JPH05217621A - 端子係止具付コネクタ - Google Patents
端子係止具付コネクタInfo
- Publication number
- JPH05217621A JPH05217621A JP4018815A JP1881592A JPH05217621A JP H05217621 A JPH05217621 A JP H05217621A JP 4018815 A JP4018815 A JP 4018815A JP 1881592 A JP1881592 A JP 1881592A JP H05217621 A JPH05217621 A JP H05217621A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- piece
- flexible
- locking
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4367—Insertion of locking piece from the rear
- H01R13/4368—Insertion of locking piece from the rear comprising a temporary and a final locking position
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、コネクタハウジング内に収容、係
止されている端子金具を取り外し治具を用いないで容易
に取り外すことを可能にした端子係止具付コネクタに関
するものである。 【構成】 複数の端子収容室2を有するコネクタハウジ
ングAと、該コネクタハウジングAの後部に対して仮結
合状態と本結合状態の二段階をもって移動可能に設けら
れる端子係止具Bとから成り、該端子係止具Bは端子金
具Cに対する可撓係止片11と可撓支持片12を有し、
上記本結合状態において該可撓係止片11は自ら該端子
金具に係合すると共に該可撓支持片12は該コネクタハ
ウジングBの駆動面9に当接することにより可撓変形し
て該端子金具Bに係合し、該端子係止具Bを仮結合状態
から更に後方へ移動させた際において該可撓係止片11
がコネクタハウジングAの突起7に乗り上げて該端子金
具Bの移動軌跡から外れる。
止されている端子金具を取り外し治具を用いないで容易
に取り外すことを可能にした端子係止具付コネクタに関
するものである。 【構成】 複数の端子収容室2を有するコネクタハウジ
ングAと、該コネクタハウジングAの後部に対して仮結
合状態と本結合状態の二段階をもって移動可能に設けら
れる端子係止具Bとから成り、該端子係止具Bは端子金
具Cに対する可撓係止片11と可撓支持片12を有し、
上記本結合状態において該可撓係止片11は自ら該端子
金具に係合すると共に該可撓支持片12は該コネクタハ
ウジングBの駆動面9に当接することにより可撓変形し
て該端子金具Bに係合し、該端子係止具Bを仮結合状態
から更に後方へ移動させた際において該可撓係止片11
がコネクタハウジングAの突起7に乗り上げて該端子金
具Bの移動軌跡から外れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤハーネス等の接
続に用いられる端子係止具付コネクタに関するものであ
る。
続に用いられる端子係止具付コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図11において、コネクタハウジングa
の端子収容室a1 に対して電線wを接続した端子金具c
が挿入されて可撓係止腕dにより係止されている。可撓
係止腕dは自由端部において係止段部d1 を有し、該係
止段部d1 が端子金具cにおける雌型電気接触部c1 の
後端に係合している。
の端子収容室a1 に対して電線wを接続した端子金具c
が挿入されて可撓係止腕dにより係止されている。可撓
係止腕dは自由端部において係止段部d1 を有し、該係
止段部d1 が端子金具cにおける雌型電気接触部c1 の
後端に係合している。
【0003】端子係止具bは後退した仮係止状態にあ
り、前進した本係止状態において可撓係止腕dの両側方
において雌型電気接触部c1 の後端に当接する一対の可
撓係止片eの係合端部e1 が該雌型電気接触部c1 から
離隔している。図13は取り外し用第1治具t1 を示
し、柄部fの先端に二又状駆動部f1 を有している。ま
た、図14は取り外し用第2治具t2 を示し、柄部gの
先端に尖鋭状駆動部g1 を有している。
り、前進した本係止状態において可撓係止腕dの両側方
において雌型電気接触部c1 の後端に当接する一対の可
撓係止片eの係合端部e1 が該雌型電気接触部c1 から
離隔している。図13は取り外し用第1治具t1 を示
し、柄部fの先端に二又状駆動部f1 を有している。ま
た、図14は取り外し用第2治具t2 を示し、柄部gの
先端に尖鋭状駆動部g1 を有している。
【0004】この取り外し用治具t1 ,t2 を用いて端
子金具cを取り外すには、図11の如くに、先ず端子係
