JPH05213135A - 膨張可能な車載エアバッグとその形成方法 - Google Patents

膨張可能な車載エアバッグとその形成方法

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JPH05213135A
JPH05213135A JP4286108A JP28610892A JPH05213135A JP H05213135 A JPH05213135 A JP H05213135A JP 4286108 A JP4286108 A JP 4286108A JP 28610892 A JP28610892 A JP 28610892A JP H05213135 A JPH05213135 A JP H05213135A
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vehicle
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bag
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ジョセフ・ジェイ・ミーム
Patrick G Jarboe
パトリック・ジー・ジャーボー
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エアバッグが展開するさいに計器パネルの角
を巻いて屈曲させる。 【構成】 エアバッグ12は、エアバッグが所定の3次
元構造に膨張するときに互いに外方に前屈するよう相互
に接続された一対の主パネル40,42と、主パネルの
一方に形成された特殊なプリーツ48とを備えている。
さらに、主パネルの個々の部分は、好ましくは1又はそ
れ以上の展開可能なエンドプリーツ44,46により互
いに接続されており、それらがエアバッグがその3次元
構造にまで膨張するさいに主パネルの端部を相互に分離
させる。屈曲プリーツ48は、エアバッグが所定の3次
元構造に膨張するときに、エアバッグが車載計器パネル
を巻いて屈曲させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、組立が簡単で製造しや
すく展開したときに搭乗室の構造部分(例えば計器パネ
ル)の周りに屈曲する形状をもつ車載エアバッグに関す
る。さらに、本発明のエアバッグは、計器パネルの頂部
に取り付けられるエアバッグ組立体で、かつエアバッグ
が展開するさいに計器パネルの角を巻いて屈曲するもの
に特に有用である。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ組立体は、車両に組み込まれ
て激突時や衝突時に搭乗者を保護するよう設計されてい
る。正面衝突では、車両はかなりの減速度力にさらされ
る。減速度力が十分大きな場合は、非拘束の搭乗者は前
方に投げ出される。エアバッグ組立体は、車両衝突時に
前方に投げ出される搭乗者の前面にエアバッグを素早く
膨張させる。膨張したバッグは、車両内装の構造部分
(例えば計器パネル及び又は風防)に搭乗者が打ち当た
るのを防止する。
【0003】一般的には、エアバッグ組立体は、(i)
コンテナと、(ii)コンテナ内に配設された折り畳ま
れたエアバッグと、(iii)少なくとも一部がコンテ
ナ内に配設された流体源とを含んでいる。衝突が発生す
ると、流体源が作動して比較的高圧の流体を流出させ
る。流体は素早く流れ、(i)エアバッグをコンテナの
一部を通して搭乗室内に押しやり、(ii)衝突の力で
前方に投げ出されようとする搭乗者の前面にエアバッグ
を所定形状に膨らませる。エアバッグは、搭乗者の前方
移動を阻止し、搭乗者が車両内装の構造部分に打ち当た
るのを防止する。車両の運転席側では、エアバッグは通
常ステアリングホイール内に組み込まれる。車両の助手
席側では、エアバッグ組立体は通常車載計器パネル内に
組み込まれる(か又はその近くに配置される)。さら
に、特殊な作りの車両の助手席側では、車載計器パネル
内にエアバッグを組み込む固有の方法が、車両の特殊な
作りに対するエアバッグの設計と機能に影響を及ぼす。
例えば、車載計器パネルの真下に配置されるエアバッグ
組立体では、エアバッグは着座した搭乗者の脚を避ける
よう位置決めしなければならず、車載計器パネルの前面
で上方に向けて膨張させなければならない。これに対
し、搭乗者に対向する車載計器パネルの一部に組み込ま
れるエアバッグ組立体では、エアバッグは計器パネルを
通して搭乗者に向けて展開するよう位置決めされること
になる。バッグは、搭乗者の前面に直接的に概して円筒
(又は枕)形に膨張する。さらにまた、エアバッグが計
