JPS63278053A - フレキソ印刷版用感光性樹脂組成物およびフレキソ印刷版材 - Google Patents

フレキソ印刷版用感光性樹脂組成物およびフレキソ印刷版材

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JPS63278053A
JPS63278053A JP62059011A JP5901187A JPS63278053A JP S63278053 A JPS63278053 A JP S63278053A JP 62059011 A JP62059011 A JP 62059011A JP 5901187 A JP5901187 A JP 5901187A JP S63278053 A JPS63278053 A JP S63278053A
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alcohol
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Masaharu Taniguchi
雅治 谷口
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藤川 淳一
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/032Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders
    • G03F7/037Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with binders the binders being polyamides or polyimides

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性樹脂組成物およびこれを用いた印刷版材
に関するものであり、ざらに詳しくは成形性と現像性に
優れ、水現像性を有する印刷版材、ざらにはアルコール
および/または水現像性の固体状フレキソ印刷版材に関
するものである。
〔従来技術〕
印刷用感光性樹脂版材、特に感光性樹脂凸版材は実用化
されて久しく、固体版材、液体状態版材など多くの製品
が上布されている。液体版材は材料として安価で、現像
性が良好、特に水現像が容易であり、耐水性インキ性刷
版の設計が容易であるという利点を有するが、露光工程
が複雑で、製版機が複雑化することや、版厚精度が劣る
等の問題点を有している。一方、固体版材は予め固形化
されており、そのままの形で露光以降のプロセスにかけ
られる利点を有しているが、現像性、現像液の選択性、
版の柔軟化、版の耐溶剤性等に関しては制約が多く、特
に水現像性を有する固形フレキソ印刷版材は、未だ実用
的に満足なものが得られていない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、かかる従来技術の諸欠点に鑑み創案されたも
ので、その目的は感光性樹脂組成物、特に液体版材の利
点をも有した固形版材を得るのに一好適な感光性樹脂組
成物を得ることにあり、具体的には製造加工性が良好に
して、印刷版材の現像性が優れ、特に水現像性を有する
印刷版材、ざらには水および/またはアルコール現像性
を有するフレキソ印刷版材を与える等の特徴を有する感
光性樹脂組成物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる本発明の目的は、アルコール可溶性ポリアミド、
エチレン系不飽和化合物および光重合開始剤を必須構成
成分とする感光性樹脂組成物において、上記アルコール
可溶性ポリアミドが2〜28重量%の範囲にあり、かつ
該アルコール可溶性ポリアミド成分100重聞部に対し
てエチレン系不飽和化合物が200〜2000重量部配
合されてなることを特徴とする感光性樹脂組成物により
達成される。
すなわち、従来のアルコール可溶性ポリアミドをバイン
ダー基体樹脂(担体樹脂)とする固体印刷版材では実用
できない範囲と考えられていた、少量のアルコール可溶
性ポリアミドを使用して、これをゲル化剤および形態保
持材として機能させることにより、エチレン系不飽和化
合物およびその他の成分を固化せしめて得た感光性樹脂
組成物からなる感光性樹脂印刷版材が、その組成を選択
することにより、固体版材として充分な実用強度を有し
、また本発明の目的に合致した印刷版材となることを見
出し、本発明に到達したものである。
ここで、本発明の感光性樹脂組成物の基本構成は、アル
コール可溶性ポリアミド、エチレン系不飽和化合物、光
重合開始剤からなるものであり、これらの点においては
、従来のアルコール可溶性ポリアミドをバインダー基体
樹脂成分とする感光性樹脂組成物(例えば特公昭46−
26125、特公昭54−22229、特開昭55−7
4537)と同様に考えられるが、本発明ではアルコー
ル可溶性ポリアミドの配合量が、従来の実用範囲と比べ
て、大幅に少なく、かつ、エチレン系不飽和化合物の配
合量が大幅に多いという点で、本質的に興なっている。
すなわち、従来の組成物においては、アルコール可溶性
ポリアミド中にエチレン系不飽和化合物等の成分を相溶
せしめていたものであるのに対して、本発明の組成物に
おいては、アルコール可溶性ポリアミドを高分子ゲル化
剤として、機能せしめている点において本質的に異なっ
ているものであり、したがって、本発明の感光性樹脂組
成物から得られる印刷版材の特性も、従来の印刷版材と
大きく異なる特性を有し、画像再現性良好で、かつ以下
に述べるごとく有用なものとなっている。
一本発明において使用されるエチレン系不飽和化合物は
、成形品の要求特性に応じて、アルコール可溶性ポリア
ミドとの組み合わせで、適宜選択されるものであり、特
に限定されないが、本発明の目的に合致して、好ましく
使用されるものとしては、分子内に少なくとも1個の水
酸基を有し、かつその水酸基当量が50〜400の範囲
にあるエチレン系不飽和化合物が挙げられ、このような
化合物としては、下記の一般式で示されるような、エピ