止具bを本係止状態から仮係止状態へ後退させ、次に図
12の上段に示される如くに、取り外し用第1治具t1
を端子係止具bの挿通部hから端子収容室a1 内に挿入
して電線wと端子金具cを二又状駆動部f1 の内部f 2
内に位置させつつ該二又状駆動部f1 を一対の可撓係止
片eの係合端部e1 に当接させ、次に図12の下段に示
される如くに電線wを支点として柄部fを回動操作する
ことにより二又状駆動部f1 を介して係合端部e1 を上
方へ移動させ、次に取り外し用第2治具t2 をコネクタ
ハウジングaの前方より端子収容室a1内に挿入して可
撓係止腕dの係止段部d1 を上方へ移動させて端子金具
cから外しつつ端子金具cを第1治具t1 と共に引き抜
いている。
子金具cを取り外すには、図11の如くに、先ず端子係
止具bを本係止状態から仮係止状態へ後退させ、次に図
12の上段に示される如くに、取り外し用第1治具t1
を端子係止具bの挿通部hから端子収容室a1 内に挿入
して電線wと端子金具cを二又状駆動部f1 の内部f 2
内に位置させつつ該二又状駆動部f1 を一対の可撓係止
片eの係合端部e1 に当接させ、次に図12の下段に示
される如くに電線wを支点として柄部fを回動操作する
ことにより二又状駆動部f1 を介して係合端部e1 を上
方へ移動させ、次に取り外し用第2治具t2 をコネクタ
ハウジングaの前方より端子収容室a1内に挿入して可
撓係止腕dの係止段部d1 を上方へ移動させて端子金具
cから外しつつ端子金具cを第1治具t1 と共に引き抜
いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術にあって
は、端子金具cをコネクタハウジングaの可撓係止腕d
と共に端子係止具bの可撓係止片eにより後抜けに対し
て二重係止しているものであるが、端子金具cを引き抜
くには、2個の治具を用いて別々に可撓係止腕dと可撓
係止片eを端子金具cから外さなければならないので、
非常に面倒である。
は、端子金具cをコネクタハウジングaの可撓係止腕d
と共に端子係止具bの可撓係止片eにより後抜けに対し
て二重係止しているものであるが、端子金具cを引き抜
くには、2個の治具を用いて別々に可撓係止腕dと可撓
係止片eを端子金具cから外さなければならないので、
非常に面倒である。
【0006】本発明は上記した点に着目し、コネクタハ
ウジング内において二重係止されている端子金具を、治
具を用いないで容易に取り外すことを可能にしたもので
ある。
ウジング内において二重係止されている端子金具を、治
具を用いないで容易に取り外すことを可能にしたもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、複数の端子収容室を有するコネ
クタハウジングと、該コネクタハウジングの後部に対し
て仮結合状態と本結合状態の二段階をもって移動可能に
設けられる端子係止具とから成り、該端子係止具は端子
金具に対する可撓係止片と可撓支持片を有し、上記本結
合状態において該可撓係止片は自ら該端子金具に係合す
ると共に該可撓支持片は該コネクタハウジングの駆動面
に当接することにより可撓変形して該端子金具に係合
し、該端子係止具を仮結合状態から更に後方へ移動させ
た際において該可撓係止片がコネクタハウジングの突起
に乗り上げて該端子金具の移動軌跡から外れる構成を採
用した。
め、本発明においては、複数の端子収容室を有するコネ
クタハウジングと、該コネクタハウジングの後部に対し
て仮結合状態と本結合状態の二段階をもって移動可能に
設けられる端子係止具とから成り、該端子係止具は端子
金具に対する可撓係止片と可撓支持片を有し、上記本結
合状態において該可撓係止片は自ら該端子金具に係合す
ると共に該可撓支持片は該コネクタハウジングの駆動面
に当接することにより可撓変形して該端子金具に係合
し、該端子係止具を仮結合状態から更に後方へ移動させ
た際において該可撓係止片がコネクタハウジングの突起
に乗り上げて該端子金具の移動軌跡から外れる構成を採
用した。
【0008】
【作用】端子係止具を本結合状態から仮結合状態に引き
戻すことにより、駆動面の強制を解除された可撓支持片
が復元して端子金具の移動軌跡から外れ、端子係止具を
仮結合状態から更に復元させることにより可撓係止片が
突起に乗り上げて該端子金具の移動軌跡から外れる。
戻すことにより、駆動面の強制を解除された可撓支持片
が復元して端子金具の移動軌跡から外れ、端子係止具を
仮結合状態から更に復元させることにより可撓係止片が
突起に乗り上げて該端子金具の移動軌跡から外れる。
【0009】
【実施例】図1において、Aは雌型のコネクタハウジン
グ、Bは端子係止具であり、それぞれ合成樹脂材により
一体的に形成されている。雌型のコネクタハウジングA
は前半に套体部A1 を有すると共に後半に端子収容室群
A2 を有する。端子収容室群A2 において、上段には中
間部に収容スペース1を介在させて4個の端子収容室2
が並設され、下段には一連に6個の端子収容室2が並設
されている。上下段の端子収容室2はそれぞれ上方又は
下方向に向けた開放部2aを有している。