器パネルの頂部を通して展開するエアバッグ組立体(こ
こでは、「頂部搭載型」エアバッグ組立体と呼ぶ)で
は、エアバッグはまず車両の風防に向けて上方に導かれ
る。そこで、エアバッグは搭乗者と搭乗者に対向する車
載計器パネルの部分との間にクッションを形成するよ
う、素早く効果的に方向転換しなけれけばならない。
【0004】頂部搭載型エアバッグ組立体や或いは車載
計器パネルの真下からエアバッグを展開させる公知の方
法は、(i)相互に連通する複数の流体チャンバをもつ
エアバッグを組み立て、(ii)一つのチャンバが実質
的に流体で満たされたならば、流体がこのチャンバから
続くチャンバに流通するようにして連続的にチャンバを
膨張させ、(iii)少なくとも一つのチャンバが膨張
したときに、計器パネルの前面に位置するようチャンバ
を相互に方向付けする。
【0005】米国特許第4,169,163号と第4,
290,627号は、複数チャンバのエアバッグを用い
たエアバッグ組立体を図解している。先行特許のどちら
も、複数チャンバのエアバッグがエアバッグが完全に膨
張したときに車載計器パネルの前面に方向付けされるチ
ャンバを有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は、複数チャ
ンバエアバッグは有用ではあるが、設計と製造がいささ
か複雑であると信ずるものである。例えば、複数チャン
バのエアバッグを設計する上で、人は、(i)複数チャ
ンバを形成するのにエアバッグ材料を十分用いねばなら
なず、(ii)チャンバを物理的に接続し、これにより
チャンバが膨張したときに少なくとも一つのチャンバが
車載計器パネルの前面に方向付けされねばならず、(i
ii)流体が一つのチャンバから他のチャンバに導かれ
るときに乱流を取り除くか最少化するか又は阻止するチ
ャンバ間流体接続を提供しなければならない、と本出願
人は信じている。
【0007】従って、本出願人は、単一の流体チャンバ
を有し、簡単かつ能率よく形成でき、搭乗者の前面位置
に車載計器パネルの周りに屈曲するよう特に設計された
エアバッグを構成するのが望ましいと信ずるものであ
る。本出願人は、こうしたエアバッグは比較的経済的な
材料で、かつ流体がチャンバからチャンバに導かれると
きに引き起こされやすい乱流のごときを伴うことがない
と信ずる。さらに本出願人は、こうしたエアバッグがや
はり車載計器パネルの周囲に屈曲する能力を有し得、
「頂部搭載型」エアバッグ組立体へのエアバッグの組み
込みを可能にするものと信ずる。
【0008】本出願人は、あるエアバッグの構成は、伝
えられるところでは相対的な材料経済(例えば、米国特
許第4944529号を見よ)を目的に設計されている
ことを特記しておく。しかしながら、こうした構成は、
せいぜい搭乗者に対して直接的に展開できるだけで、車
載計器パネルの周囲に所定の様式で屈曲させることはで
きないものと信じられている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、組み立てが簡
単で、単一の流体チャンバを有し、特に車載計器パネル
の周囲に屈曲して搭乗者の前面に有効な搭乗者の拘束具
を形成するよう設計された車載エアバッグに関するもの
である。かくして、本発明のエアバッグによれば、頂部
搭載型エアバッグ組立体に特に有用であると信ずる。さ
らにまた、本発明のエアバッグは、材料の無駄を最少化
すると信ずる単純で効率的な技法を用い、可撓性エアバ
ッグ繊維の単一の連続ループから作ることができる。
【0010】本発明によれば、エアバッグは可撓性材料
から形成され、単一の内部キャビティを画形する。エア
バッグは、エアバッグが膨張するときに互いに離れて外
方に屈曲するよう相互接続された一対の主パネルを備え
ている。少なくとも一つの伸長可能なエンドプリーツが
主パネルの或る端部を相互接続し、エアバッグが膨張す
るときに主パネルの端部を互いに分離する。好ましく
は、一対の伸長可能なエンドプリーツが両方の主パネル
の個々の端部を相互接続しており、エアバッグが膨張す
るときに両方の主パネルのこれらの端部を互いに分離さ
せる。特殊な屈曲プリーツが、一方の主パネル上の所定
位置に作り込まれて配設されている。屈曲プリーツは、
エアバッグが膨張させられたときに、一方の主パネルを
所定位置で屈曲させるよう形作られている。屈曲プリー
ツは、バッグ構成の残りの部分とともにバッグを再造形
し、これによりバッグは車載計器パネルの周囲に屈曲
し、車載計器パネルの前面に所定の形状を有する。いつ
くかの例では、バッグが車載計器パネルの周囲に屈曲す
るさいのバッグの外形を制御するのに、内部のつなぎ鎖
が有用である。
