有する染料を含有するインク、式(2 )を有する染料を含有するインク、式(3)を有する染料を含有するインクおよ び式(4)を有する染料を含有するインクを含み、ここにおいて、式(1)〜( 4)が請求項1に定義の通りである請求項1に記載の方法。 5. (a)第一インクセットが、黄色着色剤を含有するインク、マゼンタ着 色剤を含有するインク、シアン着色剤を含有するインクおよび黒色着色剤を含有 するインクから成り;そして (b)第二インクセットが、式(1)を有する染料を含有するインク、式(2 )を有する染料を含有するインク、式(3)を有する染料を含有するインクおよ び式(4)を有する染料を含有するインクを含み、ここにおいて、式(1)〜( 4)が請求項1に定義の通りである請求項1に記載の方法。 6. 第一インクセットのそれぞれのインク中の着色剤が、反応性染料である 請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。 7. 反応性染料が、ハロトリアジンおよび/またはビニルスルホンファイバ ー反応性基を含有する請求項6に記載の方法。 8. 第一インクセット中のシアン着色剤が、式(5) (式中、Pcはフタロシアニン核であり; Zは、−NR1213、−OR13またはハロゲンであり; R12は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; R13は、H、場合により置換されたアルキルまたは場合により置換されたアリ ールであり; Xは反応活性原子または基であり; aは1〜3であり; bは、1〜3であり;そして (a+b)=4である) を有する染料またはその塩である請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 9. 第一インクセット中に存在する黄色着色剤が、式(6) (式中、Yは、ハロゲンまたは式−NR1516または−OR16を有する基であり ; R15は、Hまたは場合により置換されたC1-4−アルキルであり; R16は、H、場合により置換されたアルキルまたはアリールであり; R14は、H、場合により置換されたアルキルまたはアリールであり;そして Xは、それぞれ独立して、反応活性原子または基である) を有する染料またはその塩である請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。 10.第一インクセット中に存在するマゼンタ着色剤が、式(7)(式中、Gは、ハロゲンまたは式−NR1718または−OR17を有する基であり ; R17は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; R18は、H、場合により置換されたアリールまたは場合により置換されたアル キルであり; R19およびR20は、それぞれ独立して、C1-4−アルキルであり;そして Xは反応活性原子または基である) を有する染料またはその塩である請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。 11.第一インクセット中に存在する黒色着色剤が、式(8) (式中、Tは、ハロゲンまたは式−NR2122または−OR21を有する基であり ; R21は、Hまたは場合により置換されたアルキルまたは場合により置換された アリールであり; R22は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; Mは、CrまたはCoであり;そして Xは反応活性原子または基である) を有する1:2クロム(III)若しくはコバルト(III)錯体またはそれらの混合 物またはその塩である請求項1に記載の方法。 12.第一インクセット中の黒色着色剤が、式(9) (式中、Xは反応活性原子または基であり;そして R23およびR24は、それぞれ独立して、Hまたは場合により置換されたアルキ ルである) を有する染料またはその塩である請求項1に記載の方法。 13.黒色着色剤が、 (a)50〜95部の式(9)の染料; (b)5〜20部の黄色染料;および (c)10〜30部の赤色染料 を含み、ここにおいて、部は全て重量により、(a)、(b)および(c)の部 の合計=100である請求項12に記載の方法。 14.第一インクセット中のマゼンタ着色剤が、式(13) (式中、Qは、ハロゲンまたは式−NR2526または−OR25を有する基であり ; R25は、Hまたは場合により置換されたアルキルであり; R26は、H、場合により置換されたアリールまたは場合により置換されたアル キルであり;そして Xは反応活性原子または基である) を有する染料またはその塩を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。 15.シアン着色剤が請求項8に定義の通りであり、黄色着色剤が請求項9に 定義の通りであり、マゼンタ着色剤が請求項10または請求項14に定義の通り であり、そして黒色着色剤が請求項11または請求項12に定義の通りである請 求項5に記載の方法。 16.インクが、それぞれ独立して、適当な染料または着色剤および液状媒体 を含む請求項1〜15のいずれか1項に記載の方法。 17.液状媒体が、水および1種類またはそれ以上の有機溶媒を99:1〜1 :99の重量比で含む請求項16に記載の方法。 18.インクが、成分 (a)0.5〜20部の適当な染料; (b)50〜98部の水;および (c)2〜50部の水溶性有機溶媒 を含み、ここにおいて、部はいずれも重量部であり、部(a)+(b)+(c) =100である請求項17に記載の方法。 19.支持体がテキスタイルである請求項1〜18のいずれか1項に記載の方 法。 20.第一および第二インクセットを含むインクジェットプリント用インクセ ットであって、 (a)第一インクセットが、黄色インク、マゼンタインク、シアンインクおよ び場合により黒色インクから成り;そして (b)第二インクセットが、 式(1)を有する染料またはその塩を含有するインク; 式(2)を有する染料またはその塩を含有するインク; 式(3)を有する染料またはその塩を含有するインク;および 式(4)を有する染料またはその塩を含有するインク から選択される1種類またはそれ以上のインクを含み、ここにおいて、式(1) 、(2)、(3)および(4)を有する染料は、請求項1に定義の通りである上 記インクジェットプリント用インクセット。 21.(a)請求項8に定義の式(5)を有する染料を含有するシアンインク ; 請求項9に定義の式(6)を有する染料を含有する黄色インク; 請求項10に定義の式(7)を有する染料または請求項14に定義の式(13 )を有する染料を含有するマゼンタインク;および 請求項11に定義の式(8)を有する染料または請求項12に定義の式(9) を有する染料を含有する黒色インクから成る第一インクセット;および (b)式(1)を有する染料を含有するインク; 式(2)を有する染料を含有するインク; 式(3)を有する染料を含有するインク;および 式(4)を有する染料を含有するインク から選択される1〜4種類のインクを含む第二インクセットを含む請求項20に 記載のインクジェットプリント用インクセット。 22.テキスタイル材料の着色方法であって、 (i)請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法にしたがって第一および第 二インクセットからのインクをインクジェットプリントによってテキスタイル材 料に適用し;そして (ii)そのテキスタイル材料を50℃〜250℃の温度で加熱して、染料をそ のテキスタイル上に固着させることを含む上記方法。 23.テキスタイルがセルロース系材料である請求項22に記載の方法。 24.請求項22または23に記載の方法によって着色されたテキスタイル。 25.支持体が紙である請求項1〜18のいずれか1項に記載の方法。 26.請求項25に記載の方法によって着色された紙。 27.請求項1〜18のいずれか1項に記載の着色方法を用いて製造された写 実写真プリント。 28.プリンターが第一インクセットからの少なくとも1種類のインクおよび 第二インクセットからの少なくとも1種類のインクを含み、ここにおいて、第一 および第二インクセットが請求項1〜18のいずれか1項に定義の通りであるこ とを特徴とするインクジェットプリンター。 29.第一および第二インクセット中のそれぞれのインク色を、その色のため に与えられるノズルまたはノズル列へ向ける別々のチャンネルを有することを特 徴とする、請求項28に記載のインクジェットプリンター。 30.5〜8個のチャンネルを有する請求項29に記載の記載のインクジェッ トプリンター。 31.インクジェットプリンターで用いるのに適したインクカートリッジであ って、第一および第二インクセットが入っている容器を含み、ここにおいて、第 一および第二インクセットが請求項20または請求項21に定義の通りである上 記インクカートリッジ。 32.請求項31によるインクカートリッジを含む請求項28〜30のいずれ か1項に記載のインクジェットプリンター。
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