グ、Bは端子係止具であり、それぞれ合成樹脂材により
一体的に形成されている。雌型のコネクタハウジングA
は前半に套体部A1 を有すると共に後半に端子収容室群
A2 を有する。端子収容室群A2 において、上段には中
間部に収容スペース1を介在させて4個の端子収容室2
が並設され、下段には一連に6個の端子収容室2が並設
されている。上下段の端子収容室2はそれぞれ上方又は
下方向に向けた開放部2aを有している。
【0010】端子収容室群A2 の後部外周には環状空間
Sを介在させた状態でフード3が設けられ、該フード3
の上下部には端子係止具Bに対する本係止用係合部4が
形成されている(図6参照)。他方、前記収容スペース
1に臨んだ端子収容室2の隔壁2bには端子係止具Bの
引抜き阻止突起5が形成されている。上下段の端子収容
室2,2間には間隙S′が形成される。
Sを介在させた状態でフード3が設けられ、該フード3
の上下部には端子係止具Bに対する本係止用係合部4が
形成されている(図6参照)。他方、前記収容スペース
1に臨んだ端子収容室2の隔壁2bには端子係止具Bの
引抜き阻止突起5が形成されている。上下段の端子収容
室2,2間には間隙S′が形成される。
【0011】図3に示される如く、端子収容室2の前方
には端子金具cに対するストッパー壁6が設けられ、端
子収容室2の隔壁2bにおける前記開放部2a側の端面
には山型の仮係止用係止突起7が設けられ、また隔壁2
bと空間を介して対向する外壁8の内面にはテーパー状
駆動面9が形成されている。
には端子金具cに対するストッパー壁6が設けられ、端
子収容室2の隔壁2bにおける前記開放部2a側の端面
には山型の仮係止用係止突起7が設けられ、また隔壁2
bと空間を介して対向する外壁8の内面にはテーパー状
駆動面9が形成されている。
【0012】端子係止具Bの主枠部10を構成する上,
下板部10a,10bの厚さ方向の内側部分には前方へ
延長して可撓係止片11が各端子収容室2に対応して設
けられると共に該上下板部10a,10bの厚さ方向の
外側部分には可撓係止片11の両側に位置して一対の可
撓支持片12が設けられている。
下板部10a,10bの厚さ方向の内側部分には前方へ
延長して可撓係止片11が各端子収容室2に対応して設
けられると共に該上下板部10a,10bの厚さ方向の
外側部分には可撓係止片11の両側に位置して一対の可
撓支持片12が設けられている。
【0013】各可撓係止片11には自由端部においてそ
れぞれ端子係止突起11aが設けられると共に端子係止
突起11aの外側には左右両側に張り出して係止耳片1
1bが突設され、係止耳片11bの後方において可撓係
止片11の両側には可撓支持片12の中間部内側に当接
する姿勢矯正突起11cが突設されている。
れぞれ端子係止突起11aが設けられると共に端子係止
突起11aの外側には左右両側に張り出して係止耳片1
1bが突設され、係止耳片11bの後方において可撓係
止片11の両側には可撓支持片12の中間部内側に当接
する姿勢矯正突起11cが突設されている。
【0014】端子係止具Bの主枠部10内には中板部1
0cが設けられると共に上板部10aと中板部10c間
に前記収容スペース1に対する嵌合部13が形成され、
該嵌合部13の両側に前記引抜き阻止突起5に対する係
止片14が形成される。主枠部10の上,下板部10
a,10bの外面には前記本係止用係合部4に対する本
係止用突起15が突設され、側板部10dには操作用突
起16が設けられていて、コネクタハウジングAの後端
における収容切欠部17に対応している(図2参照)。
0cが設けられると共に上板部10aと中板部10c間
に前記収容スペース1に対する嵌合部13が形成され、
該嵌合部13の両側に前記引抜き阻止突起5に対する係
止片14が形成される。主枠部10の上,下板部10
a,10bの外面には前記本係止用係合部4に対する本
係止用突起15が突設され、側板部10dには操作用突
起16が設けられていて、コネクタハウジングAの後端
における収容切欠部17に対応している(図2参照)。
【0015】端子金具cは雄タブ状の電気接触部c1 と
電線接続部c2 間において中間係止部18を有し、中間
係止部18の後部両側においてスタビライザ等の一対の
起立片19を有している。上記構成において、端子係止
具BはコネクタハウジングAに対して予め仮結合状態に
おいて結合される。仮結合状態においては、図3の状態
から端子係止具Bの可撓係止片11と可撓支持片12乃
至上,下板部10a,10bを環状空間Sの上下部に挿
入すると共に中板部10cを間隙s′に挿入し、可撓係
止片11の係止耳片11bが仮係止用係止突起7を乗り
越えたところで該係止突起7に係合することにより仮結
合状態となる(図4)。
電線接続部c2 間において中間係止部18を有し、中間
係止部18の後部両側においてスタビライザ等の一対の
起立片19を有している。上記構成において、端子係止
具BはコネクタハウジングAに対して予め仮結合状態に
おいて結合される。仮結合状態においては、図3の状態
から端子係止具Bの可撓係止片11と可撓支持片12乃