【0011】本発明のさらなる側面によれば、エアバッ
グは本質的には可撓性材料の連続チューブから形成され
る。望ましくは、可撓性材料の連続チューブは、継ぎ合
わせることで連続チューブを形成する一又はそれ以上の
矩形のセグメントからなる。可撓性材料の連続チューブ
は、互いに対向していてチューブを形成する矩形セグメ
ントの幅だけ離間する連続エッジを有している。連続チ
ューブは、一対の主パネルと主パネル間に延びて単一の
内部流体キャビティをもった伸長可能なエアバッグを画
形する一対の伸長可能エンドプリーツとに作り上げられ
る。屈曲プリーツは、一方の主パネルの内部にあってバ
ッグが展開したときに車載計器パネルの周囲にエアバッ
グを屈曲させる位置に形成される。
【0012】
【作用】本発明のエアバッグは、頂部搭載型エアバッグ
組立体に組み込まれる。特に、エアバッグはコンテナ内
に配設され、車載計器パネルの頂部内の開口を通して搭
乗室内に展開するよう設計される。屈曲プリーツは、エ
アバッグを車載計器パネルを巻いて屈曲させ、衝突の力
によって前方に投げ出された搭乗者の前面にクッション
を形成する。さらに、好ましい実施例によれば、エアバ
ッグは、一方の伸長可能なエンドプリーツが他方の伸長
可能なエンドプリーツよりも大きな一対の伸長可能なエ
ンドプリーツを有する。その結果、大きな方の伸長可能
エンドプリーツにより相互接続される主パネルの端部
は、小さな方の伸長可能エンドプリーツにより相互接続
される主パネルの端部よりも多量に相互分離される。大
きい方の伸長可能なエンドプリーツは、エアバッグが膨
張したときに車載計器パネルの前面に位置し、これによ
り搭乗者の前面にクッションを形成する部分のエアバッ
グが搭乗者を適当に拘束するに十分な深さを有する。ま
た、屈曲プリーツは、特にエアバッグの屈曲プリーツ部
分の挙動をさらに高めるような仕方で、屈曲プリーツの
近傍にエアバッグのしかるべき領域の外周を形作る。
【0013】本発明のさらなる特徴は、以下の詳細な説
明と付随する図面とからさらに明らかになろう。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の原理に従って構成されたエ
アバッグ組立体10を示しており、エアバッグ12は搭
乗者14の前面に展開して所定形状に膨張している。エ
アバッグ組立体10は、激突時や衝突時に搭乗者14を
保護する仕方でもって車両に取り付けられている。正面
衝突時には、車両は相当の減速度力にさらされ、その力
が十分に大きい場合は、搭乗者は(点線14Aで示した
ように)前方に投げ出される。車両の助手席側では、搭
乗者14は車載計器パネル16及び又は風防18といっ
た構造部品に向けて前方に投げ出されることになる。エ
アバッグ12は、クッションとしてエネルギを吸収する
よう動作し、かつ搭乗者14の前方への移動を阻止して
搭乗者が車載計器パネル16や風防18に打ち当たるの
を防止する。
【0015】エアバッグ組立体10は、「頂部搭載型」
エアバッグ組立体と呼ばれる。特に、組立体10は風防
18に対向する部分20の車載計器パネルを介してエア
バッグが「展開」(すなわち搭乗室内に突出)するよう
な仕方で車載計器パネル16内に組み込まれている。な
お、計器パネル16の部分20は、以下計器パネルの
「頂部」と呼ぶことにする。展開すると、エアバッグ1
2は膨張して計器パネル16を巻いて屈曲し、搭乗者と
搭乗者に対向する計器パネル16の部分24との間に膨
張したクッションを形成する。なお、計器パネル16の
部分24は、以下計器パネルの「前部」と呼ぶことにす
る。図示のごとく、計器パネルの頂部20と前部24
は、それらの継ぎ目で角22を画形する。ただし、こう
した尖った形状の角は、本発明にとって必須要件ではな
い。
【0016】エアバッグ組立体10の基本構成部品は、
コンテナ26とエアバッグ12とインフレータ28等の
流体源である。展開以前は、エアバッグ12はコンパク
トな形状に折り畳まれ、コンテナ26内に配置されてい
る。エアバッグ12は、好ましくは可撓性の織物繊維
(例えばナイロンやポリエステル)からなるが、他の可
撓性材料例えばプラスチックフィルム等からなるもので
もよい。コンテナ26は、好ましくはエアバッグ12は
エアバッグ12の容器となる反応缶30と反応缶を閉じ
る蓋(図示せず)とからなる。蓋はまた、計器パネル1
6の頂部20の一部を形成するものであってもよい。な
お、本発明では他のコンテナ構成も可能であり、またそ
れを企図することもできる。例えば、コンテナ26は、
比較的平坦な反応板と蓋とを備え、それらがエアバッグ
の容器の実質的部分を形成するものであってももよい。
【0017】インフレータ28は、好ましくは円筒形状
