JPH03126950A - 光硬化性樹脂組成物 - Google Patents

光硬化性樹脂組成物

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Publication number
JPH03126950A
JPH03126950A JP26570389A JP26570389A JPH03126950A JP H03126950 A JPH03126950 A JP H03126950A JP 26570389 A JP26570389 A JP 26570389A JP 26570389 A JP26570389 A JP 26570389A JP H03126950 A JPH03126950 A JP H03126950A
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JP
Japan
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acid
anhydride
resin
composition
photopolymerizable
Prior art date
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Application number
JP26570389A
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English (en)
Inventor
Masayuki Iwasaki
政幸 岩崎
Yuichi Wakata
裕一 若田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP26570389A priority Critical patent/JPH03126950A/ja
Publication of JPH03126950A publication Critical patent/JPH03126950A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光硬化性樹脂組成物に関し、またより詳しく
はガラス基板や、窒化珪素、酸化珪素等のセラミック表
面をもつ基板や電子デバイスへの接着性の優れた保護塗
料や接着剤の用途に好適な光硬化樹脂組成物に関する。
(従来の技術) 最近、光硬化性樹脂組成物に関しては様々な利用分野が
開拓されて来ているが、その中には、LSIのような半
導体素子の保護や半導体、コンデンサー、抵抗等のチッ
プ部品の接続を目的にする用途がある。これらの半導体
などの接続技術としては特開昭62−280887号、
特開昭63−240036号、及び特開昭64−233
1号などの各明細書に記載されている。この際に使用さ
れる接着剤や保護塗料としては、エポキシ樹脂、アクリ
ル樹脂などを用いることが記載されている。
また光照射により硬化する、光硬化性樹脂は光照射した
後、加熱をすることが不要かまたは比較的低温での加熱
により容易に硬化するため、電子デバイスや液晶パネル
のような耐熱性のあまり高くない材料の保護の用途には
特に好適である。しかしこれまでに知られていた光硬化
性樹脂はまだまだ前記のようなガラス基板への接着性に
関して、特に高湿度下で長時間保存した後の接着性にお
いては不十分であった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は、光による硬化が可能で、ガラス表面や
セラミック表面を持つ基板への接着性、特に高湿度下で
長時間にわたって保存したときの接着性に優れた光硬化
樹脂組成物を提供することにある。
く問題点を解決する為の手段〉 本発明は、少なくとも、■ノボラック型エポキシ樹脂と
不飽和モノカルボン酸及び多塩基酸無水物を順次反応さ
せて得られる分子中にエチレン性不飽和二重結合とカル
ボン酸基を有する光重合性樹脂、■少なくとも1個のエ
チレン性不飽和二重結合を有する光重合性化合物、■溶
剤可溶性エポキシ樹脂、■光ラジカル重合開始剤、を含
有することを特徴とする光硬化性樹脂組成物により達成
された。
この光重合性組成物には、必要に応じて、更にエポキシ
熱硬化促進剤、有機溶剤等を添加することができる。
本発明の光硬化性樹脂組成物は、ケイ酸塩ガラス、リン
酸塩ガラス、ホウ酸塩ガラス等のガラスや窒化珪素、酸
化珪素等ノセラミックス表面に強固に接着するので、接
着剤、保護膜として特に有用である。
本発明で用いられる光重合性樹脂はノボラック型エポキ
シ化合物と不飽和モノカルボン酸、および飽和あるいは
不飽和多塩基酸無水物の8原料を順次反応させて得られ
る。
本発明の光重合性樹脂の原料として用いられるノボラッ
ク型エポキシ化合物として代表的なものは、フェノール
ノボラック型エポキシ栂脂、クレゾールノボラック型エ
ポキシ樹脂、炭素数2以上のアルキルフェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂およびハロゲン化フェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂等があり、それぞれフェノール、ク
レゾール、炭素数2以上のアルキルフェノールおよびハ
ロゲン化フェノール等とアルデヒド類とを酸触媒の存在
下に反応させて得られるノボラック型樹脂のフェノール
性水酸基にアルカリ存在下でエピクロルヒドリンを反応
せしめて得られる化合物である。特に好ましくはフェノ
ールノボラック型エポキシ樹脂とクレゾールノボラック
型エポキシ樹脂を挙げることができる。
他方、本発明の光重合性樹脂の原料として用いられる不
飽和モノカルボン酸としては、分子中にエチレン性不飽
和二重結合を有するモノカルボン酸化合物であればよい
が、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン
酸、ビニル安息香酸、アクリロイルオキシ安息香酸、ア
クリル酸またはメタクリル酸のマイケル付加による二量
体及び三重体以上のオリゴマー アクリル酸またはメタ
クリル酸とカプロラクトン等の環状エステルとの開環反
応生成物、アクリル酸またはメタクリル酸ヒドロキシア
ルキルエステルと二塩基酸無水物とのモノエステル化反
応生成物、アクリル酸またはメタクリル酸ヒドロキシア
ルキルエステルとハロゲン含有カルボン酸化合物との反