至上,下板部10a,10bを環状空間Sの上下部に挿
入すると共に中板部10cを間隙s′に挿入し、可撓係
止片11の係止耳片11bが仮係止用係止突起7を乗り
越えたところで該係止突起7に係合することにより仮結
合状態となる(図4)。
【0016】仮結合状態においては、本係止用突起15
が外壁8の後端に当接して端子係止部Bが乱りに内部へ
移動するのを阻止しており、引抜き阻止突起5とこれに
対する係止片14とは非係合位置に離隔している。仮結
合状態において、電線wを接続した状態の端子金具cを
各端子収容室2内へ挿入するもので、この際に端子金具
cの中間係止部18は端子係止突起11aに当接するこ
とにより可撓係止片11を開放部2aを介して外方へ変
位させつつ該端子係止突起11aを乗り越え、ストッパ
ー壁6に衝合したところで可撓係止片11により第1次
的に後抜けに対して係止される(図5)。
が外壁8の後端に当接して端子係止部Bが乱りに内部へ
移動するのを阻止しており、引抜き阻止突起5とこれに
対する係止片14とは非係合位置に離隔している。仮結
合状態において、電線wを接続した状態の端子金具cを
各端子収容室2内へ挿入するもので、この際に端子金具
cの中間係止部18は端子係止突起11aに当接するこ
とにより可撓係止片11を開放部2aを介して外方へ変
位させつつ該端子係止突起11aを乗り越え、ストッパ
ー壁6に衝合したところで可撓係止片11により第1次
的に後抜けに対して係止される(図5)。
【0017】次に、端子係止具Bをコネクタハウジング
A内に押し入れ、主枠部10の上,下板部10a,10
bを可撓変位させつつ本係止用突起15を本係止用係合
部4に係合させた本結合状態とする(図6)。本結合状
態において、端子係止具Bにおける可撓支持片12の自
由端部12aはコネクタハウジングAの外壁8のテーパ
ー状駆動面9により内方へ折曲されて端子金具cの起立
片19に係合し、端子金具cを第2次的に係止する。
A内に押し入れ、主枠部10の上,下板部10a,10
bを可撓変位させつつ本係止用突起15を本係止用係合
部4に係合させた本結合状態とする(図6)。本結合状
態において、端子係止具Bにおける可撓支持片12の自
由端部12aはコネクタハウジングAの外壁8のテーパ
ー状駆動面9により内方へ折曲されて端子金具cの起立
片19に係合し、端子金具cを第2次的に係止する。
【0018】仮結合状態において不完全挿入された端子
金具cがある場合には、該不完全挿入された端子金具c
の中間係止部18により押し上げられた可撓係止片11
の先端部が端子収容室2内の段部20に衝合しているの
で、端子係止具Bを本結合状態へ移行させることが出来
ない(図5)。
金具cがある場合には、該不完全挿入された端子金具c
の中間係止部18により押し上げられた可撓係止片11
の先端部が端子収容室2内の段部20に衝合しているの
で、端子係止具Bを本結合状態へ移行させることが出来
ない(図5)。
【0019】破損等により端子金具cを取り換える必要
が生じた場合には、本係止用突起15を本係止用係合部
4から外しつつ係止片14が引抜き阻止突起5に係合す
る迄端子係止具Bを引き抜き、可撓係止片11の係止耳
片11bを隔壁2b上の仮係止用の山型の係止突起7上
に乗り上げさせて端子係止突起11aを外方へ移動させ
ると共に可撓支持片12の自由端部12aをテーパー状
駆動面9から離して形状を略直状に復元させることによ
り端子金具cの移動軌跡から外方へ移動させ、この状態
で治具を用いないで端子金具cを直ちに引き抜くことが
できる(図7)。この際において、姿勢矯正突起11c
は可撓支持片12を上記移動軌跡から外れる方向へ駆動
し、可撓支持片12の可撓復元が不充分な場合において
も端子金具の移動軌跡から外れるようにする。
が生じた場合には、本係止用突起15を本係止用係合部
4から外しつつ係止片14が引抜き阻止突起5に係合す
る迄端子係止具Bを引き抜き、可撓係止片11の係止耳
片11bを隔壁2b上の仮係止用の山型の係止突起7上
に乗り上げさせて端子係止突起11aを外方へ移動させ
ると共に可撓支持片12の自由端部12aをテーパー状
駆動面9から離して形状を略直状に復元させることによ
り端子金具cの移動軌跡から外方へ移動させ、この状態
で治具を用いないで端子金具cを直ちに引き抜くことが
できる(図7)。この際において、姿勢矯正突起11c
は可撓支持片12を上記移動軌跡から外れる方向へ駆動
し、可撓支持片12の可撓復元が不充分な場合において
も端子金具の移動軌跡から外れるようにする。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記した如くに、複数の端子収
容室を有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジ
ングの後部に対して仮結合状態と本結合状態の二段階を
もって移動可能に設けられる端子係止具とから成り、該
端子係止具は端子金具に対する可撓係止片と可撓支持片
を有し、上記本結合状態において該可撓係止片は自ら該
端子金具に係合すると共に該可撓支持片は該コネクタハ