であり、コンテナ26内に配置される。インフレータ2
8は、エアバッグ12を指向する半径方向を向くノズル
(図示せず)などの流体放出ポートを含んでいる。イン
フレータ28は反応缶30内に完全に配置されて図示し
てあるが、インフレータ28が少なくとも一部でも反応
缶30内に配置されたいかなる構成も本発明の範囲内に
ある。
【0018】エアバッグ組立体10は、車両の助手席側
に用いるよう設計されており、コンテナ26を介して車
両の計器パネル16に組み付けられる。計器パネル16
の頂部20は、風防18に対して鋭角に延びている。計
器パネル16の前面部24は、角22を形成して頂部2
0に交わり、さらに頂部から下方に延びている。図1に
示した実施例では、コンテナ26は計器パネル16の頂
部20の下側に形成されたキャビティ34内に取り付け
られている。
【0019】衝突が発生すると、インフレータ28内の
化合混合物(特に図示せず)が点火され、比較的高圧の
流体(例えば窒素などの不活性非有毒ガス)を生成す
る。流体は、エアバッグ12内に導かれ、カバーの一部
を通して計器パネル16内のキャビティ34の外部にエ
アバッグ12を素早く押しやる。カバーは、エアバッグ
12がカバーを通して押し出されるようにする数ある周
知の構成のいずれであってもよい。
【0020】エアバッグ12が計器パネル16の頂部2
0から外に押し出されると、エアバッグ12はインフレ
ータ28からの高圧流体の連続流により素早く所定形状
に膨張させられる。特に、エアバッグ12は上部12A
と前部12Bとを含む形状に膨張させられる。エアバッ
グ12の上部12Aは、計器パネル16の頂部20に沿
って延びる。前部12Bは、計器パネル16の角を巻い
て屈曲し、車載計器パネル16の前部24と搭乗者14
との間に配置される。エアバッグ12の構成は、以下に
より十分に記述するが、エアバッグをして前述の形状を
とらせるようになっている。
【0021】エアバッグ12は、基本的には一対の主パ
ネル40,42と、主パネルの端部間に延びて端部どう
しを相互接続する一対の伸長可能なエンドプリーツ4
4,46と、特殊な屈曲プリーツ48とから構成されて
いる。主パネル40,42と伸長可能なエンドプリーツ
44,46と屈曲プリーツ48は、協働してエアバッグ
12内に単一の流体キャビティ50を画形する。さら
に、主パネル40,42と伸長可能なエンドプリーツ4
4,46と屈曲プリーツ48は、エアバッグ12が膨張
するさいに協働してエアバッグ12を形作る。特に、主
パネル40,42の端部は伸長可能なエアバッグプリー
ツ44,46により互いに相互接続されており、主パネ
ル40,42のエッジは直接お互いどうし接続される。
こうした接続の結果、バッグ12が膨張させられると、
(a)主パネルどうしが互いに離れて外側に前屈し、
(b)主パネルの端部が互いに分離される。屈曲プリー
ツ48は、主パネル40内に配置される。エアバッグが
膨張すると、屈曲プリーツ48は主パネル40をして計
器パネル16の角22の周囲に屈曲せしめる。主パネル
40が計器パネル16の角22を巻いて屈曲すると、エ
アバッグの前部12Bは計器パネル16の前部24の前
面に位置を占める(図1参照)。前部12Bはそこで搭
乗者の前面にクッションを形成し、前述の方法で搭乗者
の前方への移動を阻止する。
【0022】図1,2から分かるように、伸長可能なエ
ンドプリーツ44が車両の風防18の近くに位置してい
る。伸長可能なエンドプリーツ46は、エアバッグの前
部12Bの下端に向けて配置される。伸長可能なエンド
プリーツ46は、好ましくは伸長可能なエンドプリーツ
44よりも大きく、エアバッグ12が膨張したときに後
でより十分に記述するように、エアバッグに対して頂部
12Aよりも前部12Bに対しより大きな深さを与え
る。さらに、エンドプリーツ44を除外し、それでも受
容できる3次元形状をもったエアバッグが得られるよう
な方法で、主パネルの端部どうしを相互接続することも
可能である。
【0023】図1に示したように、エアバッグ12は、
圧力流体をエアバッグ12内の流体キャビティ50内に
導く流体導入開口(又は口)51を有する。屈曲プリー
ツ48は、エアバッグ12の流体導入開口51と伸長可
能なエンドプリーツ46との間の主パネル40内に配置
されている。上記のごとく、屈曲プリーツ48は、エア
バッグ12が計器パネル16を巻いて屈曲するよう特別
に設計されている。屈曲プリーツ48はまた、以下によ
り十分に記述するごとく、エアバッグの前部12Bがエ
アバッグの頂部12Aに交わるときに前部12Bが領域
12C(図2に示す)内に丸まった輪郭をもたせるよう
特別に設計されている。
