JPH05210241A - 感光性樹脂印刷版 - Google Patents

感光性樹脂印刷版

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JPH05210241A
JPH05210241A JP1551092A JP1551092A JPH05210241A JP H05210241 A JPH05210241 A JP H05210241A JP 1551092 A JP1551092 A JP 1551092A JP 1551092 A JP1551092 A JP 1551092A JP H05210241 A JPH05210241 A JP H05210241A
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重虎 樫尾
Katsutoshi Sasashita
勝利 笹下
Kuniyuki Takahashi
邦之 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この発明は、(イ)可溶性ポリマ−,(ロ)分
子中にエチレン性二重結合を有する光重合性不飽和化合
物および(ハ)光重合開始剤を必須成分とする感光性樹
脂組成物を用いる感光性樹脂印刷版において、上記可溶
性ポリマ−はアルコ−ル可溶性ポリアミドと水溶性ポリ
アミドとから主としてなり、感光性樹脂組成物中の可溶
性ポリマ−の割合が20〜70重量%、可溶性ポリマー
中の水溶性ポリアミドの割合が30〜80重量%、およ
び感光性樹脂組成物中の光重合性不飽和化合物の割合が
30〜70重量%である感光性樹脂印刷版である。 【効果】この発明によれば、水現像性と画像再現性に優
れ、且強靭なレリ−フを有し、水性樹脂コ−ティング耐
性の良好な印刷版材を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂印刷版、特
に水性樹脂(水を主要成分とする溶剤に溶解した樹脂)
のコーティングを印刷方式で行うための感光性樹脂印刷
版に関するものである。
【0002】周知の如く、近年印刷物の高級化につれ
て、通常のカラー印刷後に印刷物表面のいわゆるつや出
しのために、また印刷物の耐水性、耐候性を高めるため
にワニスを塗る(ニス引きまたバーニッシングと呼ばれ
る)ことが一般化し、最近の傾向としては絵柄の一部分
にだけニス引きを行うこと(部分ニス引きまたはスポッ
トバーニッシングと呼ばれる)が、急速に普及してい
る。また今一つの傾向として、ニスの特性が従来の有機
溶剤に樹脂を溶解させる油性ニスから無公害或は地球環
境の保護という全世界的見地にたち、水を主成分とする
溶剤に樹脂を溶解させる水性ニスに急速に移行している
ことを挙げることができる。一方、水性ニス引き印刷以
外についても水性樹脂コーティングといった分野に急速
に拡大をしている。
【0003】
【従来の技術】これらの用途には、通常感光性ゴム印刷
版或はアルコール洗い出し性感光性樹脂版が使用されて
いるが、感光性ゴム印刷版の場合は、製版の際の洗い出
し工程で人体や地球環境に悪影響を及ぼす有機溶剤を使
用するという問題があること、またアルコール洗い出し
性感光性樹脂版の場合においても洗い出し工程で可燃性
の強いエチルアルコールを使用するという難点があり、
普及の大きな妨げとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の諸欠点に鑑み創案されたもので、その目的とする
ところは高度の画像再現性および印刷適性と良好な水現
像性を有し、水性樹脂の印刷方式によるコーティングに
耐えることのできる感光性樹脂印刷版を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の目的は、
(イ)可溶性ポリマ−、(ロ)分子中にエチレン性二重
結合を有する光重合性不飽和化合物および(ハ)光重合
開始剤を必須成分とする感光性樹脂組成物を用いる感光
性樹脂印刷版において、上記可溶性ポリマ−は水溶性ポ
リアミドとアルコ−ル可溶性ポリアミドとから主として
なり、該感光性樹脂組成物中の可溶性ポリマ−の割合が
20重量%以上、70重量%以下であり、上記可溶性ポ
リマー中の水溶性ポリアミドの割合が30重量%以上、
80重量%以下であり、上記感光性樹脂組成物中の光重
合性不飽和化合物の割合が30重量%以上、70重量%