ウジングの駆動面に当接することにより可撓変形して該
端子金具に係合し、該端子係止具を仮結合状態から更に
後方へ移動させた際において該可撓係止片がコネクタハ
ウジングの突起に乗り上げて該端子金具の移動軌跡から
外れるようにして成るものであるから、端子係止具に設
けた可撓係止片と可撓支持片により端子金具を二重係止
することが出来、端子係止具を本結合状態から解除して
後方へ移動させた状態において治具を用いないで直ちに
端子金具を引き抜くことができる。
容室を有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジ
ングの後部に対して仮結合状態と本結合状態の二段階を
もって移動可能に設けられる端子係止具とから成り、該
端子係止具は端子金具に対する可撓係止片と可撓支持片
を有し、上記本結合状態において該可撓係止片は自ら該
端子金具に係合すると共に該可撓支持片は該コネクタハ
ウジングの駆動面に当接することにより可撓変形して該
端子金具に係合し、該端子係止具を仮結合状態から更に
後方へ移動させた際において該可撓係止片がコネクタハ
ウジングの突起に乗り上げて該端子金具の移動軌跡から
外れるようにして成るものであるから、端子係止具に設
けた可撓係止片と可撓支持片により端子金具を二重係止
することが出来、端子係止具を本結合状態から解除して
後方へ移動させた状態において治具を用いないで直ちに
端子金具を引き抜くことができる。
【図1】本発明の一実施例についてコネクタハウジング
と端子係止具を後方から見た分解斜視図である。
と端子係止具を後方から見た分解斜視図である。
【図2】同上の本結合状態の斜視図である。
【図3】同上のコネクタハウジングと端子係止具の分離
状態の断面図である。
状態の断面図である。
【図4】同上の仮結合状態の断面図である。
【図5】同上の端子金具の挿入状態を断面図である。
【図6】同上の本結合状態の断面図である。
【図7】同上の端子金具引き抜き時の断面図である。
【図8】同上の端子係止具の要部を示す平面図である。
【図9】同上の端子係止具の要部を示す正面図である。
【図10】同上の端子係止具の要部を示す側面図であ
る。
る。
【図11】従来例の断面図である。
【図12】同上の端子金具取り外し時の断面図である。
【図13】端子金具の取り外し治具の斜視図である。
【図14】他の取り外し治具の斜視図である。
A コネクタハウジング B 端子係止具 C 端子金具 2 端子収容室 7 突起 9 駆動面 11 可撓係止片 12 可撓支持片
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の端子収容室を有するコネクタハウ
ジングと、該コネクタハウジングの後部に対して仮結合
状態と本結合状態の二段階をもって移動可能に設けられ
る端子係止具とから成り、該端子係止具は端子金具に対
する可撓係止片と可撓支持片を有し、上記本結合状態に
おいて該可撓係止片は自ら該端子金具に係合すると共に
該可撓支持片は該コネクタハウジングの駆動面に当接す
ることにより可撓変形して該端子金具に係合し、該端子
係止具を仮結合状態から更に後方へ移動させた際におい
て該可撓係止片がコネクタハウジングの突起に乗り上げ
て該端子金具の移動軌跡から外れることを特徴とする端
子係止具付コネクタ。 - 【請求項2】 コネクタハウジングの突起に乗り上げた
可撓係止片が可撓支持片を端子金具と外れる方向へ駆動
することを特徴とする請求項1に記載の端子係止具付コ
ネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018815A JP2578282B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 端子係止具付コネクタ |
US08/009,145 US5322457A (en) | 1992-02-04 | 1993-01-26 | Connector with separate terminal retainer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4018815A JP2578282B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 端子係止具付コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05217621A true JPH05217621A (ja) | 1993-08-27 |
JP2578282B2 JP2578282B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=11982072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4018815A Expired - Fee Related JP2578282B2 (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 端子係止具付コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5322457A (ja) |