【0024】本発明の原理に従うエアバッグは、好まし
くは一対の矩形の繊維セグメントから製造される。図
3,4を参照するに、長い繊維セグメント60が、好ま
しくは矩形状の繊維の単一層を構成する。短い方の繊維
セグメント62は、繊維の二重層で、これまた矩形状に
形成されている。短い方の繊維セグメント62の第1の
端部は、第1の縫い目64に沿って長い方の繊維セグメ
ント60の一端に縫い付けられている。短い方の繊維セ
グメント62の他端は、第2の縫い目66に沿って長い
方の繊維セグメント60の他端に縫い付けられており、
これにより繊維は可撓性繊維材料の連続ループすなわち
チューブを形成する。縫い目64,66は、それぞれ好
ましくは二重針縫いによって形成される。連続する繊維
チューブは、距離W(図3に示す)をもって離間する連
続な平行エッジ70,72を有しており、ここでは距離
Wを繊維チューブの幅と呼ぶことにする。
【0025】エアバッグの口(又は流体導入開口)51
は、好ましくは短い方の繊維セグメント62のなかに形
成される。さらに、比較的しっかりしたフレーム(図示
せず)がエアバッグの口51に組み込まれる。エアバッ
グ材料の口の部分の繊維材料は、フレームに巻き付けら
れ、そしてエアバッグの口の当たりで繊維のループ内に
フレームを捕捉するよう自身に背面を重ねて縫い合わせ
られる。こうした技法は、エアバッグ技術の通常の当業
者にはすぐに分かることである。
【0026】その後で、繊維の連続チューブはエアバッ
グ12に形成される。エアバッグの形成プロセスを記述
する前に、エアバッグは当初は「裏表逆」の状態で図4
に示した輪郭に形成されることを特筆しておかねばなら
ない。そこで、エアバッグは裏返され(例えば口51か
ら引っ張られ)て図5に示す最終形状とされる。また、
図3では、一対の仮想線80,82により、以下にさら
に定義するように、繊維チューブのエッジに沿ってしか
るべき縫い目を縫製する線が描写してある。さらに、し
かるべき横断基準線(図3の点線A〜Nと図4,5の点
A〜N)を、如何にしてエアバッグが形成されるかを示
すのに用いている。加えて、V字形状のノッチ(図示せ
ず)が繊維セグメント60,62のエッジ内に形成さ
れ、繊維セグメント(とセグメントからできた繊維チュ
ーブ)が正確に方向付けされ、かつ基準線A〜Nがエア
バッグの形成中にすぐに確認できるよう配慮されてい
る。
【0027】連続するチューブが形成されると、それは
図4の「裏表逆」の形状のエアバッグを形成するのに用
いられる。特に、つなぎプリーツ84が繊維チューブ好
ましくは長い方の繊維セグメント60内に形成される。
つなぎプリーツ84は、図3,4の基準線及び点A,
B,Cで示した位置と様式に従って、主繊維セグメント
60を繊維チューブの幅Wの端から端まで延びる繊維の
二重層に引き込むことにより形成される。
【0028】次に、伸長可能なエッジプリーツ44,4
6は、繊維チューブを平板化しかつ繊維チューブの頂部
の繊維チューブの閉じた端部を(繊維チューブの全幅に
亙って)折り返し、繊維チューブの端に追加して折り畳
まれた繊維層を創造することにより形成される。追加し
て折り畳まれた層が繊維チューブ内に形成されると、繊
維チューブのエッジ70,72は重なり合った関係に保
たれ、互いに裏と表が合わさった状態に保たれる。図
3,4では、追加して折り畳まれた層は、図3,4の基
準線及び点D,E,F,Gと基準線及び点H,I,J,
Kとで示した様式により形成される。図3,4から分か
るように、基準線及び点H,I,J,Kで示された様式
により形成された追加の折り畳まれた層は、基準線及び
点D,E,F,Gで示された様式により形成された追加
の折り畳まれた層よりも大きく、最終的なエアバッグ内
に異なるサイズの伸長可能なエンドプリーツを生み出
す。
【0029】さらに、繊維チューブの閉じた端部に形成
された単一の追加の折り畳まれた層が、(図3,4に示
したように)伸長可能なエンドプリーツ44,46を最
終的なエアバッグ内に単一プリーツとして生成すること
は特筆されねばならない。それが、本発明が企図した最
も単純な伸長可能なエンドプリーツの形態である。しか
しながら、繊維チューブのそれぞれの端部に複数の追加
された折り畳まれた層を形成することで、より多くの伸
長可能なエンドプリーツを含めることが可能である。
【0030】次に、繊維チューブの重なり合ったすべて
のエッジ(追加の折り畳まれた層の重なり合った層を含
む)は、図3に仮想線80,82で示した平行な縫い目
に沿って縫い合わされる。平行な縫い目は、 (i)繊維チューブと追加の折り畳まれた層を図4に示
した方位に固着し、そして (ii)流体導入口51を除き、繊維チューブを閉じた