以下であることを特徴とする感光性樹脂印刷版により達
成される。
【0006】本発明における可溶性ポリマ−としては、
アルコ−ルおよび/または水に溶解し得るポリマ−が使
用できるが、ポリマ−同士あるいはポリマ−と光重合性
不飽和化合物との相溶性などの点からは、主としてポリ
アミドを使用することが好ましい。
【0007】本発明において水溶性とは、水に溶解およ
び/または分散する性質を有することをいい、たとえば
フィルム状に成形したポリアミドを水または温水に浸漬
し、ブラシ等で擦過したときポリアミドが全面溶出する
か、または一部溶出することにより、あるいはポリアミ
ドが膨潤離散し水中に分散することによりフィルムが減
量あるいは崩壊するものをいう。
【0008】本発明は、このようなポリアミド特有の性
質を活用することによって中性水現像ができ、かつ水性
樹脂コ−ティングあるいは印刷に適用できる感光性樹脂
組成物を見出したものである。
【0009】本発明において使用されるの水溶性ポリア
ミドとしては、従来提案されているすべてのものが含ま
れる。たとえば、特開昭48−72250号公報に示さ
れるような3,5−ジカルボキシベンゼンスルホン酸ナ
トリウムなどを共重合することによって得られるスルホ
ン酸基またはスルホネ−ト基を含有するポリアミド、特
開昭49−43465号公報に示されているような分子
中にエ−テル結合を持つジカルボン酸、ジアミン、ある
いは環状アミドのうちいずれか1種類を共重合して得ら
れるところのエ−テル結合を有するポリアミド、特開昭
50−7605号公報に示されているようなN,N´−
ジ(γ−アミノプロピル)ピペラジン等を共重合して得
られる塩基性窒素を含有するポリアミドおよびこれらの
ポリアミドをアクリル酸等で四級化したポリアミド、特
開昭55−74537号公報で提案されている分子量1
50〜1500のポリエ−テルセグメントを含有する共
重合ポリアミド、およびα−(N,N´−ジアルキルア
ミノ)−ε−カプロラクタムの開環重合またはα−
(N,N´−ジアルキルアミノ)−ε−カプロラクタム
とε−カプロラクタムの開環共重合で得られるところの
ポリアミドなどが挙げられる。
【0010】これらの水溶性ポリアミドのうちでは、分
子量150〜1500のポリエ−テルセグメントを含有
する共重合ポリアミド、より具体的には末端にアミノ基
を有しポリエ−テルセグメント部分の分子量が150〜
1500であるポリオキシエチレンと脂肪族ジカルボン
酸またはジアミンとから成る構成単位を30〜70重量
%含有するところの共重合ポリアミドが好ましく用いら
れている。
【0011】これらの水溶性ポリアミドは単独で使用し
てもよいが2種類以上を混合して使用することもでき
る。
【0012】本発明において使用されるアルコ−ル可溶
性ポリアミドとしては、二塩基性脂肪酸とジアミン、ω
−アミノ酸、ラクタムあるいはこれらの誘導体から公知
の方法によって合成される線状ポリアミドが挙げられ、
ホモポリマ−だけでなく、コポリマ−、ブロックポリマ
−なども使用できる。主鎖を構成する炭素原子、あるい
は窒素原子上に置換基を有するポリアミドも使用でき、
また主鎖にC−Cおよび−C−N−CO−結合以外の結
合を含んでいるポリアミドでもよい。代表的な例を示す
と次のようなものが挙げられる。ナイロン3、4、5、
6、8、11、12、13、66、610、6/10、
13/13、メタキシリレンジアミンとアジピン酸から
のポリアミド、トリメチルヘキサメチレンジアミン、あ
るいはイソホロンジアミンとアジピン酸からのポリアミ
ド、ε−カプロラクタム/アジピン酸/ヘキサメチレン
ジアミン/4,4´−ジアミノジシクロヘキシルメタン
共重合ポリアミド、ε−カプロラクタム/アジピン酸/
ヘキサメチレンジアミン/2,4,4´−トリメチルヘ
キサメチレンジアミン共重合ポリアミド、ε−カプロラ
クタム/アジピン酸/ヘキサメチレンジアミン/イソホ
ロンジアミン共重合ポリアミド、あるいはこれらの成分
を含むポリアミド、それらのN−メチロ−ル、N−アル
コキシメチル誘導体なども使用できる。
【0013】これらのアルコール可溶性ポリアミドは単
独で使用してもよいが2種類以上を混合して使用するこ
ともできる。
【0014】可溶性ポリマ−の使用量は感光性樹脂組成
物中に占める割合が20重量%以上、70重量%以下で
あることが必要であり、好ましくは30重量%以上、6
0重量%以下である。
【0015】感光性樹脂組成物中の可溶性ポリマ−の割