応生成物、トリメチロールブロバンジ(メタ)アクリレ
ートと二塩基酸無水物とのモノエステル化反応生成物、
ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレートと二塩
基酸無水物とのモノエステル化反応生成物、グリセリン
ジ(メタ)アクリレートと二塩基酸無水物とのモノエス
テル化反応生成物等を好ましい例として挙げることがで
きる。
これらのうち市販品として入手可能なものとしては、東
亜合成化学工業(株)製のアロニックスM−5300,
M−5400,M−5500およびM−5600,新中
村化学工業(株)製のNKエステルCB−1およびCB
X−1、共栄社油脂化学工業(株)製のHOA−MPお
よびHOA−MS、大阪有機化学工業(株)製のビスコ
ート#2100等を用いることができる。特に好ましく
は東亜合成化学工業(株)製のアロニックスM−540
0、M−5600が挙げられる。
また、本発明の光重合性樹脂の原料である多塩基酸無水
物としては、代表的なものとして、コハク酸無水物、メ
チルコハク酸無水物、2,3−ジメチルコハク酸無水物
、2,2−ジメチルコハク酸無水物、エチルコハク酸無
水物、ドデセニルコハク酸無水物、ノネニルコハク酸無
水物、マレイン酸無水物、2,3−ジメチルマレイン酸
無水物、2−クロロマレイン酸無水物、2. 3−シク
ロ口マレイン酸無水物、ブロモマレイン酸無水物、イタ
コン酸無水物、シトラコン酸無水物、シトラコン酸無水
物、フタル酸無水物、テトラヒドロフタル酸無水物、テ
トラクロロフタル酸無水物、テトラブロモフタル酸無水
物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、メチルテトラヒドロ
フタル酸無水物、メチルへキサヒドロフタル酸無水物、
エンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、メチルエ
ンドメチレンテトラヒドロフタル酸無水物、クロレンド
故無水物および5−(2,5−ジオキソテトラヒドロフ
リル)−3−シクロヘキセン−1,2−ジカルボン酸無
水物などの二塩基酸無水物、トリメリット酸無水物、3
. 3’、  4. 4’−ベンゾフェノンテトラカル
ボン酸無水物等の多塩基酸無水物などが使用できるが、
特に好ましくはテトラヒドロフタル酸無水物、コハク酸
無水物およびマレイン酸無水物を挙げることができる。
それぞれを順次反応させて、光重合性樹脂を得るが、そ
れらを反応させる比率は、ノボラック型エポキシ樹脂の
エポキシ基1当量に刻して、不飽和モノカルボン酸のカ
ルボキシル基が0. 8〜1゜2当量、好ましくは、0
. 9〜1.1当量であり、多塩基酸無水物が0. 1
〜1.0当量、好ましくは、0. 3〜1. 0当量で
ある。
これらの光重合性樹脂は、光硬化樹脂組成物の固形分1
00重量部に対して10〜60M量部、好ましくは、2
0〜50重量部用いることができる。
本発明の光硬化性樹脂組成物に用いられる少なくとも1
個のエチレン性不飽和二重結合を有する光重合性化合物
としては、まず1価または多価アルコールのアクリル酸
またはメタクリル酸のエステルが挙げられる。
1価または多価アルコールのアクリル酸またはメタクリ
ル酸のエステルにおける1価アルコールとしては、例え
ばメタノール、エタノール、プロパツール、イソプロパ
ツール、n−ブタノール、イソブタノール、t−ブタノ
ール、シクロヘキシルアルコール、ベンジルアルコール
、オクチルアルコール、2−エチルヘキサノール、ラウ
リルアルコール、n−デカノール、ウンデカノール、七
チルアルコール、ステアリルアルコール、メトキシエチ
ルアルコール、エトキシエチルアルコール、ブトキシエ
チルアルコール、ポリエチレングリコールモノメチルエ
ーテル、ポリエチレングリコールモノエチルエーテル、
2−ヒドロキシエチルアルコール、2−ヒドロキシピロ
ピルアルコール、2−ヒドロキシ−3−クロロプロパン
、ジメチルアミノアルコール、ジエチルアミノアルコー
ル、グリシドール、2−トリメトキシシリルエタノール
、エチレンクロロヒドリン、エチレンブロモヒドリン、
2.3−ジブロムプロパノール、アリルアルコール、オ
レイルアルコール、エポキシステアリルアルコール、フ
ェノール、ナフトール等が挙げられる。また多価アルコ
ールとしては、例えばエチレングリコール、1,2−プ
ロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1. 4
−ブタンジオール、1,5−ベンタンジオール、ヘキサ
ンジオール、ヘプタンジオール、オクタンジオール、ノ
ナンジオール、ドデカンジオール、ネオペンチルグリコ
ール、1,10−デカンジオール、2−ブテン−1,4
−ジオール、2−n−ブチル−2−エチルプロパンジオ
ール、シクロへブタンジオール、■、4−シクロヘキサ
ンジメタツール、3−シクロヘキセン−1,1−ジェタ
ノール、ポリエチレングリコール(ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール等〉、ポリプロピレングリ
コール(ジプロピレングリコール、トリプロピレングリ
コール等)、ポリスチレンオキシドグリコール、ポリテ
トラヒドロフラングリコール、キシリレンジオール、ビ
ス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、3−クロル−
1,2−プロパンジオール、2,2−ジメチル−1,3
−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロ
パンジオール、2,2−ジフェニル−1,3−プロパン
ジオール、デカリンジオール、1,5−ジヒドロキシ−
1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン、2゜5−ジ
メチル−2,5−ヘキサンジオール、2−エチル−1,
3−ヘキサンジオール、2−エチル−2−(ヒドロキシ
メチル)−1,3−プロパンジオール、2−エチル−2
−メチル−1,3−プロパンジオール、3−ヘキセン−
2,5−ジオール、ヒドロキシベンジルアルコール、2
−メチル−1,4−ブタンジオール、2−メチル−2,
4−ベンタンジオール、1−フェニル−1,2−エタン
ジオール、2. 2. 4. 4−テトラメチル−1,
3−シクロブタンジオール、2. 3. 5. 6−テ
トラメチル−p−キシレン−α、α′−ジオール、1.