バッグに形成し、(a)主パネル40,42の端部を、
繊維チューブの端部において追加の折り畳まれた層に固
着し、(b)主パネル40,42の残る重なり合うエッ
ジを相互に整合し、仮想線80,82で示された縫い目
により相互に直接合体し、(c)単一の閉じた流体チャ
ンバを、主パネル40,42と繊維チューブの端部の追
加の折り畳まれた層とにより境界付けする。
【0031】主パネル40,42を形成する部分の繊維
セグメント60,62と繊維チューブとが、図3,4に
概略を図示してある。
【0032】ここで、屈曲プリーツ48が主パネル40
内に形成される。屈曲プリーツ48は、主パネル40を
繊維の二重ループ内に摘まみ入れることにより形成され
る。繊維の二重ループは、繊維チューブのエッジ70,
72の内方に位置しており、図3,4に基準線及び点
L,M,Nで示したように、繊維チューブのエッジ7
0,72を横断する方向に方向付けされる。主パネル4
0が二重の厚みをもった繊維セグメントで形成されてい
るため、繊維の「二重ループ」に関しては実際には屈曲
プリーツ48が繊維の4層分の厚みを有することを意味
する。屈曲プリーツ48は、第1の縫い目90と追加の
縫い目92とによって固着される。第1の縫い目90
は、二重針縫いにより形成され、屈曲プリーツを縫い合
わせる。追加の縫い目92は、二重針の頂点縫いにより
形成され、屈曲プリーツ48と屈曲プリーツに隣接する
主パネル40とを通って延びている。
【0033】また、屈曲プリーツ48が形成されると、
屈曲プリーツと繊維チューブのエッジ70,72との間
の部分の繊維チューブは内方に(すなわち屈曲プリーツ
48に向けて)引き込まれる。この構成が、エアバッグ
の外周を屈曲プリーツの近傍(すなわち図2の12Cに
おいて確認されるエアバッグの領域)に、上記のごとく
湾曲した輪郭をとらせることになる。
【0034】つなぎ鎖94は、図4に示した仕方で繊維
チューブに結び付けられている。特に、つなぎ鎖94の
一端はつなぎプリーツ84上の一対の係留点86の一つ
に縫い付けられている。つなぎ鎖94の他端は、口と屈
曲プリーツ48との間でエアバッグの口51に隣接する
一対の係留点88の一つに縫い付けられている。
【0035】最後に、エアバッグ12はバッグ全体を口
51から引き抜くことにより裏返される。こうしてエア
バッグを裏返すことにより、繊維チューブ端部の追加の
折り畳まれた層をして、図5に示したように伸長可能な
エンドプリーツ44,46を形成せしめる。単一の流体
キャビティ50が主パネル40,42と伸長可能なエン
ドプリーツ44,46との間に画形される。つなぎ鎖9
4は、流体キャビティ50の内部に配置される。屈曲プ
リーツ48は、エアバッグ外周の内側に向けて流体キャ
ビティ50の境界に沿って延びる。また、屈曲プリーツ
48は、エアバッグの口51と大きい方の伸長可能なエ
ンドプリーツ46との間の主パネル40内に位置してい
る。
【0036】かくして、屈曲プリーツがエアバッグの口
51の近傍に位置した状態のエアバッグの周縁から内方
につなぎ鎖94と屈曲プリーツ48の両方が延びた状態
で、エアバッグが単一の流体キャビティ50を有するこ
とは明らかである。
【0037】こうした構成により、エアバッグ12は単
一の流体キャビティ50を有するが、上記(と図1,2
に示したように)の形状に即座に膨張する。膨張した形
状では、屈曲プリーツ48は前部12Bをして(大きい
方の伸長可能なエンドプリーツ46とともに)車載計器
パネルの前部24を覆わしめる。さらに、屈曲プリーツ
48が繊維チューブの幅Wの端から端まで完全に延びて
はいないため、屈曲プリーツの作りはまた、屈曲プリー
ツ近傍の繊維チューブのエッジが内方すなわち屈曲プリ
ーツに向けて引き込まれる結果を招く。この構成では、
エアバッグ12は計器パネルの角22の周りに屈曲する
だけでなく、その領域12Cがやや丸みを帯びた形状に
形作られる。このことが、搭乗者に対してさらにより効
果的なクッションを提供するものと信ずる。
【0038】
【発明の効果】従って、本発明は、車載計器パネルの周
りに屈曲し、搭乗者を効果的に緩衝するよう特に設計さ
れたエアバッグに関するものであり、一方ではエアバッ
グは単一の繊維チューブだけから形成される。前述の技
法は、僅かな繊維が浪費されるという意味において繊維
の使用を経済的なものとすると信ずる。それはまた、そ
うしたエアバッグを非常に効果的かつ単純な方法で形成
すると信ずる。
【0039】前述の開示を念頭におくことで、当業者に
は出願人の概念の様々な明確な修正が明白となろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構成したエアバッグを搭乗者の前