合が20重量%未満の場合には得られる組成物の表面が
柔らかく、しかも粘着性を帯びるために印刷版として使
用する際、原図フィルムを感光層上に均一に真空密着さ
せることができず画像の均一な焼きつけが不可能にな
る。また原図フィルムを取るのにムダな努力が必要にな
る上、原図フィルムの膜面に損傷を起こすことも多く好
ましい結果が得られない。また、光重合性モノマ−が多
くなり過ぎるために露光,製版後の印刷版の硬度が高く
なって印刷中に版表面にクラックが入り、良好な印刷物
が得られないなどの問題が発生する。
【0016】一方、感光性樹脂組成物中の可溶性ポリマ
−の割合が70重量%を越える場合には、光重合反応に
必要な重合性モノマ−の絶対量が不足するために得られ
た版材の架橋構造の密度が非常に低いものになる。その
ために、光不溶化部分の耐水性が劣り画像再現性の低下
が発生し、さらには水性樹脂コ−ティングや水性ニス印
刷での版表面の膨潤が大きくなって良好な印刷物が得ら
れないなどのトラブルを引き起こす原因となる。
【0017】また、可溶性ポリマ−中の水溶性ポリアミ
ドの割合は30重量%以上、80重量%以下であること
が必要であり、好ましくは40重量%以上、70重量%
以下である。
【0018】可溶性ポリマ−中に含まれる水溶性ポリア
ミドの割合が30重量%未満の場合には、中性水に対す
る感光性樹脂組成物の溶解性が著しく低下し水現像に長
時間を要したり、あるいは現像後の版材に未溶解物が残
るなどの問題が発生する。また、水溶性ポリアミドの使
用量が80重量%を越えると、水に対する膨潤性が大き
くなり、水性樹脂あるいは水性ニスインキに対して印刷
版の耐溶剤性が低下するために、良好な印刷物が得られ
ない。
【0019】可溶性ポリマ−中のアルコ−ル可溶性ポリ
アミドの割合は20重量%以上、70重量%以下である
ことが好ましく、より好ましくは30重量%以上、60
重量%以下である。
【0020】可溶性ポリマ−成分中に含まれるアルコー
ル可溶性ポリアミドの割合が20重量%未満の場合に
は、得られる感光性樹脂版材の耐水性が著しく低下する
ために水を主成分とする水性樹脂や水性ニスインキでの
印刷において、印刷版の膨潤が大きくなり、レリーフの
破壊や印刷品質の低下を引き起こす要因となる。また、
可溶性ポリマ−成分中のアルコ−ル可溶性ポリアミドの
配合量が70重量%を越える場合には感光性樹脂組成物
の水に対する溶解性が低下し、中性水現像が実用上不可
能となる。
【0021】可溶性ポリマ−としては、ポリアミド以外
のポリマ−を前述の可溶性ポリアミドと併用して使用す
ることもできる。本発明において使用可能なポリアミド
以外のポリマ−としては、例えばアルコ−ル可溶性ポリ
マ−としてはポリ(メタ)アクリレ−ト、ポリビニルブ
チラ−ル、エポキシ樹脂、フェノ−ル樹脂、ポリ酢酸ビ
ニル、尿素およびメラミン樹脂、メチルビニルエ−テル
と酸無水物と酸無水物等が挙げられ、また水溶性ポリマ
−としてはポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリド
ン、セルロ−ス等が挙げられるがこれらに限定されな
い。
【0022】これらのポリマ−を上記ポリアミドと併用
する場合、ポリアミド成分に対して使用量が多すぎる
と、感光性樹脂組成物の相溶性を低下させ、感光特性を
阻害する要因となる。このことから、これらのポリマの
使用量はポリアミド成分の20重量%以下にすることが
好ましい。
【0023】本発明において使用される分子中にエチレ
ン性二重結合を有する光重合性不飽和化合物としては、
公知のものが挙げられ、可溶性ポリマ−と一定程度以上
の相溶性のあるものが使用される。
【0024】具体的には、次のようなものが挙げられ
る。2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレ−ト、2−ヒドロキシプロピルアク
リレ−ト、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ−ト、2
−ヒドロキシブチルアクリレ−ト、2−ヒドロキシブチ
ルメタクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピ
ルアクリレ−ト、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル
メタクリレ−トなどの水酸基を有するモノアクリレ−ト