JP (1) | JP2578282B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5484223A (en) * | 1993-01-22 | 1996-01-16 | Yazaki Corporation | Double terminal stop connector |
US5569055A (en) * | 1990-10-01 | 1996-10-29 | Yazaki Corporation | Connector |
JP2007227249A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Yazaki Corp | コネクタ |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2582527Y2 (ja) * | 1993-03-10 | 1998-10-08 | 矢崎総業株式会社 | 端子係止具付きコネクタ |
JPH0672171U (ja) * | 1993-03-19 | 1994-10-07 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ用リヤホルダ |
JP2813717B2 (ja) * | 1993-04-28 | 1998-10-22 | 矢崎総業株式会社 | シールドコネクタ |
JPH076809A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-10 | Yazaki Corp | 端子係止具付きコネクタ |
JP2813622B2 (ja) * | 1993-08-06 | 1998-10-22 | 矢崎総業株式会社 | 端子固定用フロント部材を有するコネクタ |
JP2725754B2 (ja) * | 1993-08-06 | 1998-03-11 | 矢崎総業株式会社 | フロント部材を有するコネクタ |
US5575692A (en) * | 1994-12-08 | 1996-11-19 | Molex Incorporated | Electrical connector with a rear end mounted terminal position assurance device |
US5716234A (en) * | 1996-10-03 | 1998-02-10 | General Motors Corporation | Electrical connector with positive lock retention |
USD410895S (en) * | 1998-05-12 | 1999-06-15 | Molex Incorporated | Plug connector |
US6290539B1 (en) * | 1999-04-30 | 2001-09-18 | Cardell Corporation | Electrical connector having a two-piece socket portion |
US6126484A (en) * | 1999-11-01 | 2000-10-03 | The Whitaker Corporation | Electrical connector with molded latch stop |
US6551145B2 (en) * | 2000-12-19 | 2003-04-22 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector |
JP4839989B2 (ja) * | 2006-07-04 | 2011-12-21 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
JP6393709B2 (ja) * | 2016-05-19 | 2018-09-19 | 矢崎総業株式会社 | シールドコネクタ |
JP6792797B2 (ja) * | 2017-03-01 | 2020-12-02 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子ユニット |
CN209045863U (zh) * | 2018-10-19 | 2019-06-28 | 矢崎(中国)投资有限公司 | 端子保持器以及连接器 |
KR20200088769A (ko) * | 2019-01-15 | 2020-07-23 | 타이코에이엠피 주식회사 | 커넥터 어셈블리 및 이를 구비하는 전자기기 |
CN209217300U (zh) * | 2019-01-31 | 2019-08-06 | 上海莫仕连接器有限公司 | 电连接器 |