面に展開した状態で示す頂部搭載型車載エアバッグ組立
体の概略図である。
【図2】本発明によるエアバッグの膨張した形状を一部
切截して示す3次元概略図である。
【図3】本発明に従ってエアバッグを形成するのに用い
られる繊維セグメントの概略配置を示す平面図で、エア
バッグを形成するのに用いられる折り目とプリーツと縫
い目のパターンの配置の概略を示す図である。
【図4】本発明によるエアバッグの形成の初期段階にお
ける図3の4−4線に沿う概略断面図である。
【図5】本発明によるエアバッグの形成最終段階の後の
概略断面図である。
【符号の説明】 12 エアバッグ 14 搭乗者 16 車載計器パネル 28 インフレータ 40,42 主パネル 44,46 エンドプリーツ 48 屈曲プリーツ 50 流体キャビティ 51 流体導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョセフ・ジェイ・ミーム アメリカ合衆国ミシガン州48461,ノー ス・ブランチ,ヒッコリー・ヒル・ドライ ヴ 3215 (72)発明者 パトリック・ジー・ジャーボー アメリカ合衆国ミシガン州48316,シェル ビー・タウンシップ,ブルース・ヒル 53454

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性材料から形成され、内部流体キャ
    ビティ(50)を有するバッグで、圧力流体が流体キャ
    ビティに導入されたときに所定の三次元形状に膨張させ
    ることのできるバッグを備えた膨張可能な車載エアバッ
    グ(12)において、 前記バッグは、バッグが膨張するときにパネルどうしを
    外方に前屈せしめるようお互いどうしの相互接続を有す
    る一対の主パネル(40,42)を備え、該相互接続が
    主パネルの個々の部分を互いに接続する少なくとも一つ
    の伸長可能なエンドプリーツを含み、かつバッグが膨張
    するときに主パネルの前記部分を互いに分けて分離さ
    せ、 前記バッグは、圧力流体が前記流体キャビティ内に導入
    されるようにする流体開口(51)を有しており、 前記主パネルの一方は、該主パネル上の所定位置に作り
    込まれて配設された屈曲プリーツ(48)を有してお
    り、該屈曲プリーツが前記一方の該主パネルの折り畳ま
    れたセグメントを備え、前記一方の主パネルが前記所定
    位置で屈曲するよう形作られており、 前記主パネルどうしが外方に前屈する能力と前記屈曲プ
    リーツにより引き起こされる前記一方の主パネルの屈曲
    とが、前記バッグが所定形状に膨張するさいに該バッグ
    の所定の三次元形状に少なくとも部分的に寄与する、 ことを特徴とする膨張可能な車載エアバッグ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した膨張可能な車載エア
    バッグにおいて、 前記主パネル(40,42)間の相互接続は、一対の伸
    長可能なエンドプリーツ(44,46)からなり、該エ
    ンドプリーツのそれぞれが前記一対の主パネルの個々の
    端部を相互接続し、該伸長可能なエンドプリーツの一方
    が他方の伸長可能なエンドプリーツよりも大である、 ことをさらに特徴とする膨張可能な車載エアバッグ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載した膨張可能な車載エア
    バッグにおいて、 前記エアバッグは、さらに前記流体キャビティ(51)
    内に少なくとも一つのつなぎ鎖(94)を備えており、
    該少なくとも一つのつなぎ鎖(94)は、両端が前記各
    主パネル(40,42)の個々の部分に接続されてい
    る、 ことをさらに特徴とする膨張可能な車載エアバッグ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載した膨張可能な車載エア
    バッグにおいて、 前記バッグは、実質的に前記主パネル(40,42)と
    それらの間の相互接続とにより画形された外周とを有し
    ており、前記屈曲プリーツ(48)は、前記バッグ外周
    の内方に延びる一方の主パネルの折り畳まれたセグメン
    トを備え、該一方の主パネルの該折り畳まれたセグメン
    トは他方の主パネルから離間していて、前記流体キャビ
    ティの境界の一部を形成している、 ことをさらに特徴とする膨張可能な車載エアバッグ。