 1. 4. 4−テトラフェニル−2−ブチン−1,
4−ジオール、1,1′−ビー2−ナフトール、ジヒド
ロキシナフタレン、1,1′メチレン−ジー2−ナフト
ール、ビフェノール、2.2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ブタン、1.1−ビスC4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロヘキサン、ビス(ヒドロキシフェニル)メタ
ン、カテコール、レゾルシノール、2−メチルレゾルシ
ノール、4−クロロレゾルシノール、ピロガロ−・ル、
α−(1−7ミノエチル)−p−ヒドロキシベンジルア
ルコール、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパン
ジオール、2−アミノ−2−エチル−1,3−プロパン
ジオール、3−アミノ−1,2−プロパンジオール、N
−(3−アミノプロピル)−ジェタノールアミン、N、
  N−ビス(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン、1
,3−ビス(ヒドロキシメチル)ウレア、1,2−ビス
(4−ピリジル)−1,2−エタンジオール、N−n−
ブチルジェタノールアミン、ジェタノ−ルアミン、N−
エチルジェタノールアミン、3−メルカプト−1,2−
プロパンジオール、3−ピペリジン−1,2−プロパン
ジオール、2−(2−ピリジル)−1,3−プロパンジ
オール、α−(1−アミノエチル)−p−ヒドロキシベ
ンジルアルコール、グリセリン、トリメチロールエタン
、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ジ
ペンタエリスリトール、トリペンタエリスリトール、ソ
ルビトール、グルコース、α−マンニトール、ブタント
リオール、 I、  2. 6−)リヒドロキシヘキサ
ン、1. 2. 4−ベンゼントリオール、トリエタノ
ールアミン、2,2−ビス(ヒドロキシメチル)−2,
2’、2”−ニトリロトリエタノール等が挙げられる。
これらの1価または多価アルコールのアクリル酸または
メタクリル酸のエステルのうち、エチレングリコールジ
アクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、
ポリエチレングリコールジアクリレート、ポリエチレン
グリコールジメタクリレート、ペンタエリスリトールト
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリメタクリレ
ート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ペン
タエリスリトールテトラメタクリレート、ジペンタエリ
スリトールへキサアクリレート、ジペンタエリスリトー
ルへキサメタクリレート、ジペンタエリスリトールペン
タアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタメタク
リレート、グリセリントリアクリレート、グリセリント
リメタクリレート、トリメチロールプロパトリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリメタクリレート、ト
リメチロールエタントリアクリレート、トリメチロール
エタントリメタクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレー
ト、ソルビトールへキサアクリレート、ソルビトールへ
キサメタクリレート、ソルビトールペンタアクリレート
、ソルビトールペンタメタクリレート等が好ましい。特
に好ましくはペンタエリスリトールへキサメタクリレー
トが挙げられる。
また、モノアミンもしくはポリアミンのアクリルアミド
またはメタクリルアミドも使用することができる。ここ
におけるモノアミンとしては、例えばエチルアミン、ブ
チルアミン、アミルアミン、ヘキシルアミン、オクチル
アミン、シクロヘキシルアミン、9−アミノデカリン等
のモノアルキルアミン、アリルアミン、メタアリルアミ
ン、ベンジルアミン等のモノアルケニルアミン、および
アニリン、トルイジン、p−アミノスチレン等の芳香族
アミンが挙げられる。またポリアミンとしては、例えば
エチレンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチ
レンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、オクタメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンビス(2−アミノプロピル
)アミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラ
アミン、ボリエチレンボリアミン、トリス(2−アミノ
エチル)アミン、4.4′−メチレンビス(シクロヘキ
シルアミン)、N、N’−ビス(2−アミノエチル)−
1,3−プロパンジアミン、N、N’ビス(3−アミノ
プロピル)−1,4−ブタンジアミン、N、N’−ビス
(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、N、N’−
ビス(3−アミノプロピル)−1,3−プロパンジアミ
ン、1,3−シクロヘキサンビス(メチルアミン)、フ
ェニレンジアミン、キシリレンジアミン、β−(4−ア
ミノフェニル)エチルアミン、ジアミノトルエン、ジア
ミノアントラセン、ジアミノナフタレン、ジアミノスチ
レン、メチレンジアニリン、2,4−ビス(4−アミノ
ベンジル)アニリン、アミノフェニルエーテル等が挙げ
られる。
さらに、アリル化合物、例えばギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、ラウリン酸、安息香酸、クロル安息香酸、マ
ロン酸、シュウ酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、フタル酸、テレフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、
クロレンド酸等のモノまたはジカルボン酸のモノまたは
ジアリルエステル、トリメリット酸トリアリル、ベンゼ
ンジスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸等のジスルホ
ン酸のモノまたはジアリルエステル、ジアリルアミン、
N、N’−ジアリルシュウ酸ジアミド、1゜3−ジアリ
ル屈素、ジアリルエーテル、トリアリルイソシアヌレー
ト等も用いこともできる。
また、例えばジビニルベンゼン、p−アリルスチレン、
p−イソプロペニルスチレン、ジビニルスルホン、エチ
レングリコールジビニルエーテル、グリセロールトリビ
ニルエーテル、ジビニルフタレート、ジビニルフタレー
ト、ジビニルテレフタレート等のポリビニル化合物、2
−ヒドロキシ−3−メタクリロイルオキシプロピルトリ
メチルアンモニウムクロリド、メタクリロイルオキシフ
ェニルトリメチルアンモニウムクロリド等のイオン性基
を有するアクリル酸またはメタクリル酸のエステル化合
物も用いることができる。
さらに、市販の光重合性モノマーまたはオリゴマー、例
えば東亜合成化学工業社製アロニックスM5700、 
M6100S M8O30、Ml 52、M2O3、M
215、M315、M325等のアクリレート系モノマ
ー、新中村化学工業社製のNKエステル2G、4G、9
G、14G、ABPE−4、A−TMPT、、U−4H
AS CB−1、CBX−1、日本化薬社1UKA、Y
ARAD  R604、DPCA−30S DCPA−
66、KAYAMARPM−1、PM−2、サンノブコ
社製フォトマー4061.5007等のアクリレートま
たはメタクリレート系モノマー 昭和高分子社製リポキ
シVR60、vR90、SP 1509等のエポキシア
クリレート、同社製スピラックE−4000X、U30
00等のスピロアセタール構造とアクリル基またはメタ
クリル基とを有するスピラン樹脂等も用いることができ
る。
これらの化合物は単独で、または2種以上混合して用い
てもよく、光重合性組成物の固形分100重量部に対し
て1〜40jli量部、好ましくは、2〜30重量部用
いることができる。
本発明に用いられる光ラジカル重合開始剤としては、例
えばベンジル、ジアセチル等のα−ジケトン類、ベンゾ
イン等のアシロイン類、ベンゾインジメチルエーテル、
ベンゾインジエチルエーテル、ベンゾインジイソプロピ
ルエーテル等のアシロインエーテル類、チオキサントン
、2,4−ジエチルチオキサントン、チオキサントン−
1−スルホン酸、チオキサントン−4−スルホン酸等の
チオキサントン類、ベンゾフェノン、4,4′ビス(ジ
メチルアミン)ベンゾフェノン、4.4−ビス(ジエチ
ルアミノ)ベンゾフェノン等のベンゾフェノン類、アセ
トフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、α、
α′−ジメトキシアセトキシアセトフェノン、2,2′
−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、p−メト
キシアセトフェノン、2−メチル−[4−(メチルチオ
)フェニルツー2−モルフォリノ−1−プロパノン等の
アセトフェノン類およびアントラキノン、1.4−ナフ
トキノン等のキノン類、フエナンシルクロライド、トリ
ブロモメチルフェニルスルホン、トリス(トリクロロメ
チル)−S−)リアジン等のハロゲン化合物、ジ−t−
ブチルパーオキサイド等の過酸化物などが挙げられる。
特に好ましくは、2,2′−ジメトキシ−2−フェニル
アセトフェノン、2−メチル−[4−(メチルチオ)フ
ェニルツー2−モルフォリノ−1−プロパノン(チバ・
ガイギー社製商品名ニイルガキュアー907)が挙げら
れる。
これらの光ラジカル重合開始剤は単独または2種以上混
合して用いてもよく、光重合性組成物の固形分100重
量部に対して0.1〜20重量部、好ましくは、0. 
2〜10重量部使用することができる。
本発明の光硬化性樹脂組成物に添加する溶剤可溶性エポ
キシ樹脂の例としては、ブチルグリシジルエーテル、オ
クチルグリシジルエーテル、デシルグリシジルエーテル
、アリールグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエ
ーテル等の炭素数2〜20のアルコールのグリシジルエ
ーテル類、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテ
ル、ボップロピレングリコールジグリシジルエーテル、
エチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレン
グリコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、1. 6−ヘキサンシオー
ルジグリシジルエーテル、ジブロモネオペンチルグリコ
ールジグリシジルエーテル、グリセロールトリグリシジ
ルエーテル、トリメチロールプロパントリグリシジルエ
ーテル、ジグリセロールテトラグリシジルエーテル、ポ
リグリセロールポリグリシジルエーテル等の、ポリオー
ルのポリグリシジルエーテル類、2,6−シグノシジル
フエニルグリシジルエーテル、2,6゜2’、6’−テ
トラメチル−ビフェニルグリシジルエーテル、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、水素添加型ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、水
素添加型ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノ
ールS型エポキシ樹脂、水素添加型ビスフェノールS型
エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ハロゲン化フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂および臭素化エポキシ
樹脂等のグリシジルエーテル型エポキシ化合物、アリサ
イクリックジェポキシアセタール、アリサイクリックジ
ェポキシアジベートおよびビニルシクロヘキセンジオキ
サイド等の環式脂肪族エポキシ化合物、グリシジルアク
リレート、グリシジルメタクリレート、テトラヒドロキ
シフタル酸ジグリシジルエステル、ソルビン酸グリシジ
ルエステル、オしイン酸グリシジルエステル、リルイン
酸グリシジルエステル等の不飽和酸グリシジルエステル
類、ブチルグリシジルエステル、オクチルグリシジルエ
ステルへキサヒドロフタル酸ジグリシジルエステル等の
アルキルカルボン酸グリシジルエステル類および安息香
酸グリシジルエステル、0−フタル酸ジグリシジルエス
テル、ジグリシジルp−オキシ安息香酸およびダイマー
酸グリシジルエステル等の芳香族カルボン酸グリシジル
エステル類等のグリシジルエステル型エポキシ化合物、
テトラグリシジルジアミノジフヱニルメタン、トリグリ
シジルp−アミノフェノール、トリグリシジルm−アミ
ノフェノール、ジグリシジルアニリン、ジグリシジルト
ルイジン、テトラグリシジルm−キシリレンジアミン、
ジグリシジルトリブロムアニリンおよびテトラグリシジ
ルビスアミノメチルシクロヘキサン等のグノシジルアミ
ン型エポキシ化合物、ジグリシジルヒダントイン、グリ
シジルグリシドオキシアルキルヒダントインおよびトリ
グリシジジルイソシアスレート等の複素環式エポキシ化
合物等が挙げられる。特に好ましくは、2. 6. 2
’、  6’ −テトラメチル−ビフェニルグリシジル
エーテル、トリグリシジジルイソシアヌレート等の複素
環式エポキシ化合物が挙げられる。
これらのエポキシ化合物は光重合性組成物の固形分10
0重量部に対して5゛〜40重量部、好ましくは、10
〜30重量部使用することができる。
また、必要に応じて本発明の光硬化性樹脂組成物に添加
する、エポキシ基を熱反応させる熱硬化触媒であるエポ
キシ熱硬化促進剤も加えることができる。その例として
は、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、
テトラエチレンへンタミン、イミノビスプロピルアミン
(ジプロピルトリアミン)、ビス(ヘキサメチレン)ト
リアミンおよび1. 3. 6−トリスアミノメチルヘ
キサン等のポリアミン類、トリメチルへキサメチレンジ
アミン、ポリエーテルジアミンおよびジエチルアミノプ
ロビルアミン等のポリメチレンジアミン類、メンセンジ
アミン、イソフオロンジアミン、ビス(4−アミノ−3
−メチルシクロヘキシル)メタンおよびN−アミノエチ
ルピペラジン等の脂環族ポリアミン類等の脂肪族第一ア
ミン、メタフェニレンジアミン、ジアミノフェニルメタ
ン、ジアミノフェニルスルフォンおよび芳香族ジアミン
共融混合物等の芳香族第一アミン類、ポリアミンエポキ
シ樹勇旨アダクト、ポリアミン−エチレンオキシドアダ
クト、ポリアミン−プロピレンオキシドアダクト、シア
ノエチル化ポリアミンおよびケトイミン等の変性アミン
、第三アミンおよび第三アミン等のアミン化合物類、フ
タル酸無水物、トリメリット酸無水物、エチレングリコ
ールビスくアンヒドロトリメリテート)、グリセリント
リス(アンヒドロトリメリテート)、ピロメリット酸無
水物および3. 3’、  4. 4’ −へンゾフエ
ノンテトラカルボン酸無水物等の芳香族酸無水物、マレ
インVi無水物、コハク酸無水物、テトラヒドロフタル
酸無水物、メチルテトラヒドロフタル酸無水物、メチル
ナジック酸無水物、アルケニルコハク酸無水物、ヘキサ
ヒドロフタル酸無水物、メチルへキサヒドロフタル酸無
水物およびメチルシクロヘキセンテトラカルボン酸無水
物等の環状脂肪族酸無水物、ポリアジピン酸無水物、ポ
リアゼライン酸無水物およびポリセバシン酸無水物等の
脂肪族酸無水物、クロレンド酸無水物およびテトラブロ
モ無水フタル酸等のハロゲン化酸無水物等の酸管水物類
、2−メチルイミダゾール、2−エチル−4−メチルイ
ミダゾール、2−ウンデシルイミダゾール、2−ヘプタ
デシルイミダゾール、2−フェニルイミダゾール、1−
ベンジル−2−メチルイミダゾール、l−シアノエチル
−2−メチルイミダゾール、l−シアノエチル−2−エ
チル−4−メチルイミダゾール、1−シアノエチル−2
−ウンデシルイミダゾール、1−シアノエチル−2−ウ
ンデシルイミダゾリウム・トリメリテート、1−シアノ
エチル−2−フェニルイミダゾリウム・トリメリテート
、2−メチルイミダゾリウム・イソシアヌレート、2−
フェニルイミダゾリウム・イソシアヌレート、2.4−
ジアミノ−6−〔2−メチルイミダゾリル−(1)〕−
〕エチルー5−トリアジン2,4−ジアミノ−6−〔2
−エチル−4−メチルイミダゾリル−(1)〕−〕エチ
ルー3−トリアジン2,4−ジアミノ−6−(2−ウン
デシルイミダゾリル−(1)〕−〕エチルー8−トリア
ジン2−フェニル−4−メチル−5−ヒドロキシメチル
イミダゾール、2−フェニル−4,5−ジヒドロキシメ
チルイミダゾール、1−シアノエチル−2−フェニル−
4,5−ジ(シアノエトキシメチル)イミダゾール、1
−ドデシル−2−メチル−3−ベンジルイミダゾリウム
・クロライドおよび1,3−ジベンジル−2−メチルイ
ミダゾリウム・クロライド等のイミダゾール化合物類、
カルボン酸類、フェノール類、第四級アンモニウム塩類
、またはメチロール基含有化合物類等の公知のエポキシ
硬化促進剤が挙げられる。特に好ましくは、ジシアンジ
アミドが挙げられる。
これらのエポキシ熱硬化促進剤は光重合性組成物の固形
分100重量部に対して0.01〜10重量部、特に好
ましくは、0.05〜5重量部使用することができる。
必要に応じて本発明の光硬化性樹脂報成物に用いられる
有機溶剤としては、メチルエチルケトン、シクロヘキサ
ノン等のケトン類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、セロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ
類、カルピトール、ブチルカビトール等のカルピトール
類、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソルブアセテート、
ブチルセロソルブアセテート、カルピトールアセテート
、ブチルカルピトールアセテート等の酢酸エステル類な
どがある。  これらの有81溶剤は光重合性組成物1
00重量部に対して、10〜50重量部、好ましくは、
20−40重量部使用することができ更に、本発明の光
硬化性樹脂組成物に熱重合防止剤、粘着付与剤、密着促
進剤、分散剤、可塑剤光沢剤、着色剤等の補助的添加剤
を配合しても良い。
熱重合防止剤としては、例えば、ハイドロキノン、p−
メトキシフェノール、p−t−ブチルカテコール、2.
6−ジーも一ブチルーp−クレゾール、β−ナフトール
、ピロガロール等の芳香族ヒドロキシ化合物、ベンゾキ
ノン、p−)ルキノン等のキノン類、ナフチルアミン、
ピリジン、p−トルイジン、フェノチアジン等のアミン
類、Nニトロソフェニルヒドロキシルアミンのアルミニ
ウム塩またはアンモニウム塩、フロラニール、ニトロベ
ンゼン等が挙げられる。
粘着付与剤または密着促進剤としては、例えばアルキル
フェノール/ホルムアルデヒドノボラック樹脂、ボロビ
ニルエチルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテル、
ポリビニルブチラール、ポリイソブチレン、スチレン−
ブタジェン共重合体ゴム、ブチルゴム、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、塩化ゴム、アクリル樹脂系粘着剤、
芳香族系、脂肪族系または脂環族系の石油樹脂、シラン
カップリング剤等が挙げられる。
シランカップリング剤としては公知のものを使用できる
が、信越シリコーン(株)より人手可能なKA1003
、KBE1003.KBM1003、KBC1003,
KBM503、KBM303、KBM403、KBM8
03.KBE903゜KBM603.KBM703.K
BE402.KBM602.KBM573及びユニオン
カーバイド社より人手可能なA−175、A−188、
A−1160などが好ましく使用できる。特に好ましく
はKBM403.KBM303である。
分散剤としては、例えばフッ素含有高分子化合物、界面
活性剤、改質レシチン、非シリコン系の長鎖カルボン酸
アミン塩、有機モントモリライ)・などが用いられる。
可塑剤としては、例えばエチレングリコールシフタレー
ト、ジエチレングリコールシフタレート、エチレングリ
コールシカプリン酸エステル、ジエチレングリコールジ
カブリン酸エステル等のグリコールエステル類、ジメチ
ルフタレート、ジエチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、ジオクチルフタレート、ジアリールフタレート、ブ
チルベンジルフタレート等のフタル酸エステル類、トリ
フェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート等の
リン酸エステル類、ジエチルマレート、ジブチルアジペ
ート、クエン酸トリエチル、ラウリル酸エチル等が用い
られる。
また必要に応じて他の着色剤を含有することができる。
着色剤の具体例は酸化チタン、カーボンブラック、酸化
鉄等の無機顔料、メチレンブルークリスタルバイオレッ
トローダミンB、ツクシン、オーラミン、アゾ系染料、
アントラキノン系染料等の有機染料、フタロシアニン系
またはアゾ系有機1lJLNが用いられる。
このようにして得られる本発明の光硬化性樹脂組成物を
用いて保v!塗料や接着剤を形成するに際しては、この
組成物を基板に塗布後、比較的低温て加熱することによ
り乾燥させ表面の粘着性を調整し、次いで得られた塗膜
に紫外線を照射した後で必要に応じてさらに加熱硬化を
行う。
本発明の光硬化性樹脂組成物を基板上に1i布する方法
としては、たとえば、スピンコード法、スプレー法、デ
イツプ法、はけ塗り法、ローラー塗装法、フローコータ
ー法、カーテンコート法、スクリーン印刷法、デイスペ
ンサー塗布法等が挙げられ、特に印刷配線板や薄膜金属
等に塗布するには、スピンコード法、ローラー塗装法、
カーテンコート法、スクリーン印刷法、デイスペンサー
塗布法等が好ましい。本発明の光硬化性樹脂組成物は、
熱および光のいずれを用いても硬化することができ、特
に有機溶剤を含む本発明の光硬化性樹脂組成物を低温で
の光硬化性塗料として用いる時には、光照射する前に、
塗膜を加熱乾燥して塗膜表面の粘着性を低下させる。こ
の際の加熱硬化の条件は、例えば70℃〜120’Cで
5分〜30分である。これ以下では極めてべとつきがあ
り、またこれ以上では基板上の接合すべきデバイスなど
を劣化する危険性がある。このように加熱硬化する結果
、粘着性を適当な程度に調節することができる。
本発明の光硬化性樹脂組成物の光硬化に用いられる露光
光源としては、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、
超高圧水銀灯、キセノンランプ、メタルハライドランプ
およびレーザー光線等が挙げられるが、300nm〜4
00nm付近の紫外線を放射する高圧水銀灯、超高圧水
銀灯またはメタルハライドランプを光凋とした露光装置
を用いることが好ましい。
また、本発明の光硬化性樹脂組成物は、光照剖後、必要
に応じて加熱処理により後硬化することにより、耐熱性
及び耐湿性のより向上した硬化膜とすることもできる。
この際の条件は、例えば、120℃〜170℃で10分
〜60分が好ましい。
これ以下では硬化不十分であり、またこれ以上ではデバ
イスや基板等を劣化させる危険性がある。
露光前の乾燥および光照射後の後硬化における加熱処理
は熱風循環式乾燥炉、遠赤外線乾燥炉なと加熱装置を用
いることができる。
以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に説明するが
、本発明はこの実施例に限定されるものではない。なお
、他にことわりのない限り、 「部」は1重量部」を表
す。
(実施例および比較例) 光重合性樹脂の合成 表−1に示したエポキシ松脂(X部)と不飽和モノカル
ボンM(Y部)に、ベンジルトリエチルアンモニウムク
ロリド(エポキシ基に対して、1モル%)、ハイドロキ
ノン((X十Y)の700ppm)と最終溶液で固形分
が70M量%となるようにカルピトールアセテートを加
え、80℃で12時間撹拌した。
この反応物に、表−1に示した多塩基酸無水物(2部)
を加え、更に80℃で2.5時間撹拌し、光重合性樹脂
液No、1〜No、9を得た。
また、比較のため、多塩基酸無水物を反応させない光重
合性樹脂として、同様にしてNo、10とNo、11 
(エポキシアクリレート)を得た。
表−1部光重合性樹脂(樹脂A) NE NE PA A PA A 5300 5400 5600 クレゾールノボラック型エポキシ樹脂 フェノールノボラック型エポキシ樹脂 ビスフェノールAfflエポキシ樹脂 アクリル酸 テトラヒドロフタル酸無水物 コハク酸無水物 アロニツクス−M5300 (東亜合成化学商品名)ア
ロニツクス−M5400 (東亜合成化学商品名)アロ
ニツクス−M5600 (東亜合成化学商品名)また、
溶剤可溶性エポキシ樹脂として、表−2の構造のものを
用いた。
表−2エポキシ樹脂(樹脂B) 実施例1〜8及び比較例1〜3 塗液の調製 下記の処方により上記の光重合性樹脂を含む成分M+!
成〜Ml+組成、とエポキシ樹脂を含む成分N1組成を
それぞれ個別に混合溶解して調製した。
く成分M I−M++> 光重合性樹脂液〈表−1の樹脂 A−Nol〜N011の固形 分濃度70%溶液) HT イルガキュア907(チバガイ ギー社製の光重合開始剤) セロソルブアセテート エ 成分M朝成合計 〈成分N+> フェノールノボラック型エポキシ 樹脂(表2.樹脂B−Nol) ジペンタエリスリトール ヘキサアクリレート KBM403 (シランカップ ノング剤) セロソルブアセテート チルエチルケ ン 成分N1組成合計 5g 5g 5g 0g 101゜ g g g g g 87゜  03g 次いで得られた成分M1〜M 、 Iのそれぞれと、N
、を−緒に混合し、光硬化樹脂組成物(実施例1〜8お
よび比較例1〜3)を得た。
(実施例9〜10) 表−2に示すエポキシ樹脂(樹脂B−No2とNo3)
を含む下記の処方により成分N 2 MJ成〜成分N3
組成を調製した。
エポキシ樹脂(樹脂B)         7gジペン
タエリスリトール      3.2gへキサアクリレ
ート KBM403(シランカップ    0.5gリング剤
) セロソルブアセテート         5gルエ ル
ケ ン       87.3成分N2又はN3絹成合
計     103g実施例1で調製した成分M1組成
と成分NaMi成〜N3組成を混合し、光硬化性樹脂組
成物(実施例9〜10)を得た。
(比較例4) 次のM + 2 !l[!成と前述のN+組成の混合に
より比較例4の樹脂組成物を得た。
フェノールノボラック型 エポキシ樹脂溜ン夜(表2゜ 樹脂B−Nolの70重量% カルピトールアセテート溶液) IT イルガキュアー907 セロソルブアセテート Oo 2゜ 5g 5g 5g 0g 〈性能評価〉 これらの光硬化性樹脂組成物の性能を以下の方法により
評価した。
■塗膜の形成 超音波を照射しつつ、アルカリ洗浄、酸洗浄、2−プロ
パツール洗浄を行つに後で、水分除去することにより前
処理したソーダガラス板上に各種条件で調製した光硬化
性樹脂組成物をスピンコード法により全面的に塗布し、
熱風循環式乾燥炉中において70℃で10分間乾燥し、
塗膜を得た。
(厚み、2μm±0,2μm)この塗膜を超高圧水銀灯
下、10100O/cm2で紫外線照射した後で、14
0°Cの熱風循環式乾燥炉中で10分間後加熱して、硬
化膜を得た。
■硬化膜の硬度の評価 JIS  K  5401  に準じて、鉛筆引っかき
試験法により硬度を評価した。
■硬化膜の基板への接着性の評価 JIS  K  5400 6−15に準じて、基盤目
試験法により接着性を評価した。
■硬化膜の嗣)3性の評価 60℃で90%RHの空気恒温槽中て1000時間放置
後、■の方法で接着性を評価しk。
実施例1〜10および比較例1〜4の光硬化性樹脂組成
物を用いて得られた硬化膜について評価した結果を表−
3に示す。
表−3より本発明の光硬化性樹脂組成物は光照射により
表面の粘着性が低下し、さらに低温での短時間加熱によ
り優れた硬度を示し、また高湿度下での長時間保存後も
優れたガラスへの接着性を持つことが示された。この原
因は明かではないが硬化後においても膜の透明性が高い
ことから、硬化後の膜の安定性が高いことと関係がある
ように思われる。
(発明の効果) 本発明の光硬化性樹脂組成物は露光により容易に硬化し
てガラス基板への接着性の優れた塗膜を与える。またこ
の接着性は高湿下でも維持されることから、耐湿性が優
れることが示された。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  少なくとも、 (1)ノボラック型エポキシ樹脂と不飽和モノカルボン
    酸及び多塩基酸無水物を順次反応させて得られる分子中
    にエチレン性不飽和二重結合とカルボン酸基を有する光
    重合性樹脂(2)少なくとも1個のエチレン性不飽和二
    重結合を有する光重合性化合物 (3)溶剤可溶性エポキシ樹脂 (4)光ラジカル重合開始剤 を含有することを特徴とする光硬化性樹脂組成物。
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