およびモノメタクリレ−ト。エチレングリコ−ルなどの
多価アルコ−ルとアクリル酸またはメタクリル酸などの
不飽和カルボン酸の反応によって得られる多価アクリレ
−トおよび多価メタクリレ−ト。グリシジルアクリレ−
ト、グリシジルメタクリレ−ト、3、4−エポキシシク
ロヘキシルアクリレ−ト、3、4−エポキシシクロヘキ
シルメタクリレ−トなどの不飽和エポキシ化合物。エチ
レングリコ−ルジグリシジルエ−テルなどの多価グリシ
ジルエ−テルとアクリル酸、メタクリル酸などの不飽和
カルボン酸の反応によって合成されるところの水酸基を
有する多価アクリレ−トおよび多価メタクリレ−ト。グ
リシジルメタクリレ−トなどの不飽和エポキシ化合物と
アクリル酸またはメタクリル酸などの不飽和カルボン酸
の反応によって合成されるところの水酸基を有する多価
アクリレ−トおよび多価メタクリレ−ト。アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチロ−ルアクリルアミ
ド、N−メチロ−ルメタクリルアミド、ダイアセトンア
クリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、N−メチ
ロ−ルアクリルアミドまたはN−メチロ−ルメタクリル
アミドと多価アルコ−ルの縮合反応によって得られる多
価アクリルアミドおよび多価メタクリルアミドなどのア
クリルアミド系の光重合性モノマ−などであり、好まし
くは水酸基を有するアクリルまたはメタクリル酸エステ
ル類およびアクリルまたはメタクリルアミド類が使用さ
れる。
【0025】感光性樹脂組成物中の光重合性不飽和化合
物の割合は30〜70重量%の範囲にあることが必要で
ある。
【0026】感光性樹脂組成物中の光重合性不飽和化合
物の割合が30重量%未満であると、光重合によって生
成する架橋構造の密度が不足するために水を主成分とす
る水性ニスの希釈溶剤に対して膨潤しやすくなり印刷中
にベタ部の膨潤破壊、印刷不良を生じやすくなる。しか
も、架橋密度の不足により十分な画像再現性が得られな
い。また高品質な画像再現性を得るために架橋性のより
高い光重合性不飽和化合物を使用すると印刷版材の刷版
硬度が高くなり被印刷物へのインキ着肉性が低下し良好
な印刷物ができなくなる。逆に感光性樹脂組成物中の光
重合性不飽和化合物の割合が70重量%を越えると光重
合によって生成する架橋構造の密度が過剰となるため
に、製版されたレリ−フが非常に脆くなり、そのため印
刷中にレリ−フにクラックが入るなどの問題が発生す
る。
【0027】本発明における光重合開始剤としては、従
来公知の光重合開始剤が全て使用できる。例えば、ベン
ゾインアルキルエ−テル類、ベンゾフェノン類、アント
ラキノン類、ベンジル類、アセトフェノン類、ジアセチ
ル類などがある。これらの光重合開始剤は感光性樹脂組
成物全量に対して0.01〜10重量%の範囲で使用で
きる。
【0028】本発明の感光性樹脂組成物に可溶性ポリマ
−と光重合性不飽和化合物との相溶助剤としてエチレン
グリコ−ル、ジエチレングリコ−ル、トリエチレングリ
コ−ル、グリセリン、トリメチロ−ルプロパン、トリメ
チロ−ルエタンなどの多価アルコ−ル類、N−エチル−
p−トルエンスルホンアミド、N−ブチルベンゼンスル
ホンアミド,N−メチルベンゼンスルホンアミドなどを
添加することも可能である。これらの多価アルコ−ル
類、スルホンアミド系化合物は光重合部分の柔軟性をよ
り高めてレリ−フクラックの発生を防止する効果が認め
られる。このような多価アルコ−ル、スルホンアミド系
化合物は感光性樹脂組成物に対して30重量%以下の範
囲で使用できる。
【0029】本発明の感光性樹脂組成物の熱安定性を向
上させるために従来公知の重合禁止剤を使用することが
できる。好ましい熱重合禁止剤としては、フェノ−ル
類、ハイドロキノン類、カテコ−ル類などが挙げられ
る。これらの熱重合禁止剤は組成物全量に対して0.0
01〜5重量%の範囲で使用することができる。また、
染料、顔料、界面活性剤、消泡剤、紫外線吸収剤、香料
などを添加することができる。
【0030】本発明の組成物を製造する方法としては、
例えば可溶性ポリマ−を水/アルコ−ルの混合溶媒に加
熱溶解した後に、不飽和エポキシ化合物を添加してポリ
マ−に付加反応せしめる。ついで光重合性不飽和化合
物、光重合開始剤および熱安定剤を添加し攪拌して十分
に混合することが一般的である。このようにして感光性