  5. 【請求項5】 車載エアバッグの形成方法であって、 可撓性材料を流体開口(51)をもった連続チューブに
    形成するステップと、 可撓性材料からなる連続チューブを、一対の主パネル
    (40,42)と、該主パネルの個々の部分の間に延び
    る少なくとも一つの伸長可能なエンドプリーツを含む該
    主パネル間の相互接続と、該主パネルとそれらの間の相
    互接続とにより境界付けられた内部流体キャビティ(5
    0)とを有する伸長可能なバッグ(12)に形成するス
    テップと、 前記一方の該主パネルのセグメントを折り畳むことによ
    り前記一方の該主パネル内の所定位置に屈曲プリーツ
    (48)を形成するステップと、 該主パネル間の相互接続が、該主パネルどうしを外方に
    前屈させ、該流体キャビティ内に流体が導入されるさい
    に該主パネルの該個々の部分を互いに分離させ、かつ前
    記屈曲プリーツを、一対の主パネルどうしが外方に前屈
    するさいに前記所定位置で該一方の主パネルを屈曲させ
    るよう位置させるステップと、 からなることを特徴とする車載エアバッグの形成方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の車載エアバッグの形成方
    法において、 前記連続チューブを伸長可能なバッグに形成するステッ
    プは、 連続チューブを、両端と該両端間に延びる重複整合され
    たエッジ(70,72)とを有する可撓性材料の二重層
    に平板化し、該流体開口(51)を可撓性材料の一方の
    層内に配置して前記両端間に位置させるステップと、 可撓性材料の連続チューブの重なり合うエッジを互いに
    整合させたまま、可撓性材料の二重層の少なくとも一端
    を少なくとも一つの伸長可能なエンドプリーツ内に折り
    畳むステップと、 可撓性材料の連続ループのすべての重なり合うエッジを
    互いに継ぎ合わせるステップと、 一方の主パネルの一部を摘まみ、前記重なり合うエッジ
    の内方に離間しかつ可撓性材料の前記連続チューブの重
    なり合ったエッジを横断する方向に延びる可撓性材料の
    折り返されたループとし、該可撓性材料の折り返された
    ループの層を互いに継ぎ合わせることにより前記屈曲プ
    リーツ(48)を形成するステップと、 からなることを特徴とする車載エアバッグの形成方法。
  7. 【請求項7】 車両の搭乗室に対向する前部と、車両の
    風防(18)に上向きに対向し計器パネルの前部に合体
    される頂部とを有する車載計器パネル(16)内に配置
    されたエアバッグ組立体において、 該エアバッグ(12)は、 エアバッグが折り畳まれた状態でそこに格納され、前記
    計器パネルの前記頂部に出口を有するコンテナ(26)
    と、 該エアバッグに連通し、前記エアバッグ内に圧力流体を
    導く流体源(28)と、 該エアバッグは、該エアバッグ内に流体が導かれるさい
    に該エアバッグがコンテナの出口を通して押し出されて
    所定の三次元形状に膨張するよう、方向付けして前記コ
    ンテナ内に配置され、 該エアバッグは、エアバッグが所定の三次元形状に膨張
    するさいにお互いどうしが外方に前屈する一対の主パネ
    ル(40,42)により少なくとも一部が形成された単
    一の内部流体キャビティ(50)を有しており、 前記一方の該主パネルは、該エアバッグが所定形状に膨
    張するときに、該エアバッグをして前記計器パネルを巻
    いて屈曲せしめ、かつ該車載計器パネル前面の一部を被
    覆させる屈曲プリーツ(48)を有しており、該屈曲プ
    リーツは前記一方の該主パネルの折り畳まれたセグメン
    トを備えている、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のエアバッグ組立体におい
    て、前記エアバッグ(12)は、前記主パネル間に延び
    る一対の伸長可能なエンドプリーツ(44,46)を有
    しており、該エアバッグが所定の三次元形状に膨すると
    きに、一方の伸長可能なエンドプリーツは車両の風防
    (18)に隣接して位置するよう配置され、かつ他方の
    伸長可能なエンドプリーツは車載計器パネル(18)前
    部の前面に位置するよう配置され、該他方の伸長可能な
    エンドプリーツは該一方のエンドプリーツよりも大であ
    る、 ことを特徴とするエアバッグ組立体。
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