クロルヒドリン変性ビスフェノールAジアクリレート、 あるいはエピクロルヒドリン変性ビスフェノールAジメ
タアクリレート(以俊、エピクロルヒドリン変性ビスフ
ェノールAジ(メタ)アクリレートと略記する。また同
様に以下の説明で、○○○(メタ)ΔΔΔの記載は、全
て○○○メタ△△Δの形で表わされる化合物と○OOΔ
ΔΔの形で表わされる化合物を略記したものである。)
、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリレート、プロピレンオキサイド−エピクロルヒドリ
ン変性ジ(メタ)アクリレート、エピクロルヒドリン変
性ブチル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−ヒド
ロキシプロピル(メタ)アクリレート、エピクロルヒド
リン変性ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート
、エピクロルヒドリン変性エチレングリコールジ(メタ
)アクリレート、グリセロールジ(メタ)アクリレート
、エピクロルヒドリン変性グリセロールトリ(メタ)ア
クリレート、エピクロルヒドリン変性1.6−ヘキサン
ジオール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル
(メタ)アクリレート、カブロラクトン変性2−ヒドロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−
3−(メタ)アクリロキシプロピルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、エピクロルヒドリン変性フェノキシ(メタ)
アクリレート、β−ヒドロキレエチルβ′−アクリロイ
ルオキシエチルフタレートのようなエチレンオキサイド
変性フタル酸(メタ)アクリレート、エピクロルヒドリ
ン変性ジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド−
プロピレンオキサイド変性フタル酸(メタ)アクリレー
ト、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポ
リプロピレングリコール(メタ)アクリレート、エピク
ロルヒドリン変性プロピレングリコールジ(メタ)アク
リレート等が挙げられるが、これらに限定されるもので
はなく、ウレタン(メタ)アクリレート類、(メタ)ア
クリルアミド類等で水酸基当量50〜400の範囲のエ
チレン系不飽和化合物が広く使用でき、2種以上を併用
することも可能であり、他のエチレン系不飽和化合物と
の併用も可能である。
このようなエチレン系不飽和化合物の水酸基当社範囲の
意義は、その範囲におけるエチレン系不飽和化合物が、
本発明で使用されるポリアミド成分との相溶性が良く、
また室温下では、少量のポリアミド成分で良好な固化状
態を作り出しうるという点に由来するものであり、この
ような見地から、ざらに好ましくは、本発明の組成物中
のエチレン系飽和化合物は、水酸基当母150〜350
のエチレン系不飽和化合物を含むことが好ましい。
ただし、本発明においては、これらエチレン系不飽和化
合物を限定するもので【よなく、例えば(メタ)アクリ
ル酸とアルコールの反応によって得られるモノあるいは
多価(メタ)アクリレート類、その他、(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、ダ
イアセトン(メタ)アクリルアミド、メチレンビス(メ
タ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリル
アミドとアルコールの縮合によって得られるモノあるい
は多価(メタ)アクリルアミド類、ざらにジビニルベン
ゼンなどのビニル化合物等の公知のエチレン系不飽和化
合物の全てが、目的に応じて使用できるものである。さ
らに光反応性のオリゴマー類も使用できる。
これらエチレン系不飽和化合物成分の一部として、特に
分子内に1個以上のウレタン結合を有するウレタン(メ
タ)アクリレート類は、本発明の感光性樹脂組成物から
得られる成形品への柔軟性、ゴム弾性、強伸度付与等と
して有効である。
これらのエチレン系不飽和化合物において、特に分子内
に1個以上の置換ないし非置換のベンゼン核構造を有す
る化合物の使用は、本発明の感光性樹脂組成物から得ら
れる成形品、特に印刷版への耐溶剤性を向上せしめる点
において有効である。
これらのエチレン系不飽和化合物としては、β−ヒドロ
キシエチルβ−−アクリロイルオキシエチルフタレート
あるいはそのエチレンオキサイド付加体のようなエチレ
ンオキサイド変性フタル酸(メタ)アクリレート、 フェニルグリシジルエーテルとアクリル酸ないしメタア
クリル酸を反応せしめて得られる下記の一般式で示され
るようなエピクロルヒドリン変性フェノール(メタ)ア
クリレート、 (但しRはHあるいはCH3である。)エピクロルヒド
リン変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、エ
チレンオキサイド−プロピレンオキサイド変性(メタ)
フタル酸アクリレート等が挙げられ、さらにウレタン(
メタ)アクリレート類も、相溶性、印刷版としたときの
インキ耐性、ざらには柔軟性、ゴム弾性付与等の点から
、分子中に置換ないし非置換のベンゼン核溝造を有する
ウレタン系モノ(メタ)アクリレート類、ウレタン系ジ
(メタ)アクリレート類が有効に使用される。これらの
エチレン系不飽和化合物において、特に柔軟な印刷版を
得るという見地から、エチレン系不飽和化合物の主成分
として単官能の(メタ)アクリレート類が好ましく使用
される。
本発明の感光性樹脂組成物においては、光反応性モノマ
ー成分の合計量がポリアミド成分100重1部に対して
200〜2000重量部、好ましくは300〜900重
量部である。200重量部未満では、成形品の加工性が
低下し、本感光性樹脂組成物から得られる印刷版材の現
像性の低下が生じ、さらに印刷版の画像再現性が低下す
る。特に印刷版の水性インキ耐性、アルコールインキ耐
性が不十分なものとなるものであり、2000重量部よ
り多くなると、固体版材としての形態保持性が不十分な
ものとなる。
特に、水および/またはアルコール現像性を有する固形
柔軟印刷版材を与えるという見地から、水酸基当量50
〜400のモノ(メタ)アクリレート類100重量部に
対して、5〜゛50重ω部の範囲のアルコール可溶性ポ
リアミドを含有する感光性樹脂組成物が好ましく使用さ
れる。
本発明の組成物において、形態保持成分として機能する
アルコール可溶性ポリアミドとしては、各種アルコール
類、アルコール−水−混合物、アルコール−各種有機溶
剤混合物に室温あるいは加温下に可溶性であるポリアミ
ドであり、例えば環原子5〜13個を有する2つ、また
はそれ以上のラクタムより製造される共重合ポリアミド
であり、カプロラクタム、ラウリロラクタム、メチル−
ε−カプロラクタム、エチル−ε−カプロラクタム、エ
チルエナントラクタム等、ざらにはこれらのラクタムを
構成するアミノカルボン酸を重縮合せしめた共重合ポリ
アミドであり、さらにはジアミン/ジカルボン酸−タイ
プの塩の共重合物、ラクタム類との共重合物が使用でき
、また3級アミンあるいは4級アンモニウム塩型の結合
を有するポリアミド、N−アルコキシメチル化ポリアミ
ド、N−メチロール化ポリアミド、N−アルキルポリア
ミド、ポリエーテルセグメントを有するポリアミド、ポ
リエーテルエステルアミド、ポリエステルアミド、その
他のポリアミド系エラストマー類等も使用できる。
これらのアルコール類可溶性ポリアミドにおいて、本発
明の感光性樹脂組成物から得られる成形品、特に印刷版
の耐溶剤性を向上せしめるために、ポリアミド成分の少
なくとも一部が高分子内に置換ないし非置換のベンゼン
核構造を有することが有効であり、好ましくは30重量
%以上、さらに好ましくは50重M%以上がこのような
ベンゼン核構造を有する高分子からなるポリアミドが、
有効に使用され、そのためにはポリアミド成分として、
オルンフタール酸、メタフタール酸(イソフタール酸)
、バラフタール酸くテレフタール酸)、メタキシレンジ
アミン、メタフェニレンジアミン、4.4′−ジアミノ
ジフェニルエーテル、4.4′−ジアミノジフェニルメ
タン等ないし、その誘導体等の置換ないし非置換のベン
ゼン核構造を有する化合物を原料成分として得られるポ
リアミド、ポリエーテルアミド、ポリエステルアミド、
ポリエーテルエステルアミド、N−アルコキシメチル化
アミド、ポリアミンアミド等が好ましく使用される。特
にポリエーテルアミドあるいはポリエーテルエステルア
ミドが実用的に好ましく使用される。
これらのアルコール可溶性ポリアミドにおいて、好まし
くは数平均分子13000以上の線状高分子であるアル
コール可溶性ポリアミド、特に好ましくはN−アルコキ
シメチル化ポリアミド、ポリアルキレングリコールセグ
メントを有するポリアミドのごとく、側鎖あるいは主鎖
にエーテル結合を有するポリアミド、さらにはポリエス
テルアミドのごとく主鎖にエステル結合を有するポリア
ミドが使用される。特にエチレン系不飽和化合物として
、分子内に少なくとも1個の水酸基を有し、水酸基当量
が50〜400の範囲にあるエチレン系不飽和化合物を
含有する系を、良好に固化させる組み合わせとして、こ
のようなN−アルコキシメチル化ポリアミド、ポリエー
テルアミド、ポリエステルアミドが優れているものであ
る。また、ポリエチレングリコールセグメントを有する
ポリアミドの使用は、本発明の感光性樹脂組成物から得
られる印刷版材の水現像性を向上せしめる点において有
効である。
これらアルコール可溶性ポリアミドは1種または目的に
応じて2種以上を有効に使用することができる。また、
その使用量は、本発明の感光性樹脂組成物中において2
〜28重量%であることが好ましく、特に好ましくは5
〜25重ω%である。
ポリアミド成分の範囲が、28重量%を越えると、製造
時加工性の低下が生じるとともに本発明の組成物から得
られる印刷版材の現像性の低下、および印刷版の水性イ
ンキ耐性およびアルコールインキ耐性が不十分となる。
また2重量%未満では、固形版材としての形態保持性が
不十分なものとなるため好ましくない。
本発明の感光性樹脂組成物から得られる印刷版の耐溶剤
性、特に耐アルコール性あるいは耐エステル性等を向上
せしめるために、分子内に置換または非置換のベンゼン
核構造を有するエチレン系不飽和化合物の併用が有効で
ある。
本発明の組成物の光重合を速やかに行なわせるための、
光重合開始剤としては、従来公知の化合物が全て使用で
きる。例えばベンゾインアルキルエーテル類、ベンゾフ
ェノン類、アントラキノン類、ベンジル類、アセトフェ
ノン類、ジアセチル類などが挙げられる。これらの光重
合開始剤は、全組成物に対して0.01〜10重足%の
範囲で使用できる。
本発明の感光性樹脂組成物に、可塑剤成分を添加して、
版材の現像液選択性を広げ、また柔軟化、特に超柔軟化
成形品を与える感光性樹脂組成物を得ることができる。
これら可塑剤成分としては、本組成物と相溶する低分子
可塑剤、高分子可塑剤等を広く使用することができ、具
体的には、グリセリン、アルキレングリコール類、ポリ
アルキレングリコール類、(メタ)アクリレートオリゴ
マー類、N−N−ジアルキルベンゼンスルフォンアミド
類、リン酸エステル類、フタル酸エステル類、ポリアミ
ドオリゴマー類、ポリアミンオリゴマー類等が挙げられ
るが、これらに限定されるものではなく、用途、目的に
応じて種々の可塑剤を使用することができる。
水現像性の柔軟印刷版を目的とする場合は特にグリセリ
ン、アルキレングリコール類あるいはその誘導体が有効
であり、印刷版の耐溶剤性を向上せしめるためには、分
子内に1個以上のベンゼン核構造を有する化合物からな
る可塑剤成分が有効である。
本発明において使用される可塑剤成分は基本的に成形品
の柔軟化に寄与するものであるが、特にフレキソ印刷版
用途を目標とする場合、可塑剤成分の少なくとも一部が
、分子内に1個以上の第3級アミン結合および1個以上
の水酸基を有する化合物であることが有効である。この
ような特定の構造は、本発明の感光性樹脂組成物から得
られる成形品、例えば印刷版に、水および/またはアル
コール現像可能にして、高感度の固形版材であり、かつ
、画像再現性の良好なる柔軟あるいはフレキソ印刷版を
与えるために有効なものである。このような可塑剤成分
としては、第1級あるいは第2級アミン化合物とエポキ
シ化合物の反応生成物、第1級あるいは第2級アミン化
合物と分子内に1個以上の水酸基を有するアクリレート
類の付加反応生成物、第1級あるいは第2級アルカノー
ルアミン類とエポキシ化合物の反応生成物、さらには一
般的な第3級アルカノールアミン類等があり、より具体
的には、原料成分として、3・9−ビス(3−7ミノプ
ロピル)−2・4・8・10−テトラオキサスピロ〔5
・5〕ウンデカン、ジエチレントリアミン、トリエチレ
ンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ジエチルア
ミノプロピルアミン、ヘキサメチレンジアミン、トリメ
チルへキサメチレンジアミン、1・3−ビス(アミノメ
チル)シクロヘキサン、メタキシレンジアミン、N−7
ミノエチルビペラジン、ダイマー酸アミドアミン、モノ
エタノールアミン、ジェタノールアミン、4・4′−ジ
アミノジフェニルエーテル等のアミン類、2−エチルへ
キシルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテ
ル、パラーtertブチルフェニルグリシジルエーテル
、アルキルあるいはアリールポリエチレングリコールの
グリシジルエーテル、ざらにジグリシジルエーテル類等
のエポキシ化合物、また前記されたようなアクリレート
類等を使用して、合成される反応生成物等であり、分子
内に1個以上の第3級アミン結合、1個以上の水酸基を
有する化合物が広く使用できる。
これらの化合物の中で、特に分子内に1個以上の置換な
いし非置換のベンゼン核構造を有する化合物は、最終成
形品に耐アルコール性、耐エステル性を付与するので好
ましく使用される。また、これら可塑剤は最終成形品の
耐溶剤抽出性を向上せしめるために重信平均分子ff1
300以上、さらに好ましくは、700以上であること
が望ましい。
これら可塑剤成分はまた、部分的に光反応性基を有して
いてもよく、また、感光性樹脂組成物中で4級アンモニ
ウム塩の構造をとっていてもよい。
このような分子内に1個以上の第3級アミン結合および
1個以上の水酸基を有する可塑剤成分と併用して本組成
物と相溶するグリセリン、アルキレングリコール類、リ
ン酸エステル類、アクリレートオリゴマー、ポリアミド
オリゴマー等の可塑剤成分を使用することができる。
本発明の感光性樹脂組成物中における可塑剤成分の多量
使用は、最終成形品の画像再現性、耐インキ性の低下に
つながるので、感光性樹脂組成物中で40重ω%以下が
好ましく、5〜30重量%の範囲で使用されることが望
ましい。
また、エチレン系不飽和化合物と、可塑剤の合計使用量
は、ポリアミド成分100重量部に対して、2000重
量部を越えると、固体版材としての形態保持性が実用性
を失なうので好ましくなく、200重量部より少ないと
、印刷版の画像再現性と可塑剤による柔軟化効果のバラ
ンスを失なうので好ましくない。
さらに、本発明の感光性樹脂組成物の版材形態保持性、
成形品の耐薬品性改良等の目的として、飽和、あるいは
不飽和のポリマー成分、例えばポリエステル、ポリウレ
タン、ポリエーテルあるいは、これらの共重合体を添加
することができる。
また、本発明の感光性樹脂組成物の高感度化を意図する
場合、可塑剤成分としてのみならず、エチレン系不飽和
化合物成分として、あるいは単なる増感助剤として分子
内に1個以上の第3級アミン結合と1個以上の水酸基を
有する化合物を使用することが有効である。
本発明の感光性樹脂組成物は、ポリアミドが、系を冷却
した際に、全組成物をゲル化固化せしめ、最終的には、
組成物の形態保持材として機能せしめることが好ましい
が、このゲル化を促進するため、さらには系の相溶性を
増すために、N−7シルアミノ酸アミン塩、N−アシル
アミノ酸アミド、N−アシルアミノ酸エステル、12−
ヒドロキシステアリン酸ないしその金属塩、金属石鹸類
、アルキリデンソルビトール類、ベンズアルデヒドと多
価アルコールの縮合物、および多糖アシル化物のうち少
なくとも1種の、好ましくは相乗効果性の見地から2種
以上が使用され1、具体的にはN−アシルアミノ酸アミ
ン塩、N−アシルアミノ酸アミド、N−アシルアミノ酸
エステルについては、アミノ酸部にα、β、ω−アミノ
酸が用いられ、特にグリシン、αまたはβ−アラニン、
バリン、セリン、フェニルアラニン、3・4−ジオキシ
フェニルアラニン、システィン、メチオニン、β−ア°
ミノカプロン酸、リジン、オルニチン、アルギニン、グ
ルタミン酸、アスパラギン酸等が好ましい。またこれら
の混合物であってもよく、例えば大豆、肉類、藻菌類等
の蛋白質の加水分解物でも使用できる。N−アシル基と
しては、炭素数1〜30の直鎖および分枝の飽和ないし
不飽和の脂肪族アシル基または芳香族アシル基であれば
よく、特にカプロイル基、カプリロイル基、ラウロイル
基、ミリストイル基、ステア0イル基、これらの混合系
がよい。
エステル化に使用するアルコールは炭素数1〜30のア
ルコールが用いられ、特にオクチルアルコール、ラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、イソステアリルアルコール等がよい。ざらにシクロ
ヘキサノール、ベンジルアルコール等も使用される。ア
ミド化、アミン塩に使用するアミン類は、アンモニアお
よび、炭素数1〜60の一級、二級アミン、モノ、ジア
ルコールアミン、アミン塩においては三級アミン、トリ
アルコールアミン等が使用できるが、特にブチルアミン
、オクチルアミン、ラウリルアミン、ステアリルアミン
、イソステアリルアミン等がよい。さらにシクロヘキシ
ルアミン、ベンジルアミン等も使用できる。
また12−ヒドロキシステアリン酸およびその金属塩が
使用でき、さらに金属石鹸としては、長鎖脂肪酸の二価
以上の金属塩等(例えばジステアリン酸アルミニウム等
)が用いられる。
またベンズアルデヒドと多価アルコールの縮合物に用い
られる多価アルコールとしては、四価以上のものであれ
ばよく、ソルビトール、キシリトール、マントニール等
が挙げられる。またペンタエリスリトールも使用できる
。これらの多価アルコールとベンズアルデヒドとの縮合
度は、多価アルコール1分子に対して、ベンズアルデヒ
ドが1分子、2分子または3分子縮合したもののいづれ
でもよく、またこれらの混合物であってもよい。
多糖アシル化物としては、セルロース、デキストリン等
の多糖と炭素数8〜18の脂肪酸との脱水縮合物が使用
できる。
これらの化合物の使用量は0.1〜10重量%の範囲で
ある。
本発明の感光性樹脂組成物の熱安定性を増すために従来
公知の重合禁止剤を全て使用することができる。
好ましい重合禁止剤としては、フェノール類、ハイドロ
キノン類、カテコール類なとが挙げられる。これらの熱
安定剤は、組成物全量に対して0゜001〜5重量%範
囲で使用することができる。
また染料、顔料、界面活性剤、消泡剤、紫外線吸収剤、
香料などを添加することもできる。
本発明の感光性樹脂組成物は通常アルコール可溶性ポリ
アミドの使用量が少ないことから、相溶性の点から、光
反応性成分を含めて添加成分の選択幅が大きいことも特
徴である。
本発明の感光性樹脂組成物の用途において、特にアルコ
ール性インキ、酢酸エチル等を含有する溶剤インキを使
用する印刷版を目標とする場合、感光性樹脂組成物にお
ける全構成成分の50重量%以上が置換ないし非置換の
ベンゼン核構造を有する化合物からなることが有効であ
り、好ましくは60重量%以上、さらに好ましくは70
重量%以上が置換ないし非置換のベンゼン核構造を有す
る化合物からなることが好ましい。ここで全構成成分中
での置換ないし非置換のベンゼン核を有する化合物の5
0重量%よりも少ない感光性樹脂組成物から得られる印
刷版は、特にアルコール性インキ耐性の不十分なものと
なりやすい。
本発明の感光性樹脂組成物を製造する方法としては、ま
ず熱安定剤、また可塑剤等の液状添加剤成分を混合した
エチレン系不飽和化合物にポリアミド等の樹脂成分を添
加し、攪拌下に80〜200℃、好ましくは100〜1
80℃で昇温加熱して樹脂成分を溶解せしめた後に、光
重合開始剤、その伯の添加剤成分を混合、溶解せしめて
、実質的に無溶剤の溶解液を製造する。この溶解液を注
型あるいは流延、冷却して直接成形品を得ることができ
る。
本発明の感光性樹脂組成物は、実質的に熱可逆性のゲル
であることを特徴とするものであり、室温では充分な実
用強度を有する固体であり、加熱時は、比較的低粘度の
液体となることから、この特性を利用した容易な成形方
法を適用することができる。
本発明の感光性樹脂組成物は、150℃で、1000ボ
イズ以下の液体、さらには100℃で1000ボイス以
下の液体となるように設計することができる。
本発明の感光性樹脂組成物を用いて、印刷版材を形成せ
しめるには、例えば、本組成物の溶解液を支持体上に直
接流延して成形することができる。
必要に応じて、溶剤を使用した場合は、乾式製膜を行な
ってもよいが、通常は無溶媒で成形されるので、冷却の
みで感光性シートを作製することができ、厚物シートの
作製も容易である。
支持体としては、必要に応じて接着層を有するスチール
、ステンレス、アルミニウム、銅などの金属板、ポリエ
ステルフィルムなどのプラスチックシート、合成ゴムシ
ートなどが用いられ、感光層は通常0.1〜’10mm
の厚さに形成される。
本発明の感光性樹脂組成物を用いて印刷用レリーフ像を
形成するには、上記のように作製した、感光層上にネガ
ティブまたはポジティブの原図フィルムを密着し、通常
300〜400mμの波長を中心とする高圧水銀灯、超
高圧水銀灯、メタルハライドランプ、キセノン灯、カー
ボンアーク灯、ケミカル灯などからの紫外線を照射し、
光反応により光硬化を行なわせる。次いで、未硬化部分
を・スプレ一式現像装置またはブラシ式現像装置を用い
て溶媒中に溶出させることにより、レリーフが支持体上
に形成される。
本発明の感光性樹脂組成物は、従来、室温で液状ないし
液状に近い組成物を、固化せしめる特徴を有することか
ら、柔軟印刷版、フレキソ印刷版を目的とした、固形印
刷版材料とじて有用であり、凸版印刷材として用いられ
る時に、最もその効果を発揮するが、平版印刷材、凹版
印刷材、孔版印刷材、フォトレジストとして使用するこ
ともできる。これらの用途については、本発明の感光性
樹脂組成物から得られた版材は、担体樹脂用が非常に少
ないことから、各版材組成に応じた現像液で現像を行な
う際の、現像性が優れている。このため、現像液の選択
幅が大きいことも特徴である。
例えば、アルコールあるいはアルコールを主成分とする
現像液を使用した従来の版材のバインダー基体樹脂と同
様のポリアミドを、本発明の感光性樹脂組成物に適用し
た場合、水あるいは水を主成分とする現像を容易に行な
うことができる。また従来のアルコール可溶性ポリアミ
ドをバインダー基体樹脂とする印刷版では達成できなか
った超柔軟版を得ることができる。
特に、本発明の感光性樹脂組成物から得られる印刷版材
は、その組成を選択することにより、水および/または
アルコール現像性にして、油性、アルコール性、水性、
エステル系溶剤性等のインキを使用できるフレキソ印刷
版材となるものである。
〔実施例〕
以下実施例で本発明をさらに詳しく説明する。
以下の実施例で使用される部数は重量部である。
実施例1 ポリアミド樹脂(東しく株)製“ナイロンCM1041
”)を、公知の処方によりN−メトキシメチル化して製
造したメトキシメチル化率28%のN−メトキシメチル
化ポリアミド20部を、下記の構造式で表わされるカプ
ロラクトン変性2−ヒドロキシエチルアクリレート50
部、および2−ヒドロキシエチルアクリレート20部の
混合物に添加復、120℃で攪拌加熱して溶解せしめた
この溶解液に熱安定剤としてハイドロキノン0゜05部
、および光重合開始剤としてベンジルジメチルケタール
1.5部を添加して均一溶解液とした。120℃で11
5ポイズの、この溶解液を、予めポリエステル系接着剤
が塗布・キュアされている厚さ130μのポリエステル
フィルム基板上に、厚さ1500μ(感光層のみ)とな
るように流延・塗布俊、室温に放置して固形感光性樹脂
版材を得た。
この版材の感光層上に、感度測定用グレースケールネガ
フィルム(StOuffer社製、21steps  
5enSitiVity  GUide)および画像再
現性評価用ネガフィルム(150線3%、5%、10%
網点、直径200μおよび300μ独立点、幅50μお
よび70μ細線部あり)を真空密着させてケミカル灯で
7分間露光した。
露光修了後、中性水を入れたブラシ式洗い出し機(水@
30℃)で現像を行なった。現像時間1分20秒で深さ
1000μのレリーフ像が形成された。
得られたレリーフ像を評価した結果、グレイスケール部
は15ステツプまで残っていて、画線部は5%網点、2
00μ独立点、50μ細線などが完全に再現しているこ
とがわかった。また刷版の硬度はシヨアD硬度で20で
あり、水現像性の柔軟板となった。この版材で刷版を作
製し、油性インキで印刷テストを行ない、良好な印刷物
を得ることができた。
比較例1 実施例1と同様のN−メトキシメチル化ポリアミド40
部をエタノール80部と水20部の混合液に加熱溶解し
、これにカプロラクトン変性2−ヒドロキシエチルアク
リレート40部、2−ヒドロキシエチルアクリレート2
0部、ハイドロキノン0.05部およびベンジルジメチ
ルケタール1゜5部を添加溶解した後、乾式製膜法で感
光性樹脂版材を得たが、中性水での現像はほとんど不可
能であった。
実施例2 数平均分子1600のポリオキシエチレンの両末端にア
クリロニトリルを付加し、これを水素還元して得たα、
ω−ジアミノポリオキシエチレンとアジピン酸との当モ
ル塩を55部、ε−カプロラクタム25部、およびヘキ
サメチレンジアミンとアジピン酸の塩20部を、通常の
条件で、溶融重合して相対粘度(ポリマ1qを抱水クロ
ラール100m1に溶解し、25℃で測定、以下同じ)
が、2.50のポリアミドを得た。このようにして得ら
れたポリアミド、20部と、熱安定剤としてハイドロキ
ノン0.03部、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエ
チルメタアクリレート50部、下記の一般式で表わされ
るエチレンオキサイド変性フタル酸アクリレート30部
を混合して、攪拌、昇温、120℃加熱で溶解液を得た
この溶解液にベンジルジメチルケタール1.5部を添加
、溶解して、120℃で65ポイズの溶解液を得た。こ
れを実施例1と同様に成形して、1500μの感光層を
有する固形感光性樹脂版材を得た。
この版材から、実施例1と同様のネガフィルムを使用し
て、真空密着、高圧水銀灯で3分間露光を行なった後、
中性水を入れたブラシ式洗い出し機(水温30℃)で現
像を行なった。現像時間1分間で深さ1oooμのレリ
ーフ像が形成された。
得られたレリーフ像を評価した結果、グレイスケール部
は、14ステツプまで残っていて、画線部は良好な再現
性を示していた。また刷版の硬度はシヨアD硬度30で
あった。この刷版を、水性インキを使用して印刷テスト
を行なったところ、充分な耐刷力を示して、良好な印刷
物を得た。
比較実施例2 実施例2において、ポリアミド成分を50部として、カ
プロラクトン変性2ヒドロキシエチルメタアクリレート
を20部として、乾式製膜方式で版材を得て、同様に刷
版を作製し、実施例2と同様の印刷テストを行なったと
ころ、印刷テスト開始後、間もなく、印刷版が水性イン
キで膨潤して印刷が不可能となった。
実施例3 実施例2において、ポリアミド樹脂20部を、実施例1
で使用したN−メトキシメチル化ポリアミド20部に代
えて、同様に印刷版材を得た。この印刷版材から、実施
例2と同様の露光操作を行なった後、水/エタノール(
70部/30部)で現像を行ない、グレイスケール感度
16段、かつ画線部再現性も優れており、刷版のシヨア
D硬度は28であった。この刷版を使用して水性インキ
で印刷テストを行なったところ、充分な耐刷力を示し、
良好な印刷物を得た。
比較例3 比較例1で作成した印刷版材を使用して、アルコール1
00%液の現像方式で、刷版を作製して、これを実施例
3と同様の印刷テストを行なったところ、インキによる
刷版の膨潤が生じて、良好な印刷物を得ることができな
かった。
実施例4 実施例3において、エヂレンオキサイド変性フタル酸ア
クリレートの使用量を25部として、ウレタンアクリレ
ート(日本合成化学工業(株)製〉゛ゴーセラックUV
3000B” >5部を追加して、同様に印刷版材を得
て、同様に良好な画像再現性を有する刷版を得た。ここ
で得られた印刷版材および刷版は、実施例3と比較して
、強伸度が良好で、かつゴム弾性の付与効果が大きいも
のとなっていた。また、刷版のシヨアD硬度は22であ
り、耐刷力は、相対比較で約2倍の結果を示した。
比較例4 実施例4において、ウレタンアクリレート5部の代りに
トリメチロールプロパントリアクリレート5部を使用し
て、同様に印刷版材、印刷版を得たが、印刷版材および
印刷版強度は実施例3と比較して、やや低下し、また刷
版硬度はショアD35に大幅に上昇した。その耐刷力は
、実施例3で作製した印刷版とほぼ同様であった。
実施例5 実施例4において、溶解液にN−ラウロイル−し−グル
タミン酸−α、γ−ジーn−ブチルアミド1.0部、ジ
ベンジリデンソルビトール1.0部を添加して、同様に
均一溶解液を得て、これから、同様に、感光性樹脂版材
、印刷版を得た。これらの化合物を添加することにより
、成形時の同化速度が1.3倍となり、固形樹脂版材の
強度が向上した。また、実施例4で得た版材を1週間3
O℃で保存したところ、若干の表層しみ出しが見られた
が、この実施例5で得た版材では同様の保存を行なった
後の、しみ出しはほとんど見られなかった。
実施例6.7,8.9 実施例5にあて使用したN−アシルアミノ酸アミド1.
0部、ジベンジリデンソルビトール1゜0部の代りに、
各々1.0部のみを使用した場合、効果はやや小さかっ
たが、実施例5と同様の同化の促進作用が生じた。また
12−ヒドロキステアリン酸1.0部、さらには、ジス
テアリン酸アルミニウム1.0部を使用した場合も、効
果はやや小さいが、実施例5と同様の固化の促進作用が
生じた。
実施例10 実施例1で製造したN−メトキシメチル化ポリアミド2
0部をカプロラクトン変性2−ヒドロキシエチルメタア
クリレート65部、可塑剤としてジエチレングリコール
14部、ハイドロキノン0゜05部に140℃加熱攪拌
溶解した侵、ベンジルジメチルケタール1.0部を添加
溶解後、実施例1と同様の基板上に100℃で流延、冷
却して、実施例1と同様に感光性樹脂印刷版材を得た。
この印刷版材は水現像性を有しており、実施例3と同様
の露光、現像操作で、画像再現性良好なる印刷版を得た
。この印刷版のショアA硬度は46であり、耐、剛性の
優れた超柔軟版であった。
実施例11 実施例1で製造したN−メトキシメチル化ポリアミド1
0部、実施例2で製造したポリアミド10部をハイドロ
キノン0.03部、カプロラクトン変性2−ヒドロキシ
エチルメタアクリレート15部、β−ヒドロキシエチル
−β−−アクリロイルオキシエチルフタレート60部、
実施例4で使用したウレタンアクリレート5部に120
℃で加熱攪拌溶解した後、ベンジルジメチルケタール1
゜5部、N−ラウロイル−し−グルタミン酸−α。
γ−ジーn−ブチルアミド1部、ジベンジリデンソルビ
トール1部を添加溶解して、320ボイズ(120℃)
の均−液を得た。この溶解液から実施例2と同様の手法
で感光性樹脂版材およびその印刷版を得た。こうして得
られた印刷版のショアA硬度は71であり、この印刷版
を、フレキソ印刷用水性インキ、ざらにはフィルム印刷
用アルコール性インキで印刷テストを行なったところ、
充分な耐刷力を示し、印刷物も良好なものが得られた。
実施例12 ポリブチレングリコール30部、アジピンM20部、ラ
ウリロラクタム40部、ポリエチレングリコール10部
を溶融重縮合せしめて相対粘度3.2、軟化点120℃
のポリエステルエーテルアミドを得た。このポリアミド
を実施例11のポリアミドの代りに使用し、同様に印刷
版を得た。
ここで現像液のみは水/エタノール(60/40)を使
用した。こうして得られた印刷版のショアA硬度は55
であり、優れたフレキソ印刷適性を有するフレキソ印刷
版であった。
比較例5 実施例1において、光反応性七ツマー成分として、下記
一般式で示される水酸基当量458の3分子カプロラク
トン変性2−ヒドロキシエチルメタアクリレート70部
を使用して、同様の手法で感光性樹脂組成物を得ること
を試みたが、均一溶解液が1qられなかった。
実施例13 ε−カプロラクタム40部、数平均分子量600のポリ
エチレングリコールとテレフタル酸の当量混合物60部
を溶融重縮合せしめて、軟化点185℃、相対粘度(ポ
リマ0,5qをオルソクロールフェノール100m1に
溶解し、25℃で測定>2.10のポリエーテルエステ
ルアミドを得た。
このポリエーテルエステルアミド15部を、下記の構造
式で示されるエチレンオキサイド変性フタル酸アクリレ
ート75部、 およびウレタン系ジアクリレート(日本合成化学(株)
製) “UV−20008” 、トルイレンジイソシア
ネートをベースとする黄変タイプ)10部、ハイドロキ
ノン0.05部に160℃で加熱攪拌混合して溶解液と
した。この溶解液にジメチルベンジルケタール1.5部
、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−α、γ−ジーn
−ブチルアミド1゜0部、ジベンジリデンソルビトール
1.0部を混合溶解し、感光性樹脂組成物とした。14
0℃で400ボイスのこの溶解液を予めポリエステル系
接着剤が塗布・キュアされている厚さ130μのポリエ
ステルフィルム基板上に、厚さ1500μ(感光層のみ
)となるように流延・塗布後、室温に放置して固形感光
性樹脂版材を得た。
この版材の感光層上に、実施例1と同様の感度測定用グ
レースケールネガフィルムおよび画像再現性評価用ネガ
フィルムを真空密着させて、2KWの超高圧水銀灯(オ
ーク製作所製)で、3分間露光した。
露光修了侵、水/エタノール(75:25>の現像液を
入れたブラシ式洗い出しII(水温30℃)で現像を行
なった。現像時間3分で深さ1000μのレリーフ像が
形成された。
得られたレリーフ像を評価した結果、グレイスケール部
は15ステツプまで残っていて、画線部は5%網点、2
00μ独立点、50μ細線などが完全に再現しているこ
とがわかった。また刷版の硬度はショアA硬度で75で
あり、水系現像性の柔軟版となった。
印刷版のベタ部30X30mm2を切り出した試料片を
、各種溶剤に対して23℃、24時間の浸漬膨潤テスト
を行なったところ、PH8の水浸漬で8.1重量%、水
性インキ対応のブチルセロソルブ/炭酸ソーダ/水(4
/1/95重量比)浸漬試験で8.2重量%、エタノー
ル浸漬で4゜6重量%、エタノール/酢酸エチル(70
/30重量比)浸漬で10.9重量%の膨潤度であり、
これら溶剤に対して、非常に安定であることがわかった
。またいずれの浸漬試験においても版材成分がほとんど
抽出されないことを確認した。
また、この印刷版を用いて、水性インキおよびアルコー
ル性インキおよび油性インキを使用して実用的な印刷試
験を行なったところ、いずれのインキを使用した場合も
、5万枚の印刷テストで良好な刷り上がりの印刷物が得
られた。
実施例14 数平均分子11600のポリオキシエチレンの両末端に
アクリロニトリルを付加し、これを水素蓮元して得たα
、ω−ジアミノポリオキシエチレンとアジピン酸との当
モル塩を55部、ε−カプロラクタム25部、およびメ
タキシリレンジアミンとアジピン酸の塩20部を、通常
の条件で、溶融重合して相対粘度(ポリマ1gを抱水ク
ロラール100m1に溶解し、25℃で測定)が、2.
15のポリアミドを得た。このようにして得られたポリ
アミド15部を、実施例13のポリエーテルエステルア
ミド15部の代りに使用して、同様の実験を行なった。
溶解液の粘度は120℃で300ポイズであり、無溶剤
直接流延方式の成形で同様の固形柔軟版材を得た。
この版材から、実施例1と同様のネガフィルムを使用し
て、真空密着、高圧水銀灯で3分間露光を行なった後、
中性水を入れたブラシ式洗い出し機(水温30°C)で
現像を行なった。現像時間2分間で深さ500μのレリ
ーフ像が形成された。
1qられたレリーフ像を評価した結果、グレイスケール
部は、14ステツプまで残っていて、画線部は良好な再
現性を示していた。また刷版の硬度はショアA硬度75
であった。この印刷版のエタノール浸漬試験結果は6.
3重量%、エタノール/酢酸エチル(70/30重量比
)浸漬では12゜5重量%の膨潤度であり、アルコ−゛
ル性インキを使用した印刷テストも良好な印刷物を与え
た。
実施例15 実施例13において、エチレンオキサイド変性フタル酸
アクリレートの使用量を45部として、下記の構造式で
示されるアクリレート30部を加えて、同様に印刷版を
作製したところ、はぼ同様の特性を示す印刷版となった
O■ 実施例16 実施例4において、ポリアミド15部、ウレタン系ジア
クリレート5部、エチレンオキサイド変性フタル酸アク
リレート55部として、下記の構造式で示される可塑剤
20部とN、N−ジブチルp−トルエンスルフォンアミ
ド5部を添加して、同様に印刷版を作製した。印刷版の
ショアA硬度は59であり、油性インキ、水性インキ、
アルコール性インキ使用のフレキソ印刷で十分な耐刷性
を示すフレキソ印刷版であった。
実施例17 実施例14におけるポリアミドの合成において、メタキ
シリレンジアミンとアジピン酸の塩の使用量を30部と
して1qだポリアミドを使用して、実施例14と同様の
方法で印刷版を得たところ、この印刷版はざらに耐アル
コール性の良好な印刷版となった。
比較実施例6 実施例17において、N−ラウロイル−L−グルタミン
酸−α、γ−ジーn−ブチルアミドとジベンジリデンソ
ルビトールを使用しないで、同様に印刷版材を作製した
ところ、版材表面に粘着性が生じ、固形版材としての適
性が低下した。
比較実施例7 実施例14においてエチレンオキサイド変性フタル酸ア
クリレートの代りにカプロラクトン変性ヒドロキシエチ
ルアクリートを使用して、同様に印刷版を11だが、こ
の印刷版はアルコール性インキ使用の印刷テストでは膨
潤が生じ良好な印刷物が得られなかった。
実施例18 実施例13において:エチレンオキサイド変性フタル酸
アクリレートの使用量を50部として、下記の一般式で
示される可塑剤25部を使用して、同様に印刷版材を得
た。
但し、R1は +1 R2は この印刷版材から、同様に印刷版を19だところ。
プレイスケール感度は3ステップ高いものとなり、また
印刷版のショアA硬度は55であった。この印刷版はア
ルコール性インキを使用した印刷テストで良好な印刷物
を与え、優れたフレキン印刷版となっていることがわか
った。
実施例19 実施例2で使用したポリアミド20部、■ヂレンオキサ
イド変性フタル酸アクリレート70部、実施例18で使
用した可塑剤10部、ハイドロキノン0.05部、ベン
ジルジメチルケタール1゜5部を使用して、実施例2と
同様に印刷版材を得た。
この印刷版材から、同様に露光、水現像で、画像再現性
の良好な印刷版を得た。この印刷版レリーフ像はグレイ
スケール部17ステツプまで残っていて、刷版の硬度は
ショアA6Bであった。この印刷版は水性インキ、アル
コール性オンキを使用した印刷テストで良好な印刷物を
与えた。
実施例20 実施例10において、ジエチレングリコール14部の代
りに、次頁記載の一般式で示される可塑剤14部を使用
して同様に柔軟印刷版を得た。
実施例10で19られた印刷版と比較して、この印刷版
はグレイスケール感度で3ステツプ向上し、かつ印刷版
の耐溶剤性が改良されたものとなった。
(発明の効果) 本発明は上述のごとく構成したので、従来のポリアミド
をバインダー基体樹脂とする感光性樹脂組成物では成し
得なかった、加工性、現像性、現像液選択性、超柔軟印
刷版作製、印刷版の耐溶剤性の向上、さらには水および
/あるいはアルコール現像性にしてフレキソ印刷適性を
有する印刷版の作製を可能にしたものである。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルコール可溶性ポリアミド、エチレン系不飽和
    化合物および光重合開始剤を必須構成成分とする感光性
    樹脂組成物において、上記感光性樹脂組成物中における
    アルコール可溶性ポリアミドが2〜28重量%の範囲に
    あり、かつ該アルコール可溶性ポリアミド100重量部
    に対してエチレン系不飽和化合物が200〜2000重
    量部配合されてなることを特徴とする感光性樹脂組成物
  2. (2)エチレン系不飽和化合物の少なくとも一部が、分
    子内に1個以上の水酸基を有し、かつ該水酸基当量が5
    0〜400の範囲にあるエチレン系不飽和化合物である
    ことを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の感光
    性樹脂組成物。
  3. (3)エチレン系不飽和化合物の少なくとも一部が、分
    子内に少なくとも1個の水酸基を有し、かつ該水酸基当
    量が50〜400の範囲にあるエチレン系不飽和化合物
    およびウレタン結合を有するエチレン系不飽和化合物で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    感光性樹脂組成物。
  4. (4)アルコール可溶性ポリアミドが、N−アルコキシ
    メチル化ポリアミドおよび/またはポリエーテルセグメ
    ントおよび/またはポリエステルセグメントを有するポ
    リアミドであることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の感光性樹脂組成物。
  5. (5)感光性樹脂組成物が、可塑剤を含有し、かつアル
    コール可溶性ポリアミド100重量部に対してエチレン
    系不飽和化合物および可塑剤の合計量が200〜200
    0重量部の範囲にあることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の感光性樹脂組成物。
  6. (6)可塑剤が、グリセリン、アルキレングリコール類
    およびポリアルキレングリコール類の群から選ばれた少
    なくとも1種である特許請求の範囲第(5)項記載の感
    光性樹脂組成物。
  7. (7)可塑剤が、分子内に1個以上の第3級アミン結合
    および1個以上の水酸基を有する化合物であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(5)項記載の感光性樹脂組
    成物。
  8. (8)感光性樹脂組成物が、アミノ酸誘導体、ヒドロキ
    シカルボン酸ないしその誘導体、アリール基置換ないし
    非置換のアルキリデンソルビトール類、ベンズアルデヒ
    ドと多価アルコールの縮合物、多糖アシル化物および金
    属石鹸類から選ばれた少なくとも1種以上の化合物を含
    有することを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載
    の感光性樹脂組成物。
  9. (9)感光性樹脂組成物を構成する全構成成分の50重
    量%以上が置換ないし非置換のベンゼン核構造を有する
    化合物からなることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    )項記載の感光性樹脂組成物。
  10. (10)エチレン系不飽和化合物の少なくとも一部が置
    換または非置換のベンゼン核構造を有する化合物からな
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項、第(3
    )項または第(9)項のいずれかである感光性樹脂組成
    物。
  11. (11)アルコール可溶性ポリアミド成分の少なくとも
    一部が、分子内に1個以上の置換または非置換のベンゼ
    ン核構造を有するポリアミドであることを特徴とする特
    許請求の範囲第(4)項あるいは第(9)項記載の感光
    性樹脂組成物。
  12. (12)分子内に1個以上の第3級アミン結合および1
    個以上の水酸基を有する化合物が、分子内に1個以上の
    置換ないし非置換のベンゼン核構造を有する化合物であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第(7)項あるいは
    第(9)項記載の感光性樹脂組成物。
  13. (13)2〜28重量%のアルコール可溶性ポリアミド
    、該アルコール可溶性ポリアミド100重量部に対して
    200〜2000重量部のエチレン系不飽和化合物およ
    び光重合開始剤を必須成分とする感光性樹脂組成物と支
    持体からなることを特徴とする固形印刷版材。
  14. (14)アルコール可溶性ポリアミドおよびエチレン系
    不飽和化合物の少なくとも1部が置換ないし非置換のベ
    ンゼン核構造を有する化合物からなることを特徴とする
    特許請求の範囲第(13)項記載の固形印刷版材。
  15. (15)エチレン系不飽和化合物の少なくとも一部が水
    酸基当量50〜400のモノ(メタ)アクリレート類で
    ある特許請求の範囲第(13)項記載の固形印刷版材。
  16. (16)印刷版材が水現像性である特許請求の範囲第(
    13)項〜第(15)項のいずれかである固形印刷版材
    。(17)印刷版材が水および/またはアルコール現像
    性フレキソ印刷版材である特許請求の範囲第(13)項
    〜(15)項のいずれかである固形印刷版材。
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