樹脂溶液が得られる。
【0031】上記の混合溶液から感光層を形成せしめる
には、たとえば溶剤の大部分を留出した後に加熱して溶
融状態にして支持体上に押し出して成形することができ
る。また、乾式製膜法で感光性シ−トを作り、このシ−
トを支持体上に接着して感光層を形成することも可能で
ある。さらに、支持体上に直接に乾式製膜して感光層を
得ることもできる。支持体としては、スチ−ル、ステン
レス、アルミニュ−ム、銅などの金属板、ポリエステル
フイルムなどのプラスチックシ−ト、スチレン−ブタジ
エン共重合体などの合成ゴムシ−トが使用される。感光
層は、0.01〜10mmの厚さに形成することが好ま
しい。
【0032】本発明の感光性樹脂組成物を用いて印刷版
を形成するには、上記のようにして作成した感光層上に
ネガティブまたはポジティブの原図フイルムを密着し通
常300〜400mμの波長を中心とする高圧水銀灯、
超高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセノン灯、カ
−ボンア−ク灯、ケミカル灯からの紫外線を照射し、光
重合によって不溶化を行わせる。次いで未重合部分を中
性水使用のスプレ−式現像装置またはブラシ式現像装置
で水中に溶出させることによりレリ−フが支持体上に形
成される。
【0033】本発明の感光性樹脂組成物は良好な水現像
性と高度の画像再現性を有し、かつ水性樹脂コ−ティン
グに利用できる感光性樹脂版材を与えることができる。
特に、水性ニスを用いた印刷においては良好な印刷時の
耐久性を持ち、良好な印刷物表面のつや出しを与えるこ
とができる。
【0034】これは、可溶性ポリマ−に水溶性ポリアミ
ドを一定割合に含有させることによって感光性樹脂組成
物そのものを水現像可能ならしめ、しかも水不溶の可溶
性ポリマ−であるアルコール可溶性ポリアミドが含まれ
ているために、水を主成分とした溶剤に樹脂を溶解させ
た水性ニスインキに対する耐性が著しく向上したもので
ある。さらに可溶性ポリマ−に主としてポリアミドを用
いたことによって、このポリマ−の持つ強靭性が感光性
樹脂版材の耐水性向上とがあいまって水性樹脂コ−ティ
ングでの耐久性を一層向上せしめることができる。
【0035】また、この可溶性ポリマ−の末端カルボキ
シル基に不飽和エポキシ化合物を付加することによっ
て、ポリマ−自体に光重合性を持たしたために光重合性
不飽和化合物との光重合反応によって作られるレリ−フ
の網目構造がより高密度に形成され、得られるレリ−フ
は良好な耐水性を有し高度の画像再現性を保持すること
ができ、且レリ−フが強靭であるために印刷中にクラッ
ク発生などの問題を防止することができる。
【0036】本発明の感光性樹脂組成物は、凸版印刷版
材として用いられるときに最もその効果を発揮するが平
版印刷材、凹版印刷材、孔版印刷材として使用すること
も可能である。
【0037】
【実施例】以下に実施例により本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されない。
【0038】実施例1 アルコ−ル可溶性ポリアミドとして東レナイロンCM−
8000を選び、このポリアミド48重量部と水に溶解
もしくは分散できるポリアミドとして、数平均分子量6
00のポリオキシエチレンの両末端にアクリルニトリル
を付加し、これを水素還元して得たα,ω−ジアミノポ
リオキシエチレンとアジピン酸の等モル塩を55重量
部、ε−カプロラクタム25重量部、およびヘキサメチ
レンジアミンとアジピン酸の等モル塩20重量部を通常
条件で溶融重合して相対粘度(ポリマ1gを抱水クロラ
−ル100mlに溶解して25℃で測定,以下同じ)が
2.50を有するポリアミド52部をエタノ−ル/水=
60/40(重量部)の混合溶剤160重量部に80℃
で加温溶解した。
【0039】ついで、グリシジルメタクリレ−トを2重
量部添加して、80℃で1時間反応させてポリアミドの
末端にあるアミノ基およびカルボキシル基にグリシジル
メタクリレ−トのエポキシ基を反応させてポリアミド末
端にメタクリロイル基を導入した。ついで、重合性不飽
和化合物としてプロピレングリコ−ルジグリシジルエ−
テルとアクリル酸の付加反応物20重量部、キシリレン
ジアミンとグリシジルメタクリレ−トの付加反応物50
重量部、β−ヒドロキシエチル−β´−アクリロイルオ
キシエチルフタレ−ト30重量部を添加し、さらに光開
始剤としてジメチルベンジルケタ−ル2重量部、熱重合
禁止剤ハイドロキノンモノメチルエ−テル0.1重量
部、メチレンビスナフタリンスルホン酸ナトリウム3重
量部を加えて十分に攪拌混合した。
【0040】このようにして得られた感光性樹脂組成物
をエポキシ系接着剤塗布硬化させた厚さ250μのスチ
−ル基板上に基板を含んだ乾燥後の厚さが950μとな
るように流延した。次いで、60℃の熱風オ−ブンに3
時間入れて溶媒を完全に除去した。この様にして得られ
た感光層の表面にエタノ−ル/水=80/20(重量
比)の溶媒を薄く塗布した後に、ケミカルエッチングで
マット化された厚さ100μのポリエステルフイルムを
圧着してカバ−フイルムを装着した。
【0041】この版材を10日間暗所に保管後、版材の
カバ−フイルムを剥離し、感度測定用グレイスケ−ルネ
ガフイルムおよび画像再現性評価ネガフイルム(133
線、3%、5%、10%網点、直径200μおよび30
0μの独立点、幅50μおよび70μの細線あり)を真
空密着させ、高圧水銀灯で2分間露光した。次いで30
℃の中和水を入れたスプレ−式現像装置を使用して、水
圧3kg/cm2 の条件で現像を行ったところ4分間で
非画線部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得ること
ができた。得られたレリ−フを評価した結果、グレイス
ケ−ルは17ステップまで残っており非常に高感度であ
ることがわかった。画線部は3%網点、200μ独立
点、50μ細線などの微細な部分までシャ−プに再現し
ていることが確認された。
【0042】この様にして得られた版材でニス引き用イ
ンキ“LITHCOAT”300Aワニス(東洋インキ
製品)を用いて印刷テスト行ったところ画線の太りもな
くシャ−プな刷り上がりの印刷物が得られた。また、5
0万通しまで印刷を行ったがレリ−フ剥がれ、クラック
発生などの問題はまったく発生しなかった。
【0043】実施例2 アルコ−ル可溶性ポリアミドとして“トレジン”MF−
30(ナイロン6のN−メトキシメチル化変性物,帝国
化学製品)24重量部と東レナイロンCM−4000を
15重量部、水溶性ポリアミドとしては、数平均分子量
400のポリオキシエチレンの両末端にアクリルニトリ
ルを付加し、これを水素還元して得たα,ω−ジアミノ
ポリオキシエチレンとアジピン酸の等モル塩50重量
部、ε−カプロラクタム50重量部を通常の条件で溶融
重合して得たポリアミド61重量部を用いた。これらの
3種類のポリマ−をエタノ−ル/水=70/30(重量
比)の混合溶媒120重量部と80℃に加温して溶解し
た。次いでグリシジルメタクリレ−ト3重量部とトリエ
タノ−ルアミン0.5重量部を溶液中に添加して約1時
間反応させた。ついで、光重合性不飽和化合物として、
2−アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエチル
フタル酸50重量部とフェノキシポリエチレングリコ−
ルアクリレ−ト20重量部を添加して十分に攪拌混合し
た。さらにジエチレングリコ−ル10重量部、光開始剤
としてベンゾインメチルエ−テル1.5重量部、熱安定
剤としてハイドロキノン0.01重量部を加え十分に攪
拌混合した。
【0044】この様にして得られた感光性樹脂溶液をあ
らかじめ、エポキシ系接着剤を塗布してある厚さ250
μのスチ−ル板上に乾燥後の厚さが1300μとなるよ
うに流延し60℃の熱風オ−ブンに6時間入れて溶媒を
完全に除去した。この様にして得られた感光層の表面に
エタノ−ル/水=70/30(重量比)の溶媒を薄く塗
布した後に、ケミカルエッチングでマット化された厚さ
100μのポリエステルフイルムを圧着してカバ−フイ
ルムを装着した。
【0045】この様にして得られた版材を実施例1で使
用した感度測定用グレイスケ−ルネガフイルムおよび画
像再現性評価用ネガフイルム真空密着させ超高圧水銀灯
で1分間露光した。次いで25℃の中性水を入れたブラ
シ式現像装置を用いて現像を行ったところ4分間で非画
線部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得ることがで
きた。得られたレリ−フを評価した結果、グレイスケ−
ルは16ステップまで残っており、高感度化されている
ことがわかった。画線部は3%網点、200μ独立点、
50μ細線などの微細部分までシャ−プに再現している
ことが確認された。
【0046】この様にして得られた版材を用いて印刷テ
ストを行ったところ、画線の太りもなくシャ−プな刷り
上がりの印刷物が得られた。また30万通しまで印刷を
行ったが、版材のクラック発生などの問題は全く発生し
なかった。さらに、この版材で製版した刷版を用いて、
通常のカラー印刷後に印刷物表面に水性ニス引き用イン
キ“ACコ−ト”PV500(サカタインクス製品)で
印刷したが、印刷物表面の光沢に優れた良好な印刷物を
得ることができた。また、30万通しまで印刷を行った
が、刷版の欠け、印刷物のカスレ等の問題はまったく発
生しなかった。 実施例3 アルコ−ル可溶性ポリアミドとして東レナイロンCM−
8000を選び、このポリアミド40重量部と水に溶解
もしくは分散できるポリアミドとして数平均分子量10
00のポリオキシエチレンの両末端にアクリロニトリル
を付加し、これを水素還元して得たα,ω−ジアミノポ
リオキシエチレンとアジピン酸の等モル塩を65重量
部、ε−カプロラクタム35重量部を通常の条件で溶融
重合したポリアミド60重量部をエタノ−ル/水=80
/20(重量比)の混合溶剤中に80℃で加熱溶解し
た。次いでグリシジルメタクリレ−トを1重量部添加し
て、80℃で1時間反応させた。電位差滴定法による分
析結果からポリアミド末端のカルボキシル基が消失し、
グリシジルメタクリレ−トのエポキシ基と反応してポリ
マ−側鎖に不飽和結合が導入されたことがわかった。次
いで光重合性不飽和化合物として、ポリエチレングリコ
−ルジアクリレ−ト30重量部、グリシジルメタクリレ
−トとアクリル酸の付加反応でえられる不飽和化合物4
0重量部添加し、可塑剤としてN−エチル−p−トルエ
ンスルホンアミド20重量部、光開始剤としてベンジル
ジメチルケタ−ル3重量部、熱安定剤としてt−ブチル
カテコ−ル0.1重量部を加えて十分に攪拌混合した。
【0047】このようにして得られた感光性樹脂溶液
を、あらかじめポリエステル系接着剤を塗布し、熱およ
び光で硬化した厚さ185μのポリエステルフイルム基
板上に乾燥後の厚さ(基板を含む)が1300μとなる
ように流延した。これを60℃の熱風オ−ブンに5時間
入れて溶媒を完全に除去した。この様にして得られた版
材を実施例1と同じネガフイルムを使用し、ケミカル灯
で4分間露光した後に水温30℃の中性水ブラシ式現像
装置で現像した。現像時間は4分間を要した。また得ら
れたレリ−フを調べたところ、グレイスケ−ルは16ス
テップまで残っており高感度であることが確認され、5
0μ細線も問題なく再現されていることがわかった。
【0048】この版材でニス引き用インキ“HYDLI
TH”2012−S(大日本インキ化学製品)を用いて
刷テスト行ったところ画線の太りもなく表面光沢の良好
な刷り上がりの印刷物が得られた。また、20万通しま
で印刷を行ったがレリ−フ剥がれ、クラック発生などの
問題はまったく発生しなかった。
【0049】実施例4 アルコ−ル可溶性ポリアミドとして東レナイロンCM−
9000とCM8000を併用し、このポリアミドをそ
れぞれ10重量部、20重量部と水に溶解もしくは分散
できるポリアミドとして、ε−カプロラクタム30重量
部、ヘキサメチレンジアミンとアジピン酸の等モル塩3
6重量部、イソフタル酸ジメチル14重量部、5−ナト
リウムスルホイソフタル酸ジメチル8重量部、ヘキサメ
チレンジアミン12重量部および水8重量部を窒素流通
下130℃で8時間攪拌し、ついで270℃で5時間反
応して得られた共重合ポリアミド70重量部とをエタノ
−ル/水=50/50(重量比)の混合溶剤150重量
部に80℃に溶解した。
【0050】次いで、光重合性不飽和化合物として、2
−ヒドロキシエチルメタクリレ−ト80重量部、N−メ
チロ−ルアクリルアミド40重量部、エチレングリコ−
ルジアクリレ−ト40重量部添加した。さらに、光開始
剤としてベンゾフェノン3重量部、熱安定剤としてフェ
ノチアジンを0.01重量部添加し十分に攪拌混合し
た。この様にして得られた感光性樹脂溶液をエポキシ系
接着剤を塗布したアルミニュ−ム基板上に乾燥後の厚さ
が1000μになるように流延し、60℃の熱風オ−ブ
ンに3時間入れて溶媒を除去した。
【0051】得られた版材を実施例1と同じ条件で露光
した後、ブラシ式現像装置を使用して現像を行なったと
ころ約2分で未露光部分が完全に除去された。得られた
レリ−フを調べたところ、グレイスケ−ルは17ステッ
プまで残っており高感度を保持していた。またレリ−フ
はシャ−プであり3%網点、200μ独立点、50μ細
線とも完全に再現し、水性ニス引き用インキ“アクアパ
ックワニス”F−22(東華色素製)を用いた印刷テス
トにおいても30万通しでレリ−フ剥がれ、クラック発
生などの問題はなかった。
【0052】実施例5 アルコ−ル可溶性ポリアミドとして“トレジン”MF−
30(ナイロン6のN−メトキシメチル化変性物,帝国
化学製品)20重量部と東レナイロンCM−4000を
30重量部、水溶性ポリアミドとして、N,N´−ビス
(γ−アミノプロピル)ピペラジンアジペ−ト50重量
部とε−カプロラクタム50重量部を共重合し、これに
アクリル酸15重量部添加して加熱反応を行い四級化し
たポリアミド50重量部を用いた。これらのポリアミド
をエタノ−ル/水=70/30(重量比)の混合溶媒1
20重量部と80℃に加温して溶解した。次いでグリシ
ジルメタクリレ−ト2重量部を溶液中にに添加して約1
時間反応させた。ついで、光重合性不飽和化合物とし
て、2−アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシエ
チルフタル酸50重量部とフェノキシポリエチレングリ
コ−ルアクリレ−ト50重量部を添加して十分に攪拌混
合した。さらにN−ブチルベンゼンスルホンアミド20
重量部、光開始剤としてベンジルジメチルケタ−ル1.
5重量部、熱安定剤としてハイドロキノン0.01重量
部を加え十分に攪拌混合した。
【0053】次に、この感光性樹脂溶液をあらかじめポ
リエステル系接着剤を塗布し、熱および光で硬化した3
50μのポリエステルフイルム基板上に乾燥後の厚さ
(基板を含)が1300μとなるように流延し、60℃
の熱風オ−ブンに4時間入れて溶媒を完全に除去した。
得られた感光層の表面にエタノ−ル/水=70/30
(重量比)の溶媒を薄く塗布した後に、ケミカルエッチ
ングでマット化された厚さ100μのポリエステルフイ
ルムを圧着してカバ−フイルムを装着した。
【0054】この様にして得られた版材を実施例1で使
用した感度測定用グレイスケ−ルネガフイルムおよび画
像再現性評価用ネガフイルムを真空密着させ超高圧水銀
灯で1.5分間露光した。次いで30℃の中性水を入れ
たブラシ式現像装置を用いて現像を行ったところ5分間
で非画線部が完全に水中に溶出してレリ−フ像を得るこ
とができた。得られたレリ−フを評価した結果、グレイ
スケ−ルは16ステップまで残っており、高感度化され
ていることがわかった。画線部は3%網点、200μ独
立点、50μ細線などの微細部分までシャ−プに再現し
ていることが確認された。
【0055】さらに、この版材を用いて印刷テストを行
ったところ、画線の太りもなくシャ−プな刷り上がりの
印刷物が得られた。また20万通しまで印刷を行った
が、版材のクラック発生などの問題は全く発生しなかっ
た。さらに、この版材で製版した印刷版を用いて、通常
のカラー印刷後に印刷物表面に水性ニス引き用インキ
“ACコ−ト”PV500(サカタインクス製品)で印
刷したが、印刷物表面の光沢に優れた良好な印刷物を得
ることができた。また、20万通しまで印刷を行った
が、刷版の欠け、印刷物のカスレ等の問題はまったく発
生しなかった。
【0056】
【発明の効果】本発明は上述のごとく構成したので、水
現像性と画像再現性に優れ、且強靭なレリ−フを有し、
水性樹脂コ−ティング耐性の良好な印刷版材を与えるこ
とができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)可溶性ポリマ−、(ロ)分子中にエ
    チレン性二重結合を有する光重合性不飽和化合物および
    (ハ)光重合開始剤を必須成分とする感光性樹脂組成物
    を用いる感光性樹脂印刷版において、上記可溶性ポリマ
    −は水溶性ポリアミドとアルコ−ル可溶性ポリアミドと
    から主としてなり、該感光性樹脂組成物中の可溶性ポリ
    マ−の割合が20重量%以上、70重量%以下であり、
    上記可溶性ポリマー中の水溶性ポリアミドの割合が30
    重量%以上、80重量%以下であり、上記感光性樹脂組
    成物中の光重合性不飽和化合物の割合が30重量%以
    上、70重量%以下であることを特徴とする感光性樹脂
    印刷版。
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