TWD202845S (zh) | 2019-01-31 | 2020-02-21 | 美商莫仕有限公司 | 電連接器之部分 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3247022A1 (de) * | 1982-12-18 | 1984-06-20 | Grote & Hartmann | Verriegelungseinrichtung fuer ein in einer gehaeusekammer steckendes, elektrisches kontaktelement |
JP2695487B2 (ja) * | 1989-09-29 | 1997-12-24 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | 電気コネクタ |
JPH0740306Y2 (ja) * | 1990-02-19 | 1995-09-13 | 矢崎総業株式会社 | 端子係止具付コネクタ |
JPH081571Y2 (ja) * | 1990-03-05 | 1996-01-17 | 矢崎総業株式会社 | 端子係止具付コネクタ |
US5141452A (en) * | 1990-03-22 | 1992-08-25 | Nissan Motor Co., Ltd. | Electrical connector |
US5183418A (en) * | 1990-10-01 | 1993-02-02 | Yazaki Corporation | Connector |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4018815A patent/JP2578282B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-26 US US08/009,145 patent/US5322457A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5569055A (en) * | 1990-10-01 | 1996-10-29 | Yazaki Corporation | Connector |
US5484223A (en) * | 1993-01-22 | 1996-01-16 | Yazaki Corporation | Double terminal stop connector |
JP2007227249A (ja) * | 2006-02-24 | 2007-09-06 | Yazaki Corp | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5322457A (en) | 1994-06-21 |
JP2578282B2 (ja) | 1997-02-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05217621A (ja) | 端子係止具付コネクタ | |
JP2671729B2 (ja) | コネクタ装置 | |
JPH089913Y2 (ja) | コネクタ | |
JP2904377B2 (ja) | コネクタのロック機構 | |
JPH0773923A (ja) | 端子係止具付コネクタ | |
JPH0758629B2 (ja) | 端子係止具付コネクタ | |
JPH07114134B2 (ja) | 端子係止具付コネクタ | |
JP2921639B2 (ja) | 二重係止コネクタ及びその係止解除構造 | |
JPH081570Y2 (ja) | 端子係止具付コネクタ | |
JPH07307185A (ja) | コネクタのロック装置 | |
JPH05114432A (ja) | リヤホルダ付き電気コネクタ | |
JP2514192Y2 (ja) | コネクタ | |
JP2001351717A (ja) | コネクタ | |
JPH1079273A (ja) | 多段コネクタ | |
JP2526022Y2 (ja) | 端子金具の二重係止コネクタ | |
JP3687537B2 (ja) | 分割コネクタ | |
JPH05226025A (ja) | リヤホルダ付き電気コネクタ | |
JP2003331988A (ja) | 二重ロックコネクタ | |
JPH10261464A (ja) | コネクタ装置 | |
JP3136909B2 (ja) | コネクタ | |
JP2634537B2 (ja) | 端子係止具付コネクタ | |
JPH11167950A (ja) | コネクタ | |
JP2615310B2 (ja) | 端子係止具付き電気コネクタ | |
JP2637315B2 (ja) | 端子係止具付コネクタにおける端子抜き取り方法及び端子係止具付コネクタ | |
JP2002324626A (ja) | コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960917 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |